JP2010504497A - 冷却ステーション - Google Patents

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Abstract

冷却材料を収容する収容室を包囲するハウジングを備えた、少なくとも1つの冷却すべき容器のための冷却ステーション(140)であって、その場合に冷却ステーションが、容器を通る循環空気流を発生させるための少なくとも1つの送風機(238)、循環空気流を冷却するための少なくとも1つのクーラー(240)および、冷却すべき容器から循環空気流を導出するための少なくとも1つの第1のドッキング箇所(222)と冷却すべき容器へ循環空気流を供給するための少なくとも1つの第2のドッキング箇所(226)を備えた、少なくとも1つのドッキングスペース(142)を有する、特にエネルギ効率よく作動する、前記冷却ステーションを提供するために、冷却ステーションが、冷却すべき容器の不在の場合に、冷却ステーションのドッキング箇所を閉鎖するための少なくとも1つの閉鎖部材(232)を有していることが、提案される。

Description

本発明は、冷却材料を収容するための収容室を包囲するハウジングを備えた、少なくとも1つの冷却すべき容器のための冷却ステーションであって、
容器を通る循環空気流を発生させるための、少なくとも1つの送風機と、
循環空気流を冷却するための少なくとも1つのクーラーと、
冷却すべき容器から循環空気流を導出するための少なくとも1つの第1のドッキング箇所と冷却すべき容器へ循環空気流を供給するための少なくとも1つの第2のドッキング箇所とを備えた、少なくとも1つのドッキングスペースと、
を有している冷却ステーションに関する。
この種の冷却ステーションは、特許文献1から知られている。この冷却ステーションは、ドッキングスペースの2つのドッキング箇所を互いに接続し、かつ恒久的に開放されている、循環空気通路を有している。
その場合の欠点は、暖かい周囲空気が冷却ステーション内へ達して、その内部空間を暖めることができることである。
仏国特許出願2442035A1
本発明の課題は、特にエネルギ効率よく作動する、冒頭で挙げた種類の冷却ステーションを提供することである。
この課題は、請求項1の前文の特徴を有する冷却ステーションにおいて、本発明によれば、冷却ステーションが、冷却すべき容器が存在しない場合に冷却ステーションのドッキング箇所を閉鎖するための、少なくとも1つの閉鎖部材を有していることによって、解決される。
この種の閉鎖部材の存在によって、冷却すべき容器が冷却ステーションにドッキングされていない相の間の冷却損失が、可能な限り小さく抑えられ、それが、本発明に基づく冷却ステーションのエネルギ効率を高める。
この種の冷却ステーションは、冷却すべき容器が冷却ステーションからドッキング解除された場合に、閉鎖部材が自動的に、閉鎖部材がドッキング箇所を解放する開放位置から、閉鎖部材がドッキング箇所を閉鎖する閉鎖位置へ移動可能であると、特に簡単に操作することができる。
操作のなじみやすさの理由から、さらに、冷却すべき容器が冷却ステーションにドッキングされる場合に、閉鎖部材が自動的に、閉鎖部材がドッキング箇所を閉鎖する閉鎖位置から、閉鎖部材がドッキング箇所を解放する開放位置へ移動可能であると、効果的である。
ドッキング箇所を閉鎖するための閉鎖部材は、たとえば、スライダとして形成することができる。
しかし、本発明の好ましい形態において、閉鎖部材は、冷却ステーションに回動可能に保持されている。
さらに、閉鎖部材が重力の作用によって、閉鎖部材がドッキング箇所を閉鎖する閉鎖位置へ移動可能であると、効果的である。
冷却すべき容器の収容室が、好ましくは容器の上側において、接近開口部を介して、冷却材料を挿入するため、あるいは収容室から冷却材料を取り出すために接近可能である場合に、冷却ステーションは、好ましくは、冷却すべき容器が冷却ステーションにドッキングされている間、この接近開口部を閉鎖するための閉鎖カバーを有している。
この種の閉鎖カバーは、特に、冷却ステーションに揺動可能に保持することができる。
原則的に、冷却ステーションのクーラーは、任意に形成することができ、かつクーラーの冷却作用を任意の方法で得ることができる。
たとえば、クーラーは、冷却ユニットの蒸発器として形成することができる。
しかし、本発明に基づく冷却ステーションは、冷却ステーションが、冷側に多相の流動的な冷媒を有する、熱交換器として形成されている場合に、特に簡単な構造であり、簡単に形成することができ、それにもかかわらず冷却すべき容器を通る循環空気流の有効かつエネルギ効率のよい冷却を可能にする。
特に、液状の相内に浮遊する、固体の氷相を有することができる、多相の冷媒は、流動的であり、特にポンピング可能であって、従って外部の冷媒源から冷却ステーションへ供給することができるので、冷却ステーション内部に冷却ユニットを設ける必要はない。
多相の冷媒は、冷媒の固体相の一部が溶融されることによって、周囲空気流から熱を吸収して、潜熱に変換することができ、その場合に、いずれにせよ冷媒の固体相が完全に溶融されない間、冷媒の温度が変化することはない。
この種の潜冷媒は、比較的高い固有エネルギ密度を有している。
冷却ステーションのクーラーの冷側に、定められた溶融温度を有する、多相の冷媒を使用することによって、循環空気流の温度制御を省くことができる。
しかし、原理的に、冷却ステーションのクーラー内に、他の冷媒、たとえば水−ゲル−混合物または従来の冷凍剤を使用することもできる。
原則的に、熱交換器の冷側は、冷媒貯蔵タンクとして形成することができ、一度充填された冷媒は、その熱吸収容量が使い尽くされるまで、その冷媒貯蔵タンク内にある。
しかし、本発明に基づく好ましい形態において、冷却ステーションに、クーラーを通して冷媒を循環させる装置を対応づけることができる。それによって、熱交換器の冷側は、常に特に高い熱吸収容量を有することが、達成される。
さらに、好ましくは、冷却ステーションは、外部の冷媒源に接続可能であるので、多相の流動的な冷媒は、外部の冷媒源から引き出すことができ、冷却ステーション自体の中で形成され、あるいは再生される必要がない。
特に、冷却ステーションに、冷媒の負荷循環を対応づけることができ、その中で冷媒が冷却ステーションのクーラーを通って循環し、その場合に負荷循環が冷媒供給システムに接続されており、そこから必要な場合にフレッシュな冷媒を負荷循環へ供給することができる。
この種の冷媒供給システムは、特に、大量の冷媒を貯蔵するためのプロセスタンクと、貯蔵されている冷媒を少なくとも1つの負荷循環へ供給するための循環導管とを有することができる。
さらに、好ましくは、多相の、流動性の冷媒は、バイナリアイスである。
バイナリアイス(フローアイスまたはスマートアイスとしても知られている)は、固体の氷相と液状の水/アルコール相(従って水と氷点を低下させるアルコールとを含む)からなる流動的かつポンピング可能な、2相の混合物であって、水/アルコール相内に氷相が浮遊している。
氷相の溶融温度は、使用されるアルコール(たとえばエタノール)と選択されたアルコール割合に依存する。
循環空気流を冷却するためにこのバイナリアイスが使用される場合に、バイナリアイスの氷相の一部が溶融されることによって、バイナリアイスは循環空気流から熱を吸収して、それをバイナリアイスの潜熱に変換し、その場合に、いずれにせよバイナリアイスの氷相が完全に溶融されない間、バイナリアイスの温度が変化することはない。
バイナリアイスは、この特性に基づき、かつそれがポンピング可能であることに基づいて、本発明に基づく冷却ステーション内で潜冷媒として使用するために、理想的に適している。
バイナリアイスは、その氷成分によって、比較的高い固有エネルギ密度を有している。
同時に複数の容器を循環空気流によって冷却することができるようにするために、冷却ステーションが、複数の冷却すべき容器を同時にドッキングさせるために、複数のドッキングスペースを有していると、効果的である。複数の冷却スペースを有する、この種の冷伽得ステーションは、特に、大規模キッチンの小分けシステムのための中央の冷却ステーションとして用いることができる。
請求項13は、本発明に基づく冷却ステーションと、冷却ステーションにドッキング可能な、冷却材料を収容する収容室を包囲するハウジングを備えた、少なくとも1つの冷却すべき容器とからなる組合せに向けられている。
本発明の他の課題は、冷却すべき冷却材料を収容する収容室を包囲するハウジングを備えた容器であって、その場合に容器が冷却ステーションにドッキング可能であり、かつ容器から循環空気流を導出するための少なくとも1つの第1のドッキング箇所と、冷却された循環空気流を容器へ供給するための、少なくとも1つの第2のドッキング箇所とを有している、特に、冷却ステーションからドッキング解除した後に熱損失の少ない、前記容器を提供することである。
この課題は、請求項14の前文に記載の特徴を有する容器において、本発明によれば、容器は、容器が冷却ステーションからドッキング解除された場合に、容器のドッキング箇所を閉鎖するための少なくとも1つの閉鎖部材を有していることによって、解決される。
閉鎖部材の存在によって、容器が冷却ステーションにドッキングされていない相の間、容器の収容室からの冷却損失が減少される。
その場合に、容器が冷却ステーションからドッキング解除される場合に、閉鎖部材が自動的に、閉鎖部材が容器のドッキング箇所を解放する開放位置から、閉鎖部材が容器のドッキング箇所を閉鎖する閉鎖位置へ移動可能であると、特に効果的である。
操作になじみやすい理由から、さらに、容器が冷却ステーションにドッキングされる場合に、閉鎖部材が自動的に、閉鎖部材が容器のドッキング箇所を閉鎖する閉鎖位置から、閉鎖部材が容器のドッキング箇所を解放する開放位置へ移動可能であると、効果的である。
ドッキング箇所を閉鎖する閉鎖部材は、たとえば、スライダとして形成することができる。
しかし、本発明の好ましい形態においては、閉鎖部材は容器に回動可能に保持されている。
容器は特に、閉鎖部材が重力の作用によって、閉鎖部材が容器のドッキング箇所を閉鎖する閉鎖位置へ移動可能であると、駆動的に確実である。このようにして、閉鎖部材を閉鎖位置へ移動させるために、外部の駆動エネルギが必要とされない。
容器が、冷却材料のための収容室への接近開口部を有しており、その接近開口部を通して冷却材料が収容室内へ挿入可能であり、あるいは収容室から取り出し可能である場合に、冷却された循環空気流をできるだけ損失なしに容器の収容室を通して案内するために、容器に、好ましくは、容器が冷却ステーションにドッキングされた状態においてこの接近開口部を閉鎖するための、閉鎖カバーが設けられている。
この種の接近開口部は、好ましくは、容器の上側に配置されている。
閉鎖カバーが、少なくとも部分的に透明に形成されている場合に、閉鎖カバーを通して覗くことによって、該当する容器内にどのような冷却材料が入っているか、を容易に求めることができるので、特に複数の冷却すべき容器が冷却ステーションにドッキングされている場合に、たとえば料理移送ベルトへ移動させるべき、正しい容器を容易に選択することができる、という利点が提供される。
冷却すべき容器は、好ましくは、冷却材料を支持する、高さ移動可能なステージを備えたディスペンサとして形成されている。
この種のステージは、特に、少なくとも1つのガイドバーに接して摺動可能に案内することができる。
容器の収容室内に収容される冷却材料は、好ましくは料理および/または飲み物および/または食器類を含む。
請求項24は、冷却ステーションにドッキング可能な、少なくとも1つ冷却すべき容器のための少なくとも1つの冷却ステーションと、少なくとも1つの本発明に基づく容器とからなる組合せに向けられており、その場合に冷却ステーションは、容器を通る循環空気流を発生させるための少なくとも1つの送風機、循環空気流を冷却する少なくとも1つのクーラーおよび、冷却すべき容器から循環空気流を導出するための少なくとも1つの第1のドッキング箇所と、冷却すべき容器へ循環空気流を供給するための少なくとも1つの第2のドッキング箇所とを備えた、少なくとも1つのドッキングスペースを有している。
請求項25は、少なくとも1つの本発明に基づく冷却ステーションと、少なくとも1つの本発明に基づく容器からなる組合せに向けられている。
本発明に基づく冷却ステーション、本発明に基づく容器および、本発明に基づく冷却ステーションと冷却すべき容器、冷却ステーションと本発明に基づく冷却すべき容器あるいは本発明に基づく冷却ステーションと本発明に基づく冷却すべき容器からなる、本発明に基づく組合せは、特に、大規模キッチン用の小分けシステムのコンポーネントとして使用するのに適している。
この種の小分けシステムは、冷却ステーションと冷却ステーションにドッキング可能な容器の他に、さらに、他のコンポーネント、特に料理移送ベルト、少なくとも1つの棚ワゴンおよび棚ワゴンに適合された、棚ワゴンを完全に収容するための収容室を備えた冷却ステーション、を有することができる。
本発明に基づくコンセプトは、冷却すべき容器を所望の置き場所へ移動させることができ、容器と共に何らかの冷却装置を一緒に移動させる必要がない、という利点を提供する。
従って、冷却すべき容器は、比較的大きい容量において、小型、軽量かつハンディに形成することができる。
本発明に基づく冷却ステーション内では冷却ユニットは必要とされないことによって、本発明に基づく冷却ステーションは、廃熱を発生しない。従って、冷却ステーションの周囲は、逃がすべき廃熱によって負荷を受けない。
多相の、流動性の冷媒からなる冷熱源は、循環空気冷却によって、冷却すべき容器の収容室内の冷却材料にピンポイントで供給されるので、この種の冷却ステーションが配置されている、小分けセンターの大きい領域を冷却しないでおくことができる。これが、エネルギを節約し、かつ小分けセンターの操作者を冷熱源にさらすことを回避する。
冷却すべき容器の収容室内に生じる温度は、バイナリアイスを使用し、かつバイナリアイスの温度が約−3℃の場合に、クーラーの設計が正しく、かつ冷却需要に対する冷却出力の比が適切である場合に、常に0℃と10℃の間にある。
従来の液状の冷媒に比較してバイナリアイスのエネルギ密度が高いことに基づいて、バイナリアイスを使用する場合には、クーラーを通してずっと少ない体積流を循環させれば済み、それが、システムのエネルギ収支に良い影響を与える。
本発明に基づく冷却ステーションによって、冷却すべき容器の収容室内の冷却材料の温度は、維持することもでき(たとえばすでに小分けされて覆われている冷たい料理の場合)、低下させることもできる(たとえば洗浄プロセス後の食器類の場合)。
必要な場合には、冷却ステーションによって冷却された容器が、冷却ステーションからドッキング解除されて、その使用場所へ、たとえば料理移送ベルトへ移動され、そこでタブレットに、冷却された容器の収容室から冷却材料が装填される。
特に、冷却すべき容器の循環空気冷却が、必要な場合に初めて、すなわち容器が冷却ステーションにドッキングされた場合に初めて、開始されると、効果的である。
冷却すべき容器の収容室内の冷却材料は、循環空気が直接流れ付き、従って極めて効率的に冷却されるので、短い冷却サイクルが実現可能である。
冷却すべき容器は、専用の冷却技術を持たないので、小型かつ扱いやすく形成することができる。
冷却すべき容器は、代用冷凍庫として機能することができる。
冷却すべき容器が冷却ステーションのドッキングスペースにドッキングされていないために、冷却需要が存在しない場合に、該当するドッキングスペースの循環空気冷却は、スイッチによってオフにされる。
多相の流動性の冷媒としてバイナリアイスを使用することは、この冷媒が循環空気から潜熱として熱を吸収して、それによって冷却ステーションのクーラー内の冷側では、常に食品の冷却に最適な、約−3℃の温度が支配し、そのために温度制御は必要とされず、それが、本発明に基づく冷却ステーションの極めて簡単な構造を可能にする、という利点を提供する。
冷却ステーションにドッキングされた容器を、恒久的に冷却しようとする場合にだけ、サイクリックな霜取りを駆動させなければならない。
バイナリアイスの冷却作用を損なうことなしに、バイナリアイスによって吸収することができる熱エネルギは、相遷移なしの冷媒の場合よりも、ずっと大きい。従って、循環空気の冷却に必要な、冷却ステーションのクーラーを通る冷媒の体積流は、バイナリアイスを使用する場合には、ずっと小さくなる。
本発明に基づく冷却ステーションと本発明に基づく容器は、特に、共同給食における、特にセントラルキッチン、大規模クリニックなどにおける、料理小分けシステムにおいて使用するのに適している。
本発明の他の特徴と利点が、実施例についての以下の説明および図面表示の対象である。
中央の冷却ステーションと料理移送ベルトとを有する大規模キッチンのための小分けシステムを上から図式的に示す上面図であって、料理移送ベルトに沿ってタブレットスタックワゴン、サービスワゴン、複数の食器と料理のディスペンサ、挿入された低い棚ワゴンを備えた、低い可動の冷却ステーション、挿入された高い棚ワゴンを備えた、高い可動の冷却ステーションおよびタブレット移送ワゴンが配置されている。 中央の冷却ステーション、高い可動の冷却ステーションおよび低い可動の冷却ステーションのための、バイナリアイス供給システムを図式的に示している。 走行可能なディスペンサのための6つのドッキングスペースを有する、中央の冷却ステーションを上から図式的に示す上面図である。 中央の冷却ステーションのドッキングスペースを、垂直の断面で図式的に示している。 閉鎖カバーをかぶせられた、走行可能なディスペンサを、垂直の縦断面で図式的に示している。 中央の冷却ステーションのドッキングスペースとそれにドッキングされた、走行可能なディスペンサを、垂直の断面で図式的に示している。 図6の領域Iを拡大して示している。 そのドッキングスペースに閉鎖フラップが設けられている、走行可能なディスペンサの第2の実施形態を図式的に示す縦断面図であって、その場合に閉鎖フラップは、閉鎖位置にある。 図8の領域IIを拡大して示しており、その場合に図示の閉鎖フラップは、開放位置にある。 走行可能なディスペンサの第3の実施形態を図式的に示しており、そのディスペンサ上にプレキシガラスからなる閉鎖カバーがかぶせられている。 中央の冷却ステーションとそれにドッキングされた、閉鎖カバーをかぶせられていない、走行可能なディスペンサを図式的に垂直の断面で示しており、その場合に閉鎖カバーは中央の冷却ステーションに揺動可能に保持されて、開放位置にあって、その開放位置において、走行可能なディスペンサの上方の接近開口部が開放されている。 中央の冷却ステーションとそれにドッキングされている、走行可能なディスペンサを、図11と同様に図式的に垂直の断面で示しており、その場合に中央の冷却ステーションに揺動可能に保持されている閉鎖カバーが、閉鎖位置へ揺動されており、その閉鎖位置において閉鎖カバーが走行可能なディスペンサの上方の接近開口部を閉鎖している。 高い棚ワゴンを挿入することができる、高い可動の冷却ステーションを図式的に示す斜視図である。 図13に示す高い可動の冷却ステーションを図式的に示す上面図であって、その場合に、冷却ステーションのクーラーの冷却パイプを示すために、冷却ステーションの背壁の一部が取り去られている。 高い棚ワゴンを図式的に示す斜視図である。 高い可動の冷却ステーションと冷却ステーション内へ挿入されている高い棚ワゴンからなる組合せを図式的に示す斜視図である。 高い可動の冷却ステーションと冷却ステーション内へ挿入されている高い棚ワゴンからなる組合せを、前から図式的に示す上面図である。 高い可動の冷却ステーションと冷却ステーション内へ挿入されている高い棚ワゴンからなる組合せを、下から一部切断して、図式的に示す上面図であって、その中で冷却ステーションと棚ワゴンを貫流する空気流が、矢印で図式的に示されている。 低い可動の冷却ステーションを図式的に示す斜視図である。 低い棚ワゴンを図式的に示す斜視図である。 図19に示す低い可動の冷却ステーションを図式的に示す斜視図であって、その中で付加的に、低い棚ワゴンが挿入されている場合に、その棚ワゴンを貫流する空気流が、矢印で示されている。
すべての図において、同一または機能的に等価の部材は、同一の参照符号で示されている。
図1に全体を示す、大型キッチン内で料理および/または飲み物を小分けするための小分けシステム100は、循環空気冷却される料理移送ベルト102を有しており、その通過方向が矢印104で示されている。
始端領域(図1の表示において下)において、場所108にいる操作者によってタブレットスタックワゴン110から取り出されたタブレットが、料理移送ベルト102上に載せられて、サービスワゴン112から冷却されていない料理、飲み物または食器類がセットされる。
料理移送ベルト102によって通過方向104に移送されるタブレット上に、場所114にいる操作者によって、料理移送ベルト102の脇にある、走行可能なディスペンサ116から、冷却された料理、飲み物および/または食器類が載せられ、そのディスペンサの上方の接近開口部118は自由に接近できる。
料理移送ベルト102の通過方向104に沿ってさらに移送されるタブレット上に、場所120にいる操作者によって、低い棚ワゴン122に懸架されているガストロノーム容器から料理が取り分けられる。
低い棚ワゴン122は、低い可動の冷却ステーション124内へ挿入されており、その冷却ステーションは、低い棚ワゴンを通る冷却された循環空気流を発生させる。
料理移送ベルト102の通過方向104にさらに移送されるタブレット上に、場所126にいる操作者によって、第2の走行可能なディスペンサ116’から他の料理、飲み物および/または食器が載せられ、そのディスペンサの上方の接近開口部18は自由に接近できる。
料理移送ベルト102の通過方向にさらに移送されるタブレット上に、場所128にいる操作者によって、高い棚ワゴン130に懸架されているガストロノーム容器から冷たい料理が取り分けられる。
高い棚ワゴン130は、高い可動の冷却ステーション132内へ挿入されており、その冷却ステーションが、高い棚ワゴン130を通る冷たい循環空気を発生させる。
料理移送ベルト102の終端部分134内で、配膳済みのタブレットが、場所136にいる操作者によって料理移送ベルト102から取り出されて、バイナリアイス*によって予冷されたタブレット移送ワゴン138の収容チャンバ内へ挿入される。
料理移送ベルト102から距離をもって、中央の冷却ステーション140が配置されており、これは、走行可能なディスペンサ116をドッキングさせるための、複数の、たとえば5つのドッキングスペース142を有しており、その場合に中央の冷却ステーション140は、それぞれドッキングされた、走行可能な各ディスペンサ116を通る、冷たい循環空気流を発生させる。
冷却または保冷のために必要な冷熱源が、特にバイナリアイスの形式の、多相の、流動性の冷媒を用いて、小分けシステム100のすべての冷却する部材へ供給される。
小分けシステム100のバイナリアイス供給システム144は、図2に図式的に示され、かつプロセスタンク146を有しており、そのプロセスタンクは、バイナリアイスのためのメイン貯蔵器として用いられ、かつその中でバイナリアイスが動力的に駆動されるロータ148によって連続的に循環され、それによってプロセスタンク146内でできる限り均質のバイナリアイス混合物が得られる。
一次循環150内で、プロセスタンク146からバイナリアイスが、一次ポンプ152によって、動力駆動されるミキサー156を備えた製氷器154へ給送され、かつそこから再びプロセスタンク146内へ給送され、そのミキサーが同時に製氷器154の内壁から凍り付いた霜を掻き取る。
製氷器154は、従来の冷熱源発生装置158を用いて冷却され、その冷熱源発生装置は、冷媒圧縮器162、凝縮器164およびリリーフ絞り166を備えた冷媒循環160を有している。
冷熱源発生装置158から供給された冷熱源によって製氷器154内で形成されて、プロセスタンク146内に貯蔵されているバイナリアイスは、二次循環168内で循環されて、そこから低い可動の冷却ステーション124、高い可動の冷却ステーション132および中央の冷却ステーション140のローカルな負荷循環174へ放出される。このローカルな負荷循環174から、溶けたバイナリアイスが、二次循環168によって吸収されて、プロセスタンク146内へ給送される。
二次循環168は、循環導管170を有しており、その循環導管は、プロセスタンク146から始まって、低い可動の冷却ステーション124と高い可動の冷却ステーション132の設置場所を料理移送ベルト102に沿って通過して、そこから中央の冷却ステーション140へ通じて、プロセスタンク146内へ戻る。循環導管170内に、二次ポンプ172が配置されており、その二次ポンプがバイナリアイスをプロセスタンク146から循環導管170を通して循環させる。
負荷循環174の各々は、循環導管170から分岐する分岐導管176を介して循環導管に接続されており、分岐導管は、3ルート弁の第1の入口178に接続されている。
3ルート弁180の出口182から、それぞれバイナリ送り導管184が、それぞれの冷却負荷、たとえば低い可動の冷却ステーション124の、バイナリアイス送り接続端へ通じている。
それぞれの負荷の内部に、導管システムが設けられており、その導管システムが、バイナリアイスをバイナリ送り接続端から冷却負荷、特にクーラーを通して案内して、それぞれの負荷のバイナリ還流接続端へ戻す。
バイナリアイス還流接続端は、バイナリアイス還流導管186に接続されており、それが分岐188へ通じている。
分岐188から、バイナリアイス還流導管190が3ルート弁180の第2の入口へ通じているので、閉成された負荷循環174が生じる。
さらに、分岐188から、バイナリアイス導出導管192が、二次循環168の循環導管170へ戻るように通じている。
二次循環168からそれぞれの負荷循環174へフレッシュなバイナリアイスを供給するために、その時の3ルート弁180が、3ルート弁180の第1の入口がその出口と接続される状態へ切り替えられるので、フレッシュなバイナリアイスが分岐導管176を介してバイナリアイス送り導管184内へ達する。
バイナリアイス送り導管184内に、ポンプ194が配置されており、そのポンプがバイナリアイスをバイナリアイス送り導管184からそれぞれの負荷、たとえば低い可動の冷却ステーション124内へ給送する。
負荷循環174のこの充填状態において、3ルート弁180の第2の入口は閉鎖されているので、分岐導管172を介してのフレッシュなバイナリアイスの供給と同時に、使用されて溶けたバイナリアイスがバイナリ導出導管192を通って二次循環168の循環導管170内へ、そしてそこからプロセスタンク146内へ戻るように移送される。
所望の量のフレッシュなバイナリアイスが負荷循環174へ供給された場合に、3ルート弁180は、その第2の入口が出口と接続されて、3ルート弁180の第1の入口178が閉鎖される状態へ切り替えられる。
この状態において、バイナリアイスは、閉成された負荷循環174内でポンプ194によってそれぞれの負荷、たとえば低い可動の冷却ステーション124を通して循環される。
3ルート弁180の、その2つの状態間の切替えは、たとえば温度センサの信号に基づいて作動させることができ、その温度センサは、冷却負荷の内部の温度または負荷循環174の箇所におけるバイナリアイスの温度を測定する。
負荷循環174の分岐188は、二次循環168の循環導管170よりも低い位置にあるので、負荷循環174が3ルート弁180によって閉鎖されており、かつバイナリアイスが分岐188からバイナリアイス還流導管190を通してバイナリアイス送り導管184内へ戻ることができる間は、重力作用に基づいて負荷循環174からバイナリアイスは二次循環168の循環導管170内へ実質的に流出しない。
低い可動の冷却ステーション124、高い可動の冷却ステーション132および中央の冷却ステーション140の負荷循環174は、すべて実質的に等しく構成されており、上述したように機能する。
可動の冷却ステーション124と132へ通じるバイナリアイス送り導管184とバイナリアイス還流導管186は、可動の冷却ステーション124と132を二次循環168の循環導管170に対して異なる位置に配置することができるようにするために、好ましくはフレキシブルに形成されている。
上述した冷却負荷の他に、さらに他の負荷196、たとえば料理移送ベルト102、他の冷却される小分けベルトまたは移送ベルト、1つまたは複数の冷却室、1つまたは複数の冷蔵庫などに、負荷循環174によって循環するバイナリアイスを供給し、それぞれ分岐導管176とバイナリアイス導出導管197を介して二次循環168の循環導管170と接続することもできる。
中央の冷却ステーション140の構造を、図7から7を参照しながら、以下で詳細に説明する。
中央の冷却ステーション140は、図5と6に示すような、それぞれ走行可能なディスペンサ116をドッキングさせるための、複数のドッキングスペース142を有している。
その場合に、たとえば図1と2に示すように、複数の、たとえば5つの、ドッキングスペース142を、線形に並べて配置することができる。
図1と2においては、ドッキングスペース102のそれぞれ3つが、ドッキングされたディスペンサ116によって占められており、他の2つのドッキングスペース142は、空いている。
それぞれ2つのドッキングスペース142を背中合わせにセットすることも可能であるので、ドッキングスペースに互いに対して逆方向からそれぞれのディスペンサ116を運び込むことができ、これが図3において、たとえば全部で6つのドッキングスペース142について示されており、そのそれぞれ2つがペアで背中合わせにセットされている。
図4から最も明らかであるように、中央の冷却ステーション140の各ドッキングスペース142は、土台上に中央の冷却ステーション140を支持する支柱200と、実質的に水平かつ中央の冷却ステーション140の長手方向230に対して横方向に延びる横支持体202とを備えた支持フレーム198を有しており、その横支持体が、ドッキングスペース142へ走行して来るディスペンサ116のためのガイド装置として用いられる。
実質的に水平かつ横支持体202に対して垂直に延びる2つの縦支持体204が、実質的に直方体形状のハウジング206を支持しており、そのハウジングは、底壁208、垂直の背壁210、垂直の前壁212、図示されない垂直の側壁および垂直**の天井壁214を有している。
ハウジング206のすべての壁には、それぞれ金属の薄板からなる内装216と外装218および内装216と外装218の間に配置された断熱材220が設けられている。
それぞれドッキングされるディスペンサ116へ向いた前壁212は、空気入口224の形式の、第1のドッキング箇所222と、その下にある、空気出口228の形式の、第2のドッキング箇所226を有している。
2つのドッキング箇所222、226は、それぞれ実質的に矩形の、中央の冷却ステーション140の長手方向230に延びる空気通過開口部を有しており、その空気通過開口部は、該当するドッキングスペース142にディスペンサ116がドッキングされていない時は、それぞれ閉鎖フラップ232によって閉鎖可能である。
閉鎖フラップ232の各々は、ハウジング206に、水平かつ中央の冷却ステーション140の長手方向230に対して平行に延びる回転軸を中心に次のように、すなわち閉鎖フラップ232が、図4に示す、閉鎖フラップ232がそれぞれのドッキング箇所222ないし226の通過開口部を閉鎖する閉鎖位置から、図7に示す、閉鎖フラップ232がそれぞれのドッキング箇所222ないし226の通過開口部を解放する開放位置へ回転することができるように、回転可能に保持されている。
ディスペンサ116がドッキングする場合に、閉鎖フラップ232が自動的に閉鎖位置から開放位置へ回動されるようにするために、各閉鎖フラップ232には、閉鎖フラップ232の長手方向に互いに隔てられた、それぞれ2つの操作突出部234が設けられており、その操作突出部は、閉鎖フラップ232の閉鎖状態においては、空気通過開口部の開放断面を越えて少し外側へ張り出しており、ディスペンサ116がドッキングスペース142の前壁212へ向かって移動された場合に、ディスペンサ116によってハウジング206の内部空間内へ押しやられる(図6と7を参照)。
操作突出部234がこのように押しやられることによって、それぞれの閉鎖フラップ232は、その回転軸を中心に閉鎖位置から開放位置へ回動される。
走行可能なディスペンサ216が、ドッキングスペース142から除去された場合に、各閉鎖フラップ232は、重力の作用を受けて開放位置から閉鎖位置へ回動して戻り、その閉鎖位置において閉鎖フラップ232は、それぞれ対応づけられたドッキング箇所222ないし226の通過開口部を閉鎖する。
特に図4から明らかなように、各ドッキングスペース142のハウジング206の内部において、上方の第1のドッキング箇所222と下方の第2のドッキング箇所226の間に、空気案内薄板236、送風機238およびクーラー240が配置されている。
クーラー240は、熱交換器として形成されて、熱交換パイプを有しており、その熱交換パイプは冷側でバイナリアイスを充填されており、そのバイナリアイスが、中央の冷却ステーション140に対応づけられた負荷循環174内で中央の冷却ステーション140を通して循環される。
その場合に、種々のドッキングスペース142のクーラー240は、互いに直列または並列に接続することができる。
クーラー240において形成された復水を、ドッキングスペース142のハウジング206から導出して集めることができるようにするために、ハウジング206の底に受水槽242が配置されており、その底面は収集パイプ244の連通開口部へ向かって傾斜されており、その場合に収集パイプ244は、ハウジング206の底壁208を通して、支持フレーム198に懸架されている復水収集容器246内へ延びており、その復水収集容器は、たとえばガストロノーム−料理容器として形成することができる。
中央の冷却ステーション140のドッキングスペース142にドッキング可能なディスペンサ116は、図5に詳細に示され、走行可能な容器247として形成されており、実質的に直方体形状の、断熱性のハウジング248を有しており、そのハウジングの下側にキャスター250が設けられており、そのキャスターによってディスペンサ116が土台上で走行することができる。
ハウジング248によって包囲される、冷却材料を収容する収容室252は、冷却材料を収容室252内へ挿入し、あるいは収容室252から取り出すために、ディスペンサ116の上側に設けられた接近開口部118を介して接近することができる。
この上方の接近開口部118は、ハウジング248上にかぶせることができる、断熱性の閉鎖カバー254によって閉鎖することができる。
収容室252内には、冷却材料を支持するステージ256が配置されており、そのステージは、複数の垂直のガイドバー258に接して高さ方向にスライド可能に案内されている。
ディスペンサ116がドッキングされた状態において、ディスペンサ116のハウジング248の、中央の冷却ステーション140のドッキングスペース142へ向いた前壁260には、空気出口254の形式の第1のドッキング箇所262と、その下に位置する、空気入口268の形式の第2のドッキング箇所266が設けられている。
ディスペンサ116のドッキング箇所262、266の各々は、空気通過通路を有しており、その空気通過通路によって収容室252が、ディスペンサ116のハウジング248の外側と接続されている。
図5に示す実施形態において、この空気通過通路は、恒久的に開放されている。
ディスペンサ116は、食器類、冷たい料理または冷たい飲み物を装備され、次に、そのハウジング248の前壁260を前にして、ドッキングスペース142のハウジング206の前壁212へ向かって移動されることによって、中央の冷却ステーション140の空いているドッキングスペース142にドッキングされる。
走行可能なディスペンサ116をスライドさせ、かつ制御するために、スライドグリップ270が用いられ、そのスライドグリップは、ディスペンサ116のハウジング248の、前壁260とは逆を向いた、背壁272に配置されている。
ディスペンサ116がドッキングスペース142内へ進入する場合に、ディスペンサ116の第1のドッキング箇所262が、ドッキングスペース142の第1のドッキング箇所222と接触し、そしてディスペンサの第2のドッキング箇所266がドッキングスペース142の第2のドッキング箇所226と接触するので、周囲に対して密閉された空気案内通路が形成され、その空気案内通路を通してドッキングスペース242のハウジング206の内部空間が、走行可能なディスペンサ116の収容室252と接続される。
ドッキングの間、ドッキングスペース142のドッキング箇所222と226の閉鎖フラップ232に設けられた操作突出部234が、ディスペンサ116のドッキング箇所262ないし266によって押しやられるので、閉鎖フラップ132がその閉鎖位置からその開放位置へ移動されて、ディスペンサ116とドッキングスペース142の間の空気案内通路が開放される。
ディスペンサ116がドッキングスペース142にドッキングされている場合に、送風機238によって循環空気流が発生され、その循環空気流は送風機238からクーラー240と第2のドッキング箇所226および266を通って、ディスペンサ116のハウジング248の底壁274とその上方に配置されている底薄板276との間の領域内へ達し、そこからディスペンサ116の背壁272内へ達する。
背壁272の高さ全体にわたって分配されている、空気通過通路278を通して、循環空気が収容室252の高さ全体にわたって収容室252内へ達し、そこにある冷却材料が冷却される。
ディスペンサのハウジング248の前壁の高さ全体にわたって分配されている、空気通過開口部280を通して、収容室252から循環空気がディスペンサ116の前壁260内へ、そしてそこからディスペンサ116の第1のドッキング箇所262とドッキングスペース142の第1のドッキング箇所222を介してハウジング238へ戻り、それによって循環空気循環が閉成されている。
循環空気流が、図6に、矢印282によって図式的に示されている。
その場合に、循環空気の冷却は、熱交換器として形成されているクーラー240内で、クーラー240の冷側を貫流するバイナリアイスへ熱を放出することによって行われる。
冷媒としてバイナリアイスを使用することによって、循環空気冷却の温度制御が必要とされない。バイナリアイスは、ドッキングスペース142のクーラー240を通して恒久的に循環する。
ディスペンサ116は、その中に入れられている冷却材料を料理移送ベルト102へ取り出すために移動されるまで、循環空気冷却が続行する中で、中央の冷却ステーション140のドッキングスペース142に留まる。
ドッキングされた状態において、ディスペンサ116の接近開口部118が、断熱性の閉鎖カバー254によって覆われていることによって、エネルギを節約する冷却駆動が保証される。
料理移送ベルト102においては、通常、ディスペンサ116のそれ以上の冷却は不要である。というのは、冷却材料、特に冷却された食器類は、その高い固有熱容量によって、料理移送ベルト102における小分けの比較的短い期間の間十分に冷たい、すなわち8℃より低い温度に留まるために、十分な冷熱源を貯蔵しているからである。
料理移送ベルト102において小分けするために、接近開口部118を通して収容室252内の冷却材料に接近することができるようにするために、閉鎖カバー254が取り去られる。
図8と9に示す、走行可能なディスペンサ116の第2の実施形態は、上述し、かつ図5と6に示されている実施形態から、第1のドッキング箇所262と第2のドッキング箇所266の空気通過通路が、恒久的に開放しているのではなく、ドッキングを解除された状態においてそれぞれ閉鎖フラップ284によって閉鎖されていることによって、区別される。
閉鎖フラップの各々は、水平かつディスペンサ116のハウジング248の前壁260に対して平行に延びる回転軸を中心に、次のように、すなわち閉鎖フラップ284が図8に示す、閉鎖フラップ284がそれぞれ対応づけられているドッキング箇所262ないし266の空気通過通路を閉鎖する、閉鎖位置から、図9に示す、閉鎖フラップ284が該当する空気通過通路を解放する、開放位置へ回動することができるように、回転可能にハウジング248に保持されている。
ディスペンサ116が中央の冷却ステーション140へドッキングする場合に、閉鎖フラップ284がそれぞれ自動的に閉鎖位置から開放位置へ回動するようにするために、閉鎖フラップ284の各々に、1つまたは複数の操作突出部286が設けられており、その操作突出部は、少なくとも閉鎖状態において、それぞれ対応づけられた空気通過通路の開口断面を越えて少し外側へ張り出しており、ディスペンサ116が中央の冷却ステーション140にドッキングする場合に、それぞれ対応づけられている、中央の冷却ステーション140のドッキングスペース142のドッキング箇所222ないし226によって、ディスペンサ116の内部空間内へ押し込まれ、それによってそれぞれの閉鎖フラップ284が自動的に閉鎖位置から開放位置へ回動される。
ディスペンサ116がドッキングスペース142からドッキング解除される場合に、閉鎖フラップ284は、重力の作用に基づいて再び開放位置から閉鎖位置へ回動して戻るので、ディスペンサ116が中央の冷却ステーション140からドッキング解除された場合に、ディスペンサ116のドッキング箇所262、266の空気通過通路が閉鎖される。
その他において、図8と9に示す実施形態は、構造と機能に関して、図5と6に示す実施形態と一致し、その限りにおいて上述したその説明が参照される。
閉鎖フラップ284を有するディスペンサ116のこの第2の実施形態は、同様にそのドッキング箇所222、226に閉鎖フラップ232を有している、中央の冷却ステーション140と、あるいはまたその空気入口224と空気出口228が恒久的に開放している、代替的な中央の冷却ステーション140と共に、使用することができる。
図10に示す、走行可能なディスペンサ116の第3の実施形態は、上述した2つの実施形態から、金属薄板被覆と、被覆の内部空間内に配置されている断熱材からなる不透明な閉鎖カバー254の代わりに、透明な材料から、たとえばプレキシガラスからなる閉鎖カバー254’が、ディスペンサ116のハウジング248上にかぶせられており、それによって中央の冷却ステーション140にドッキングされた状態においてその上方の接近開口部118が閉鎖されることによって、区別される。
透明な閉鎖カバー254’の使用は、閉鎖カバー254’を通して見ることによって、該当するディスペンサ116内にどのような冷却材料が入っているのかを、容易に求めることができるので、複数の走行可能なディスペンサ116が中央の冷却ステーション140にドッキングされている場合に、料理移送ベルト102へ移動させるべき、正しいディスペンサ116を容易に選択することができる、という利点を提供する。
その他において、図10に示す、走行可能なディスペンサの第3の実施形態は、構造と機能において、図5と6に示す実施形態と一致し、その限りにおいて上述したその説明が参照される。
図11と12に示す、中央の冷却ステーション140の第2の実施形態は、図3、4、5、6および7に示す第1の実施形態から、それが付加的に熱絶縁する閉鎖カバー288を有しており、その閉鎖カバーが水平かつ、中央の冷却ステーション140の長手方向230に対して平行に方向づけされた揺動軸290を中心に、ドッキングスペース142のハウジング206の上側に揺動可能に保持されていることによって、区別される。
この閉鎖カバー288は、該当するディスペンサ116が独自の閉鎖カバー254を持たない場合に、中央の冷却ステーション140にドッキングされたディスペンサ116の上方の接近開口部118を閉鎖するために、用いられる。
この種のディスペンサ116のドッキング前に、閉鎖カバー288は、図11に示す開放位置にあって、その開放位置において閉鎖カバー288は、挿入すべきディスペンサ116のためにドッキングスペース142への通路を解放する。
ディスペンサ116のドッキング後に、閉鎖カバー288は、開放位置から、図12に示す閉鎖位置へ揺動され、その閉鎖位置において閉鎖カバー288は、ディスペンサ116のハウジング248上に載置されて、ディスペンサ116の上方の接近開口部118を閉鎖するので、ディスペンサ116の収容室252を通して案内される循環空気は、周囲へ逃げることはできない。
その他において、図11と12に示す、中央の冷却ステーション140の第2の実施形態は、構造と機能に関して、図3、4、5、6および7に示す第1の実施形態と一致し、その限りにおいて上述したその説明が参照される。
高い可動の冷却ステーション132の構造と機能を、以下で図13から18を参照しながら説明する:
高い冷却ステーション132は、熱絶縁する垂直の左の側壁294a、熱絶縁する垂直の右の側壁294b、2つの側壁をその後方の端部において互いに結合する、熱絶縁する垂直の背壁296および、側壁294a、294bと背壁296の上方の端縁上に支持される、熱絶縁する水平の天井壁298を備えた、実質的に直方体形状のハウジング292を有している。
従ってハウジング292は、4つの、すなわち左、右、後ろおよび上の側において、高い棚ワゴン130の形式の走行可能なハウジング302を収容するための収容室300を包囲している。
高い可動の冷却ステーション132のハウジング292は、底壁も前壁も有していないので、収容室300は下と前へ向かって開放しており、高い棚ワゴン130を前から収容室300内へ進入させることができる。
ハウジング292は、その下側に複数の、たとえば4つのキャスター304を有しており、そのキャスターによって高い可動の冷却ステーション132が土台上を走行することができる。
ハウジング292の左の側壁294aは、収容室300へ向いた内側に、吹出し側の空気案内薄板306を有しており、その空気案内薄板が、実質的に側壁294aの高さ全体にわたって延びる複数列の、たとえば2列の、吹出し開口部308を有している。
同様に、ハウジング292の右の側壁294bもその、収容室300へ向いた内側に、吸込み側の空気案内薄板310を有しており、その空気案内薄板は、実質的に右の側壁294bの高さ全体にわたって延びる複数列の、たとえば2列の吸込み開口部を有している。
右の側壁294bの前方の端面に、さらに、スイッチ312が配置されており、そのスイッチによって、後述する、高い可動の冷却ステーション132の循環空気冷却装置をオンないしオフにすることができる。
この種の手動で操作すべきスイッチ312の代わりに、高い可動の冷却ステーション132が、リード接点を備えた磁気スイッチを有することもでき、その磁気スイッチは、棚ワゴン130が入ってきた場合に、棚ワゴン130に配置されている磁石の存在に基づいて電気的な接点を閉成し、それによって高い可動の冷却ステーション132の循環空気冷却装置を作動させる。
高い可動の冷却ステーション132の循環空気冷却装置は、その背壁296内に配置されており、複数の、たとえば4つの循環空気送風機314と、循環空気送風機314の下流に配置されているクーラー316とを有しており、そのクーラーは熱交換器として形成されており、かつ1本または複数本の冷却パイプ318からなるクーラーパケットを有しており、その冷却パイプは、バイナリアイスによって貫流可能であって、バイナリアイス送りパイプ320を介してバイナリアイス送り接続端322に接続され、バイナリアイス還流パイプ324を介してバイナリアイス還流接続端326に接続されている。
バイナリアイス送り接続端322は、右の側壁294bの外側に配置され、クィック閉鎖弁として形成されており、バイナリアイス供給システム144の、高い可動の冷却ステーション132に対応づけられた負荷循環174のバイナリアイス送り導管184と接続することができる。
バイナリアイス還流接続端326は、同様に、右の側壁294bの外側に配置され、クィック閉鎖弁として形成されて、バイナリアイス供給システム144の、高い可動の冷却ステーション132に対応づけられた負荷循環174のバイナリ還流導管186と接続することができる。
高い可動の冷却ステーション132は、キャスター304上で走行可能であるので、高い可動の冷却ステーション132に対応づけられている負荷循環174のバイナリアイス送り導管184とバイナリアイス還流導管186は、高い可動の冷却ステーション132を、バイナリアイス供給システム144の二次循環168の循環導管170に対して様々な位置に配置することができるようにするために、好ましくはフレキシブルに形成されている。
クーラー316の下方において、高い可動の冷却ステーション132のハウジング292の背壁296に、復水収集容器328が懸架されており、それが、クーラー316において凝縮された復水を収容し、かつたとえば、ガストロノーム−料理容器として形成することができる。
高い可動の冷却ステーション132の収容室300内へ挿入すべき、高い棚ワゴン130が、図15に詳細に示されている。
棚ワゴン130は、それぞれ2つの垂直の支持体332と垂直の支持体332を互いに結合する3つの水平の支持体334とから構成されている、第1のフレーム330aと第2のフレーム330bおよび第1のフレーム330aと第2のフレーム330bのそれぞれ垂直の支持体332を互いに結合する、多数の水平の懸架バーを有し、それら懸架バーは、互いに対をなして対向し、かつその懸架バーにタブレットおよび/または料理容器および/または飲み物容器を懸架することができる。
高い棚ワゴン130を土台上で走行できるようにするために、垂直の支持体332の下方の端部に、それぞれキャスター350が配置されている。
高い棚ワゴン130は、冷却材料を装着されて、冷却室ないし冷却ハウス内に一時保管される。
小分けするために、高い棚ワゴン130は、それに配置されている冷却材料と共に冷却室ないし冷却ハウスから料理移送ベルト102へ移動されて、高い可動の冷却ステーション132の収容室300内へ引き込まれる。
スイッチ312によって高い可動の冷却ステーション132の循環空気冷却を作動させた後に、循環空気送風機314が循環空気流を発生させ、それがクーラー316によって冷却される。
矢印329によって循環空気流を図式的に示す、図17と18から明らかなように、冷却された循環空気がクーラー316から左の側壁294aへ、そこから吹出し側の空気案内薄板306内の吹出し開口部308を通して収容室300内へ、従って高い棚ワゴン130に懸架されている冷却材料へ、収容室300から吸込み側の空気案内薄板310内の吸込み開口部を通して高い可動の冷却ステーション132のハウジング292の右の側壁294bへ達し、そこから循環空気送風機314へ戻るので、循環空気循環が閉成されている。
このようにして収容室300内で発生された冷風ベールによって、高い棚ワゴン130に懸架されている冷却材料が、暖かい周囲に対して隔絶される。
さらに、収容室300内へ挿入された高い棚ワゴン130は、4つの側で、すなわち左、後方、右および上へ向かって、高い冷却ステーション132のハウジング292の熱絶縁する壁294a、294b、296および298によって、暖かい周囲に対して隔絶されている。
しかし、高い可動の冷却ステーション132の前側から、高い棚ワゴン130は冷却材料を取り出すために操作者によって自由に接近することができるので、人間工学的な作業が可能である。
図19から21に示す、低い可動の冷却ステーション124は、図13から18に示す、高い可動の冷却ステーション132から次のように、すなわちそれが天井壁を持たないので、低い可動の冷却ステーション124が、低い可動の冷却ステーション124の収容室300内へ挿入すべき、低い棚ワゴン122を、3つの側、すなわち左、右および後方の側からだけ包囲し、挿入された棚ワゴン122は、前と上へ向かっては、冷却材料を取り出すために、操作者によって自由に接近できることによって、区別される。
さらに、低い可動の冷却ステーション124においては、冷却された循環空気は、両方の側壁294aと294bに設けられた吹出し開口部338を通して収容室300内へ、従って棚ワゴン122が挿入されている場合には、冷却材料上へ吹き出されて、背壁206の内側に設けられた吸込み開口部340を通して吸い出される(循環空気流が矢印329によって図式的に示されている、図21を参照)。
従って、低い冷却ステーション124のハウジング292の背壁296内に、それぞれ循環空気送風機とクーラーとを有する2つの循環空気冷却装置、すなわち吸込み開口部340と左の側壁294aの吹出し開口部338の間の循環空気冷却装置と、吸込み開口部340と右の側壁294bの吹出し開口部338の間の循環空気冷却装置、が存在している。
低い可動の冷却ステーション124内へ挿入すべき低い棚ワゴン122が、図20に詳細に示されており、かつ、それぞれ2つの水平の支持体344と水平の支持体344を互いに結合する4つの垂直の支持体346とから構成される、第1のフレーム342aと第2のフレーム342bおよび第1のフレーム342aと第2のフレーム342bを互いに結合する、多数の懸架バー384を有しており、それら懸架バーは、互いにそれぞれ対をなして対向し、かつタブレット、料理容器および/または飲み物容器を懸架するために用いられる。
棚ワゴン122は、その下側に4つのキャスター350を有しており、そのキャスターによって棚ワゴン122が土台上で走行することができる。
棚ワゴン122は、その上側に、タブレット、料理容器および/または飲み物容器を水平に対して傾斜した位置で載置するための、水平に対して傾斜した支持フレーム354を備えたスタンド352を支持しており、それが冷却すべき料理および/または飲み物を、支持フレーム354に支持された容器から取り出すことを容易にする。
その他において、図19から21に示す、低い可動の冷却ステーション124は、構造と機能に関して、図13から18に示す、高い可動の冷却ステーション124と一致し、その限りにおいて上述したその説明が参照される。

Claims (26)

  1. 冷却材料を収容するための収容室(252)を包囲するハウジング(248)を備えた、少なくとも1つの冷却すべき容器(247)のための冷却ステーションであって、
    容器(247)を通る循環空気流を発生させるための、少なくとも1つの送風機(238)と、
    循環空気流を冷却するための、少なくとも1つのクーラー(240)と、
    冷却すべき容器(247)から循環空気流を導出するための少なくとも1つの第1のドッキング箇所(222)と、冷却すべき容器(247)へ循環空気流を供給するための少なくとも1つの第2のドッキング箇所(226)とを備えた、少なくとも1つのドッキングスペース(142)と、を有している、ものにおいて、
    冷却ステーション(140)が、冷却すべき容器(247)が存在しない場合に、冷却ステーション(140)のドッキング箇所(222、226)を閉鎖するための、少なくとも1つの閉鎖部材(232)を有している、ことを特徴とする冷却ステーション。
  2. 閉鎖部材(232)は、冷却すべき容器(247)が冷却ステーション(140)からドッキング解除された場合に、
    自動的に、閉鎖部材(232)がドッキング箇所(222、226)を解放する開放位置から、閉鎖部材(232)がドッキング箇所(222、226)を閉鎖する閉鎖位置へ移動可能である、ことを特徴とする請求項1に記載の冷却ステーション。
  3. 閉鎖部材(232)は、冷却すべき容器(247)が冷却ステーション(140)にドッキングされる場合に、
    自動的に、閉鎖部材(232)がドッキング箇所(222、226)を閉鎖する閉鎖位置から、閉鎖部材(232)がドッキング箇所(222、226)を解放する開放位置へ移動可能である、ことを特徴とする請求項1または2に記載の冷却ステーション。
  4. 閉鎖部材(232)が、冷却ステーション(140)に回動可能に保持されている、ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の冷却ステーション。
  5. 閉鎖部材(232)が、重力の作用によって、閉鎖部材(232)がドッキング箇所(222、226)を閉鎖する閉鎖位置へ移動可能である、ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の冷却ステーション。
  6. 冷却ステーション(140)が、冷却すべき容器(247)の収容室(252)への接近開口部(118)を閉鎖するための、少なくとも1つの閉鎖カバー(288)を有している、ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の冷却ステーション。
  7. 閉鎖カバー(288)が、冷却ステーション(140)に揺動可能に保持されている、ことを特徴とする請求項6に記載の冷却ステーション。
  8. クーラー(240)が、冷側に多相の、流動性の冷媒を有する、熱交換器として形成されている、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の冷却ステーション。
  9. 冷却ステーション(140)に、クーラー(240)を通して冷媒を循環させるための装置が対応づけられている、ことを特徴とする請求項8に記載の冷却ステーション。
  10. 冷却ステーション(140)が、外部の冷媒源(144)に接続可能である、ことを特徴とする請求項8または9に記載の冷却ステーション。
  11. 多相の、流動性の冷媒が、バイナリアイスである、ことを特徴とする請求項8から10のいずれか1項に記載の冷却ステーション。
  12. 冷却ステーション(140)が、複数の冷却すべき容器(247)を同時にドッキングさせるために、複数のドッキングスペース(142)を有している、ことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の冷却ステーション。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の冷却ステーションと、冷却ステーション(140)にドッキング可能な、冷却材料を収容する収容室(252)を包囲するハウジング(248)を備えた、少なくとも1つの冷却すべき容器(247)とからなる組合せ。
  14. 冷却すべき冷却材料を収容する収容室(252)を包囲するハウジング(248)を有する容器であって、
    容器(247)が、
    冷却ステーション(140)にドッキング可能であり、かつ、
    容器(247)から循環空気を導出するための少なくとも1つの第1のドッキング箇所(262)と、
    冷却された循環空気を容器(247)へ供給するための少なくとも1つの第2のドッキング箇所(266)とを有している、前記容器において、
    容器(247)は、容器(247)が冷却ステーション(140)からドッキング解除された場合に、容器(247)のドッキング箇所(262、266)を閉鎖するための、少なくとも1つの閉鎖部材(284)を有している、ことを特徴とする容器。
  15. 閉鎖部材(284)は、容器(247)が冷却ステーション(140)からドッキング解除された場合に、
    自動的に、閉鎖部材(284)がドッキング箇所(262、266)を解放する開放位置から、閉鎖部材(284)が容器(247)のドッキング箇所(262、266)を閉鎖する閉鎖位置へ移動可能である、
    ことを特徴とする請求項14に記載の容器。
  16. 閉鎖部材(284)は、容器(247)が冷却ステーション(140)にドッキングされる場合に、
    自動的に、閉鎖部材(284)が容器(247)のドッキング箇所(262、266)を閉鎖する閉鎖位置から、閉鎖部材(284)が容器(247)のドッキング箇所(262、266)を解放する開放位置へ移動可能である、ことを特徴とする請求項14または15のいずれか1項に記載の容器。
  17. 閉鎖部材(284)が、容器(247)に回転可能に保持されている、ことを特徴とする請求項14から16のいずれか1項に記載の容器。
  18. 閉鎖部材(284)が、重力の作用によって、閉鎖部材(284)が容器(247)のドッキング箇所(262、266)を閉鎖する閉鎖位置へ移動可能である、ことを特徴とする請求項14から17のいずれか1項に記載の容器。
  19. 容器(247)が、冷却材料のための収容室(252)への接近開口部(118)を有しており、かつ接近開口部(118)を閉鎖するための閉鎖カバー(254;254’)を設けられている、ことを特徴とする請求項14から18のいずれか1項に記載の容器。
  20. 閉鎖カバー(254’)が、少なくとも部分的に透明に形成されている、ことを特徴とする請求項19に記載の容器。
  21. 容器(247)が、高さ移動可能なステージ(256)を備えたディスペンサ(116)として形成されている、ことを特徴とする請求項14から20のいずれか1項に記載の容器。
  22. ステージ(256)が、少なくとも1つのガイドバー(258)に接して摺動可能に案内されている、ことを特徴とする請求項14から21のいずれか1項に記載の容器。
  23. 容器(247)の収容室(252)内に収容される冷却材料が、料理および/または飲み物および/または食器類を含んでいる、ことを特徴とする請求項14から22のいずれか1項に記載の容器。
  24. 冷却ステーション(140)にドッキング可能な、少なくとも1つの冷却すべき容器(247)のための少なくとも1つの冷却ステーション(140)と、請求項14から23のいずれか1項に記載の少なくとも1つの容器からなる組合せであって、
    冷却ステーション(140)が、
    容器(247)を通る循環空気流を発生させるための少なくとも1つの送風機(238)と、
    循環空気流を冷却するための少なくとも1つのクーラー(240)および、冷却すべき容器(247)から循環空気流を導出するための少なくとも1つの第1のドッキング箇所(222)と、冷却すべき容器(247)へ循環空気流を供給するための少なくとも1つの第2のドッキング箇所(226)とを備えた、少なくとも1つのドッキングスペース(142)と、を有している、
    ことを特徴とする前記組合せ。
  25. 請求項1から12のいずれか1項に記載の少なくとも1つの冷却ステーション(140)と、請求項13から23のいずれか1項に記載の少なくとも1つの容器(247)とからなる、
    ことを特徴とする組合せ。
  26. 請求項1から12のいずれか1項に記載の少なくとも1つの冷却ステーション(140)、請求項14から23のいずれか1項に記載の少なくとも1つの容器および/または請求項13、24または25のいずれか1項に記載の少なくとも1つの組合せを有する、
    ことを特徴とする大規模キッチン用の小分けシステム。
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