JP2010287649A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】弾性シール部材を透過して処理容器内に侵入する酸素や水素成分を減らすことができる基板処理装置を提供する。
【解決手段】基板200を処理する処理容器203と、前記処理容器内に処理ガスを供給する処理ガス供給部と、前記処理容器内を排気する排気部と、前記処理容器内でプラズマを生成させるプラズマ生成部と、を有し、前記処理容器は複数の部材で構成されると共に、前記各部材間は弾性シール部材302で密閉されており、前記処理容器の外部には、前記弾性シール部材による密閉部の外周側を不活性ガス276雰囲気に保つ不活性ガス雰囲気形成部275が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、基板処理装置及び半導体装置の製造方法に係り、例えばMOSFETのゲート絶縁膜やフラッシュメモリのトンネル酸窒化膜などを形成する際に、プラズマ窒化処理を行う基板処理装置及び半導体装置の製造方法に関する。
MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)の高集積化及び高性能化に伴い、SiO膜からSiO膜中へ窒素を添加したSiON膜が適用され、さらに、ゲート絶縁膜への高誘電率絶縁膜の適用が検討されている。ゲート絶縁膜へ高誘電率絶縁膜を用いる場合、誘電率の向上および結晶化抑制の観点から、高誘電率絶縁膜内へ窒素を添加する場合がある。また、フラッシュメモリのトンネル絶縁膜においては、SiO膜中に窒素を添加し、SiON膜として用いる。これらの窒素は、一般的にプラズマ窒化により膜中に導入される(特許文献1参照)。
特開2009−44088号公報
プラズマ窒化処理を行う場合、その処理容器内雰囲気は酸素を含まないガス、例えば、窒素ガスやアンモニアガス雰囲気とされる。しかしながら、処理容器内雰囲気に残留、もしくは処理容器内壁に付着している酸素、もしくは、水酸化物イオン(OH)などの影響により、窒素ガスやアンモニアガスを用いてプラズマ窒化処理を実施した場合でも、膜中に酸素や水素が入ってしまう。これらの残留雰囲気、もしくは処理容器内壁に付着する酸素や水酸化物イオンは、処理容器外部から処理容器を構成する各部材を密閉(シール)するために使われているOリング等の弾性シール部材を透過して処理容器内に侵入しているものと考えられる。
本発明は、弾性シール部材を透過して処理容器内に侵入する酸素や水素成分を減らすことを目的とする。
本発明の一態様によれば、基板を処理する処理容器と、前記処理容器内に処理ガスを供給する処理ガス供給部と、前記処理容器内を排気する排気部と、前記処理容器内でプラズマを生成させるプラズマ生成部と、を有し、前記処理容器は複数の部材で構成されると共に、前記各部材間は弾性シール部材で密閉されており、前記処理容器の外部には、前記弾性シール部材による密閉部の外周側を不活性ガス雰囲気に保つ不活性ガス雰囲気形成部が設けられている基板処理装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、複数の部材で構成されると共に、前記各部材間が弾性シール部材で密閉されてなる処理容器内に基板を搬入する工程と、前記弾性シール部材による密閉部の外周側を不活性ガス雰囲気に保ちつつ、前記処理容器内に処理ガスを供給しプラズマで活性化して基板に供給することで基板をプラズマ処理する工程と、処理済基板を前記処理容器内から搬出する工程と、を有する半導体装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、弾性シール部材を透過して処理容器内に侵入する酸素や水素成分を減らすことができる。
本発明の実施形態に係る基板処理装置を示す概略構成図である。 図1の基板処理装置の概略図であり、密閉部を説明するための図である。
以下に本発明の実施の形態を説明する。本発明の基板処理装置であるプラズマ処理炉は、電界と磁界により高密度プラズマを生成できる変形マグネトロン型プラズマ源(Modified Magnetron Typed Plasma Source)を用いてウエハ等の基板をプラズマ処理する基板処理炉(以下、MMT装置と称する)である。このMMT装置は、気密性を確保した処理室に基板を設置し、シャワーヘッドを介して反応ガスを処理室に導入し、処理室をある一定の圧力に保ち、放電用電極に高周波電力を供給して電界を形成するとともに磁界を形成し、マグネトロン放電を起こす。放電用電極から放出された電子がドリフトしながらサイクロイド運動を続けて周回することにより長寿命となって電離生成率を高めるので高密度プラズマを生成できる。このように反応ガスを励起分解させて基板表面を酸化または窒化等の拡散処理、または基板表面に薄膜を形成する、または基板表面をエッチングする等、基板へ各種のプラズマ処理を施すことができる。
図1に、このようなMMT装置の概略構成図を示す。MMT装置は、処理容器203を有し、この処理容器203は、第1の容器であるドーム型の上側容器210と第2の容器である碗型の下側容器211により形成され、上側容器210は下側容器211の上に被せられている。上側容器210は酸化アルミニウム又は石英等の非金属材料で形成されており、下側容器211はアルミニウムで形成されている。また後述するヒータ一体型の基板保持具(基板保持手段)であるサセプタ217を窒化アルミニウムや、セラミックス又は石英等の非金属材料で構成することによって、処理の際に膜中に取り込まれる金属汚染を低減している。
シャワーヘッド236は、処理室201の上部に設けられ、キャップ状の蓋体233と、ガス導入口234と、バッファ室237と、開口238と、遮蔽プレート240と、ガス吹出口239とを備えている。バッファ室237は、ガス導入口234より導入されたガスを分散するための分散空間として設けられる。
ガス導入口234には、処理ガスを供給する処理ガス供給部であるガス供給管232が接続されており、ガス供給管232は、開閉弁であるバルブ243a、流量制御器(流量制御手段)であるマスフローコントローラ241を介して図中省略の処理ガスである反応ガス230のガスボンベに繋がっている。シャワーヘッド236から反応ガス230が処理室201に供給され、また、サセプタ217の周囲から処理室201の底方向へ基板処理後のガスが流れるように下側容器211の側壁にガスを排気するガス排気口235が設けられている。ガス排気口235にはガスを排気する排気部であるガス排気管231が接続されており、ガス排気管231は、圧力調整器であるAPC242、開閉弁であるバルブ243bを介して排気装置である真空ポンプ246に接続されている。
供給される反応ガス230を励起させる放電機構(放電手段)としてのプラズマ生成部である筒状、例えば円筒状に形成された第1の電極である筒状電極215が設けられる。筒状電極215は処理容器203(上側容器210)の外周に設置されて処理室201内のプラズマ生成領域224を囲んでいる。筒状電極215にはインピーダンスの整合を行う整合器272を介して高周波電力を印加する高周波電源273が接続されている。
また、筒状、例えば円筒状に形成された磁界形成機構(磁界形成手段)である筒状磁石216は筒状の永久磁石となっている。筒状磁石216は、筒状電極215の外表面の上下端近傍に配置される。上下の筒状磁石216、216は、処理室201の半径方向に沿った両端(内周端と外周端)に磁極を持ち、上下の筒状磁石216、216の磁極の向きが逆向きに設定されている。従って、内周部の磁極同士が異極となっており、これにより、筒状電極215の内周面に沿って円筒軸方向に磁力線を形成するようになっている。
処理室201の底側中央には、基板であるウエハ200を保持するための基板保持具(基板保持手段)としてサセプタ217が配置されている。サセプタ217は、例えば窒化アルミニウムやセラミックス、又は石英等の非金属材料で形成され、内部に加熱機構(加熱手段)としてのヒータ(図中省略)が一体的に埋め込まれており、ウエハ200を加熱できるようになっている。ヒータは電力が印加されてウエハ200を700℃程度にまで加熱できるようになっている。
また、サセプタ217の内部には、さらにインピーダンスを変化させるための電極である第2の電極も装備されており、この第2の電極がインピーダンス可変機構274を介して接地されている。インピーダンス可変機構274は、コイルや可変コンデンサから構成され、コイルのパターン数や可変コンデンサの容量値を制御することによって、上記電極及びサセプタ217を介してウエハ200の電位を制御できるようになっている。
ウエハ200をマグネトロン型プラズマ源でのマグネトロン放電により処理するための処理炉202は、少なくとも処理室201、処理容器203、サセプタ217、筒状電極215、筒状磁石216、シャワーヘッド236、及び排気口235から構成されており、処理室201でウエハ200をプラズマ処理することが可能となっている。
筒状電極215及び筒状磁石216の周囲には、この筒状電極215及び筒状磁石216で形成される電界や磁界を外部環境や他処理炉等の装置に悪影響を及ぼさないように、電界や磁界を有効に遮蔽する遮蔽板223が設けられている。
サセプタ217は下側容器211と絶縁され、サセプタ217を昇降させるサセプタ昇降機構(昇降手段)268が設けられている。またサセプタ217には貫通孔217aが設けられ、下側容器211底面にはウエハ200を突上げるためのウエハ突上げピン266が少なくとも3箇所に設けられている。そして、サセプタ昇降機構268によりサセプタ217が下降させられた時にはウエハ突上げピン266がサセプタ217と非接触な状態で貫通孔217aを突き抜けるような位置関係となるよう、貫通孔217a及びウエハ突上げピン266が配置される。
また、下側容器211の側壁には仕切弁となるゲートバルブ244が設けられ、開いている時には図中省略の搬送機構(搬送手段)により処理室201に対してウエハ200を搬入、または搬出することができ、閉まっている時には処理室201を気密に閉じることができる。
また、制御部(制御手段)としてのコントローラ121は信号線Aを通じてAPC242、バルブ243b、真空ポンプ246を、信号線Bを通じてサセプタ昇降機構268を、信号線Cを通じてゲートバルブ244を、信号線Dを通じて整合器272、高周波電源273を、信号線Eを通じてマスフローコントローラ241、バルブ243aを、さらに図示しない信号線を通じてサセプタに埋め込まれたヒータやインピーダンス可変機構274をそれぞれ制御するよう構成されている。
図2は、図1の基板処理装置の概略図であり、密閉部を説明するための図である。
ここで、処理容器203を形成する上側容器210と第1の下側容器部材211a及び第2の下側容器部材211bからなる下側容器211は連結部材303で連結されている。このような構造において、処理室201内を真空に保つために、各部材間の一方の部材である例えば第1の下側容器部材211aの上面と第2の下側容器部材211bの上面にアリ溝300を形成する。そして、アリ溝300に弾性シール部材である例えばOリング302を挿入し、第1の下側容器部材211aの上面に接触する他方の部材である上側容器210の下面でOリング302を挟み、第2の下側容器部材211bの上面に接触する他方の部材である第1の下側容器部材211aの下面でOリング302を挟んで密閉部を形成する。すなわち、各部材間をOリング302で挟む事によって各部材間は密閉され、処理室201内を真空に保つ。しかしながら、従来の基板処理装置では、Oリング302が大気中の酸素や水素を僅かに透過させるため、処理室201内にOリング302を透過して侵入した酸素や水素が僅かに残留し、また、処理容器内壁に付着する。このような状態でプラズマ処理を実施した場合、残留酸素や水素が活性化され、また、処理容器内壁に付着した酸素や水素が処理室201内に吐き出され、このように吐き出された酸素及び水素も活性化されてしまう。このため、例えば窒素を含むガスにてプラズマ窒化処理を実施した場合でも、膜中に酸素や水素が取り込まれてしまう。
図2に示すように、本発明の実施形態においては、処理容器203を囲むカバー部材である筐体カバー275を設ける。筐体カバー275には、窒素ガス等の不活性ガスを導入する不活性ガス導入部である不活性ガス導入管277を設け、処理容器203と筐体カバー275の間を窒素等の不活性ガス雰囲気に保ち、不活性ガス雰囲気形成部を形成する。すなわち、処理容器203とそれを囲む筐体カバー275の間に高純度な不活性ガス276を導入し、処理容器203と筐体カバー275の間を不活性ガス雰囲気に保つことで、Oリング302を透過して処理容器203内へ侵入する酸素や水素を低減することができる。なお、Oリング302のシール部(密閉部)外側周辺を局所的にカバー部材で覆って、カバー部材内すなわち、カバー部材とシール部の外周部との間に不活性ガスを導入し、Oリング302のシール部外側周辺を局所的に不活性ガス雰囲気に保ち、不活性ガス雰囲気形成部を形成するようにしてもよい。このようにしても同様の効果が得られる。このような状況下でプラズマ処理を実施することで、処理室201内の雰囲気、および処理容器203の内壁は酸素や水素の残留成分が少なくなるため、プラズマ処理時に処理室201内における酸素および水素濃度を極端に低くでき、プラズマ窒化処理にて形成する膜中への酸素および水素の混入量を少なくできる。
次に上記のような構成の処理炉を用いて、半導体デバイスの製造工程の一工程として、ウエハ200表面に対し、又はウエハ200上に形成された下地膜の表面に対し所定のプラズマ処理を施す方法について説明する。尚、以下の説明において、基板処理装置を構成する各部の動作は制御部121により制御される。
まず、不活性ガス導入管277から不活性ガス276を導入し、Oリング302によるシール部の外周側を不活性ガス雰囲気、例えばN雰囲気とする。そして、これを維持した状態で以下の処理を行う。この状態は処理中、常時維持する。
ウエハ200は処理炉202を構成する処理室201の外部からウエハを搬送する図中省略の搬送機構によって処理室201に搬入され、サセプタ217上に搬送される。この搬送動作の詳細は次の通りである。サセプタ217が基板搬送位置まで下降し、ウエハ突上げピン266の先端がサセプタ217の貫通孔217aを通過する。このときサセプタ217表面よりも所定の高さ分だけ突き上げピン266が突き出された状態となる。次に、下側容器211に設けられたゲートバルブ244が開かれ、図中省略の搬送機構によってウエハ200をウエハ突上げピン266の先端に載置する。搬送機構が処理室201外へ退避すると、ゲートバルブ244が閉じられる。サセプタ217がサセプタ昇降機構268により上昇すると、サセプタ217上面にウエハ200を載置することができ、更にウエハ200を処理する位置まで上昇する。
サセプタ217に埋め込まれたヒータは予め加熱されており、搬入されたウエハ200を室温〜700℃の範囲の内、所定のウエハ処理温度に加熱する。真空ポンプ246、及びAPC242を用いて処理室201の圧力を0.1〜150Paの範囲の内の所定の圧力に維持する。
ウエハ200の温度が処理温度に達し、安定化したら、ガス導入口234から遮蔽プレート240のガス噴出孔239を介して、反応ガスとしてのNHガス、またはNガスを処理室201に配置されているウエハ200の上面(処理面)に向けて導入する。このときのガス流量は1〜5000sccmの範囲の内の所定の流量とする。同時に筒状電極215に高周波電源273から整合器272を介して高周波電力を印加する。印加する電力は、150〜200Wの範囲の内の所定の出力値を投入する。このときインピーダンス可変機構274は予め所望のインピーダンス値となるように制御しておく。
筒状磁石216、216の磁界の影響を受けてマグネトロン放電が発生し、ウエハ200の上方空間に電荷をトラップしてプラズマ生成領域224に高密度プラズマが生成される。そして、生成された高密度プラズマにより、サセプタ217上のウエハ200の表面にプラズマ処理が施される。プラズマ処理が終わったウエハ200は、図示略の搬送機構を用いて、基板搬入と逆の手順で処理室201外へ搬送される。
なお、例えば高誘電率絶縁膜としてのHfO、HfSiO膜に対してプラズマ窒化処理を行う場合においては、ウエハ温度:0〜500℃、処理室内圧力:1〜150Pa、NHガス流量:1〜5000sccm、Nガス流量:1〜5000sccmが例示され、それぞれの処理条件をそれぞれの範囲内のある値で一定に維持することでHfO、HfSiO膜に対してプラズマ窒化処理がなされる。
また、例えばSiO膜に対してプラズマ窒化処理を行う場合においては、ウエハ温度:0〜700℃、処理室内圧力:1〜150Pa、NHガス流量:1〜5000sccm、Nガス流量:1〜5000sccmが例示され、それぞれの処理条件をそれぞれの範囲内のある値で一定に維持することでSiO膜に対してプラズマ窒化処理がなされる。
本発明によれば、処理容器の外周部、特にOリングを用いている周辺部を純度の高い窒素ガス等の不活性ガス雰囲気に保つことで大気成分を排除し、Oリングを透過して処理容器内に侵入する酸素や水素成分を減らすことができ、結果として窒素ガスを用いてプラズマ窒化処理を実施した場合に、水素や酸素を含まない窒化膜を形成できる。
尚、上記実施形態では枚葉コールドウォールタイプのプラズマ窒化処理装置で、そのプラズマ処理方法としてMMT方式を用いて説明したが、本発明はこれに限らず、プラズマ処理方式においては、例えば、並行平板方式など、他の方法を用いた場合でも適用でき、さらに、バッチ式ホットウォールにてプラズマを用いて窒化膜を形成する場合にも適用できる。
以下、本発明の好ましい態様について付記する。
本発明の一態様によれば、基板を処理する処理容器と、前記処理容器内に処理ガスを供給する処理ガス供給部と、前記処理容器内を排気する排気部と、前記処理容器内でプラズマを生成させるプラズマ生成部と、を有し、前記処理容器は複数の部材で構成されると共に、前記各部材間は弾性シール部材で密閉されており、前記処理容器の外部には、前記弾性シール部材による密閉部の外周側を不活性ガス雰囲気に保つ不活性ガス雰囲気形成部が設けられている基板処理装置が提供される。
好ましくは、前記不活性ガス雰囲気形成部は、前記処理容器を覆うカバー部材と、前記処理容器と前記カバー部材との間に不活性ガスを導入する不活性ガス導入部とで構成される。
また好ましくは、前記不活性ガス雰囲気形成部は、前記弾性シール部材による密閉部の外周側を局所的に覆うカバー部材と、前記密閉部の外周側と前記カバー部材との間に不活性ガスを導入する不活性ガス導入部とで構成される。
また好ましくは、前記処理ガスが窒素含有ガスであり、前記処理がプラズマ窒化処理である。
本発明の他の態様によれば、複数の部材で構成されると共に、前記各部材間が弾性シール部材で密閉されてなる処理容器内に基板を搬入する工程と、前記弾性シール部材による密閉部の外周側を不活性ガス雰囲気に保ちつつ、前記処理容器内に処理ガスを供給しプラズマで活性化して基板に供給することで基板をプラズマ処理する工程と、処理済基板を前記処理容器内から搬出する工程と、を有する半導体装置の製造方法が提供される。
200 ウエハ(基板)
201 処理室
203 処理容器
210 上側容器
211 下側容器
215 筒状電極
216 筒状磁石
217 サセプタ
224 プラズマ生成領域
230 反応ガス
231 ガス排気管
232 ガス供給管
234 ガス導入口
235 排気口
272 整合器
273 高周波電源
275 筐体カバー
277 不活性ガス導入管
302 Oリング(弾性シール部材)

Claims (2)

  1. 基板を処理する処理容器と、
    前記処理容器内に処理ガスを供給する処理ガス供給部と、
    前記処理容器内を排気する排気部と、
    前記処理容器内でプラズマを生成させるプラズマ生成部と、
    を有し、
    前記処理容器は複数の部材で構成されると共に、前記各部材間は弾性シール部材で密閉されており、前記処理容器の外部には、前記弾性シール部材による密閉部の外周側を不活性ガス雰囲気に保つ不活性ガス雰囲気形成部が設けられていることを特徴とする基板処理装置。
  2. 複数の部材で構成されると共に、前記各部材間が弾性シール部材で密閉されてなる処理容器内に基板を搬入する工程と、
    前記弾性シール部材による密閉部の外周側を不活性ガス雰囲気に保ちつつ、前記処理容器内に処理ガスを供給しプラズマで活性化して基板に供給することで基板をプラズマ処理する工程と、
    処理済基板を前記処理容器内から搬出する工程と、
    を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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