JP2010281335A - 配管吊バンド - Google Patents

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祐介 柏田
Kenji Seki
健司 関
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KENSEI REINETSU KOGYO KK
SEKI HOSO SHIZAI KK
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KENSEI REINETSU KOGYO KK
SEKI HOSO SHIZAI KK
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Abstract

【課題】配管を確実かつ容易に固定すると共に、天井から吊る高さも容易に変更する。
【解決手段】吊金具6を用いて天井から配管吊バンドを吊り下げ、バンド1を折り返して、配管Tを巻き込み、任意の位置の連結用孔部2とはと目5を合致させ、はと目5のボルト挿通孔と孔部2にボルト11を挿通し、ナットを用いてバンド1をループ状に連結する。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えばビル内の天井裏や壁内において、冷媒管や空調ダクト等の配管の吊り下げに使用する配管吊バンドに関するものである。
ビル等の空調配管やダクトは、天井裏や壁の間に吊ることが多く、施工時には確実かつ簡便に配管を固定することが求められている。
各種の配管を天井等から吊る際に用いる配管吊りバンドとして、例えば特許文献1に示す配管吊りバンドが開示されている。この配管吊りバンドは、天井面に固定する吊りボルトの下端に金属製のターンバックルを連結し、このターンバックルに配管を保持する金属製の吊りバンドを連結している。
また、特許文献2における配管用吊りバンドにおいては、バンド体の帯面に等間隔に係止部とスリット状の挿入孔を形成し、係止部をスリット状の挿入孔に挿入した後に、係止部を90度回転することにより、挿入孔に係止部を固定している。なお、特許文献2における配管用吊りバンドは複数の係止部及び挿入孔が形成されていることから、配管を吊る長さを容易に調整することができる。
更には、特許文献3の懸垂ストラップのように、薄板金属から成る帯状体により吊る方法も知られている。
特許第3288994号公報 特許第4257672号公報 特表平9−504079号公報
上述の特許文献1における配管吊りバンドは、配管の径ごとにサイズの異なるターンバックルを使用する必要がある。また、特許文献1の配管吊りバンドは天井から吊る高さを容易に変更することはできず、施工に時間及び手間が掛かってしまい、施工費が高くなる。
特許文献2における配管吊バンドは、合成樹脂製のバンドを用いることにより断熱材を破損する虞れは少ないが、単に係止部を挿入孔に挿入した後に、係止部をひねることにより固定しているため、地震による揺れ、配管の振動、合成樹脂の復元力等の種々の要因により、係止部が外れる虞れがある。
特許文献3における懸垂ストラップは、鋼管等を吊持する際には好適である。しかし、断熱材を巻き付けた空調用配管や合成樹脂製のダクトを吊った場合には、地震による揺れ、配管の振動、配管自体の荷重等の種々の要因から、金属製の帯状体により断熱材やダクト本体を破損させてしまう虞れがある。
本発明の目的は、上述の課題を解消し、配管を損傷することなく簡便に固定すると共に、配管の太さや天井からの吊り高さに対しても、容易に調整することのできる安価な配管吊バンドを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る配管吊バンドは、合成樹脂から成るバンドに複数個の連結用孔部を長手方向に沿って形成し、前記バンドの基端部に吊金具を取り付け、該吊金具の基端部に環体から成るボルト挿通孔を設け、前記バンドをループ状に曲設し、前記バンドの前記連結用孔部を前記ボルト挿通孔に合わせ、これらの孔同士にボルトを挿通しナットを螺合することにより、前記バンドをループ状に連結することを特徴とする。
本発明に係る配管吊バンドは、合成樹脂製のバンドを用いていることから、軽量であり、また配管を損傷する虞れはなく、更には複数の孔部を設けることからバンドの長さを容易に調整できると共に、配管を確実に吊り下げることができる。
配管吊バンドの正面図である。 配管吊バンドの平面図である。 吊金具の要部拡大断面図である。 配管を取り付けた状態の斜視図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施例の配管吊バンドの正面図、図2は平面図、図3は要部拡大断面図をそれぞれ示している。
可撓性を有するポリエチレン等の合成樹脂シート材から成る例えば長さ550mm、幅40mm、厚さ1.5mmの帯状形状としたバンド1を主部材とし、バンド1のほぼ中央から先端の自由端1aにかけて、例えば等間隔に複数個の連結用孔部2が長手方向に沿って穿孔されている。
また、バンド1の基端部1bには、強度を増すためにバンド1と同様の材質から成る補強シート3が積層され、金属製の環体から成るはと目4、5が長手方向に並んで埋め込まれ、ボルト挿通孔4’、5’とされている。そして、基端部1bのボルト挿通孔4’は吊金具6を取り付けるために使用され、自由端1a側のボルト挿通孔5’は、バンド1をループ状に曲設して連結用孔部2と合致させ、後述するボルトを挿通するために使用される。
ボルト挿通孔4’には鋼板を略コ字状に折り曲げて成形された吊金具6が固定されている。吊金具6の両側の合わせ片6a、6bには、一対の孔部7a、7bが設けられており、ボルト挿通孔4’を両側から挟み込み、これらの孔部7a、ボルト挿通孔4’、孔部7bにボルト8を挿通し、ナット9をボルト8に螺合することにより、吊金具6はバンド1に固定されている。
吊金具6の頂部6cは平面状とされ、その中央にナット挿通孔6dが穿けられ、このナット挿通孔6dにはフランジ部10aを有する連結ナット10が、フランジ部10aが吊金具6内に位置し、ナット部10bが上方に露出するようにして配置され、連結ナット10はナット挿通孔6dに対して回動自在に取り付けられている。また、吊金具6の両側面には、内側に向けて凸状のリブ6eが形成され、このリブ6eは吊金具6の屈曲部を補強すると共に、連結ナット10のフランジ部10aを支持して、連結ナット10が吊金具6内に落ち込むことを防止している。
図4はこの配管吊バンドを用いて配管Tを吊り下げた状態の斜視図を示している。吊金具6に取り付けられた連結ナット10を天井に取り付けられた図示しない吊りボルトに対し螺合することにより、天井から配管吊バンドを吊設する。このとき、連結ナット10は吊金具6に対し回転可能なので、連結ナット10のみを回転することにより螺合できる。
そして、バンド1を折り返して断熱材Mで周囲が保護された配管Tを巻き込み、適宜に任意の位置の連結用孔部2を選択して、はと目5のボルト挿通孔5’と合致させ、ボルト挿通孔5’と連結用孔部2にボルト11を挿通して裏側のナットを螺合し、バンド1をループ状に連結する。これにより、配管Tが配管吊バンドにより吊り下げられることになる。
この場合に、実施例のように蝶型の頭部を有するボルト11、或いは蝶型のナットを用いると、工具を用いずにボルト11を手で締め付けることができる。
また、複数個の連結用孔部2をバンド1に設けたことにより、配管Tの太さや配管Tの吊る高さが変化しても、ボルト11を挿通する連結用孔部2を適宜に選択することができ、配管Tの吊り高さを容易に調整することが可能である。つまり、配管Tを高めに吊設する場合にははと目5に合わせる連結用孔部2は、できるだけ基端部1c側寄りのものを選択すればよく、高さを低めにする場合には自由端1a側の連結用孔部2を用いればよい。
また、バンド1の基端部1bに補強シート3を積層し、更には、ボルト挿通孔4’、5’に金属製のはと目4、5を用いているので、バンド1に大きな負荷がかかっても、バンド1が裂けるようなことが少ない。
なお、バンド1をループ状に連結するためのボルト11及び図示しないナットは、施工時にはと目5に挿通し使用するが、紛失防止のために納品時に、はと目5に付設しておいてもよい。
また、バンド1の内側の全部又は一部に、クッション性を有する発泡性のポリエチレンシート等の緩衝材を積層すると、断熱材Mや配管Tを更に損傷することなく、吊設することができる。更に、必要に応じて、長さや幅の異なるバンド1を用いて、配管Tの太さや重量、吊り高さに対応することもできる。
1 バンド
2 連結用孔部
3 補強シート
4、5 はと目
4’、5’ ボルト挿通孔
6 吊金具
8、11 ボルト
9 ナット
10 連結ナット
T 配管

Claims (4)

  1. 合成樹脂から成るバンドに複数個の連結用孔部を長手方向に沿って形成し、前記バンドの基端部に吊金具を取り付け、該吊金具の基端部に環体から成るボルト挿通孔を設け、前記バンドをループ状に曲設し、前記バンドの前記連結用孔部を前記ボルト挿通孔に合わせ、これらの孔同士にボルトを挿通しナットを螺合することにより、前記バンドをループ状に連結することを特徴とする配管吊バンド。
  2. 前記吊金具及び前記ボルト挿通孔の位置の前記バンドには、補強シートを積層したことを特徴とする請求項1に記載の配管吊バンド。
  3. 前記ボルト挿通孔は金属製の環体により形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の配管吊バンド。
  4. 前記バンドの内側には、クッション性を有する緩衝材を積層したことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つの請求項に記載の配管吊バンド。
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