JP2010278959A - 電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信機能を有する制御回路を複数備えた電子制御装置において通信機能の信頼性を向上させる
【解決手段】ECU1は、通信バスBSを介した通信を行う機能を有する複数のマイコン2,3と、外部の通信バスBSに接続され、通信バスBSに流れる伝送信号を取り込むとともに、各マイコン2,3にて生成された送信信号を通信バスBSに出力する通信トランシーバ4とを備える。なお、マイコン3よりも先にマイコン2がマイコン電源オンとなるように構成されている。そして、マイコン2,3のうち最後に電源オンになるマイコン3は、通信トランシーバ4の電源をオンにするためのトランシーバ電源オン信号を通信トランシーバ4へ出力し、その後に通信バスBSを介した通信を開始する。一方、マイコン2は、マイコン3からのトランシーバ電源オン信号を入力すると、通信バスBSを介した通信を開始する。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信バスを介して外部装置との間でデータ通信可能な電子制御装置に関する。
従来、自動車には、車載機器を制御するために多数の電子制御装置(いわゆるECU)が搭載されており、これら各電子制御装置は、制御データを共有したり車両を統合制御したりするために、CAN(Controller Area Network)、LIN(Local Interconnect Network)等の通信バスを介して、互いにデータ通信可能に接続されている。
また、車両に搭載される電子制御装置の数は、車載機器の高機能化、安全性向上等のために増加しつつあり、通信バスに接続される電子制御装置の数も増加しているが、通信バスへの電子制御装置の接続数が増えると、通信配線経路が長くなることから、通信品質を確保するための経路設計が複雑になり、また、通信品質を確保するのも難しくなるという問題がある。
そこで近年では、車両に搭載する電子制御装置の数を減らすために、従来複数の電子制御装置で実現されていた機能を、一つの電子制御装置に集約することが考えられている。
ところで、一つの電子制御装置に各種機能を集約する場合、その機能の全てを実現可能な制御回路(一般にマイクロコンピュータ)を新たに設計するようにすると、単に設計(詳しくはソフトウェアの開発)のコストがかかるだけでなく、制御回路の処理負荷が大幅に増大するため、制御回路を、従来のものよりも高速処理可能なマイクロコンピュータにて構成しなければならないとか、処理負荷の増大に伴い制御回路の消費電力が増加するので、放熱対策等の新たな対策が必要になるという問題がある。
このため、従来複数の電子制御装置で実現されていた機能を、一つの電子制御装置に集約する際には、多機能の制御回路を新たに設計するのではなく、従来各電子制御装置毎に組み込まれていた複数の制御回路を、一つの電子制御装置に組み込むようにするとよい。
つまり、このようにすれば、制御回路の新たな設計が不要となり、しかも、既存の制御回路を利用して従来の電子制御装置を統廃合できることから、車両制御系の仕様変更を比較的簡単にしかも低コストで行うことができるようになる。
一方、このように一つの電子制御装置に複数の制御回路を組み込んだ場合、各制御回路は通信機能を有することから、この電子制御装置を、1系統の通信ラインで通信バスに接続できるようにする必要がある。
そして、このためには、通信バスを介して外部装置との間でデータを送受信する信号変換回路(CANトランシーバ等)を複数の制御回路間で共用できるようにすればよい(例えば、特許文献1,2を参照)。
特開2002−204243号公報 特開2007−243317号公報
ところで、上記特許文献1,2に記載の技術では、一つの電子制御装置内の信号変換回路は、この電子制御装置内に組み込まれた複数の制御回路から出力される通信データのなかで、優先度の高い通信データを選択して通信バスへ出力する。例えば、ローレベルの通信データがハイレベルの通信データよりも優先となるように設定される。
このため、ローレベルの通信データがハイレベルの通信データよりも優先となる通信において、図9に示すように、電子制御装置内の信号変換回路の電源がオンになるタイミング(図9(e)の時刻t12を参照)で、電子制御装置内の複数の制御回路のうちで電源がオフになっている制御回路B(図9(c)中の時刻t12を参照)が存在する場合に、この制御回路Bからの通信データはローレベルになるため(図9(d)中の時刻t12を参照)、通信バスにローレベルが出力され続けることになる(図9(f)中の時刻t12〜t13を参照)。これにより、通信バスに接続される全ての電子制御装置間において通信が不可能となってしまうという問題があった。
さらに、一つの電子制御装置内の信号変換回路の電源がオンになる以前(すなわち、図9中の時刻t12以前)に、通信処理を開始してしまう制御回路(図9の制御回路A)が存在する場合には(図9(b)中の時刻t11を参照)、通信エラーとなる(図9(b)中の時刻t11〜t12を参照)。このため、この制御回路Aが、その後に通信可能となったタイミングで通信バスにエラーフレーム(ローレベル)を出力してしまい、通信バスに接続される電子制御装置間の通信を阻害してしまうという問題があった。
本発明は、こうした問題に鑑みてなされたものであり、通信機能を有する制御回路を複数備えた電子制御装置において通信機能の信頼性を向上させる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の電子制御装置は、通信機能を有する複数の制御回路と、外部の通信バスに接続され、通信バスに流れる伝送信号を取り込むとともに、各制御回路にて生成された送信信号を通信バスに出力する信号変換回路とを備え、複数の制御回路のうち予め設定された1つの制御回路であるメイン制御回路が、信号変換回路の電源をオンにするための電源オン信号を信号変換回路へ出力し、複数の制御回路のうちメイン制御回路以外の制御回路であるサブ制御回路が、信号変換回路の電源がオンになったことを示す予め設定された電源オン条件が成立すると、通信機能による通信を開始する。
すなわち、請求項1に記載の電子制御装置では、メイン制御回路が信号変換回路へ電源オン信号を出力することによって、信号変換回路の電源をオンにする。したがって、メイン制御回路は、電源オン信号を出力したことにより、信号変換回路の電源がオンになったと判断することができる。このためメイン制御回路は、電源オン信号を出力した後に通信機能による通信を開始させることにより、信号変換回路の電源がオンになった後に、通信機能による通信を開始することができる。
さらにサブ制御回路は、信号変換回路の電源がオンになったことを示す予め設定された電源オン条件が成立すると、通信機能による通信を開始する。このためサブ制御回路も、メイン制御回路と同様に、信号変換回路の電源がオンになった後に、通信機能による通信を開始することができる。
以上より、電子制御装置を構成する複数の制御回路の全ては、信号変換回路の電源がオンになった後に、通信機能による通信を開始することができる。
このため、信号変換回路の電源がオンになる前に制御回路が通信を開始することに起因した通信エラーの発生を抑制し、通信機能の信頼性を向上させることができる。
また請求項1に記載の電子制御装置では、請求項2に記載のように、メイン制御回路が複数の制御回路のなかで最後に電源がオンになる制御回路であり、電源オン条件が、メイン制御回路が電源オン信号を出力したことであるようにするとよい。
このように構成された電子制御装置では、最後に電源がオンになる制御回路が電源オン信号を出力するため、電子制御装置を構成する複数の制御回路の全てにおいて電源がオンになった後に、信号変換回路の電源がオンになる。すなわち、信号変換回路の電源がオンになり、通信機能による通信が可能となった時点では、電源がオフになっている制御回路が存在しない。
これにより、信号変換回路の電源がオンになっているにもかかわらず、電源がオフになっている制御回路が存在するために通信が阻害されるという状況の発生を抑制することができ、通信機能の信頼性を向上させることができる。
また請求項2に記載の電子制御装置では、請求項3に記載のように、サブ制御回路が、メイン制御回路とのマイコン間通信により、メイン制御回路が電源オン信号を出力したことを検出するようにしてもよい。
このように構成された電子制御装置によれば、メイン制御回路とサブ制御回路が既に、DMA通信やシリアル通信などのマイコン間通信を採用している場合には、電源オン信号を出力した旨をメイン制御回路がサブ制御回路へマイコン間通信で送信するというソフトウエアの変更を行うという簡便な方法で、ハードウエアの変更を行うことなく、メイン制御回路が電源オン信号を出力したことをサブ制御回路側で検出することができる。
また請求項2に記載の電子制御装置では、請求項4に記載のように、サブ制御回路が、メイン制御回路との間において、ハイレベルの信号とローレベルの信号とを用いる汎用の信号入出力により、メイン制御回路が電源オン信号を出力したことを検出するようにしてもよい。
すなわち、汎用の信号入出力の機能は通常、制御回路に標準的に搭載されているので、汎用の信号入出力を用いて、電源オン信号を出力した旨を示す信号をメイン制御回路がサブ制御回路へ出力するようにすれば、メイン制御回路とサブ制御回路がマイコン間通信の機能を備えていない場合であっても、メイン制御回路が電源オン信号を出力したことをサブ制御回路側で検出することができる。
また請求項2に記載の電子制御装置において、請求項5に記載のように、サブ制御回路が、メイン制御回路から電源オン信号を入力することにより、メイン制御回路が電源オン信号を出力したことを検出するようにしてもよい。
このように構成された電子制御装置によれば、電源オン信号を出力した旨を示す信号をメイン制御回路がサブ制御回路へ出力する必要がなくなるため、メイン制御回路の構成を簡略化することができる。
また請求項1に記載の電子制御装置において、請求項6に記載のように、電源オン条件は、信号変換回路を介して、通信バスに流れる伝送信号を受信したことであるようにしてもよい。
すなわち、伝送信号を受信したということは、信号変換回路の電源がオンになっているということであり、このように構成された電子制御装置によれば、信号変換回路の電源が確実にオンになってから、通信を開始することができる。
また請求項1に記載の電子制御装置において、請求項7に記載のように、メイン制御回路が、複数の制御回路のなかで最初に電源がオンになる制御回路であり、メイン制御回路は、複数の制御回路の全てにおいて電源がオンになった後に、電源オン信号を出力するようにしてもよい。
このように構成された電子制御装置では、複数の制御回路の全てにおいて電源がオンになった後に、信号変換回路の電源がオンになる。すなわち、信号変換回路の電源がオンになり、通信機能による通信が可能となった時点では、電源がオフになっている制御回路が存在しない。
これにより、信号変換回路の電源がオンになっているにもかかわらず、電源がオフになっている制御回路が存在するために通信が阻害されるという状況の発生を抑制することができ、通信機能の信頼性を向上させることができる。
電子制御装置(ECU)1の構成を示すブロック図である。 第1電源オン処理を示すフローチャートである。 第1通信開始処理を示すフローチャートである。 ECU1の通信開始動作を示すタイミングチャートである。 第2実施形態の第1通信開始処理を示すフローチャートである。 第3実施形態の電子制御装置(ECU)1の構成を示すブロック図である。 第2電源オン処理を示すフローチャートである。 第2通信開始処理を示すフローチャートである。 従来の通信開始時における問題点を説明するタイミングチャートである。
(第1実施形態)
以下に本発明の第1実施形態を図面とともに説明する。
図1は、電子制御装置(以下、ECUという)1の構成を示すブロック図である。
本実施形態の電子制御装置(以下、ECUという)1は、車両に搭載されて、例えばエンジン等の所定の制御対象機器を制御するのに用いられるものであり、他の車載機器を制御するECU(不図示)とともに通信バスBSに接続されている。なお本実施形態では、この通信バスBSは周知のCANバスであり、ECU1は、この通信バスBSを介して他のECUとの間でデータ通信を行うことにより、制御対象機器の制御に必要なデータを送受信する。
ECU1は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなるマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)2,3と、通信バスBSを介して他のECUとの間で通信を行う通信トランシーバ4とを備える。
これらのうちマイコン2,3は、通信トランシーバ4を介して通信データを送受信する通信制御部21,31と、通信制御部21による通信開始のタイミングを管理する通信タイミング管理部22,32とから構成される。
また通信トランシーバ4は、マイコン2,3からの通信データをローレベル優先で合成し、通信バスBSへ出力する。詳細には、通信トランシーバ4は、マイコン2,3からの通信データを取得して、マイコン2,3からの通信データの何れかがローレベルである場合にはバス出力値をローレベルに設定するとともに、マイコン2,3からの通信データが共にハイレベルである場合にはバス出力値をハイレベルに設定する。そして通信トランシーバ4は、設定されたバス出力値を通信プロトコルに合わせて変換して、通信バスBSへ出力する。なお、マイコン2とマイコン3との間の信号が衝突した際の調停は通信トランシーバ4で行われず、マイコン2,3に搭載されている通信制御部21,31で行われる。
また、マイコン3と通信トランシーバ4との間と、マイコン2とマイコン3との間には、マイコン3から出力されるトランシーバ電源オン信号(後述)を伝送するための信号線11が接続されている。この信号線11は、通常はローレベルであり、トランシーバ電源オン信号の伝送時にハイレベルになる。
なお、マイコン2は、車両のバッテリに接続されると起動するアプリケーションを有し、マイコン3は、車両のIGスイッチ(不図示)がオンになると起動するアプリケーションを有する。このためECU1では、マイコン2が、マイコン3よりも先にマイコン電源オンとなるように構成されている。
このように構成されたECU1において、マイコン3の通信タイミング管理部32は、通信トランシーバ4の電源をオンにする第1電源オン処理を実行する。また、マイコン2の通信タイミング管理部22は、通信制御部21による通信を開始させる第1通信開始処理を実行する。
まず、マイコン3の通信タイミング管理部32が実行する第1電源オン処理の手順を、図2を用いて説明する。図2は第1電源オン処理を示すフローチャートである。この第1電源オン処理は、マイコン3が起動した直後に1回のみ実行される処理である。
この第1電源オン処理が実行されると、通信タイミング管理部32は、まずS10にて、マイコン3の電源状態の検出を行う。そしてS20にて、S10における電源状態検出結果に基づいて、マイコン3の電源状態がIGオン状態であるか否かを判断する。ここで、IGオン状態でない場合には(S20:NO)、S10に移行して、上述の処理を繰り返す。
一方、IGオン状態である場合には(S20:YES)、S30にて、通信トランシーバ4の電源オンを指示するトランシーバ電源オン信号を出力する。これにより通信トランシーバ4は、トランシーバ電源オン信号が入力すると、自身の電源をオンにする。
そしてS40にて、予め設定された所定待機時間(本実施形態では、例えば1秒)が経過するまで待機する。なお、この待機は、通信トランシーバ4の電源が確実にオンになってから通信を開始させるためのものであり、この待機時間は、図4の時刻t2から時刻t4までの時間に相当する。
その後S50にて、通信制御部31に対して通信開始を指示し、すなわち、通信制御部31に対して通信開始指示を出力し、第1電源オン処理を終了する。これにより、マイコン3の通信制御部31は、通信バスBSを介した通信を開始する。
次に、マイコン2の通信タイミング管理部22が実行する第1通信開始処理の手順を、図3を用いて説明する。図3は第1通信開始処理を示すフローチャートである。この第1通信開始処理は、マイコン2が起動した直後に1回のみ実行される処理である。
この第1通信開始処理が実行されると、通信タイミング管理部22は、まずS100にて、通信データをローからハイに変更するとともに、マイコン2を通信待機状態とする。さらにS110にて、トランシーバ電源オン信号の検出を行う。すなわち、マイコン3からのトランシーバ電源オン信号が入力したか否かを判断する。
そしてS120にて、S110における検出結果に基づいて、トランシーバ電源オン信号が入力したか否かを判断する。すなわち、通信トランシーバ4の電源がオンになったか否かを判断する。ここで、トランシーバ電源オン信号が入力していない場合には(S120:NO)、通信トランシーバ4の電源がオフであると判断し、S110に移行して、上述の処理を繰り返すことにより、トランシーバ電源オン信号が入力するまで待機する。なお、この待機時間は、図4の時刻t1から時刻t2までの時間に相当する。
一方、トランシーバ電源オン信号が入力した場合には(S120:YES)、通信トランシーバ4の電源がオンであると判断し、S130にて、予め設定された所定待機時間(本実施形態では、例えば1秒)が経過するまで待機する。なお、この待機は、通信トランシーバ4の電源が確実にオンになってから通信を開始させるためのものであり、この待機時間は、図4の時刻t2から時刻t4までの時間に相当する。
その後S140にて、通信制御部21に対して通信開始を指示し、すなわち、通信制御部21に対して通信開始指示を出力し、第1通信開始処理を終了する。これにより、マイコン2の通信制御部21は、通信バスBSを介した通信を開始する。
このように構成されたECU1において通信バスBSを介した通信を開始するときの動作を、図4を用いて説明する。図4はECU1の通信開始動作を示すタイミングチャートである。
まず、マイコン2の電源がオンになり(図4(a)の時刻t1を参照)、これに連動してマイコン2の通信信号線がハイレベルになる(図4(b)の時刻t1を参照)。ここではマイコン2からの通信を開始せず、通信待機状態となる(指示n1を参照)。その後、マイコン3の電源がオンになり(図4(c)の時刻t2を参照)、これに連動してマイコン3の通信信号線がハイレベルになる(図4(d)の時刻t2を参照)。ここで、マイコン3についても通信を開始せず、通信待機状態となる(指示n2を参照)。その後、マイコン3から通信トランシーバ4へトランシーバ電源オン信号が出力されることにより、通信トランシーバ4の電源がオンになる(図4(e)の時刻t3を参照)。そして各マイコン2,3が、マイコン3から通信トランシーバ4へのトランシーバ電源オン信号の出力をトリガーとして通信開始を指示することで(指示n3,n4を参照)、通信を開始する(図4(b),(d),(f)の時刻t4を参照)。
このように構成されたECU1は、通信バスBSを介した通信を行う機能を有する複数のマイコン2,3と、外部の通信バスBSに接続され、通信バスBSに流れる伝送信号を取り込むとともに、各マイコン2,3にて生成された送信信号を通信バスBSに出力する通信トランシーバ4とを備え、マイコン2,3のうち予め設定されたマイコン3が、通信トランシーバ4の電源をオンにするためのトランシーバ電源オン信号を通信トランシーバ4へ出力し、マイコン2,3のうちマイコン3以外のマイコン2が、マイコン3からのトランシーバ電源オン信号を入力されると、通信バスBSを介した通信を開始する。
すなわち、ECU1では、マイコン3が通信トランシーバ4へトランシーバ電源オン信号を出力することによって、通信トランシーバ4の電源をオンにする。したがって、マイコン3は、トランシーバ電源オン信号を出力したことにより、通信トランシーバ4の電源がオンになったと判断することができる。このためマイコン3は、トランシーバ電源オン信号を出力した後に、所定の待機時間を経てから通信バスBSを介した通信を開始させることにより、通信トランシーバ4の電源がオンになった後に、通信バスBSを介した通信を開始することができる。
さらにマイコン2は、通信トランシーバ4の電源がオンになったことを示す、マイコン3からのトランシーバ電源オン信号の入力により、通信バスBSを介した通信を開始する。このためマイコン2も、マイコン3と同様に、通信トランシーバ4の電源がオンになった後に、通信バスBSを介した通信を開始することができる。
以上より、ECU1を構成する複数のマイコン2,3の全ては、通信トランシーバ4の電源がオンになった後に、通信バスBSを介した通信を開始することができる。
このため、通信トランシーバ4の電源がオンになる前にマイコン2,3が通信を開始することに起因した通信エラーの発生を抑制し、通信バスBSを介した通信の信頼性を向上させることができる。
また、マイコン2,3のうち最後に電源がオンになるマイコン3がトランシーバ電源オン信号を出力するため、ECU1を構成する複数のマイコン2,3の全てにおいて電源がオンになった後に、通信トランシーバ4の電源がオンになる。すなわち、通信トランシーバ4の電源がオンになり、通信バスBSを介した通信が可能となった時点では、電源がオフになっているマイコンが存在しない。
これにより、通信トランシーバ4の電源がオンになっているにもかかわらず、電源がオフになっているマイコン2,3が存在するために通信が阻害されるという状況の発生を抑制することができ、通信バスBSを介した通信の信頼性を向上させることができる。
またマイコン2にも通信トランシーバ4同様にマイコン3からトランシーバ電源オン信号を入力することにより、マイコン2はマイコン3がトランシーバ電源オン信号を出力したことを検出する。これにより、マイコン3がトランシーバ電源オン信号を出力した旨を示す信号を別途生成し、この別途生成した信号をマイコン3がマイコン2へ出力する必要がなくなるため、マイコン3の構成を簡略化することができる。
以上説明した実施形態において、マイコン3は本発明におけるメイン制御回路、マイコン2は本発明におけるサブ制御回路、通信トランシーバ4は本発明における信号変換回路、トランシーバ電源オン信号は本発明における電源オン信号、S120の処理の判断条件は本発明における電源オン条件である。
(第2実施形態)
以下に本発明の第2実施形態を説明する。なお、第2実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
第2実施形態のECU1は、マイコン2が実行する第1通信開始処理が変更された点以外は第1実施形態と同じである。
次に、第2実施形態の時間補正処理の手順を、図5を用いて説明する。図5は第2実施形態の第1通信開始処理を示すフローチャートである。
第2実施形態の第1通信開始処理は、S110およびS120の処理が省略されるとともに、S105の処理が追加された点以外は第1実施形態と同じである。
すなわち、第1通信開始処理が実行されると、まずS105にて、通信トランシーバ4を介して通信データを受信したか否かを判断する。ここで、通信データを受信していない場合には(S105:NO)、S105の処理を繰り返すことにより待機する。一方、通信データを受信した場合には(S105:YES)、S130に移行する。
このように構成されたECU1によれば、通信トランシーバ4の電源が確実にオンになってから、通信を開始することができる。なぜならば、通信トランシーバ4を介して通信データを受信したということは、通信トランシーバ4の電源がオンになっているということだからである。
(第3実施形態)
以下に本発明の第3実施形態を説明する。なお、第3実施形態では、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
第3実施形態のECU1は、ECU1の構成が変更された点と、マイコン2が第1通信開始処理の代わりに第2電源オン処理を実行する点と、マイコン3が第1電源オン処理の代わりに第2通信開始処理を実行する点以外は第1実施形態と同じである。
図6は、第3実施形態の電子制御装置(ECU)1の構成を示すブロック図である。
第3実施形態のECU1は、図6に示すように、信号線11が省略されるとともに、信号線16,17が追加された点以外は第1実施形態と同じである。
ここで、信号線16は、マイコン2と通信トランシーバ4との間およびマイコン2とマイコン3との間を信号入出力可能に接続し、マイコン2から出力されるトランシーバ電源オン信号(後述)を伝送するためのものである。また信号線17は、マイコン2とマイコン3との間を信号入出力可能に接続し、マイコン3の電源レベルを示す信号(以下、電源レベル信号という)を伝送するためのものである。
次に、マイコン2の通信タイミング管理部22が実行する第2電源オン処理の手順を、図7を用いて説明する。図7は第2電源オン処理を示すフローチャートである。この第2電源オン処理は、マイコン2が起動した直後に1回のみ実行される処理である。
この第2電源オン処理が実行されると、通信タイミング管理部22は、まずS310にて、マイコン3から電源レベル信号に基づいてマイコン3の電源状態の検出を行う。そしてS320にて、S310における電源状態検出結果に基づいて、マイコン3の電源がオンになっているか否かを判断する。ここで、マイコン3の電源がオンでない場合には(S320:NO)、S310に移行して、上述の処理を繰り返す。
一方、マイコン3の電源がオンである場合には(S320:YES)、S330にて、通信トランシーバ4の電源オンを指示するトランシーバ電源オン信号を出力する。これにより通信トランシーバ4は、トランシーバ電源オン信号を入力すると、自身の電源をオンにする。
そしてS340にて、予め設定された所定待機時間(本実施形態では、例えば1秒)が経過するまで待機する。
その後S350にて、通信制御部21に対して通信開始を指示し、第2電源オン処理を終了する。これにより、マイコン2の通信制御部21は、通信バスBSを介した通信を開始する。
次に、マイコン3の通信タイミング管理部32が実行する第2通信開始処理の手順を、図8を用いて説明する。図8は第2通信開始処理を示すフローチャートである。この第2通信開始処理は、マイコン3が起動した直後に1回のみ実行される処理である。
この第2通信開始処理が実行されると、通信タイミング管理部32は、まずS410にて、トランシーバ電源オン信号の検出を行う。すなわち、マイコン2からのトランシーバ電源オン信号が入力したか否かを判断する。
そしてS420にて、S410における検出結果に基づいて、トランシーバ電源オン信号が入力したか否かを判断する。すなわち、通信トランシーバ4の電源がオンになったか否かを判断する。ここで、トランシーバ電源オン信号が入力していない場合には(S420:NO)、通信トランシーバ4の電源がオフであると判断し、S410に移行して、上述の処理を繰り返す。
一方、トランシーバ電源オン信号が入力した場合には(S420:YES)、通信トランシーバ4の電源がオンであると判断し、S430にて、予め設定された所定待機時間(本実施形態では、例えば1秒)が経過するまで待機する。
その後S440にて、通信制御部31に対して通信開始を指示し、第2通信開始処理を終了する。これにより、マイコン3の通信制御部31は、通信バスBSを介した通信を開始する。
このように構成されたECU1では、マイコン2が、複数のマイコン2,3のなかで最初に電源がオンになるマイコンであり、マイコン2は、複数のマイコン2,3の全てにおいて電源がオンになった後に、トランシーバ電源オン信号を出力する。このため、複数のマイコン2,3の全てにおいて電源がオンになった後に、通信トランシーバ4の電源がオンになる。すなわち、通信トランシーバ4の電源がオンになり、通信機能による通信が可能となった時点では、電源がオフになっているマイコンが存在しない。
これにより、通信トランシーバ4の電源がオンになっているにもかかわらず、電源がオフになっているマイコン2,3が存在するために通信が阻害されるという状況の発生を抑制することができ、通信バスBSを介した通信の信頼性を向上させることができる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採ることができる。
例えば上記実施形態においては、ECU1内に2個のマイコンが搭載されているものを示したが、3個以上のマイコンが搭載されているようにしてもよい。
また上記第1実施形態においては、マイコン2が、マイコン3からトランシーバ電源オン信号を入力することにより、通信トランシーバ4の電源がオンであると判断するものを示した。しかし、マイコン2が、通信トランシーバ4の電源状態を直接検出するようにしてもよい。
また上記第1実施形態においては、マイコン2が、マイコン3からトランシーバ電源オン信号を入力することにより、マイコン3がトランシーバ電源オン信号を出力したことを検出するものを示した。しかし、マイコン2が、マイコン3とのマイコン間通信(DMA通信、シリアル通信など)により、マイコン3がトランシーバ電源オン信号を出力したことを検出するようにしてもよい。これにより、マイコン2,3が既にマイコン間通信を採用している場合には、トランシーバ電源オン信号を出力した旨をマイコン3がマイコン2へマイコン間通信で送信するというソフトウエアの変更を行うという簡便な方法で、ハードウエアの変更を行うことなく、マイコン3がトランシーバ電源オン信号を出力したことをマイコン2側で検出することができる。
また、マイコン2が、マイコン3との間において、ハイレベルの信号とローレベルの信号とを用いる汎用の信号入出力により、マイコン3がトランシーバ電源オン信号を出力したことを検出するようにしてもよい。すなわち、汎用の信号入出力の機能は通常、マイコンに標準的に搭載されているので、汎用の信号入出力を用いて、トランシーバ電源オン信号を出力した旨を示す信号をマイコン3がマイコン2へ出力するようにすれば、マイコン2,3がマイコン間通信の機能を備えていない場合であっても、マイコン3がトランシーバ電源オン信号を出力したことをマイコン2側で検出することができる。
また上記第3実施形態においては、マイコン2は、マイコン3からの電源レベル信号に基づいて、マイコン3の電源がオンになっているか否かを判断するものを示した。しかし、マイコン3との間でマイコン間通信を行い、マイコン間通信が成立したことで、マイコン3の電源がオンになっていると判断するようにしてもよい。これにより、マイコン2とマイコン3との間の通信データ量を増加させることなく、少しのソフトウエア変更で、マイコン3の電源オンを検出する手段を実現することができる。
1…ECU、2,3…マイコン、4…通信トランシーバ、21…通信制御部、22…通信タイミング管理部、31…通信制御部、32…通信タイミング管理部、BS…通信バス

Claims (7)

  1. 通信機能を有する複数の制御回路と、
    外部の通信バスに接続され、該通信バスに流れる伝送信号を取り込むとともに、前記各制御回路にて生成された送信信号を前記通信バスに出力する信号変換回路と
    を備えた電子制御装置であって、
    前記複数の制御回路のうち予め設定された1つの制御回路であるメイン制御回路は、前記信号変換回路の電源をオンにするための電源オン信号を前記信号変換回路へ出力し、
    前記複数の制御回路のうち前記メイン制御回路以外の制御回路であるサブ制御回路は、前記信号変換回路の電源がオンになったことを示す予め設定された電源オン条件が成立すると、前記通信機能による通信を開始する
    ことを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記メイン制御回路は、前記複数の制御回路のなかで最後に電源がオンになる制御回路であり、
    前記電源オン条件は、前記メイン制御回路が前記電源オン信号を出力したことである
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記サブ制御回路は、
    前記メイン制御回路とのマイコン間通信により、前記メイン制御回路が前記電源オン信号を出力したことを検出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子制御装置。
  4. 前記サブ制御回路は、
    前記メイン制御回路との間において、ハイレベルの信号とローレベルの信号とを用いる汎用の信号入出力により、前記メイン制御回路が前記電源オン信号を出力したことを検出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子制御装置。
  5. 前記サブ制御回路は、
    前記メイン制御回路から前記電源オン信号を入力することにより、前記メイン制御回路が前記電源オン信号を出力したことを検出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子制御装置。
  6. 前記電源オン条件は、前記信号変換回路を介して、前記通信バスに流れる伝送信号を受信したことである
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  7. 前記メイン制御回路は、前記複数の制御回路のなかで最初に電源がオンになる制御回路であり、
    前記メイン制御回路は、前記複数の制御回路の全てにおいて電源がオンになった後に、前記電源オン信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
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