JP2010288002A - ファイル名設定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】テレビカメラによる取材時に必要となる取材情報に欠落があった場合であっても、BINファイルやクリップファイルの名称の作成が可能なファイル名設定方法を提供すること。
【解決手段】撮像前に取材情報が登録されたかを検出させ、取材情報が登録されたことを検出した場合には、当該取材情報を読み出し、BINファイル情報が含まれているかを検出する。BINファイル情報が含まれていることを検出した場合には、当該BINファイル情報をBINファイル名に設定し、含まれていないことを検出した場合には、日付情報をBINファイル名に設定するようにし、さらに、読み出された取材情報にクリップ情報が含まれているかを検出し、含まれていることを検出した場合には、当該クリップ情報をクリップ名として作成し、含まれていないことを検出した場合には、取材情報から日付情報を除いた情報を任意に選択してクリップ名を作成し、当該クリップ名に基づいてクリップファイル名を設定するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、カムコーダ等の記録機能を有する撮像機器(テレビカメラ等)を用いて撮像することによって得られるデータファイルを記録媒体に記録する際に設定されるデータファイルのファイル名設定方法に関するものである。
ニュース取材等での撮像に使用する撮像機器(テレビカメラ等)は、一般に撮像した映像信号を記録する記録媒体が取り付けられており、この記録媒体に映像信号や音声信号を記録する。記録媒体としては、従来は、テープ媒体を使用していたが、近年では、ハードディスクやICメモリを使用するように技術が発展してきている。
また、撮像によって得られるデータの記録の仕方も、従来は、VTRに代表されるようなアナログ記録方式を用いていたが、記録媒体がハードディスクやICメモリに変わったことにより、アナログからデジタルによる記録方式へと推移してきている。また、デジタルによる記録方式によって得られるデータは、コンピュータでも使用されるものであるため、一般的にデータファイルとして管理されている。
ところで、図7は、記録媒体であるハードディスクに記録されたデーファイルの一覧を示す一例であるが、これらは、ディレクトリツリー構造を採用しており、代表的なディレクトリ名をBINファイル(バイナリファイル)として定義(BIN001)し、さらに、そのディレクトリの下位層にクリップファイル(個々のデータファイル)が定義(CLIP0001・・・)され、記録保存されている。なお、ディレクトリツリー構造は、コンピュータに用いられるOSによって異なる表示態様があることは広く知られている。
しかし、これらディレクトリツリー構造で表示されるデータファイルを管理し、編集する場合などに、そのファイルが何を対象として撮像したものなのか、また、どの場所で撮像したものかといった撮像対象(撮像テーマ)を認識することは極めて困難であり、一つ一つファイルの中身を確認しなければならないという欠点があった。
また、ノンリニア編集では、ハードディスクでよく用いられるディレクトリツリー構造を採用しているが、この場合、ディレクトリツリー構造におけるBINファイル(バイナリファイル)名と実際の撮像により得られる素材であるクリップファイル(個々のデータファイル)名でデータファイルのファイル名を管理することが一般的であるが、これを映像用等の編集機で表示するためには、文字の長さやファイルシステムの制限を受け、ファイル名を短くて分かりやすい名前に設定する必要があった。よって、素材の編集作業等が非常に煩雑なものになってしまっていた。
そこで、従来からファイル管理等の作業を容易にするために、種々の技術が開発されてきている。例えば、特許文献1には、テレビカメラによる撮像時の現在地に関する位置データと、予め記憶されている地図データとに基づいて、撮像位置に関する情報を取得し、当該撮像位置に関する情報を基に、ファイル名の名称を設定する方法に関する技術が開示されており、これによると、撮像者は、ファイル名からそのファイルの中身を想起することが容易になり、また、ファイル名から撮像位置等に基づくファイル管理及び編集作業が可能となるという効果が生じるとされている。
また、従来から、テレビカメラで取材をするときには、取材の管理情報(以下、取材情報とする。)を事前にテレビカメラの撮像処理を行う装置等に登録しておくが、この取材情報を撮像によって得られるデータファイルのファイル名の設定に利用するといったような技術が用いられてきている。また、そのほか、カメラマン等の撮像者がテレビカメラの液晶表示部等に表示された取材情報を選択したときに、当該選択された取材情報(カメラの素材情報として)を撮像によって得られるデータファイルに付加することで、当該データファイルの内容を知ることを容易にし、その結果、当該データファイルの管理や編集作業の容易化が図るといったような技術も用いられている。なお、取材情報は、後に撮像されたデータを編集する際に一般的に用いられる情報を意味している。
特開2002−352218
しかしながら、特許文献1に記載されている技術では、撮像場所(取材場所)の位置は、視覚的に認識しやすいが、いまだ、ファイルの中身が何を対象としたものであったのか分かりにくく、管理がやりにくいという指摘があった。また、取材情報をファイル名の設定に利用する場合であっても、事前に登録されている取材情報が、常にファイル名の設定、つまり、BINファイルの名称やクリップファイルの名称を作成するのに必要な項目(情報)が含まれているとは限らず、また、少なからず項目が欠落している場合も見受けられている。そのため、項目(情報)が欠落している場合は、撮像者等が自らファイル名等を設定しなくてはならず、撮像したデータファイルの管理作業が煩雑になってしまうという問題も指摘されていた。
本発明は、上述の問題を解決するためになされたもので、テレビカメラ等の撮像機器を使用して取材するときに必要となる取材情報を利用し、かつ、取材情報に欠落があった場合であっても、BINファイルやクリップファイルの名称の作成を自動的に行うことを可能とするファイル名設定方法を提供することにある。
上述の課題に対応するため、本発明は、以下の技術的手段を講じている。
即ち、請求項1記載の発明は、撮像機器によって撮像して得られるデータファイルを記録媒体に記録する際に設定される前記データファイルのファイル名設定方法であって、 前記撮像機器による撮像の前に当該撮像に関する取材情報が前記撮像機器に登録されていることを検出する取材情報検出ステップと、前記取材情報検出ステップにより、前記取材情報が登録されていることを検出した場合には、前記取材情報を読み出す取材情報読み出しステップと、前記取材情報読み出しステップによって読み出された前記取材情報にBINファイル情報が含まれているかを検出するBINファイル情報検出ステップと、前記BINファイル情報検出ステップにより、前記取材情報にBINファイル情報が含まれていることを検出した場合には、当該BINファイル情報をBINファイル名に設定し、また、前記取材情報にBINファイル情報が含まれていないことを検出した場合には、前記取材情報から得られる日付情報をBINファイル名に設定するBINファイル名設定ステップと、前記取材情報読み出しステップによって読み出された前記取材情報にクリップ情報が含まれているかを検出するクリップ情報検出ステップと、前記クリップ情報検出ステップにより、前記取材情報にクリップ情報が含まれていることを検出した場合には、当該クリップ情報をクリップ名として作成し、また、前記取材情報にクリップ情報が含まれていないことを検出した場合には、読み出された前記取材情報から前記日付情報を除いた情報のうちから任意に選択して、クリップ名を作成するクリップ名作成ステップと、前記クリップ名作成ステップにより作成されたクリップ名に基づいてクリップファイル名を設定するクリップファイル名設定ステップと、を含んだことを特徴とするファイル名設定方法である。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のファイル名設定方法であって、前記クリップファイル名設定ステップは、前記クリップ名作成ステップにより作成されたクリップ名に前記撮像機器に設けられ予め定められた桁数のカウンターに設定されている数値を付加することでクリップファイル名を設定することを特徴としている。また、請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のファイル名設定方法であって、前記クリップ情報は、2つの情報から構成されていること特徴としている。
本発明によると、記録媒体に記録するデータファイルにBINファイル名とクリップファイル名が確実に設定されるので、データの編集時に使用する素材の判別が分かりやすくなり、編集の効率化が図れる。また、データファイル名自体も簡単で分かりやすくなるため、素材の管理も極めて楽になる。さらに、取材情報にBINファイル情報や、クリップ情報が含まれていなくても、他の情報をデータファイル名に設定できるようになっているので、取材情報の一部に欠落等があっても、データファイル名を作成し、設定することができる。また、クリップファイル名を2つのクリップ情報に基づいて構成することも出来るようになっているので、より一層、データファイルの内容が認識しやすくなり、その結果、データファイルの管理や編集作業がしやすくなる。
本発明に係るファイル名設定方法の簡略なフローチャートである。 本発明に係るファイル名設定方法の第1の実施形態におけるフローチャートであって、クリップ名を作成するステップまでを示したものである。 本発明に係るファイル名設定方法の第1の実施形態におけるフローチャートであって、クリップファイル名の設定から動作終了までを示したものである。 本発明に係るファイル名設定方法の実施形態において用いる取材情報の一例を示したもので、(a)は、“PROGRAM”、“SCENE”、“BINNAME”の項目に記載があるもの、(b)は、“PROGRAM”、“SCENE”の項目に記載があって、“BINNAME”の項目に記載がないもの、(c)は、“PROGRAM”、“BINNAME”の項目に記載があって、“SCENE”の項目に記載がないもの、(d)は、“SCENE”、“BINNAME”の項目に記載があって、“PROGRAM”の項目に記載がないもの、(e)は、“BINNAME”の項目に記載があって、“PROGRAM”、“SCENE”の項目に記載がないものである。 本発明に係るファイル名設定方法の実施形態により、作成されたファイル名一覧の一例を示したものである。 本発明に係るファイル名設定方法の実施形態により、作成されたファイル名一覧の一例を示したものである。 従来のファイル名一覧の一例を示したものである。
本発明に係るファイル名設定方法の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るファイル名設定方法の流れを簡略なフローチャートで示したもので、まず、取材情報が撮像機器に登録されているか否かの検出を行い、登録の検出がされなければ、撮像作業が終了し、登録の検出がされていれば、当該取材情報にBINファイル情報が含まれているか否かを検出する。BINファイル情報が含まれていれば、当該BINファイル情報をBINファイル名として設定し、BINファイル情報が含まれていなければ、日付情報をBINファイル名として設定する。
続いて、取材情報にクリップ情報が含まれているか否かを検出する。クリップ情報が含まれていれば、当該クリップ情報をクリップ名として作成し、クリップ情報が含まれていなければ、取材情報のうち、日付情報を除いた情報を選択し、当該選択した情報をクリップ名として作成する。そして、作成されたクリップ名に基づいて、クリップファイル名が設定され、その後、撮像及び記録を行って、撮像作業が終了する。
続いて、図2及び図3は、本発明に係るファイル名設定方法の実施形態を示したフローチャートである。まず、テレビカメラの撮像機器によって撮像を行う前に、撮像機器に取材情報が登録されているか否かを検出する(S1)。取材情報の登録の検出は、取材情報の全てをテレビカメラの表示部(液晶表示部)に表示させた状態で、撮像者等により当該取材情報が選択されたか否かで行う。つまり、撮像者等が、テレビカメラの表示部に表示された取材情報を選択(例えば、選択ボタンの押下によって選択する。)することができない場合は、取材情報の登録は、されていないと検出されることになる。
取材情報の登録が検出されないときは、図2及び図3のフローチャートに示す通り、撮像が終了する。ここで、取材情報の登録が検出されたとき(撮像者等が、テレビカメラの表示部に表示された取材情報を選択したとき)は、当該取材情報が、撮像機器のメモリに読み出される(S2)。続いて、S2において読み出された取材情報にBINファイル情報が含まれているか否かを検出する(S3)。
ここで、BINファイル情報(バイナリファイル情報)とは、ディレクトリ情報を示し、これは、ディレクトリツリー構造においてファイル管理を行う際に、当該ファイルを保存しておくディレクトリ(フォルダ)を表す情報である。つまり、データファイルは、設定されたディレクトリの下層に保存されることになる。なお、本発明に係るファイル名設定方法の実施形態において用いる取材情報の一例として示した図4(a)においては、“BINNAME”である「戸越公園」がBINファイル情報ということになる。つまり、取材情報の中から“BINNAME”をキーとして検索し、取材情報にBINファイル情報が含まれているか否かを検出する。
S3において、取材情報にBINファイル情報が含まれていないことが検出されたとき(“BINNAME”が記載されていないとき)は、BINファイル情報に代えて取材情報に含まれている日付情報をBINファイル名(ディレクトリ名)として設定する。図4(b)に一例として示した取材情報においては、“DATE”である「2009-04-06」がBINファイル名として設定される。なお、日付情報は、取材情報の必須項目であり、欠落が生じることはないため(欠落がある場合は、取材情報を作成する時点で警告を発するため)、BINファイル名を設定できない場合が生じることはない。
また、取材情報にBINファイル情報が含まれていることが検出されたとき(“BINNAME”が設定されていたとき)は、当該BINファイル情報が、そのままBINファイル名として設定される。図4(a)に一例として示した取材情報においては、“BINNAME”である「戸越公園」が、BINファイル名として設定される。
続いて、読み出された取材情報にクリップ情報が含まれているか否かを検出する(S6〜S8)。ここで、クリップ情報とは、撮像対象(撮像テーマ)に関する情報を意味し、本実施例においては、図4(a)に一例として示した取材情報の、“PROGRAM”の「桜の季節」と“SCENE”の「東京の春」の2つの情報を意味する。つまり、何をテーマとして撮像するものなのかを表す情報である。
まず、取材情報の“PROGRAM”項目に情報が記載されているか否かを検出する(S6)。ここで、記載されていることが検出されたときは、撮像機器の一時記憶メモリ等に“PROGRAM”項目の記載を一旦保存させておき、続いて、取材情報の“SCENE”項目に情報が記載されているか否かを検出する(S7)。“SCENE”項目に情報が記載されていることが検出されたときは、一時記憶メモリに保存させておいた、“PROGRAM”項目の記載と、“SCENE”項目の記載とを合わせて、これをクリップ名として作成する(S9)。ここでは、2つのクリップ情報に基づいてクリップ名が作成されるので、データファイル名がより認識しやすくなる。また、ステップS7で、“SCENE”項目に情報が記載されていないことが検出されたとき(図4(c)参照)は、一旦保存させておいた、“PROGRAM”項目の記載のみをクリップ名として作成する(S10)。
S6において、“PROGRAM”項目に情報が記載されていないことが検出されたとき(図4(d)参照)は、取材情報の“SCENE”項目に情報が記載されているか否かを検出する(S8)。“SCENE”項目に情報が記載されていることが検出されたときは、当該“SCENE”項目の記載のみをクリップ名として作成する(S11)。また、“SCENE”項目に情報が記載されていないことが検出されたとき(取材情報にクリップ情報が含まれていないとき)は、取材情報(図4(e)参照)のうち、日付情報を除いた、その他の項目を任意に選択し、当該選択した項目の記載をクリップ名として作成する(S12)。
図4(e)に一例として示した取材情報においては、例えば、“DIRECTOR”項目の記載「池上太郎」をクリップ名として作成する。なお、任意の項目は、例えば、取材情報のうち、記載されている項目のうちの最上位の項目を選択するようにプログラミングしておいても良いし、各項目に優先度を設定しておき、優先度が高いものから項目の記載の有無を検知し、記載されている項目が検知されたときには、当該検知された項目を選択するようにプログラミングしておいても良い。取材情報は、台本等に基づいて作成するものであることから、全てが欠落するものではないため、クリップ名を作成できない場合は生じない。
続いて、撮像機器のメモリ等に設けられた予め定められた桁数のカウンターを“0001”にセットし、選択フラグをリセットする(S13)。カウンターの数字は、後のステップでクリップファイル名を設定するときに付加するためのものである。つまり、同じ撮像対象(同じクリップ情報)に対して複数回の撮像作業を行ったときには、例えば、図4(a)に一例として示した取材情報によると、「桜の季節 東京の春」、「桜の季節 東京の春」・・・と同一のクリップ名が重複して複数作成されてしまうことになるため、これらの重複を避けるために、各撮像作業毎に一意な数字を付加して、識別させるという意味がある(後述するステップS17にて、撮像作業毎に、カウンターの数字をインクリメントさせるようになっている。)。
次に、S9〜S12において作成したクリップ名にカウンターの数字を付加して、クリップファイル名を設定する(S14)。このステップによって、「桜の季節 東京の春0001」、「桜の季節 東京の春0002」・・・と同じクリップ名であっても、ファイル名を一意に認識でき、記憶媒体に保存できるようになる。そして、ここで撮像者等によって、テレビカメラを用いた撮像及びその撮像データの記録が行われる(S15)。
このとき、撮像者等によって、撮像機器に登録された取材情報が、例えば選択ボタン等の押下によって選択されたか否かの検出が行われ、取材情報が選択されたことが検出されたときは、S13においてリセットされた選択フラグがセットされることになる(S15)。この選択フラグがセットされると、後述するステップS16において、データファイルに取材情報が付加されることになる。なお、当該取材情報を付加するのは、データファイルの編集作業等の効率を良くするためである。
次に、撮像者等によって、撮像作業が終了したか否かを検出する(S16)。検出方法は、例えば、撮像停止ボタン等の押下による信号を検知するようにプログラミングすることが可能である。撮像作業が終了していないことが検出されたときは、そのまま撮像作業が継続され、撮像作業が終了したことが検出されたときは、S15において選択フラグがセットされている場合には、データファイルに取材情報を付加するとともに、設定されたファイル名にて記録媒体への記録が完了し、次のステップS17へと進むようになっている。また、選択フラグがセットされていない場合には、データファイルに取材情報を付加しないまま、記録媒体への記録を完了させ、次のステップS17へと進むようになっている。
続いて、S17では、撮像機器に設けてあるカウンターの数字をインクリメントさせるとともに、選択フラグがセットされていた場合には、選択フラグをリセットする。数字をインクリメントさせるのは、前述の通り、複数回に渡って撮像作業が行われたときに、クリップファイル名を一意に管理できるようにするためのものであり、選択フラグをリセットさせるのは、次回の撮像作業によって記録されるデータファイルへ自動的に取材情報を付加するようなことを避けるためである。
次に、S18では、全ての撮像作業が終了したか否かを検出する。これは、撮像対象における撮像が、全て終了したか否かを判断するためのもので、例えば、撮像者等によって、電源オフボタンの押下によって生じる信号を検出するようにプログラミングしておいても良い。撮像作業の終了が検出されたときは、そのまま終了し、電源がオフになる。また、撮像作業の終了が検出されないときは、即ち、撮像作業を継続させるわけであるから、再び、ステップS14に戻ることになる。
ここで、S1〜S18のステップによって設定されるデータファイルのファイル名の一例を図5及び図6に示す。図5に示すデータファイルのファイル名は、BINファイル名(ディレクトリ名)が、「戸越公園」で、クリップファイル名が、「桜の季節 東京の春0001」・・「桜の季節 東京の春0004」となり、「桜の季節 東京の春0002」には、取材情報が付加されている(取材情報付き)。なお、「(取材情報付き)」と文字表示しているが、この文字表示は、図中の説明を分かりやすくするためのもので、実際に編集機等でファイル表示したときに文字として表示されるものではない。
図6は、取材情報にBINファイル情報が含まれていないときに、日付情報をBINファイル名に設定した場合の、データファイルのファイル名一覧を示している。つまり、BINファイル名(ディレクトリ名)が、取材情報に含まれている日付情報、即ち、“DATE”を基に作成されている。クリップファイル名は、図5と同様に、「桜の季節 東京の春0001」・・「桜の季節 東京の春0004」となり、「桜の季節 東京の春0001」には、取材情報が付加されている(取材情報付き)。なお、図5同様に「(取材情報付き)」の表示は、実際のファイル表示の際に表示されるものではない。
本発明に係るファイル名設定方法は、テレビカメラ等の撮像機器によってニュース等の取材を行うときに極めて好適に用いることができ、さらに、取材後に管理や編集作業を行うときにも非常に有用なものである。

Claims (3)

  1. 撮像機器によって撮像して得られるデータファイルを記録媒体に記録する際に設定される前記データファイルのファイル名設定方法であって、
    前記撮像機器による撮像の前に当該撮像に関する取材情報が前記撮像機器に登録されていることを検出する取材情報検出ステップと、
    前記取材情報検出ステップにより、前記取材情報が登録されていることを検出した場合には、前記取材情報を読み出す取材情報読み出しステップと、
    前記取材情報読み出しステップによって読み出された前記取材情報にBINファイル情報が含まれているかを検出するBINファイル情報検出ステップと、
    前記BINファイル情報検出ステップにより、前記取材情報にBINファイル情報が含まれていることを検出した場合には、当該BINファイル情報をBINファイル名に設定し、また、前記取材情報にBINファイル情報が含まれていないことを検出した場合には、前記取材情報から得られる日付情報をBINファイル名に設定するBINファイル名設定ステップと、
    前記取材情報読み出しステップによって読み出された前記取材情報にクリップ情報が含まれているかを検出するクリップ情報検出ステップと、
    前記クリップ情報検出ステップにより、前記取材情報にクリップ情報が含まれていることを検出した場合には、当該クリップ情報をクリップ名として作成し、また、前記取材情報にクリップ情報が含まれていないことを検出した場合には、読み出された前記取材情報から前記日付情報を除いた情報のうちから任意に選択して、クリップ名を作成するクリップ名作成ステップと、
    前記クリップ名作成ステップにより作成されたクリップ名に基づいてクリップファイル名を設定するクリップファイル名設定ステップと、
    を含んだことを特徴とするファイル名設定方法。
  2. 前記クリップファイル名設定ステップは、前記クリップ名作成ステップにより作成されたクリップ名に前記撮像機器に設けられ予め定められた桁数のカウンターに設定されている数値を付加することでクリップファイル名を設定することを特徴とする請求項1記載のファイル名設定方法。
  3. 前記クリップ情報は、2つの情報から構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のファイル名設定方法。
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