JP2010501897A - 光配向積層体 - Google Patents

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Abstract

ライトマネージメントフィルムパッケージが、構造化表面及び第2の主表面を有する第1の光学フィルムと、第1の主表面、及び、接着層を介して第1の光学フィルムの構造化表面に隣接し接触する第2の主表面を有する第2の光学フィルムとを含む。第1の光学フィルムの構造化表面が、短小構造によって分離される複数の背高構造を含み、隣同士の背高構造の頂部が、約50μmと約150μmとの間の距離だけ分離されている。第1の光学フィルムの背高構造は、接着層に侵入しているが、短小構造は侵入していない。

Description

本発明は、光学ディスプレイ用の光配向フィルムに関する。より具体的には、本発明は、構造化表面を有する光配向フィルムに関し、その構造化表面は、隣同士の背高構造同士の間の距離が、ゲインを最大にすると共に可視性のウェットアウト(wet out)を最小にするための特定の範囲内となるように短小構造(short structure)によって分離された背高構造(tall structure)を有する。
液晶ディスプレイ(LCD)などの光学ディスプレイは、ますます一般的なものとなっており、例えば、携帯電話、携帯情報端末(PDA)から電子ゲームに、そしてラップトップコンピュータなどのより大型の装置に至るハンドヘルド(hand-held)コンピュータ装置、並びに、LCDモニター及びテレビスクリーンに用途が見出されている。好ましい方向、典型的にはディスプレイの表面に対して垂直又は「軸線上」に光学ディスプレイから出る光の輝度を増加させるために、光配向フィルムが使用されている。
ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチャリング(3M)社(Minnesota Mining and Manufacturing Company)による3Mブランドの輝度強化フィルム(BEF)は、典型的には、軸線上の輝度を増加させるために使用されている。このフィルムは、「軸線外」から光を効果的に収集し、その光を軸線上に見る人に向かって方向転換する。従って、このフィルムは、軸線外の輝度を犠牲にして軸線上の輝度を増加させるものである。ゲイン(Gain)は、1枚又は複数枚のフィルムを用いた軸線上の明暗度(intensity)を、フィルムを用いない軸線上の明暗度と比較した測定値である。
BEFフィルムは、典型的には、実質的に平坦な表面とその反対側の構造化表面とを含み、その構造化表面は、直線的なプリズム状要素の配列を有している。構造化表面は、視軸線(viewing axis)に沿って光を導くのを支援し、それによって、見る人に知覚される光の輝度を増す。軸線上の光の量を増加させると、所望量の軸線上の輝度を発生させるのに必要なエネルギー量が減じられる。このことは、ラップトップコンピュータ、計算機、デジタル式腕時計、携帯電話、LCDテレビ、及びPDAにおいて使用されるものなど、電池式の光源を使用する光学ディスプレイに対して特に重要である。
フィルムの構造化表面上で、各プリズム要素の側部は、交差して頂点又は頂端を形成する。プリズム要素の頂点は、通常は鋭くなっている。
光学システムにおいて、構造化された光配向フィルムは、別の光配向フィルムなどの別のフィルムに密に隣接して置かれることがある。2枚のフィルムの間の接触により、しばしば「ウェットアウト」と呼ばれる、視覚的に明らかで且つ望ましくない輝点、縞、又は線が生じる可能性がある。ウェットアウトはまた、ゲインを低下させる可能性もある。
本発明は、ライトマネージメントフィルム(light management film)に関する。
本発明の一実施形態において、ライトマネージメントフィルムパッケージは、短小構造によって分離された複数の背高構造を持つ第1の構造化主表面と、第1の構造化主表面の反対側の第2の主表面とを有する第1の光学フィルムを含み、各背高構造及び各短小構造は、頂部と、その頂部から第1の共通の基準平面までで測定される高さとを有している。各短小構造の高さは、各背高構造の高さ未満である。隣同士の背高構造の頂部は、約50μmと約150μmとの間の距離だけ分離されている。このライトマネージメントフィルムパッケージは、第1の主表面とその第1の主表面の反対側の第2の主表面とを有する第2の光学フィルムを更に含み、第2の主表面は、接着層を介して、第1の光学フィルムの第1の構造化主表面に隣接し接触して設けられている。第1の光学フィルムの各背高構造は接着層に侵入しており、第1の光学フィルムの短小構造は接着層に侵入していない。
本発明の別の実施形態において、積層フィルムパッケージが、第1の平滑表面と、短小プリズムによって分離される背高プリズムの配列を有するその第1の平滑表面の反対側の第1の構造化表面とを含む第1の光配向フィルムを含む。第1の共通の基準平面が、背高プリズム及び短小プリズムの配列を通過することなく、第1の平滑表面と第1の構造化表面との間に設けられている。各プリズムは、頂部と、その頂部から第1の共通の基準平面までで測定される高さとを有している。各背高プリズムの高さは、各短小プリズムの高さを超える。各隣同士の背高プリズムの頂部間の距離は、約50μmと約150μmとの間である。積層フィルムパッケージは、第2の平滑表面と、プリズムの配列を有するその第2の平滑表面の反対側の第2の構造化表面とを含む第2の光配向フィルムを更に含む。第2の共通の基準平面が、プリズムの配列を通過することなく、第2の平滑表面と第2の構造化表面との間に設けられている。第2の構造化表面内の各プリズムは、頂部と、その頂部から第2の共通の基準平面までで測定される高さとを有している。積層フィルムパッケージは、第1の光配向フィルムの第1の構造化表面と第2の光配向フィルムの第2の平滑表面との間に設けられた接着層を更に含む。第1の光配向フィルムの背高プリズムは接着層に侵入しているが、短小プリズムは侵入していない。
本発明の別の実施形態において、ライトマネージメントフィルムパッケージが、約50μm未満の厚さを有する基材と、その基材の上にある構造化表面とを含む第1の光配向フィルムを含み、ここで、この構造化表面が短小構造によって分離された複数の背高構造を有する。共通の基準平面が、基材と構造化表面との間に設けられている。各構造は、頂部と、その頂部から共通の基準平面までで測定される高さとを有している。各背高構造の高さは、各短小構造の高さを超える。このライトマネージメントフィルムパッケージは、第1の主表面とその第1の主表面の反対側の第2の主表面とを含む第2の光配向フィルムを更に含む。このライトマネージメントフィルムパッケージは、第1の光配向フィルムの構造化表面と第2の光配向フィルムの第2の主表面との間に設けられた接着層を更に含む。第1の光配向フィルムの背高構造は接着層に侵入しているが、短小構造は侵入していない。
添付の図面と共に、本発明の様々な実施形態に関する以下の詳細な説明を考慮すれば、本発明がより完全に理解され評価されよう。ここで、図面は一定の尺度ではない。
ディスプレイシステムの概略的側面図。 フィルム積層体の概略的側面図。 別のフィルム積層体の概略的側面図。 別のフィルム積層体の概略的側面図。 様々なフィルム積層体について、隣同士の背高構造間の距離の関数とした接着力のプロット。 図4の様々なフィルム積層体について、隣同士の背高構造間の距離の関数としたゲインのプロット。 別のフィルム積層体の概略的側面図。
本発明は、液晶ディスプレイ(LCD)などのディスプレイに応用可能であり、また装置が薄く、高ゲインを有し、且つ可視欠陥のない表示領域を有することが望まれるハンドヘルドLCDに特に有用であると考えられる。
本明細書において、複数の図において用いられる同じ参照符号は、同一の又は類似の特性及び機能性を有する同一の又は類似の要素を指す。
図1は、ディスプレイシステム10の概略的側面図である。ディスプレイシステム10は、電子ディスプレイユニット12と、制御ユニット13と、フィルムスタック(film stack)22と、バックライトアセンブリ14とを含み、このバックライトアセンブリ14は、光源16と、光導体18と、反射層20とを含む。
ディスプレイユニット12は、液晶ディスプレイ(LCD)であり得、前記液晶ディスプレイは、典型的には2枚のガラス層間に挟まれる。ディスプレイユニット12は、偏光に基づく画像の生成に通常要求される偏光コントラスト(polarization contrast)をもたらすために、LCDパネルの上下に吸収偏光子を含んでいてもよい。制御ユニット13は、ディスプレイユニット12上に表示される画像を制御する。
バックライトアセンブリ14は、典型的には、ディスプレイユニット12によって形成された画像をユーザーが見るのに十分な周辺光がないときに、ディスプレイユニット12を通じて光を供給するために使用される。光導体18は、光源16から上方にシステム10を貫いてディスプレイユニットに向けて光を導く。光源16は、いかなる好適なタイプの光源であってもよい。多くの場合、光源16は、1つ以上の蛍光ランプを含む。
ライトマネージメントフィルムスタック22は、第1の拡散体フィルム(diffuser film)24と、光配向フィルム26及び28と、反射偏光フィルム(reflective polarizer film)34とを含む。第1の拡散体フィルム24は、フィルムスタック22を上方に通過する光の明暗度を均一にするように構成されている。
光配向フィルム26及び28は、図1に示されるように、構造化フィルムであってもよく、各構造化フィルムは、上表面全体に広がる、それぞれ直線状の構造化要素27及び29の配列を有している。構造化要素は、限定はしないが、鋭い又は鈍い先端部を有する三角プリズム要素を含んでいてもよい。構造化要素27及び29は、光をシステム10の軸線36に向けて導くのを支援する。
フィルム26及び28は、それらの構造化要素27及び29の配列が、平行に又はより典型的には非平行に広がるように、互いに対して配置されていてもよい。図1の実施形態において、フィルム26の構造化要素27は、フィルム28の構造化要素29に対して垂直に配向されている。いくつかの用途においては、フィルム26と28の一方のみが、システム10に含まれていてもよい。いくつかの他の用途においては、3枚以上の光配向フィルムが使用され得る。
フィルム26の構造化要素27は、図1に示されるように、短小プリズムによって分離された背高プリズムのパターンを含んでいてもよい。様々なパターン及びそれらのパターンの利点について、以下でより詳細に議論する。図1に示される特定の実施形態において、隣同士の背高プリズムが、2つの短小プリズムによって分離されている。
フィルム26は、図1に示されるように、接着層32を介してフィルム28に接着されていてもよく、この接着層32は、フィルム28の底部表面とフィルム26の構造化表面との間に設けられている。従って、構造化要素27の背高プリズムは、接着層32に侵入していてもよく、一方で、短小プリズムは、接着層32に接触又は侵入していない。
システムの設計に応じて、フィルムスタック22内に表されている要素のうちのいくつかは、存在しなくても、他の機能的要素に追加されても、他の機能的要素と置き換えられてもよいことに留意すべきである。スタック22の厚さを減じてディプレイの全体的な厚さを減じることが、多くの場合に重要であるので、フィルムスタック22内の個々のフィルムは、非常に薄くされることがある。結果として、個々のフィルムの剛性が低くなることがあり、それによって、例えば製造中の取り扱い、処理、及び組み立てにおける困難が増すことになり得る。様々な光学フィルム層を束ねることで、取り扱い及び最終的なシステムの組み立て効率を改善することがある。加えて、フィルムの結束によって、剛性を改善することがあり、結果として、機械的により安定なフィルムが得られる。
光学フィルムを束ねる一方法としては、フィルムの各々の間に接着層を挿入してフィルム積層体を形成することが挙げられる。接着層は、縁部から縁部までスタック全体にわたって存在していてもよく、スタックの1つ以上の縁部に沿って配置されていてもよく、フィルム層の一部又は全部の領域にわたってパターン形成されていてもよい。
図2は、第1のフィルム42と、第2のフィルム44と、接着層46とを含むフィルム積層体40の概略側面図である。第1のフィルム42は、構造化表面48と、その反対側の第2の主表面50と、ベースフィルム部分52とを含み、このベースフィルム部分52が、構造化表面48とその反対側の第2の主表面50との間に設けられている。第2のフィルム44は、第1の主表面54と、その反対側の第2の主表面56とを含む。接着層46は、第2のフィルム44の第2の主表面56と第1のフィルム42の構造化表面48との間に設けられている。図2に示されるように、第2のフィルム44の第1の主表面54は、平滑表面である。いくつかの実施形態において、第2のフィルム44は、拡散体フィルム又は反射偏光子であってもよい。しかしながら、第2のフィルム44はまた、例えば第1のフィルム42と類似した構造化表面を含んでいてもよいことが認識される。
構造化表面48は、複数の短小構造60によって分離された複数の背高構造58を含む。各背高構造58は、第1の側表面62aと第2の側表面62bとを有しており、これらは、頂縁部で交差して頂部64を形成する。各短小構造60は、第1の側表面66aと第2の側表面66bとを有しており、これらは、交差して頂部68を形成する。近接する構造は、背高のものも短小のものも、それらの底縁部で交差して溝70を形成しており、その溝は、互いに対して同じ平面内にあってもよく、又は、なくてもよい。表面48と50との間に設けられ、第1のフィルム42の第2の主表面50に最も接近して位置される共通の基準平面72を定義することが有用である。基準平面72はまた、背高構造58又は短小構造60のいずれも通過することなく、構造化表面48の下に且つ構造化表面48に最も接近して位置される平面として定義されてもよい。共通の基準平面の位置は、少なくとも幾分かは、溝70の中で最下の溝によって決められる。
各背高構造58は、頂部64から共通の基準平面72までで測定される高さH1を有している。同様に、各短小構造60は、頂部68から基準平面72までで測定される高さH2を有している。図2に示されるように、背高構造58の高さH1は、短小構造60の高さH2を超えている。図2に示されるように、各背高構造58は幅W1を有しており、各短小構造60は幅W2を有している。各構造の幅は、その構造に関連付けられる2つの溝70のうちの少なくとも一方を含む平面における、構造の2つの側表面間の最小の横方向距離によって定義される。
図2の例示的実施形態において、すべての背高構造58は、等しい高さH1及び幅W1を有しており、またすべての短小構造60は、等しい高さH2及び幅W2を有している。いくつかの応用例において、背高構造及び/又は短小構造の間の高さ及び幅は、異なっていてもよい。いくつかの用途において、単一の背高構造58の高さH1が、ダウン・ウェブ(down-web)方向で異なっていてもよく、また単一の短小構造60の高さH2が、ダウン・ウェブ方向で異なっていてもよい。それらの用途において、任意のダウン・ウェブ方向の断面に対し、各背高構造58は、各短小構造60の高さH2を超える高さH1を有している。
隣同士の背高構造58の頂部64は、距離Dだけ分離されている。図2の実施形態において、距離Dは一定である。しかしながら、他の実施形態において、距離Dは、例えば、背高構造58及び短小構造60の間で異なる高さ及び幅、並びに/又は、隣同士の背高構造58の間に隔置された異なる数の短小構造60が存在するか否かに応じて、構造化表面48全体で異なっていてもよい。
各背高プリズムは、1つの挟み角又は頂角を有しており、各短小プリズムは、1つの挟み角(inclusion angle)を有している。場合によっては、少なくとも2つの背高プリズムが、異なる挟み角を有するが、いくつかの他の応用例においては、すべての背高プリズムが、同じ挟み角を有する。いくつかの応用例においては、少なくとも2つの短小プリズムが、異なる挟み角を有するが、いくつかの他の応用例においては、すべての短小プリズムが、同じ挟み角を有する。いくつかの応用例においては、少なくとも1つの背高プリズムが、少なくとも1つの短小プリズムとは異なる挟み角を有する。場合によっては、背高プリズムと短小プリズムが、同じ挟み角を有する。
ベースフィルム部分52は、基準平面72から第2の主表面50までで測定される厚さTを有する。ベースフィルム部分52の厚さTは、例えば、フィルム積層体40を使用することが意図される特定のディスプレイシステムに応じて異なっていてもよい。テレビ用のディスプレイシステムなどのいくつかの用途において、厚さTは、厚さTが最小となりうるハンドヘルド用途と比較して、広範な許容範囲の値を有していてよい。厚さTの一般的な範囲は、約1μm〜約510μmである。ハンドヘルド用途に対して、厚さTの好適な範囲は、約25μm〜約52μmである。場合によっては、厚さTの範囲は、約1μm〜約15μmであり得る。より大型のディスプレイシステムに対して、厚さTの好適な範囲は、約510μm未満である。いくつかの用途において、厚さTに対する好適な範囲は、約380μm〜約510μmである。
場合によっては、第1のフィルム42は、約25μm〜約510μm、又は約25μm〜約52μm、又は約1μm〜約15μmの範囲の厚さを有する基材上に設けられてもよい。第1のフィルム42が基材上に設けられる場合、第1のフィルム42における厚さTは、0μmを含めて最小である場合がある。
第1のフィルム42の構造化表面48が、背高プリズム要素及び短小プリズム要素を含むものとして、図2に示されており、背高プリズムと短小プリズムの双方は、鋭い先端部を有している。構造化表面48は、三角プリズムに限定される必要はなく、また構造化表面48には、角錐台(truncated)プリズム、丸みを帯びた(rounded)プリズム、正弦曲線(sinusoid)若しくは放物面などの曲線、区分的に線形の側部を有する構造(図2aのプリズム158bなど)、又はある用途に好適となり得る任意の他の構造を挙げてもよいが、これらに限定されるものではない。
図2において、平均厚さTを有する接着層46が、第1のフィルム42と第2のフィルム44との間に設けられている。接着層46は、第2のフィルム44の第2の主表面56の上に貼り付けられている。第1のフィルム42の背高構造58は、接着層46の中に侵入しており、その結果、第1のフィルム42が第2のフィルム44に接着している。接着層46は、図2に示される実施形態において、第2のフィルム44の第2の主表面56の本質的にすべての上に貼り付けられているため、第1のフィルム42は、全面的な接着によって第2のフィルム44に接着されている。
全面的な接着は、モアレ(moire)、及びより顕著なウェットアウトパターンを生じる可能性がある。ウェットアウトは、プリズムの先端部が、隣接する材料に光学的に結合されたときに生じる。ウェットアウトは、ゲインを低下させることがある。
本発明の利点は、隣接するフィルム間で全面的に接着されるために接着力が改善されることである。本発明の別の利点は、ウェットアウトパターンの可視性が減じられるか又は排除されるように、距離Dが選定されることである。更に、Dは、接着層46による2枚のフィルム間のいかなる光学的結合も、ゲインの低下をほとんど又はまったく生じないように選択される。
図2に示されるように、第1のフィルム42の構造化表面48は、短小構造60によって分離された背高構造58を含む。フィルム積層体40は、背高構造58は接着層46の中に侵入するが、短小構造60は接着層の中に侵入しないように構成されている。従って、間隙Gなどの間隙が、接着層46と短小構造60との間に存在する。ウェットアウトは、背高構造58が接着層46と接触するか又は接着層46に侵入するところで発生する。以下でより詳細に説明するように、可視性のウェットアウトを減じるか又は排除する一方で、接着力及びゲインを最大にするか又は改善する上で重要な要素は、隣同士の背高構造58間の間隔である距離Dである。図2に示される例示的実施形態において、4つの短小構造60が、隣同士の2つの背高構造58を分離している。一般に、隣同士の2つの背高構造間に、任意の数の短小構造が存在するか、又は存在しない可能性がある。更に、短小構造は、ある用途において光を導くことが可能な任意の好適な形状を有することができる。
いくつかの用途において、接着層46の厚さTは、例えば、接着層46の組成、距離D、及び高さH1と高さH2との差異に応じて、約1μm〜2.5μmの範囲であってもよい。いくつかの用途において、Tは、1μm未満又は2.5μm超であり得る。
場合によっては、フィルム42と44の一方又は双方が、図2には明確に示されていない他の層を含んでいてもよい。例えば、フィルム42及び44が、それぞれ、図2には示されていない基材の上に設けられていてもよい。
図2aは、第1のフィルム142と第2のフィルム144とを含むフィルム積層体140の概略側面図である。第1のフィルム142は、構造化表面148と、その反対側の第2の主表面150と、ベースフィルム部分152とを含み、このベースフィルム部分152は、構造化表面148と第2の主表面150との間に設けられている。第2のフィルム144は、第1の主表面154と、その反対側の第2の主表面156とを含む。接着層146は、第2のフィルム144の第2の主表面156と、第1のフィルム142の構造化表面148との間に設けられている。
構造化表面148は、背高構造158a、158b、及び158cなどの複数の背高構造158を含み、それらの背高構造158は、短小構造160a〜160jなどの複数の短小構造160によって分離されている。距離Dは、隣同士の背高構造158間の間隔として定義されており、ここで、Dは一般に、隣同士の異なる背高構造に対して異なる可能性がある。近接する構造は、背高のものも短小のものも同様に、溝170によって分離されており、この溝170は、図2aの実施形態において示されるように、同じ水平平面に存在しない。例えば、背高構造158bと短小構造160dとの間の溝170は、短小構造160dと短小構造160eとの間の溝170よりも下にある。共通の基準平面172が、表面150と148との間に且つ表面150と148に概ね平行に設けられる平面として定義されており、第1のフィルム142の第2の主表面150に最も接近して位置している。基準平面172はまた、背高構造158又は短小構造160のいずれも通過することなく、構造化表面148の下に且つ構造化表面148に最も接近して位置する平面として定義されてもよい。
背高構造158は、図2aに示されるように、高さH1a〜H1cなどの高さH1と、幅W1a〜W1cなどの幅W1とを有している。短小構造160は同様に、それぞれ、高さH2a及びH2d並びに幅W2a及びW2dなどの高さH2と幅2とを有している。構造の高さ及び幅は、図2を受けて上述したように測定される。図2aに示される例示的実施形態において、背高構造158bの高さH1bは、背高構造158aの高さH1aを超えている。一般に、背高構造は、異なる高さ及び/又は幅を有していてもよい。同様に、短小構造は、異なる高さ及び/又は幅を有していてもよい。背高構造及び/又は短小構造は、鈍い頂部を有することができる。例えば、背高構造158cは、鈍い頂部を有しており、背高構造158bは、鋭い先端部を有している。
同様に、図2aに示されるように、短小構造160は、異なる形状を有していてもよい。例えば、構造160f及び160gは、別の形状を有している。同様に図2aの例示的実施形態に示されるように、構造化表面148は、隣同士の背高構造158間に、異なる数の短小構造160を有していてもよい。更に、距離Dは、構造化表面148全体で異なる可能性がある。例えば、背高構造158aと158bとの間の距離Dは、背高構造158bと158cとの間の距離Dとは異なっている。
図3は、双方が構造化表面を有する第1のフィルム242及び第2のフィルム244と、平均厚さTを有し第1のフィルム242と第2のフィルム244との間に設けられた接着層246とを含むフィルム積層体240の概略側面図である。第1のフィルム242は、双方が全体的にz方向に沿って延びる背高構造258及び短小構造260を有する構造化表面248と、その反対側の第2の主表面250と、平均厚さTを有するベースフィルム部分252とを含む。第2のフィルム244は、全体的にz方向に沿って延びる構造255を有する構造化表面254と、その反対側の第2の主表面256とを含む。構造化表面248及び254は、互いに平行に示されている。一般に、2枚のフィルム内の構造は、互いに対して異なって配向されていてもよい。例えば、構造化表面248及び254内の構造は、互いに対して垂直に配向されることができる。
各背高構造258は、第1の側表面262aと第2の側表面262bとを有しており、これらは、頂縁部で交差して頂部264を形成している。各短小構造260は、第1の側表面266aと第2の側表面266bとを有しており、これらは、交差して頂部268を形成している。近接する構造は、背高のものも短小のものも、それらの底縁部で交差して溝270を形成している。共通の基準平面272が、表面248と250との間に設けられた平面として定義されている。いくつかの用途において、平面272は、第2の主表面250に最も接近して位置している。場合によっては、共通の基準平面272は、構造258又は260のいずれも通過することなく、構造化表面248の下に且つ構造化表面248に最も接近して位置する平面として定義されてもよい。
各背高構造258は、頂部264から共通の基準平面272までで測定される高さH1を有しており、各短小構造260は、頂部268から共通の基準平面272までで測定される高さH2を有している。各背高構造258は、幅W1を有し、各短小構造260は、幅W2を有しており、幅W1及びW2は、その構造に関連付けられる2つの溝のうちの少なくとも一方を含む平面における、構造の2つの側表面間の最小の横方向距離として定義されている。図3に示される例示的実施形態において、溝270は、共通の基準平面272内にある。従って、所与の背高構造に対し、幅W1は、その構造の第1の側表面262aの底縁部からその構造の第2の側表面262bの底縁部までで測定され、また所与の短小構造に対し、幅W2は、その構造の第1の側表面266aの底縁部からその構造の第2の側表面266bの底縁部までで測定される。背高構造258の幅W1は、短小構造260の幅W2と比べて、より広い、等しい、又はより狭いことがあり得る。図3の例示的実施形態において、高さH1及び幅W1は、構造化表面248全体で一定であり、高さH2及び幅W2も、表面248全体で一定である。いくつかの用途において、背高構造の間及び/又は短小構造の間の高さ及び幅は、異なっていてもよい。
幅W1及びW2の値の好適な範囲は、約10μm〜60μmである。高さH1及びH2の値の好適な範囲は、約5μm〜30μmである。幅W1及びW2、並びに高さH1及びH2は、広範な範囲内のいかなる値であってもよいことが認識される。構造の寸法は、典型的には、ディスプレイのタイプ、フィルムスタックの所望の厚さ、及び接着剤の厚さなどの要因によって影響を受けることがある。
第2のフィルム244の各構造255は、第1の側表面274aと第2の側表面274bとを有しており、これらは、頂縁部で交差して頂部276を形成している。近接する構造255は、底縁部で交差して溝278を形成している。図3の例示的実施形態において、溝278は、第2の共通の基準平面280として定義される同一の水平平面内にあり、この第2の共通の基準平面280は、構造255のいずれも通過することなく構造化表面254の下に且つ構造化表面254に最も接近して位置する水平平面である。各構造255は、頂部276から共通の基準平面280までで測定される高さH3、及び幅W3を有している。図3に示される例示的実施形態において、溝278は、基準平面280内にある。従って、幅W3は、同じ構造の第1の側表面274aの底縁部から第2の側表面274bの底縁部までで測定されることができる。
図3に示される例示的実施形態において、第2のフィルム244は、第1のフィルム242と比較して、より薄いフィルムである。更に、第1のフィルム242の背高構造258の高さH1は、第2のフィルム244の構造255の高さH3を超えており、同様に、背高構造258の幅W1は、構造255の幅W3を超えている。いくつかの用途において、第1のフィルム242の背高構造258及び/又は短小構造260は共に、第2のフィルム244の構造255よりも幅が広く且つ/又は高さが高い。場合によっては、フィルム242内の一部の構造は、フィルム242内の一部の構造よりも大きいが、ここで、「大きい」及び「小さい」とは、より小さな構造がより大きな構造内に完全に囲まれ得ることを意味するものである。
図3に示されるように、第1のフィルム242の背高構造258及び短小構造260、並びに第2のフィルム244の構造255は、鋭い先端部を有する三角プリズムとして示されている。一般に、フィルム242及び244の構造化表面248及び254は、それぞれ、いかなるタイプの構造化要素を含んでいてもよい。場合によっては、背高構造258及び短小構造260が、異なる構造であってもよい。
図3に示される実施形態において、背高構造258、短小構造260、及び構造255は、すべて、直角二等辺三角形である。従って、各プリズムの頂角は90度である。一般に、頂角の好適な範囲は、約70度〜110度である。
図3に示される実施形態において、第1のフィルム242の隣同士の背高構造258は、2つの短小構造260によって分離されている。このパターンは、第1のフィルム242の構造化表面248全体に繰り返されている。背高構造258は、接着層246に接触し且つ侵入しているのに対して、短小構造260は、接着層246に侵入しておらず且つ/又は接触していない。
上述のように、本発明は、距離Dの最適な範囲に関するものであり、Dは、隣同士の背高構造258の頂部間の距離に等しい。場合によっては、距離Dは、フィルム242の構造化表面248内で異なっていてもよい(例えば図2a参照)。一例として、構造化表面248は、2つの短小構造260によって分離されたいくつかの背高構造258と、3つの短小構造260によって分離されたいくつかの他の背高構造258とを有していてもよい。
背高構造258と短小構造260との間の高さの差異は、約1μm〜10μmの範囲内であり得る。いくつかの用途において、厚さTは、約1.0μm〜約1.75μmの範囲内である。
背高構造と短小構造の繰り返しパターンを形成すると、フィルム242と244との間の接触面積が減少することによって、ゲインが増加しウェットアウトが減少する。図3のフィルム242の繰り返しパターンは、1つの背高構造に2つの短小構造が続くものである。背高構造と短小構造の他のパターンもまた、評価された。以下の表は、評価されたそれらのパターンを示しており、パターンの数は、隣同士の背高構造間に置かれた短小構造の数を示している。
以下の表において、距離Dは、隣同士の背高構造間の距離である。すべてのプリズムが90度の頂角及び隣接するプリズム間の24μmの間隔を有する第2の構造化フィルムに、試験パターンフィルムを接着することによって、各試験パターンごとに積層体が調製された。フィルム積層体240は、図3に示されるように、以下のパターン2と類似している。
Figure 2010501897
図4は、上の表に示されるフィルム積層体の距離Dの関数とした接着力のプロットである。各試験パターンを4つの異なる接着剤厚さで試験され、接着力を任意の単位で測定された。図4に示されるように、距離Dが増加するにつれて、接着力が減少する傾向があるが、これは、接着層に侵入する背高構造がより少なくなるからである。概して、十分な接着力が、50μmと100μmとの間の距離Dに対して観測された。150μm付近の距離Dで、より薄い接着層は接着力を改善した。250μm超の距離Dで、接着力は相対的に低いものとなった。
図5は、図4のフィルム積層体サンプルの距離Dの関数としたゲインのプロットであり、ゲインは任意の単位で測定された。図5に示されるように、距離Dが増加するにつれて、ゲインが増加している。しかしながら、約250μmに相当する距離Dで、可視性のウェットアウトパターンが観測された。50μm付近の距離Dで、低いゲインが、特により厚い接着層に対して観測された。約100μmと最大約250μmとの間の距離Dで、フィルム積層体は、すべての接着厚さに対して、ゲインの改善を呈した。
上に示したデータに基づくと、距離Dの好適な範囲は、約50μmと約250μmとの間である。いくつかの用途において、距離Dの好適な範囲は、約50μmと150μmとの間である。250μm超のDに対し、フィルム積層体は、比較的低い接着力及び可視性のウェットアウトパターンを有する傾向がある。約50μm未満のDに対し、ゲインは相対的に低いものとなる傾向がある。いくつかの用途において、距離Dは、ゲインと接着力との双方を最適化する一方で、可視性のウェットアウトを最小にするか又は減じるために、約90μmと150μmとの間である。
背高構造と短小構造のパターンを使用することに加えて、ウェットアウトはまた、接着層の接着特性を調節することによって減じられることもある。より固く、より薄い接着剤をフィルム積層体の設計に組み込むと、十分な接着力を維持する一方でウェットアウトを更に減じることができる。ウェットアウトパターンの可視性は、幾分かは、侵入の深さによって調整される。侵入の深さは、背高プリズムが接着剤に侵入する距離に、接着剤が背高プリズムの側部に沿ってあふれ出たであろう任意の距離を加えたものである。軟質な接着剤の場合、この接着剤は、例えば組み立ての間に又は経時的に、背高プリズムの側部に沿って流れる場合があるので、侵入の深さが、接着剤厚さよりも大きくなることがあり得る。いくつかの用途において、より固く且つ/又はより薄い接着剤が使用されてもよく、この場合、侵入の深さは、プリズムが接着剤に侵入する距離に本質的に等しいことがある。いくつかの用途において、より厚い接着剤が使用されてもよく、この場合、背高プリズムは、部分的にのみ接着層に侵入することがある。
図6は、3枚の光配向フィルム242、244、及び302を有するフィルム積層体300の概略側面図である。2枚ではなく3枚の光配向フィルムを有するフィルム積層体を形成するために、第3のフィルム302を第1のフィルム242の下に設けられる場合がある。図6に示されるように、第3のフィルム302は、複数の構造305を有する構造化表面304を含む。接着層306は、第1のフィルム242の第2の主表面250に貼り付けられていてもよい。図6に示されるように、第3のフィルム302の構造305は、接着層306に侵入して、第3のフィルム302を第1のフィルム242に接着している。場合によっては、第3のフィルム302は、第1のフィルム242よりも薄く、構造305は、第1のフィルム242の構造258及び260よりも小さい。
場合によっては、第3のフィルム302は、輝度の向上以外の機能を有するように設計されてもよい。例えば、第3のフィルム302は、光学拡散体であってもよく、その場合、構造化表面304の構造305は、第3のフィルム302と第1のフィルム242との間のスペーサー(spacer)として機能することもある。
上述した構造化フィルムは、エンボス加工、押出成形、鋳造硬化(casting and curing)、圧縮成形、及び射出成形を含めた様々な方法を用いて製造される。エンボス加工の一方法が、米国特許第6,322,236号に記載されており、この方法は、パターン化ロールを形成するためのダイアモンド旋削技法を含み、そのパターン化ロールは、後に、構造化表面をフィルムの上にエンボス加工するために使用される。類似の方法が、背高構造と短小構造のパターンを有する上述のフィルムを形成するために用いられてもよい。
繰り返しパターンを持つ構造化表面を有するフィルムを製作するために、他の手法が模範とされてもよい。例えば、フィルムは、特定のパターンをその上に有する金型を使用して射出成形されてもよい。結果として得られる射出成形フィルムは、金型内のパターンを補完する表面を有する。別の手法において、フィルムは圧縮成形されてもよい。
本明細書で使用するとき、「垂直」、「水平」、「上」、「下」、「左」、及び「右」などの用語、並びに他の類似の用語は、図に示されるような相対的位置を指す。一般に、物理的な実施形態は、異なる向きを有する可能性があり、その場合、これらの用語は、その装置の実際の向きに修正された相対的位置を指すことが意図される。例えば、図1における構成が、図における向きと比較して上下を逆さにされた場合にも、共通の基準平面72は、依然として、構造化表面48の「下」にあると見なされる。
本発明について、好ましい実施形態を参照して説明してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく形態及び細部において変更がなされうることが、当業者には理解されよう。

Claims (43)

  1. 短小構造によって分離される複数の背高構造を有する第1の構造化主表面と、前記第1の構造化主表面の反対側の第2の主表面とを有する第1の光学フィルムであって、各背高構造及び各短小構造が、頂部と、前記頂部から第1の共通の基準平面までで測定される高さとを有し、各短小構造の高さが、各背高構造の高さ未満であり、隣同士の背高構造の前記頂部は、約50μmと約150μmとの間の距離だけ分離されている、第1の光学フィルムと、
    第1の主表面と前記第1の主表面の反対側の第2の主表面とを有する第2の光学フィルムであって、前記第2の主表面が、接着層を介して、前記第1の光学フィルムの前記第1の構造化主表面に隣接し且つ接触して設けられ、前記第1の光学フィルムの各背高構造が、前記接着層に侵入し、前記第1の光学フィルムの前記短小構造が、前記接着層に侵入しない、第2の光学フィルムと、を備えるライトマネージメントフィルムパッケージ。
  2. 前記背高構造の前記頂部間の距離が一定である、請求項1に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  3. 前記背高構造の前記頂部間の距離が変化する、請求項1に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  4. 前記背高構造の前記頂部間の距離が、約90μmと約150μmとの間である、請求項1に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  5. 前記短小構造が、本質的に等しい高さを有する、請求項1に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  6. 前記第1の光学フィルムが、2つの背高構造の間に挟まれる1つの短小構造の繰り返しパターンを有する、請求項1に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  7. 前記第1の光学フィルムが、2つの背高構造に挟まれる2つの短小構造の繰り返しパターンを有する、請求項1に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  8. 前記背高構造がプリズムである、請求項1に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  9. 前記背高構造の前記頂部が、本質的に尖端である、請求項8に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  10. 前記背高構造の前記頂部が、鈍くなっている、請求項8に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  11. 前記背高構造のうちの少なくとも1つが、約70度と約110度との間の頂角を有する、請求項8に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  12. 前記頂角が約90度である、請求項11に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  13. 前記背高構造のうちの少なくとも1つが、区分的に線形の側部を有する、請求項1に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  14. 前記第2の光学フィルムの前記第1の主表面が、複数の構造を有する構造化表面であり、各構造が、頂部と、前記頂部から第2の共通の基準平面までで測定される高さとを有する、請求項1に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  15. 請求項14のライトマネージメントフィルムパッケージと少なくとも1つの付加的なフィルム層とを備える多層フィルム積層体。
  16. 前記第1の共通の基準平面が、前記第1の光学フィルムの前記第1の主表面に最も接近しており、前記第2の共通の基準平面が、前記第2の光学フィルムの前記第1の主表面に最も接近しており、前記第2の光学フィルムの各構造の高さが、前記第1の光学フィルムの各背高構造の高さ未満である、請求項14に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  17. 前記第2の光学フィルムの各構造が、前記第1の光学フィルムの各背高構造の幅未満である幅を有する、請求項14に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  18. 前記第2の光学フィルムが拡散体である、請求項1に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  19. 前記第2の光学フィルムが反射偏光子である、請求項1に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  20. 前記接着層が、約1.0μmと約2.0μmとの間の厚さを有する、請求項1に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  21. 前記第1の光学フィルムの前記背高構造が、前記接着層の厚さにほぼ等しい前記接着層への侵入深さを有する、請求項1に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  22. 前記第1の光学フィルムが、前記第1の共通の基準平面と前記第2の主表面との間に設けられたベースフィルム部分を含み、前記ベースフィルム部分が、約510μmに等しいか又はそれ未満の厚さを有する、請求項1に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  23. 前記ベースフィルム部分の厚さが、約375μmから約510μmの間である、請求項22に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  24. 前記ベースフィルム部分の厚さが、約25μmと約52μmとの間である、請求項22に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  25. 第1の光配向フィルムであって、
    第1の平滑表面と、
    短小プリズムによって分離される背高プリズムの配列を有する前記第1の平滑表面の反対側の第1の構造化表面と、
    背高プリズムと短小プリズムの前記配列を通過することなく、前記第1の平滑表面と前記第1の構造化表面との間に設けられる第1の共通の基準平面であって、各プリズムが、頂部と、前記頂部から前記第1の共通の基準平面までで測定される高さとを有し、各背高プリズムの高さが、各短小プリズムの高さを超え、各隣同士の背高プリズムの頂部間の距離は、約50μmと約150μmとの間である、第1の共通の基準平面とを有する第1の光配向フィルムと、
    第2の光配向フィルムであって、
    第2の平滑表面と、
    プリズムの配列を有する前記第2の平滑表面の反対側の第2の構造化表面と、
    プリズムの前記配列を通過することなく、前記第2の平滑表面と前記第2の構造化表面との間に設けられる第2の共通の基準平面であって、各プリズムは、頂部と、前記頂部から前記第2の共通の基準平面までで測定される高さとを有する第2の共通の基準平面と、を有する第2の光配向フィルムと、
    前記第1の光配向フィルムの前記第1の構造化表面と前記第2の光配向フィルムの前記第2の平滑表面との間に設けられる接着層であって、前記第1の光配向フィルムの前記背高プリズムは前記接着層に侵入するが、前記短小プリズムは侵入しない接着層と、を備える積層フィルムパッケージ。
  26. 前記第1の共通の基準平面が、前記第1の構造化表面に最も接近しており、前記第2の共通の基準平面が、前記第2の構造化表面に最も接近しており、前記第2の光配向フィルムの前記プリズムの高さが、前記第1の光配向フィルムの前記背高プリズムの高さ未満である、請求項25に記載の積層フィルムパッケージ。
  27. 前記第2の光配向フィルムの前記プリズムが、前記第1の光配向フィルムの前記背高プリズムの幅未満である幅を有する、請求項25に記載の積層フィルムパッケージ。
  28. 前記第1の光配向フィルムが、2つの背高プリズムに挟まれる1つの短小プリズムの繰り返しパターンを有する、請求項25に記載の積層フィルムパッケージ。
  29. 前記第1の光配向フィルムが、2つの背高プリズムに挟まれる2つの短小プリズムの繰り返しパターンを有する、請求項25に記載の積層フィルムパッケージ。
  30. 前記第1の光配向フィルムの各背高プリズムの前記頂部間の距離が、約50μmと約150μmとの間である、請求項25に記載の積層フィルムパッケージ。
  31. 前記接着層と前記第1の光配向フィルムの各短小プリズムとの間に間隙を更に備える、請求項25に記載の積層フィルムパッケージ。
  32. 前記第1の光配向フィルムの前記背高プリズムが、第1の方向に沿って延び、前記第2の光配向フィルムの前記プリズムが、別の方向に沿って延びる、請求項25に記載の積層フィルムパッケージ。
  33. 前記第1の光配向フィルムの第1の平滑表面上の接着層に付着された第3の構造化表面を有し前記第1の光配向フィルムの下に配置された第3の光配向フィルムを更に備える、請求項25に記載の積層フィルムパッケージ。
  34. 前記第1の光配向フィルムの前記背高プリズムの前記頂部が、鋭い先端部である、請求項25に記載の積層フィルムパッケージ。
  35. 前記第1の光配向フィルムの前記背高プリズムの前記頂部が、鈍い先端部である、請求項25に記載の積層フィルムパッケージ。
  36. 請求項25の積層フィルムパッケージと少なくとも1つの付加的なフィルム層とを備える、多層フィルム積層体。
  37. 第1の光配向フィルムであって、
    約50μm未満の厚さを有する基材と、
    短小構造によって分離された複数の背高構造を有する前記基材の上にある構造化表面と、
    前記基材と前記構造化表面との間に設けられる共通の基準平面と、を有し、各構造が、頂部と、前記頂部から前記共通の基準平面までで測定される高さとを有し、各背高構造の高さが、各短小構造の高さを超える、第1の光配向フィルムと、
    第2の光配向フィルムであって、
    第1の主表面と、
    前記第1の主表面の反対側の第2の主表面と、を有する第2の光配向フィルムと、
    前記第1の光配向フィルムの前記構造化表面と前記第2の光配向フィルムの前記第2の主表面との間に設けられる接着層であって、前記第1の光配向フィルムの前記背高構造は前記接着層に侵入するが、前記短小構造は侵入しない接着層と、を備えるライトマネージメントフィルムパッケージ。
  38. 前記第1の光配向フィルムの隣同士の背高構造の前記頂部が、約50μmと約250μmとの間の距離だけ分離されている、請求項37に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  39. 隣同士の背高構造の前記頂部が、約50μmと約150μmとの間の距離だけ分離されている、請求項38に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  40. 前記接着層と前記第1の光配向フィルムの各短小構造との間に間隙を更に備える、請求項37に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  41. 前記第1の光配向フィルムの前記基材の厚さが、40μm未満である、請求項37に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  42. 前記第2の光配向フィルムの前記第1の主表面が構造化表面である、請求項37に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
  43. 前記第2の光配向フィルムが拡散体である、請求項37に記載のライトマネージメントフィルムパッケージ。
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