JPH09269175A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JPH09269175A
JPH09269175A JP10379996A JP10379996A JPH09269175A JP H09269175 A JPH09269175 A JP H09269175A JP 10379996 A JP10379996 A JP 10379996A JP 10379996 A JP10379996 A JP 10379996A JP H09269175 A JPH09269175 A JP H09269175A
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JP
Japan
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cooling unit
cold air
heat insulating
insulating box
storage chamber
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JP10379996A
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English (en)
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Koichi Sato
幸一 佐藤
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却ユニットにて貯蔵室内を冷却できると共
に、搬送時には断熱箱体を容易に移動することができる
冷却装置を提供する。 【解決手段】 冷却装置1は、内部に貯蔵室3が構成さ
れて移動自在とされた断熱箱体4と、冷却装置を内蔵し
て移動自在とされた冷却ユニット6とを備えており、断
熱箱体4と冷却ユニット6は着脱可能に結合されると共
に、結合された状態にて冷却ユニット6から貯蔵室3内
に冷気を供給し、貯蔵室3内から冷却ユニット6に空気
を吸引する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、断熱箱体内に貯蔵
室を備え、当該貯蔵室内にて物品を冷却しながら移動自
在とされた冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より配送センターにおける物品の低
温輸送・配送、或いは、ホテルや結婚式場、病院内にお
いて食品の低温配膳などに用いられる移動式の冷却装置
は、例えば特開平3−70962号公報(F25D11
/00)の低温物品輸送システムにおいて用いられる冷
蔵庫として示されている。即ち、係る物流システムにお
いては冷蔵庫の輸送中は交流電源が使用できないため、
底面に車輪を有し、内部を貯蔵室とした断熱箱体にて冷
蔵庫を構成すると共に、この冷蔵庫には圧縮機や冷却器
から成る冷凍サイクルの他、冷却器にて凍結される蓄冷
剤、バッテリー及び直流(DC)送風機等から成る冷却
装置(冷却手段)を搭載している。
【0003】そして、交流電源がある箇所(配送センタ
ー、或いは、厨房など)においては、電源コードにより
低温庫を交流電源に接続し、前記圧縮機を駆動して冷却
器により蓄冷剤の凍結とバッテリーの充電を行いながら
送風機を駆動し(交流電源を整流した直流電源にて駆動
される)、貯蔵室内の冷却(予冷)を行うと共に、物品
の輸送を行う際には低温庫を交流電源から外し、車輪を
利用して移動させてトラック(輸送手段)等の荷室に積
載し、或いは、宴会場などに搬送し、その後は前記バッ
テリーにて送風機を駆動することにより、蓄冷剤の融解
潜熱にて冷却された冷気を貯蔵室内に循環して冷却する
よう構成されていた。
【0004】図7に従来の係る冷蔵庫(以下、低温庫と
称する)101を示す。低温庫101は、その底部に移
動用の車輪102・・・を具備し、前面に開口を有した
断熱箱体104と、前記開口を開閉自在に閉塞する断熱
扉105とから構成されている。前記断熱箱体104内
には食品を収蔵するための図示しない貯蔵室と、その下
方に図示しない蓄冷剤と直流(DC)送風機を配設した
図示しない凍結室が区画形成されている。この凍結室内
には図示しない冷却器も設けられ、例えばホテルなどの
厨房等において交流電源の印加のもとに蓄冷剤の凍結を
行う。
【0005】断熱箱体104の底部には機械室106が
構成されており、この機械室106内には図示しない圧
縮機、凝縮器等のユニット、バッテリーの他、電装箱が
設置されている。また、断熱扉105はヒンジ107に
て一側を断熱箱体104に回動自在に枢支されており、
他側には開閉操作を行うための扉ハンドル108が取り
付けられている。この断熱扉105上側の断熱箱体10
4前面には温度表示部109と操作部111が設けられ
ており、これらを避けた位置の断熱扉105の上端には
施錠板112が取り付けられている。更に、断熱扉10
5と機械室106の間の高さの断熱箱体104にはその
全周に渡って外側に突出するバンパー113が取り付け
られ、その外側面は断熱箱体104の最外縁となる。
【0006】以上の構成で、厨房においては図示しない
電源コードを低温庫101の側方に引き出し、プラグを
交流電源に接続する。低温庫101に交流電源が印加さ
れると、前記電装箱内の制御装置が前記圧縮機を駆動し
て前記冷却器により前記蓄冷剤の凍結とバッテリーの充
電を行いながら送風機を駆動し(同様に交流電源を整流
した直流電源にて駆動される)、貯蔵室内の冷却を行
う。
【0007】そして、蓄冷剤の凍結とバッテリーの充電
が終了すると、電源コードのプラグを外し、食品(料理
など)を貯蔵室内に収納する。そして、車輪2・・・に
より低温庫101を移動し、宴会場などに搬送するもの
であるが、その後は前記バッテリーにて送風機を駆動す
ることにより、蓄冷剤の融解潜熱にて冷却された冷気を
貯蔵室内に循環して冷却するものであった。
【0008】また、他の構造としては上述の如き蓄冷剤
を用いず、貯蔵室の壁面に取り付けたチューブオンシー
ト式の冷却器にて貯蔵室内を直接冷やしておいてから、
電源を外して搬送移動するものもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のユニ
ット内蔵型低温庫は、何れにしても機械室内に圧縮機や
凝縮器等を備えたものであるため、全体重量が大きくな
り、移動が極めて困難となる問題があった。
【0010】本発明は係る従来の技術的課題を解決する
ために成されたものであり、冷却ユニットにて貯蔵室内
を冷却できると共に、搬送時には断熱箱体を容易に移動
することができる冷却装置を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却装置は、内
部に貯蔵室が構成されて移動自在とされた断熱箱体と、
冷却装置を内蔵して移動自在とされた冷却ユニットとを
備えており、断熱箱体と冷却ユニットは着脱可能に結合
されると共に、結合された状態にて冷却ユニットから貯
蔵室内に冷気を供給し、貯蔵室内から冷却ユニットに空
気を吸引するものである。
【0012】本発明によれば、内部に貯蔵室が構成され
て移動自在とされた断熱箱体と、冷却装置を内蔵して移
動自在とされた冷却ユニットとを備え、断熱箱体と冷却
ユニットは着脱可能に結合されると共に、結合された状
態にて冷却ユニットから貯蔵室内に冷気を供給し、貯蔵
室内から冷却ユニットに空気を吸引するので、貯蔵室内
に物品を収納する以前、或いは、収納中には断熱箱体と
冷却ユニットとを結合して置き、冷却ユニットから貯蔵
室内に冷気を供給すると共に、貯蔵室内からは冷却ユニ
ットに空気を吸引することにより、貯蔵室内を強制的に
冷却することができる。
【0013】そして、物品を搬送する際には断熱箱体と
冷却ユニットとを切り離し、断熱箱体のみを移動させる
ことができるので、従来よりも移動対象が軽くなり、搬
送が極めて容易となる。また、断熱箱体と冷却ユニット
とを別体としたことにより、冷却ユニットが故障した際
にも修理が容易となると共に、冷却ユニットのみを交換
して使用することが可能となり、保守管理上においても
有効となるものである。
【0014】請求項2の発明の冷却装置は、上記におい
て冷却ユニットは、圧縮機が設置された下部機械室と、
冷却器が設置された冷却部とから成り、冷却ユニットと
断熱箱体とが結合された状態で、下部機械室は断熱箱体
下方に進入し、冷却部は断熱箱体背面に配置されるもの
である。
【0015】請求項2の発明によれば、上記に加えて冷
却ユニットを、圧縮機が設置された下部機械室と、冷却
器が設置された冷却部とから構成し、冷却ユニットと断
熱箱体とが結合された状態では、下部機械室が断熱箱体
下方に進入し、冷却部は断熱箱体背面に配置されるよう
にしたので、冷却ユニットの重心が低くなって安定する
と共に、結合状態における寸法も縮小されるので、省ス
ペースを実現でき、且つ、一体とした状態で移動する際
にも作業性が向上するものである。
【0016】請求項3の発明の冷却装置は、請求項1に
おいて冷却ユニットは、冷気吐出口と冷気吸込口を備え
ると共に、断熱箱体は貯蔵室に連通した冷気導入口及び
冷気排出口と、常にはこれらを閉塞する断熱性の遮蔽板
とを備え、冷却ユニットと断熱箱体とが結合された場合
に冷気吐出口は冷気導入口内に、冷気吸込口は冷気排出
口内にそれぞれ進入し、遮蔽板は冷気吐出口及び冷気導
入口を開放するものである。
【0017】請求項3の発明によれば、請求項1に加え
て冷却ユニットは、冷気吐出口と冷気吸込口を備えると
共に、断熱箱体は貯蔵室に連通した冷気導入口及び冷気
排出口と、常にはこれらを閉塞する断熱性の遮蔽板とを
備え、冷却ユニットと断熱箱体とが結合された場合に冷
気吐出口は冷気導入口内に、冷気吸込口は冷気排出口内
にそれぞれ進入し、遮蔽板は冷気導入口及び冷気排出口
を開放するので、冷却ユニットを断熱箱体に結合するの
みで両者は連通され、冷気の供給と吸引が達成される。
また、両者を切り離せば遮蔽板により冷気導入口と冷気
排出口は自動的に閉塞されるので、貯蔵室からの冷気漏
洩も防止されると共に、操作性も向上するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づいて本発明の実
施形態を詳述する。図1は本発明の冷却装置1の側面
図、図2は冷却装置1の背面図、図3は断熱箱体4の斜
視図、図4は断熱箱体4の後方斜視図、図5は冷却ユニ
ット6の斜視図をそれぞれ示している。
【0019】実施例の冷却装置1は、例えばホテルや結
婚式場、或いは、病院などにおいて料理などの食品を搬
送するために用いられるものであり、その底部に移動用
の車輪2・・・を具備し、前面に開口を有した断熱箱体
4と、底部にキャスター10を具備した冷却ユニット6
とから構成されている。
【0020】断熱箱体4は前面に開口しており、当該開
口は断熱扉5にて開閉自在に閉塞されている。また、断
熱箱体4内には食品を収納するための貯蔵室3が形成さ
れており、貯蔵室3の背面には上下に渡るダクト16が
形成されている。また、断熱箱体4の背面には矩形状の
冷気導入口17と冷気排出口18が上下に形成されてお
り、冷気導入口17は前記ダクト16下端に連通し、冷
気排出口18は貯蔵室3下部に連通されている。
【0021】また、冷気導入口17と冷気排出口18は
断熱性の遮蔽板21、22にてそれぞれ開閉自在に閉塞
されている。この遮蔽板21、22は例えば上部を断熱
箱体4に回動自在に枢支されており、図示しないバネ材
にて常には垂下しており、各口17、18を閉塞すると
共に、貯蔵室3側に押圧された場合には図4中破線矢印
の如く下端が内方に移動して各口17、18を開放す
る。そして、押圧力が無くなると再び前記バネ材にて垂
下し、各口17、18を閉塞するものである。
【0022】また、前記断熱扉5はヒンジ7にて一側を
断熱箱体4に回動自在に枢支されており、他側には開閉
操作を行うための扉ハンドル8が取り付けられている。
この断熱箱体4の上端前面には閉じた状態の断熱扉5上
方に対応してコントロールパネルCPが取り付けられて
おり、コントロールパネルCPの前面には温度表示部9
と操作部11が設けられている。そして、これらを避け
た位置の断熱扉5の上端面には、施錠板12が取り付け
られている。更に、断熱扉5の下側には断熱箱体4の全
周に渡って外側に突出するバンパー13が取り付けら
れ、その外側面は断熱箱体4の最外縁となる。
【0023】一方、冷却ユニット6は前後に延在する下
部機械室26と、この下部機械室26の後部から起立す
る冷却部27とから成り、前記キャスター10・・・は
上記下部機械室26の下面に取り付けられると共に、全
体としては断面略L字状を呈している。
【0024】そして、下部機械室26内には冷却装置を
構成する圧縮機28と凝縮器29などが設置されると共
に、冷却部27内には断熱された通路31内に冷却器3
2と送風機33が設置され、圧縮機28、凝縮器29、
図示しない減圧装置及び冷却器32は周知の冷凍サイク
ルを構成する。
【0025】冷却部27の前面には前記通路31の上端
に連通した矩形状の冷気吐出口36が突出形成されてお
り、その下方の冷却部27前面には前記通路31の下端
に連通した矩形状の冷気吸込口37が突出形成されてい
る。
【0026】以上の構成で、貯蔵室3内に食品を収納す
る以前、或いは、収納中には断熱箱体4の後方からキャ
スター10・・・を利用して図6中矢印の如く冷却ユニ
ット6を接近させ、断熱箱体4と冷却ユニット6とを結
合して置く(図1、図2)。このとき、冷却ユニット6
の下部機械室26は断熱箱体4の下方に進入し、車輪2
・・・間に位置すると共に、冷却部27は断熱箱体4の
背面に位置し、冷気吐出口36は冷気導入口17内に、
また、冷気吸込口37は冷気吸引口18内にそれぞれ進
入する。尚、断熱箱体4と冷却ユニット6とは係る結合
操作にて図示しないフックなどにて自動連結され、車輪
2・・・及びキャスター10・・・により両者が一体と
なって移動可能となる。
【0027】このとき、遮蔽板21、22は冷気吐出口
36及び冷気吸込口37の進入によって前述の如く自動
開放し、通路31とダクト16及び貯蔵室3とを連通す
る。そして、この状態で冷却ユニット6のコンセントC
を図示しないソケットに接続し、圧縮機28及び送風機
33を運転すると、冷却器32が冷却作用を発揮する。
【0028】冷却器32と熱交換した冷気は送風機33
により冷気導入口17内の冷気吐出口36からダクト1
6内に吐出され、そこを上昇して前面から貯蔵室3内に
吹き出される。そして、貯蔵室3内を循環した冷気(温
度上昇している空気)は冷気排出口18内の冷気吸込口
37から冷却ユニット6の通路31に吸引される。これ
によって、貯蔵室3内及びそこに収納された食品は強制
的に冷却される。
【0029】次に、食品を宴会場などに搬送する際には
断熱箱体4と冷却ユニット6を切り離す。冷却ユニット
6の冷気吐出口36及び冷気吸込口37が後方に引き出
されると、遮蔽板21、22は前述の如く冷気導入口1
7及び冷気排出口18を閉塞し、断熱する。この状態で
車輪2・・・を利用して断熱箱体4のみを宴会場に移動
する。この移動中は貯蔵室3内の食品は断熱箱体4内に
て周囲から断熱され、保冷されるかたちとなる。
【0030】このように本発明によれば、食品の搬送の
際には断熱箱体4と冷却ユニット6とを切り離し、断熱
箱体4のみを移動させることができるので、従来よりも
移動対象が軽くなり、搬送が極めて容易となる。また、
断熱箱体4と冷却ユニット6とを別体としたことによ
り、冷却ユニット6が故障した際にも修理が容易となる
と共に、冷却ユニット6のみを交換して使用することが
可能となり、保守管理上においても有効となる。
【0031】また、冷却ユニット6を、圧縮機28が設
置された下部機械室26と、冷却器32が設置された冷
却部27とから構成し、冷却ユニット6と断熱箱体4と
が結合された状態では、下部機械室26が断熱箱体4下
方に進入し、冷却部27は断熱箱体4背面に配置される
ようにしたので、冷却ユニット6の重心が低くなって安
定すると共に、結合状態における寸法も縮小されるの
で、省スペースを実現でき、且つ、一体とした状態で移
動する際にも作業性が向上する。
【0032】更に、冷却ユニット6と断熱箱体4とが結
合された場合に冷気吐出口36は冷気導入口17内に、
冷気吸込口37は冷気排出口18内にそれぞれ進入し、
遮蔽板21、22は冷気導入口17及び冷気排出口18
を開放するので、冷却ユニット6を断熱箱体4に結合す
るのみで両者は連通され、冷気の供給と吸引が達成され
る。また、両者を切り離せば遮蔽板21、22により冷
気導入口17と冷気排出口18は自動的に閉塞されるの
で、貯蔵室3からの冷気漏洩も防止されると共に、操作
性も向上する。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、内部
に貯蔵室が構成されて移動自在とされた断熱箱体と、冷
却装置を内蔵して移動自在とされた冷却ユニットとを備
え、断熱箱体と冷却ユニットは着脱可能に結合されると
共に、結合された状態にて冷却ユニットから貯蔵室内に
冷気を供給し、貯蔵室内から冷却ユニットに空気を吸引
するので、貯蔵室内に物品を収納する以前、或いは、収
納中には断熱箱体と冷却ユニットとを結合して置き、冷
却ユニットから貯蔵室内に冷気を供給すると共に、貯蔵
室内からは冷却ユニットに空気を吸引することにより、
貯蔵室内を強制的に冷却することができる。
【0034】そして、物品を搬送する際には断熱箱体と
冷却ユニットとを切り離し、断熱箱体のみを移動させる
ことができるので、従来よりも移動対象が軽くなり、搬
送が極めて容易となる。また、断熱箱体と冷却ユニット
とを別体としたことにより、冷却ユニットが故障した際
にも修理が容易となると共に、冷却ユニットのみを交換
して使用することが可能となり、保守管理上においても
有効となるものである。
【0035】請求項2の発明によれば、上記に加えて冷
却ユニットを、圧縮機が設置された下部機械室と、冷却
器が設置された冷却部とから構成し、冷却ユニットと断
熱箱体とが結合された状態では、下部機械室が断熱箱体
下方に進入し、冷却部は断熱箱体背面に配置されるよう
にしたので、冷却ユニットの重心が低くなって安定する
と共に、結合状態における寸法も縮小されるので、省ス
ペースを実現でき、且つ、一体とした状態で移動する際
にも作業性が向上するものである。
【0036】請求項3の発明によれば、請求項1に加え
て冷却ユニットは、冷気吐出口と冷気吸込口を備えると
共に、断熱箱体は貯蔵室に連通した冷気導入口及び冷気
排出口と、常にはこれらを閉塞する断熱性の遮蔽板とを
備え、冷却ユニットと断熱箱体とが結合された場合に冷
気吐出口は冷気導入口内に、冷気吸込口は冷気排出口内
にそれぞれ進入し、遮蔽板は冷気導入口及び冷気排出口
を開放するので、冷却ユニットを断熱箱体に結合するの
みで両者は連通され、冷気の供給と吸引が達成される。
また、両者を切り離せば遮蔽板により冷気導入口と冷気
排出口は自動的に閉塞されるので、貯蔵室からの冷気漏
洩も防止されると共に、操作性も向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却装置の側面図である。
【図2】本発明の冷却装置の背面図である。
【図3】本発明の冷却装置の断熱箱体の斜視図である。
【図4】本発明の冷却装置の断熱箱体の後方斜視図であ
る。
【図5】本発明の冷却装置の冷却ユニットの斜視図であ
る。
【図6】断熱箱体と冷却ユニットとの結合操作を説明す
る図である。
【図7】従来の低温庫の斜視図である。
【符号の説明】
1 冷却装置 2 車輪 3 貯蔵室 4 断熱箱体 6 冷却ユニット 10 キャスター 17 冷気導入口 18 冷気排出口 21、22 遮蔽板 26 下部機械室 27 冷却部 28 圧縮機 32 冷却器 33 送風機 36 冷気吐出口 37 冷気吸込口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に貯蔵室が構成されて移動自在とさ
    れた断熱箱体と、冷却装置を内蔵して移動自在とされた
    冷却ユニットとを備え、前記断熱箱体と冷却ユニットは
    着脱可能に結合されると共に、結合された状態にて冷却
    ユニットから前記貯蔵室内に冷気を供給し、貯蔵室内か
    ら冷却ユニットに空気を吸引することを特徴とする冷却
    装置。
  2. 【請求項2】 冷却ユニットは、圧縮機が設置された下
    部機械室と、冷却器が設置された冷却部とから成り、冷
    却ユニットと断熱箱体とが結合された状態で、前記下部
    機械室は前記断熱箱体下方に進入し、前記冷却部は断熱
    箱体背面に配置されることを特徴とする請求項1の冷却
    装置。
  3. 【請求項3】 冷却ユニットは、冷気吐出口と冷気吸込
    口を備えると共に、断熱箱体は貯蔵室に連通した冷気導
    入口及び冷気排出口と、常にはこれらを閉塞する断熱性
    の遮蔽板とを備え、前記冷却ユニットと断熱箱体とが結
    合された場合に前記冷気吐出口は前記冷気導入口内に、
    冷気吸込口は冷気排出口内にそれぞれ進入し、前記遮蔽
    板は前記冷気吐出口及び冷気導入口を開放することを特
    徴とする請求項1の冷却装置。
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