JP2010283590A - 接続監視方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】監視制御装置1の判定部は、伝送装置2からの定周期のヘルスチェック通知がヘルスチェック待ちタイマの待ち時間内に受信できなかった場合に「回線接続断」と判定する(ステップST5)。また、判定部は、「回線接続断」と判定した場合に、伝送装置2からの定周期のヘルスチェック通知を受信すると「回線接続断回復」と判定する(ステップST7)。
【選択図】図3
Description
図1は、この発明の実施の形態1によるネットワークシステムの構成を示す説明図である。図1に例示するネットワークシステムは、監視制御装置(OpS)1と、監視対象である複数の伝送装置(NE)2a〜2dと、回線ネットワーク3とから構成される。回線ネットワーク3と各装置との接続には、複数のハブ4a〜4cおよびルータ5a〜5cが使用される。この監視制御装置1は、回線ネットワーク3経由で、遠隔の複数の伝送装置2a〜2dの監視制御を行う。なお、以降の説明では、伝送装置2a〜2d、ハブ4a〜4c、ルータ5a〜5c各々を区別しない場合にはそれぞれ伝送装置2、ハブ4、ルータ5と表記する。
監視制御装置1は、#1〜#Nの各伝送装置2から定周期で送信されるヘルスチェック通知を受信したり、任意の情報を送受信したりする通信部11と、伝送装置2の台数分のヘルスチェック待ちタイマ12と、ヘルスチェック待ちタイマ12を監視して「回線接続断」を判定する判定部13とを備える。#Nのヘルスチェック待ちタイマ12がカウントする待ち時間は、#Nの伝送装置2が定周期で送信するヘルスチェック通知の送信間隔以上の値とする。他方の伝送装置2は、ヘルスチェック通知を定周期で監視制御装置1へ送信したり、任意の情報を送受信したりする通信部21を備える。
このため、監視制御装置1では、ポーリングを行う場合に必要な要求/応答処理が不要になって処理負荷が下がるので、回線異常検出処理を並列化できる。また、要求/応答の通信に代えてヘルスチェック通知の通信のみとなるため、回線ネットワーク3の負荷が下がると共に、回線ネットワーク3および伝送装置2での遅延の影響が小さくなる。これらのことから、監視制御装置1が監視する伝送装置2の台数が多くなった場合でも、ヘルスチェック待ちタイマ12の待ち時間を従来に比べて小さく設定することができ、結果として、回線接続断および回線接続断回復の検出の遅延を小さくすることができる。
上記実施の形態1では、ヘルスチェック待ちタイマ12の待ち時間が満了すると「回線接続断」と判定する構成としたが、SNMP等のUDPプロトコルを使用している場合、ネットワークの輻輳等の要因によってヘルスチェック通知のパケット落ちが発生したときでも「回線接続断」と判定してしまう。そこで、本実施の形態2は、このような場合の誤検出を減らすための構成とする。
このため、パケット落ち等による「回線接続断」の誤検出を低減することができる。また、「回線接続断」と判定された後は、伝送装置2からのヘルスチェック通知の受信を待つだけでよいため、監視制御装置1の処理負担が低減できる。これに比べ、従来はポーリングのリトライを行うことでパケット落ち等による回線接続断の誤検出を減らしてはいたが、この従来方式では回線接続断の期間中でも回線接続断の回復を検出するためにポーリングを実施した上でタイムアウトまで待ち、再度ポーリングをリトライする必要があり、監視制御装置の処理負担が大きかった。
上記実施の形態1,2では、「回線接続断」判定後に定周期送信のヘルスチェック通知が受信できると「回線接続断回復」と判定する構成としたが、本実施の形態3では、ヘルスチェック通知に限定せず、任意の通知が受信できれば「回線接続断回復」と判定する構成とする。
このため、「回線接続断」から「回線接続断回復」までの検出時間を短くすることができる。また、監視制御装置1で伝送装置2の状態通知をロギングしている場合において、回線接続断回復前に、回線接続断と判定された伝送装置2からの通知がロギングされるといった問題を回避することができる。
Claims (4)
- 監視制御装置に接続され、当該監視制御装置に対して定周期に通知を行う伝送装置の接続監視方法であって、
前記監視制御装置は、前記伝送装置からの定周期の通知が受信されなかった場合に回線接続断と判定する第1のステップを備えることを特徴とする接続監視方法。 - 監視制御装置に接続され、当該監視制御装置に対して定周期に通知を行う伝送装置の接続監視方法であって、
前記監視制御装置は、前記伝送装置からの定周期の通知が受信されなかった場合に、当該伝送装置に対してポーリングを実施する第2のステップと、
前記ポーリングに対する応答が受信されなかった場合に回線接続断と判定する第3のステップとを備えることを特徴とする接続監視方法。 - 監視制御装置は、第1のステップまたは第3のステップで回線接続断と判定した場合に、伝送装置からの定周期の通知を受信すると回線接続断回復と判定する第4のステップを備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の接続監視方法。
- 監視制御装置は、第1のステップまたは第3のステップで回線接続断と判定した場合に、伝送装置からの任意の通知を受信すると回線接続断回復と判定する第5のステップを備えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の接続監視方法。
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