JP2010505283A - 風雑音を検出するための方法およびシステム - Google Patents

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Abstract

風雑音を検出するための方法およびシステムが、複数の受音ユニットによって取得される複数の音信号のうちの2つについて、風雑音を含んでいるか否かを判断するように構成されている。この方法は、(a)前記2つの音信号のそれぞれを、複数の音フレームを含むそれぞれのデジタル化音信号へと変換するステップ、(b)前記2つのデジタル化音信号からの対応する音フレームの各組の相関係数を計算するステップ、(c)前記デジタル化音信号の一方を他方から減算し、得られたデジタル化音信号を周波数ドメインへと変換するステップ、(d)前記音フレームのそれぞれの周波数ドメインにおいて周波数境界として機能する周波数ビンを選択し、前記周波数境界に従って前記音フレームのそれぞれのdB差、低周波数エネルギー減衰係数、および低周波数リップル数を計算するステップ、ならびに(e)それぞれの音フレームの相関係数、dB差、低周波数エネルギー減衰係数、および低周波数リップル数が、所定の判定ルールを満足するか否かを判断し、満足する場合に、前記2つの音信号が風雑音を含んでいると判断するステップ、を含んでいる。

Description

本発明は、風雑音を処理するための方法およびシステムに関し、さらに詳しくは、風雑音を検出するための方法およびシステムに関する。
耳の不自由な者においては、そのような者を効果的に補助して周囲の音をはっきりと聞き取ることができるようにするために、補聴器を使用して周囲の音を増幅することができる。これは、耳の不自由な者にとって、生活および学習における大きな助けである。しかしながら、最新の補聴器は、小型であって携行に好都合であるが、依然として、風が吹くことによって引き起こされる風雑音などといった煩わしい雑音を取り除くことができる人間の耳ほどには、音を精密に処理することができない。一般的に言えば、風が補聴器に吹き付けるとき、補聴器が、設計されたとおりに風の音を増幅し、きわめて大きな雑音を発生させる。そのような予期せぬ雑音が、ユーザにとってたいへんな不快を引き起こすことが多い。したがって、風雑音の問題を軽減するために、3つの従来からの技術が提案されている。
「Device and Method for Detecting Wind Noise」という名称の米国特許出願公開第20040161120A1号に、上述の問題を回避するための方法が開示されている。この特許刊行物に開示されているとおり、2つの入力信号が低域通過フィルタへと伝達され、フィルタ処理後の信号の相互相関関数および自己相関関数の演算結果が比較され、風雑音の存在が検出される。しかしながら、上述の刊行物に開示の方法は、固定の低周波数分布の信号について、低相関であるか否かを検出するために使用されており、風雑音に向けられたものではないため、効果がきわめて不満足である。これは、そのような固定の低周波数分布の低相関信号に属する雑音が、例えば閉じた部屋における非有声性のスピーチまたは環境雑音など、他にも多数存在するためである。
さらに、「Hearing Aid with Adaptive Matching of Input Transducers」という米国特許第6741714B2号に、複数の入力トランスデューサを備える補聴装置が開示されており、それらの入力トランスデューサが、通常の状態のもとで指向性を有している。入力トランスデューサのうちの1つが風雑音を受信すると、すべての入力トランスデューサが、風雑音の影響を小さくするために、指向性から無指向性へと切り換えられる。風雑音の存在を検出するための方法の1つが、所与の時点において複数の入力トランスデューサ信号が同じ符号を有しているか否かを判断し、その時点から、或る時間間隔内の各時点において反対の符号を有する入力トランスデューサ信号の発生回数を測定することである。発生回数がしきい値を上回る場合、風雑音であると判断される。この方法は、複数の入力トランスデューサ信号が同じ符号を有するか否かに基づいて、風雑音を判断している。しかしながら、風雑音の特性は必ずしもこのようではないため、結果が不正確である。
さらに、「Method for Operating a Hearing Aid or Hearing Aid System,and a Hearing Aid and Hearing Aid System」という米国特許第6882736B2号に、風雑音を検出するための他の方法が開示されている。この特許の考え方は、1つの入力信号を別の入力信号から減算することによって、複数の入力信号の相関を計算することにある。信号間の相関が高いほど、減算後の結果の平均値が小さくなる。平均値がしきい値よりも大きい場合、それが風雑音の存在を示している。この特許は、入力信号の相関を単に簡単な計算によって判断しているため、風雑音を正確に検出することができない。
上述の3つの従来技術の技法はすべて、風雑音を正確に検出することができず、他の種類の雑音を風雑音と誤認し、結果として誤った処理を招く。したがって、技術的解決策へのニーズが存在している。
したがって、本発明の1つの目的は、風雑音を検出するための方法を提供することにある。
したがって、風雑音を検出するための本発明の方法は、複数の受音ユニットによって取得される複数の音信号のうちの2つについて、風雑音を含んでいるか否かを判断するように構成されている。この方法は、以下のステップを含んでいる。第1に、前記2つの音信号のそれぞれが、複数の音フレームを含むそれぞれのデジタル化音信号へと変換される。次いで、前記2つのデジタル化音信号からの対応する音フレームの各組の相関係数が、計算される。次に、前記2つのデジタル化音信号の一方が他方から減算され、得られた信号が、周波数ドメインへと変換される。続いて、前記音フレームのそれぞれについて、周波数ドメイン内の或る周波数ビンが、周波数境界として機能するように選択され、該周波数境界に従って前記音フレームのそれぞれのdB差、低周波数エネルギー減衰係数、および低周波数リップル数が計算される。その後に、それぞれの音フレームの相関係数、dB差、低周波数エネルギー減衰係数、および低周波数リップル数について、所定の判定ルールを満足するか否かが判断され、満足する場合に、前記2つの音信号が風雑音を含んでいると判断される。
本発明の別の目的は、風雑音を検出するためのシステムを提供することにある。
したがって、風雑音を検出するための本発明のシステムは、複数の受音ユニットによって取得される複数の音信号のうちの2つについて、風雑音を含んでいるか否かを判断するように構成されている。このシステムは、音信号変換ユニット、相関係数計算ユニット、音信号分離ユニット、スペクトル処理ユニット、および判定ユニットを備えている。
前記音信号変換ユニットが、前記2つの音信号のそれぞれを、複数の音フレームを含むそれぞれのデジタル化音信号へと変換する。前記相関係数計算ユニットが、前記2つのデジタル化音信号からの対応する音フレームの各組の相関係数を計算するために使用される。前記音信号分離ユニットが、前記2つのデジタル化音信号の一方を他方から減算し、得られた信号を周波数ドメインへと変換するために使用される。前記スペクトル処理ユニットが、前記音フレームのそれぞれの周波数ドメインにおいて周波数境界として機能する周波数ビンを選択し、前記周波数境界に従って前記音フレームのそれぞれのdB差、低周波数エネルギー減衰係数、および低周波数リップル数を計算するために使用される。前記スペクトル処理ユニットは、周波数境界決定モジュール、dB差計算モジュール、エネルギー減衰計算モジュール、およびリップル数計算モジュールを含んでいる。前記判定ユニットが、それぞれの音フレームの相関係数、dB差、低周波数エネルギー減衰係数、および低周波数リップル数が所定の判定ルールを満足するか否かに基づいて、前記2つの音信号が風雑音を含んでいるか否かを判断するために使用される。
本発明の有利な効果は、風雑音を正確に検出でき、補聴器の動作効率に影響を及ぼすことなく、フィルタ処理を要する音信号の判断において補聴器を効果的に補佐することができる点にある。
本発明の他の特徴および利点が、添付の図面を参照し、好ましい実施形態についての以下の詳細な説明において明らかになるであろう。
図1を参照すると、風雑音を検出するための本発明によるシステムの好ましい実施形態が、複数の受音ユニット1によって取得される複数の音信号のうちの2つの音信号について、風雑音を含んでいるか否かを判断するように構成されている。この好ましい実施形態においては、受音ユニット1の数は2つであり、したがって2つの音信号が取得される。本システムは、音信号変換ユニット2、相関係数計算ユニット3、音信号分離ユニット4、スペクトル処理ユニット5、および判定ユニット6を含んでいる。
音信号変換ユニット2は、2つの音信号を受信して、それらを複数の音フレームを含む相応のデジタル化音信号へと変換するために、受音ユニット1へと電気的に接続されている。
相関係数計算ユニット3は、音信号変換ユニット2へと電気的に接続されている。相関係数計算ユニット3の目的は、2つのデジタル化音信号からの対応する音フレームの各組の相関係数を計算することにあり、より小さな相関係数の値が、風雑音の可能性がより高いことを示している。相関係数計算ユニット3は、以下の式(1)
Figure 2010505283
を使用して計算を行い、ここで、rが、相関係数を表しており、Nは、各音フレームの時間分割の数であって、この好ましい実施形態においては1024に等しく、xおよびyは、2つのデジタル化音信号のそれぞれを表しており、
Figure 2010505283
および
Figure 2010505283
は、2つのデジタル化音信号のそれぞれの平均値を表している。
音信号分離ユニット4は、音信号変換ユニット2へと電気的に接続され、2つのデジタル化音信号を受信する。音信号分離ユニット4の目的は、2つのデジタル化音信号の一方を他方から減算し、得られた信号を高速フーリエ変換(FFT)を使用して周波数ドメインへと変換することにある。周波数ドメインへの変換は、2つのデジタル化音信号のその後の分析に役立つであろう。
スペクトル処理ユニット5は、音信号分離ユニット4へと電気的に接続されている。スペクトル処理ユニット5は、周波数境界決定モジュール51、dB差計算モジュール52、エネルギー減衰計算モジュール53、およびリップル数計算モジュール54を備えている。周波数境界決定モジュール51が、最初に使用される。
図1および2を参照すると、周波数境界決定モジュール51の目的は、それぞれの音フレームの周波数境界を探すことにある。最初に、それぞれの音フレームにおいて最大のエネルギーを有している周波数ビン(矢印731によって示されているとおり)および最小のエネルギーを有している周波数ビン(矢印732によって示されているとおり)に従って、エネルギー基準値が定められる。エネルギー基準値を、「{(それぞれの音フレームにおいて最大のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)−(それぞれの音フレームにおいて最小のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)}/10+(最小のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)」として定めることができる。これにより、矢印734によって示されるとおりの線分を得ることができる。その後に、最低の周波数を有する周波数ビンから出発して最高の周波数を有する周波数ビンへとそれぞれの音フレームのすべての周波数ビンを対象にして、周波数境界決定モジュール51が、矢印733によって示されているとおりエネルギーが前記エネルギー基準値を下回る最初の周波数ビンを、周波数境界として選択する。
図1を参照すると、スペクトル処理ユニット5のdB差計算モジュール52、エネルギー減衰計算モジュール53、およびリップル数計算モジュール54は、いずれも周波数境界決定モジュール51へと接続されており、同時に使用することが可能である。
図1および3を参照すると、スペクトル処理ユニット5のdB差計算モジュール52が、それぞれの音フレームの周波数境界に従って、dB差を計算する。dB差を、「(周波数境界よりも低い周波数を有する周波数ビンのうちで、最大のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー(矢印741によって示されているとおり))−(周波数境界よりも高い周波数を有する5つの直近の周波数ビンのうちで、最大のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー(矢印742によって示されているとおり))」として定めることができる。
図1および4を参照すると、スペクトル処理ユニット5のエネルギー減衰計算モジュール53は、それぞれの音フレームの周波数境界に従って、低周波数エネルギー減衰係数を計算する。低周波数エネルギー減衰係数を、「{(周波数境界よりも低い周波数を有しかつ周波数境界に最も近い周波数ビンのエネルギー)−(周波数境界のエネルギー)}(矢印751によって示されているとおり)−{(周波数境界よりも低い周波数を有する周波数ビンのうちで、最大のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)−(周波数境界よりも低い周波数を有する周波数ビンのうちで、最小のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)}/2(すなわち、矢印752によって示されている差の値を半分にして、矢印753によって示されている値を得る)」として定めることができる。
図1および5を参照すると、スペクトル処理ユニット5のリップル数計算モジュール54は、それぞれの音フレームの周波数境界に従って、低周波数リップル数を計算する。低周波数リップル数を、「(周波数境界よりも低い周波数を有する任意の2つの隣接する周波数ビンの間のエネルギーの差)>〔{(周波数境界よりも低い周波数を有する周波数ビンのうちで、最大のエネルギーを有する周波数ビンのエネルギー)−(周波数境界よりも低い周波数を有する周波数ビンのうちで、最小のエネルギーを有する周波数ビンのエネルギー)}/100〕」となる回数として定めることができる。図5に示した音フレームを例とすると、矢印761が、音フレームに明らかなリップルが存在することを示しており、リップルの数が3つであることを知ることができる。
判定ユニット6が、それぞれの音フレームの相関係数、dB差、低周波数エネルギー減衰係数、および低周波数リップル数が所定の判定ルールを満足するか否かに基づいて、2つの音信号が風雑音を含んでいるか否かを判断するために使用される。この実施形態においては、所定の判定ルールは、相関係数が0.9よりも小さいこと、dB差が17.4デシベルよりも大きいこと、低周波数エネルギー減衰係数が負の数であること、およびリップル数がゼロであること、であってよい。実験により、このように設定された所定の判定ルールが、システムの風雑音検出能力を最も効果的に高めることができることが示されている。
図1および6を参照すると、風雑音を検出するための本発明による方法は、以下のステップを含んでいる。
最初に、ステップ701において、受音ユニット1が、2つの音信号を取得する。
次に、ステップ702において、2つの音信号のそれぞれが、音信号変換ユニット2を使用して複数の音フレームを含むそれぞれのデジタル化音信号へと変換される。
続いて、相関係数計算ユニット3によって実行されるステップ703において、2つのデジタル化音信号からの対応する音フレームの各組の相関係数が、上述の式(1)を使用して計算される。
その後に、ステップ704において、音信号分離ユニット4が、2つのデジタル化音信号の一方を他方から減算する。得られた信号が、次に、ステップ705において、高速フーリエ変換を使用して周波数ドメインへと変換される。
次いで、ステップ706において、スペクトル処理ユニット5の周波数境界決定モジュール51が、それぞれの音フレームの周波数ドメインにおいて、周波数境界として機能する周波数ビンを選択する。周波数境界を選択する方法は、以下のサブステップを含んでいる。
最初に、それぞれの音フレームにおいて最大のエネルギーを有する周波数ビンおよび最小のエネルギーを有する周波数ビンが特定され、エネルギー基準値が定められる。エネルギー基準値は、「{(それぞれの音フレームにおいて最大のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)−(それぞれの音フレームにおいて最小のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)}/10+(最小のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)」として定められる。
その後に、最低の周波数を有する周波数ビンから出発して最高の周波数を有する周波数ビンへとそれぞれの音フレームのすべての周波数ビンを対象に、エネルギーが前記エネルギー基準値を下回る最初の周波数ビンが、周波数境界として選択される。
その後に、dB差、低周波数エネルギー減衰係数、および低周波数リップル数を、周波数境界に従って求めなければならない。
ステップ707において、スペクトル処理ユニット5のdB差計算モジュール52が、それぞれの音フレームの周波数境界に従って、dB差を計算する。ステップ708において、スペクトル処理ユニット5のエネルギー減衰計算モジュール53が、それぞれの音フレームの周波数境界に従って、低周波数エネルギー減衰係数を計算する。ステップ709において、スペクトル処理ユニット5のリップル数計算モジュール54が、それぞれの音フレームの周波数境界に従って、低周波数リップル数を計算する。
最後に、ステップ710において、判定ユニット6が、それぞれの音フレームの相関係数、dB差、低周波数エネルギー減衰係数、および低周波数リップル数が所定の判定ルールを満足するか否かを判断する。所定の判定ルールとして、相関係数が0.9よりも小さいこと、dB差が17.4デシベルよりも大きいこと、低周波数エネルギー減衰係数が負の数であること、およびリップル数が0であること、が含まれる。この所定の判定ルールを満足する場合に、2つの音信号が風雑音を含んでいると判断される。
要約すると、風雑音を、本発明のシステムおよび方法を使用して正確に検出することが可能である。本発明の好ましい実施形態と米国特許第6741714B2号および米国特許第6882736B2号との間の比較が、表1に示した結果を呈する。太字の数字が、3者のうちの最良の風雑音検出効果を表している。
Figure 2010505283
風雑音が存在する場合に、本発明が風雑音を検出する可能性が最も高いこと、および風雑音が存在しない場合に、本発明が風雑音を検出する可能性がきわめて低いことを、表1から見て取ることができ、これが本発明におけるより良好な風雑音検出効果を示している。
以上、本発明を最も現実的かつ好ましい実施形態であると考えられる内容に関して説明したが、本発明が、本明細書に開示された実施形態に限定されず、最も広い解釈の精神および範囲に含まれる種々の構成を包含し、そのような変形および均等な構成のすべてを網羅することを理解すべきである。
本発明は、風雑音を検出するための方法およびシステムに適用可能である。
風雑音を検出するための本発明によるシステムの好ましい実施形態を説明するシステムブロック図である。 好ましい実施形態における境界周波数の計算方法を説明するヒストグラムである。 図2と同様の図であり、好ましい実施形態におけるdB差の計算方法を説明している。 図2と同様の図であり、好ましい実施形態における低周波数エネルギー減衰係数の計算方法を説明している。 図2と同様の図であり、好ましい実施形態における低周波数リップル数の計算方法を説明している。 風雑音を検出するための本発明による方法の好ましい実施形態を説明するためのフローチャートである。

Claims (26)

  1. 風雑音を検出するための方法であって、複数の受音ユニットによって取得される複数の音信号のうちの2つについて、風雑音を含んでいるか否かを判断するように構成されており、
    (a)前記2つの音信号のそれぞれを、複数の音フレームを含むそれぞれのデジタル化音信号へと変換するステップ、
    (b)前記2つのデジタル化音信号からの対応する音フレームの各組の相関係数を計算するステップ、
    (c)前記デジタル化音信号の一方を他方から減算し、得られた信号を周波数ドメインへと変換するステップ、
    (d)前記音フレームのそれぞれの周波数ドメインにおいて周波数境界として機能する周波数ビンを選択し、前記周波数境界に従って前記音フレームのそれぞれのdB差、低周波数エネルギー減衰係数、および低周波数リップル数を計算するステップ、ならびに
    (e)それぞれの音フレームの相関係数、dB差、低周波数エネルギー減衰係数、および低周波数リップル数が、所定の判定ルールを満足するか否かを判断し、満足する場合に、前記2つの音信号が風雑音を含んでいると判断するステップ
    を含んでいる方法。
  2. ステップ(b)において、前記相関係数が、以下の式
    Figure 2010505283
    に基づいて計算され、ここで、rが、前記相関係数を表しており、Nは、各音フレームの時間分割の数であり、xおよびyは、2つのデジタル化音信号のそれぞれを表しており、
    Figure 2010505283
    および
    Figure 2010505283
    は、2つのデジタル化音信号のそれぞれの平均値を表しており、
    ステップ(e)において、前記所定の判定ルールが、前記相関係数が0.8〜1.0の範囲にあるしきい値よりも小さいことを含んでいる、請求項1に記載の風雑音を検出するための方法。
  3. 時間分割の数が、1024である、請求項2に記載の風雑音を検出するための方法。
  4. ステップ(c)において、前記得られた信号を周波数ドメインへと変換するために高速フーリエ変換が使用される、請求項1に記載の風雑音を検出するための方法。
  5. ステップ(d)において、前記周波数境界の選択が、
    (d‐1)前記音フレームのそれぞれにおいて最大のエネルギーを有する周波数ビンおよび最小のエネルギーを有する周波数ビンに従って、エネルギー基準値を定めるサブステップ、および
    (d‐2)最低の周波数を有する周波数ビンから出発して最高の周波数を有する周波数ビンへと前記音フレームのそれぞれのすべての周波数ビンを対象に、エネルギーが前記エネルギー基準値を下回る最初の周波数ビンを、周波数境界として選択するサブステップ
    を含んでいる、請求項1に記載の風雑音を検出するための方法。
  6. ステップ(d‐1)において、前記エネルギー基準値を、「{(それぞれの音フレームにおいて最大のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)−(それぞれの音フレームにおいて最小のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)}/10+(最小のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)」として定めることができる、請求項5に記載の風雑音を検出するための方法。
  7. ステップ(d)において、前記dB差が、前記音フレームのそれぞれの前記周波数境界に従って計算され、
    ステップ(e)において、前記所定の判定ルールが、前記dB差がしきい値よりも大きいことを含んでいる、請求項1に記載の風雑音を検出するための方法。
  8. ステップ(d)において、前記dB差を、「(前記周波数境界よりも低い周波数を有する周波数ビンのうちで、最大のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)−(前記周波数境界よりも高い周波数を有する複数の直近の周波数ビンのうちで、最大のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)」として定めることができ、
    前記しきい値が、15〜20デシベルの間の範囲にある、請求項7に記載の風雑音を検出するための方法。
  9. 前記直近の周波数ビンが、前記周波数境界よりも高い周波数を有する3〜10個の周波数ビンである、請求項8に記載の風雑音を検出するための方法。
  10. ステップ(d)において、前記低周波数エネルギー減衰係数が、前記音フレームのそれぞれの前記周波数境界に従って計算され、
    ステップ(e)において、前記所定の判定ルールが、前記低周波数エネルギー減衰係数が第1の所定の条件を満足することを含んでいる、請求項1に記載の風雑音を検出するための方法。
  11. ステップ(d)において、前記低周波数エネルギー減衰係数を、「{(前記周波数境界よりも低い周波数を有しかつ前記周波数境界に最も近い周波数ビンのエネルギー)−(前記周波数境界のエネルギー)}−{(前記周波数境界よりも低い周波数を有する周波数ビンのうちで、最大のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)−(前記周波数境界よりも低い周波数を有する周波数ビンのうちで、最小のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)}/2」として定めることができ、
    前記第1の所定の条件が、前記低周波数エネルギー減衰係数が負の数であることである、請求項10に記載の風雑音を検出するための方法。
  12. ステップ(d)において、前記低周波数リップル数が、前記音フレームのそれぞれの前記周波数境界に従って計算され、
    ステップ(e)において、前記所定の判定ルールが、前記低周波数リップル数が第2の所定の条件を満足することを含んでいる、請求項1に記載の風雑音を検出するための方法。
  13. ステップ(d)において、前記低周波数リップル数を、「(前記周波数境界よりも低い周波数を有する任意の2つの隣接する周波数ビンの間のエネルギーの差)>〔{(前記周波数境界よりも低い周波数を有する周波数ビンのうちで、最大のエネルギーを有する周波数ビンのエネルギー)−(前記周波数境界よりも低い周波数を有する周波数ビンのうちで、最小のエネルギーを有する周波数ビンのエネルギー)}/100〕」となる回数として定めることができ、
    前記第2の所定の条件が、前記低周波数リップル数が0であることである、請求項12に記載の風雑音を検出するための方法。
  14. 風雑音を検出するためのシステムであって、複数の受音ユニットによって取得される複数の音信号のうちの2つについて、風雑音を含んでいるか否かを判断するように構成されており、
    前記2つの音信号のそれぞれを、複数の音フレームを含むそれぞれのデジタル化音信号へと変換するための音信号変換ユニット、
    前記2つのデジタル化音信号からの対応する音フレームの各組の相関係数を計算するための相関係数計算ユニット、
    前記デジタル化音信号の一方を他方から減算し、得られた信号を周波数ドメインへと変換するための音信号分離ユニット、
    周波数境界決定モジュール、dB差計算モジュール、エネルギー減衰計算モジュール、およびリップル数計算モジュールを含んでおり、前記音フレームのそれぞれの周波数ドメインにおいて周波数境界として機能する周波数ビンを選択し、前記周波数境界に従って前記音フレームのそれぞれのdB差、低周波数エネルギー減衰係数、および低周波数リップル数を計算するためのスペクトル処理ユニット、ならびに
    それぞれの音フレームの相関係数、dB差、低周波数エネルギー減衰係数、および低周波数リップル数が所定の判定ルールを満足するか否かに基づいて、前記2つの音信号が風雑音を含んでいるか否かを判断する判定ユニット
    を備えているシステム。
  15. 前記相関係数が、以下の式
    Figure 2010505283
    に基づいて計算され、ここで、rが、前記相関係数を表しており、Nは、各音フレームの時間分割の数であり、xおよびyは、2つのデジタル化音信号のそれぞれを表しており、
    Figure 2010505283
    および
    Figure 2010505283
    は、2つのデジタル化音信号のそれぞれの平均値を表しており、
    前記所定の判定ルールが、前記相関係数が0.8〜1.0の範囲にあるしきい値よりも小さいことを含んでいる、請求項14に記載の風雑音を検出するためのシステム。
  16. 時間分割の数が、1024である、請求項15に記載の風雑音を検出するためのシステム。
  17. 前記音信号分離ユニットが、前記得られた信号を周波数ドメインへと変換するために高速フーリエ変換を使用する、請求項14に記載の風雑音を検出するためのシステム。
  18. 前記スペクトル処理ユニットの前記周波数境界決定モジュールが、前記音フレームのそれぞれにおいて最大のエネルギーを有する周波数ビンおよび最小のエネルギーを有する周波数ビンに従って、エネルギー基準値を定め、最低の周波数を有する周波数ビンから出発して最高の周波数を有する周波数ビンへと前記音フレームのそれぞれのすべての周波数ビンを対象に、エネルギーが前記エネルギー基準値を下回る最初の周波数ビンを、周波数境界として選択する、請求項14に記載の風雑音を検出するためのシステム。
  19. 前記エネルギー基準値を、「{(それぞれの音フレームにおいて最大のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)−(それぞれの音フレームにおいて最小のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)}/10+(最小のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)」として定めることができる、請求項18に記載の風雑音を検出するためのシステム。
  20. 前記スペクトル処理ユニットの前記dB差計算モジュールが、前記音フレームのそれぞれの前記周波数境界に従って前記dB差を計算し、
    前記所定の判定ルールが、前記dB差がしきい値よりも大きいことを含んでいる、請求項14に記載の風雑音を検出するためのシステム。
  21. 前記dB差を、「(前記周波数境界よりも低い周波数を有する周波数ビンのうちで、最大のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)−(前記周波数境界よりも高い周波数を有する複数の直近の周波数ビンのうちで、最大のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)」として定めることができ、
    前記しきい値が、15〜20デシベルの間の範囲にある、請求項20に記載の風雑音を検出するためのシステム。
  22. 前記直近の周波数ビンが、前記周波数境界よりも高い周波数を有する3〜10個の周波数ビンである、請求項21に記載の風雑音を検出するためのシステム。
  23. 前記スペクトル処理ユニットの前記エネルギー減衰計算モジュールが、前記音フレームのそれぞれの前記周波数境界に従って前記低周波数エネルギー減衰係数を計算し、
    前記所定の判定ルールが、前記低周波数エネルギー減衰係数が第1の所定の条件を満足することを含んでいる、請求項14に記載の風雑音を検出するためのシステム。
  24. 前記低周波数エネルギー減衰係数を、「{(前記周波数境界よりも低い周波数を有しかつ前記周波数境界に最も近い周波数ビンのエネルギー)−(前記周波数境界のエネルギー)}−{(前記周波数境界よりも低い周波数を有する周波数ビンのうちで、最大のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)−(前記周波数境界よりも低い周波数を有する周波数ビンのうちで、最小のエネルギーを有している周波数ビンのエネルギー)}/2」として定めることができ、
    前記第1の所定の条件が、前記低周波数エネルギー減衰係数が負の数であることである、請求項23に記載の風雑音を検出するためのシステム。
  25. 前記スペクトル処理ユニットの前記リップル数計算モジュールが、前記音フレームのそれぞれの前記周波数境界に従って前記低周波数リップル数を計算し、
    前記所定の判定ルールが、前記低周波数リップル数が第2の所定の条件を満足することを含んでいる、請求項14に記載の風雑音を検出するためのシステム。
  26. 前記低周波数リップル数を、「(前記周波数境界よりも低い周波数を有する任意の2つの隣接する周波数ビンの間のエネルギーの差)>〔{(前記周波数境界よりも低い周波数を有する周波数ビンのうちで、最大のエネルギーを有する周波数ビンのエネルギー)−(前記周波数境界よりも低い周波数を有する周波数ビンのうちで、最小のエネルギーを有する周波数ビンのエネルギー)}/100〕」となる回数として定めることができ、
    前記第2の所定の条件が、前記低周波数リップル数が0であることである、請求項25に記載の風雑音を検出するためのシステム。
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