JP2010283235A - 搬送機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望の中間搬送位置に被搬送物を搬送可能な、簡易で且つ安価な構成の搬送機構を提供する。
【解決手段】圧縮エアにより第一の搬送位置Aと第二の搬送位置B間を選択的に往復動するピストン部材54とを含むエアアクチュエータ50と、ピストン部材54に連結され被搬送物を保持する保持手段と、を具備する。第一の搬送位置Aと第二の搬送位置Bとの間の所望の位置に少なくとも1個の中間搬送位置Mを有し、中間搬送位置に対応して停止手段52が配設されている。当接部材66が作用位置に位置づけられると、エアアクチュエータ50によって移動される保持手段が当接部材66に当接することによって保持手段の移動が停止され、当接部材66が非作用位置に位置づけられると、保持手段が当接部材66に当接することなく移動することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、相互に間隔をおいて配置された第一の搬送位置及び第二の搬送位置並びに第一の搬送位置と第二の搬送位置の間の中間搬送位置に被搬送物を搬送するための搬送機構に関する。
切削装置等の種々の装置においては、相互に間隔をおいて配置された第一の搬送位置及び第二の搬送位置に加えて、これらの第一の搬送位置及び第二の搬送位置の間に規定された少なくとも1個の中間搬送位置に被搬送物を搬送することが必要である場合が少なくない。このような場合、下記特許文献1に開示されているように、両端停止位置に加えて中間停止位置にもピストン部材を停止させる機能を備えたエアアクチュエータを備えた搬送機構が使用されている。或いは、これに代えて回転駆動されるネジロッドとこのネジロッドに螺合されたナット部材とを含むボールネジ機構が使用されている。
特開平5−296211号公報
然るに、両端停止位置のみにピストン部材を停止させる機能を備えたエアアクチュエータと比べて、両端停止位置に加えて中間停止位置にもピストン部材を停止させる機能を備えたエアアクチュエータは構造が著しく複雑であり、製造コストが著しく高価である。同様に、ボールネジ機構も構造が相当複雑であり、相当高価である。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、両端停止位置のみにピストン部材を停止させる機能を備えたエアアクチュエータに比較的簡単且つ安価な構成を組み合わせることによって、相互に間隔をおいて配置された第一の搬送位置及び第二の搬送位置に加えて、これらの第一の搬送位置及び第二の搬送位置の間に規定された少なくとも1個の中間搬送位置に被搬送物を搬送することを可能にする、新規且つ改良された搬送機構を提供することである。
本発明によれば、上記主たる技術的課題を達成する搬送機構として、シリンダガイド及び該シリンダガイドに組み合わされたピストン部材を含み、該ピストン部材が第一の搬送位置と第二の搬送位置との間を往復動されるエアアクチュエータと、該エアアクチュエータの該ピストン部材に連結された保持手段とを備えた搬送機構において、
該第一の搬送位置と該第二の搬送位置との間に少なくとも1個の中間搬送位置が規定され、該中間搬送位置に対応して停止手段が配設され、
該停止手段は作用位置と非作用位置とに選択的に位置付けられる当接部材を有し、該エアアクチュエータの該ピストン部材が該第一の搬送位置から該第二の搬送位置に向けて移動される際に、該当接部材が該作用位置に位置付けられると、該エアアクチュエータによって移動される該保持手段が該当接部材に当接することによって該ピストン部材の移動が停止され、該保持手段が該中間搬送位置に位置され、該当接部材が該非作用位置に位置付けられると、該エアアクチュエータによって移動される該保持手段が該当接部材に当接することなく該中間搬送位置を通過する、ことを特徴とする搬送機構が提供される。
好ましくは、該停止手段は、該ピストン部材の移動方向に対して垂直に延在する静止案内レールを含み、該当接部材は該静止案内レールに滑動自在に装着され、該静止案内レールに沿って滑動されることによって該作用位置と該非作用位置とに位置付けられ、また、該当接部材は緩衝器を備え、該当接部材が該作用位置に位置付けられると該保持手段は該緩衝器に当接されるのが好適である。
更に好ましくは、該当接部材を該作用位置と該非作用位置とに位置付けるための駆動手段が配設されており、該駆動手段は拡大頭部を有する出力ロッドを有し、該当接部材には収容凹部が形成されていると共に該収容凹部の開放面を閉じる閉塞部材が配設されており、該駆動手段の該出力ロッドが該閉塞部材に形成されている開口を通って延び該拡大頭部が該収容凹部内に収容され、該移動方向両側において該収容凹部と該拡大頭部との間及び該開口の内周縁と該出力ロッドとの間には間隙が存在し、該拡大頭部が該収容凹部の底面及び該閉塞部材の内面に作用することによって該当接部材が移動されるのが好適である。
本発明によれば、通常のエアアクチュエータに構成が簡潔で安価に制作することができる停止手段を付設することにより、被搬送物を第一の搬送位置及び第二の搬送位置に加えてこれらの中間に位置する中間搬送位置にも搬送することができる。
本発明に係る搬送機構を備えた加工機の要部斜視図。 エアアクチュエータの構造を示す簡略図。 (a)当接部材が非作用位置に位置づけられた状態を示す斜視図。 (b)当接部材が作用位置に位置づけられた状態を示す斜視図。 (a)当接部材が非作用位置に位置づけられた状態を示す断面図。 (b)当接部材が作用位置に位置づけられた状態を示す断面図。
以下、本発明に従って構成された搬送機構の好適実施形態を図示している添付図面を参照して更に詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成された搬送機構1を備えた切削機が図示されている。図示の切削機はハウジング2を具備しており、このハウジング2上には装填域4、第一の搬送位置である待機域6、第二の搬送位置である洗浄域8、これらの中間に位置する中間搬送位置であるチャッキング域10及び12、が一直線上に規定されている。
図1に図示するように、装填域4には昇降可能に配設された昇降動手段(図示していない)の上に供給用カセット16が載置されている。カセット16内には上下方向に間隔をおいて複数個の被搬送物18が収納されている。被搬送物18は上面にICが形成された半導体ウェーハWが保護テープ20を介して支持フレーム22に貼着固定され一体に構成されている。待機域6には、一対のガイドレール26が配設されている。装填域4及び待機域6に関連して搬出入手段24が配設されており、この搬出入手段24によってカセット16内に収納されている被搬送物18が一対のガイドレール26上に搬出され、そしてまた一対のガイドレール26上からカセット内に被搬送物18が搬入される。
第一の搬送位置である待機域6を上流側とすると、所定の間隔をおいてその下流側には第二の搬送位置である洗浄域8が規定されている。洗浄域8には表面に被搬送物18を吸引保持するための洗浄テーブル28が装備されている。洗浄テーブル28は昇降動及び回転可能に構成されている。更に洗浄テーブル28の近傍には、被搬送物18の表面に洗浄水を供給するための洗浄ノズル30が揺動可能に配設されている。搬送機構1により搬送された被搬送物18は洗浄テーブル28の上面に吸引保持され、洗浄ノズル30から洗浄水が供給され被搬送物18のウェーハWの上面が洗浄される。
待機域6と洗浄域8の中間位置には、中間搬送位置であるチャッキング域10及び12が規定されている。チャッキング域10及び12にはそれぞれチャックテーブル32が位置づけられている。チャックテーブル32には回転駆動するための図示しない回転駆動機構が下側に配設されている。更に各々の回転駆動機構の下側には図1に図示するX軸方向に延在するボールネジ及びこのボールネジを回転させるモータ等で形成された周知のX軸駆動機構(図示していない)が配設されている。従ってチャックテーブル32の各々は、チャッキング域10及び12からX軸方向に移動可能で且つ回転可能である。更に、チャックテーブル32の表面は多孔質のセラミックで形成され下部に配設された図示しない配管を通して外部の負圧源に連通しており、チャックテーブル32の各々は被搬送物18を吸引保持する。
チャックテーブル32がチャッキング域10及び12からX軸方向に移動した位置には切削域14が規定されている。切削域14には、一対の切削手段34がX軸と直交するY軸方向に移動可能に対向して配設されている。切削手段34は、切削ブレード36を装着した図示しないスピンドルとスピンドルを回転駆動させる図示しない回転駆動源を含むハウジング38とを備えている。また、切削手段34をチャックテーブル32に対して相対的にY軸方向に割り出し送りする割り出し送り手段39や、切削手段34をチャックテーブル32に対して相対的にZ軸方向(鉛直方向)に切り込み送りする切り込み送り手段40が配設されている。割り出し送り手段39及び切り込み送り手段40は、ボールネジ(図示していない)とこのボールネジを回転させるパルスモータとを備え、それぞれ所望の方向に切削手段34を移動させる周知構造のものであり、詳細説明を省略する。
切削域14の近傍にはY軸方向に移動可能にアライメント手段42がそれぞれの切削手段34に隣接して配設されている。アライメント手段42は、CCDカメラ等を搭載した周知の顕微鏡構造のものである。切削域14に位置づけられた被搬送物18の半導体ウェーハWの上面を撮像し、画像処理にて切削ブレード36によって切削すべき分割ライン(図示せず)の位置を検出するためのものである。
続いて、本発明に従って構成された搬送機構1について図1及び図3を参照して詳細を説明する。切削機のハウジング2には、一直線上に規定された待機域6、チャッキング域10、12及び洗浄域8に沿って延在して配設された門型フレーム44(図1にはその一端のみを図示している)を備えている。門型フレーム44には、待機域6、チャッキング域10及び12並びに洗浄域8に沿って延在するエアアクチュエータ46が固定されている。搬送機構1は、エアアクチュエータ46とエアアクチュエータ46を構成するピストン部材48(図3に記載)に固定された保持手段50と中間搬送位置であるチャッキング域10及び12に対応して配設された2個の停止手段52a、52bとから構成される。
エアアクチュエータ46は、例えば特開平7−158612号公報に記載されている周知構造のロッドレスシリンダで構成されている。エアアクチュエータ46は、待機域6、チャッキング域10及び12並びに洗浄域8に沿って延在するシリンダガイド54と、シリンダガイド54内に軸線方向に沿って移動可能にその一部が挿入されたピストン部材48とから構成されている。図2には、エアアクチュエータ46の内部構造及び圧縮エアの供給によるピストン部材48の作動を概略図で示している。図示するように、ピストン部材48の一部がシリンダガイド54内に滑動可能に挿入され、シリンダガイド54にはピストン部材48の両側に位置する2個の圧力室51a及び51bが区画されている。シリンダガイド54の両端部には圧力室51a及び51bに圧縮エアを供給するためのエア供給配管53a及び53bが連結されている。エア供給配管53a及び53bの各々は電磁制御弁55を介して圧縮エア源Eに接続されている。エア供給配管53a及び53bにはそれぞれエア供給速度を調整するためのスピードコントローラ56a及び56bが配設されている。更に、保持手段50の位置を検出する図示しないセンサが、待機域6、洗浄域8、チャッキング域10及び12に対応して配設されている。
電磁制御弁55は、図2(a)に図示する第一の状態と図2(b)に図示する第二の状態とに電磁制御手段(図示していない)によって選択的に設定される。電磁制御弁55が図2(a)に図示する第一の状態に設定されると、エア供給配管53aを介して圧力室51aにエアが供給され、ピストン部材48が図2aにおいて左方に移動される。電磁制御弁55が図2(b)に図示する第二の状態に設定されると、エア供給配管53bを介して圧力室51bにエアが供給され、ピストン部材48が図2bにおいて右方に移動される。
エアアクチュエータ46のピストン部材48には、図3に図示するように、保持手段50が固定されている。保持手段50はピストン部材48に固定された連結部57と連結部57に装着された昇降動手段58と昇降動手段58により昇降動可能に装着された搬送パッド部材60とから構成されている。昇降動手段58はエアシリンダ等で構成され、ピストン駆動の出力端に搬送パッド部材60が固定されている。搬送パッド部材60には被搬送物18の支持フレーム22の上面を吸引保持するための吸引パッド62が4個装着されている。吸引パッド62の各々は真空源(図示していない)に選択的に連通されている。
停止手段52a及び52bは、中間搬送位置であるチャッキング域10及び12に対応した位置で門型フレーム44に装着されている。停止手段52a及び52bは、図4に示すように、静止案内レール64と当接部材66と駆動手段68とからなる。静止案内レール64は、保持手段50が装着される図4には図示しないピストン部材48の移動方向に対して垂直(図4において左右方向)に延在する2本の剛性の高いステンレス等で棒形状に形成されており、その一端は門型フレーム44に固定されている。
適宜の合成樹脂から形成することができる当接部材66は全体として直方体形状である。当接部材66にはピストン部材48の移動方向に対して垂直な方向(図4において左右方向)に延在する2個の貫通孔70が形成されており、かかる貫通孔70を案内レール64に滑動自在に被嵌することによって案内レール64に沿って移動自在に装着される。当接部材66の片端面即ち図4(a)及び(b)において上端面74には緩衝器76が配設されている。それ自体は周知の形態でよい緩衝器76は弾性的に突出位置に保持されている受け部材77を有する。当接部材66の片側面即ち図4(a)及び(b)において左側面72は、貫通孔70間に位置する直方体形状の収容凹部80が形成されている。
駆動手段68は、出力ロッド82とシリンダ84とからなるエアシリンダで構成され、図4において左右方向に伸縮駆動する出力ロッド82の先端に拡大頭部78が固定されている。シリンダ84は2本の静止案内レール64の間において、門型フレーム44に固定されている。当接部材66の片側面72には、収容凹部80の開放面を閉じる板状の閉塞部材86が固定されている。閉塞部材86は出力ロッド82の外径よりも大きい開口88を有している。開口88は下方に開放されており、拡大頭部78を収容凹部80に収容した状態で、出力ロッド82に対応して閉塞部材86の開口88を位置させて閉塞部材86を所要位置まで上昇させ、その後当接部材66の片側面72に閉塞部材86が固定される。出力ロッド82と開口88の内周縁との間には間隙が存在する。また、拡大頭部78は図4において左右方向及び上下方向で収容凹部80よりも小さく形成されており、ピストン部材48の移動方向両側において収容凹部80と拡大頭部78との間にも間隙が存在し、衝突のエネルギーが直接駆動手段68に作用することが回避される。
上記のように構成された停止手段52a及び52bの作動について図3及び図4を参照して説明する。停止手段52a及び52bの当接部材66は、静止案内レール64に沿って滑動することによって作用位置と非作用位置とに位置づけられる。非作用位置は、本実施形態においては、当接部材66が門型フレーム44側に近接する位置(図3(a)及び図4(a)に示す位置)であり、作用位置は、当接部材66が駆動手段68により静止案内レール64上を滑動して門型フレーム44から離隔した位置である(図3(b)及び図4(b)に示す位置)。作用位置から非作用位置に移動する際には、図4(a)に示すように出力ロッド82が引っ込み拡大頭部78が閉塞部材86の内面に作用することによって当接部材66が移動される。非作用位置から作用位置に移動する際には、図4(b)に示すように、出力ロッド82が延び拡大頭部78が収容凹部80の底面に作用することによって当接部材66が移動される。
非作用位置に当接部材66が位置づけられると、保持手段50の連結部57は当接部材66と当接することなく移動することができる(図3(a)及び図4(a))。一方、作用位置に当接部材66が位置づけられると、図3(b)に示すように、移動する保持手段50の連結部57が当接部材66の緩衝器76に当接する。緩衝器76に連結部57が当接することで衝突するエネルギーが吸収される。また、保持手段50の移動方向両側において収容凹部80と拡大頭部78との間及び開口88の外周縁と出力ロッド82との間には間隙が存在するため、衝突のエネルギーが直接駆動手段68に作用することが回避される。
続いて上記のように構成された搬送機構1を備えた切削機における一連の作動について説明する。カセット16に収容された被搬送物18のうちの1枚が搬出入手段24により、待機域6に搬出されて一対のガイドレール26上に載置される。この時、電磁制御弁55は図2(b)に図示する第二の状態に設定されており、圧力室51bへ圧縮エアが供給され、保持手段50は待機域6の上方に位置づけられている。次いで、昇降動手段58によって搬送パッド部材60が下降され、吸引パッド62が被搬送物18の支持フレーム22の上面に当接される。そして、吸引パッド62が真空源に連通され、これによって被搬送物18が吸着パッド62に吸引保持される。その後昇降動手段58によって搬送パッド部材60が所要位置まで上昇される。
チャッキング域10に対応して配設された停止手段52aの当接部材66が作用位置に位置付けられると共に、電磁制御弁55が図2(a)に図示する第一の状態に切り替えられ、シリンダガイド54の圧力室51aにエアが供給されてピストン部材48が図2(a)において左方に移動され、ピストン部材48に装着された保持手段50がチャッキング域10に向けて移動される。保持手段50がチャッキング域10まで移動されると、図3(b)及び図4(b)に図示するように、保持手段50の連結部57が作用位置に位置づけられている当接部材66の緩衝器76に衝突し、衝突のエネルギーが緩衝器76によって緩衝され保持手段50がチャッキング域10に停止される。
次いで、昇降動手段58によって搬送パッド部材60が下降され、被搬送物18がチャッキング域10に位置づけられているチャックテーブル32上に載置される。その後搬送パッド部材60の吸引パッド62が真空源から遮断されて大気に開放されると共にチャックテーブル32が真空源に連通され、被搬送物18は吸引パッド62から開放されてチャックテーブル32上に吸引保持される。次いで、昇降動手段58によって搬送パッド部材60が所要位置まで上昇される。また、被搬送物18を吸引保持したチャックテーブル32は切削域14に移動され、アライメント手段42による位置検出に基づいて所要位置に位置つけられ、切削手段34による切削が開始される。
上記1枚目の被搬送物18が搬送機構1により搬送されている間に、待機域6の一対のガイドレール26上に2枚目の被搬送物18が載置される。電磁制御弁55は図2(b)の第二の状態へ切り替わり、圧縮エアが圧力室51bに供給が開始され、保持手段50はチャッキング域10から待機域6へ移動される。保持手段50が待機域6へ到達すると、昇降動手段58によって搬送パッド部材60が下降され、待機域6に載置されている2枚目の被搬送物18の上面に当接される。そして、吸引パッド62が真空源に連通され、これによって被搬送物18が吸着パッド62に吸引保持される。その後、昇降動手段58によって搬送パッド部材60が所要位置まで上昇される。
チャッキング域10に対応して配設された停止手段52aの当接部材66が非作用位置に位置づけられ、チャッキング域12に対応して配設された停止手段52bの当接部材66が作用位置に、位置づけられる。それと共に、電磁制御弁55が図2(a)に図示する第一の状態に切り替えられ、シリンダガイド54の圧力室51aにエアが供給されてピストン部材48が図2(a)において左方に移動され、ピストン部材48に装着された保持手段50がチャッキング域12に向けて移動される。保持手段50がチャッキング域12まで移動されると、図3(b)及び図4(b)に図示するように、保持手段50の連結部57が作用位置に位置づけられている当接部材66の緩衝器76に衝突し、衝突のエネルギーが緩衝器76によって緩衝され保持手段50がチャッキング域12に停止される。
昇降動手段58によって搬送パッド部材60が下降され、2枚目の被搬送物18がチャッキング域12に位置づけられているチャックテーブル32上に載置される。搬送パッド部材60の吸引パッド62が真空源から遮断されて大気に開放されると共にチャックテーブル32が真空源に連通され、2枚目の被搬送物18は吸引パッド62から開放されてチャックテーブル32上に吸引保持される。次いで、2枚目の被搬送物18を吸引保持したチャックテーブル32は切削域14に移動され、アライメント手段42による切削位置の検出が行われる。また、昇降動手段58によって搬送パッド部材60が所要位置まで上昇される。そして、電磁制御弁55は図2(b)の第二の状態へ切り替わり、圧縮エアが圧力室51bに供給が開始され、保持手段50はチャッキング域12から待機域6へ移動される。
1枚目の被搬送物18の切削が終了するとチャックテーブル32はチャッキング域10に戻される。それと同時に、切削手段34によりアライメント手段42における切削位置の検出結果に基づき、2枚目の被搬送物18の半導体ウェーハWの切削が開始される。
一方で、チャッキング域10に対応して配設された停止手段52aの当接部材66が作用位置に位置づけられると共に、電磁制御弁55が図2(a)に図示する第一の状態に切り替えられる。シリンダガイド54の圧力室51aにエアが供給されてピストン部材48が図2(a)において左方に移動され、保持手段50がチャッキング域10に向けて移動される。保持手段50がチャッキング域10まで移動されると、図3(b)及び図4(b)に図示するように、保持手段50の連結部57が作用位置に位置づけられている当接部材66の緩衝器76に衝突し、衝突のエネルギーが緩衝器76によって緩衝され保持手段50がチャッキング域10に停止される。
次いで、昇降動手段58によって搬送パッド部材60が下降され、チャッキング域10に位置づけられているチャックテーブル32上の被搬送物18上に当接される。その後、搬送パッド部材60の吸引パッド62が真空源に連通されると共にチャックテーブル32が真空源から遮断されて大気に開放され、被搬送物18はチャックテーブル32上から開放されて吸引パッド62に吸引保持される。その後、昇降動手段58によって搬送パッド部材60が所要位置まで上昇される。
続いて、チャッキング域10に対応して配設された停止手段52aの当接部材66が非作用位置に、チャッキング域12に対応して配設された停止手段52bの当接部材66も非作用位置に位置づけられる。電磁制御弁55が図2(a)に図示する第一の状態に位置づけられており、シリンダガイド54の圧力室51aにエアが供給されているため、停止手段52a及び52bが作用位置から非作用位置に位置づけられると同時にピストン部材48が図2(a)において左方に移動され、被搬送物18を吸引保持した保持手段50はチャッキング域10から洗浄域8に向けて移動される。
保持手段50が洗浄域8へ到達すると、昇降動手段58によって搬送パッド部材60が下降され、洗浄域8に位置づけられている洗浄テーブル28上に被搬送物18は載置される。搬送パッド部材60の吸引パッド62が真空源から遮断されて大気に開放されると共に洗浄テーブル28が真空源に連通され、被搬送物18は吸引パッド62から開放されて洗浄テーブル28上に吸引保持される。その後洗浄テーブル28は下降し回転が開始され、それと共に洗浄ノズル30が被搬送物18の上方を揺動しながら被搬送物18の半導体ウェーハWの表面に噴射され、半導体ウェーハWの表面は洗浄される。
洗浄終了後、洗浄テーブル28は当初の位置まで上昇し、上方に待機している保持手段50の搬送パッド部材60が昇降動手段58によって下降され、洗浄テーブル28上の被搬送物18に当接される。搬送パッド部材60の吸引パッド62が真空源に連通されると共にチャックテーブル32が真空源から遮断されて大気に開放され、被搬送物18はチャックテーブル32上から開放されて吸引パッド62に吸引保持される。その後、昇降動手段58によって搬送パッド部材60が所要位置まで上昇される。
次いで、電磁制御弁55が図2(b)に図示する第二の状態に切り替えられ、シリンダガイド54の圧力室51bにエアが供給されてピストン部材48が図2(b)において右方に移動され、ピストン部材48に装着された保持手段50が待機域6に向けて移動される。チャッキング域10に対応して配設された停止手段52aの当接部材66は非作用位置に、チャッキング域12に対応して配設された停止手段52bの当接部材66も非作用位置に位置づけられている。保持手段50が待機域6に到達したら、昇降動手段58により被搬送物18は下降し待機域6の一対のガイドレール26上に1枚目の被搬送物18は当接される。搬送パッド部材60の吸引パッド62が真空源から遮断されて大気に開放され、被搬送物18はガイドレール26上に載置される。そして。搬出入手段24により1枚目の被搬送物18はカセット16内の所定位置に収容される。
4 装填域
6 待機域(第一の搬送位置)
8 洗浄域(第二の搬送位置)
10、12 チャッキング域(中間搬送位置)
14 切削域
32 チャックテーブル
46 エアアクチュエータ
50 保持手段
52a、52b 停止手段
66 当接部材
68 駆動手段
E 圧縮エア源
W 半導体ウェーハ

Claims (4)

  1. シリンダガイド及び該シリンダガイドに組み合わされたピストン部材を含み、該ピストン部材が第一の搬送位置と第二の搬送位置との間を往復動されるエアアクチュエータと、該エアアクチュエータの該ピストン部材に連結された保持手段とを備えた搬送機構において、
    該第一の搬送位置と該第二の搬送位置との間に少なくとも1個の中間搬送位置が規定され、該中間搬送位置に対応して停止手段が配設され、
    該停止手段は作用位置と非作用位置とに選択的に位置づけられる当接部材を有し、該エアアクチュエータの該ピストン部材が該第一の搬送位置から該第二の搬送位置に向けて移動される際に、該当接部材が該作用位置に位置づけられると、該エアアクチュエータによって移動される該保持手段が該当接部材に当接することによって該ピストン部材の移動が停止され、該保持手段が該中間搬送位置に位置され、該当接部材が該非作用位置に位置付けられると、該エアアクチュエータによって移動される該保持手段が該当接部材に当接することなく該中間搬送位置を通過する、ことを特徴とする搬送機構。
  2. 該停止手段は、該ピストン部材の移動方向に対して垂直に延在する静止案内レールを含み、該当接部材は該静止案内レールに滑動自在に装着され、該静止案内レールに沿って滑動されることによって該作用位置と該非作用位置とに位置づけられる、請求項1記載の搬送機構。
  3. 該当接部材は緩衝器を備え、該当接部材が該作用位置に位置づけられると該保持手段は該緩衝器に当接される、請求項1又は2に記載の搬送機構。
  4. 該当接部材を該作用位置と該非作用位置とに位置づけるための駆動手段が配設されており、該駆動手段は拡大頭部を有する出力ロッドを有し、該当接部材には収容凹部が形成されていると共に該収容凹部の開放面を閉じる閉塞部材が配設されており、該駆動手段の該出力ロッドが該閉塞部材に形成されている開口を通って延び該拡大頭部が該収容凹部内に収容され、該移動方向両側において該収容凹部と該拡大頭部との間及び該開口の内周縁と該出力ロッドとの間には間隙が存在し、該拡大頭部が該収容凹部の底面及び該閉塞部材の内面に作用することによって該当接部材が移動される、請求項1から3までのいずれかに記載の搬送機構。
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