JP2010515585A - 圧延機及び圧延ロール - Google Patents

圧延機及び圧延ロール Download PDF

Info

Publication number
JP2010515585A
JP2010515585A JP2009546308A JP2009546308A JP2010515585A JP 2010515585 A JP2010515585 A JP 2010515585A JP 2009546308 A JP2009546308 A JP 2009546308A JP 2009546308 A JP2009546308 A JP 2009546308A JP 2010515585 A JP2010515585 A JP 2010515585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling roll
key
rolling
key groove
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009546308A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4983928B2 (ja
Inventor
チャン ヒ チォイ
キル ソン キム
Original Assignee
デグテック エルティーディー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by デグテック エルティーディー filed Critical デグテック エルティーディー
Publication of JP2010515585A publication Critical patent/JP2010515585A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4983928B2 publication Critical patent/JP4983928B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B27/00Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
    • B21B27/02Shape or construction of rolls
    • B21B27/03Sleeved rolls
    • B21B27/035Rolls for bars, rods, rounds, tubes, wire or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B1/00Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B31/00Rolling stand structures; Mounting, adjusting, or interchanging rolls, roll mountings, or stand frames
    • B21B31/02Rolling stand frames or housings; Roll mountings ; Roll chocks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B1/00Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
    • B21B1/16Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling wire rods, bars, merchant bars, rounds wire or material of like small cross-section
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B27/00Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
    • B21B27/02Shape or construction of rolls
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B27/00Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
    • B21B27/02Shape or construction of rolls
    • B21B27/024Rolls for bars, rods, rounds, tubes, wire or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Abstract

【課題】本発明は圧延機及びその圧延ロールに関し、より詳細には、別途に製作された回転軸に結合して回転軸と共に回転しながら圧延加工を行う圧延ロールに関する。
【解決手段】本発明による圧延ロールは、内周面と、外周面と、両側面とを備え、両側面のうち少なくとも一つの側面には前記外周面より前記内周面に隣接して少なくとも一つのキー溝が形成され、前記キー溝は凹曲面形状であり球面または楕円体面の一部である。
【選択図】図7

Description

本発明は、圧延ロール及び圧延機に関し、より詳細には、別途に製作された回転軸に結合して回転軸と共に回転しながら圧延加工を行う圧延ロールとそのような圧延ロールを備える圧延機に関する。
圧延ロールはキーにより結合した回転軸と一体になって共に回転する。
そのような圧延ロールの例が図1〜図3に示されている。この圧延ロール1のキー溝(key way)2は圧延ロールの一側面から他側面まで延びている。
図2及び図3は、回転軸3と結合して圧延工程を遂行中である圧延ロール1の使用状態を示している。圧延ロール1のキー溝2と回転軸3のキー溝4で形成される空洞にキー(key)5が挿入されており、圧延ロール1と回転軸3は一体に回転しながら被圧延材7を圧延加工する。
矢印6、8は、圧延ロール1のキー溝2に作用する応力を示している。図2に示すように、回転軸3が回転をすれば、キー5がキー溝2の前端部を押して圧延ロール1を回転軸3と共に回転させる。このため、キー溝2の前端部には圧縮応力6が作用する。キー5が被圧延材7に接近すれば被圧延材7の変形抵抗がキー5の進行(即ち、圧延ロールの回転)を妨害する方向に作用するため、キー溝2前端部の圧縮応力6は増加する。
一方、図3に示すように、圧延ロール1が回転しながらキー溝2が被圧延材7から遠くなる時は、キー溝2の前端部は依然として圧縮応力6を受けるが、キー溝2の後端部は引張応力8を受ける。特に、圧延ロール1と被圧延材7との間の摩擦力がキー5の進行を妨害する方向に作用するため、キー溝2の後端部は大きい引張応力8を受けるようになる。従って、圧延ロールには引張強度が高い炭素鋼(steel)などの金属材料が主に用いられる。
一方、被圧延材と接触する圧延ロールのロール表面には圧縮応力と熱応力が反復的に作用する。これによって圧延ロールの表面が摩耗したり疲労亀裂で破損されると、圧延表面の品質が大きく低下し、修理や交換のために圧延工程が中断されるようになる。これを防止するためには圧延ロールは耐摩耗性、耐熱性、耐疲労性が大きいことが要求される。
タングステンカーバイド(WC)を含む超硬合金(cemented tungsten carbide;CTC)は、耐摩耗性と高温での機械的性質に非常に優れるため、超硬合金で製造された圧延ロールを用いれば、炭素鋼などで製造された金属ロールに比べて、圧延製品の表面品質を高めることができ、また圧延速度を向上させることができる。超硬合金圧延ロールは熱間圧延による線材または鉄筋の生産などに用いられている。しかし、超硬合金圧延ロールは圧縮応力には非常に強いが引張応力には脆弱である。従って、図1〜図3に示す形状のキー結合構造が適用される、超硬合金圧延ロールと回転軸が圧延工程に用いられれば、キー溝で発生する大きい引張応力のため、超硬合金圧延ロールが破損しやすくなるという問題がある。
このような理由で、図4に示すように、キー溝を全く備えない超硬合金圧延ロール11が用いられている。このような構造の超硬合金圧延ロール11は両側面がボルト(図5参照)や油圧装置により軸方向加圧され、圧延ロール11と回転軸との間の摩擦力で回転軸の回転力が伝達される。超硬合金圧延ロール11の場合、回転軸と超硬合金圧延ロール11との間の摩擦力だけで回転力が伝達される。そうして、大きい回転力が回転軸に加えられれば、圧延ロール11と回転軸との間ですべり(slip)が発生し、回転力が十分に伝達できないという問題がある。超硬合金圧延ロールはそのような理由で回転トルクが約1000kgf・m以上の場合には適用するのは難しい。
一方、日本特許出願公開昭59−21415号には図6のように側面にキー溝が形成されたセラミック圧延ロール21が開示されている。セラミック圧延ロール21には側面に径方向に直線状キー溝22が形成されており、金属回転軸23にはキー溝22に結合する直線状突出部24が形成されている。セラミック圧延ロール21と回転軸23との間の回転力伝達がキー溝22と突出部24との広い接触面を通じてなされるため、そのような圧延ロールが始動する時に作用する衝撃力が低減される。しかし、圧延ロール21の側面にキー溝が径方向に長く形成され、圧延ロール21の外周面にも半円形状の凹部が生じるようになるので、外周面の一部を圧延に用いることができなくなり、それによって圧延ロールをさらに大きく製造しなければならず、製造費用も増加するという問題がある。また、製造公差によって2対のキー溝とキーの結合の中で特定の1対のキー溝とキーとの結合のみが主に接触するようになり、その1対のキー溝とキーとの間でのみ応力が集中的に作用するようになって圧延ロールが割れやすくなるという問題がある。
本発明は、このような従来技術の問題を解決するためのものであって、回転軸とのキー結合に用いられるキー溝に作用する引張応力が小さな圧延ロールと、そのような圧延ロールを有する圧延機を提供することを目的とする。
また、本発明は、回転軸との間で大きい回転トルクの伝達が可能な超硬合金またはセラミック圧延ロールと、そのような圧延ロールを有する圧延機を提供することを目的とする。
また、本発明は、キー溝に応力が均等に分散する圧延ロールとそのような圧延ロールを有する圧延機を提供することを目的とする。
本発明は、この他にも以下の説明から自明な他の目的も有している。
前記のような目的を達成するために、本発明の圧延ロールは、内周面と、外周面と、両側面と、両側面のうち少なくとも一つの側面に形成された少なくとも一つのキー溝とを備える。少なくとも一つのキー溝は前記外周面より前記内周面に隣接して形成され、凹曲面形状である。好ましくは、前記凹曲面は球面または楕円体面の一部である。
本発明の圧延ロールは好ましくは超硬合金で製造される。
本発明の圧延機は、圧延ロールと、回転軸と、前記圧延ロールと回転軸を一体に結合させる少なくとも一つのキーとを備える。前記圧延ロールは、内周面と、外周面と、両側面とを有するシリンダ形状になっている。両側面のうち少なくとも一つの側面には少なくとも一つのキー溝が形成され、前記キー溝は凹曲面形状であり、前記回転軸は圧延ロールのキー溝に対応するキー溝を有し、前記キーは前記圧延ロールのキー溝と前記回転軸のキー溝で形成される空洞に収容される。前記キーの体積は前記空洞の体積より大きい。前記キーは好ましくは前記圧延ロールのキー溝表面より硬度が小さい。
本発明によれば、圧延ロールのキー溝に応力が均一に作用し、特に、作用する引張応力が顕著に少なくなって引張応力の集中が解消される。従って、超硬合金またはセラミックからなる圧延ロールの寿命が増加し、超硬合金またはセラミック圧延ロールの作業回転トルクが増大し、圧延速度が増大して圧延製品の表面状態が向上する。
また、本発明によれば、キーが圧延ロールのキー溝と比較して硬度が低く体積が大きいので、キーが圧延ロールのキー溝内で押されながら変形を引き起こしてキーとキー溝が十分に接触するようになる。従って、キーとキー溝との間の特定部分への応力集中が予防される。また、複数のキーを用いても、ある特定の一つのキーとキー溝との間に応力が集中せず、複数のキーとキー溝全体に応力が均等に分散する。
従来の圧延ロールの斜視図である。 図1の圧延ロールの使用状態図である。 図2の状態からキーの位置が前進移動した状態を示した使用状態図である。 従来の超硬合金圧延ロールの斜視図である。 図4の超硬合金圧延ロールの軸方向加圧装置の斜視図である。 従来の他のセラミック圧延ロールの斜視図である。 本発明の第1の実施例による圧延ロールの斜視図である。 本発明の第2の実施例による圧延ロールの斜視図である。 本発明の第3の実施例による圧延ロールの側面図である。 図9の圧延ロールの部分拡大図であって、キーを共に示した図面である。 図9の圧延ロールと、複数のキーと、回転軸を備える圧延機の分解図である。 本発明の圧延ロールの内周面の接線方向に沿うキー溝の断面図である。 本発明の圧延ロールの内周面の接線方向に沿う他のキー溝の断面図である。 図1の圧延ロールの部分拡大図である。 図14の圧延ロールの応力分布図である。 凹んだシリンダ形状のキー溝が形成された圧延ロールの部分拡大図である。 図16の圧延ロールの応力分布図である。 本発明の第2の実施例による圧延ロールの部分拡大図である。 図18の圧延ロールの応力分布図である。
図7には、本発明の第1の実施例による圧延ロール31が示されている。圧延ロール31は内周面36と、外周面38と、両側面34を有するシリンダ形状であり、前記両側面34には複数のキー溝32が形成されている。前記キー溝32は凹曲面形状になっている。本発明と関連して“凹曲面形状”というのは、面の接線方向が急激に変わらないで滑らかに連続的に変わる凹部を指す。好ましくは、前記凹曲面のキー溝32は球面または楕円体面の一部の形状からなっている。
一般に圧延ロールは、反復使用時に圧延効率を高めるために圧延ロールの外周面を再研磨して用いられる。この時、圧延ロールが数回再研磨されてもキー溝32が圧延ロール31の外周面38に現れないようにするために、キー溝32は圧延ロール31の外周面38より内周面36に隣接して配置されている。
図8には、本発明の第2の実施例による圧延ロール41が示されている。本発明の第2の実施例による圧延ロール41においてはキー溝42が圧延ロール41の内周面46に開放された形態で形成されている。キー溝42は、圧延ロール41の内周面46に開放された第1の部分42aと、前記第1の部分42aの半径方向に外周面に続いて配置された第2の部分42bとを備える。圧延ロール41の内周面46の接線方向に沿うキー溝42の断面は球面または楕円体面の一部の形状である。
図9は、本発明の第3の実施例による圧延ロール51を示す。圧延ロール51は側面に三つのキー溝52を備える。前記三つのキー溝52は互いに一定の間隔(120゜)で離れて配置されている。圧延ロールのキー溝の個数は回転トルクの大きさに応じて異にすることができる。
図10は、本発明による圧延ロール51の部分拡大図であって、キーを共に示したものである。圧延ロール51のキー溝52にはキー55が嵌められる。キー55は、圧延ロール51のキー溝52に挿入される部分と回転軸のキー溝54(図3)に挿入される部分とからなっている。キー溝52に挿入される部分はキー溝52より若干大きい大きさであり、キー溝52の凹部の形状に対応する形状を有する。好ましくは、キー溝52の凹部に対応するキー55の形状はキー溝52の凹部の形状と最大限類似しなければならない。
図11は、図9の圧延ロール51と、複数のキー55と、回転軸53とを備える圧延機の分解図である。回転軸53にも側面に三つのキー溝54が形成されている。キー55は前記圧延ロール51のキー溝52と前記回転軸53のキー溝54とで形成される空洞(cavity)に収容され、前記キー55の体積は前記空洞の体積より大きい。回転軸53のキー溝54には圧延ロール51のキー溝52から突出したキー55の部分が挿入される。
キー55は、圧延ロール51のキー溝52より硬度が低い。キー55の硬度が圧延ロール51より低いため、キー55がキー溝52に押し込まれて結合される時にキー55はキー溝52の形状に応じて適切に変形されてキー溝52を埋める。従って、回転軸53と圧延ロール51との間で回転トルクが伝達される時にも、キー55はキー溝52内で一方へかたよらず、キー溝52のほぼ全面で接触を維持するので、回転軸53は圧延ロール51と一体に作動することができる。また、圧延工程中に発生する応力は全てのキーとキー溝との間に均等に分散する。従って、キーとそれに対応するキー溝との間の特定部分にまたは特定のキーとそれに対応するキー溝との間に応力が集中するのを防止できる。
好ましくは、キー55の硬度は、HRC40を超えない。キーの硬度がHRC40を超えれば、キー55が圧延ロール51のキー溝52内で変形を引き起こすのが難しく、それによってキー55とキー溝52との間の接触面積を増加させることができないため、応力集中を防止する効果を期待するのが難しい。
図12及び図13は、本発明による圧延ロールのキー溝を圧延ロールの内周面の接線方向(線X−X)に切ったキー溝の断面を示す。図12は、円弧状であるキー溝の断面を示す。前記キー溝は幅(A)、深さ(B)、曲率半径(C)で定義できる。好ましくは、キー溝42の幅(A)は12〜36mmであり、深さ(B)は2〜6mmであり、曲率半径(R)は10〜30mmである。さらに好ましくは、キー溝42の幅(A)は21mmであり、深さ(B)は3mmであり、曲率半径(R)は20mmである。
図13に示すように、本発明による圧延ロールのキー溝の断面は楕円形状の一部であることも有り得る。前記キー溝は長幅(W)と、短幅(S)と、深さ(d)で定義できる。好ましくは、長幅(W)は15〜45mmであり、短幅(S)は5〜20mmであり、深さ(d)は2〜6mmである。例えば、キー溝52の長幅(W)は28mmであり、短幅(S)は11mmであり、深さ(d)は3mmである。キー溝52は曲面上の位置に応じて11〜36mmの範囲内の多様な曲率半径長さを有する。
本発明の発明者は、本発明によるキー溝がキーが圧延工程中で図3の位置にある時に従来の圧延ロールの他のキー溝形状と比較して応力分布を顕著に改善させることを確認した。図14〜図19は本発明によるキー溝形状と異なるキー溝形状とを有する、小型にモデリングした圧延ロールのそれぞれの形状及び引張応力分布を示す。各応力分布はキー溝の形状のみを異にし、圧延ロールの大きさ及び材質、回転軸の回転トルクなどのその他の全ての条件を同一にして測定される。図14〜図19に表示された応力の数値は単に相対的な値である。
図14は、従来の圧延ロールのキー溝の形状を示したものであって、図15は、図14の圧延ロールのキー溝周辺に作用する応力分布を示したものである。図15に示すように、引張応力が集中して引張応力が300Mpa以上と高い部位がキー溝の後端部の側面に広く分布している。
図16は、平らな底面部102と底面部102に垂直な側面部104を有するキー溝を備えた圧延ロールを示したものであって、図17は図16の圧延ロールのキー溝周辺に作用する応力分布を示したものである。図17に示すように、引張応力が集中して引張応力が300Mpa以上に高い部位がキー溝の側面部104に広く分布している。
図18は、本発明の第2の実施例による圧延ロールを示したものであって、図19は図18の圧延ロールのキー溝の周辺に作用する応力分布を示したものである。図19に示すように、本発明によれば、引張応力が過度に集中する部分がなく、全体的に応力が均等に分布している。特に、本発明はキー溝周辺に作用する引張応力を顕著に減少させるので、超硬合金材またはセラミック材圧延ロールにも容易に適用できる。
本発明を添付図面に示された実施例と関連して説明したが、これは例示的なものであって、本発明は多様な形態で具現できる。

Claims (9)

  1. 内周面と、外周面と、両側面とを備え、
    前記両側面のうち少なくとも一つの側面には前記外周面より前記内周面に隣接して少なくとも一つのキー溝が形成され、
    前記キー溝は凹曲面形状である、
    圧延ロール。
  2. 前記圧延ロールは、超硬合金からなる、請求項1に記載の圧延ロール。
  3. 前記凹曲面は、球面の一部である、請求項1または2に記載の圧延ロール。
  4. 前記キー溝の幅は、12〜36mmであり、深さは2〜6mmであり、曲率半径は10〜30mmである、請求項3に記載の圧延ロール。
  5. 前記凹曲面は楕円体面の一部である、請求項1または2に記載の圧延ロール。
  6. 前記キー溝の長幅は15〜45mmであり、深さは2〜6mmである、請求項5に記載の圧延ロール。
  7. 圧延ロールと、回転軸と、前記圧延ロールと回転軸を一体に結合させる少なくとも一つのキーとを備え、
    前記圧延ロールは内周面と、外周面と、両側面と、前記両側面のうち少なくとも一つの側面に前記外周面より前記内周面に隣接するように形成されて凹曲面形状の少なくとも一つのキー溝とを有し、
    前記回転軸は前記圧延ロールのキー溝に対応する少なくとも一つのキー溝を有し、
    前記キーは前記圧延ロールのキー溝と前記回転軸のキー溝とで形成される空洞に収容され、前記キーの体積は前記空洞の体積より大きい、
    圧延機。
  8. 前記キーは、前記圧延ロールのキー溝表面より硬度が小さい、請求項7に記載の圧延機。
  9. 前記圧延ロールは、超硬合金からなっており、前記キーの硬度はHRC40以下である、請求項8に記載の圧延機。
JP2009546308A 2007-01-17 2007-01-17 圧延機及び圧延ロール Active JP4983928B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/KR2007/000282 WO2007148864A1 (en) 2007-01-17 2007-01-17 Rolling mill and roll thereof

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010515585A true JP2010515585A (ja) 2010-05-13
JP4983928B2 JP4983928B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=38833581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009546308A Active JP4983928B2 (ja) 2007-01-17 2007-01-17 圧延機及び圧延ロール

Country Status (7)

Country Link
US (1) US8713983B2 (ja)
EP (1) EP2117739B1 (ja)
JP (1) JP4983928B2 (ja)
KR (1) KR101093379B1 (ja)
CN (1) CN101657276B (ja)
BR (1) BRPI0721028B1 (ja)
WO (1) WO2007148864A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101518004B1 (ko) * 2014-02-04 2015-05-06 (주) 한양테크 균일한 하중 분포를 갖는 압연기

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITTV20130084A1 (it) * 2013-05-30 2014-12-01 Pert S R L Con Unico Socio Rullo per la laminazione a caldo di vergelle ed affini e macchina per la laminazione a caldo di vergelle ed affini provvista di tale rullo
WO2015019648A1 (ja) * 2013-08-05 2015-02-12 リンテック株式会社 外光利用型表示体

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS489632Y1 (ja) * 1970-09-09 1973-03-14
JPS5921415A (ja) * 1982-07-26 1984-02-03 Sumitomo Electric Ind Ltd 圧延ロ−ル
JPH1133691A (ja) * 1997-07-10 1999-02-09 Sumitomo Electric Ind Ltd 複合スリーブ、その製造方法及び同スリーブを用いた圧延ロール
JPH1171628A (ja) * 1997-06-27 1999-03-16 Mitsubishi Materials Corp 耐熱衝撃性のすぐれた複合圧延ロール
JPH11277112A (ja) * 1998-01-28 1999-10-12 Mitsubishi Materials Corp 圧延ロ―ル
JP2000288609A (ja) * 1999-04-08 2000-10-17 Mitsubishi Materials Corp 圧延ロール
JP2001087806A (ja) * 1999-09-21 2001-04-03 Hitachi Metals Ltd 圧延用組立式スリーブロール

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4218907A (en) * 1979-01-31 1980-08-26 Kennecott Copper Corporation Rolling mill bearing assembly
JPS5910405A (ja) 1982-07-08 1984-01-19 Sumitomo Electric Ind Ltd 圧延ロ−ル
US4580224A (en) * 1983-08-10 1986-04-01 E. W. Bliss Company, Inc. Method and system for generating an eccentricity compensation signal for gauge control of position control of a rolling mill
EP0170016B1 (de) * 1984-07-05 1988-12-07 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zur Kompensation des Einflusses von Walzenexzentrizitäten
US4615639A (en) * 1984-11-23 1986-10-07 The Falk Corporation Key and key joint
DE3935434A1 (de) * 1989-10-25 1991-05-02 Schloemann Siemag Ag Verfahren zur kompensation von durch walzenexzentrizitaeten verursachten stoerungen
US5171520A (en) * 1990-09-04 1992-12-15 Combustion Engineering, Inc. Wear resistant coating for fuel cladding
KR200205987Y1 (ko) * 1996-08-05 2000-12-01 이구택 선재 디스크롤
DE19827861A1 (de) 1997-06-27 1999-01-07 Mitsubishi Materials Corp Verbundwalze mit hervorragender Beständigkeit gegen Thermoschock
CN2322709Y (zh) * 1997-12-23 1999-06-09 胡锡增 一种复合轧辊
US5906130A (en) * 1998-07-07 1999-05-25 Cbs Corporation Quick change pilger die and assembly of same with rollstand arbor
CN1443608A (zh) 2002-03-12 2003-09-24 中南大学 热装辊套式组合轧辊
CA2569733C (en) 2005-04-14 2010-08-03 Sumitomo Electric Hardmetal Corp. Cubic boron nitride sintered body and cutting tool

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS489632Y1 (ja) * 1970-09-09 1973-03-14
JPS5921415A (ja) * 1982-07-26 1984-02-03 Sumitomo Electric Ind Ltd 圧延ロ−ル
JPH1171628A (ja) * 1997-06-27 1999-03-16 Mitsubishi Materials Corp 耐熱衝撃性のすぐれた複合圧延ロール
JPH1133691A (ja) * 1997-07-10 1999-02-09 Sumitomo Electric Ind Ltd 複合スリーブ、その製造方法及び同スリーブを用いた圧延ロール
JPH11277112A (ja) * 1998-01-28 1999-10-12 Mitsubishi Materials Corp 圧延ロ―ル
JP2000288609A (ja) * 1999-04-08 2000-10-17 Mitsubishi Materials Corp 圧延ロール
JP2001087806A (ja) * 1999-09-21 2001-04-03 Hitachi Metals Ltd 圧延用組立式スリーブロール

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101518004B1 (ko) * 2014-02-04 2015-05-06 (주) 한양테크 균일한 하중 분포를 갖는 압연기

Also Published As

Publication number Publication date
WO2007148864A1 (en) 2007-12-27
US20100024507A1 (en) 2010-02-04
EP2117739A1 (en) 2009-11-18
EP2117739B1 (en) 2014-06-25
EP2117739A4 (en) 2013-04-10
CN101657276B (zh) 2012-12-26
BRPI0721028A2 (pt) 2013-01-29
JP4983928B2 (ja) 2012-07-25
CN101657276A (zh) 2010-02-24
BRPI0721028B1 (pt) 2020-01-28
KR20100004918A (ko) 2010-01-13
US8713983B2 (en) 2014-05-06
KR101093379B1 (ko) 2011-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4983928B2 (ja) 圧延機及び圧延ロール
KR101194208B1 (ko) 롤, 롤 링 및 롤의 제조 방법
KR20110128864A (ko) 구동 섀프트 및 롤러 링을 포함하는 롤러, 뿐만 아니라 이러한 롤러의 조립 방법
JP4923597B2 (ja) 円筒状軸製品の成形方法および成形金型
JP3649361B2 (ja) 超硬合金製複合ロール
JP2008544857A (ja) 圧延機用バックアップロール
JP5659530B2 (ja) 圧延ロールおよび圧延ロールの再利用方法
JPH10501476A (ja) 嵌合可能なスクリュー要素を備えたスクリュー機械
JP3780839B2 (ja) 鋼片の熱間鍛造方法
JP2593529B2 (ja) 複合ロール
JP4767622B2 (ja) 連続鋳造用ロール及びその製造方法
US1062170A (en) Roll.
JP3125181B2 (ja) 連続鋳造用ロール
CN104001722A (zh) 热轧轧辊
JP4427786B2 (ja) 板圧延用超硬合金製複合ロール
JP2002224715A (ja) 厚鋼板の圧延方法
JPH0243522Y2 (ja)
JP4207138B2 (ja) 超硬合金を用いた組立式圧延ロール
JP5057416B2 (ja) 焼鈍用スリーブロール
JP4352231B2 (ja) アウターレースの製造方法
JP2007010028A (ja) トリポード型等速自在継手
FR2766748A1 (fr) Procede de fabrication d'une pluralite de pieces metalliques par rupture fragile d'une preebauche d'une pluralite de pieces
RU2341343C1 (ru) Валок листопрокатного стана
KR20040081980A (ko) 선재압연용 디스크롤
Rozenberg et al. Manufacture of tips for diamond burnishing and dressing probes for abrasive wheels with a diamond composition thermal material AKTM®

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4983928

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250