JP2010500481A - テクスチャード加工機 - Google Patents

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Abstract

本発明は、2つの機械部分を用いて複数の糸を加工して巻き返すためのテクスチャード加工機に関する。両方の機械部分は互いに鏡面対称的に配置されていて、それぞれ複数の加工箇所を有し、加工箇所はそれぞれ、複数の糸を加工して巻き取るための複数のプロセス装置を備えている。1つの鏡面対称面を中心として相対して配置された加熱装置は、各機械部分内で互いに独立して制御及び調整されるようになっている。所要スペースの少ないコンパクトな構造を維持し、かつ熱損失を避けるために、本発明に基づき両方の機械部分の加熱装置は、鏡面対称面内で一緒に1つの絶縁ケーシング内に配置され、該絶縁ケーシング内で両方の加熱装置間に熱遮断部を形成してある。これによって加熱装置間の相互の影響は避けられ、各加熱装置は個別に設定できるようになっている。

Description

本発明は、2つの機械部分を用いて複数の糸を加工して巻き返すためのテクスチャード加工機であって、機械部分(機械半部)は互いに鏡面対称的に配置されていて、それぞれ複数の加工箇所を有しており、加工箇所はそれぞれ、複数の糸を加工して巻き取るための複数のプロセス装置を備えており、機械部分間の仮想の1つの対称面若しくは中央面に向けられたプロセス装置は、加熱装置によって形成されており、一方の機械部分の加熱装置は、他方の機械部分の加熱装置に対して独立して制御並びに調整若しくは調節されるようになっている形式のものに関する。
前記形式のテクスチャード加工機は、国際公開第98/33963号明細書により公知である。公知のテクスチャード加工機は、複数の糸を同時にテクスチャード加工してボビンに巻き取るための複数の加工箇所(加工部位)を有している。このために、プロセス装置(加工装置若しくは処理装置)、例えば供給装置、加熱装置、冷却装置、テクスチャード加工装置及び巻き取り装置は1つの機械フレーム内に保持されている。加工箇所、ひいてはプロセス装置は2つの機械部分(機械半部)に分けられており、この場合に機械部分は互いに鏡面対称的に配置されている。このような配置は、高い空間利用率を可能にして、加工箇所の数量と機械の所要スペースとの間の良好な関係を達成している。機械部分内の加工箇所は独立して作動され、つまり機械部分内のプロセス装置は独立して駆動及び制御されるようになっている。公知のテクスチャード加工機においては、対称平面は両方の機械部分間、並びに機械部分内に保持されたプロセス装置間の分割部を成しており、供給された糸材料に応じて加工箇所の個別の調節を行うようになっている。
さらに、対称的に形成されたテクスチャード加工機(ダブル式機械若しくは双子形機械)は、例えば米国特許第4581884号明細書により公知である。該公知のテクスチャード加工機は、すべての加工箇所、つまり各機械部分内で糸を同一のパラメータ及び同一の調節量でテクスチャード加工して巻き取るように構成されている。両方の機械部分内におけるプロセス装置の高い集積度(組み込み密度)、ひいてはできるだけ高い空間利用率を達成するために、対称平面内に、両方の機械部分に用いられる共有の1つのプロセス装置、例えば加熱装置を配置してある。この種の加熱装置は、互いに並列に案内される2つの糸群の同時加熱のための案内及び加熱手段を有している。すなわち、プロセス装置は必然的に両方の機械部分内のすべて糸の同時処理のために構成され、使用されるものである。機械部分内のプロセス装置の個別の調整は実施され得ないものである。
本発明の課題は、冒頭に述べた形式のテクスチャード加工機を改善して、テクスチャード加工機の機械部分内のプロセス装置の個別の調整を可能にすると共に、ロセス装置の高い集積度、ひいては高い空間利用率を可能にすることである。さらに、機械部分の構成を改善して、エネルギー消費量をできるだけ節減することである。
前記課題を達成するために本発明の構成では、両方の機械部分の加熱装置は、機械部分間の対称面内で一緒に1つの絶縁ケーシング内に配置されており、該絶縁ケーシング内で前記両方の加熱装置間に熱遮断部若しくは断熱部を形成してある。
本発明の有利な実施態様を従属請求項に記載してある。
本発明に基づく構成により、利点として、熱損失を避けるために加熱装置にかかる一般的な絶縁費用は、著しく節減されており、それというのは機械部分内の隣接の複数の加熱装置は、外部(周囲)に対して一緒に絶縁されているからである。絶縁ケーシング内において、両方の機械部分の相対する加工箇所の糸の温度調整の際の加工箇所間の相互の影響を避けるために、加熱装置間に熱遮断部(ヒートバリア[heat barrier]若しくはサーマルバリア[thermal barrier])を形成してある。熱遮断部(熱遮断層)は、加熱装置間の熱伝達を阻止するための手段を意味している。重要なことは、各加熱装置に属する糸の熱処理が、当該糸に属する加熱装置によって行われ、行い、隣接の加熱装置によっては行われないようになっていることである。
加熱装置は通常は複数の糸をグループとして同時に案内並びに加熱するようになっているので、有利な実施態様では、熱遮断部は、絶縁ケーシング内をほぼ加熱装置の全幅(糸走行方向と直角な方向の寸法)及び全長(糸走行方向の寸法)にわたって延びており、いずれの糸も隣接の加熱装置からの放熱によって不都合に加熱されないようになっている。
一方の機械部分は糸の温度調節なしに運転されるのに対して、隣接の他方の機械部分は糸を最大の温度で温度調節する状態で運転されるというような特殊な運転状態の場合にも、機械部分間、つまり加熱装置間の相互の不都合な影響(伝熱)を避けるために、本発明の有利な実施態様では、加熱装置間の熱遮断部は、加熱装置のうちの1つの加熱装置のみの作動に際して、非作動の加熱装置内を通る糸が80℃よりも低い最大温度(<80℃の温度)でしか加熱されないように構成されている。これにより、温度調節しない糸における不都合な熱変化は、隣接の加熱装置で該加熱装置に属する糸を最大に加熱する場合でも避けられるようになっている。
本発明の有利な実施態様では、熱遮断部は空隙によって形成されており、空隙は、絶縁ケーシングの下側の少なくとも1つの開口部及び、絶縁ケーシングの上側の少なくとも1つの開口部を介して外部(周囲)に接続され、つまり外部に通じている。このような構成により、加熱装置間の熱伝達の防止のための2つの作用効果を達成している。第1に、明らかなように、空気は低い熱伝導率を有しており、その結果、熱遮断部における高い絶縁作用を達成している。第2に、下方及び上方で開いた空隙は、煙突作用(煙突効果)を生ぜしめ、その結果、空隙内に対流を発生させ、該対流によって効果的な対流熱伝達を達成している。つまり、熱遮断部の作用を著しく改善している。
空隙の全幅(糸走行方向若しくは上下方向と直角な方向の寸法)にわたる一様な空気流を得るために、絶縁ケーシングの下側(下方)の開口部及び上側(上方)の開口部はスリット状に形成されていて、ほぼ同一の寸法(大きさ)で空隙の幅にわたって延びている。
両方の機械部分内において位置をほぼ同一の温度で処理する場合に、空隙からの熱の放出を避けるために、本発明の有利な実施態様では、絶縁ケーシングの上側の開口部は、可動若しくは旋回可能なカバー(蓋)によって開閉されるようになっている。これによって、熱遮断部の熱遮断作用は運転条件若しくは設定されたパラメータに応じてカバーを開閉して調節されるようになっている。
加熱装置を周囲に対してより経済的かつ効果的に熱絶縁するために、本発明の実施態様では、絶縁ケーシングは、加熱装置の収容のための2つの絶縁室を有しており、該2つの絶縁室は薄板状のケーシング壁によって画成されており、絶縁室は、加熱装置を取り囲む少なくとも1つの絶縁部材若しくは絶縁物質を含んでおり、熱遮断部は両方の絶縁室間に配置されている。これにより、加熱装置の不都合な熱損失は最小限度に減少されている。
テクスチャード加工機の対称平面内に配置された加熱装置は、糸の捲縮加工に有利に適しており、この場合に糸はわずかな過剰供給で加熱装置内へ送られるようになっている。糸の確実な案内及び温度調節を保証するために、各加熱装置はそれぞれ、複数の糸の加熱のための複数の加熱管を有しており、つまり各糸に対応してそれぞれ加熱管を配置してあり、該複数の加熱管は各加熱装置毎に一緒に、各加熱装置に対応して設けられた各1つの熱手段によって、つまりそれぞれの加熱装置に属するそれぞれ1つの加熱手段によって加熱されるようになっている。熱手段として有利には熱媒を用いるようになっており、熱媒は熱媒回路を用いて加熱管の外周壁に導かれるようになっている。この場合に、両方の加熱装置に設けられた各熱媒回路は、互いに独立して280℃の最大温度まで調整並びに制御されるようになっている。
本発明に基づくテクスチャード加工機の概略的な横断面図である。 1つの絶縁ケーシング内に配置された加熱装置の概略的な斜視図である。 絶縁ケーシング内に配置された加熱装置の概略的な断面図である。 絶縁ケーシング内に配置された加熱装置の別の実施例の概略的な横断面図である。
図1には、本発明に基づくテクスチャード加工機の第1の実施例を概略的に示してある。テクスチャード加工機は、鏡面対称的に並べて配置された2つの機械部分1,2を有している。図示の実施例において、「.1」を付加的に有する符号の構成部分は機械部分1に属するもの、つまり機械部分1に対応配置されるものであり、「.2」を付加的に有する符号の構成部分は機械部分2に対応は位置されるものである。
各機械部分1,2はそれぞれ、1つの糸を加工(テクスチャード加工)して、巻き取るための複数の精紡箇所を有している。各機械部分内にそれぞれ1つの加工箇所の糸経路を示してある。機械部分1,2は、互いに並列に走行する複数の糸を同時に加工して巻き取るために、同一横断面で機械長手方向に、つまり図平面に対して垂直方向に並べられた別の加工箇所を有している。機械部分1,2の巻き取り装置は、3つの加工箇所で1つの幅を有しており、つまりそれぞれ3つの加工箇所の3つの巻取り装置を互いに上下に配置して1つの支柱に取り付けてある。
図1の断面図は、機械部分1,2内に相対して位置している加工箇所の糸経路2を示しており、この場合に糸の引っ張り、案内、テクスチャード加工、処理及び巻取りのために必要なプロセス装置は、機械フレーム4.1,4.2に保持されており、機械部分1の機械フレーム4.1は、作業通路20.1を部分的に取り囲む糸経路のためのプロセス装置を保持しており、機械部分2の機械フレーム4.2は、作業通路20.2を部分的に取り囲む糸経路のためのプロセス装置を保持している。
次にプロセス装置は、左側の機械部分1の加工箇所(加工部位)における糸経路につき説明してある。右側の機械部分2のプロセス装置の配置及び構成は、左側の機械部分1のプロセス装置に対して鏡面対称的に同じである。
糸40を、クレールフレーム3.1内に保持された供給ボビン5から加工箇所へ引き出すために、引き出し供給装置6.1を設けてある。糸走行方向で引き出し供給装置6.1に続けて加工領域(処理領域)を配置してあり、該加工領域はヒーター7.1、クーラー8.1及びテクスチャード加工装置9.1を備えている。さらに該加工領域に続けて、ストレッチ装置10.1、撚り装置11.1、送り装置12.1、加熱装置13.1、固定兼送り装置若しくはセット送り装置16.1、及び巻取り装置17.1を配置してある。ここに述べたプロセス装置は、加工箇所毎の個別装置(独立の装置)として形成され、若しくは、各グループの複数の多重装置(集合装置若しくは連結装置)として形成されていてもよい。機械部分1の加工箇所のプロセス装置は、相対(対向)する機械部分2の加工箇所のプロセス装置から独立して駆動及び制御されるようになっている。これにより、糸は左側の機械部分1の加工箇所で単独に(独立して)かつ任意の加工条件で加工されるようになっている。
加工箇所内には糸案内のために、詳細には示してないものの糸案内部材、例えば糸ガイド及び転向ローラを設けてあり、これにより糸は、例えばヒーター7.1とクーラー8.1との間の移行部で転向ローラ19.1を介して案内されている。
機械部分1,2内にプロセス装置をできるだけコンパクトに、つまり密に配置するために、1つの対称平面内に配置された加熱装置13.1,13.2は一緒に、1つの絶縁ケーシング14内に保持されている。加熱装置13.1,13.2による糸の温度調節の際の相互の影響を避けるために、絶縁ケーシング14内においては加熱装置13.1と加熱装置13.2との間に熱遮断部15を設けてある。熱遮断部15は図1では絶縁ケーシング14内に破線で示してある。
絶縁ケーシング14は、機械フレーム4.1,4.2内で階層状に配置された、つまり段々に積み重ねるように配置された巻取り装置17.1と17.2との間に保持されている。この場合に絶縁ケーシング14は有利には、例えば巻取り装置17.1,17.2を固定するために、機械フレーム4.1,4.2の支持機能をも有している。このような手段により、両方の機械部分1,2間の中央の領域内において極めてコンパクトな、つまり密な配置を達成しており、このような配置は、加熱装置13.1,13.2の個別の使用及び調節を妨げるものではない。
図1に示すテクスチャード加工機は、合成繊維糸をテクスチャード加工、ストレッチ(ドラフト)、並びに捲縮して、次いでボビンに巻き取るために適している。この場合に、機械部分1,2内におけるプロセス装置(加工装置若しくは処理装置)の配置及び構成は、例として示してあるものである。例えば図示の個別の駆動部を備える巻き掛け供給装置として示された供給装置は、複数の糸を駆動式の1つの供給軸によって送るようになっている供給装置群として形成されていてよい。
テクスチャード加工機の対称平面内に配置された加熱装置13.1,13.2は、熱損失を避けるために、外部(周囲)に対して絶縁ケーシング14によって保護され、つまり包囲されている。図2及び図3には、図1の加熱装置13.1,13.2の構成を詳細に示してある。図2は、加熱装置13.1,13.2を包囲して収容する絶縁ケーシング14の概略的な斜視図であり、図3は、絶縁ケーシング14及び該絶縁ケーシング14内に収容されている加熱装置13.1,13.2の概略的な断面図である。特に断りのない限り、実施例で説明してある構成事項は両方の構成部分に当てはまるものである。
絶縁ケーシング14は直方体状若しくは直六面体状に構成されていて、長方形の側部プレート26及び端部プレート36によって形成されている。絶縁ケーシング14は、長方形の側部プレート26及び端部プレート36の下側で底部プレート22によってかつ上側でカバープレート21によって閉じられている。絶縁ケーシング14内には、加熱装置13.1,13.2を配置してある。加熱装置13.1,13.2は、加熱式の加熱管28.1,28.2から成るいわゆる小管形ヒーターとして形成されており、加熱装置13.1の加熱管(加熱用小管)28.1は、流入端部及び流出端部でもって絶縁ケーシング14から突出している。加熱装置13.1は、一群の糸を均一に温度調節するために複数の加熱管28.1を備えている。図示の実施例では、加熱装置13.1は全部で7つの加熱管28.1を有している。さらに加熱装置13.1は、絶縁ケーシング14の1つの側部プレート26に対して平行に配置されている。
絶縁ケーシングの相対する側には、同一構造の第2の加熱装置13.2を、相対する側部プレート26に対して平行若しくは並列に配置してある。加熱装置13.2も、複数の加熱管28.2を備えており、該加熱管もそれぞれ流入端部及び流出端部でもって絶縁ケーシング14から突出している。加熱管28.1は、中空円筒状に形成されていて開口端部を有しており、これにより糸は加熱のために加熱管28.1,28.2を通って延びるようになっている。
絶縁ケーシング14内で加熱装置13.1と加熱装置13.2との間に熱遮断部15を設けてある。図2及び図3の実施例では、熱遮断部(断熱層)15は、加熱装置13.1,13.2のほぼ全長及び全幅にわたって延びる空隙24によって形成されている。該空隙(エアギャップ)は、上側のカバープレート21内の開口部(上側の開口部)23並びに下側の底部プレート22内の開口部(下側の開口部)25を介して外部に接続され、つまり、外部の空気(絶縁ケーシングの周囲の空気)によって満たされ若しくは流過されるようになっている。開口部23,25はスリット状に形成されていて、一様なスリット幅で空隙24のほぼ全幅(図3の図平面に対して垂直方向の寸法)にわたって延びる。図示の実施例では、開口部の開口幅(スリット幅)と空隙の開口幅(図3で見て、空隙の水平方向若しくは左右方向の寸法)は同じに形成されている。
図3に示してあるように、加熱装置13.1,13.2はそれぞれ、絶縁ケーシング14内に画成された各絶縁室内に配置されている。加熱装置13.1は絶縁室27.1内に配置され、かつ加熱装置13.2は絶縁室27.2内に配置されている。絶縁室27.1,27.2の画成のために、絶縁ケーシング14内に2つの仕切板37を設けてあり、該仕切板(隔壁板)は側部プレート26に対して平行に延びていて、該仕切板間に空隙24を画定(画成)している。
両方の加熱装置13.1,13.2は互いに同一の構造で形成されており、したがって一方の加熱装置について詳細に説明してある。加熱管28.1は絶縁ケーシング14をカバープレート21から底部プレート22まで貫通している。絶縁室27.1内には加熱手段を設けてあり、加熱手段は加熱管28.1を外側から加熱するようになっている。加熱手段は、実施例では循環回路及び該回路内を流れる熱媒若しくはジフール(diphyl)から成っている。熱媒(熱媒体)の案内及び加熱管28.1の加熱のために、絶縁室27.1の上方領域に、管によって形成された分配室29を設けてあり、該分配室は加熱管28.1によって貫通されている。分配室29は流入部34を介して図示省略の熱媒回路(循環回路)に接続されている。
絶縁室27.1の下方領域に捕集室30を設けてあり、該捕集室も加熱管28.1によって貫通されている。捕集室30は、流出部35を介して熱媒回路に接続されている。分配室29と捕集室30とは、複数の外周管31によって互いに接続されており、外周管(外套管若しくは被覆管)は加熱管28.1とほぼ同軸に配置されていて、加熱管28.1を完全に包囲している。これにより各加熱管28.1は、外周管31内を通される熱媒によって均一に加熱されるようになっている。
分配室29、捕集室30及び外周管31は絶縁室27.1内で、外部に対する熱損失をできるだけ小さくするために絶縁部材33によって包囲され、つまり被覆されている。絶縁部材33としては例えば、ガラスウールを用いてある。
加熱装置13.1と加熱装置13.2とは同一に形成されている。加熱管28.1と加熱管28.2とは、互いに独立して調整及び制御可能な個別の熱媒回路によってそれぞれ個別に加熱されるようになっている。
図1に示してあるように、絶縁ケーシング14は、加熱装置13.1,13.2の加熱管28.1,28.2がほぼ垂直若しくは鉛直に向けられるように対称平面内に保持されている。これにより熱遮断部15は改善され、つまり、煙突内の自然対流現象のように空隙24内には空気流が生じ、下方の底部プレート22の開口部25を介して周囲から空隙内に流入する空気流は、上方のカバープレート21の開口部23を介して周囲(外部)に流出して、空気交換を生ぜしめることになる。熱遮断部によりテクスチャード加工機内に複数の運転条件を生ぜしめることができ、一方の機械部分内では捲縮された糸が熱処理を伴って糸紡されて巻き取られるのに対して、相対する他方の機械部分内では捲縮された糸が熱処理を伴わずに糸紡されて巻き取られるようになっている。この場合に、非作動の加熱装置を通して案内される糸はほとんど加熱されない。重要なことは、例えば絶縁材料によって形成されていてよい熱遮断部の構成に左右されていないことであり、一方の加熱装置のみしか作動させない場合には、糸は非作動の加熱装置内では80℃より低い最大温度までしか熱せられないようになっている。これにより、非加熱の糸は不都合な熱変化を受けないようになっている。
テクスチャード加工機の両方の機械部分内で捲縮された糸の熱処理を行うような運転状態で不都合な熱損失を避けるために、図4には、例えば図1のテクスチャード加工機に使用可能な絶縁ケーシング14の別の実施例を示してあり、該絶縁ケーシングは統合された加熱装置13.1,13.2を備えている。図4に示す実施例は、図2及び図3に示す実施例とほぼ同一であり、従って説明は相違点について行ってある。
絶縁ケーシング14の図4に示す実施例において、熱遮断部15は同じく空隙24によって形成されている。空隙24は下側の開口部25及び上側の開口部23を介して外部に接続されている。カバープレート21にカバー38を取り付けてあり、カバー(蓋)は旋回軸39を介して2つの位置間で調節されるようになっている。図4に示す位置では、カバー38は1つの面でカバープレート21に接触している。この場合に、カバープレート21に設けられた開口部23はカバー38によって閉じられる。
図4に破線で示してあるように、カバー38を離反旋回(開放旋回)させた位置では、カバープレート21の開口部23は開かれて、外部と接続されている。これにより、煙突作用に基づき空隙24内に生じる対流熱伝達(熱移動)は運転状態に応じて調節されるようになっている。両方の加熱装置13.1,13.2をほぼ同一の運転条件で作動させる場合には、上側のカバープレート21の開口部23はカバー38によって閉鎖される。したがって熱遮断部15内には対流熱伝達は生じていない。
テクスチャード加工機において1つの機械部分でのみ捲縮糸の温度調整を行う場合には、カバー38は開かれた位置に保たれている。これによって熱遮断部15内で対流熱伝達が生じるようになる。
カバー38の構成及び加熱装置13.1,13.2への旋回軸39による結合は、例として示されたものである。カバー38を、加熱装置に結合されていない分離した構成部分としてカバープレート21の開口部23に当てるようにすることも可能であり、この場合にはカバー38は必要に応じて完全に取り除かれるようになっている。
図1に示すテクスチャード加工機内におけるプロセス装置の形式や配置及び構成は、例として示されたものである。本発明は原理的には、部分的に自動化されたテクスチャード加工機にも完全自動化されたテクスチャード加工機にも用いられるものである。本発明は、テクスチャード加工機の柔軟な使用を可能にしており、機械部分は個別に使用されて、互いに異なるテクスチャード加工された糸を製造できるようになっている。一方の機械部分若しくは両方の機械部分内への1つの加熱装置の組み付け若しくは分解のための変更は不要である。各機械部分は、加熱装置を作動させて運転することも、加熱装置を作動させることなしに運転することも可能である。本発明は、加熱装置を管形ヒーターによって形成することに限定されるものではない。糸案内部材(糸ガイド部材)の電気加熱部を備えた接触式ヒーター若しくは非接触式ヒーターの使用も有利である。1つの加熱装置によって同時に処理される糸の数は、図示の実施例の数に限定されるものではなく、任意に設定されるものである。加熱装置は、糸を個別に処理するために構成されてもよい。
1,2 機械部分、 3.1,3.2 クレールフレーム、 4.1,4.2 機械フレーム、 6.1,6.2 引き出し供給装置、 7.1,7.2 ヒーター、 8.1,8.2 クーラー、 9.1,9.2 テクスチャード加工装置、 10.1,10.2 ストレッチ装置、 11.1,11.2 撚り装置、 21.1,12.2 送り装置、 13.1,13.2 加熱装置、 16.1,16.2 セット送り装置、 17.1,17.2 巻取り装置、 21 カバープレート、 22 底部プレート、 23 開口部、 24 空隙、 25 開口部、 27.1,27.2 絶縁室、 28.1,28.2 加熱管、 29 分配室、 30 捕集室、 31 外周管、 33 絶縁材料、 34 流入部、 35 流出部、 40 糸

Claims (10)

  1. 2つの機械部分を用いて複数の糸を加工して巻き返すためのテクスチャード加工機であって、前記機械部分は互いに鏡面対称的に配置されていて、それぞれ複数の加工箇所を有しており、前記加工箇所はそれぞれ、前記複数の糸を加工して巻き取るための複数のプロセス装置を備えており、前記機械部分間の仮想の1つの鏡面対称面に向けられたプロセス装置は、加熱装置(13.1,13.2)によって形成されており、前記一方の機械部分(1)の加熱装置(13.1)は、前記他方の機械部分(2)の加熱装置(13.2)に対して独立して制御並びに調整されるようになっている形式のものにおいて、前記両方の機械部分(1,2)の前記加熱装置(13.1,13.2)は、前記鏡面対称面内で一緒に1つの絶縁ケーシング(14)内に配置されており、該絶縁ケーシング(14)内で前記両方の加熱装置(13.1,13.2)間に熱遮断部(15)を形成してあることを特徴とする、テクスチャード加工機。
  2. 熱遮断部(15)は、絶縁ケーシング(14)内を加熱装置(13.1,13.2)の全幅及び全長にわたって延びている請求項1に記載のテクスチャード加工機。
  3. 加熱装置(13.1,13.2)間の熱遮断部(15)は、加熱装置(13.1,13.2)のうちの1つの加熱装置のみを作動させる場合に、非作動の加熱装置内を通る糸が80℃よりも低い最大温度でしか加熱されないように構成されている請求項1又は2に記載のテクスチャード加工機。
  4. 熱遮断部(15)は空隙(24)によって形成されており、前記空隙は、絶縁ケーシング(14)の下側の少なくとも1つの開口部(25)及び、該絶縁ケーシング(14)の上側の少なくとも1つの開口部(23)を介して外部に接続されている請求項1から3のいずれか1項に記載のテクスチャード加工機。
  5. 絶縁ケーシング(14)の下側(22)の開口部(25)及び、該絶縁ケーシング(14)の上側(21)の開口部(23)はスリット状に形成されていて、同一の寸法で空隙(24)の幅にわたって延びている請求項4に記載のテクスチャード加工機。
  6. 絶縁ケーシング(14)の上側(21)の開口部(23)は、カバー(38)によって開閉されるようになっている請求項4又は5に記載のテクスチャード加工機。
  7. 絶縁ケーシング(14)は、加熱装置(13.1,13.2)の収容のための、薄板状のケーシング壁(26,27)によって画成された2つの絶縁室(27.1,27.2)を有しており、該絶縁室(27.1,27.2)は、前記加熱装置(13.1,13.2)を取り囲む少なくとも1つの絶縁部材(33)を含んでおり、熱遮断部(15)は前記絶縁室(27.1,27.2)間に配置されている請求項1から6のいずれか1項に記載のテクスチャード加工機。
  8. 各加熱装置(13.1,13.2)はそれぞれ、複数の糸の加熱のための複数の加熱管(28.1,28.2)を有しており、該複数の加熱管(28.1,28.2)は前記加熱装置毎に一緒に、前記各加熱装置(13.1,13.2)に対応して設けられた各1つの熱手段によって加熱されるようになっている請求項1から7のいずれか1項に記載のテクスチャード加工機。
  9. 熱手段は、熱媒によって形成されており、熱媒は熱媒回路(34,35)を用いて加熱管(28.1,28.2)の外周壁に導かれるようになっている請求項8に記載のテクスチャード加工機。
  10. 加熱装置(13.1,13.2)に対応配置された熱媒回路(34,35)は互いに独立して制御及び調整されるようになっている請求項9に記載のテクスチャード加工機。
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