JP2010279096A - 携帯型電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯型電子機器に外部光の光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池を備え、該太陽電池を展開して広げて使用できるようにして太陽電池の発電能力を高め、電気エネルギーを内蔵バッテリーに効率よく蓄電でき、充電器を別に用意する必要が少ない携帯型電子機器を提供することにある。
【解決手段】携帯可能なケース本体12に、シート状の太陽電池31a〜31eを格納するパネル収納部25を設け、このパネル収納部25から太陽電池31a〜31eをケース本体12の外へ受光面を広げて展開するようにした携帯型電子機器である。
【選択図】図3

Description

本発明は、携帯電話端末機などの携帯型電子機器に関する。
携帯型電子機器として例えば携帯電話端末機がある。一般に携帯電話端末機は機器本体内にバッテリーを備えており、内蔵バッテリーには時々充電が必要である。内蔵バッテリーに対する充電は携帯電話端末機とは別に用意してある専用のAC充電器を用いて充電することが行なわれる。しかし、携帯電話端末機とは別にAC充電器を用意して携帯することは携帯する機器の数が増すとともに嵩張るため、特に旅行や出張等の外出時において携帯電話端末機とAC充電器の両方を持ち運ぶことは非常に面倒で不便なものであった。
また、AC充電器はAC電源のない場所では使用できない。このため、乾電池を内蔵した充電器も市販されている。しかし、この乾電池式充電器は、AC電源のない場所でも使用できるようになるものの、乾電池自体に相当の重量があるために持ち運ぶ負担が大きい。充電器を持ち運ぶこと自体が面倒で不便なものであった。
最近では、太陽電池パネルを搭載した携帯電話機用充電器が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、この携帯電話機用充電器も携帯電話端末機とは別の機器として持ち運ぶことが必要である点で従来の充電器の場合と同様に携帯に面倒で煩わしいものであった。
特許第3580806号公報
上述したように従来の携帯電話機用充電器は携帯電話端末機とは別体であるために持ち運ぶ上で不便で煩わしいものであった。
しかし、携帯電話端末機を使用し過ぎたり携帯電話端末機に充電せずに時間が経過し過ぎたりすると、携帯途中で携帯電話端末機の内蔵バッテリーの残量が低下し、使用を制限したり、使用できなくなったりする。従来の携帯電話端末機はそのような事態を常に予測しながら使用し、気遣う必要があり、これも、煩わしく不便なものであった。
本発明は、上述した事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、携帯型電子機器に外部光の光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池を備え、太陽電池を展開して広げて使用できるようにして太陽電池の発電能力を高め、電気エネルギーを内蔵バッテリーに効率よく蓄電できるようにして、充電器を別に用意しておく必要が少ない携帯型電子機器を提供することにある。
前記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、携帯可能なケース本体と、前記ケース本体に格納可能に設けられ、前記ケース本体から繰り出して受光面を広げて外部に露出するように展開可能なシート状の太陽電池と、前記ケース本体に内蔵され、前記太陽電池で発生した電気エネルギーを蓄電する内蔵バッテリーと、を備えたことを特徴とする携帯型電子機器である。
請求項2に係る発明は、前記太陽電池は、複数のシート状の太陽電池を含み、複数の太陽電池を畳んで収納する太陽電池収納部を前記ケース本体に形成したことを特徴とする請求項1に記載の携帯型電子機器である。
請求項3に係る発明は、前記ケース本体の外面部に外部に開口する凹部を形成し、前記凹部により前記太陽電池収納部を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯型電子機器である。
請求項4に係る発明は、前記ケース本体の内部に、シート状のフレキシブル太陽電池を巻き付ける巻き胴を設け、前記巻き胴に太陽電池を巻き付けて太陽電池を格納するとともに前記巻き胴に巻き付けて格納してあった太陽電池を前記ケース本体から外へ繰り出して露出するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の携帯型電子機器である。
請求項5に係る発明は、前記ケース本体の外面に固定式の太陽電池を配置し、前記固定式の太陽電池の他に前記ケース本体から繰り出して受光面を広げて外部に露出するように展開可能なシート状の太陽電池を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の携帯型電子機器である。
本発明の携帯型電子機器は、光エネルギーを電気エネルギーに変換する太陽電池を備えているので、電気エネルギーを内蔵バッテリーに蓄電して使用を継続できるようになる。特に、太陽電池による充電時には、ケース本体からフレキシブル太陽電池を引き出して広げて受光面積を大幅に拡大することができるようになる。したがって、太陽光の受光効率を大幅にアップさせることができる。また、フレキシブル太陽電池を使用しない場合にはフレキシブル太陽電池をケース本体内に収納しておけるので、フレキシブル太陽電池が嵩張ることがない。
本発明の第1の実施形態に係る太陽電池搭載型携帯電話端末機の斜視図である。 図1中A−A線に沿う部分の横断面図である。 同実施形態に係る太陽電池搭載型携帯電話端末機の太陽電池を展開した使用状態の斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る太陽電池搭載型携帯電話端末機の斜視図である。 図4中B−B線に沿う部分の横断面図である。 同実施形態に係る太陽電池搭載型携帯電話端末機の太陽電池を展開した使用状態の斜視図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明の第1の実施形態に係る携帯電話端末機を図1〜図3に基づき説明する。図1は携帯電話端末機1の全体を示している。携帯電話端末機1は機器本体としてのケース本体が略同じ扁平な矩形箱状に形成されているメーンケース本体(第1ケース)11とサブケース本体(第2ケース)12との2体からなる。メーンケース本体11とサブケース本体12は図1に実線で示すように重ねたときに互いに対応する一端部同士をヒンジ機構部13によって回動可能に連結されている。また、ヒンジ機構部13はメーンケース本体11に設けられる電子部品とサブケース本体12に設けられる電子部品とを接続する配線も内蔵する。
そして携帯電話端末機1は図1に実線で示すようにサブケース本体12がメーンケース本体11に重なる閉じ状態と、図1に2点鎖線で示すようにサブケース本体12がメーンケース本体11に対して開いた使用状態とを選択できるようになっている。
図1に実線で示すように、サブケース本体12を閉じたとき、そのサブケース本体12で覆われるメーンケース本体11の上面には一般的な携帯電話端末機の場合と同様に図示しない各種の操作キー、ジョグシャトル操作部やマイクロフォン等が配設されている。サブケース本体12の内側表面には図1の2点鎖線で示すようにメーン表示画面15やスピーカ16が設けられている。
図2に示すように、サブケース本体12の内部には、電子部品基板ユニット17および充電式バッテリー18が配設されている。電子部品基板ユニット17には複数の電子部品19が搭載されている。充電式バッテリー18はサブケース本体12内の残余のスペースを利用して形成した電池収納室21内に配置されている。メーン表示画面15はサブケース本体12に設けられた例えば液晶表示器22により形成される。
電子部品基板ユニット17における上面には充電式バッテリー18に対する充電状態(充電時に点灯)を表示するための表示素子としてのLED(図示せず)が設けられている。このLEDの点灯表示はサブケース本体12に設けた透光性表示窓23から確認できる。
図1に示すように、サブケース本体12の外表面にはそのサブケース本体12を閉じた状態で上方へ開口するように上面から見て矩形状の凹部からなるパネル収納室(太陽電池収納部)25が形成されている。パネル収納室25には後述するように展開式の複数枚のシート状の太陽電池31a,31b,31d,31eをジグザク状に折り畳んで一列に略密な状態で重ね合わせるようにまとめて収納可能である(図1及び図2参照)。太陽電池31a,31b,31d,31eはいずれもパネル収納室25の形に合わせて矩形状に形成されており、一枚目の太陽電池31aから最後の太陽電池31eまで奇数の5枚のものからなる。
一枚目の太陽電池31aの一端はパネル収納室25の底部一側端においてヒンジ機構33aによりパネル収納室25の底部に対して回動自在に枢着されている。一枚目の太陽電池31aの他端と二枚目の太陽電池31bの一端はヒンジ機構33bにより回動自在に枢着されている。二枚目の太陽電池31bの他端と三枚目の太陽電池31cの一端はヒンジ機構33cにより回動自在に枢着されている。三枚目の太陽電池31cの他端と四枚目の太陽電池31dの一端はヒンジ機構33dにより回動自在に枢着されている。四枚目の太陽電池31dの他端と五枚目の太陽電池31e一端はヒンジ機構33eにより回動自在に枢着されている。図3に示すように太陽電池を展開したとき、一枚目の太陽電池31aから五枚目の太陽電池31eまで一列に並べられて配置され、隣り合う太陽電池同士間で折り畳み、または太陽電池を展開可能である。そして図3に示すように太陽電池を展開した場合、一枚目の太陽電池31aはパネル収納室25内に配置されるが、二枚目の太陽電池31bから五枚目の太陽電池31eまでの太陽電池はパネル収納室25からサブケース本体12の側方へ引き出されて展開する。
各太陽電池31a〜31eは図2に示すようにシート状またはフイルム状のシート36の表面に薄膜の太陽電池モジュール37を積層してなる。各太陽電池31a〜31eの太陽電池モジュール37は各太陽電池31a〜31eを展開させたときに同じ向きとなるようにシート36の面(上面)に配置されている。したがって、図3に示すように、パネル収納室25から太陽電池31a〜31eを引き出して展開させたとき、互いに影とならないように太陽電池31a〜31eは展開する。太陽電池31a〜31eの太陽電池モジュール37は重ならないように互いに避ける位置に配置される。このため、太陽電池31a〜31eを広い面積にわたり展開させることができる。太陽電池31a〜31eの太陽電池モジュール37は光エネルギーを受けると、その光エネルギーを電気エネルギーに変換し、充電式バッテリー18に蓄電する。
これらの太陽電池31a〜31eはいずれもシート36及び各ヒンジ機構33a〜33eに形成された電気的接続ライン(図示せず)を通じて充電式バッテリー18に電気的に接続されている。また、充電式バッテリー18にはメーンケース本体11に設けた充電器用接続端子35にも接続される。充電式バッテリー18は太陽電池31a〜31eによる充電と、別の充電器による充電の両方の利用が可能である。充電式バッテリー18はメーンケース本体11内に設置してもよい。充電式バッテリーはメーンケース本体11とサブケース本体12の各スペースに設けるようにしてもよい。
パネル収納室25に太陽電池31a〜31eを折り畳んで格納したとき、最も外側(上段)に位置する太陽電池31eは特にシート36等が硬質な部材で形成するとよい。最後の太陽電池31eはパネル収納室25における開口を覆うカバーとなる。他の太陽電池31a〜31dはシート36が硬質であってもフレキシブルであってもよい。
最後の太陽電池31eにはその太陽電池31eをパネル収納室25から引き出すときに使用する摘み38が設けられている。太陽電池31eをカバーとして兼用せずに別体の透明なカバーを設けるようにしてもよい。この場合には最後の太陽電池31eもフレキシブルなものでよい。また、上述した形態では図3に示すように複数の太陽電池31a〜31eを一列に繋いで連結する構成としたが、少なくともいずれかの太陽電池31a〜31eの横にヒンジ機構を介して更に別の太陽電池パネルを接続し、この別の太陽電池を太陽電池31a〜31eに畳み込めるようにしてもよい。また、複数の太陽電池のそれぞれを分離して設け、太陽電池それぞれをパネル収納室25の縁にヒンジ機構を介して回動自在に取り付け、それらの太陽電池それぞれをパネル収納室25に折り込み、パネル収納室25内で複数の太陽電池を重なるようにして収納し、また、パネル収納室25に折り畳んであった複数の太陽電池を開いてパネル収納室25から出して外へ展開するようにした収納形式であってもよい。
太陽電池で充電する場合、図3に示すように、パネル収納室25から太陽電池31a〜31eを引き出して広く展開させるようにする。この状態で携帯電話端末機1をテーブル等に置く。すると、各太陽電池31a〜31eの太陽電池モジュール37は外光を受けて発電する。この太陽電池モジュール37で発電した電力は充電式バッテリー18に充電される。
このように太陽電池31a〜31eを展開させて外光を利用してバッテリー18に充電できるようになるので、例えば携帯途中で使用し過ぎたり、充電せずに時間が経過したりするような場合でもバッテリー18の蓄電量の低下を極力抑えることができる。また、仮に、バッテリー18の蓄電量が少なくなった場合でも太陽電池31a〜31eを展開させて外光を利用してバッテリー18に充電するようにすれば、携帯電話端末機1を使用可能なレベルまで充電することができる。また、太陽電池31a〜31eを展開させられない携帯途中でも最後の太陽電池31eでは逐次発電可能であり、バッテリー18の充電容量の残量の低下を極力抑えることができるようになる。つまりパネル収納室25から太陽電池31a〜31eを引き出して展開させない図1に示す格納状態でも最も外側(上段)に位置する太陽電池31eは外部に露出するのでこの最も外側に位置する太陽電池31eによる充電は可能であって短時間の使用はこれで足りる。
次に、図4〜図5に基づいて本発明の第2の実施形態に係る携帯電話端末機1について説明する。ここでは太陽電池をフレシキブル太陽電池により構成し、フレシキブルな太陽電池を巻取り式に格納するようにしたものである。第2の実施形態は第1の実施形態と基本的な構成を同じくする。第1の実施形態と同一構成部分には同一番号を付して説明を省略する。
図5に示すように、サブケース本体12内には後述するフレキシブル太陽電池41を巻き付けるための円筒状の巻き胴(巻軸)42がサブケース本体12の長手方向沿って配置されている。この巻き胴42の両端部分は図示しない軸受によってサブケース本体12の固定された部材に対して軸支されている。
巻き胴42はその外周にフレキシブル太陽電池41をロール状に巻き取るものであり、このため、サブケース本体12内にフレキシブル太陽電池41をコンパクトに収納できるように巻取り収納部を構成する。
フレキシブル太陽電池41は図示しないリード線等を介して電子部品基板ユニット17および充電式バッテリー18に接続されており、フレキシブル太陽電池41の太陽電池が光エネルギーを受けると、その光エネルギーを電気エネルギーに変換してバッテリー18に蓄電する。各フレキシブル太陽電池41はシート状またはフイルム状のフレキシブルシート材の露出側表面(上面)に太陽電池モジュールを積層してなる。
また、フレキシブル太陽電池41を巻き胴42に巻き付けて格納するようにしているので、フレキシブル太陽電池41の繰り出し端はストッパ機構により終端位置が規制される。例えば、サブケース本体12における側壁にそのサブケース本体12の長手軸方向に沿って長く形成したスリット状の開口部43に位置するように規制するようにする。すなわち、フレキシブル太陽電池41の繰り出し端にフレキシブル太陽電池41の幅よりも僅かに長いロッド45を設ける。ロッド45は開口部43の縁に係止して止まるようになっており、フレキシブル太陽電池41がケース本体12内に完全に引き込まれてしまわないようにする。ロッド45は開口部43から大きく露出せずにその開口部43内に収まり係止できる形態となっている。このロッド45にはフレキシブル太陽電池41を引き出すときに使用する摘みとして機能するが、別の摘みを更に設けるようにしてもよい。
図4に示すように、サブケース本体12の上壁部には、上記巻き胴42を回転操作するための操作部としての回動操作可能な操作ローラ(操作体)48が設けられている。操作ローラ48の外周にはローレット加工が施されている。操作ローラ48は直接または歯車機構(図示せず)を介して上記巻き胴42に連結されている。サブケース本体12の外へ露出した操作ローラ48の外周部を手指で操作することにより、フレキシブル太陽電池41を繰り出し方向または巻込み方向へ巻き胴42を回転させる操作が可能になっている。つまり、操作ローラ48によって巻き胴42を回転操作することによりフレキシブル太陽電池41を巻取りまたは繰出す操作が可能である。
また、巻き胴42に対していわゆるぜんまいバネなどの巻バネ(回転付勢用バネ)を設け、この巻バネの一端を巻き胴42に固定し、巻バネの他端をサブケース本体12の部材側に固定して、巻バネの付勢力により巻き胴42を巻き取り方向へ回動するように付勢し、フレキシブル太陽電池41の巻取り動作を補助するようにしてもよい。この場合、フレキシブル太陽電池41を引き出した状態でその位置にロックさせるラチェット機構を組み込むように構成するようにしてもよい。この場合にあってはラチェット機構による係止状態を解除する操作体を設けてそれにより係止状態を解除してフレキシブル太陽電池41が巻バネ50の付勢力で自動的に巻き胴42に巻き取るようにするとよい。また、ラチェット機構等のロック状態の解除はフレキシブル太陽電池41を一旦、引くことにより解除するように構成してもよい。更に、フレキシブル太陽電池41に巻き胴42への巻き癖を付け、摘みを手指で摘んでフレキシブル太陽電池41をケース本体11方向に軽く押し戻すと、シート状のフレキシブル太陽電池41が巻き胴42に自動的に巻き取られるようにしてもよい。
また、図4に示すように、サブケース本体12の外面に固定式の太陽電池51を設け、これによっても、発電し、この発電した電力により充電式バッテリー18を充電できるようにしている。シート状のフレキシブル太陽電池41は固定式の太陽電池51を避けた領域に繰り出されて受光面を展開するので、両太陽電池41、51は受光する上での干渉が起きない。
次に、サブケース本体12内において巻き胴42に巻き込み状態で収納されているフレキシブル太陽電池41を繰り出す場合は操作ローラ48によって巻き胴42を回転操作することにより図6に示すようにフレキシブル太陽電池41を繰り出す。また、ロッド45を摘み、フレキシブル太陽電池41を繰出すことも可能である。
そして図6に示すように展開したフレキシブル太陽電池41により外光を受けて発電し、その発電した電力により充電式バッテリー18を充電する。また、サブケース本体12の外面に設けた太陽電池51によっても発電し、その発電した電力により充電式バッテリー18を充電するようにしている。
また、サブケース本体12にフレキシブル太陽電池41を収納する場合は操作ローラ48を手指で操作して巻き胴42を巻込み方向へ回転することによりフレキシブル太陽電池41を巻き取ることができる。巻取り終端においてロッド45は開口部43の縁に係止し、それ以上、フレキシブル太陽電池41が巻き込まれることを防止する。これによりフレキシブル太陽電池41が巻取り完了したことが分かる。また、巻取りが完了した状態で開口部43はロッド45で閉塞される。
ところで、フレキシブル太陽電池41はサブケース本体12内の巻き胴42に巻き付けるようにしたので、ケース本体11からフレキシブル太陽電池41を引き出すことにより自らフラット状に延伸する癖が付けられていることが望ましい。例えば、フレキシブル太陽電池41を引き出す方向に直交する横断面形状が緩やかに湾曲する癖を付けるようにするとそれが可能である。このようにすると、フレキシブル太陽電池41をサブケース本体12から引き出したとき、フレキシブル太陽電池41は自ら広く展開し易くなる。この形態によれば、フレキシブル太陽電池41をサブケース本体12から外へ引き出されると、フレキシブル太陽電池41の太陽電池モジュールの受光面を広く露出させた状態に自ら拡がり、その状態を維持する。
この実施形態のフレキシブル太陽電池の巻取り形態は一例を示すものであり、適宜変更可能である。また、フレキシブル太陽電池を巻き胴に巻き付けて格納する機構をサブケース本体12に設けたが、メーンケース本体11に組み込むようにしてもよい。
本発明では、ケース本体の外へ太陽電池を展開して広げるようにしたから太陽電池モジュールの受光面積を増加し、多くの光エネルギーを受けることができ、そのエネルギーを電気エネルギーに変換され、ケース本体に設けたバッテリーに蓄電することができるので、太陽光の受光効率を大幅にアップさせることができるようになる。
なお、本発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組み合わせてもよい。
本発明は、携帯電話端末機、携帯ゲーム機器、携帯パソコン等のバッテリーに充電する能力を高め得る有用な携帯型電子機器である。
1…携帯電話端末機、11…メーンケース本体、12…サブケース本体、
18…充電式バッテリー、25…パネル収納室、31a〜31e…太陽電池、
41…フレキシブル太陽電池、42…巻き胴、43…開口部。

Claims (5)

  1. 携帯可能なケース本体と、
    前記ケース本体に格納可能に設けられ、前記ケース本体から繰り出して受光面を広げて外部に露出するように展開可能なシート状の太陽電池と、
    前記ケース本体に内蔵され、前記太陽電池で発生した電気エネルギーを蓄電する内蔵バッテリーと、
    を備えたことを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 前記太陽電池は、複数のシート状の太陽電池を含み、複数の太陽電池を畳んで収納する太陽電池収納部を前記ケース本体に形成したことを特徴とする請求項1に記載の携帯型電子機器。
  3. 前記ケース本体の外面部に外部に開口する凹部を形成し、前記凹部により前記太陽電池収納部を形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の携帯型電子機器。
  4. 前記ケース本体の内部に、シート状のフレキシブル太陽電池を巻き付ける巻き胴を設け、前記巻き胴に太陽電池を巻き付けて太陽電池を格納するとともに前記巻き胴に巻き付けて格納してあった太陽電池を前記ケース本体から外へ繰り出して露出するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の携帯型電子機器。
  5. 前記ケース本体の外面に固定式の太陽電池を配置し、前記固定式の太陽電池の他に前記ケース本体から繰り出して前記固定式の太陽電池を避けて受光面を広げて外部に露出するように展開可能なシート状の太陽電池を設けたことを特徴とする請求項4に記載の携帯型電子機器。
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