JP2010514471A5 - - Google Patents

Description

本出願では、被覆体がセルフシール材料からなり、硬化の開始に有効な量の化学開始剤を硬化性材料に注入することによって硬化が開始される実施形態も企図される。
それぞれの実施形態において、光、電気、または他のタイプのエネルギーを送出しても、リード１２９１、１２９２、または１２９６を装置に接続して硬化を開始させることができ、次いで、比較的大きい外科的に作成された開口、または最小限の侵襲的処置で使用するのに適した内視鏡機器もしくは放射線によって案内される機器を使用して１つもしくは複数の比較的小さい開口を通して、装置を生体内の部位に挿入することができる。

Claims (17)

1. 骨アンカー装置において、
   生体適合性の被覆体を含む軸部と、
   前記被覆体内に収容され且つ密封され、非剛性形態を有する硬化性材料と、
   前記硬化性材料がバルーンの外側に存在するように、前記被覆体内に収容された加圧可能なバルーンとを備え、
   前記骨アンカー装置が患者の体内に移植する前およびその間は変形可能であり、
   前記硬化性材料を硬化させるのに有効な開始エネルギーの量を前記硬化性材料に与えた後に、前記硬化性材料が剛性形態に変化可能であり、
   前記エネルギーを与えた後、かつ前記剛性形態に完全に変化する前に、前記硬化性材料が少なくとも１分の加工時間を示し、
   骨部分内に予め形成された空洞内に前記軸部が配置された後に、加圧流体が前記バルーン内に導入されて前記バルーンが加圧されると、外向きの圧力が前記硬化性材料及び前記被覆体に加えられ、前記軸部が前記空洞の形状に一致され、前記硬化性材料の硬化によって、前記骨アンカー装置が前記骨部分に係合される、骨アンカー装置。
2. 前記骨アンカー装置が滅菌される、請求項１に記載の骨アンカー装置。
3. 前記骨アンカー装置はパッケージをさらに含み、前記骨アンカー装置が前記パッケージ内に収容される、請求項１に記載の骨アンカー装置。
4. 前記骨アンカー装置および前記パッケージが滅菌される、請求項３に記載の骨アンカー装置。
5. 前記骨アンカー装置は、前記開始エネルギーを与えた後、前記骨アンカー装置が前記剛性形態に完全に変化する前に１分から６０分の加工時間を有する、請求項１に記載の骨アンカー装置。
6. 前記骨アンカー装置は、前記開始エネルギーを与えた後、前記骨アンカー装置が前記剛性形態に完全に変化する前に少なくとも２分の加工時間を有する、請求項１に記載の骨アンカー装置。
7. 前記材料が単一成分のエポキシを含む、請求項１に記載の骨アンカー装置。
8. 前記開始エネルギーが、電磁放射、熱エネルギー、電気エネルギー、化学エネルギー、および機械的エネルギーからなるグループから選択される、請求項１に記載の骨アンカー装置。
9. 前記電磁放射が、可視光、紫外光、赤外光、γ放射、Ｘ線放射、および高周波からなるグループから選択される、請求項８に記載の骨アンカー装置。
10. 前記被覆体が、前記被覆体を通して前記開始エネルギーを送るように構成される、請求項１に記載の骨アンカー装置。
11. 前記被覆体がセルフシール材料からなり、前記開始が硬化の開始に有効な化学開始剤の量を前記硬化性材料へ注入することを含む、請求項１に記載の骨アンカー装置。
12. 前記硬化が温度２０℃から７０℃で行われる、請求項１に記載の骨アンカー装置。
13. 前記被覆体が、ポリエチレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、シリコーン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリアクリレート、ポリ乳酸、およびポリグリコライドからなるグループから選択される材料を含む、請求項１に記載の骨アンカー装置。
14. 前記被覆体が生体吸収性材料を含む、請求項１に記載の骨アンカー装置。
15. 前記骨アンカー装置は、前記被覆体内に含まれた補強部材をさらに含み、前記補強部材は、硬化後に追加の強度を提供する、請求項１に記載の骨アンカー装置。
16. 前記補強部材がマトリクス材料を含む、請求項１５に記載の骨アンカー装置。
17. 前記マトリクス材料が炭素繊維を含む、請求項１６に記載の骨アンカー装置。