JP2010285009A - シートリフタ装置 - Google Patents

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JP2010285009A JP2009138847A JP2009138847A JP2010285009A JP 2010285009 A JP2010285009 A JP 2010285009A JP 2009138847 A JP2009138847 A JP 2009138847A JP 2009138847 A JP2009138847 A JP 2009138847A JP 2010285009 A JP2010285009 A JP 2010285009A
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Hirohiko Takagi
洋彦 高城
Jun Shirai
純 白井
Satoshi Nishikido
智 西城戸
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Abstract

【課題】クッションパッドを薄くしてシートクッションを薄型化してヒップポイントをより下方に移動させる。
【解決手段】アッパーレール3にクッションフレーム50を昇降可能に支持する前後のリンク21,22のうちの後側リンク22にアーム70の後端部を連結し、アーム70を駆動ユニット60で動かすことにより後側リンク22を傾動させてシートを昇降させる構成において、後側リンク22へのアーム70の連結部分(アーム軸72)を、後側リンク22への後側パイプ42の取り付け部分と、後側リンク22の後側ブラケット12への取り付け部分(リンク軸32)の間に配する。後側リンク22を短くして上方への突出量を低減させることができ、シートの薄型化ならびにヒップポイントの低下が可能となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用シート等のシートを昇降させるシートリフタ装置に関する。
車両用のシートリフタ装置は、シートに着座する乗員の高さを調整して最適な着座姿勢を確保するためのものとして普及している。図3は、そのようなシートリフタ装置の一例を示している。この装置は、図示せぬ車体フロアに敷設されるシートレール1上に、前後方向(矢印Fが前方)に傾倒する前後のリンク25,26を介してクッションフレーム50が支持され、後側リンク26が、駆動部60で動かされるアーム75によって傾動させられることにより、後側リンク25の傾動状態に応じてクッションフレーム50が昇降するようになされている。
シートレール1、リンク25,26およびクッションフレーム50は、それぞれ左右一対備えられており、左右の前側リンク25どうし、左右の後側リンクどうし26は、それぞれ左右に延びるパイプ(連結メンバー)45,46で連結されている。シートレール1は、車体フロアに固定されるロアレール2と、ロアレール2に摺動可能に嵌合されたアッパーレール3とからなり、アッパーレール3にリンク25,26が支持される。クッションフレーム50には図示せぬクッションパッドが被覆されてシートクッション(シートの座部)が構成される。また、クッションフレーム50の後端部にはバックシート(背もたれ)が連結される。したがってクッションフレーム50が昇降すると、クッションフレームとシートバックからなるシート全体が昇降する。このようなシートリフタ装置は、特許文献1〜3等で知られている。
特開昭60−1036号公報 特開2000−85423号公報 特開2004−284387号公報
図3に示された従来のシートリフタ装置においては、後側リンク26に対するアーム75の取り付け部分は、後側パイプ46よりも先端側であって後側リンク26の最も先端側に回転可能に連結されている。このため、図3に示すようにリンク25,26が立ち上がってシートが最上位置、あるいはその付近に位置付けられた時に、後側リンク26に対するアーム75の取り付け部分、あるいはアーム75自体が乗員に対して異物感を与えるおそれが生じるが、この問題はクッションパッドを厚くすることにより解決される。ところが、ヒップポイントが低い方が好まれる車種もあり、その場合には、クッションパッドを厚くする必要のある上記従来のものでは、シートの座面(乗員のヒップポイント)が自ずと高くなり不適当である。
よって本発明は、乗員に異物感を与えることなくクッションパッドを薄くすることができ、これによってシートクッションの薄型化ならびにヒップポイントの低下を効果的に実現することができるシートリフタ装置を提供することを目的としている。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであって、固定部材に前後方向に傾動可能に取り付けられた左右一対のリンクと、これらリンクに架け渡されてリンクどうしを一体的に連結する左右方向に延びる連結メンバーを介して、各リンクの傾動端部に回転可能に支持されたクッションフレームと、少なくとも一方のリンクに、リンクの回転軸と平行な回転軸を介して回転可能に取り付けられるアームと、このアームを作動させる駆動部とを備え、駆動部によりアームが作動させられると、リンクが回転してクッションフレームが昇降するようになされたシートリフタ装置において、リンクに対するアームの取り付け部分が、該リンクに対する固定部材と連結メンバーへの各取り付け部分の間に配設されていることを特徴としている。
本発明によれば、リンクに対するアームの取り付け部分が、従来のように連結メンバーの取り付け部分よりもリンクの傾動端部側ではなく、連結メンバーの取り付け部分と前記固定部材に対する前記リンクの取り付け部分との間に配設されている。このため、リンクが立ち上がってシートが最上位置に位置付けられた時におけるリンクに対するアームの取り付け部分やアーム自体は、従来よりも下方に位置することになる。その結果、クッションパッドを薄くすることができ、もってシートの薄型化ならびにヒップポイントの低下を図ることができる。
本発明によれば、乗員に異物感を与えることなくクッションパッドを薄くすることができ、これによってシートの薄型化ならびにヒップポイントの低下を効果的に実現することができるといった効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るシートリフタ装置の側面図であって、シートが最も下がった状態である。 一実施形態のシートリフタ装置の側面図であって、シートが最も上がった状態である。 従来のシートリフタ装置の一例を示す側面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
[1]シートリフタ装置の構成
図1の符号10は、図示せぬ車体フロアに設けられた左右一対のシートレール1上に支持された一実施形態のシートリフタ装置を示している。シートレール1は、車体の前後方向(図で矢印Fは車体の前方)に延びた状態で車体フロアに固定されるロアレール2と、このロアレール2の長手方向(前後方向)に沿って摺動可能に嵌合され、ロアレール2に沿って前後方向にスライドするアッパーレール3とから構成されている。
左右のアッパーレール3の前後の部分には、それぞれブラケット(固定部材)11,12が固定されており、これらブラケット11,12には、前側リンク21と後側リンク22が、それぞれ軸線が左右方向に延びるリンク軸31,32を介して前後方向に傾動可能に取り付けられている。
前側の左右のリンク21は、左右方向に延びる前側パイプ41により、傾動角度が互いに同じとされた状態で一体的に連結されている。前側パイプ41は、左右の前側リンク21の中間部の間に架け渡され、これら前側リンク21に両端部が貫通した状態で固定されている。一方、後側の左右のリンク22は、左右方向に延びる後側パイプ42により、傾動角度が互いに同じとされた状態で一体的に連結されている。後側パイプ42は、左右の後側リンク22の傾動端部の間に架け渡され、これら後側リンク22に両端部が貫通した状態で固定されている。前後のパイプ41,42は、横方向からの荷重に対して抵抗する強度部材である。
後側パイプ42の両端部は後側リンク22から外側に突出しており、その突出端部に、左右一対となるクッションフレーム50がそれぞれ相対回転可能に取り付けられている。すなわちクッションフレーム50は、後側パイプ42を介して後側リンク22の傾動端部に回転可能に支持されている。また、前側リンク21の傾動端部には、クッションフレーム50が相対回転可能に支持されている。
前後のリンク21,22は互いにほぼ平行な状態となっており、両者で平行リンクが構成される。前後のリンク21,22は、リンク軸31,32をそれぞれ支点として、図1に示すように後傾した状態から図2に示すように前方に向かって回転可能となっており、このようなリンク21,22の回転動作によってクッションフレーム50は昇降する。クッションフレーム50には図示せぬクッションパッドが被覆されてシートクッション(シートの座部)が構成される。また、クッションフレームの後端部にはバックシート(背もたれ)が連結され、シートクッションとともにシートが構成される。
クッションフレーム50の前部には、モータ61と、このモータ61によって回転駆動されるギヤ62等を備える駆動ユニット60が取り付けられている。駆動ユニット60のギヤの偏心位置には、アーム70の前端部がギヤ62に対して相対回転可能に支持されている。このアーム70は、ギヤ62への取り付け部分から後方に延びており、その後端部が、リンク軸32と平行なアーム軸72を介して後側リンク22に相対回転可能に取り付けられている。駆動ユニット60のギヤ62が回転することにより、アーム70は前後方向に動かされ、この動作に追従して後側リンク22が前後に傾動し、クッションフレーム50が昇降するようになっている。
アーム70の後側リンク22への取り付け部分であるアーム軸72は、後側リンク22の、シートレール1のアッパーレール3に対する取り付け部分であるリンク軸32と、傾動端部であって後側パイプ42の取り付け部分との間に配設されている。
本実施形態のシートリフタ装置10は、シートレール1のアッパーレール3にリンク軸31,32を介して取り付けられた前後のリンク21,22と、これらリンク21,22を介してアッパーレール3に支持されたクッションフレーム50と、左右の前側リンク21間、および左右の後側リンク22間にそれぞれ架け渡された前後のパイプ41,42と、後端部が後側リンク22に連結され、前端部が駆動ユニット60のギヤ61に連結されたアーム70と、このアーム70を前後に作動させる駆動ユニット60とから構成されている。次に、このシートリフタ装置10の動作を説明する。
[2]シートリフタ装置の動作
本実施形態のシートリフタ装置10によれば、駆動ユニット60の動力を後側リンク22に伝えてシート(クッションフレーム50)を昇降させるアーム70の、後側リンク22への取り付け部分であるアーム軸72が、後側リンク22への後側パイプ42の取り付け部分と、後側リンク22の後側ブラケット12への取り付け部分であるリンク軸32との間に配設されている。本実施形態はこの点において、図3に示した従来装置とは異なっている。すなわち従来装置では、アーム70は後側パイプ42の取り付け部分よりも傾動端部側であって後側リンク22の先端部に取り付けられている。
本実施形態のシートリフタ装置10においては、シートが昇降する際の上方への可変的な突出要素は、後側リンク22とアーム70であり、これら要素のシートが上昇した状態での上方への突出状態は、シートの座面高さであるヒップポイントに大きく影響する。すなわち、後側リンク22やアーム70がなるべく上方に突出しなければ、ヒップポイントを下げることができる。
本実施形態のシートリフタ装置10では、後側リンク22へのアーム70の取り付け部分であるアーム軸72を、上記のように後側パイプ42とリンク軸32との間に配設したことにより、後側リンク22の長さを従来より短くすることができ、上方への突出量を減少させることができる。また、アーム70も下方に位置させることができる。これらのことから、クッションフレーム50を被覆するクッションパッドを薄くすることができる。また、このようにシートクッションの薄型化が可能なことから、本実施形態のシートリフタ装置10は、ヒップポイントを低く設定する車種に好適であると言える。
10…シートリフタ装置
12…後側ブラケット(固定部材)
22…後側リンク
32…後側リンク軸
42…後側パイプ(連結メンバー)
50…クッションフレーム
60…駆動ユニット(駆動部)
70…アーム
72…アーム軸

Claims (1)

  1. 固定部材に前後方向に傾動可能に取り付けられた左右一対のリンクと、
    これらリンクに架け渡されてリンクどうしを一体的に連結する左右方向に延びる連結メンバーを介して、各リンクの傾動端部に回転可能に支持されたクッションフレームと、
    少なくとも一方の前記リンクに、前記リンクの回転軸と平行な回転軸を介して回転可能に取り付けられるアームと、
    このアームを作動させる駆動部とを備え、
    前記駆動部により前記アームが作動させられると、前記リンクが回転して前記クッションフレームが昇降するようになされたシートリフタ装置において、
    前記リンクに対する前記アームの取り付け部分が、該リンクに対する前記固定部材と前記連結メンバーの各取り付け部分の間に配設されていることを特徴とするシートリフタ装置。
JP2009138847A 2009-06-10 2009-06-10 シートリフタ装置 Pending JP2010285009A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101597682B1 (ko) * 2014-10-22 2016-02-26 주식회사 서연이화 자동차 시트높이 조절장치의 링크 연결장치

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