JP2670224B2 - プレート式熱交換器用ガスケット - Google Patents

プレート式熱交換器用ガスケット

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JP2670224B2 JP4427193A JP4427193A JP2670224B2 JP 2670224 B2 JP2670224 B2 JP 2670224B2 JP 4427193 A JP4427193 A JP 4427193A JP 4427193 A JP4427193 A JP 4427193A JP 2670224 B2 JP2670224 B2 JP 2670224B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレート式熱交換器用
のガスケットに関し、詳しくは、伝熱プレートの流体流
路をシールするガスケット本体部に、伝熱プレートの流
体通路孔をシールする通路孔ガスケット部を一体に設け
たガスケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、プレート式熱交換器は、図12
(a)(b)に示すような伝熱面(1)(1’)の四隅
に流体通路孔(2)(2’)を有する長方形状をした複
数枚の伝熱プレート(3)(3’)を、伝熱プレート
(3)(3’)のガスケット溝(4)(4’)に装着さ
れたガスケット(5)(5’)を介して交互に積層し
て、異種の熱媒体が流れる第1流路(6)と第2流路
(7)とを交互に配置したもので、伝熱プレート(3)
(3’)の流体流路(6)(7)は、ガスケット(5)
(5’)のガスケット本体部(8)(8’)でシールさ
れていると共に、伝熱プレート(3)(3’)の一側縁
両端隅部の所定の流体通路孔(2)(2’)は、通路孔
ガスケット部(9)(9’)でシールされており、所定
の流体通路孔(2)(2’)と第1流路(6)もしくは
第2流路(7)との間を、ガスケット本体部(8)
(8’)の通路孔側シール部(10)(10’)と通路孔ガ
スケット部(9)(9’)の流路側シール部(11)(1
1’)とによって2重シール構造とし、この通路孔側シ
ール部(10)(10’)と流路側シール部(11)(11’)
との間に、大気に開放した大気開放空間部(12)(1
2’)を夫々形成し、かつ、大気開放空間部(12)(1
2’)の両側に、ガスケット(5)(5’)の開放空間
シール部(13)(13)及び(13’)(13’)と漏洩流体
排出孔(14)(14’)を設けてある。尚、伝熱プレート
(3)(3’)に装着されるガスケットは同一構成であ
るので、以下には、伝熱プレート(3)に装着されるガ
スケット(5)について説明し、伝熱プレート(3’)
に装着されるガスケット(5’)については説明を省略
する。
【0003】ところで、上記伝熱プレート(3)に装着
されるガスケットのうち、図12及び図13に示す第1の従
来例に係るガスケット(5)は、ガスケット本体部
(8)と通路孔ガスケット部(9)とを分離し、開放空
間シール部(13)(13)を、ガスケット本体部(8)及
び通路孔ガスケット部(9)に夫々対向させて突設した
シール片(15)で構成し、この対向するシール片(15)
間に上記流体排出孔(14)(14)を形成してある。
【0004】また、図14及び図15に示すような第2の従
来例に係るガスケット(5)は、ガスケット本体部
(8)と通路孔ガスケット部(9)とを、伝熱プレート
(3)の大気開放空間部(12)をシールする開放空間シ
ール部(17)(17)で一体に連結し、この開放空間シー
ル部(17)(17)の略中央部を切欠形成して流体排出孔
(18)を設けたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来例に係るガ
スケット(5)は、図12及び図13に示すように、ガスケ
ット本体部(8)と2個の通路孔ガスケット部(9)
(9)とで分離構成されているため、ガスケットの部品
管理が煩雑である。また、上記伝熱プレート(3)にガ
スケット(5)を装着する際、ガスケット本体部(8)
及び通路孔ガスケット部(9)の表裏を間違いやすく、
ガスケットの装着に時間がかかって、装着作業の作業性
がきわめて悪いという問題があった。
【0006】また、第2の従来例に係るガスケット
(5)は、図14及び図15に示すように、ガスケット本体
部(8)と通路孔ガスケット部(9)とを一体形成して
あるので、部品管理は容易である。
【0007】ところが、この第2の従来例によれば、仮
に、ガスケット本体部(8)の通路孔側シール部(10)
より流体が漏洩した場合、上記流体排出孔(18)の開口
断面積が小さいと、漏洩流体の外部への排出能力が低下
し、このため通路孔ガスケット部(9)の流路側シール
部(11)に漏洩流体の圧力が作用して、この漏洩流体が
流路側シール部(11)を介して流体通路孔(2)に浸入
することがある。また、上記漏洩流体排出孔(18)の排
出機能が低下すれば、漏洩流体の大気開放空間部(12)
内の残留量が多くなり、残留漏洩流体の濃縮により伝熱
プレート(3)が腐食するという問題があった。
【0008】そこで、漏洩流体の排出機能を向上させる
には、漏洩流体排出孔(18)の開口断面積を大きくする
ことが考えられる。この開口断面積を大きくする方法に
は2つの方法がある。第1の方法は、流体排出孔(18)
の幅寸法Wを広くして開口断面積を大きくすることであ
る。このように流体排出孔(18)の幅寸法を広くする
と、複数枚の伝熱プレートの締付時、開放空間シール部
(17)(17)の締付部位が少なくなり、このため隣接プ
レートのガスケット溝(4)の裏面を支持できない距離
が長くなり、シール性能が低下する。
【0009】第2の方法は、上記流体排出孔(18)の深
さDを大きくすることである。この流体排出孔(18)の
深さDを大きくすると、開放空間シール部(17)(17)
の排出孔形成部位(19)の厚みが薄くなり、ガスケット
本体部(8)と通路孔ガスケット部(9)との接続強度
が低下し、ガスケット(5)の生産時、あるいは伝熱プ
レート(3)への装着時等に、ガスケット本体部(8)
と通路孔ガスケット部(9)とが排出孔形成部位(19)
から切断し易くなり、ガスケット(5)の取扱いに細心
の注意を要すると共に、製品の歩留りが悪くなるという
問題があった。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑み提案されたも
ので、ガスケット本体部と通路孔ガスケット部との接続
強度が高く、しかも漏洩流体を外部に確実に排出するこ
との出来るプレート式熱交換器用ガスケットを提供する
ことを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、流体流路を形成する伝熱面の四隅に流体
通路孔を設けた伝熱プレートに装着され、かつ、流体流
路と流体通路孔を夫々シールするガスケット本体部と通
路孔ガスケット部との間に形成される大気開放空間部
に、漏洩流体排出孔を設けた開放空間シール部を有する
ガスケットにおいて、上記ガスケット本体部と通路孔ガ
スケット部とを、ガスケット本体部及び通路孔ガスケッ
ト部の厚みと略同一厚みで、かつ、上記開放空間シール
部の近傍位置に配設した橋架部で一体に連結したもので
ある。
【0012】上記橋架部は、開放空間シール部間に設け
てもよいし、あるいは開放空間シール部の外側位置に設
けてもよい。また、上記流体排出孔は、ガスケット本体
部と通路孔ガスケット部とを連結する開放空間シール部
の一部を切り欠いて形成してもよい。
【0013】
【作用】本発明によれば、ガスケット本体部と通路孔ガ
スケット部とを橋架部で連結してあるので、ガスケット
本体部と通路孔ガスケット部との接続強度が高く、しか
も、漏洩流体は開放空間シール部の流体排出孔を介して
確実に外部に排出される。また、請求項3に記載したよ
うに、橋架部を開放空間シール部の外側位置に設ける
と、橋架部が流体流路を流れる高温流体の熱影響を受け
るのを防止することができる。
【0014】
【実施例】以下本発明に係るプレート式熱交換器用ガス
ケットの実施例を図1乃至図5を参照しながら説明する
と次の通りである。尚、図11乃至図14に示したものと同
一物には同一符号を付して説明を省略する。また、伝熱
プレート(3)(3’)に装着されるガスケットは同一
構成であるので、以下には伝熱プレート(3)に装着さ
れるガスケットについてのみ説明し、伝熱プレート
(3’)に装着されるガスケットについては符号にダッ
シュを付して説明を省略する。
【0015】[実施例1]図1乃至図5に示すように、
本実施例に係るガスケット(21)は、伝熱プレート
(3)の流体流路(6)をシールするガスケット本体部
(8)と、流体通路孔(2)をシールする通路孔ガスケ
ット部(9)とを一体形成してある。すなわち、ガスケ
ット本体部(8)の通路孔側シール部(10)と通路孔ガ
スケット部(9)の流路側シール部(11)とを、橋架部
(22)(22)で一体に連結すると共に、橋架部(22)
(22)の外側位置に、略中間部に漏洩流体排出孔(23)
を形成した開放空間シール部(24)(24)を橋架部(2
2)(22)と略平行させて設ける。尚、伝熱プレート
(3)には、上記ガスケット(21)を装着可能なガスケ
ット溝(25)を形成してある。
【0016】上記ガスケット(21)の橋架部(22)(2
2)は、図3に示すように、ガスケット本体部(8)及
び通路孔ガスケット部(9)と略同一厚みに形成してあ
る。又開放空間シール部(24)(24)は、ガスケット本
体部(8)及び通路孔ガスケット(9)と略同一の厚み
であって、ガスケット本体部(8)の通路孔側シール部
(10)及び通路孔ガスケット部(9)の流路側シール部
(11)にシール片(26)(26)を夫々対向させて突設
し、対向するシール片(26)と(26)との間に漏洩流体
排出孔(23)を設けてある。
【0017】本実施例のガスケット(21)は、上記の通
り、ガスケット本体部(8)と通路孔ガスケット部
(9)とを一体形成し、このガスケット本体部(8)と
通路孔ガスケット部(9)とを厚肉の橋架部(22)(2
2)で連結してあるので、ガスケット本体部(8)と通
路孔ガスケット部(9)との接続強度が高く、ガスケッ
トの生産時、あるいは、伝熱プレート(3)へのガスケ
ット(21)の装着時等に、通路孔ガスケット部(9)が
ガスケット本体部(8)から切断するのを確実に防止す
ることができる。したがって、上記開放空間シール部
(24)(24)の対向するシール片(26)(26)で形成さ
れる漏洩流体排出孔(23)に、その幅寸法を広くするこ
となく、充分な漏洩流体排出機能を持たせることができ
る。そして、複数枚の伝熱プレート(3)のガスケット
溝(25)にガスケット(21)を装着して、伝熱プレート
(3)(3’)を積層すると、図3に示すように、開放
空間シール部(24)(24)は、プレートの締付力により
圧縮されて隣接プレートのガスケット溝を支持し、シー
ル性能が向上する。また、仮に、大気開放空間部(12)
に漏洩しても開放空間シール部(24)(24)には漏洩流
体排出孔(23)を形成してあるので、漏洩流体は、この
漏洩流体排出孔(23)を介して外部に流出する。このと
きガスケット(21)の橋架部(22)(22)は、伝熱プレ
ート(3)の凹部(27)に装着しており、橋架部(22)
(22)と隣接する伝熱プレート(3)との間には空間が
形成されるので、漏洩流体の外部への排出は円滑に行わ
れる。
【0018】尚、上記実施例では、ガスケット本体部と
通路孔ガスケット部とを連結する橋架部を2条設けた
が、本発明はこれに限定されるわけではなく、1条でも
よく、複数条でもよい。
【0019】[実施例2]図6及び図7に示すように、
本実施例に係るガスケット(31)は、ガスケット本体部
(8)と通路孔ガスケット部(9)とを、上記橋架部
(22)(22)だけでなく、この橋架部(22)(22)の外
側位置に配置した開放空間シール部(32)(32)によっ
ても連結するようにしたものである。すなわち、開放空
間シール部(32)(32)の略中央部を切り欠いて、漏洩
流体排出孔(33)を形成すると共に、ガスケット本体部
(8)と通路孔ガスケット部(9)とを、開放空間シー
ル部(32)(32)の薄肉の排出孔形成部位(34)を介し
て連結する。このときガスケット本体部(8)と通路孔
ガスケット部(9)とは上記橋架部(22)(22)で強固
に連結されているため、開放空間シール部(32)(32)
の連結強度を高くする必要がなく、補助的連結でよく、
したがって、図7に示すように、漏洩流体排出孔(33)
の深さを大きくすることが可能となり、漏洩流体排出孔
(33)に充分な漏洩流体排出機能を維持させることがで
きる。
【0020】[実施例3]図8乃至図11に示すように、
本実施例に係るガスケット(41)は、ガスケット本体部
(8)の通路孔側シール部(10)と通路孔ガスケット部
(9)の流路側シール部(11)との間に、略中間部に漏
洩流体排出孔(42)を形成した開放空間シール部(43)
(44)を設けると共に、この開放空間シール部(43)
(44)の両側外方で、かつ、流体流路(6)(7)を流
れる熱媒体の熱影響を受けにくい位置、すなわち、流体
流路(6)(7)より外側位置に、開放空間シ−ル部
(43)(44)と所定の間隔をおいて橋架部(45)(46)
を設けたもので、この橋架部(45)(46)により、ガス
ケット本体部(8)の通路孔側シール部(10)と通路孔
ガスケット部(9)の両側部とを一体に連結する。伝熱
プレート(3)には、上記ガスケット(41)を装着可能
なガスケット溝(47)を形成してある。
【0021】上記ガスケット(41)の橋架部(45)(4
6)は、図10に示すように、ガスケット本体部(8)及
び通路孔ガスケット部(9)と略同一厚みに形成してあ
る。又開放空間シール部(43)(44)は、ガスケット本
体部(8)及び通路孔ガスケット部(21)と略同一の厚
みであって、ガスケット本体部(8)の通路孔側シール
部(10)及び通路孔ガスケット部(9)の流路側シール
部(11)にシール片(47)(47)及び(48)(48)を夫
々対向させて突設し、対向するシール片(47)と(47)
との間に漏洩流体排出孔(42)を設けてある。
【0022】このように本実施例では、橋架部(45)
(46)を、媒体流路(6)(7)を流れる高温流体の熱
影響を受にくい位置に設けてあるため、高温流体の熱に
よる橋架部(45)(46)の熱影響が防止され、熱影響に
伴なうゴムの架橋密度進行による橋架部(45)(46)の
寸法収縮が生じることがない。したがって、ガスケット
本体部(8)の通路孔側シール部(10)及び通路孔ガス
ケット部(9)の流路側シール部(11)が位置変化する
ことがなく、ガスケット(41)のガスケット溝(47)内
での位置ずれが確実に防止され、シール性が低下するこ
とがない。
【0023】以上、橋架部(45)(46)はガスケット本
体部(8)の通路孔側シール部(10)と通路孔ガスケッ
ト部(9)の両側部を一体に連結する構造について述べ
たが、他の実施例として、開放空間シール部(43)(4
4)のシール片(49)(49)とガスケット本体部(8)
の通路孔側シール部(10)を、あるいは、開放空間シー
ル部(43)(44)のシール片(48)(48)と通路孔ガス
ケット部(9)を連結してもよく、更に、開放空間シー
ル部(43)(44)の各シール片(48)(49)、(48)
(49)同士を連結してもよい。
【0024】尚、上記実施例では、各開放空間シール部
(43)(44)の外側位置に橋架部(45)(46)を夫々設
けたが、本発明は上記実施例に限定されるわけではな
く、橋架部(45)(46)のうち一方の橋架部を廃止し、
橋架部(45)のみ、あるいは橋架部(46)のみを設けて
もよい。また、上記ガスケット(41)の開放空間シール
部(43)(44)の各シール片(48)(49)及び(48)
(49)を、実施例2と同じ要領で補助的に連結してもよ
いのは勿論である。
【0025】
【発明の効果】本発明に係るガスケットによれば、ガス
ケット本体部と通路孔ガスケット部とを一体形成したの
で、ガスケットの管理が容易となり、しかもガスケット
の表裏を間違うことなく伝熱プレートに装着することが
でき、ガスケットの装着作業を短時間に行うことが可能
となって、装着作業の作業性が大幅に向上する。
【0026】また、ガスケット本体部と通路孔ガスケッ
ト部とを橋架部で強固に連結したので、ガスケット本体
部から通路孔ガスケット部が切断するのを確実に防止す
ることができ、製品の歩留りが向上すると共に、開放空
間シール部に形成した漏洩流体排出孔を、漏洩流体の排
出機能を充分に維持可能で、かつ、伝熱プレートの締付
時におけるシール性能が低下することのないようにする
ことができる。したがって、仮に、プレート式熱交換器
の大気開放空間部に流体が漏洩しても、この大気開放空
間部に流体が残留することがなく、伝熱プレートの腐食
を防止することができると共に、複数枚の伝熱プレート
の締付時における開放空間シール部の締付部位が減少す
ることがなく、シール性能の向上を図ることができる。
【0027】しかも、橋架部を、開放空間シール部の外
側位置に設けたガスケットにおいては、橋架部が流体流
路を流れる高温流体の熱影響を受けて、寸法収縮するこ
とがないので、橋架部が寸法変化することがなく、ガス
ケット本体部及び通路孔ガスケット部の位置変化が確実
に防止され、シール性が低下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は伝熱プレートに装着した本発明
に係るガスケットの第1の実施例を示す平面図。
【図2】図1の要部拡大平面図。
【図3】図2のA−A線断面図
【図4】実施例1のガスケットの開放空間シール部の説
明図。
【図5】橋架部によるガスケット本体部と通路孔ガスケ
ット部との連結状態を示す側断面図。
【図6】伝熱プレートに装着した本発明に係るガスケッ
トの第2の実施例を示す平面図。
【図7】図6に示したガスケットの開放空間シール部の
説明図。
【図8】伝熱プレートに装着した本発明に係るガスケッ
トの第3の実施例を示す平面図。
【図9】図8の要部拡大平面図
【図10】図8のB−B線断面図。
【図11】実施例3のガスケットの開放空間シール部の説
明図。
【図12】(a)(b)は伝熱プレートに装着した第1の
従来例のガスケットを示す平面図。
【図13】図12の要部平面図。
【図14】伝熱プレートを装着した第2の従来例のガスケ
ットを示す平面図。
【図15】図14に示したガスケットの要部側面図。
【符号の説明】 1、1’ 伝熱面 2、2’ 流体流通孔 3、3’ 伝熱プレート 6、7 流路 8、8’ ガスケット本体部 9、9’ 通路孔ガスケット部 22、22、45、46 橋架部 23、33、42 漏洩流体排出孔 24、24、32、32、43、44 開放空間シール部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体流路を形成する伝熱面の四隅に流体
    通路孔を設けた伝熱プレートに装着され、かつ、流体流
    路と流体通路孔を夫々シールするガスケット本体部と通
    路孔ガスケット部との間に形成される大気開放空間部
    に、漏洩流体排出孔を設けた開放空間シール部を有する
    ガスケットにおいて、 上記ガスケット本体部と通路孔ガスケット部とを、ガス
    ケット本体部及び通路孔ガスケット部の厚みと略同一厚
    みで、かつ、上記開放空間シール部の近傍位置に配設し
    た橋架部で一体に連結したことを特徴とするプレート式
    熱交換器用ガスケット。
  2. 【請求項2】 橋架部を開放空間シール部間に設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のプレート式熱交換器用ガ
    スケット。
  3. 【請求項3】 橋架部を開放空間シール部の外側位置に
    設けたことを特徴とする請求項1記載のプレート式熱交
    換器用ガスケット。
  4. 【請求項4】 流体排出孔を、ガスケット本体部と通路
    孔ガスケット部とを連結する開放空間シール部の一部を
    切り欠いて形成したことを特徴とする請求項1、2又は
    3記載のプレート式熱交換器用ガスケット。
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KR102143827B1 (ko) * 2020-01-22 2020-08-12 케이티씨 주식회사 플레이트형 열교환기의 가스켓 구조체

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