JP2010511065A - ブラシ状コポリマー - Google Patents

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Abstract

は、開環メタセシス重合(ROMP)から入手可能な単位であり;Rは、アルキル、エーテル、エステルまたはアリール単位であり;MおよびMは、可逆的付加開裂連鎖移動重合(RAFT)によって入手可能な単位から独立に選択され;Xは、ジチオエステル、トリチオカーボネート、キサンテートからなる群から選択される末端単位であり;mは2から100万の整数であり、nは2から500,000の整数であり、kは2から500,000の整数である、式1のコポリマー。

Description

本発明は、ポリマー材料およびこれらを製造する方法に関する。
ナノサイズの単一高分子の重要なタイプとして、ブラシ状コポリマーは、これらの独特な性質およびZhang,M.;Muller,A.H.E.、J.Polym.Sci.、Part A:Polym.Chem.2005、43、3461−3481中において論じられたように、これらの調製に関する簡潔な合成方法の開発への関心のために、かなり関心を集めてきた。
Hsieh,H.L.;Quirk,R.P.、Anionic Polymerization:Principles and Practical Applications、Marcel Dekker:ニューヨーク、1996は、ブラシ状コポリマーは、一般に、「グラフトフロム」(ポリマー骨格からのグラフト成長)、「グラフトスルー」(マクロモノマーの重合)、または「グラフトオントゥー」法(多官能性カップリング剤を用いたポリマーのカップリング反応)によって得ることができることを開示している。コア−シェル形態を付与するジブロックグラフトからなる、特有のブラシ状コポリマーナノ構造はまた、Borner,H.G.;Beers,K.;Matyjaszewski,K.;Sheiko,S.S.;Moller,M.、Macromolecules 2001、34、4375−4383、およびZhang,M.;Breiner,T.;Mori,H.;Muller,A.H.E.、Polymer 2003、44、1449−1458に開示の通り、ATRPまたはNMPを介して「グラフトフロム」法によって調製されてきた。Zhang,M.;Drechsler,M.;Muller,A.H.E.、Chem.Mater.2004、16、537−543は、コア−シェルナノ材料の調製における単一高分子テンプレートを開示している。
Zhang,M.;Muller,A.H.E.、J.Polym.Sci.、Part A:Polym.Chem.2005、43、3461−3481 Hsieh,H.L.;Quirk,R.P.、Anionic Polymerization:Principles and Practical Applications、Marcel Dekker:ニューヨーク、1996 Borner,H.G.;Beers,K.;Matyjaszewski,K.;Sheiko,S.S.;Moller,M.、Macromolecules 2001、34、4375−4383 Zhang,M.;Breiner,T.;Mori,H.;Muller,A.H.E.、Polymer 2003、44、1449−1458 Zhang,M.;Drechsler,M.;Muller,A.H.E.、Chem.Mater.2004、16、537−543
本発明は、明確に規定された組成、構造および特性を有するポリマーベースのナノ物体、特に、コア−シェル形態を有する、球、シリンダー、および他の形状としてのナノスケール単一分子に関する。
本発明は、全体的な高分子構造の高度な制御を可能にし、したがって、ブラシ状ポリマーおよびこれらの他のタイプのナノ材料への変換に焦点を合わせてきた。
ブラシ状ポリマーの合成は、典型的には、複雑なおよび時間のかかる手順を通常必要とするので、本発明は、ブラシ状ポリマーの調製の簡易な合成方法を開示する。
発明の説明
本発明は、式1のブラシ状コポリマー
Figure 2010511065
[式中、Mは、開環メタセシス重合(ROMP)から入手可能な単位であり;
Rは、アルキル、エーテル、エステルまたはアリール単位であり;
およびMは、可逆的付加開裂連鎖移動重合(RAFT)によって入手可能な単位から独立に選択され;
Xは、ジチオエステル、トリチオカーボネート、キサンテートからなる群から選択される末端単位であり;
mは2から100万の整数であり、nは2から500,000の整数であり、kは2から500,000の整数である。]
に関する。
本発明は、式3のコア−シェルブラシ状コポリマー
Figure 2010511065
[式中、mは2から100万の整数であり、nは2から500,000の整数であり、kは2から500,000の整数である。]
にさらに関する。
本発明の他の態様は、式4のコア−シェルブラシ状コポリマー
Figure 2010511065
[式中、mは2から100万の整数であり、xは0から1の値であり、nは2から500,000の整数であり、kは2から500,000の整数である。]
である。
本発明は、製造方法が、タンデムROMP(開環メタセシス重合)およびRAFT(可逆的付加開裂連鎖移動重合)のステップを含む、上記ポリマーを製造する方法にさらに関する。
詳細な説明
本発明は、コア−シェルブラシ状コポリマーに関する。
コア−シェルブラシ状コポリマー
本発明は、式1のブラシ状コポリマー
Figure 2010511065
[式中、Mは、開環メタセシス重合(ROMP)から入手可能な単位であり、好ましくは、シクロオクタジエンまたはノルボルネンの開環メタセシス重合(ROMP)から入手可能な単位であり;
Rは、アルキル、エーテル、エステルまたはアリール単位であり;
およびMは、可逆的付加開裂連鎖移動重合(RAFT)によって入手可能な単位から独立に選択され、好ましくは、スチレン、イソプレン、メチルアクリレート、tert−ブチルアクリレート、ジメチルアクリルアミド、アクリル酸、アクリロニトリル、メチルメタクリレート、無水マレイン酸、酢酸ビニル、ビニルピリジンまたはビニルフェニルケトンの可逆的付加開裂連鎖移動重合(RAFT)によって入手可能な単位から独立に選択され;
Xは、ジチオエステル、トリチオカーボネート、キサンテートからなる群から選択される末端単位であり;
mは、2から100万、好ましくは10から500,000、より好ましくは100から200,000の整数であり、nは、2から500,000、好ましくは10から250,000、より好ましくは20から100,000の整数であり、kは、2から500,000であり、好ましくは10から250,000、より好ましくは20から100,000の整数である。]
を含む組成物に関する。
好ましくは、このコア−シェルブラシ状コポリマーは、式2の構造
Figure 2010511065
[式中、mは2から100万の整数であり、yは2から18の整数であり、xは1から100の整数であり、nは2から500,000の整数であり、kは2から500,000の整数である。]
を有する。
本発明のコア−シェルブラシ状コポリマーは、動的光散乱法、原子間力顕微鏡法、透過電子顕微鏡法または当業者には知られている他の標準的手段によって測定して、2から2000nmの範囲の寸法および1から10000のアスペクト比を有する、実際は好ましくは粒子である。
このコア−シェルブラシ状コポリマーは、タンデムROMP(開環メタセシス重合)およびRAFT(可逆的付加開裂連鎖移動重合)のステップを用いて製造される。
好ましい反応スキームは以下の通りである:
Figure 2010511065
このコア−シェルブラシ状コポリマーは、さらに重合されて、ナノケージを形成してもよい。このナノケージは、内部架橋、粒子中の内部架橋によって調製される。本発明の文脈において、ナノケージは、シェル様の構造を形成するように並んだ共重合ポリマーと定義することができる。このシェル様構造の極めて好ましい用途は、カプセル化材料用である。
コア−シェルブラシ状コポリマー中に取り込まれているものが利益作用物質の場合は非常に好ましい。
(実施例)
ここに、以下の非限定的な実施例を参照して、本発明を説明する。実施例および本明細書全体にわたり、すべての百分率(%)は、別段の指示がなければ、総組成物に対しておよび活性物質について重量ベースによる。
タンデムROMPおよびRAFT共重合による、ワンポット合成ならびに小分子反応物からコア−シェルブラシ状コポリマーの付加
タンデムROMPおよびRAFT共重合によるワンポット合成ならびに小分子反応物からナノケージの付加を、以下のスキーム2に示す。
Figure 2010511065
コア−シェルブラシ状コポリマーのタンデム合成のための重要な薬品として、CHCl中でN、N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC;2.1当量)、および4−(ジメチルアミノ)ピリジン(DMAP;0.2当量)を用いて、ノルボルネン官能化アルコール2を酸官能化RAFT剤3(2.0当量)で、室温で11時間エステル化することによって、収率87%でエキソ−ノルボルネン官能化RAFT剤1を調製した。20 1のH NMR分析は、ノルボルネンアルケンプロトンaとb(6.03−6.16ppmにおいて)、CHOCOプロトンe(4.07ppmにおいて)、CHOCHプロトンcとdおよびSCHプロトンf(3.20−3.55ppmにおいて)、およびCHプロトンg(0.87ppmにおいて)のものを含む一連の特徴的な共鳴を示した(図1a)。これらの積分面積比1.95:2.00:5.95:3.10は、プロトンの比率数2:2:6:3と良く一致しており、1の分子構造を検証している。次いで、小分子反応物からコア−シェルブラシ状コポリマーのワンポット調製を、エキソ−ノルボルネン官能化RAFT剤1のROMPによって、続いて、この得られた多官能性RAFT剤およびスチレン(St)および無水マレイン酸(MAn)のRAFT共重合を介する「グラフトフロム」法のためのAIBN(開始剤として)を用いることによって実施した。1(99.7mg)のROMPをCHCl中でグラブス触媒RuC1(CHC)[P(C11(0.02当量)を用いて室温で1時間実施した。この反応混合物(19体積%、エチルビニルエーテルを末端とする)のアリコートのH NMRおよびGPC分析は、1の明確に規定された多官能性RAFT剤への変換の成功を決定した。6.03−6.16ppm(図1b)における1のノルボルネンアルケンプロトンのH NMR共鳴が本質的に存在しないによって、1のほぼ完全な変換率(>99%)が検証され、ポリ(1)、即ち4の生成が、ポリ(ノルボルネン)ベースの主鎖のアルケンプロトンa’とb’(5.00−5.50ppmにおける)、CHOCOプロトンe’(4.07ppmにおける)、CHOCHプロトンc’とd’およびSCHプロトンf’(3.20−3.55ppmにおける)、およびCHプロトンg’(0.87ppmにおける)のものを含む、一連の特徴的共鳴によって支持された。これらの積分面積比1.93:2.00:5.94:3.03は、プロトンの比率数2:2:6:3と非常によく一致し、4の繰返し単位当たり1つのRAFT官能基を定量的に示している。GPCによって、4は、40.6キロダルトンのMおよび1.24の低い多分散指数(図2)を有することが判明した。4の31.5キロダルトンのMの計算値に対するM実験値は、78%の開始効率を示した。
ポリ(St−stat−MAn)ブロック中のMAn単位を親水性のマレイン酸単位に加水分解することによって、5は、両親媒性コア−シェルブラシ状コポリマー7にさらに変換され得る(スキーム1)。加水分解は、反応を促進するためにKOH(水酸化カリウム)を用いて塩基性条件下で、室温で容易に進行した。次に反応溶液の中和により7を得た。H NMRおよびFT−IR分光法の両方の特性決定を使用して、7をその前駆体5と比較した。DMSO−d中の7のH NMR測定によって、12.0ppmに中心があるカルボン酸プロトンのH NMR共鳴が観察され、7中にマレイン酸単位の存在が検証された。7と5の間の重大な差異がFT−IRによって明らかにされた。コア−シェルブラシ状コポリマー5は、その環状無水物基に関する1857および1778cm−1における2つのC=0伸縮振動数を示しおよび0−H伸縮吸収が存在しないことを示した。しかし、両親媒性コア−シェルブラシ状コポリマー7は、1714cm−1における1つのみのC=0伸縮振動数、および2500−3500cm−1における広い0−H延伸吸収を有しており、無水物からカルボン酸基への完全な官能基変換を示した。さらに、7では、5に比較して異なる溶解度が見られた。例えば、5はCDCl中に可溶性であったが、7はCDCl中に不溶性であり、1:2 CDCl−CDODによって溶解し得た。
この両親媒性コア−シェルブラシ状コポリマーブラシ7を架橋することによって調製し、15重量%のサリチル酸を付加したナノケージを上記スキームに続いて合成した。
15重量%のサリチル酸を付加した試料のナノケージをスキーム1に従って合成した。この両親媒性コア−シェルブラシ状コポリマー7は、ポリカルボルネンベースの骨格、ポリイソプレンコア、およびポリ(アクリル酸)シェルを有する。7のシェル架橋反応は、7のアクリル酸シェル単位に対して、0.11当量の2,2’−(エチレンジオキシ)ビス(エチルアミン)架橋剤および0.22当量の1−[3’−(ジメチルアミノ)プロピル]−3−エチルカルボジイミドメトヨージド(触媒)を用いて実施した。次いで、得られたシェルを架橋したナノ粒子8のポリイソプレンコアを、オゾン処理によって分解し、続いてNaSOで還元した。次いで、形成されたナノケージ9を20%p−ジオキサン−水溶液で2日にわたり撹拌することによって、サリチル酸(約15重量%)を付加させ、次いで、この溶液を凍結乾燥して、乾燥試料を得た。
ナノケージ中へのサリチル酸の付加は、H NMR分析(付属のスペクトル)によって証明された。サリチル酸を付加したナノケージ試料はまた、ナノケージ9については存在しない3233cm−1においてIR吸収を示した。タッピングモードAFM測定は、サリチル酸の付加の前におよび後のナノケージに関して、検出可能であるが大きなサイズ変化は存在しないことを示した。付加前は、このナノケージは、雲母上に高さ1.5nm未満で20から45nmの範囲の直径を有し;付加後は、このナノケージは、雲母上に高さ1.5nm未満で20から50nmの範囲の直径を有する。留意点として、ナノケージ試料の水溶解度は、凍結乾燥に起因して低下し得る。

Claims (6)

  1. 式1
    Figure 2010511065
    [式中、Mは、開環メタセシス重合(ROMP)から入手可能な単位であり;
    Rは、アルキル、エーテル、エステルまたはアリール単位であり;
    およびMは、可逆的付加開裂連鎖移動重合(RAFT)によって入手可能な単位から独立に選択され;
    Xは、ジチオエステル、トリチオカーボネート、キサンテートからなる群から選択される末端単位であり;
    mは2から100万の整数であり、nは2から500,000の整数であり、kは2から500,000の整数である。]
    のコポリマー。
  2. 式2
    Figure 2010511065
    [式中、mは2から100万の整数であり、nは2から500,000の整数であり、kは2から500,000の整数である。]
    の、請求項1に記載のコポリマー。
  3. 式3
    Figure 2010511065
    [式中、mは2から100万の整数であり、xは0から1の値であり、nは2から500,000の整数であり、kは2から500,000の整数である。]
    の、請求項1に記載のコポリマー。
  4. ナノケージの形態である、請求項1から3のいずれかに記載のコポリマー。
  5. タンデムROMP(開環メタセシス重合)およびRAFT(可逆的付加開裂連鎖移動重合)のステップを含む、請求項1から4のいずれかに記載のコポリマーを製造する方法。
  6. 以下の反応順序
    Figure 2010511065
    を含む、請求項5に記載のコポリマーを製造する方法。
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