JP2010280289A - ステアリング装置、及びステアリング制御方法 - Google Patents

ステアリング装置、及びステアリング制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】舵角比の変化を、より直感的に運転者に知覚させる。
【解決手段】先ず運転者の操舵状態に応じてベース反力Tbを算出し(ステップS1〜S6)、転舵角θwがPw毎に刻まれたピッチ転舵角θpiに達する度に(ステップS8の判定が“Yes”)、変動する付加反力Tpを算出し(ステップS10〜S14)、ベース反力Tbと付加反力Tpとの総和によって操舵反力Trを決定する(ステップS15)。すなわち、車輪の中立位置から±最大転舵角θwMAXまでの範囲を、所定数iで等間隔に分割し、転舵角θwが中立位置から±方向に増加するときに、1ピッチ毎に操舵反力Trを変動させる。例えば、舵角比Rが小さくなると、操舵反力Trの変動周期が短くなるので、運転者は、この変動周期の変化により、舵角比Rの変化を、より直感的に知覚できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、ステアリング装置、及びステアリング制御方法に関するものである。
ステアリングバイワイヤでは、舵角比を任意に調節できる反面、その舵角比の変化を運転者が知覚しづらいことで、運転が難しくなるとの懸念もあった。そこで、車速が例えば低速域にあるときには舵角比を固定し、操舵角に対する転舵角をリニアに変化させることで、ステアリング操作性の向上を図るものがあった(特許文献1参照)。
特開2005−225365号公報
しかしながら、低速域で舵角比を固定する、つまり舵角比制御を停止したとしても、結局は低速域を超えたときに舵角比制御が開始されるので、その舵角比の変化を運転者が知覚するのは難しい。
本発明の課題は、舵角比の変化を、より直感的に運転者に知覚させることである。
上記の課題を解決するために、本発明に係るステアリング装置は、操舵角と転舵角との舵角比を制御する際に、車輪の転舵角に応じた周期で操舵反力を変動させる。
本発明に係るステアリング装置によれば、運転者の操舵角に係らず、車輪の転舵角に応じた周期で操舵反力が変動するので、舵角比の変化を、より直感的に運転者に知覚させることができる。
ステアリング装置の概略構成である。 コントローラのブロック図である。 車速Vに応じた舵角比Rの算出に用いるマップである。 操舵角θsに応じた舵角比Rの算出に用いるマップである。 操舵反力制御処理を示すフローチャートである。 基礎波形の代表例である。 所定数iに応じて波形幅を決定するためのマップである。 転舵角θwに応じて波形幅を決定するためのマップである。 車速Vに応じて波形幅を決定するためのマップである。 車速Vに応じて振幅を決定するためのマップである。 操舵速度dθsに応じて振幅を決定するためのマップである。 車速Vに応じて波形の滑らかさを決定するためのマップである。 ベース反力に対して付加反力の振幅の比率を一定にした操舵反力である。 ベース反力と付加反力の振幅との総和を一定にした操舵反力である。 操舵反力Trの変動周期を示す概念図である。 舵角比Rに応じて波形幅を決定するためのマップである。 舵角比Rに応じて振幅を決定するためのマップである。 舵角比に応じて付加反力の滑らかさを決定するためのマップである。 操舵反力Trのリサージュ図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
《第1実施形態》
《構成》
図1は、ステアリングバイワイヤの概略構成図である。
ステアリングホイール1は、ステアリングシャフト2に連結され、転舵輪(操向輪)3L及び3Rは、ナックルアーム4、タイロッド5、及びラックアンドピニオン6を順に介してピニオンシャフト7に連結される。ステアリングシャフト2及びピニオンシャフト7は、機械的に分離された非連結状態にあり、夫々、図示しないハウジング等によって回動自在に保持される。
ステアリングシャフト2には、運転者によるステアリング操作に対して擬似的な操舵反力を発生させる反力モータ8が設けられ、ピニオンシャフト7には、ステアリングシャフト2の操舵角に応じてピニオンシャフト7を転舵させる転舵モータ9が設けられている。
ステアリングシャフト2には、操舵角θsを検出する操舵角センサ11が設けられ、ピニオンシャフト7には、転舵角θwを検出する転舵角センサ12が設けられている。左右輪の夫々のハブユニットには、タイヤ横力Yfを検出するハブセンサ13が設けられ、車両の変速機(図示省略)の出力側には、車速Vを検出する車速センサ14が設けられている。なお、車輪の回転速度を検出して車速を検出してもよい。バネ上となる車体には、ヨーレートの実測値γsを検出するヨーレートセンサ15が設けられている。なお、操舵角センサ11及び転舵角センサ12は、右旋回を正の値として検出し、左旋回を負の値として検出する。
ハブセンサ13は、例えばホール素子と着磁式のエンコーダを用いて、ハブユニット内における内輪と外輪の変位差の変化を検出することでタイヤ横力(前輪1FL・1FRに作用する路面反力)を検出する。なお、これに限定されるものではなく、軸受の外側に歪ゲージを設け、軸受の変形を検出することでタイヤ横力を検出するものでもよい。
これら操舵角センサ11、転舵角センサ12、ハブセンサ13、車速センサ14、及びヨーレートセンサ15で検出される各種信号が、例えばマイクロコンピュータで構成されたコントローラ20へ入力される。なお、ハブセンサ13で検出される左右輪のタイヤ横力は、その合計値Yfが入力される。
図2は、コントローラ20の概略構成である。
コントローラ20は、図2に示すように、転舵モータ9を駆動制御する転舵角制御部21と、反力モータ8を駆動制御する操舵反力制御部22と、を備える。
転舵角制御部21は、操舵角θsに対する転舵角θwの舵角比R(=θs/θw)を決定してから、転舵モータ9を駆動することで転舵角θwを制御する。
図3は、車速Vに応じた舵角比Rの算出に用いるマップである。
図4は、操舵角θsに応じた舵角比Rの算出に用いるマップである。
先ず、図3のマップを参照し、車速Vに応じて舵角比Rを算出する。このマップによれば、車速Vが低いほど舵角比Rが小さくなるので、小さな操舵角θsで大きな転舵角θwが得られる。
また、図4のマップを参照し、操舵角θsに応じて舵角比Rを算出してもよい。このマップによれば、操舵角θsが小さいほど舵角比Rが大きくなるので、略直進走行しているときには転舵角θwの大きな変化が抑制される。
なお、車速V及び操舵角θsの双方に応じて舵角比Rを決定してもよい。すなわち、車速Vに応じた舵角比R、及び操舵角θsに応じた舵角比Rを個別に算出し、夫々の平均を算出したり、夫々に重み付けをしてから加算したりする等して、最終的な舵角比Rを決定すればよい。
そして、操舵角θs及び舵角比Rに応じて、目標転舵角θw*を算出し、この目標転舵角θw*に転舵角θwが一致するように、例えばロバストモデルマッチング手法などを用いて転舵モータ9を駆動制御する。
図5は、操舵反力制御処理を示すフローチャートである。
操舵反力制御部22は、図5の操舵反力制御処理を実行し、タイヤ横力Yf及び車速Vを入力し、反力モータ8を駆動することでステアリング操作に対する操舵反力Trを制御する。
先ずステップS1では、操舵角の絶対値|θs|が最大値θsMAX未満であるか否かを判定する。判定結果が|θs|<θsMAXであれば、ステップS2に移行する。一方、判定結果が|θs|=θsMAXであれば、後述するステップS18に移行する。
ステップS2では、操舵角θsを時間微分して操舵速度dθsを算出する。
続くステップS3では、下記(1)に示すように、操舵角θsにゲインKaを乗じて角度項トルクTaを算出する。
Ta=Ka×θs …………(1)
続くステップS4では、下記(2)式に示すように、操舵速度dθsにゲインKsを乗じて速度項トルクTsを算出する。
Ts=Ks×dθs …………(2)
続くステップS5では、下記(3)式に示すように、角度トルクTaと速度項トルクTsとを加算してベース反力Tbを算出する。
Tb=Ta+Ts …………(3)
続くステップS6では、車速V、及び操舵角θsと、車速V、ヨーレートγ、横加速度Gから推定した路面摩擦係数μとから求まるリミットLsを算出し、このリミットLsを上限としてベース反力Tbを制限処理する。
続くステップS7では、転舵角θwに応じてベース反力Tbに付加反力Tpを付加するために、所定ピッチ毎の転舵角(以下、ピッチ転舵角と称す)θpを算出する。
先ず、車輪の転舵領域に相当する中立位置(0°)から±最大転舵角θwMAX(例えば30°〜40°)までの範囲を、所定数i(i=1、2、3、……n)で等間隔に分割し(n等分)、そのピッチをPwとする。そして、中立位置から±方向に1ピッチずつ加えて得られる転舵角を、ピッチ転舵角θpi(θpi=±θp1、±θp2、±θp3、……±θpn)とする。
続くステップS8では、現在の転舵角θwがピッチ転舵角θwiと一致しているか否かを判定する。判定結果がθw=θwiであればステップS9に移行する。一方、判定結果がθw≠θpiであれば、後述するステップS19に移行する。
ステップS9では、1サンプリング前の転舵角|θw(n-1)|と現在の転舵角|θw(n)|とを比較し、転舵角θwが増加しているか否かを判定する。ここで、転舵角θwが増加していればステップS10に移行する。一方、転舵角θwが維持又は減少していれば、後述するステップS19に移行する。
ステップS10では、予めストレージに記録されている付加反力Tpのパルス状の基礎波形をメモリに読込む。ここで、パルス状とは、通常はある一定値を保っているものが、ある決まった間だけ変化することを指し、極めて短い時間だけ変化する波形を指す訳ではない。したがって、ここで読込む波形とは、初期値から増加して再び初期値まで減少する基礎波形のことである。
図6は、基礎波形の代表例である。
ここでは、図6(a)に示すように、緩やかな増加特性と急激な減少特性とを繰り返す鋸歯状波形や、図6(b)に示すように、急激な増加特性と急激な減少特性とを繰り返す矩形波を例示しているが、緩やかな増加特性と緩やかな減少特性とを繰り返す三角波や台形波などもある。なお、鋸歯状波形の場合には、方向性を有するので、ステアリング操作の方向に合わせる。また、ここでは連続的に変動する基礎波形を示しているが、実際にはピッチ転舵角θpiに対して一回の変動を与えるものである。また、説明を簡単にするために、転舵角θwがピッチ転舵角θpiに達してから基礎波形を決定しているが、転舵角θwがピッチ転舵角θpiに到達した時点で、基礎波形における山や谷の頂点を一致させることが望ましいので、実際には転舵角θwがピッチ転舵角θpiに到達する前から付加反力Tpが立ち上がることになる。
続くステップS11では、所定数iや転舵角θwに応じて付加反力Tpの波形幅を決定する。波形幅とは、転舵角θwに応じて付加反力Tpが変動する長さ、つまり付加反力Tpが初期値から増加し、再び初期値に復帰するまでの舵角範囲を指す。
図7は、所定数iに応じて波形幅を決定するためのマップである。
図8は、転舵角θwに応じて波形幅を決定するためのマップである。
図9は、車速Vに応じて波形幅を決定するためのマップである。
ここで、図7のマップによれば、所定数iが多いほど波形幅が小さくなる。なお、所定数iの増加に対して、波形幅を比例関数的に減少させたり、指数関数的に減少させたり、対数関数的に減少させたりする。また、図8のマップによれば、転舵角θwが大きいほど波形幅が小さくなる。なお、転舵角θwの増加に対して、波形幅を比例関数的に減少させたり、指数関数的に減少させたり、対数関数的に減少させたりする。また、図9のマップによれば、車速Vが低いほど波形幅が小さくなる。なお、車速Vの低下に対して、波形幅を比例関数的に減少させたり、指数関数的に減少させたり、対数関数的に減少させたりする。
続くステップS12では、車速Vや操舵速度dθsに応じて付加反力Tpの振幅を決定する。
図10は、車速Vに応じて振幅を決定するためのマップである。
図11は、操舵速度dθsに応じて振幅を決定するためのマップである。
ここで、図10のマップによれば、車速Vが高いほど振幅が小さくなる。なお、車速Vの増加に対して振幅を比例関数的に減少させたり、指数関数的に減少させたり、対数関数的に減少させたりする。また、図11のマップによれば、操舵速度dθsが速いほど振幅が大きくなる。なお、操舵速度dθsの増加に対して振幅を比例関数的に増加させたり、指数関数的に増加させたり、対数関数的に増加させたりする。
続くステップS13では、車速Vに応じて付加反力Tpの滑らかさ(変化率)を決定する。
図12は、車速に応じて波形の滑らかさを決定するためのマップである。
ここでは、図12(a)に示すように、車速Vが増加するほど鋸歯状波形を滑らかにしたり、図12(b)に示すように、車速Vが増加するほど矩形波を滑らかにしているが、三角波や台形波でも同様である。なお、波形を滑らかにする手法として、波形にソフトウェアやハードウェアによるバンドパスフィルタをかける方法や、事前にストレージに急峻な波形から滑らかになった波形までの一連の変化過程を蓄えておき、順次、必要な波形を読込む方法などがある。
続くステップS14では、ベース反力Tbに応じて、付加反力Tpの振幅を決定する。
ここでは、2つの決定方法について説明する。
方法1:ベース反力Tbに対する付加反力の振幅の比率を一定にする。
図13は、ベース反力に対して付加反力の振幅の比率を一定にした操舵反力である。
ここで、ベース反力をb、付加反力をaとし、例えばベース反力がbからb′まで減少したときには、付加反力をaからa′まで減少させる。このとき、ベース反力に対する付加反力の振幅の比率を一定に維持するために、下記(4)式に示すように、付加反力a′を算出する。
a/b=a′/b′
a′=(a/b)×b′ …………(4)
方法2:ベース反力と付加反力との総和を一定にする。
図14は、ベース反力と付加反力の振幅との総和を一定にした操舵反力である。
ここで、ベース反力をb、付加反力をaとし、例えばベース反力がbからb′まで減少したときには、付加反力をaからa′まで減少させる。このとき、ベース反力と付加反力の振幅との総和を一定に維持するために、下記(5)式に示すように、付加反力a′を算出する。
a+b=a′+b′
a′=a+b−b′ …………(5)
続くステップS15では、下記(6)式に示すように、ベース反力Tbに付加反力Tpを加算して、最終的な操舵反力Trを算出する。
Tr=Tb+Tp …………(6)
続くステップS16では、モータ保護のために予め定められたリミットLmを上限として操舵反力Trを制限処理する。
続くステップS17では、操舵反力Trが実現されるように、反力モータ8を駆動制御してから所定のメインプログラムに復帰する。
一方、ステップS18では、下記(7)式に示すように、操舵反力Trを上記リミットLm(最大値)に設定してから前記ステップS17に移行する。
Tr ← Lm …………(7)
一方、ステップS19では、下記(8)式に示すように、付加反力Tpを0に設定してから前記ステップS15に移行する。
Tp=0 …………(8)
《作用》
ステアリングバイワイヤでは、舵角比を任意に調節できる反面、その舵角比の変化を運転者が知覚しづらいことで、運転が難しくなるとの懸念もある。
そこで、操舵角θsに係らず、転舵角θwに応じた周期で操舵反力Trを変動させる。本実施形態では、先ず運転者の操舵状態に応じてベース反力Tbを算出し(ステップS1〜S6)、転舵角θwがPw毎に刻まれたピッチ転舵角θpiに達する度に(ステップS8の判定が“Yes”)、パルス状に変動する付加反力Tpを算出し(ステップS10〜S14)、ベース反力Tbと付加反力Tpとの総和によって操舵反力Trを決定する(ステップS15)。
図15は、操舵反力Trの変動周期を示す概念図である。
車輪の中立位置から±最大転舵角θwMAXまでの範囲を、所定数iで等間隔に分割し、転舵角θwが中立位置から±方向に増加するときに、1ピッチ毎に操舵反力Trを変動させる。例えば、最大転舵角θwMAX=35°、所定数i=7に設定すると、ピッチPw=5°となり、操舵角θsに係らず、転舵角θwが5°増加する度に、操舵反力Trが変動する。この変動は、アクセントのように、操舵反力Trの一時的な高まり(強まり)となるので、律動とも言える。このように、ステアリングホイール1に伝達される周期的な振動により、運転者にクリック感(節度感)を与えることができる。
舵角比Rが一定であれば、操舵反力Trの変動周期は一定となるが、舵角比Rが変化するときに、操舵反力Trの変動周期が変化する。例えば、車速Vが低下する又は操舵角θsが増加すると、舵角比Rが小さくなるので、操舵入力に対して転舵出力が大きくなる。つまり、操舵角θsの増加量に対して、転舵角θwの増加量が大きくなるので、操舵反力Trの変動周期が短くなる。したがって、運転者は、この変動周期の変化により、舵角比Rの変化を、より直感的に知覚することができる。
また、操舵角θsが増加していないときには(ステップS9の判定が“No”)、付加反力Tpを0に設定し(ステップS19)、操舵角θsが増加しているときだけ(ステップS9の判定が“Yes”)、変動する付加反力Tpを算出する。これにより、運転者が操舵角θsを中立位置に戻そうとするときに、無駄な操作負担を与えずに済む。
ここで、付加反力Tpの波形について説明する。
先ず、車速Vが高いほど、振幅を小さくする(ステップS12)。一般に、低速であるほど、運転者は転舵角θwを知覚しづらいので、操舵角θsを決定しにくい。つまり、転舵角θwを予測しながら、実際の車両挙動に応じて操舵角θsを調整することになる。そこで、車速Vが低い領域では、振幅を大きくして、はっきりと転舵角θwや舵角比Rの変化(変動周期の変化)を知覚させることで、操舵角θsを決定しやすくし、操作フィーリングを向上させることができる。
また、操舵速度dθsが早いほど、振幅を大きくする(ステップS12)。一般に、操舵速度dθsが早くなるほど、操舵反力Trの変動に気付きにくくなる。そこで、操舵速度dθsが早いほど、振幅を大きくして、はっきりと転舵角θwや舵角比Rの変化(変動周期の変化)を知覚させることができる。
また、転舵角θwが大きいほど、波形幅を小さくする(ステップS11)。転舵角θwが最大転舵角θwMAXに近づく、つまり操舵角θsが最大操舵角θsMAXに近づくと、舵角比Rが小さくなるので、操舵入力に対して転舵出力が小さくなる。すなわち、転舵角θwが大きくなるほど、変動周期が短くなり、操舵反力Trを変動させるタイミングが密集するので、波形幅(一回の変動長さ)が大きいと、前回又は次回の変動とオーバーラップ(干渉)してしまう。そこで、転舵角θwが大きいほど、波形幅を小さくすることで、操舵反力Trはパルス状に変動することになり、一つ一つの変動を、運転者にはっきりと知覚させることができる。
また、車速Vが低いほど、波形幅を小さくする(ステップS11)。車速Vが低いと、舵角比Rが小さくなるので、操舵入力に対して転舵出力が小さくなる。すなわち、車速Vが低くなるほど、変動周期が短くなり、操舵反力Trを変動させるタイミングが密集するので、波形幅が大きいと、前回又は次回の変動とオーバーラップ(干渉)してしまう。そこで、車速Vが低いほど、波形幅を小さくすることで、操舵反力Trはパルス状に変動することになり、一つ一つの変動を、運転者にはっきりと知覚させることができる。
また、車輪の中立位置から±最大転舵角θwMAXまでの範囲で、操舵反力Trの変動回数iが多いほど、波形幅を小さくする(ステップS11)。すなわち、変動回数iが多いほど、変動周期が短くなり、操舵反力Trを変動させるタイミングが密集するので、波形幅が大きいと、前回又は次回の変動とオーバーラップ(干渉)してしまう。そこで、転舵角θwが大きいほど、波形幅を小さくすることで、操舵反力Trはパルス状に変動することになり、一つ一つの変動を、運転者にはっきりと知覚させることができる。
上記のように、操舵反力Trを変動させるときの主に波形幅と振幅を調整することで、より効果的に運転者にクリック感を与えることができる。
また、車速Vが高いほど、波形を滑らかにする(ステップS13)。このように、操舵反力Trの不連続点を抑制し、ステアリングホイールの取り回しをスムーズにできるので、操作フィーリングを向上させることができる。例えば、低速域で矩形波とし、高速域で正弦波へと変化させると、低速域ではしっかりとした変動を知覚させ、高速域ではステアリングホイールの取り回しをスムーズにできる。
また、ベース反力Tbに応じて、付加反力Tpの振幅を決定する(ステップS14)。
先ず、ベース反力Tbに対する付加反力Tpの振幅の比率を一定にする。一般に、人間の力の知覚構造は、大きな力を知覚しているときほど、僅かな変化量を知覚することが難しくなる。つまり、ベース反力Tbが大きいときに、付加反力Tpが僅かに変動しても、その変動を運転者は知覚しづらい。そこで、ベース反力Tbが大きいときには、付加反力Tpの振幅を大きくし、ベース反力Tbが小さいときには、付加反力Tpの振幅を小さくする。このように、ベース反力Tbに対する付加反力Tpの振幅の比率を一定にすることで、前述した知覚構造の欠点を補い、はっきりと転舵角θwや舵角比Rの変化(変動周期の変化)を知覚させることができる。
また、ベース反力Tbと付加反力Tpの振幅との総和を一定にする。舵角比Rが小さいと、操舵入力に対して転舵出力が大きくなるが、このときのベース反力Tbが小さいと、最初の操舵入力に対して転舵出力が必要量を超える可能性がある。そこで、ベース反力Tbが小さいときには、付加反力Tpを大きくし、ベース反力Tbが大きいときには、付加反力Tpを小さくする。このように、ベース反力Tbと付加反力Tpとの総和を一定にすることで、運転者の操舵操作に対してブレーキ作用を与え、操舵操作のオーバーシュートを防ぐことができる。
《応用例》
なお、本実施形態では、操舵角θsが増加しているときだけ、変動する付加反力Tpを算出しているが、操舵角θsが中立位置近傍の所定領域を超えているときだけ、変動する付加反力Tpを算出するようにしてもよい。元々、操舵角θsが中立位置近傍にあれば、運転者は転舵角θwを容易にイメージすることができるので、このときには、操舵反力Trの変動が、かえって邪魔になる可能性がある。それで、操舵角θsが中立位置近傍の所定領域にある間は、付加反力Tpは0にすることにより、無用な変動発生を防ぐことができる。
また、本実施形態では、ステアリングバイワイヤ式のステアリング装置について説明したが、操舵角θsに対する転舵角θwの舵角比Rを制御でき、且つ運転者の操舵操作に対して操舵反力Trを付与できる構成であれば、本実施形態の作用効果を得られる。したがって、舵角比可変機構とパワーステアリング装置とを備えた構成であれば、本実施形態を採用することができる。
《効果》
以上より、転舵モータ9、転舵角制御部21が「舵角比制御手段」に対応し、反力モータ8、操舵反力制御部22、及びステップS1〜S19の処理が「反力制御手段」に対応する。また、ピッチ転舵角θpiが「予め定められた転舵角」に対応する。
(1)運転者の操舵角と車輪の転舵角との舵角比を制御する舵角比制御手段と、運転者の操舵操作に対して操舵反力を付与する反力制御手段と、を備え、前記反力制御手段は、車輪の転舵角に応じた周期で前記操舵反力を変動させる。
これによれば、運転者の操舵角に係らず、予め定められた転舵角おきに操舵反力が変動するので、舵角比の変化を、より直感的に運転者に知覚させることができる。
(2)前記反力制御手段は、車速が高いほど、前記操舵反力を変動させるときの振幅を小さくする。
これにより、操舵角を決定しにくい低速域では、振幅を大きくして、はっきりと転舵角や舵角比の変化を知覚させることで、操舵角を決定しやすくし、操作フィーリングを向上させることができる。
(3)前記反力制御手段は、運転者の操舵速度が早いほど、前記操舵反力を変動させるときの振幅を大きくする。
一般に、操舵速度が早いほど、操舵反力の変動に気付きにくくなるが、振幅を大きくすることで、はっきりと転舵角や舵角比の変化を知覚させることができる。
(4)前記反力制御手段は、車輪の転舵角が大きくなるほど、前記操舵反力を変動させるときの波形幅を小さくする。
転舵角が大きくなるほど、変動周期が短くなり、操舵反力を変化させるタイミングが密集するが、波形幅を小さくすることで、一つ一つの変動を、はっきりと知覚させることができる。
(5)前記反力制御手段は、車速が低いほど、前記操舵反力を変動させるときの波形幅を小さくする。
車速が低くなるほど、変動周期が短くなり、操舵反力を変動させるタイミングが密集するが、波形幅を小さくすることで、一つ一つの変動を、はっきりと知覚させることができる。
(6)前記反力制御手段は、車輪の中立位置から最大転舵角までの転舵範囲で、前記操舵反力の変動回数が多いほど、前記操舵反力を変動させるときの波形幅を小さくする。
変動回数が多いほど、変動周期が短くなり、操舵反力を変動させるタイミングが密集するが、波形幅を小さくすることで、一つ一つの変動を、はっきりと知覚させることができる。
(7)前記反力制御手段は、車速が高いほど、前記操舵反力を変動させるときの波形を平滑化する。
これにより、操舵反力の不連続点を抑制し、操舵操作をスムーズにでき、操作フィーリングを向上させることができる。
(8)前記反力制御手段は、運転者の操舵操作に応じてベース反力を算出すると共に、車輪の転舵角に応じた周期で変動する付加反力を算出し、前記ベース反力と前記付加反力との総和によって前記操舵反力を算出し、前記ベース反力に対する前記付加反力の振幅の比率を一定に維持する。
人間の力の知覚構造は、大きな力を知覚しているときほど、僅かな変化量を知覚することが難しくなる。ベース反力に対する付加反力の振幅の比率を一定にすることで、知覚構造の欠点を補い、はっきりと転舵角や舵角比の変化(変動周期の変化)を知覚させることができる。
(9)前記反力制御手段は、運転者の操舵操作に応じてベース反力を算出すると共に、車輪の転舵角に応じた周期で変動する付加反力を算出し、前記ベース反力と前記付加反力との総和によって前記操舵反力を算出し、前記ベース反力と前記付加反力の振幅との総和を一定に維持する。
このように、ベース反力と付加反力との総和を一定にすることで、運転者の操舵操作に対してブレーキ作用を与え、操舵操作のオーバーシュートを防ぐことができる。
(10)前記反力制御手段は、運転者の操舵角が増加しているときに、車輪の転舵角に応じた周期で前記操舵反力を変動させる。
これにより、運転者が操舵角を中立位置に戻そうとするときに、無駄な操作負担を与えずに済む。
(11)前記反力制御手段は、運転者の操舵角が、中立位置近傍の予め定められた領域を超えているときに、車輪の転舵角に応じた周期で前記操舵反力を変動させる。
元々、操舵角が中立位置近傍にあれば、運転者は転舵角を容易にイメージすることができる。したがって、操舵角が中立位置近傍の所定領域にある間は、操舵反力の変動を抑制することで、無用な変動発生を防ぐことができる。
(12)運転者の操舵角と車輪の転舵角との舵角比を制御する際に、運転者の操舵操作に対して操舵反力を付与すると共に、運転者の操舵角に係らず、車輪の転舵角に応じた周期で当該操舵反力を変動させる。
これによれば、運転者の操舵角に係らず、車輪の転舵角に応じた周期で操舵反力が変動するので、舵角比の変化を、より直感的に運転者に知覚させることができる。
《第2実施形態》
《構成》
本実施形態は、車速Vの代わりに舵角比Rを用いて、付加反力Tpの波形幅、振幅、波形の滑らかさを決定するものである。
図16は、舵角比Rに応じて波形幅を決定するためのマップである。
ここで、図16のマップによれば、舵角比R(=θs/θw)が大きいほど、波形幅が小さくなる。なお、舵角比Rの増加に対して、波形幅を比例関数的に減少させたり、指数関数的に減少させたり、対数関数的に減少させたりする。
図17は、舵角比Rに応じて振幅を決定するためのマップである。
ここで、図17のマップによれば、舵角比Rが大きいほど、振幅が小さくなる。例えば、舵角比Rが所定値Aよりも小さいときと、所定値Aよりも大きいときとで、舵角比Rに応じた振幅の特性を変化させてもよい。なお、なお、舵角比Rの増加に対して、波形幅を比例関数的に減少させたり、指数関数的に減少させたり、対数関数的に減少させたりする。
図18は、舵角比に応じて付加反力の滑らかさを決定するためのマップである。
ここでは、舵角比Rが増加するほど矩形波を滑らかにしている。例えば、舵角比Rが所定値Aよりも小さいときには矩形波とし、所定値Aよりも大きいときには正弦波へと変化させてもよい。
《作用》
舵角比Rは、車速Vに応じて決定される。したがって、車速Vと相関のある波形幅、振幅、波形の滑らかさを、舵角比Rに応じて算出する、つまり車速Vの代わりに舵角比Rを用いることができ、前述した第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
《効果》
(1)前記反力制御手段は、運転者の操舵角を車輪の転舵角で除した舵角比が大きいほど、前記操舵反力を変動させるときの振幅を小さくする。
これにより、操舵角を決定しにくい低速域では、振幅を大きくして、はっきりと転舵角や舵角比の変化を知覚させることで、操舵角を決定しやすくし、操作フィーリングを向上させることができる。
(2)前記反力制御手段は、運転者の操舵角を車輪の転舵角で除した舵角比が大きいほど、前記操舵反力を変動させるときの波形幅を小さくする。
車速が低くなるほど、変動周期が短くなり、操舵反力を変動させるタイミングが密集するが、波形幅を小さくすることで、一つ一つの変動を、はっきりと知覚させることができる。
(3)前記反力制御手段は、運転者の操舵角を車輪の転舵角で除した舵角比が大きいほど、前記操舵反力を変動させるときの波形を平滑化する。
これにより、操舵反力の不連続点を抑制し、操舵操作をスムーズにでき、操作フィーリングを向上させることができる。
《第3実施形態》
《構成》
本実施形態は、操舵角θsが減少しているときでも、選択的に操舵反力Trを変動させることができるものである。
図19は、操舵反力Trのリサージュ図である。
転舵角θwが中立位置から±最大転舵角θwMAXまで増加するときには、変動する付加反力Tpを付加し、転舵角θwが±最大転舵角θwMAXから中立位置へと戻るときには、変動する付加反力Tpの付加を、任意に選択可能にする。例えば、運転席近傍に選択スイッチを設け、運転者の好みに合わせて選択可能にする。
《作用》
切り増し時だけに限定して操舵反力Trを変動させれば、ハンドル戻し操作がスムーズになり、ハンド戻し操作のときにも操舵反力Trを変動させれば、常に転舵角θwや舵角比Rの変化を知覚させることができる。
《効果》
(1)前記反力制御手段は、運転者の操舵角が減少しているときに、車輪の転舵角に応じた周期で前記操舵反力を変動させるか否かを運転者によって選択可能に構成される。
これにより、運転者の好みに合わせて、操作フィーリングを変化させることができる。
3L、3R 転舵輪
8 反力モータ
9 転舵モータ
11 操舵角センサ
12 転舵角センサ
13 ハブセンサ
14 車速センサ
15 ヨーレートセンサ
20 コントローラ
21 転舵角制御部
22 操舵反力制御部

Claims (16)

  1. 運転者の操舵角と車輪の転舵角との舵角比を制御する舵角比制御手段と、運転者の操舵操作に対して操舵反力を付与する反力制御手段と、を備え、
    前記反力制御手段は、車輪の転舵角に応じた周期で前記操舵反力を変動させることを特徴とするステアリング装置。
  2. 前記反力制御手段は、車速が高いほど、前記操舵反力を変動させるときの振幅を小さくすることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  3. 前記反力制御手段は、運転者の操舵角を車輪の転舵角で除した舵角比が大きいほど、前記操舵反力を変動させるときの振幅を小さくすることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
  4. 前記反力制御手段は、運転者の操舵速度が早いほど、前記操舵反力を変動させるときの振幅を大きくすることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のステアリング装置。
  5. 前記反力制御手段は、車輪の転舵角が大きくなるほど、前記操舵反力を変動させるときの波形幅を小さくすることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のステアリング装置。
  6. 前記反力制御手段は、車速が低いほど、前記操舵反力を変動させるときの波形幅を小さくすることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のステアリング装置。
  7. 前記反力制御手段は、運転者の操舵角を車輪の転舵角で除した舵角比が大きいほど、前記操舵反力を変動させるときの波形幅を小さくすることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のステアリング装置。
  8. 前記反力制御手段は、車輪の中立位置から最大転舵角までの転舵範囲で、前記操舵反力の変動回数が多いほど、前記操舵反力を変動させるときの波形幅を小さくすることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のステアリング装置。
  9. 前記反力制御手段は、車速が高いほど、前記操舵反力を変動させるときの波形を平滑化することを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載のステアリング装置。
  10. 前記反力制御手段は、運転者の操舵角を車輪の転舵角で除した舵角比が大きいほど、前記操舵反力を変動させるときの波形を平滑化することを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載のステアリング装置。
  11. 前記反力制御手段は、運転者の操舵操作に応じてベース反力を算出すると共に、車輪の転舵角に応じた周期で変動する付加反力を算出し、前記ベース反力と前記付加反力との総和によって前記操舵反力を算出し、前記ベース反力に対する前記付加反力の振幅の比率を一定に維持することを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載のステアリング装置。
  12. 前記反力制御手段は、運転者の操舵操作に応じてベース反力を算出すると共に、車輪の転舵角に応じた周期で変動する付加反力を算出し、前記ベース反力と前記付加反力との総和によって前記操舵反力を算出し、前記ベース反力と前記付加反力の振幅との総和を一定に維持することを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載のステアリング装置。
  13. 前記反力制御手段は、運転者の操舵角が増加しているときに、車輪の転舵角に応じた周期で前記操舵反力を変動させることを特徴とする請求項1〜12の何れか一項に記載のステアリング装置。
  14. 前記反力制御手段は、運転者の操舵角が減少しているときに、車輪の転舵角に応じた周期で前記操舵反力を変動させるか否かを運転者によって選択可能に構成されることを特徴とする請求項1〜13の何れか一項に記載のステアリング装置。
  15. 前記反力制御手段は、運転者の操舵角が、中立位置近傍の予め定められた領域を超えているときに、車輪の転舵角に応じた周期で前記操舵反力を変動させることを特徴とする請求項1〜14の何れか一項に記載のステアリング装置。
  16. 運転者の操舵角と車輪の転舵角との舵角比を制御する際に、運転者の操舵操作に対して操舵反力を付与すると共に、運転者の操舵角に係らず、車輪の転舵角に応じた周期で当該操舵反力を変動させることを特徴とするステアリング制御方法。
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