JP2010513839A5 - - Google Patents

Description

代替的な実施例では、ストラット７は、シール４の分岐である場合がある。当該実施例は、このような熱交換器１を組み立て及び製造するための作業を容易にする。

図３に表わすように、当該実施例におけるストラット７は、シール４の分岐であり、リンク部分９によって前記シールに接続されている。さらに、ストラット７の厚さＥは、シール４の厚さｅよりも大きい。このようにして、プレート１０，１１がフレーム６内において互いに対向して位置決めされた場合には、最初に、ストラット７の上面２７が上部プレート１１と接触するようになっている。例えば、厚さＥが６．２ｍｍであるストラットと組み合わせて、厚さｅが６ｍｍであるシールが利用される。

他の代替的な実施例では、図４に表わすように、上面２７及び下面３７は、圧縮前には、凸状の曲面を形成している。当該実施例において、締め付けられた場合には、ストラット７と隣り合うプレート１１との接触は、その接５触領域が面に達するまで線接触である。しかしながら、ガイドレール近傍における、このような線接触によってこそ、確実にプレート同士が互いに対して平行に位置決め可能とされる。

Claims (9)

1. 液体が、２つの隣り合うプレートから成る組それぞれの間に取り付けられたシール（４）を介して、前記プレート同士の間において交互に流れるようになっている、回路（２，３）を形成している一連の前記プレート（１０）を備えている熱交換器（１）であって、 前記プレートそれぞれが、フレーム（６）の内側に前記プレート（１０）それぞれを案内するために、前記プレートの少なくとも１つの端部に形成された少なくとも１つの案内切片（５）を含んでいる前記熱交換器において、
   前記熱交換器は、２つの隣り合う前記プレートから成る組それぞれの間において、且つ、前記案内切片（５）の近傍において圧縮されることによって、２つの隣り合う前記プレート（１０，１１）と接触するようになる少なくとも１つのストラット（７）を含み、
   前記ストラット（７，１７）それぞれの厚さが、圧縮前において、前記シールの厚さ以上であり、
   前記シールは、前記シールの上面が尖った断面形状を有する点において、前記シールと前記ストラットとは、異なる断面形状を有することを特徴とする熱交換器。
2. 前記ストラットそれぞれが、前記ストラットが接触する前記プレートのうち一のプレートに形成された溝（８）内に挿入されることを特徴とする請求項１に記載の熱交換器。
3. 前記ストラット（７，１７）それぞれが、矩形状断面を有する略平行六面体の形態とされることを特徴とする請求項１に記載の熱交換器。
4. 前記ストラット（７，１７）それぞれの圧縮性が、前記シール（４）の圧縮性よりも高いことを特徴とする請求項１に記載の熱交換器。
5. 前記ストラット（７）それぞれが、前記シール（４）の分岐であることを特徴とする請求項１に記載の熱交換器。
6. 前記熱交換器が、前記シール（４）それぞれと前記ストラット（７）それぞれとの間にリンク部分（９）を備えていることを特徴とする請求項５に記載の熱交換器。
7. 前記ストラット（１７）それぞれが、前記シールから分離していることを特徴とする請求項１に記載の熱交換器。
8. 前記ストラット（７，１７）及び前記シール（４）は、単一の材料から作り出されることを特徴とする請求項５又は７に記載の熱交換器。
9. 前記ストラット（７，１７）及び前記シール（４）が、２つの異なる材料から作り出されることを特徴とする請求項５又は７に記載の熱交換器。