JP2010507185A - Ptc電気的負荷要素を駆動するための方法 - Google Patents

Ptc電気的負荷要素を駆動するための方法 Download PDF

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Abstract

本発明の方法は、最も高い動作信頼性を有するスイッチングユニット(3)を有するPTC(positive temperature coefficient)電気的負荷要素(1)の駆動を可能にすることを目的とする。
このために、予め定められた電流閾値を上回る場合、電流はスイッチにより切断される。そして、電流閾値の大きさは、負荷要素の動作パラメータから決定される。

Description

本発明はPTC電気的負荷要素を駆動するための方法に関する。更に本発明は、PTC電気的負荷要素のためのスイッチングユニットに関し、スイッチングユニットおよびPTC電気的負荷要素の構成に関する。また、本発明は、かかる装置を含んでいる装置に関する。
一般に、電気的負荷および負荷要素は、いわゆるNTC(負の温度係数negative temperature coefficient)およびPTC(正の温度係数positive temperature coefficient)サーミスタに区別することができる。NTCサーミスタは負の温度係数によって特徴づけられる。一方、PTCサーミスタは正の温度係数を有する。例えば半導体の場合、NTCサーミスタでは例えば、昇温が抵抗値の減少をもたらすことを意味する。対照的に、PTCサーミスタの場合、昇温は、より高い抵抗値をとることとなる。
例えば、PTCサーミスタの特性を有する白熱電球または他の負荷のような多くの負荷は、ますます集積化されたスイッチングユニットにより駆動されるようになってきている。集積化されたスイッチングユニットは、従来のスイッチングユニットと比較すると電子制御を可能にする効果がある。その結果、さまざまな追加機能を実現することができる。多くの場合、電力消費量を減らし、スペースを節約し、例えば、負荷をより簡単にモニタすることが可能となる。
半導体部品または集積化された超小形電子回路が、通常、集積化されたスイッチングユニットのために用いられる。通常、半導体部品および集積化された半導体回路において不利な点は、それらが極端に高い動作パラメータ(例えば電圧、電流、電荷、温度および空気湿度)によって、比較的容易に破壊されてしまうことである。これは信頼性に関わる課題である。コンポーネントが時間の経過とともに、個々の動作パラメータのリミット値よりも一回でも高い動作パラメータとなった結果として、破壊されるということである。電気的負荷のために、集積化された半導体回路を用いた場合、オーバーロードの状態は、特にしばしばスイッチングユニットを破壊に導く。例えばこのタイプの状態は、短絡の結果として、あるいは、高い短絡電流およびこのゆえにオーバーロードが生じるスイッチオンまたはスイッチオフ動作の結果として、発生することがある。
半導体スイッチングユニットの破壊を回避するためのさまざまな方式がある。最も普及している方式は、温度に依存する方式である。特に高い周囲温度で、極端に高いエネルギー消費の場合にスイッチオフされる。この方法の不利な点は、持続的に高い温度であると、信頼性に不利な影響を及ぼして、スイッチングユニットの破壊につながることである。他の方式は、スイッチングユニットにおいて、予め定められたリミット値以下で電流を保つ線形電流制限を使用することである。しかしながら、特にスイッチオン動作の場合、容量性負荷の場合、あるいは、白熱電球の場合、この方法は、電圧が大幅に降下し、これと共に高い電力損失および急激な温度上昇をもたらす。高温、または、大きな温度変化は、スイッチングユニットの信頼性に悪影響を及ぼす。その結果、後者の場合にも時間の経過によって破壊を導く場合がある。
他の方式は、負荷に適している多くの電流レベルを有し、電流に依存した方法によりスイッチオフを実行することである。それぞれの電流レベルが上回る場合には、スイッチングユニットはそれを破壊から保護するために直ちに停止する。しかしながら、この方式にも課題がある。すなわち、スイッチングユニットがリスタートし、これに応答始めるときには、負荷の温度がさらに増加することである。従って、このときには限界電流レベルが高くなっていることに留意しなければならない。これはスイッチングユニットのスイッチオン動作の間、極端に高いオーバーロードを引き起こすことがある。そして、これは結果としてスイッチングユニットの破壊につながる可能性がある。
本発明の目的は、高い動作信頼性を可能にするスイッチングユニットを有するPTC電気的負荷要素を駆動する方法を提供することにある。さらにまた、他の目的は、方法を実施するための機器を提供することである。
したがって、請求項に記載の本発明の方法は、スイッチングユニット、アセンブリおよび装置を提供する。
本発明の特定実施例は、従属クレームに記載される。
以下に記載されている実施例によって、本発明の上記およびその他の態様が明らかとなるであろう。
更に詳細に後述するように、PTC電気的負荷要素を駆動する方法において、電流が予め定められた電流閾値より大きい場合、PTC電気負荷要素に対する電流はスイッチにより切断されてもよい。電流閾値の大きさは、負荷要素の動作パラメータから決定されてもよい。いかなる理論で説明するかは別として、このことにより、以下に示すように動作信頼性が改善されると考えられる。
PTC電気的負荷要素の動作の間、冷たい状態では、初期の抵抗値は低い、そして、これに対応して、負荷要素において流れる電流値は高くなっている。動作の間の負荷要素の発熱の結果、抵抗は上昇する。そして、通電電流は低くなる。抵抗値および電流が平衡状態に至るまで、このプロセスは持続する。冷たい状態と比較して、抵抗値は増加し、電流は減少する。この変化は、スイッチングユニットの電子部品に影響を与える。
この場合、動作の間の影響と、スイッチオン動作の間の影響とを区別してもよい。抵抗値が増加していてかつ負荷要素を流れる電流が減少している場合、温度上昇の結果として、回路電子部品の過負荷の危険性がある。以前の運転によって、負荷要素がまだ高温で、高い抵抗を有する場合、この状態はスイッチオン動作と類似している。この場合、同様にスイッチングユニットにより供給される極端に高い電流は、オーバーロードに導く。
したがって、原則として、冷たい負荷要素の場合は、対応する保護機器は、極端に高いスイッチオン電流を回避するために動作しなければならない。加えて、保護機器は、電流の温度および負荷要素の過熱状態をも考慮しなければならない。スイッチングユニットを介して供給される電流は、負荷要素に対するスイッチングユニットの動作限界に基づいて、動作パラメータを利用して、スイッチオフされる。このために、電流閾値は、負荷要素がスイッチを切られる限界値として予め定められてもよい。この場合、電流閾値の大きさは、負荷要素の動作パラメータから決定されてもよい。この場合、それぞれの時刻の値が、動作パラメータとして使われてもよい。あるいは、例えば時間的に以前の運転時刻または最後のスイッチオフおよびスイッチオン動作における、PTC負荷要素で電流を制限する動作パラメータを使用することも可能である。動作パラメータの値は、このために記憶されてもよい。
PTC負荷要素の特性に対して、予め定められた電流閾値を適合させるために、電流閾値は、フローチャートによって、予め定められてもよい。この場合、フローチャートの個々の電流閾値は、個々の動作パラメータ(例えば時間または負荷要素の温度)によって、予め定められてもよい。
負荷要素が以前の動作からすでに冷却しているか、負荷要素の抵抗の減少によって、スイッチングユニットの過負荷がスイッチオン動作の間発生しないという、場合を考慮し、最後のスイッチオフ動作から所定の最小限の時間が経過した場合、電流閾値はスイッチオンの場合に、便宜上予め定められた値でもよい。このために、PTC負荷要素の時間的冷却挙動の適切な関係を使用することが可能である。
この手順は、負荷要素の温度に応じて、直接実行されてもよい。このために、負荷要素の温度が予定値以下に落ちた場合、電流閾値は予め定められてもよい。
PTC負荷要素が以前の運転間隔のために、高い温度および依然として高い抵抗を示す場合、スイッチオン動作のために、スイッチングユニットに負担をかけすぎることができないため、これを考慮してスイッチオン電流閾値が決定されてもよい。このために、最後のスイッチオフ動作および次のスイッチオンの動作間隔が所定の最小限の時間を上回らなかった場合、最後のスイッチオフ動作の前に予め定められたこの電流閾値を、予め定められた閾値としてもよい。この場合、最後に予め定められた電流の設定値を、最大のスイッチオフ制限値として有効としてもよい。なぜなら、最後のスイッチオフ動作から所定の最小限の時間が経過していないため、電気的負荷要素の温度が未だ低下していないからである。
誤ったスイッチオフ・プロセスが原因のスイッチオン動作の場合、予め定められた電流閾値は、前に予め定められた電流の設定値としてもよい。このためには、もし、前記スイッチオフ動作が回路ショート検知の場合、または、温度が原因のスイッチオフの場合には、スイッチオフ動作の後のスイッチオン動作おいては、電流閾値として、最後のスイッチオフ動作の前に予め定められた電流閾値が設定されてもよい。
この場合、起こりうる短絡または温度が原因のスイッチオフ・プロセスのためのスイッチオフ動作に関する情報は、動作パラメータとして記憶されてもよい。このために、現在使われている予め定められた電流閾値は、スイッチオフ動作の間、記憶されてもよい。
イベントの間に変化する動作パラメータに対して予め定められた電流の設定値を適合させるために、予め定められた動作パラメータが上回る場合には、予め定められた電流閾値は、あるステップで減じていてもよい。このために、個々のステップは、動作パラメータおよびそれぞれの負荷要素に個々に適したものでもよく、またはフローチャートの形で予め定められてもよい。
このために、負荷要素の温度が、動作パラメータとして便宜上使われてもよい。いかなる理論で説明するかは別として、前記温度は、PTC負荷要素の抵抗と直接的な関係にあると考えられている。
この手順は、温度またはPTC負荷要素の抵抗との関係において、ある動作変数に応じて、間接的に決定されてもよい。このために、スイッチオンからの時間および/または電流閾値が別のステップに移行してからの時間が、動作パラメータに選ばれてもよい。
負荷要素全体の電圧降下は、動作パラメータに便宜上選ばれてもよい。いかなる理論で説明するかは別として、前記電圧降下は、通電電流を考慮してPTC負荷要素の抵抗と直接関係があると考えられている。
本発明の利点は、特に、PTC負荷要素の電気的駆動において、高い動作信頼性が得られることである。この場合、特に、このために使用されるスイッチングユニットは、オーバーロードおよび破壊に対して保護される。このような負荷要素の状態に対応するインテリジェントな駆動は、負荷要素の動作パラメータによって、適応した電流制限および自動スイッチオフ・メカニズムを可能にする。これは、極端に高い電力損失およびスイッチングユニットの早期の破壊を回避することを可能にする。
本発明は、更に予定されていないスイッチオフに対して適合的な方法で反応することを可能にする。例えば、このような予定されていない短絡の結果、動作パラメータに基づきスイッチオフが検出される。そして、検出されたパラメータに基づき、リスタートがなされる。本発明の他の効果としては、短絡によって生じるリスタートの場合には、スイッチングユニットの切替の間、発生するエネルギーが最小化されてもよいということである。
スイッチングユニット3を有するPTC電気的負荷要素1を駆動する方法は、予め定められた電流閾値を上回る場合、PTC電気的負荷要素に対し、スイッチングユニットによって、電流のスイッチを切ることを含んでもよい。電流閾値は、負荷要素の動作上の時間に応じて変わってもよい。図1は、例えば、白熱電球1の電流Iに関して、時間に対するグラフを表している。動作の経過で抵抗が上昇するため、電流は、時間とともに低下する。白熱電球1にスイッチングユニットが負担をかけすぎないようにするために、過電流制御手段OC(Overcurrent Control)が設けられている。この場合、図1に示すように、最大電流限界値OC1、OC2およびOC3は、時間がT1およびT2経過した際、即座にスイッチが働き、段階的に減少する。
電流がスイッチオフされる場合に備えて、少なくとも一つの動作状態のパラメータ値および/または負荷要素1の動作パラメータが決定されてもよい。電流がスイッチオンされるときに、電流閾値は決定されたパラメータ値に基づいて設定されてもよい。電流がスイッチオフされた後に再びスイッチオンされる場合に備えて、例えば、電流閾値はスイッチオフされて再びスイッチオンされるまでの経過した時間に応じて、または、切替操作のときの特性に基づいて決定されてもよい。
パラメータ値が決定される動作状態として、それぞれの動作状態における電流閾値に基づいて負荷が管理される場合の状態が考慮されてもよい。電流の切替時のそれぞれの動作パラメータの一つ以上の値が、記憶されてもよい。このような場合、電流閾値は、記憶値の一つ以上に基づいて決定されてもよい。動作パラメータは、以下からなる群の一つ以上を含んでもよい:負荷要素の温度、負荷要素の動作時間、負荷要素の電圧降下、電流のスイッチを切ってからの経過時間、最新のスイッチを入れてから後の時間経過、電流閾値の最新の変更の後の時刻。また、電流のスイッチが切られるときに、電流閾値(例えば電流閾値および/または温度閾値)が記憶されてもよい。
電流閾値は、最大電流閾値に等しいかそれよりも低くてよい。そして、電流閾値は、電流のスイッチが入れられるとき、最大電流閾値にセットされてもよい。このような場合、例えば、負荷要素の温度が温度閾値以下に来る場合に備えて、最大電流閾値は電流のスイッチを切るための温度閾値に対応してもよい。
電流閾値は最大電流閾値より低く制限されてもよいし等しくてもよい。そして、電流閾値は、電流が所定の最小時間を経過してしばらくしてスイッチオンされるときの最大電流閾値にセットされてもよい。
スイッチオンすることで、電流閾値は、スイッチを切る瞬間に適用した以前の電流閾値にセットしてもよい。電流が所定の最小時間より短い間にスイッチオンされる場合には、電流閾値は例えば以前の電流閾値にセットしてもよい。例えば、所定の最小時間は、負荷要素の冷却速度に基づいて決定されてもよい。
また、電流閾値は、スイッチオフがエラー(例えば短絡または過剰な温度)によって、生じた場合には、以前の電流閾値に決定されてもよい。例えば、以前の電流閾値は、負荷要素の温度のための温度閾値に対応してもよい。
図2に示すように、過電流制御手段を実現するために、制御装置6を有するスイッチングユニット3を使用することができる。回路から発生する信号は、図3のように発生させてもよい。過電流制御手段4のステップOC1、OC2およびOC3は、トグル(Toggle)とと共にパルス発生器2を介して、入力信号ON/OFFにより制御される。この場合、スイッチオンの間、信号がフリップフロップ12にセットされ、パワーアンプ14の出力OUTはパルス幅変調信号PWMの入力を、直接に通して制御される。
電流および白熱電球1の温度は、電流制御8および温度制御10によって、連続的にモニタされてもよい。温度が上昇するかまたは過電流制御手段のステップが上昇した場合、誤り信号Faultによって、フリップフロップ12はリセットされ、出力OUTは直接阻害される。
かかる誤り指示に基づくスイッチオフ動作(すなわち誤り信号Fail)の場合には、トグル信号が有効である間、出力OUTが阻害される。しかしながら、出力が新たにスイッチオンするためには、スイッチオフ動作の前に前もって決定した電流閾値OC1、OC2またはOC3とは別の最大のスイッチオフ制限が採用される。この場合、誤り信号Faultの監視によって、さまざまな方式により制御されてもよい。これは、誤りのタイプに基づき、制御装置6によってなされる。
図4は、過電流制御手段4をより詳しく説明するため、図2および図3に従う回路の状態遷移図を例示している。この場合、スイッチングユニット3は、まず最初にオフ状態にある。状態OC1は、スイッチオンの場合に達成される。白熱電球1の温度が時間tとともに上がる場合には、T1でOCT2に限定され、T2に達するときに最大許容電流はOC3に限定される。誤り信号Failの発生、またはスイッチオフに対応して、システムは、オフ状態へ切替えられる。白熱電球が高い温度のときのリスタートの場合には、以前の状態に応じて、最大許容電流は値OC2またはOC3に限られる。
あるいは、かかる過電流制御は、制御装置6なしでも実現できる。これは、図6の対応する信号プロフィールを有する図5の回路により示される。
この場合、スイッチングユニット3は、パルス幅変調および白熱電球1の状態を伝達する単一の入力により制御される。この場合、スイッチング信号トグルが正で、故障が起こらない場合、入力信号ON/OFFが直接に出力OUTを制御する。
温度または電流が上回る場合には、誤り信号Faultからのリセット入力でフリップフロップ12は、リセットされる。そして、出力OUTはこのことにより阻害される。リトリガラブル単安定フリップフロップ16の固有の残留時間Tmが経過すると、スイッチングユニット3は再び出力OUTを発生する。この場合、固有の残留時間Tmは白熱電球1の冷却期間に対応する。リスタートの場合には、OC1が最大許容電流の設定値として予め定められてもよい。図7に、この回路の状態遷移図を示す。この場合、オフ維持(OFF WAKE)状態がある。そして、固有の残留時間Tmが経過するまでその状態が維持される。回路はそれからオフ状態に変化する、そこから、リスタートが可能である。
図2および図5に示すように、スイッチングユニット3が、スイッチングユニット3を含むアセンブリおよびPTC負荷(例えば白熱電球1または他のPTC負荷)において、使われてもよい。図8に示すように、かかるアセンブリは、装置、例えば車両100に利用されてもよい。車両100は、多くのPTC負荷(例えば白熱電球1を有する前照燈101および後灯102)を有している。
上述のように、本願明細書において、本発明の実施例の具体例に関して記載した。なお、請求項に記載したように、さまざまな変更態様と改変は、より広い本発明の精神と範囲から逸脱することなく、なされてもよいことは明白である。例えば、スイッチングユニット3は、特定の実施に適しているいかなる方法で実現されてもよい。
機能的に単一の機器として作動すると共に、さらにまた、機器は多くの装置を通じて物理的に配布されてもよい。例えば、スイッチングユニット3は、適切な方法で各々に接続している多くの別々の半導体部品として実現してもよい。
また、機能的に別々の機器を形成している機器は、単一の物理デバイスで集積化されてもよい。
なお、他の修正、バリエーションおよび変形例も可能である。したがって、本願明細書および図面は、例示的なものであって、限定的に解すべきではない。
請求項において、括弧の中に配置されるいかなる参照符号も、請求項を制限するものとして解釈されない。用語「comprising(含む、有する)」は、請求項にリストされているものから、他のエレメントまたはステップの存在を除外しない。
さらにまた、語「a」および「an」は、ただ一つであるとして解釈されるのではなく、その代わりに、「少なくとも一つである」ということを意味するために用い、また複数を除外しない。特定の構成同士が相互に異なる請求項において記載されているという単なる事実は、これらの構成同士の組合せが有効に使われることができないことを意味するものではない。
時間tに対する電流Iの例および白熱電球1の過電流制御手段OCの実施例を示す図である。 制御装置6を有する白熱電球1を点灯するためのスイッチングユニット3の回路の一例を示す図である。 図2に従うスイッチングユニット3の実施例の信号の例を示す図である。 図2に従う回路の実施例の状態線図である。 白熱電球1を点灯するためのスイッチングユニット3の回路の一例を示す図である。 図5に従うスイッチングユニット3の実施例の信号の例を示す図である。 図5に従う回路の状態線図を示す図である。 スイッチングユニットおよびPTC負荷要素を含む装置の実施例が使われる装置の実施例の一例を示す図である。
符号の説明
1:白熱電球
2:パルス発生器
3:スイッチングユニット
4:過電流制御手段
6:制御装置
8:電流制御手段
10:温度制御手段
12:フリップフロップ
14:電力増幅器
16:リトリガラブル単安定フリップフロップ
100:車両
101:電源
Fail/Fault:誤り信号
OC:過電流
ON/OFF:入力信号
OUT:出力
Toggle:スイッチング信号(トグル)

Claims (21)

  1. スイッチングユニットを用いてPTC電気的負荷要素を駆動するための方法であって、
    予め定められた電流閾値を上回るとき、前記スイッチングユニットによって、前記PTC電気的負荷要素への電流がスイッチオフされ、かつ
    前記負荷要素の動作時間に応じて、前記電流閾値が変化する方法において、
    前記電流がスイッチオフされる場合には、少なくとも一つの動作状態のパラメータ値および/または前記負荷要素の動作パラメータが特定され、かつ
    前記電流がスイッチオンされる場合には、前記特定されたパラメータ値に応じて、前記電流閾値が設定される
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記電流がスイッチオフされた後に再びスイッチオンされるときに、スイッチオフされてから再びスイッチオンされるまでの間の経過時間に基づき、前記電流閾値が特定される請求項1に記載の方法。
  3. 前記電流がスイッチオンされるときに、前記電流閾値が、スイッチオフの手順の特性に応じて特定される請求項1又は2に記載の方法。
  4. それぞれの動作状態のために与えられた電流閾値によって前記負荷が管理されているときの状態を、動作状態とみなす請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記電流のスイッチオフのときの前記それぞれの動作パラメータの少なくとも1つの値を記憶することを含み、かつ前記電流閾値が少なくとも1つの記憶された値に基づいて特定される請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記動作パラメータが、
    前記負荷要素の温度、前記負荷要素の動作時間、前記負荷要素の電圧降下、前記電流のスイッチオフからの経過時間、最新のスイッチオンからの経過時間、前記電流閾値の最新の変更からの時間、
    から成る1以上のグループを含む請求項1ないし5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記電流閾値が、最大電流閾値に等しいかそれより小さい値に制限され、かつ前記電流がスイッチオンされるときに、前記電流閾値として前記最大電流閾値が設定される請求項1ないし6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記最大電流閾値が、前記負荷要素の温度が温度閾値以下になったときに前記電流のスイッチオフを行うための前記温度閾値に、対応する請求項7に記載の方法。
  9. 前記電流閾値は、最大電流閾値に等しいかそれより小さい値に制限され、かつ前記電流が所定の最小時間を経過してスイッチオンされるときに、前記電流閾値として前記最大電流閾値が設定される請求項1ないし8のいずれか1項に記載の方法。
  10. スイッチオンした際に、前記電流閾値として、スイッチオフする時に適用した、以前の電流閾値が設定される請求項1ないし9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記以前の電流閾値が、前記負荷要素の前記温度のための温度閾値に対応する請求項10に記載の方法。
  12. 前記電流が所定の最小時間よりも短い時間の後にスイッチオンされるときに、前記電流閾値として、前記以前の電流閾値が設定される請求項10または11に記載の方法。
  13. エラー、たとえば回路の短絡または温度超過、が原因でスイッチオフがなされたときに、前記電流閾値として、前記以前の電流閾値が特定され設定される請求項3および請求項10ないし12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記所定の最小時間は、前記負荷要素の冷却速度に基づいて特定される請求項9または12に記載の方法。
  15. 前記電流がスイッチオフされるときに、少なくとも1つの電流閾値、たとえば前記電流閾値および/または温度閾値、が記憶される請求項1ないし14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記電流のスイッチオンの後、動作の期間が上回ったとき、前記電流閾値が、たとえば段階的に、減じられる請求項1ないし15のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記スイッチングユニットが、前記電流のスイッチオフの後に再び自動的にスイッチオンを行う請求項1ないし16のいずれか1項に記載の方法。
  18. スイッチングユニットが前記電流をスイッチオフして所定の時間後に前記電流をスイッチオンする請求項17に記載の方法。
  19. 請求項1ないし18のいずれか1項に記載の方法を実行するためのコントロールユニットを有するPTC電気的負荷要素のためのスイッチングユニット。
  20. 請求項19に記載のスイッチングユニットおよびPTC電気的負荷要素を有する設備。
  21. 請求項20の設備を有する装置。
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