JP2010287360A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源の光出力を目標値に保つ制御を行いつつ、光源の交換の準備を事前に適切に行うことができるようにする。
【解決手段】電子安定器4は、点灯電力量を示すPWM信号を受けて、前記制御信号が示す点灯電力量で蛍光ランプ1を点灯させる。照度センサ2は、蛍光ランプ1からの光を受光する。PWM回路3は、照度センサ2の検出信号に基づいて、蛍光ランプ1の光出力が目標値となるようにPWM信号を生成して当該PWM信号を電子安定器4供給する。個別判定部10は、蛍光ランプ1の点灯駆動時に、電子安定器4に供給されているPWM信号が、制御限界の最大点灯電力量よりも小さい第1の所定点灯電力量以上の点灯電力量を示すものであるか否かを判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、道路やトンネル内などで用いる道路交通用照明装置及びその他の照明装置に関するものである。
従来から、道路やトンネル内などで用いる道路交通用照明装置として、照度を検出し、その検出照度に基づいて制御部により点灯電力量を調節して、所定の照度照明に維持する照明装置が提供されている(下記特許文献1)。このような照明装置によれば、温度変化等に拘わらずに、交通安全等に必要かつ十分な照度を保つことができるので、交通安全等と省電力とを同時に達成することができる。
しかしながら、制御部が所定の照度に制御できなくなった後も、直ちに光源が切れてしまうわけではなく、徐々に照度が低下していくことになる。このため、道路管理者等は光源の交換時期を知ることが困難である。
被検査対象物を照明する検査用照明装置では、制御部が照明体の発光量を所定の発光量に制御するとともに所定の発光量に制御できなくなったときに警報を報知する報知手段を備えたものが、提供されている(下記特許文献2)。この照明装置によれば、この警報によって照明体の交換時期が作業者に明示され、タイミング良く交換することによって、最適な条件の下に、被検査対象物を撮像して、画像処理装置側の画像処理を常に正確なものとすることができる。
そこで、この検査用照明装置に準じて、前述した従来の道路交通用照明装置においても、制御部が所定の照度に制御できなくなったときに警報を報知する報知手段を設けることが考えられる。この場合には、その警報によって道路管理者等は光源の交換時期を知ることができ、その時期に即座に光源を交換すれば問題は生じない。
特開2004−192866号公報 特公平8−27239号公報
しかしながら、制御部が所定の照度に制御できなくなったということは、もはや光源の寿命が尽きた状態になったことを意味し、それ以降は照度は所定照度を下回ってしまう。道路交通用照明装置では、所定照度を下回れば、それに伴い交通安全も低下してしまう。勿論、制御部が所定の照度に制御できなくなって警報が発せられたときに、即座に光源を交換できれば問題が生じない。ところが、交通用照明装置においては、光源を交換するには交通規制等を実施しなければならないので、光源の交換には事前に周到な準備を要する。よって、前記警報が発せられたからと言って、即座に光源を交換することは実際には不可能である。したがって、光源の交換の準備が整うまでの比較的長期間に渡って、所定照度を下回った照明を容認せざるを得ず、交通安全の低下を容認にせざるを得ない。
道路交通用照明装置に限らず、検査用照明装置などの他の用途の照明装置でも、程度の差こそあれ、光源の交換にはある程度の準備を要し、光源の寿命が尽きた時点でそのことを知っても必ずしも即座に光源を交換することができない場合(例えば、手元に新しい光源がない場合など)もあり、この場合には不都合が生ずる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、光源の光出力を目標値に保つ制御を行いつつ、光源の交換の準備を事前に適切に行うことができる照明装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段として、以下の各態様を提示する。第1の態様による照明装置は、光源と、点灯電力量を示す制御信号を受けて、前記制御信号が示す点灯電力量で前記光源を点灯させる点灯駆動手段と、前記光源からの光を受光する照度センサと、前記照度センサの検出信号に基づいて、前記光源の光出力が目標値となるように前記制御信号を生成して当該制御信号を前記点灯駆動手段に供給する制御手段と、前記光源の点灯駆動時に、前記点灯駆動手段に供給されている前記制御信号が、制御限界の最大点灯電力量よりも小さい第1の所定点灯電力量以上の点灯電力量を示すものであるか否かという第1の判定を行う第1の判定手段と、を備えたものである。
この第1の態様によれば、前記点灯駆動手段、前記照度センサ及び前記制御部を備えているので、フィードバック制御によって、温度変化等に拘わらずに、光源の光出力を目標値に保つことができる。光源の使用が進行してその寿命に近づくほど、光源は一定の光出力を出力するためにより多くの点灯電力量を要するようになる。したがって、前記第1の判定手段は、前記点灯駆動手段に供給されている前記制御信号が、制御限界の最大点灯電力量よりも小さい第1の所定点灯電力量以上の点灯電力量を示すものあるか否かを判定するので、その判定がYESの場合には、光源の寿命には未だ達していないが光源の寿命にある程度近づいたことを示すことになり、これは、いわば光源の寿命の予報に相当する。このため、前記第1の態様によれば、前記第1の判定手段による判定結果を利用することで、光源の寿命に到達する前の時点で光源の寿命に近づいたか否かを知ることができる。よって、前記第1の態様によれば、光源の光出力を目標値に保ったままの状態で、光源の交換の準備を事前に適切に行うことができる。
第2の態様による照明装置は、前記第1の態様において、前記第1の判定手段による判定結果に基づいて、前記点灯駆動手段に供給されている前記制御信号が前記第1の所定点灯電力量以上の点灯電力量を示すものである場合に、所定信号を外部に出力するかあるいは警報を発する手段を備えたものである。
この第2の態様は、前記第1の判定手段による判定結果の具体的な利用手法を挙げたものである。
第3の態様による照明装置は、前記第1の態様において、前記光源の点灯駆動時に、前記点灯駆動手段に供給されている前記制御信号が、前記第1の所定点灯電力量よりも小さい第2の所定点灯電力量以上の点灯電力量を示すものであるか否かという第2の判定を行う第2の判定手段を備えたものである。
この第3の態様によれば、前記第1の判定手段の他に前記第2の判定手段も備えているので、光源の寿命にある程度近づいたか否かと光源の寿命により近づいたか否かの、少なくとも2段階で知ることができるので、光源の交換の準備を事前により周到に行うことができる。勿論、その段階を3段階以上としてもよい。
第4の態様による照明装置は、前記第3の態様において、前記第1及び第2の判定手段による判定結果に基づいて、前記点灯駆動手段に供給されている前記制御信号が、前記第2の所定点灯電力量以上でかつ前記第1の所定点灯電力量よりも小さい点灯電力量を示すものである場合と、前記第1の所定点灯電力量以上の点灯電力量を示すものである場合とで、互いに異なる所定信号を外部に出力するかあるいは互いに異なる警報を発する手段を備えたものである。
この第2の態様は、前記第1及び第2の判定手段による判定結果の具体的な利用手法を挙げたものである。
第5の態様による照明装置は、前記第1乃至第4のいずれかの態様において、前記光源の点灯駆動時に、前記点灯駆動手段に供給されている前記制御信号が、実質的に前記最大点灯電力量を示すものであるか否かという第3の判定、前記光源の点灯駆動時に、前記点灯駆動手段に供給されている前記制御信号が、前記第1の所定点灯電力量よりも小さい第3の所定点灯電力量以下の点灯電力量を示すものであるか否かという第4の判定、前記光源の点灯駆動時に、前記照度センサの検出信号が所定照度以上であることを示すものであるであるか否かという第5の判定、及び、前記光源の点灯駆動時に、前記照度センサの検出信号が実質的にゼロの照度であることを示すものであるか否かという第6の判定のうちの、少なくとも1つの判定を行う手段を備えたものである。
この第5の態様によれば、前記第2乃至第5のいずれかの判定も行われるので、装置の故障等も判定することが可能となる。
本発明によれば、光源の光出力を目標値に保つ制御を行いつつ、光源の交換の準備を事前に適切に行うことができる照明装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態による照明装置を示す概略ブロック図である。 図1に示す照明装置の判定部の判定状態を示す図である。
以下、本発明による照明装置について、図面を参照して説明する。
本実施の形態による照明装置は、例えば、トンネル照明などの道路交通用照明装置として用いられる。もっとも、本発明による照明装置は、道路交通用照明装置以外の種々の照明装置に用いてもよい。
本実施の形態による照明装置は、図1に示すように、光源としての高周波点灯型蛍光ランプ1と、蛍光ランプ1からの光を受光する照度センサ2と、PWM回路(パルス幅変調回路)3と、電子安定器4と、判定部8と、警報部15と、信号出力部16とを備えている。また、本実施の形態による照明装置は、外部からの点灯指令に応答してオンオフする接点20−1,20−2を有するリレー(図示せず)も備えている。これらの接点20−1,20−2は、前記リレーが点灯指令を受けているときにオンし、前記リレーが点灯指令を受けていないときにオフする。接点20−1は、オンオフすることで、外部のAC電源(商用交流電源)を電子安定器4(特に、その整流平滑回路7)に対して接続及び遮断する。電子安定器4は、後述するように、AC電源の給電を受けているときに蛍光ランプ1を点灯駆動する。例えば、トンネル照明の場合には、昼間では2本の蛍光ランプ1が点灯されるが、夜間では2本の蛍光ランプ1のうちの1本のみが点灯される。2本の蛍光ランプ1の寿命を延ばすため、例えば、1日ずつ夜間に点灯される蛍光ランプ1が変更される。このような制御を実現するように、前記点灯指令が前記リレーに与えられる。接点20−2は、点灯駆動時かそうでないかを示す信号を判定部8に供給するために用いられている。
本実施の形態では、光源として高周波点灯型蛍光ランプ1が用いられているが、本発明では、光源は必ずしもこれに限定されるものではない。
蛍光ランプ1や照度センサ2等を収容する筐体(図示せず)や、その筐体に対する蛍光ランプ1や照度センサ2の配置等は、前記特許文献1に開示されている照明器具と同様であるので、ここではその説明は省略する。なお、実施の形態においても特許文献1に開示されている照明器具と同様に、蛍光ランプ1を2本備えている。図面及び説明を簡略化するため、蛍光ランプ1を1本のみ備えているものとしているが、実際には、2本の蛍光ランプ1のそれぞれについて、照度センサ2、PWM回路3、電子安定器4、判定部8及び接点20−1,20−2の組が設けられる。このとき、一方の照度センサ2は、対応する蛍光ランプ1の光のみを受光し他の蛍光ランプ1の光を受光しないように、配置される。
本実施の形態では、PWM回路3は、照度センサ2からの照度検出信号及び外部からの目標値信号に基づいて、蛍光ランプ1の光出力が前記目標値信号が示す目標値となるように前記PWM信号を生成して当該PWM信号を電子安定器4に供給する制御部を構成している。
電子安定器4は、点灯電力量を示す制御信号としてのPWM信号(パルス幅変調信号)をPWM回路3から受けて、前記PWM信号が示す点灯電力量で蛍光ランプ1を点灯させる点灯駆動部を構成している。本実施の形態では、電子安定器4は、接点20−1により接続されたAC電源を直流電源に整流平滑する整流平滑回路7と、整流平滑回路7により得られた直流電源を高周波交流電源に変換して蛍光ランプ1に供給するインバータ回路6と、PWM回路からのPWM信号に従ってインバータ回路6が出力する高周波交流電源の周波数を制御する周波数制御回路5とを有している。
本実施の形態では、パルス幅のデューティが100%のPWM信号が、制御限界の最大点灯電力量に対応しており、PWM信号のパルス幅のデューティが100%のときに、その最大点灯電力量で蛍光ランプ1が点灯されるようになっている。そして、PWM信号のパルス幅のデューティが100%から下がるにつれて、蛍光ランプ1を駆動する点灯電力量が小さくなる。
前述した電子安定器4、照度センサ2及びPWM回路3によってフィードバック制御が実現され、温度変化等に拘わらずに、蛍光ランプ1の光出力が目標値に保たれる。なお、この目標値は、蛍光ランプ1の使用開始当初に最大点灯電力量で蛍光ランプ1を点灯させたときに得られる光出力よりも低い光出力に設定される。勿論、例えば昼間と夜間とで目標値を変更するようにしてもよい。
蛍光ランプ1の使用が進行してその寿命に近づくほど、蛍光ランプ1は一定の光出力を出力するためにより多くの点灯電力量を要するようになる。このため、PWM信号のパルス幅のデューティは、使用開始当初の例えば70%などの比較的低い値から、使用が進行するに従って徐々に大きくなっていき、やがて100%に到達して寿命が尽きる。ただし、PWM信号のパルス幅のデューティが100%に到達しても、直ちに蛍光ランプ1が切れるわけではなく、それ以降蛍光ランプ1の光出力が目標値から徐々に低下していく。
本実施の形態では、判定部8は、6個の個別判定部9〜14を有している。個別判定部9は、蛍光ランプ1の点灯駆動時に、PWM信号のパルス幅のデューティが99%以上であるか否か(すなわち、PWM信号が実質的に最大点灯電力量を示すものであるか否か)を判定する。勿論、前記99%に代えて100%にしてもよい。
個別判定部10は、蛍光ランプ1の点灯駆動時に、PWM信号のパルス幅のデューティが94%以上であるか否か(すなわち、PWM信号が最大点灯電力量よりも小さい第1の所定点灯電力量以上の点灯電力量を示すものであるか否か)を判定する。個別判定部11は、蛍光ランプ1の点灯駆動時に、PWM信号のパルス幅のデューティが90%以上であるか否か(すなわち、PWM信号が前記第1の所定点灯電力量よりも小さい第2の所定点灯電力量以上の点灯電力量を示すものであるか否か)を判定する。前記90%は蛍光ランプ1の寿命がある程度近づいたときの第2の所定点灯電力量に相当する値の例であり、前記94%は蛍光ランプ1の寿命がそれよりももっと近づいたときの第1の所定点灯電力量に相当する値の例であるが、必ずしもその値に限定されるものではない。
個別判定部12は、蛍光ランプ1の点灯駆動時に、PWM信号のパルス幅のデューティが35%以下であるか否か(すなわち、PWM信号が前記第1の所定点灯電力量よりも小さい第3の所定点灯電力量以下の点灯電力量を示すものであるか否か)を判定する。前記35%は、前述したフィードバック制御が正常に行われていれば、それ以下になるはずのない前記第3の所定点灯電力量に相当する値の例であるが、必ずしもその値に限定されるものではない。
個別判定部13は、蛍光ランプ1の点灯駆動時に、照度センサ2の検出信号が所定照度(目標値より若干大きい照度。例えば、蛍光ランプ1の使用開始当初に最大点灯電力量で蛍光ランプ1を点灯させたときに得られる最大照度の80%を目標値とすると、前記最大照度の82%)以上であることを示すものであるか否かを判定する。この所定照度は、前述したフィードバック制御が正常に行われていれば、それ以上になるはずのない照度である。
個別判定部14は、蛍光ランプ1の点灯駆動時に、照度センサ2の検出信号がゼロの照度を実質的に示すものであるのか否かを判定する。具体的には、個別判定部14は、蛍光ランプ1の点灯駆動時に、照度センサ2の検出信号が前記最大照度の0%の照度(例えば、前記最大照度の1%の照度でもよい。)を示すものであるか否かを判定する。前述したフィードバック制御が正常に行われていれば、照度センサ2の検出信号がゼロの照度を実質的に示すものとなるはずがない。
以上の説明からわかるように、個別判定部10,11の判定は蛍光ランプ1の寿命に近づいたか否かの判定に相当し、個別判定部9,12〜14の判定は装置の故障に関する判定である。
図2は、個別判定部9〜14の判定結果による各状態S1〜S8を示している。状態S1は、前述したフィードバック制御が正常に行われ、照度が目標値に適切に維持され、蛍光ランプ1の寿命の到来まで十分に余裕がある状態である。状態S2は、前述したフィードバック制御が正常に行われ、照度が目標値に適切に維持され、蛍光ランプ1の寿命が近づいて来ている状態である。状態S3は、前述したフィードバック制御が正常に行われ、照度が目標値に適切に維持され、蛍光ランプ1の寿命がもっと近づいて来ている状態である。状態S4は、前述したフィードバック制御が限界を越え、蛍光ランプ1が寿命に達し、蛍光ランプ1の照度が目標値を下回っているが、蛍光ランプ1は点灯している状態である。
状態S5は、PWM回路3が故障するなどによって、前述したフィードバック制御に異常を来し、蛍光ランプ1が極端に暗く点灯しているような状態である。状態S6は、PWM回路3が故障するなどによって、前述したフィードバック制御に異常を来し、蛍光ランプ1が極端に明るく点灯しているような状態である。状態S7は、電子安定器4又は照度センサ2が故障するなどによって、前述したフィードバック制御に異常を来し、蛍光ランプ1が極端に明るく点灯している(電子安定器4の故障の場合など)かあるいは蛍光ランプ1が暗く点灯している(照度センサ2の故障の場合など)ような状態である。状態S8は、蛍光ランプ1の不具合、電子安定器4の故障、照度センサ2の故障などによって、前述したフィードバック制御に異常を来し、蛍光ランプ1が消灯している(蛍光ランプ1の不具合や電子安定器4の故障の場合など)かあるいは蛍光ランプ1が極端に明るく点灯している(照度センサ2の故障の場合など)ような状態である。
警報部15は、判定部8の判定結果に応じた警報を発する。例えば、警報部15は、個別判定部9〜14にそれぞれ対応する6個の警報ランプで構成され、各警報ランプは対応する個別判定部の判定がYESの場合に点灯するようにされる。これらの警報ランプの点灯状態によって、前述した各状態を知ることができる。なお、複数の個別判定部について、いずれかの判定がYESの場合に同じ1つの警報ランプを点灯するようにしてもよい。例えば、個別判定部9,12〜14に対して単一の警報ランプを設け、個別判定部9,12〜14のいずれかの判定がYESの場合に、その警報ランプを点灯させるようにしてもよい。この場合、その警報ランプが点灯したことで、装置に何らかの故障が生じたことを知ることができる。
信号出力部16は、判定部8の判定結果に応じた信号を外部に出力する。信号出力部16は、個別判定部9〜14にそれぞれの判定結果を示す信号を外部に出力する。管理センター等で、その信号を用いて個別判定部9〜14の各判定結果を表示等することで、前述した各状態を知ることができる。なお、複数の個別判定部について、いずれかの判定がYESであることのオア信号を生成し、その信号を外部に出力するようにしてもよい。
本実施の形態によれば、前述したように、電子安定器4、照度センサ2及びPWM回路3によってフィードバック制御が実現され、温度変化等に拘わらずに、蛍光ランプ1の光出力が目標値に保たれる。
そして、本実施の形態によれば、個別判定部10を備えているので、その判定がYESの場合には、蛍光ランプ1の寿命には未だ達していないが蛍光ランプ1の寿命にある程度近づいたことを示すことになり、これは、いわば蛍光ランプ1の寿命の予報に相当する。このため、本実施の形態によれば、個別判定部10の判定結果を利用することで、蛍光ランプ1の寿命に到達する前の時点で蛍光ランプ1の寿命に近づいたか否かを知ることができる。よって、本実施の形態によれば、蛍光ランプ1の光出力を目標値に保ったままの状態で、蛍光ランプ1の交換の準備を事前に適切に行うことができる。
また、本実施の形態によれば、個別判定部10の他に個別判定部11も備えているので、蛍光ランプ1の寿命にある程度近づいたか否かと蛍光ランプ1の寿命により近づいたか否かの、少なくとも2段階で知ることができるので、蛍光ランプ1の交換の準備を事前により周到に行うことができる。勿論、その段階が3段階以上となるように、更に個別判定部を追加してもよい。もっとも、本発明では、この個別判定部11は必ずしも設けなくてもよい。
さらに、本実施の形態によれば、個別判定部9,12〜14を備えているので、装置の故障等も知ることができる。もっとも、本発明では、これらの個別判定部9,12〜14の全部又は一部を設けなくてもよい。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
1 蛍光ランプ
2 照度センサ
3 PWM回路
4 電子安定器
8 判定部
9〜14 個別判定部
15 警報部
16 信号出力部

Claims (5)

  1. 光源と、
    点灯電力量を示す制御信号を受けて、前記制御信号が示す点灯電力量で前記光源を点灯させる点灯駆動手段と、
    前記光源からの光を受光する照度センサと、
    前記照度センサの検出信号に基づいて、前記光源の光出力が目標値となるように前記制御信号を生成して当該制御信号を前記点灯駆動手段に供給する制御手段と、
    前記光源の点灯駆動時に、前記点灯駆動手段に供給されている前記制御信号が、制御限界の最大点灯電力量よりも小さい第1の所定点灯電力量以上の点灯電力量を示すものであるか否かという第1の判定を行う第1の判定手段と、
    を備えたことを特徴とする照明装置。
  2. 前記第1の判定手段による判定結果に基づいて、前記点灯駆動手段に供給されている前記制御信号が前記第1の所定点灯電力量以上の点灯電力量を示すものである場合に、所定信号を外部に出力するかあるいは警報を発する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 前記光源の点灯駆動時に、前記点灯駆動手段に供給されている前記制御信号が、前記第1の所定点灯電力量よりも小さい第2の所定点灯電力量以上の点灯電力量を示すものであるか否かという第2の判定を行う第2の判定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  4. 前記第1及び第2の判定手段による判定結果に基づいて、前記点灯駆動手段に供給されている前記制御信号が、前記第2の所定点灯電力量以上でかつ前記第1の所定点灯電力量よりも小さい点灯電力量を示すものである場合と、前記第1の所定点灯電力量以上の点灯電力量を示すものである場合とで、互いに異なる所定信号を外部に出力するかあるいは互いに異なる警報を発する手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の照明装置。
  5. 前記光源の点灯駆動時に、前記点灯駆動手段に供給されている前記制御信号が、実質的に前記最大点灯電力量を示すものであるか否かという第3の判定、前記光源の点灯駆動時に、前記点灯駆動手段に供給されている前記制御信号が、前記第1の所定点灯電力量よりも小さい第3の所定点灯電力量以下の点灯電力量を示すものであるか否かという第4の判定、前記光源の点灯駆動時に、前記照度センサの検出信号が所定照度以上であることを示すものであるであるか否かという第5の判定、及び、前記光源の点灯駆動時に、前記照度センサの検出信号が実質的にゼロの照度であることを示すものであるか否かという第6の判定のうちの、少なくとも1つの判定を行う手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の照明装置。
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