JP2006101111A - 撮影装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 撮影が予定された撮影対象の撮影を効率的に、確実に行えるように支援する機能を備えた撮影装置を提供する。
【解決手段】 本発明に係る撮影システムによれば、撮影された撮影画像を撮影計画情報ファイルに格納された各撮影対象の照合用画像と照合して、照合用画像が撮影画像に含まれているか否かを判断し、撮影画像に含まれている照合用画像に対応する撮影対象の名称を表示部に表示する。
【選択図】図11

Description

本発明は、撮影が予定されている撮影対象の照合用画像と撮影画像の画像照合を行う機能を備えた撮影装置及びそのプログラムに関する。
従来、撮影すべき対象が計画されている場合に、その計画に基づく撮影や撮影画像の分類を支援する機能を備えた撮影装置やシステムが知られている。例えば、特許文献1には、撮影すべき一連の作業工程の各作業工程に関連する工程情報を記憶しておき、作業工程を選択して撮影を行うと、撮影画像を自動的に選択された作業工程に対応付けて記録する撮影装置が記載されている。また、この特許文献1には、撮影すべき一連の作業工程の各作業工程の種類を順に撮影装置に記憶しておき、撮影後、次に撮影すべき作業工程の種類を案内表示する技術も記載されている。
特開2004−096438号公報
上記特許文献1によれば、撮影順が決まっており撮影者が撮影対象を把握している場合においては撮影もれを防止でき、撮影画像の分類も容易に行うことができる。しかしながら、例えば撮影業者がイベントの撮影を行う場合等、撮影順がランダムであったり、撮影者が撮影すべき対象を見知っていなかったりする場合においては、撮影者が、その場で撮影対象を認識しながら撮影を行わなければならず、撮影者の負担であり、効率が悪く、また、撮影者が撮影対象の認識を誤ると、撮影もれや撮影枚数にムラができる等の問題があった。
本発明の課題は、撮影が予定された撮影対象の撮影を効率的に、確実に行えるように支援する機能を備えた撮影装置を提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
撮影が予定された撮影対象の照合用画像及びその撮影対象に関する撮影対象情報を含む撮影計画情報を記憶する撮影計画情報記憶手段と、
被写体を撮影して撮影画像を取得する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された撮影画像を前記撮影計画情報記憶手段に記憶された照合用画像と照合し、前記照合用画像が前記撮影画像に含まれているか否かを判断する画像照合手段と、
前記画像照合手段の照合結果を表示手段に表示させる表示制御手段と、
を備えたことを特徴としている。
請求項13に記載の発明は、
コンピュータに、
撮影が予定された撮影対象の照合用画像及びその撮影対象に関する撮影対象情報を含む撮影計画情報を撮影計画情報記憶手段に記憶する機能と、
被写体を撮影して撮影画像を取得する機能と、
前記撮影された撮影画像を前記撮影計画情報記憶手段に記憶された照合用画像と照合し、前記照合用画像が前記撮影画像に含まれているか否かを判断する機能と、
前記照合の結果を表示手段に表示させる機能と、
を実現させるためのプログラムであることを特徴としている。
請求項1、13に記載の発明によれば、撮影が予定された撮影対象の照合用画像及びその撮影対象に関する撮影対象情報を含む撮影計画情報を撮影計画情報記憶手段に記憶しておき、撮影された撮影画像を撮影計画情報記憶手段に記憶された照合用画像と照合し、照合用画像が撮影画像に含まれているか否かを判断して結果を表示手段に表示する。従って、撮影者は、撮影が予定された撮影対象が撮影されたか否かを確認しながら撮影を行うことができるので、撮影が予定された撮影対象の撮影を効率的に、確実に行うことができるようになる。
請求項2に記載の発明によれば、撮影画像に含まれると判断された照合用画像に対応する撮影対象の名前を表示するので、撮影者は、撮影が予定された撮影対象のうち、撮影された撮影対象の名称を確認することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、撮影画像と複数の照合用画像と照合して、複数の照合用画像のそれぞれが撮影画像に含まれるか否かを判断して結果を表示するので、撮影者は、撮影が予定された複数の撮影対象のうち、撮影された撮影対象を確認することができる。
請求項4に記載の発明によれば、照合用画像が撮影画像に含まれると判断された件数をカウントして表示するので、撮影が予定された撮影対象毎に、撮影済みであるか、及び何枚撮影されたかを撮影者が確認することが可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、撮影された撮影画像に、その撮影画像に含まれると判断された照合用画像の撮影対象に関する撮影対象情報を付加するので、例えば、撮影画像にその撮影画像に含まれる撮影対象の情報を併せて出力するといったことが容易に可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、撮影された撮影画像に含まれる照合用画像が複数ある場合に、撮影画像ファイルをその数だけコピーして、その各々の撮影画像ファイルに、その撮影画像に含まれると判断された各照合用画像の撮影対象に関する撮影対象情報を1つずつ付加する。従って、撮影画像に含まれる撮影対象毎に撮影画像ファイルが作成されるので、撮影対象毎の格納フォルダに撮影画像を分類して格納することが可能となり、また、撮影画像を撮影対象毎に出力したい場合の処理効率、利便性を向上させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、撮影画像のみの出力、撮影画像及び撮影対象名称の出力、撮影対象名称のみの出力、の3つの出力方法からユーザの所望の出力方法で撮影画像に関する出力を行うことが可能となる。
請求項8に記載の発明によれば、撮影対象の撮影順番が規定されている場合に、撮影画像と照合用画像との照合結果に基づいて、撮影順を飛び越して撮影が行われたか否かを判断し、撮影順を飛び越して撮影が行われた場合に、その旨をガイダンスするので、撮影者は、撮影順に撮影が行われなかったことを直ちに認識することが可能となる。
請求項9に記載の発明によれば、撮影が予定された撮影対象の全てが撮影されたか否かをチェックし、撮影されていない撮影対象がある場合には、その旨をガイダンスするので、撮影もれを防止することができる。
請求項10に記載の発明によれば、撮影計画情報記憶手段に記憶された複数の撮影計画情報のなかから撮影計画情報に含まれるスケジュール情報に基づいて、自動的に使用する撮影計画情報を選択するので、撮影計画に基づく撮影のスケジュールを自動的に管理することが可能となる。
請求項11に記載の発明によれば、撮影された撮影画像に含まれると判断された照合用画像の撮影画像における重み付けを算出し、撮影画像に付加するので、例えば、撮影対象毎に撮影画像を出力する場合、重みが所定の閾値以上の、メインとして撮影された撮影画像のみを出力することができ、利便性が向上する。
請求項12に記載の発明によれば、撮影しようとするエリアの画像を取り込み、撮影計画情報記憶手段に記憶された各照合用画像と照合し、照合用画像が取り込まれた画像に含まれているか否かを判断して結果を表示するので、撮影者が撮影しようとするエリアに撮影すべき対象が含まれるか否かを確認することができ、効率的に撮影を行うことができる。
〔実施形態1〕
以下、図を参照して本発明の実施形態1を詳細に説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、本発明の実施形態1における撮影システム100のシステム構成を示す図であり、パーソナルコンピュータ1と、撮影装置であるデジタルカメラ20とが無線通信によりデータ送受信される場合を示す。
また、図2は、本発明の実施形態1における撮影システム200のシステム構成を示す図であり、パーソナルコンピュータ1と、撮影装置であるデジタルカメラ20とが有線通信によりデータ送受信される場合を示す。
これら図1及び図2に示す各撮影システム100,200において使用されるパーソナルコンピュータ1及びデジタルカメラ20は、無線通信機能と有線通信機能を備えるため、両方のシステム形態に対応可能であるものとする。
撮影システム100、200は、例えば、学校行事(遠足、運動会等)、地域行事、企業行事(賀詞交換会等)、個人行事(結婚式等)等のイベントにおける撮影すべき参加者、場面や、点検業務における撮影すべき点検対象等、撮影計画されたイベントや業務において撮影が予定されている各撮影対象の照合用画像及び各撮影対象の名称を含む情報(撮影対象情報)をデジタルカメラ20に予め記憶しておき、撮影後、撮影画像と照合用画像を照合し、撮影画像に照合用画像が含まれると判断された撮影対象の名称を表示部に表示することにより、撮影が予定された撮影対象の写真を効率良く、もれなく撮影できるように支援するとともに、撮影計画に基づいて撮影された撮影画像を効率良く分類、管理できるように支援するシステムである。
以下、撮影システム100、200を構成する各装置について説明する。
図3は、パーソナルコンピュータ1の機能的構成を示すブロック図である。図3において、パーソナルコンピュータ1は、CPU2、入力部3、RAM4、外部I/F5、表示部6、記録部7及び通信制御部8により構成されており、各部はバス9により接続されている。
CPU(Central Processing Unit )2は、記録部7に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM4内に形成されたワークエリアに展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU2は、記録部7に記憶されている撮影計画情報作成及び送信処理プログラムを始めとする各種処理プログラムを読み出してワークエリアに展開し、後述する撮影計画情報作成及び送信処理を始めとする各種処理を実行する。
入力部3は、文字/英数字入力キー、カーソルキー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、ポインティングデバイスであるマウスと、を備えて構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号とマウスによる操作信号とを、入力信号としてCPU2に出力する。
RAM(Random Access Memory)4は、CPU2によって実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
外部I/F5は、通信用ケーブル等によりデジタルカメラ20内の外部I/F24と接続され、CPU2の制御によりデジタルカメラ20内の外部I/F24との間でデータ送受信を行い、受信データをCPU2に出力するといった有線通信機能を有する。
表示部6は、LCD(Liquid Crystal Display)やCRT(Cathode Ray Tube)等により構成され、CPU2から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
記録部7は、プログラム、データ等が予め記憶されており、この記録部7は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリなどCPU2で読取り可能な記録媒体を含んだ構成である。この記録媒体はCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、メモリカード等の可搬型の媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。また、この記録媒体に格納する上記システムプログラム、撮影計画情報作成及び送信処理プログラム等は、その一部若しくは全部をサーバやクライアントからWAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)などのネットワークを介して通信制御部8から受信する構成にしてもよく、更に、記録媒体はネットワーク上に構築されたサーバやクライアントの記録媒体であってもよい。
この記録部7は、後述する撮影計画情報ファイル作成及び送信処理(図5参照)において作成される撮影計画情報ファイル71(図6参照)を記憶する。撮影計画情報ファイル71は、撮影計画(例えば、イベントの撮影計画、点検業務の撮影計画等)において撮影が予定されている各撮影対象(例えば、人物、場面、点検対象物等)の照合用画像及び撮影対象に関する情報(撮影対象情報)を格納するものである。
また、記録部7は、デジタルカメラ20から送信された撮影画像ファイルを格納する撮影画像格納部7Aを有する。
通信制御部8は、アンテナ11が接続され、デジタルカメラ20内の通信制御部28と無線通信可能な無線通信制御機能を有し、CPU2の制御により無線通信動作を実行し、デジタルカメラ20とのデータ送受信を行う。
図4は、デジタルカメラ20の機能的構成を示すブロック図である。図4において、デジタルカメラ20は、CPU21、入力部22、RAM23、外部I/F24、表示部25、撮影部26、記録部27、通信制御部28により構成されており、各部はバス29により接続されている。
CPU21は、記録部27に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM23内に形成されたワークエリアに展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU21は、記録部27に記憶されている撮影計画情報選択処理プログラム、プレビュー画像照合処理プログラム、撮影画像照合処理1プログラム、撮影忘れチェック処理プログラム、撮影確認処理プログラムを始めとする各種処理プログラムを読み出してワークエリアに展開し、後述する撮影計画情報選択処理、プレビュー画像照合処理、撮影画像照合処理1、撮影忘れチェック処理、撮影確認処理を始めとする各種処理を実行する。これらの処理の実行により、撮影計画情報選択手段、画像照合手段、表示制御手段、カウント手段、情報付加手段、撮影忘れチェック手段、重み付け算出手段が実現される。
入力部22は、電源スイッチ、シャッタースイッチ、撮影に関する各種設定スイッチ及びカーソルスイッチ等を備え、その各スイッチ操作に応じた操作信号をCPU21に出力する。
RAM23は、CPU21によって実行される各種プログラム及びこれらプログラムに係るデータを一時的に記憶するワークエリアを形成する。
外部I/F24は、通信用ケーブル等によりパーソナルコンピュータ1内の外部I/F5と接続され、CPU21の制御によりパーソナルコンピュータ1内の外部I/F5との間でデータ送受信を行い、受信データをCPU21に出力するといった有線通信機能を有する。
表示部25は、LCD(Liquid Crystal Display)等のモニタにより構成され、CPU21から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
撮影部26は、ガラス又はプラスチックからなる光学レンズ、及びCCD(Charge Coupled Diode)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子、A/D変換器等により構成され、光学レンズを介して入力される画像を撮像素子で電気信号に変換し、更にA/D変換してデジタルの撮影画像を取得する。
記録部27は、フラッシュメモリなどの不揮発メモリ等により構成され、デジタルカメラ20に対応するシステムプログラム、及び該システムプログラム上で実行可能な各種処理プログラム、アプリケーションプログラム及びこれらのプログラムで処理されたデータ等を記録する。
この記録部27は、撮影計画情報記憶手段として、パーソナルコンピュータ1から受信された撮影計画情報ファイル71に基づいて作成された撮影計画情報ファイル271を記憶する(図7参照)。
また、記録部27は、後述する撮影画像照合処理により作成される撮影画像ファイル272を格納する撮影画像格納部27Aを有する。
通信制御部28は、アンテナ31が接続され、パーソナルコンピュータ1内の通信制御部8と無線通信可能な無線通信制御機能を有し、CPU21の制御により無線通信動作を実行し、パーソナルコンピュータ1とデータの送受信を行う。
次に、本実施の形態の動作について説明する。
<撮影計画情報作成及び送信処理>
図5は、パーソナルコンピュータ1のCPU2により実行される撮影計画情報作成及び送信処理を示すフローチャートである。当該処理は、入力部3から撮影計画の作成が指示された際にCPU2と記録部7に記憶されている撮影計画情報作成及び送信処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される処理である。以下、図5を参照して、撮影計画情報作成及び送信処理について説明する。
まず、表示部6に、撮影計画情報作成画面(図示せず)が表示される(ステップS101)。この撮影計画情報作成画面から撮影計画名称、スケジュール情報(撮影計画を実行する日付又は曜日)が入力され(ステップS102)、撮影が予定された各撮影対象に関する撮影対象情報(例えば、撮影対象番号(撮影対象に付された識別番号、撮影順が規定されている場合には撮影順番号)、撮影対象名称等)及びその照合用画像のデータが入力され(ステップS103)、撮影が予定された全ての撮影対象に関する入力が終了して入力部3から「確定」が指示されると(ステップS104;YES)、入力された情報に基づいて撮影計画情報ファイル71が作成され、記録部7に記憶される(ステップS105)。次いで、撮影計画情報ファイル71のデータが通信制御部8によりデジタルカメラ20に送信され(ステップS106)、本処理は終了する。
なお、スケジュール情報には、例えば、イベントのように、撮影を行う日付が決められている撮影計画の場合は日付を、毎週固定された曜日に行われる点検業務等、撮影を行う曜日が決められている撮影計画の場合は曜日を入力する。
図6は、撮影計画情報ファイル71の一例を示す図である。撮影計画情報ファイル71は、図6に示すように、「撮影対象番号」「撮影対象名称」「照合用画像」「格納フォルダ名」の項目を有し、上記撮影計画情報作成画面から入力された各撮影対象に関する撮影対象情報及び照合用画像のデータを対応付けて格納するデータベースである。「格納フォルダ名」項目は、各撮影対象が撮影された撮影画像を格納する、撮影画像格納部7Aに形成された格納フォルダの名称を格納する領域であり、各撮影対象の格納フォルダが決定された時点で格納される。
また、撮影計画情報ファイル71の図示しないヘッダは、「撮影計画名称」、撮影計画を実行する日付又は曜日を示す「スケジュール情報」のデータを格納する。
パーソナルコンピュータ1から撮影計画情報ファイル71のデータが受信されると、デジタルカメラ20においては、受信された撮影計画情報ファイル71に基づき図7に示す撮影計画情報ファイル271が作成され、記録部27に記憶される。撮影計画情報ファイル271は、パーソナルコンピュータ1からの送信に応じて複数記憶されることが可能である。
図7は、撮影計画情報ファイル271の一例を示す図である。撮影計画情報ファイル271は、図7に示すように、「撮影対象番号」「撮影対象名称」「照合用画像」「格納フォルダ名」「照合件数カウンタ」の項目を有するデータベースである。即ち、撮影計画情報ファイル271は、撮影計画情報ファイル71に格納されている各撮影対象の情報に、「照合件数カウンタ」を対応付けた構成となっている。この「照合件数カウンタ」の初期値は0である。また、「格納フォルダ名」項目は、デジタルカメラ20において、各撮影対象が撮影された撮影画像の撮影画像ファイル272を格納するための格納フォルダの名称を格納する。
また、デジタルカメラ20においては、撮影計画情報ファイル271が作成される毎に格納フォルダ作成処理(図示せず)が実行され、後述する撮影画像照合処理1において作成される撮影画像ファイル272を格納するための階層化された格納フォルダが作成される。図8は、格納フォルダ作成処理により、記録部27の撮影画像格納部27Aに作成されるフォルダ階層構造の一例を示す図である。図8に示すように、格納フォルダ作成処理により作成されるフォルダ階層構造は、第1階層が「撮影計画名称」のフォルダ、第2階層が各撮影対象の「撮影対象番号」+「撮影対象名称」のフォルダで構成されており、撮影画像ファイル272を、撮影計画毎、撮影対象毎に分類して格納することが可能となる。また、第2階層には、予定された撮影対象が含まれない撮影画像の撮影画像ファイル272を格納するための「未分類」フォルダも作成される。
<撮影計画情報選択処理>
図9は、デジタルカメラ20のCPU21により実行される撮影計画情報選択処理を示すフローチャートである。当該処理は、デジタルカメラ20の電源がONされた際にCPU21と記録部27に記憶されている撮影計画情報選択処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される処理である。以下、図9を参照して、撮影計画情報選択処理について説明する。
まず、デジタルカメラ20のシステムから日付情報及び曜日情報が読み込まれ(ステップS201)、記録部27に記録されている1または複数の撮影計画情報ファイル271から処理対象となる撮影計画情報ファイル271が選択され、そのスケジュール情報が読み込まれる(ステップS202)。次いで、読み込まれたシステムの日付情報とスケジュール情報が比較され、一致すると判断された場合(ステップS203;YES)、当該撮影計画情報ファイル271がRAM23の撮影計画領域に保存される(ステップS205)。システムの日付情報とスケジュール情報が一致しないと判断された場合(ステップS203;NO)、システムの曜日情報とスケジュール情報が比較され、システムの曜日情報とスケジュール情報とが一致すると判断されると(ステップS204;YES)、当該撮影計画情報ファイル271がRAM23の撮影計画領域に保存される(ステップS205)。
記録部27に記憶された全ての撮影計画情報ファイル271について、ステップS203〜205の処理が終了するまで(ステップS206;NO)、次の撮影計画情報ファイル271からスケジュール情報が順次読み込まれ(ステップS207)、ステップS203〜205の処理が実行される。記録部27に記憶されている全ての撮影計画情報ファイル271についてステップS203〜205の処理が終了すると(ステップS206;YES)、RAM23の撮影計画領域に保存された撮影計画情報ファイル271が、以降の各種処理で使用される、有効な撮影計画情報として選択され(ステップS208)、本処理は終了する。
上記撮影計画情報選択処理により、デジタルカメラ20の電源をONにしたとき、その日に撮影するものとして計画された撮影計画情報ファイル271が自動的に選択され、選択された撮影計画情報ファイル271を使用して後述するプレビュー画像照合処理、撮影画像照合処理1、撮影忘れチェック処理、撮影確認処理を行うことが可能となる。即ち、デジタルカメラ20は、撮影計画情報に基づく撮影のスケジュールを自動的に管理することが可能である。
なお、上記撮影計画情報選択処理により選択された撮影計画情報ファイル271が複数存在した場合は、表示部25に選択されたファイルの撮影計画名称を表示し、ユーザに、これから行う撮影で使用する撮影計画情報ファイル271を選択させ、選択された撮影計画情報ファイル271を用いて、後述のプレビュー画像照合処理、撮影画像照合処理1、撮影忘れチェック処理、撮影確認処理等を行うこととする。
以下に説明する各処理で使用される撮影計画情報ファイル271は、上記撮影計画情報選択処理(複数選択された場合は、更にユーザの選択)により選択された撮影計画情報ファイルである。また、各処理の実行時に使用されるRAM23の表示ワーク領域、撮影計画領域、画像領域1、2、番号領域1、2は、その領域が使用される処理の開始時にクリアされる。
<プレビュー画像照合処理>
図10は、デジタルカメラ20のCPU21により実行されるプレビュー画像照合処理を示すフローチャートである。当該処理は、デジタルカメラ20において撮影モードが設定されている場合に所定時間毎に実行される処理であり、CPU21と記録部27に記憶されているプレビュー画像照合処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される。以下、図10を参照して、プレビュー画像照合処理について説明する。
まず、撮影部26により、デジタルカメラ20で撮影しようとするエリアの画像(プレビュー画像)のデータが取り込まれ、RAM23の画像領域1に読み込まれる(ステップS211)。ここで、プレビュー画像は、シャッタースイッチが押下される前に表示部25に形成されるファインダに表示するために撮影部26により取り込まれる画像である。次いで、撮影計画情報ファイル271から先頭の照合用画像のデータがRAM23の画像領域2に読み込まれ(ステップS212)、画像領域1のプレビュー画像と画像領域2の照合用画像の画像照合処理が行われ、照合用画像がプレビュー画像に含まれているか否かが判断される(ステップS213)。
なお、照合を行う際には、照合用画像をプレビュー画像の被写体に合わせて拡大、縮小を行ったり、照合用画像を3D(dimension)画像とし、照合用画像を回転させたりして照合を行うようにしてもよい。
画像照合処理の結果、照合用画像がプレビュー画像に含まれていないと判断された場合は(ステップS214;NO)、処理はステップS216に移行する。照合用画像がプレビュー画像に含まれると判断された場合は(ステップS214;YES)、当該照合用画像に対応する撮影対象名称がRAM23の表示ワーク領域に保存され(ステップS215)、処理はステップS216に移行する。
ステップS216においては、撮影計画情報ファイル271に格納された全ての照合用画像について、画像照合処理が終了したか否かが判断される。撮影計画情報ファイル271に格納された全ての照合用画像について、ステップS213の画像照合処理が終了していなければ(ステップS216;NO)、次の照合用画像のデータが順次画像領域2に読み込まれ(ステップS217)、処理はステップS213に戻る。撮影計画情報ファイル271に格納された全ての照合用画像についてステップS213の画像照合処理が終了すると(ステップS216;YES)、RAM23の表示ワーク領域に保存された撮影対象名称がプレビュー画像とともに表示部25のモニタに表示され(ステップS218)、本処理は終了する。
当該プレビュー画像照合処理により、撮影者がシャッターを切り、本撮影を行う前に、撮影者が撮影しようとするエリアに撮影すべき撮影対象が含まれるか否かを確認することができ、効率的に撮影を行うことが可能となる。なお、本実施の形態においては、プレビュー画像に含まれる撮影対象の名称を表示部25にプレビュー画像とともに表示させることにより、プレビュー画像に含まれる撮影対象を撮影者に通知することとしたが、撮影対象が含まれる領域、即ち、照合用画像と一致すると判断されたプレビュー画像内の被写体領域にマーカ等を付与する(例えば、矢印を付与する、線で囲む等)等により通知するようにしてもよい。
<撮影画像照合処理1>
図11は、デジタルカメラ20のCPU21により実行される撮影画像照合処理1を示すフローチャートである。当該処理は、入力部22によりシャッターが押下されて撮影部26により撮影画像が取得された際に実行される処理であり、CPU21と記録部27に記憶されている撮影画像照合処理1プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される。以下、図11を参照して、撮影画像照合処理1について説明する。
まず、「撮影画像」、「撮影日時」、「撮影情報1」〜「撮影情報N」(ここでは、N=3とする)、「撮影計画名称」「撮影対象番号」「撮影対象名称」「重み付け」の項目を有する撮影画像ファイル272が作成され、「撮影画像」、「撮影日時」、「撮影情報1」〜「撮影情報N」「撮影計画名称」の項目にデータが格納される(ステップS221)。撮影情報1〜Nに項目には、撮影時のデジタルカメラ20の状態を示す情報のデータ、例えば、撮影時のシャッタースピード、絞り値、画質モード等のデータが格納される。「撮影計画名称」の項目には、撮影計画情報ファイル271のヘッダから撮影計画名称が読み込まれる。図12に、撮影画像ファイル272のデータ格納例を示す。
次いで、撮影画像ファイル272の撮影画像のデータがRAM23の画像領域1に読み込まれ(ステップS222)、撮影計画情報ファイル271から先頭の照合用画像のデータがRAM23の画像領域2に読み込まれ(ステップS223)、画像領域1の撮影画像と画像領域2の照合用画像の画像照合処理が行われる(ステップS224)。
画像照合処理の結果、照合用画像が撮影画像に含まれないと判断された場合は(ステップS225;NO)、処理はステップS232へ移行する。
照合用画像が撮影画像に含まれると判断された場合は(ステップS225;YES)、当該照合用画像に対応する撮影対象名称がRAM23の表示ワーク領域に保存され(ステップS226)、撮影計画情報ファイル271の当該照合用画像に対応する照合件数カウンタがインクリメントされ(ステップS227)、当該照合用画像に対応する撮影対象番号及び撮影対象名称が、撮影画像ファイル272の「撮影対象番号」「撮影対象名称」項目の領域に格納される(ステップS228)。これにより、撮影画像に、その撮影画像に含まれる照合用画像に対応する撮影対象情報が付加される。
次いで、照合用画像に対応する被写体の撮影画像における重み付けが算出され(ステップS229)、撮影画像ファイル272の「重み付け」項目に格納される(ステップS230)。照合用画像に対応する被写体の撮影画像における重み付けは、例えば、照合用画像に対応する被写体の領域が撮影画像の全領域に占める割合(占有率)を算出し、算出された占有率を重みとすることができる。また、照合用画像に対応する被写体の焦点からの距離に応じて重み付けを行うようにしてもよい。
次いで、撮影画像ファイル272がコピーされ、コピーされた撮影画像ファイル272に格納されている「撮影対象番号」「撮影対象名称」「重み付け」項目の内容がクリアされ(ステップS231)、コピーされた撮影画像ファイル272が次の処理対象の撮影画像ファイルとされ、処理はステップS232へ移行する。
ステップS232においては、撮影計画情報ファイル271に格納された全ての照合用画像について、ステップS224の画像照合処理が終了したか否かが判断される。撮影計画情報ファイル271に格納された全ての照合用画像について、ステップS224の画像照合処理が終了していなければ(ステップS232;NO)、撮影計画情報ファイル271の次の照合用画像のデータが順次画像領域2に読み込まれ(ステップS233)、処理はステップS224に戻る。
撮影計画情報ファイル271に格納された全ての照合用画像についてステップS224の画像照合処理が終了すると(ステップS232;YES)、処理はステップS234に移行し、コピーにより作成された撮影画像ファイル272で「撮影対象番号」「撮影対象名称」の項目にデータが格納されていない、即ち、照合用画像が対応付けられていないファイルが存在する場合は、そのコピーされた撮影画像ファイル272が削除され(ステップS234)、表示ワーク領域に書き込まれている撮影対象名称が撮影画像とともに表示部25のモニタに表示される(ステップS235)。撮影画像に含まれる各撮影対象に対して作成された撮影画像ファイル272は、それぞれ、予め格納フォルダ作成処理により作成された、「撮影対象番号」に応じた格納フォルダ(撮影画像ファイル272に撮影対象番号が格納されていない場合は、未分類フォルダ)に格納され(ステップS236)、本処理は終了する。
図13に、図11のステップS235における表示部25のモニタ表示例を示す。図13に示すように、デジタルカメラ20のモニタには、撮影画像とともに、表示された撮影画像に含まれる撮影対象名称が表示される。
当該撮影画像照合処理1により、撮影された撮影対象名称をガイダンスするので、撮影者は、撮影すべき撮影対象が撮影されたか否かを確認しながら効率良く撮影を行うことができる。また、撮影計画における撮影対象毎のフォルダに、その撮影対象が写っている撮影画像データを自動的に分類して格納するので、デジタルカメラ20の表示部25において、或いは、通信制御部28又は外部I/F24を介してデジタルカメラ20に接続された外部機器に撮影画像のデータを撮影対象毎に出力する場合の処理効率、利便性を向上させることができる。撮影対象毎に撮影画像を出力する際には、重み付けが予め設定された閾値を超えた撮影画像のみを出力するようにすれば、各撮影対象がメインの被写体として撮影された撮影画像のみを出力することができ、好ましい。重み付けの閾値は、入力部22からユーザが設定できるようにすると、使い勝手のよいデジタルカメラ20を提供することができ、好ましい。
<撮影忘れチェック処理>
図14は、デジタルカメラ20のCPU21により実行される撮影忘れチェック処理を示すフローチャートである。当該処理は、入力部22から電源OFFが指示された際に実行される処理であり、CPU21と記録部27に記憶されている撮影忘れチェック処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される。以下、図14を参照して、撮影忘れチェック処理について説明する。
まず、選択された撮影計画情報ファイル271に基づいて撮影された全ての撮影画像ファイル272が検索され、各撮影画像ファイル272に格納された撮影対象番号がRAM23の番号領域1に読み込まれる(ステップS241)。具体的には、選択された撮影計画情報ファイル271に対応するフォルダ内に格納された全ての撮影画像ファイル272が検索され、各撮影画像ファイル272に格納された撮影対象番号が番号領域1に読み込まれる。
次いで、撮影計画情報ファイル271の「撮影対象番号」項目に格納されている撮影対象番号から、先頭の撮影対象番号がRAM23の番号領域2読み込まれる(ステップS242)。そして、番号領域2に格納された撮影対象番号が番号領域1に格納された撮影対象番号と順次比較され、番号領域1の何れかと一致するか否かが判断される(ステップS243)。番号領域2に格納された撮影対象番号が番号領域1に格納された撮影番号の何れかと一致すると判断された場合は、処理はステップS245に移行する。
番号領域2に格納された撮影対象番号が番号領域1に格納された何れの撮影対象番号とも一致しないと判断された場合は(ステップS243;NO)、RAM23の表示ワーク領域に番号領域1の撮影対象番号が保存され(ステップS244)、処理はステップS245に移行する。
ステップS245においては、撮影計画情報ファイル271に格納された全ての撮影対象番号について、ステップS243〜244の処理が終了したか否かが判断される。撮影計画情報ファイル271に格納された全ての撮影対象番号について、ステップS243〜244の処理が終了していなければ(ステップS245;NO)、次の撮影対象番号のデータが順次番号領域2に読み込まれ(ステップS246)、ステップS243〜244の処理が実行される。
撮影計画情報ファイル271に格納された全ての照合用画像についてステップS243〜244の処理が終了すると(ステップS245;YES)、表示ワーク領域に書き込まれている撮影対象名称及びこれと対応する照合用画像が表示部25のモニタに表示され、撮影忘れがある旨がガイダンス表示され(ステップS247)、本処理は終了する。
上記撮影忘れチェック処理により、撮り忘れた撮影対象の照合用画像を表示して撮影忘れがある旨をガイダンスするので、計画された撮影対象の撮影もれを防止することが可能となる。なお、上記撮影忘れチェック処理は、電源OFFが操作された場合だけでなく、随時、入力部22からの指示により実行するようにしてもよい。これにより、撮影者が随時、撮影が計画された撮影対象で未撮影の対象を確認することができ、撮影を効率的に行うことが可能となる。
<撮影確認処理>
図15は、デジタルカメラ20のCPU21により実行される撮影確認処理を示すフローチャートである。当該処理は、入力部22から撮影確認モードへの移行が指示された際に実行される処理であり、CPU21と記録部27に記憶されている撮影確認処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される。以下、図15を参照して、撮影確認処理について説明する。
まず、撮影計画情報ファイル271に格納されている撮影対象名称が一覧表示され(ステップS251)、入力部22により、表示された一覧の中から確認対象となる撮影対象の名称が選択されると(ステップS252)、撮影計画情報ファイル271の当該撮影対象名称に対応する「照合件数カウンタ」項目に格納されている件数が表示ワーク領域に読み込まれ(ステップS253)、表示ワーク領域に読み込まれた件数が表示部25に表示され(ステップS254)、本処理は終了する。
当該撮影確認処理により、撮影対象毎に、その撮影対象が既に撮影済みであるか、及び何枚撮影済みであるかを撮影者が確認することが可能となる。
〔実施形態2〕
次に、本発明の実施形態2について説明する。
実施形態2は、例えば、点検業務の撮影計画等、撮影計画情報ファイル271において撮影対象の撮影順番が規定されており、撮影者が撮影順に撮影を行わなければならない場合に適用されるものである。
なお、本実施の形態の構成は、上述の実施形態1で説明したのとほぼ同様であるのでその説明は省略する。
実施形態2の動作は、撮影画像を撮影計画情報ファイルの照合用画像と照合する、撮影画像照合処理が上述した実施形態1で説明したものと異なる。その他、撮影計画情報作成及び送信処理、撮影計画情報選択処理、プレビュー画像照合処理、撮影忘れチェック処理、撮影確認処理については、上述した実施形態1で説明したのと同様であるので、撮影画像照合処理についてのみ説明する。
<撮影画像照合処理2>
図16は、デジタルカメラ20のCPU21により実行される撮影画像照合処理2を示すフローチャートである。当該処理は、入力部22によりシャッターが押下された際に実行される処理であり、CPU21と記録部27に記憶されている撮影画像照合処理2プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される。この処理の実行により、撮影順チェック手段が実現される。以下、図16を参照して、撮影画像照合処理2について説明する。
まず、「撮影画像」、「撮影日時」、「撮影情報1」〜「撮影情報N」(ここでは、N=3とする)、「撮影計画名称」「撮影対象番号」「撮影対象名称」「重み付け」の項目を有する撮影画像ファイル272(図12参照)が作成され、「撮影画像」、「撮影日時」、「撮影情報1」〜「撮影情報N」「撮影計画名称」の項目にデータが格納される(ステップS261)。撮影情報1〜Nに項目には、撮影時のデジタルカメラ20の状態を示す情報のデータ、例えば、撮影時のシャッタースピード、絞り値、画質モード等のデータが格納される。「撮影計画名称」の項目には、撮影計画情報ファイル271のヘッダから撮影計画名称が読み込まれる。
次いで、撮影画像ファイル272の撮影画像のデータがRAM23の画像領域1に読み込まれ(ステップS262)、撮影計画情報ファイル271から先頭の照合用画像のデータがRAM23の画像領域2に読み込まれ(ステップS263)、画像領域1の撮影画像と画像領域2の照合用画像の画像照合処理が行われる(ステップS264)。なお、本実施の形態においては、計画された撮影対象の撮影順番が規定さていることから、1の撮影画像に対して1の撮影対象しか含まれず、複数の撮影対象が含まれることはない。
画像照合処理の結果、照合用画像が撮影画像に含まれないと判断された場合は(ステップS265;NO)、処理はステップS266へ移行し、撮影計画情報ファイル271に格納された全ての照合用画像について、ステップS264の画像照合処理が終了したか否かが判断され、全ての照合用画像について画像照合処理が終了したと判断されなければ(ステップS266;NO)、撮影計画情報ファイル271の次の照合用画像のデータが順次画像領域2に読み込まれ(ステップS267)、処理はステップS264に戻る。
撮影計画情報ファイル271に格納された全ての照合用画像についてステップS264の画像照合処理が終了すると(ステップS266;YES)、撮影対象が撮影されていない旨が表示部25にガイダンス表示され(ステップS271)、処理はステップS272へ移行する。
一方、ステップS265において、照合用画像が撮影画像に含まれると判断された場合は(ステップS265;YES)、撮影計画情報ファイル271の当該照合用画像に対応する照合件数カウンタがインクリメントされ(ステップS268)、当該照合用画像に対応する撮影対象番号及び撮影対象名称が、撮影画像ファイル272の「撮影対象番号」「撮影対象名称」項目の領域に格納され(ステップS269)、撮影順飛び越しチェック処理が実行される(ステップS270)。
図17は、ステップS270において実行される撮影順飛び越しチェック処理を示すフローチャートである。
撮影順飛び越しチェック処理においては、まず、図16のステップS269において、撮影画像ファイル272の「撮影対象番号」項目の領域に書き込まれた撮影対象番号(番号m1とする)がRAM23に読み込まれ(ステップT1)、直前に撮影された撮影画像ファイル272、即ち、撮影計画情報ファイル271に対応する格納フォルダに格納されている撮影画像ファイル272のうち、撮影日時が最新の撮影画像ファイル272の「撮影対象番号」項目に格納されている番号(番号m2とする)がRAM23に読み込まれる(ステップT2)。
次いで、m1=m2+1であるか否かが判断され、m1=m2+1である場合は(ステップT3;YES)、処理は図16のステップS272に移行する。m1=m2+1でない場合は(ステップT3;NO)、表示部25に、所定時間、撮影が計画順に行われなかった旨がガイダンス表示され(ステップT4)、処理は図16のステップS272に移行する。
ステップS272においては、撮影画像及び撮影対象名称(撮影画像ファイル272に格納されている場合)が表示部25に表示され、撮影画像ファイル272が予め格納フォルダ作成処理により作成された「撮影対象番号」に応じた格納フォルダ(撮影画像ファイル272に撮影対象番号が格納されていない場合は、未分類フォルダ)に格納され(ステップS273)、本処理は終了する。
当該撮影画像照合処理2により、撮影者が計画された順番を飛び越して撮影を行った場合に、その旨をガイダンス表示するので、撮影者は、撮影順に撮影が行われなかったことを直ちに認識することが可能となる。
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明の実施形態3について説明する。
実施形態3は、パーソナルコンピュータ1側に撮影画像ファイルをダウンロードする場合や、撮影画像に含まれる撮影対象の名称を撮影画像とともに出力したい場合に適用されるものである。
なお、実施形態3の構成は、上述の実施形態1で説明したのとほぼ同様であるのでその説明は省略する。
実施形態3の動作としては、撮影画像を撮影計画情報ファイル271の照合用画像と照合する、撮影画像照合処理が上述した実施形態1で説明したものと異なる。また、格納フォルダ作成処理では、記録部27の撮影画像格納部27Aに撮影計画情報ファイル271のヘッダに格納された撮影計画名称に対応するフォルダが作成される。その他、撮影計画情報作成及び送信処理、撮影計画情報選択処理、プレビュー画像照合処理、撮影忘れチェック処理については、上述した実施形態1で説明したのと同様であるので、撮影画像照合処理についてのみ説明する。
<撮影画像照合処理3>
図18は、デジタルカメラ20のCPU21により実行される撮影画像照合処理3を示すフローチャートである。当該処理は、入力部22によりシャッタースイッチが押下され、撮影が行われた際に実行される処理であり、CPU21と記録部27に記憶されている撮影画像照合処理3プログラムとの協働によるソフトウエア処理により実現される。以下、図18を参照して、撮影画像照合処理3について説明する。
まず、「撮影画像」、「撮影日時」、「撮影情報1」〜「撮影情報N」(ここでは、N=3とする)、「撮影計画名称」「撮影対象番号」「撮影対象名称」「重み付け」の項目を有する撮影画像ファイル273(図19参照)が作成され、「撮影画像」、「撮影日時」、「撮影情報1」〜「撮影情報N」、「撮影計画名称」の項目にデータが格納される(ステップS281)。「撮影情報1」〜「撮影情報N」の項目には、撮影時のデジタルカメラ20の状態を示す情報のデータ、例えば、撮影時のシャッタースピード、絞り値、画質モード等のデータが格納される。「撮影計画名称」の項目には、撮影計画情報ファイル271のヘッダから撮影計画名称が読み込まれる。
次いで、撮影画像ファイル273の撮影画像のデータがRAM23の画像領域1に読み込まれ(ステップS282)、撮影計画情報ファイル271から先頭の照合用画像のデータがRAM23の画像領域2に読み込まれ(ステップS283)、画像領域1の撮影画像と画像領域2の照合用画像の画像照合処理が行われる(ステップS284)。
画像照合処理の結果、照合用画像が撮影画像に含まれないと判断された場合は(ステップS285;NO)、処理はステップS291へ移行する。
照合用画像が撮影画像に含まれると判断された場合は(ステップS285;YES)、当該照合用画像に対応する撮影対象名称がRAM23の表示ワーク領域に保存され(ステップS286)、撮影計画情報ファイル271の当該照合用画像に対応する照合件数カウンタがインクリメントされる(ステップS287)。また、撮影画像ファイル273に「撮影対象番号」「撮影対象名称」「重み付け」の項目が追加され、当該照合用画像に対応する撮影対象番号及び撮影対象名称が、撮影画像ファイル272の「撮影対象番号」「撮影対象名称」項目の領域に格納される(ステップS288)。
次いで、照合用画像に対応する被写体の撮影画像における重み付けが算出され(ステップS289)、撮影画像ファイル273の「重み付け」項目に格納される(ステップS290)。照合用画像に対応する被写体の撮影画像における重み付けは、例えば、照合用画像に対応する被写体の領域が撮影画像の全領域に占める割合(占有率)を算出し、算出された占有率を重みとすることができる。また、照合用画像に対応する被写体の焦点からの距離に応じて重み付けを行うようにしてもよい。
ステップS291においては、撮影計画情報ファイル271に格納された全ての照合用画像について、ステップS284の画像照合処理が終了したか否かが判断される。撮影計画情報ファイル271に格納された全ての照合用画像について、ステップS284の画像照合処理が終了していなければ(ステップS291;NO)、次の照合用画像のデータが順次画像領域2に読み込まれ(ステップS292)、処理はステップS284に戻る。
撮影計画情報ファイル271に格納された全ての照合用画像についてステップS284の画像照合処理が終了したと判断されると(ステップS291;YES)、処理はステップS293に移行し、表示ワーク領域に書き込まれている撮影対象名称が撮影画像とともに表示部25のモニタに表示される(ステップS293)。作成された撮影画像ファイル273は、それぞれ、予め格納フォルダ作成処理により作成された、「撮影計画名称」に応じた格納フォルダに格納され(ステップS294)、本処理は終了する。
図19は、上記撮影画像照合処理3において作成される撮影画像ファイル273のデータ格納例を示す図である。図19に示すように、撮影画像ファイル273には、撮影画像データに、その撮影画像に含まれる各照合画像に対応する撮影対象情報、即ち、撮影対象番号、撮影対象名称及び重み付けが付加された構成となっている。
当該撮影画像照合処理3により、撮影者がシャッターを切り、本撮影を行った後、撮影者に、撮影すべき撮影対象が撮影された場合に当該撮影で撮影された撮影対象名称をガイダンスするので、撮影者は、撮影すべき撮影対象が撮影されたか否かを確認しながら効率良く撮影を行うことができる。また、撮影計画情報毎に、その計画に基づいて作成された撮影画像ファイルを格納するので、ある撮影計画情報に基づいて撮影された撮影画像データを容易にパーソナルコンピュータ1にダウンロードすることができる。
<出力制御処理>
また、上記撮影画像照合処理3で撮影画像ファイル273を作成することにより、下記の出力制御処理を実行することが可能となる。図20は、CPU21により実行される出力制御処理を示すフローチャートである。当該処理は、入力部22により画像の出力が指示された際に実行される処理である。この処理の実行により、出力制御手段が実現される。なお、本実施形態においては、撮影画像を外部のプリンタに出力する場合を例にとり説明するが、撮影画像を表示部25や外部のモニタに出力する場合も同様である。
まず、表示部25に、出力方法選択画面(図示せず)が表示される(ステップS301)。
出力方法選択画面は、
(1)撮影画像のみを出力
(2)撮影画像及び撮影対象名称を出力
(3)撮影対象名称のみを出力
の3つの選択肢から出力方法を選択する画面である。
出力方法選択手段としての入力部22により出力方法選択画面上から出力方法が選択され(ステップS302)、出力方法として(1)の撮影画像のみの出力が選択された場合(ステップS303;YES)、出力対象の撮影画像のファイル273から、撮影画像のデータが読み出されてプリンタに出力される(ステップS304)。出力方法として、(1)は選択されず(ステップS303;NO)、(2)の撮影画像及び撮影対象名称を出力、が選択された場合(ステップS305;YES)、出力対象の撮影画像ファイル273から、撮影画像のデータ及び撮影画像ファイル273に格納されている撮影対象名称のデータが読み出され、撮影画像に撮影対象名称をオーバーラップさせた画像データが作成され(ステップS306)、プリンタに出力される(ステップS307)。出力方法として(2)が選択されず、(3)が選択された場合は(ステップS305;NO)、出力対象の撮影画像の撮影画像ファイル273に格納されている撮影対象名称のデータが読み出されて画像データが作成され、プリンタに出力される(ステップS308)。
当該撮影画像出力処理により、ユーザが撮影画像のみを出力したい場合には撮影画像を、撮影画像及びその撮影画像に含まれる撮影対象名称を出力したい場合には撮影画像及び撮影対象名称を、撮影対象名称のみを出力したい場合には、撮影対象名称のみを出力することができるので、利便性が向上する。
以上説明したように、撮影システム100、200によれば、撮影計画の撮影計画名称、スケジュール情報、撮影が予定された各撮影対象の照合用画像及びその撮影対象に関する撮影対象情報(撮影対象番号、撮影対象名称)を格納する撮影計画情報ファイルを作成してデジタルカメラ20の記録部27に記憶し、撮影された撮影画像を撮影計画情報ファイルに格納された各照合用画像と照合して照合用画像が撮影画像に含まれているか否かを判断し、撮影画像に含まれている照合用画像に対応する撮影対象の名称を表示部25に表示する。
従って、撮影者は、撮影が予定された撮影対象が撮影されたか否かを確認しながら撮影を行うことができるので、撮影が予定された撮影対象の撮影を効率的に、確実に行うことができるようになる。
また、撮影しようとするエリアの画像(プレビュー画像)を取り込み、撮影計画情報ファイルに記憶された各照合用画像と照合し、照合用画像がプレビュー画像に含まれている場合に、その照合用画像に対応する撮影対象名称を表示部25に表示するので、撮影者が撮影しようとするエリアに撮影すべき対象が含まれるか否かを確認することができ、効率的に撮影を行うことができる。
また、撮影された撮影画像に含まれる照合用画像が複数ある場合に、撮影画像ファイルをその数だけコピーして、その各々の撮影画像ファイルに、その撮影画像に含まれると判断された照合用画像の撮影対象に関する撮影対象情報を1つずつ付加し、撮影画像ファイルのそれぞれを、撮影対象毎の格納フォルダに自動的に分類して格納するので、撮影画像の管理が容易となり、また、撮影画像を撮影対象毎に出力したい場合の処理効率、利便性を向上させることができる。
また、撮影対象の撮影順番が規定されている場合に、撮影画像と照合用画像との画像照合結果に基づいて、撮影順を飛び越して撮影が行われたか否かを判断し、撮影順を飛び越して撮影が行われた場合に、その旨をガイダンスするので、撮影者は、撮影順に撮影が行われなかったことを直ちに認識することが可能となる。
また、撮影が予定された撮影対象の全てが撮影されたか否かをチェックし、撮影されていない撮影対象がある場合には、その旨をガイダンスするので、撮影もれを防止することができる。
また、記録部27に複数の撮影計画情報ファイルが格納されている場合、撮影計画情報ファイルに含まれるスケジュール情報に基づいて、自動的に使用する撮影計画情報ファイルを選択するので、撮影計画に基づく撮影のスケジュールを自動的に管理することが可能となる。
また、撮影された撮影画像に含まれると判断された照合用画像の撮影画像における重み付けを算出し、撮影画像ファイルに付加するので、例えば、撮影対象毎に撮影画像を出力する場合、重みが所定の閾値以上の、メインとして撮影された撮影画像のみを出力することができ、利便性が向上する。
また、撮影対象毎に、撮影された件数を表示部25に表示することができるので、撮影対象毎に、その撮影対象が撮影済みであるか、及び何枚撮影されたかを撮影者が確認することができる。
また、撮影画像ファイルに、その撮影画像に含まれると判断された照合用画像の撮影対象に関する撮影対象情報を付加するので、例えば、撮影画像にその撮影画像に含まれる撮影対象の情報を併せて出力するといったことが可能となる。
なお、上記実施の形態における記述内容は、本発明に係る撮影システム100、200の好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態においては、デジタルカメラ20で撮影を行うこととしたが、例えば、PHS、カメラ一体型のパーソナルコンピュータ、ウェアラブルコンピュータ、デジタルムービー等で通信機能及び撮影機能を備えた装置であれば本発明を適用可能である。
その他、撮影システム100、200を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明に係る撮影システムの無線通信を利用した場合の構成を示す図である。 本発明に係る撮影システムの有線通信を利用した場合の構成を示す図である。 図1、2のパーソナルコンピュータ1の機能的構成を示すブロック図である。 図1、2のデジタルカメラ20の機能的構成を示すブロック図である。 図3のCPU2により実行される撮影計画情報作成及び送信処理を示すフローチャートである。 図3の記録部7に記憶される撮影計画情報ファイル71のデータ格納例を示す図である。 図4の記録部27に記憶される撮影計画情報ファイル271のデータ格納例を示す図である。 図4の記録部27の撮影画像格納部27Aに形成される格納フォルダの階層構造を示す図である。 図4のCPU21により実行される撮影計画情報選択処理を示すフローチャートである。 図4のCPU21により実行されるプレビュー画像照合処理を示すフローチャートである。 図4のCPU21により実行される撮影画像照合処理1を示すフローチャートである。 図4の記録部27に格納される撮影画像ファイル272のデータ格納例を示す図である。 図11の撮影画像照合処理1のステップS235で表示部25に表示されるモニタ表示例を示す図である。 図4のCPU21により実行される撮影忘れチェック処理を示すフローチャートである。 図4のCPU21により実行される撮影確認処理を示すフローチャートである。 図4のCPU21により実行される撮影画像照合処理2を示すフローチャートである。 図4のCPU21により実行される撮影順飛び越しチェック処理を示すフローチャートである。 図4のCPU21により実行される撮影画像照合処理3を示すフローチャートである。 図4の記録部27に格納される撮影画像ファイル273のデータ格納例を示す図である。 図4のCPU21により実行される出力制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
100、200 撮影システム
1 パーソナルコンピュータ
2 CPU
3 入力部
4 RAM
5 外部I/F
6 表示部
7 記録部
71 撮影計画情報ファイル
7A 撮影画像格納部
8 通信制御部
9 バス
11 アンテナ
20 デジタルカメラ
21 CPU
22 入力部
23 RAM
24 外部I/F
25 表示部
26 撮影部
27 記録部
271 撮影計画情報ファイル
272、273 撮影画像ファイル
27A 撮影画像格納部
28 通信制御部
31 アンテナ
29 バス

Claims (13)

  1. 撮影が予定された撮影対象の照合用画像及びその撮影対象に関する撮影対象情報を含む撮影計画情報を記憶する撮影計画情報記憶手段と、
    被写体を撮影して撮影画像を取得する撮影手段と、
    前記撮影手段により撮影された撮影画像を前記撮影計画情報記憶手段に記憶された照合用画像と照合し、前記照合用画像が前記撮影画像に含まれているか否かを判断する画像照合手段と、
    前記画像照合手段の照合結果を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 前記撮影対象情報には、前記撮影が予定された撮影対象の名称が含まれ、
    前記表示制御手段は、前記撮影画像に含まれると判断された照合用画像に対応する撮影対象の名称を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 前記撮影計画情報は、前記撮影が予定された複数の撮影対象の照合用画像及び各撮影対象に関する撮影対象情報を含み、
    前記画像照合手段は、前記撮影手段により取得された撮影画像を前記撮影計画情報記憶手段に記憶された複数の照合用画像と照合して前記複数の照合用画像のそれぞれが前記撮影画像に含まれているか否かを判断することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
  4. 前記画像照合手段により前記照合用画像が撮影画像に含まれていると判断された照合件数をカウントするカウント手段を備え、
    前記表示制御手段は、前記照合件数を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の撮影装置。
  5. 前記撮影手段により撮影された撮影画像に、その撮影画像に含まれると判断された照合用画像の撮影対象に関する撮影対象情報を付加する情報付加手段を備えたことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の撮影装置。
  6. 前記画像照合手段において、前記撮影手段により撮影された撮影画像に含まれる照合用画像が複数あると判断された場合に、前記撮影画像をその数だけコピーして、その各々の撮影画像に、その撮影画像に含まれると判断された各照合用画像の撮影対象に関する撮影対象情報を1つずつ付加する情報付加手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の撮影装置。
  7. 前記情報付加手段により撮影画像に付加される撮影対象情報には、前記照合用画像の撮影対象の名称が含まれ、
    前記撮影手段により撮影された撮影画像のみを出力するか、前記撮影画像及びその撮影画像に付加された撮影対象名称を出力するか、若しくは前記撮影画像に付加されたの撮影対象名称のみを出力するかを選択する出力方法選択手段と、
    前記選択された出力方法に応じて前記撮影画像の出力を制御する出力制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項5に記載の撮影装置。
  8. 前記撮影計画情報記憶手段に記憶される撮影対象情報には、前記撮影対象を撮影する撮影順番の情報が含まれ、
    前記画像照合手段による照合結果に基づいて、撮影順を飛び越して撮影が行われたか否かを判断し、撮影順を飛び越して撮影が行われた場合に、その旨をガイダンスする撮影順チェック手段を備えたことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の撮影装置。
  9. 前記撮影が予定された撮影対象の全てが撮影されたか否かをチェックし、撮影されていない撮影対象がある場合には、その旨をガイダンスする撮影忘れチェック手段を備えたことを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の撮影装置。
  10. 前記撮影計画情報記憶手段は、複数の前記撮影計画情報を記憶し、
    前記複数の撮影計画情報のそれぞれは、その撮影計画を実施するスケジュール情報を含んでおり、
    前記複数の撮影計画情報のそれぞれに含まれるスケジュール情報に基づいて、使用する撮影計画情報を選択する撮影計画情報選択手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の撮影装置。
  11. 前記撮影手段により撮影された撮影画像に含まれると判断された照合用画像の
    重み付けを算出する重み付け算出手段を備え、
    前記情報付加手段は、前記撮影画像に含まれる照合用画像の重み付けを前記撮影画像に付加することを特徴とする請求項5又は6に記載の撮影装置。
  12. 前記撮影手段は、撮影しようとするエリアの画像を取り込み、
    前記画像照合手段は、前記撮影手段により取り込まれた画像を前記撮影計画情報記憶手段に記憶された照合用画像と照合し、前記照合用画像が前記画像に含まれているか否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  13. コンピュータに、
    撮影が予定された撮影対象の照合用画像及びその撮影対象に関する撮影対象情報を含む撮影計画情報を撮影計画情報記憶手段に記憶する機能と、
    被写体を撮影して撮影画像を取得する機能と、
    前記撮影された撮影画像を前記撮影計画情報記憶手段に記憶された照合用画像と照合し、前記照合用画像が前記撮影画像に含まれているか否かを判断する機能と、
    前記照合の結果を表示手段に表示させる機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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