JP2010277408A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】飲み口部分に引っ掛け部を有する商品を収容することが可能な商品収納ラックの構成を簡単にしてコストの低減を図りつつメンテナンスが容易な自動販売機を提供する。
【解決手段】上下方向に複数段架設され、商品の引っ掛け部を支持し、かつ、前方側(商品補充側)に対して後方側が低くなるよう傾斜して前記商品をその自重により滑らせて吊下げ収容するとともに後端部に商品搬出機構を有する商品支持ユニット30を設け、当該商品支持ユニット30を商品収納ラック20を構築するフレーム材23に着脱自在に架設されてなり、前記商品搬出機構のベンド配線60を商品収納ラック20を構築するフレーム材23に沿って引き回すとともに当該ベンド配線60と商品搬出機構とを接続若しくは切り離す対をなす配線接続用カプラの一方をフレーム材23に取付け、その他方を商品支持ユニット30に取付けるようにする。
【選択図】図3

Description

この発明は、飲み口部分に引っ掛け部を有する商品を販売する自動販売機であって、前記商品を吊下げ支持し、かつ、前方側(商品投入側)に対して後方側が低くなるよう傾斜して前記商品をその自重により滑らせて収容するとともに後端部に商品搬出機構を備えた自動販売機に関する。
自動販売機で取り扱う商品は多様化しており、飲料が充填された容器が硬質の缶入り商品,ペットボトル入り商品に加えて、ゼリー状の飲食物を可撓性袋状容器に充填し、可撓性袋状容器に硬質の合成樹脂からなる注出口部としてのスパウトを固着して飲み口とし、前記スパウトにキャップを装着した商品(以下、パウチ商品ともいう)を販売可能とする自動販売機が要求され、このパウチ商品を販売可能とした自動販売機が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示された自動販売機においては本体キャビネットの庫内に上下複数段に配列された商品収納ラックを備え、それぞれの商品収納ラックの商品載置面に所定の間隔をおいて左右方向に複数の仕切壁を設け、隣接する仕切壁間を商品収納通路として商品を前後(奥行き)方向に並べて収容するとともにそれぞれの商品収納通路に商品を前方に押圧するプッシャ部材を設け、商品選択ボタンの操作によりプッシャ部材を駆動して商品を押出すように構成されている。
特開2005−228058号公報
特許文献1に開示された自動販売機においては商品収納ラックが水平に配置されており、当該商品収納ラックの商品収納通路に商品を載置して収容するように構成されている。このため容器形態が軟弱なパウチ商品を収納するとパウチ商品の収納姿勢が乱れ、かつ、パウチ商品を後方からプッシャ部材にて押圧するとパウチ商品が潰れて販売することができないおそれがある。そこで、この特許文献1に開示された商品収納ラックにおいては、パウチ商品のスパウトに設けられたフランジを引っ掛け部として支持すれば商品が起立することに着目し、パウチ商品のスパウトを挟むように間隙をおいて配置された商品支持部材を設け、この商品支持部材に前記フランジを引っ掛けるようにパウチ商品を装填して収容するとともに前記商品支持部材に近接して前後のスプロケット間に張架された搬送チェーンにパウチ商品のスパウト(若しくはキャップ)を後方から押圧する複数の商品仕切ピンを配設し、販売時に搬送チェーンを駆動して商品仕切ピンによりパウチ商品を押出すように構成されている。この特許文献1に開示された自動販売機においては容器形態が軟弱なパウチ商品を販売することができる点で優れているが、商品収納ラックの構成が複雑となりコストが嵩むという課題を有する。
そこで、発明者等はパウチ商品のフランジを支持して当該商品の自重により滑らせて吊下げ収容するとともに商品搬出機構を有する商品支持ユニットを備え、当該商品支持ユニットを、商品収納ラックを構築するフレーム材に上下方向に複数段架設してなるスラント式商品収納ラックを発明して出願した(特願2008−258022号)。この発明によれば、容器形態が軟弱なパウチ商品を収容する商品収納ラックを簡単な構成とすることができ、また、缶入り飲料などを販売する自動販売機に搭載されたサーペンタイン式商品収納ラックと互換性を有し、さらに、商品収納ラックを構築するフレーム材に対して商品支持ユニットを着脱自在としたことにより商品支持ユニットのメンテナンス作業を容易にする点で優れている。
ところで、自動販売機には自動販売機の全体を制御するマスター制御部、このマスター制御部に接続された金銭処理部,冷却制御部,販売制御部などのスレーブ制御部を内蔵する電装ボックスを備え、電装ボックス(販売制御部)から商品搬出機構に販売信号が送出され、また、商品搬出機構から電装ボックスに商品の売切れ信号が送出されるように構成されている。前記した出願においても商品支持ユニットに備えられた商品搬出機構に商品を一個ずつ搬出する駆動源としてのソレノイドや売切れを検出する商品検知スイッチ(マイクロスイッチ)などが固着されており、前記ソレノイドやマイクロスイッチと電装ボックスとの間は信号線(以下、ベンド配線ともいう)により接続されている。この場合、ベンド配線は商品収納ラックを構築するフレーム材に沿って引き回されるが、商品支持ユニットを商品収納ラックから取り外した場合にベンド配線が連れまわることからベンド配線をフレーム材の内面に沿って引き回さねばならず、ベンド配線の引き回し作業が煩雑であるとともにメンテナンス時にベンド配線に不測の外力が加えられて断線してしまうおそれがあるという課題を有する。
そこで、本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、飲み口部分に引っ掛け部を有する商品を収容することが可能な商品収納ラックの構成を簡単にしてコストの低減を図りつつメンテナンスが容易な自動販売機を提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1に係る発明は、飲み口部分に引っ掛け部を有する商品を販売する自動販売機であって、上下左右のフレーム材により商品収納ラックの枠体を構築し、左右のフレーム材に上下方向に複数段架設され、前記商品の引っ掛け部を支持し、かつ、前方側(商品投入側)に対して後方側が低くなるよう傾斜して前記商品をその自重により滑らせて吊下げ収容するとともに後端部に商品搬出機構を有する商品支持ユニットを設け、当該商品支持ユニットは商品収納ラックを構築するフレーム材に着脱自在に架設されてなり、前記商品搬出機構のベンド配線を商品収納ラックを構築するフレーム材に沿って引き回すとともに当該ベンド配線と商品搬出機構とを接続若しくは切り離す配線接続用カプラの一方をフレーム材に取付け、その他方を商品支持ユニットに取付けたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は請求項1記載の自動販売機において、配線接続用カプラは商品支持ユニットの着脱によりベンド配線を自動的に接続若しくは切り離すよう取付けたことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は請求項1記載の自動販売機において、商品搬出機構は少なくとも駆動源としてのソレノイドおよび商品の売り切れを検出する商品検知スイッチを内蔵するケースを有し、このケースに配線接続用カプラの他方を固着し、その一方の配線接続用カプラを結合してなることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は請求項1記載の自動販売機において、複数の商品支持ユニットに備えられた商品搬出機構のベンド配線の他端は共通の配線接続用カプラに接続されてなることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る自動販売機によれば、飲み口部分に引っ掛け部を有する商品を販売する自動販売機であって、上下左右のフレーム材により商品収納ラックの枠体を構築し、左右のフレーム材に上下方向に複数段架設され、前記商品の引っ掛け部を支持し、かつ、前方側(商品投入側)に対して後方側が低くなるよう傾斜して前記商品をその自重により滑らせて吊下げ収容するとともに後端部に商品搬出機構を有する商品支持ユニットを設け、当該商品支持ユニットは商品収納ラックを構築するフレーム材に着脱自在に架設されてなり、前記商品搬出機構のベンド配線を商品収納ラックを構築するフレーム材に沿って引き回すとともに当該ベンド配線と商品搬出機構とを接続若しくは切り離す配線接続用カプラの一方をフレーム材に取付け、その他方を商品支持ユニットに取付けたことにより、容器形態が軟弱なパウチ商品を収納する商品収納ラックを簡単な構成とすることができ、コストの低減を図ることが可能である。また、メンテナンス時に商品支持ユニットを取外す際、ベンド配線を配線接続用カプラによって切り離すことによりベンド配線を商品収納ラック内に残した状態で商品支持ユニットを取り出すことが可能となるので、メンテナンス時にベンド配線が邪魔となることがないという利点を有する。そして、ベンド配線を商品収納ラック内に残しておくことができるので、ベンド配線の引き回しに制約、つまり、商品収納ラックを構築するフレーム材の内面に沿って引き回すような制約がないことから、ベンド配線を前記フレーム材の外面に沿って引き回す際に配線作業に最適な場所を選択することができるので、その配線作業の容易化を図ることができるという利点を有する。
また、本発明の請求項2に係る発明によれば、請求項1記載の自動販売機において、配線接続用カプラは商品支持ユニットの着脱によりベンド配線を自動的に接続若しくは切り離すよう取付けたことにより、商品収納ラックに商品支持ユニットを装着若しくは商品収納ラックから商品支持ユニットを取外す際にベンド配線は配線接続用カプラにより自動的に接続若しくは切り離されるので、配線接続用カプラの接続若しくは切り離しを行う手間をなくすことができる。
また、請求項3に係る発明によれば、請求項1記載の自動販売機において、商品搬出機構は少なくとも駆動源としてのソレノイドおよび商品の売り切れを検出する商品検知スイッチを内蔵するケースを有し、このケースに配線接続用カプラの他方を固着し、その一方の配線接続用カプラを結合してなることにより、商品支持ユニットを取外した際にベンド配線が商品支持ユニットにぶら下がるように表出することがないので、ベンド配線に不測の外力が加えられて断線するなどの不具合を解消することができるという利点を有する。
また、請求項4に係る発明によれば、請求項1記載の自動販売機において、複数の商品支持ユニットに備えられた商品搬出機構のベンド配線の他端は共通の配線接続用カプラに接続されてなることにより、複数の商品搬出機構を一括して電装ボックスと接続することが可能となり、また、複数の商品搬出機構に共通な信号線(例えば、アース線)を一本の共通信号線とすることができるので、ベンド配線の本数を削減することが可能となる利点を有する。
本発明の実施の形態1である自動販売機の全体構成を示す外扉開放状態の斜視図である。 図1の要部側面断面図である。 本発明に係るスラント式商品収納ラックの全体構成の斜視図である。 図3のスラント式商品収納ラックに架設される商品支持ユニットを示し、(a)は前方から見た斜視図であり、(b)は後方から見た斜視図である。 商品支持ユニットに搭載された商品搬出機構を示し、(a)は商品搬出機構の一部を分解した斜視図であり、(b)は商品搬出機構の要部拡大斜視図である。 ベンド配線の結線を示す配線図である。 容器形態が軟弱なパウチ商品を示し、(a)および(b)はそれぞれ種類の異なるパウチ商品の正面図である。 商品支持ユニットに商品を装填する状態を示し、(a)は商品支持ユニットに商品を装填する状態の模式図であり、(b)は商品支持ユニットに商品を装填した状態を示す正面図である。 商品支持ユニットに商品を収容した状態を示す側面図である。 商品支持ユニットに装填されたパウチ商品が滑動する状態を示す説明図である。 商品搬出機構の搬出動作を説明するための平面図である。 サーペンタイン式商品収納ラックとの互換性を持たせるためのアダプター部材を示し、(a)(b)はそれぞれ異なるアダプター部材の組付けを説明するための一部分解斜視図である。 本発明の実施の形態2である自動販売機におけるスラント式商品収納ラックの全体構成の斜視図である。 図13のスラント式商品収納ラックに架設される商品支持ユニットを示し、(a)は前方から見た斜視図であり、(b)は後方から見た斜視図である。 図13の商品支持ユニットに搭載された商品搬出機構を示し、(a)は商品搬出機構の一部を分解した斜視図であり、(b)は商品搬出機構の要部拡大斜視図である。
以下、本発明における実施の形態である自動販売機を図面に基づいて説明する。
(実施の形態1)
先ず図1および図2を用いて本発明の実施の形態1である自動販売機の全体構造を説明する。図において、1は前面が開口した本体キャビネットである。前記本体キャビネット1は鋼板製の外箱の内側、すなわち、上壁,左右側壁,背壁および底壁1aにウレタンフォームからなる断熱ボードを配設して断熱筐体として構成されている。前記本体キャビネット1の断熱ボードで囲まれた商品収納庫内は断熱仕切板11により左右方向に複数、この実施の形態では3つの商品収納室12,13,14に区画されている。左右の商品収納室12,14には従来より良く知られている湾曲したセグメントを上下方向に連接したセグメント列を前後に対向配置して蛇行した商品通路を構成してなるサーペンタイン式商品収納ラック121,141がそれぞれ左右2列ずつ収設されている。中央の商品収納室13には本発明により提供される後述するスラント式の商品収納ラック20がそれぞれ収設されている。前記商品収納ラック121,141,20の下部には前下がりに傾斜し、かつ、無数の穴が形成されたシュータ2が配置されている。前記シュータ2の下部には、それぞれの商品収納室12,13,14を冷却もしくは加熱して商品収納ラック121,141,20に収容した商品をコールド・ホット状態に保存する冷却ユニット若しくは冷却/加熱ユニットが配設されている。また、前記本体キャビネット1の底壁1aの下部は機械室として形成され、この機械室には前記冷却/加熱ユニットの冷却ユニットと冷凍サイクルを構成する圧縮機3(図2参照)、凝縮器4、膨張機構(図では隠れて見えない)および凝縮器4に送風する庫外ファン5が配設されている。前記冷却ユニットのみが配設された商品収納室はコールド専用室、冷却/加熱ユニットが配設された商品収納室はホット/コールド兼用室とされ、図に示す例では商品収納室12がコールド専用室、商品収納室13,14がホット/コールド兼用室とされ、この場合コールド専用室である商品収納室12の庫内下部には機械室の圧縮機3,凝縮器4で圧縮,凝縮された冷媒が循環される蒸発器6、庫内ファン7が冷却ユニットとして設置されており、ホット/コールド兼用室である商品収納室13,14の庫内下部には前記蒸発器6、庫内ファン7に加えて商品加熱用のヒーター8が加熱ユニットとして設置されている。そして、各商品収納室12,13,14の背面には循環用ダクト9が冷却ユニット若しくは冷却/加熱ユニットと連通して配備され、前記循環用ダクト9の上端9aは商品収納庫の略中段位置に開口している。なお、図1において122,142は商品収納ラック121,141を固定する固定金具である。
前記本体キャビネット1の前面に開閉自在に装着された外扉10(図1参照)の前面には良く知られているようにディスプレイ台に載置された商品見本のディスプレイ室が形成され、このディスプレイ室の前面を覆う透明板には各商品見本に対応して設けられた商品選択ボタンを備えた商品選択ボタンユニットが配設されるとともに商品取出口10aに加えて硬貨投入口、紙幣投入口、釣銭返却口、返却レバー、シリンダー錠付きのハンドルロック装置などが組付けられている。前記本体キャビネット1における商品収納庫の前面を閉塞する内扉15は、この例では上下に分割されており、下部側の内扉15には各商品収納室12,13,14のシュータ2と対峙する位置に搬出扉15aにより常時閉塞された商品搬出口が設けられている。前記商品搬出口の搬出扉15aは上端を軸支されて常時商品搬出口を閉塞して冷気若しくは暖気の流出を防止しており、シュータ2を介して送出される商品により押し開かれるように形成されている。
さて、前記スラント式の商品収納ラック20の構成について図3を用いて説明する。図に示すように、左右一対の上部支持フレーム材21,21および下部支持フレーム材22,22には前方および中央付近にそれぞれ一対の縦フレーム材23,23がねじにより固着されている。前記上部支持フレーム材21,21と、下部支持フレーム部材22,22と、前方および中央付近に設けたそれぞれ一対の縦フレーム材23,23が商品収納ラックを構築するフレーム材を構成する。前方の縦フレーム材23,23間には上下方向に複数の梁部材24が固着され、中央付近の縦フレーム材23,23の上端にも梁部材24が固着されている。上部支持フレーム材21,21および下部支持フレーム部材22,22の後方側(図2から理解できるように奥行き側であり、以下後方を奥行きともいう)は背板25と側面板26により閉塞されている。この閉塞された垂直方向に延在する空間は商品が落下する商品通路として形成されている。そして、背板25および両側板26の下方には上方に開放したコ字状の送出部材27が後方側ほど高く前方に向かうにしたがって下方に傾斜するように取付けられている。つまり、送出部材27は、図2に示すように垂直の商品通路をシュータ2および内扉15の商品搬出口を介して外扉10の商品取出口10aに連繋させるものである。なお、商品収納ラック20の各部材は厚板鋼板により形成されており、この商品収納ラック20は本体キャビネット1(図1参照)の商品収納庫の天井に敷設した本体側フック金具(不図示)に上部支持フレーム材21,21を直接、または取付部材(アダプター部材)を介して取付けられる。この取付けについては後述する図12にて説明する。
前記上部支持フレーム材21,21および下部支持フレーム部材22,22に固着された前後の縦フレーム部材23,23には傾斜した商品支持ユニット30が装着されている。この商品支持ユニット30の装着については後述するが、商品支持ユニット30の装着のために後方側の左右一対の縦フレーム材23には上下方向にそれぞれ4つの切欠231が形成されている。この切欠231が縦フレーム材23の係合部を構成する。
前記商品支持ユニット30の構成を図4に示す。図に示すように、商品支持ユニット30は左右一対の挟持部材31、この挟持部材31を連結する前後の連結部材32,33、後方の連結部材33の上に設置された商品搬出機構34および外側に向かって突出するように左右一対の挟持部材31に固着された取付金具35,35とからなる。なお、一方の取付金具35(図4の(a)では左側の取付金具35であり、以下これを左側の取付金具35という))の背面にはベンド配線60(図3参照)の配線接続用カプラCP10が取付けられており、この配線接続用カプラCP10と対をなす配線接続用カプラCP11が、図3に示すように後方側の左右一対の縦フレーム材23のうち、左側の縦フレーム材23の切欠231の近傍位置であって当該縦フレーム材23に取付金具(不図示)を介して固着されている。
図4に戻り、前記左右一対の挟持部材31は一方の面に潤滑塗膜が施された薄板の塗膜鋼板(以下、単に薄板鋼板ともいう)によりL字状に形成された長尺の部材からなり、それぞれ所定の間隙tをおいて対向配置されている。前記間隙tを形成する左右一対の挟持部材31,31の脚端部は一方の面(塗膜面)が外側となるように折り曲げによりダブルホールド(参照符合36を付している)されており、間隙tを形成する脚端部の上下両面が塗膜面(すななち、潤滑性が良好な面)となっている。前記左右一対の挟持部材31,31によりパウチ商品を吊下げ支持するのであるが、パウチ商品の装填については後述することとする。前記連結部材32,33は間隙tを残して左右一対の挟持部材31,31を囲繞するように枠体として構成されている。前記左右一対の挟持部材31,31は前記連結部材32,33にそれぞれねじにより強固に固着され、これにより左右一対の挟持部材31,31のそれぞれの脚端部の間に間隙tが一定に保たれている。前方側の連結部材32には正面視T字形の取付片321が一体に形成されている。この取付片321は図3に示した商品収納ラック20の梁部材24に係合するものであり、その上端は鉤状に折り曲げられ、かつ、脚片中央付近にはねじ孔322が形成されている。前記取付金具35は厚板鋼板により断面ハット形に形成され、それぞれの鍔部が挟持部材31にねじ止めされている。取付金具35の頭部には段付ねじ351が螺着されており、この段付ねじ351が図2に示した商品収納ラック20における中央付近の縦フレーム材23,23に係合するものである。前記商品搬出機構34はベース341とカバー342とからなる箱体の内部に搬出機構が組み込まれたものであり、その搬出機構を図5に示す。
図5は前記商品搬出機構34のカバー342を取り外した状態の斜め上方から見た斜視図である。図において、40は駆動源としてのソレノイドであり、このソレノイド40のプランジャー41にはストッパ部材42が連結されている。ストッパ部材42はプランジャー41の移動方向に平行な長孔43,43に段付ねじ421,421が遊嵌されており、プランジャー41の移動方向にスライド自在に配設されるとともに復帰ばね44が装着されている。また、前記ストッパ部材42の後端部には下方に延在する第1のストッパ45および第2のストッパ46が形成されている。なお、第2のストッパ46はカバー部材41および左右の挟持部材31,31を連結する連結部材33に設けた開口(不図示)を貫通して下方に延在している。また、第2のストッパ46には図4に示したように先端に折り曲げにより後方側に向かって傾斜した押圧片462を備えた係止部材461が係止されている。
前記第1のストッパ45は一対の挟持部材31,31の後端部に位置し、第2のストッパ46は第1のストッパ45から所定距離だけ前方側に離れた位置に配置されている。そして、販売待機状態(ソレノイド40の非励磁状態)では第1のストッパ45が一対の挟持部材31,31により形成された間隙tに臨んで位置しており、第2ストッパ46が前記間隙tから左右方向にずれた位置に退避しており、ソレノイド40が励磁された販売時には第1のストッパ45が前記間隙tから退避し、第2のストッパ46が前記間隙tに臨むように移動するものである。なお、47はマイクロスイッチからなる商品検知スイッチ(売切れスイッチ)であり、マイクロスイッチの操作レバー471(図4参照)が一対の挟持部材31により形成される間隙tに臨むように配設されている。また、401はソレノイド40に接続された信号線であり、472は商品検知スイッチ47に接続された信号線であり、これらの信号線401,472は配線接続用カプラCP10(図4の(a)参照、図5では商品搬出機構34に隠れて見えない左側の取付金具35の背面に取付けられている)に接続されている。
前述したように構成された商品支持ユニット30の商品収納ラック20への装着を、図3を参照しつつ以下に説明する。なお、図3では商品支持ユニット30を4段に架設した場合を例示しており、図の(a)には下方から3段目までの商品支持ユニット30を装着し、最上段の商品支持ユニット30を装着する前の状態を示し、この最上段の位置の空き領域に商品支持ユニット30を装着する場合を代表として説明することとする。まず、商品収納ラック20を構成する前方の縦フレーム材23,23の間から商品支持ユニット30を挿入する。この場合、左右の取付金具35,35が線直線上に並ぶように商品支持ユニット30を倒した状態で挿入する。これは前記左右の取付金具35,35が水平線上に位置する姿勢で商品支持ユニット30を縦フレーム材23,23の間に挿入すると前記取付金具35,35が左右の縦フレーム材23,23に当接することから、これを避けるためである。そして、商品支持ユニット30の取付金具35,35が前方の縦フレーム材23,23の間を通過した段階で商品支持ユニット30を元の姿勢に戻しつつ商品支持ユニット30を後方に移動させる。次いで、商品支持ユニット30の取付金具35,35に螺合された段付ねじ351,351を商品収納ラック20を構成する後方の縦フレーム材23,23に形成したそれぞれの切欠231に対峙させて後方に移動させることにより両者を係合させる。この場合、商品支持ユニット30の左側の取付金具35に取付けられた配線接続用カプラCP10(図4の(a)参照)が、後方側における左側の縦フレーム材23の切欠231の近傍位置に固着された配線接続用カプラCP11と結合する。この状態で商品支持ユニット30の前方側の連結部材32に形成されたT字形の取付片321を梁部材24に係合させてねじ止めする。このようにして商品収納ラック20に装着された商品支持ユニット30は前方側(商品投入側)が高く、後方側(商品搬出機構34側)が低くなるように傾斜した状態となり、ベンド配線60と商品支持ユニット30の商品搬出機構34が配線接続用カプラCP10,CP11を介して接続される。一方、商品支持ユニット30のメンテナンス作業の際には前述した手順と逆の手順により商品収納ラック20から商品支持ユニット30を取外すことができ、商品支持ユニット30を手前に引出すことにより配線接続用カプラCP10,CP11の結合が自動的に解除される。
前述したベンド配線60は図3における商品収納ラック20を構築する後方側の左右一対のフレーム材23のうち左側のフレーム材23の外面に沿って引き回され、各段の商品支持ユニット30のそれぞれの商品搬出機構34と前述した配線接続用カプラCP10,CP11を介して接続されている。ここで、ベンド配線60について図6を用いて説明すると、図において60で再びベンド配線を示し、CP11で最上段の商品支持ユニット30の商品搬出機構34の配線接続用カプラを示し、CP21は下から3段目の商品支持ユニット30の商品搬出機構34の配線接続用カプラ、CP31は下から2段目の商品支持ユニット30の商品搬出機構34の配線接続用カプラ、CP41は下段の商品支持ユニット30の商品搬出機構34の配線接続用カプラである。また、CP0は各配線接続用カプラCP11〜CP41に共通に接続された配線接続用カプラである。この共通の配線接続用カプラCP0には不図示の電装ボックスに接続された信号線のカプラと結合される。図におけるP0〜P9は共通の配線接続用カプラCP0の端子を示しており、配線接続用カプラCP11〜CP41の端子P1,P2はソレノイド40への信号端子(電源端子)、端子P3,P4は商品検知スイッチ47への信号端子(電源端子)であり、各段のソレノイド40への信号端子P2はアースとして共通に接続され、同様に商品検知スイッチ47への信号端子P4も共通に接続されている。一方、配線接続用カプラCP0の端子P0〜P3は各段のソレノイド40への信号端子、端子P4〜P7は各段の商品検知スイッチ47への信号端子であり、端子P8およびP9は各段のソレノイド40および商品検知スイッチ47への共通信号端子である。このように各段のソレノイド40および商品検知スイッチ47に対して共通の配線接続用カプラCP0を用いることによりベンド配線60の本数を削減できる。すなわち、各段のソレノイド40および商品検知スイッチ47に対して個別に信号線を配線した場合、この例では各段のソレノイド40および商品検知スイッチ47にそれぞれ2本ずつの配線が必要であることから4段で16本の信号線が必要である一方、共通の配線接続用カプラCP0を用いた場合には各段のソレノイド40および商品検知スイッチ47のアース線を共通にすることにより信号線を10本とすることができることから6本の信号線を削減することができる。また、共通の配線接続用カプラCP0を用いることにより各段のソレノイド40および商品検知スイッチ47を一括して電装ボックスに接続することが可能となる。
さて、前後するが、前記商品支持ユニット30に装填されるパウチ商品を図7に示す。図7(a)に示すようにパウチ商品100は可撓性袋状容器102に硬質の合成樹脂からなる注出口部としてのスパウト104を固着し、当該スパウト104にキャップ106を装着してなる。前記スパウト104にはフランジ105が形成されており、図7の(a)の例ではフランジ105が1個のパウチ商品100、(b)の例ではフランジ105が2個のパウチ商品200を示している。前記可撓性袋状容器102内にはスパウト102からゼリー状の飲食物が注入されており、可撓性袋状容器102が軟弱であることから起立させることが困難なものである。なお、107はスパウト104に設けられた接合フランジである。
上記のとおり容器形態が軟弱なパウチ商品は起立させることが困難なものであることから本発明においては前述した商品支持ユニット30に吊下げ支持するようにしたものであり、次に前記商品支持ユニット30へのパウチ商品の装填(補充)について図8を用いて説明する。図ではパウチ商品100を装填する場合を示し、前記商品支持ユニット30の前方から白抜き矢印で表すようにパウチ商品100を装填する。すなわち、前記商品支持ユニット30の左右一対の挟持部材31,31の間に形成された間隙tにスパウト104を挿入し、当該スパウト104に形成されたフランジ105を左右一対の結部材31,31に引っ掛ける。ここで、前記左右一対の挟持部材31,31の間に形成された間隙tはパウチ商品100のスパウト104の幅より大きくフランジ105の長さよりも短い所定の寸法に定められている。前記商品支持ユニット30の左右一対の挟持部材31,31にフランジ105を引っ掛けて吊下げられたパウチ商品100はフランジ105が左右一対の挟持部材31上を滑動して自重により後方に移動する。前記商品支持ユニット30の後方に移動したパウチ商品100は商品搬出機構34の第1のストッパ45(図4、図5参照)により係止され、当該位置に停止した状態で吊下げ支持される。次に装填されたパウチ商品100は第1のストッパ45により係止された商品に当接して停止する。このようにして前記商品支持ユニット30にパウチ商品100を補充して収容した状態を図9に示し、パウチ商品100は重力により略鉛直線に沿った姿勢で商品支持ユニット30に吊下げ支持される。
ここで、パウチ商品100は前記商品支持ユニット30の左右一対の挟持部材31,31における間隙tにスパウト104を挿入してフランジ105を引っ掛けて収容されるのであるが、パウチ商品100には図7に示したように、フランジ105以外にもキャップ106の下部が引っ掛け部として存在する。このため、パウチ商品100を商品支持ユニット30に装填する際、キャップ106(の下端)を前記商品支持ユニット30の左右一対の挟持部材31,31に引っ掛けるように誤装填されるおそれがある。このような誤装填があるとキャップ106の下端が左右一対の挟持部材31,31の間隙tの間に嵌り込んで商品詰まりを生じたり、最悪の場合には脱落してしまうことがある。この問題の解決策として、フランジ105と接合フランジ107との間の厚み寸法taに対してキャップ106とフランジ105の間の厚み寸法tbは小さく形成(ta>tb)されていることを利用し、左右一対の挟持部材31,31を構成する鋼板の厚さを厚くしてキャップ106の下端を引っ掛けることができないようにすることが考えられる。しかしながら、左右一対の挟持部材31に厚板鋼板を利用すると重量が増加するとともにコストが上昇する。そこで、この実施の形態では薄板鋼板を用いたとしても誤装填を防止することを可能とするため、間隙tをおいて対向配置された挟持部材31,31の脚端部を折り曲げてダブルホールドして厚み規制部材36としている。このように薄板鋼板をダブルホールドすることによってフランジ105の下部を引っ掛けることを許容し、キャップ106の下部を引っ掛けることが困難となるので、引っ掛け部分を間違って装填するような誤装填が防止される。
なお、図7の(b)に示したフランジ105が2個のパウチ商品200においても、下側のフランジ105を引っ掛けて装填せねばならないところ、上側のフランジ105が引っ掛け部として存在していることから上側のフランジ105を引っ掛けるような誤装填のおそれがあるが、下側のフランジ105と接合フランジ107との間の寸法tcに対して2個のフランジ105の間の寸法tdが小さく形成(tc>td)されていることから、左右一対の挟持部材31,31の脚端部を折り曲げてダブルホールドすることにより誤装填を防止することができる。
また、パウチ商品100はフランジ105を商品支持ユニット30の左右一対の挟持部材31の上に乗せ自重により滑らせるように構成されていることから、前記フランジ105と前記商品支持ユニット30の左右一対の挟持部材31の脚端部との摩擦抵抗が小さいことが望まれる。この要求に対しても間隙tをおいて対向配置された左右一対の挟持部材31,31の脚端部を折り曲げてダブルホールドしたこの実施の形態の商品収納ラックは有利である。すなわち、一般的に用いられる鋼板は切削加工を容易にするために一方の面に潤滑性の塗膜がコーティングされた塗膜鋼板であるから、この塗膜鋼板の一方の面(潤滑性の塗膜がコーティングされた面)が外側となるようにダブルホールド(図4等に参照符合36を付した部分)することによって、間隙tを形成する左右一対の挟持部材31,31の脚端部の上下両面が潤滑性の良好な面(摩擦抵抗が小さい面)となる。このため、パウチ商品100のフランジ105と左右一対の挟持部材31,31の脚端部との摩擦抵抗を小さくすることができる。更に、商品支持ユニット30の傾斜角度を大きくすることによりパウチ商品100の自重による滑りが良くなる一方、前記商品支持ユニット30の傾斜角度を大きくするとパウチ商品100自体は重力によって略鉛直線に沿った姿勢を維持し続けるので、図9に示すように左右一対の挟持部材31,31の脚端部の上下両面にパウチ商品100のフランジ105と接合フランジ107が同時に当接するようになる。この場合、左右一対の挟持部材31,31の脚端部をダブルホールドしていない場合にはパウチ商品100のフランジ105または接合フランジ107のいずれか一方と挟持部材31,31との脚端部との摩擦抵抗が大きくなるのであるが、塗膜鋼板の一方の面(潤滑性の塗膜がコーティングされた面)が外側となるようにダブルホールドした本発明の実施の形態の挟持部材31,31においては当該挟持部材31,31の脚端部の上下両面にパウチ商品100のフランジ105と接合フランジ107が同時に当接したとしても両者の摩擦抵抗を小さくすることができる。したがって、パウチ商品100の自重による滑りをよくするために前記商品支持ユニット30の傾斜角度を大きくすることができ、商品支持ユニット30へのパウチ商品の収容をスムーズに行うことができる。なお、挟持部材31,31を構成する塗膜鋼板としてダブルホールドするために薄板であることが望ましく、薄板の塗膜鋼板を用いた場合には重量の軽減化に寄与するものである。
更に、図7に示したようなパウチ商品においては中身飲食物が異なるもの、或いは可撓性袋状容器102に充填された飲食物の内容量の相違によってフランジ105の幅寸法L1,L2(例えば、L1<L2)が異なっている。特に、可撓性袋状容器102に充填された飲食物が同一で内容量の異なるパウチ商品においては外形が類似していることから誤って装填されるおそれがある。そこで、この実施の形態では図8に示したように、左右一対の挟持部材31,31の脚端部に近接して植設された一対の幅規制部材37を設けている。この一対の幅規制部材37の間の幅寸法L0はパウチ商品のフランジ105の幅寸法L1,L2(図7参照)に対してL1<L0<L2(但し、L1<L2である場合)と定められている。したがって、フランジ105の寸法がL0以下のパウチ商品については左右一対の挟持部材31,31の間に挿入して装填することを許容し、フランジ105の寸法がL0以上のパウチ商品については幅規制部材37により装填が阻止され、これにより種類の異なるパウチ商品の誤装填が防止される。なお、図8では幅規制部材37として専用の部材を植設したものについて説明したが、左右一対の挟持部材31,31と、この挟持部材31,31を連結する連結部材32とを固着するねじを利用することもでき、この場合には部品点数を削減することができる。
次に、この実施の形態である自動販売機における商品収納室12,13,14の冷却・加熱動作について図2を用いて説明する。まず、商品収納室13,14(ホット/コールド兼用室)をコールド室として使用する場合にはヒーター8をオフし、圧縮機3,凝縮器4で圧縮,凝縮された冷媒を蒸発器6に送り、蒸発器6で熱交換した冷気を庫内ファン7でシュータ2の下側から庫内に吹き出して商品収納ラック20,141内の商品を冷却して循環用ダクト9を介して蒸発器6に戻すような冷気循環を行う。一方、商品収納室13,14をホット室として使用する場合は前記蒸発器6への冷媒を停止させてヒーター8をオンにし、上記と同様に暖気の循環を行って商品を加熱する。前記商品収納室13,14のホット/コールド室への切り替えは季節の変わり目などに行われる。なお、コールド専用室である商品収納室12は常時、蒸発器6で熱交換した冷気を庫内ファン7でシュータ2の下側から庫内に吹き出して商品収納ラック121内の商品を冷却して循環用ダクト9を介して蒸発器6に戻すような冷気循環が行われている。なお、商品収納ラック20が収納された商品収納室13をホット/コールド兼用室としているが、これはパウチ商品としてホット商品として販売する商品が出現した場合に備えたものである。
次に、この実施の形態である自動販売機における販売時に動作について説明する。図11は商品搬出機構34の動作時における第1のストッパ45,第2のストッパ46の動作を示すものであり、商品搬出機構34の全体構成を示す図5をも参照しながら販売動作について説明する。
販売待機状態においてはソレノイド40が非励磁状態にあり、第1のストッパ45が左右一対の挟持部材31,31の間の間隙tの位置に突出して販売順位一番の商品(以下、販売商品ともいう)を係止しており、販売商品と販売順位二番の商品(以下、次販商品ともいう)との間に位置する第2のストッパ46が第1のストッパ45が左右一対の挟持部材31,31の間の間隙tの位置から退避している。この状態においてマイクロスイッチからなる商品検知スイッチ(売切れスイッチ)47の操作レバー471が販売商品に当接して商品検知信号を出力している。いま、外扉10(図1参照)に設けられた商品選択ボタンが操作されると不図示の制御部から対応する商品搬出機構34(ソレノイド40)に所定時間幅の励磁信号が供給される。前記ソレノイド40が励磁されると図5に示したプランジャー41を介してストッパ部材42が左右方向(図5では右方向)に移動する。これにより第1のストッパ45および第2のストッパ46が図11において左方向に移動し、第1のストッパ45が間隙tから退避し、第2のストッパ46が間隙tに突出する。前記第1のストッパ45の間隙tからの退避により販売商品は第1のストッパ45による係止が解かれる。これと同時に第2のストッパ46が間隙tに突出するように移動する過程において当該第のストッパ46に設けた係止部材462の押圧片462が販売商品を押圧して販売商品を商品支持ユニット30から排出させた後、第2のストッパ46が間隙tに突出する。販売商品が搬出されると次販売商品以降の商品は支えを失うので順次商品支持ユニット30の後端部に向かって滑動して間隙tに突出した第2のストッパ46に係止されて一旦保持される。
前記ソレノイド40への励磁信号が遮断されるとプランジャー41が復帰ばね44により元の位置(図5の状態)に復帰して第1のストッパ45が間隙tの位置に突出し、第2のストッパ46が間隙tから退避する。前記第2のストッパ46が間隙tから退避すると第2のストッパ46に保持されていた次販売商品以降の商品は商品支持ユニット30の搬出端部に向かって滑動し、間隙tに突出した第1のストッパ45に係止されて販売待機状態となる。なお、前記商品搬出機構34により搬出されて商品支持ユニット30の後端部から落下する商品は図2に示す商品収納ラック20の送出部材27を介してシュータ2に送出される。
さて、図1には本発明に係る商品収納ラック20をサーペンタイン式商品収納ラック121,141と並設した自動販売機を示している。これは、自動販売機で多種多様の商品(缶入り飲料などに代表される容器が硬質である商品やパウチ商品で代表される容器が比較的軟弱である商品)を販売可能としたものであるが、多種多様の商品を販売可能とするにあたり既設の自動販売機に対して構成を大幅に変更したのでは既設の自動販売機を新規の自動販売機と置き換えねばならない。そこで、この実施の形態においてはパウチ商品を収容可能な商品収納ラック20をサーペンタイン式商品収納ラックと互換性を持たせて(サーペンタイン式商品収納ラックを搭載した)既設の自動販売機にも本発明に係る商品収納ラック20を搭載可能としたものである。以下、公知のサーペンタイン式商品収納ラックと互換性を持たせるようにした商品収納ラック20について説明する。
図12は公知のサーペンタイン式商品収納ラックと互換性を持たせるようにした商品収納ラック20を示す。公知のサーペンタイン式商品収納ラックを自動販売機の商品収納庫に配設する方法として次の二種類の方式があり、まずはその方式について説明する。
先ず、第1の方式は図12の(a)に示すように自動販売機の天井面に前後方向に延在する本体側フック金具50が敷設され、この本体側フック金具50に商品収納ラック121,141を引っ掛ける引っ掛け方式であり、第2の方式は図12の(b)に示すように自動販売機の天井面に左右方向に延在する本体側フック金具55が敷設され、この本体側フック金具55に商品収納ラック121,141を固着する固着方式である。前記引っ掛け方式は例えば特開2005−122596号公報にも記載されているとおり、商品収納ラック121,141を構成する左右一対のラック側板の上端に前記本体側フック金具50のフック501に係合するラック側フックを設け、当該ラック側フックを前記本体側フック金具50のフック501に係合させたものであり、この引っ掛け方式では本体側フック金具50をガイドとして商品収納ラック121,141をスライドさせることにより庫内に格納、または庫内から引出すことができる。一方、固着方式は例えば特開平9−288768号公報にも記載されているとおり、商品収納ラック121,141を構成する左右一対のラック側板にラック側フック金具を架設し、このラック側フック金具を前記本体側フック金具55のフック551に係合させて両者をねじ止めしたものである。
前述したとおり公知のサーペンタイン式商品収納ラック121,141は図12に示した本体側フック金具50,55を用いて商品収納庫内に配設されている。そこで発明者等は、前記本体側フック金具50,55に本発明に係る商品収納ラック20を装着可能とすればサーペンタイン式商品収納ラック121,141との互換性を持たせることを突き止め、商品収納ラック20を前記本体側フック金具50,55に装着するアダプター部材の開発に至った。
さて、図12には商品収納ラック20を前記本体側フック金具50,55に装着するアダプター部材を示している。なお、図12に示した商品収納ラック20は図3にて説明したように組立られたものであるので、ここでは重複する説明は省略する。図12の(a)は前述した引っ掛け方式に採用されたアダプター部材51を示しており、アダプター部材51は左右一対のラック固定金具52、およびラック側フック金具53からなる。前記左右一対のラック固定金具52は断面Z字状に形成された厚板鋼板からなり、その一端が商品収納ラック20を構成する左右一対の上部支持フレーム材21,21にねじにより固着されるとともに他端がラック側フック金具53に固着されている。前記ラック側フック金具53は厚板鋼板により下面が開放した箱形に形成されるとともに左右両端に本体側フック金具50のフック501に係合するラック側フック54が形成されてなる。前記商品収納ラック20には予め二組のアダプター部材51が上部支持フレーム材21,21に固着されてなる。前記商品収納ラック20を商品収納庫内に配設する際、まず、後方側のアダプター部材51におけるラック側フック金具53のラック側フック54を本体側フック金具50のフック501に対峙させて両者が係合するように押し込んでスライドさせ、同様に前方側にアダプター部材51のラック側フック金具53のフック54を本体側フック金具50のフック501に係合させてスライドさせて組み付ける。
図12の(b)は前述した固着方式に採用されたアダプター部材56を示しており、アダプター部材56はラック側フック金具57からなる。ラック側フック金具57は圧板鋼板の平板のからなり、その下端に商品収納ラック20を構成する左右一対の上部支持フレーム材21,21の下面に潜り込んでねじ止めされる固定アーム58、および上端に本体側フック金具55のフック551に係合するラック側フック59が形成されている。前記商品収納ラック20には予め二組のアダプター部材56が上部支持フレーム材21,21に固着されてなる。前記商品収納ラック20を商品収納庫内に配設する際、それぞれのアダプター部材56におけるラック側フック59を本体側フック金具55のフック551に対峙させて両者を係合させる。次いで、アダプター部材56と本体側フック金具55をねじ止めして組み付ける。図11に示したようにアダプター部材51,56を設けたことによりパウチ商品を収容する商品収納ラック20を公知のサーペンタイン式商品収納ラック121,141に対して互換性を持たせることができ、既設の自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラックと交換することができる。
この実施の形態においては、前述したように本発明に係る商品収納ラック20をサーペンタイン式商品収納ラックと構造上の互換性を持たせ、既設の自動販売機のサーペンタイン式商品収納ラックと交換することができるうえに電気的にも互換性を持たせている。これは、サーペンタイン式商品収納ラックの商品搬出機構においては販売商品を係止する下ストッパと次販売商品を係止する上ストッパとをソレノイドにより駆動することによって前記下ストッパおよび上ストッパを商品通路に交互に突出させることに鑑み、本発明に係る商品収納ラック20においても商品搬出機構34の駆動源としてソレノイド40を用い、このソレノイド40によりストッパ部材42を駆動して販売商品を係止する第1のストッパ45および次販売商品を係止する第2のストッパ46が左右一対の挟持部材31の隙間tに交互に出没するように構成したものである。また、商品収納ラック20に装填された商品を検出する商品検知スイッチ47(図4,図5参照)を備えており、この商品検知スイッチ47から商品の売切れ検知信号を出力するように構成されている。このような商品搬出機構34および商品検知スイッチ47を用いることによりサーペンタイン式商品収納ラックの商品搬出機構に供給される信号により商品搬出機構34が商品搬出動作を実行し、商品検知スイッチ47が自動販売機の制御部に売切れ信号を送出する。つまり、サーペンタイン式商品収納ラックを搭載した既設の自動販売機の制御プログラムを何ら変更することなく本発明に係る商品収納ラック20をサーペンタイン式商品収納ラックと交換して配線接続を行うことによって直ちに自動販売機を稼動させることができるものである。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2における自動販売機が実施の形態1における自動販売機と異なる点はベンド配線と商品搬出機構との接続・切り離しを行う配線接続用カプラを商品搬出機構に取付けた点である。この相違点は実施の形態1の図3〜図5と対比すれば理解し易いので、その図3〜図5に対応する図13〜図15を用いて説明することとし、実施の形態1と同一の部材若しくは同一の機能を有するものには同一の符号を付してその説明を省略する。
図13は本発明の実施の形態2における自動販売機の商品収納ラック20を示し、この商品収納ラック20には4段の商品支持ユニット30が実施の形態1と同様の手段により架設され、その商品支持ユニット30の全体構成を図14および図15に示す。図15に示すように商品搬出機構34のケース341にはソレノイド40の信号線401および商品検知スイッチ47の信号線472が接続された配線接続用カプラCP100が固着されている。この配線接続用カプラCP100はカバー342に穿孔した穴3421(図14参照)を介して露出している。この配線接続用カプラCP100と対をなす配線接続用カプラCP101(図13参照)は商品収納ラック20を構築するフレーム材23に沿って引き回されたベンド配線60から分岐されて前記配線接続用カプラCP100に結合可能なように延長されている。なお、4段の商品支持ユニット30における商品搬出機構34に固着された配線接続用カプラCP100とベンド配線60の他端の共通の配線接続用カプラCP0との間の配線接続は図6に示すものと同一である。
なお、図14および図15における343はカバー342に取付けられた防護部材であり、この防護部材343は配線接続用カプラCP100およびこれに結合された配線接続用カプラCP101の上部領域を覆って結露による水滴などから配線接続用カプラCP100,CP101を保護するものである。また、図13における2Aはシュータであり、この例では図2に示したシュータ2と送出部材27の代わりに用いられている。このシュータ2Aは次のように取付けられるものである。すなわち、背板25の下方には下方側ほど前方に迫り出すように側面板26,26に係止して取付けられた商品案内部材28が設けられ、この商品案内部材28の下端を下方に折り曲げて形成された係止面281にシュータ2Aの後端部に形成された爪2A1が挿入される係止溝(不図示)が形成され、シュータ2Aはその後端部の爪2A1を商品案内部材28の係止溝に係合することにより商品収納ラック20に係止固定され、また、前記シュータ2Aの前端が図1の本体キャビネット1の底壁1aの前縁に配設される化粧枠を取付けるための取付金具にねじにより固着される。
さて、実施の形態2に係る自動販売機においては、商品収納ラック20に商品支持ユニット30を装着したうえで商品搬出機構34に固着された配線接続用カプラCP100にベンド配線60の配線接続用カプラCP101を結合させる。一方、商品支持ユニット30のメンテナンス作業の際には商品収納ラック20の前方から手を差し入れて配線接続用カプラCP100,CP101の結合を解除したうえで商品収納ラック20から商品支持ユニット30を取外す。この実施の形態2では商品収納ラック20から商品支持ユニット30を取外してメンテナンス作業を行う場合、配線接続用カプラCP100,CP101の結合を解除する必要があるが、配線接続用カプラCP100が商品搬出機構34に固着されているので、商品支持ユニット30を取外した際にベンド配線60が商品支持ユニット30にぶら下がるように表出することがなく、商品支持ユニット30にベンド配線60がぶら下がって表出している場合のようにベンド配線60に不測の外力が加えられて断線するなどの不具合を回避できるものである。
なお、前述した実施の形態においては飲み口部分に引っ掛け部を有し、容器形態が軟弱なパウチ商品について説明したが、これに限るものではない。例えば、容器形態が硬質であっても起立させることが困難な商品や横倒し姿勢で転動させることが困難であり、かつ、飲み口部分に引っ掛け部を有する商品や容器形状が異形であって飲み口部分にキャップなどが装着された商品にも本発明に係る商品収納ラックを適用することができるものであり、実施の形態に限定されるものではない。
1…本体キャビネット、2…シュート、3…圧縮機、4…凝縮器、6…蒸発器、9…風胴、10…外扉、12,13,14…商品収納庫、15…内扉、20…商品収納ラック、 21…上部支持フレーム材、22…下部支持フレーム材、23…縦フレーム材、24…梁、30…商品支持ユニット、31…挟持部材、32,33…連結部材、34…商品搬出機構、36…厚み規制部材(ダブルホールド)、37…幅規制部材、40…ソレノイド(駆動源)、41…プランジャー、42…ストッパ部材、44…復帰ばね、45…第1のストッパ、46…第2のストッパ、47…商品検知スイッチ(売切れスイッチ)、50,55…本体側フック金具、51,56…アダプター部材、52…ラック固定金具52、53,57…ラック側フック金具、54,59…ラック側フック、60…ベンド配線、100,200…パウチ商品、102…可撓性容器、104…スパウト、105…フランジ、106…キャップ、107…固定リング、231…切欠、CP0,CP10,CP20,CP30,CP40,CP11,CP21,CP31,CP41,CP100,CP101…配線接続用カプラ。

Claims (4)

  1. 飲み口部分に引っ掛け部を有する商品を販売する自動販売機であって、上下左右のフレーム材により商品収納ラックの枠体を構築し、左右のフレーム材に上下方向に複数段架設され、前記商品の引っ掛け部を支持し、かつ、前方側(商品投入側)に対して後方側が低くなるよう傾斜して前記商品をその自重により滑らせて吊下げ収容するとともに後端部に商品搬出機構を有する商品支持ユニットを設け、当該商品支持ユニットは商品収納ラックを構築するフレーム材に着脱自在に架設されてなり、前記商品搬出機構のベンド配線を商品収納ラックを構築するフレーム材に沿って引き回すとともに当該ベンド配線と商品搬出機構とを接続若しくは切り離す配線接続用カプラの一方をフレーム材に取付け、その他方を商品支持ユニットに取付けたことを特徴とする自動販売機。
  2. 請求項1記載の自動販売機において、配線接続用カプラは商品支持ユニットの着脱によりベンド配線を自動的に接続若しくは切り離すよう取付けたことを特徴とする自動販売機。
  3. 請求項1記載の自動販売機において、商品搬出機構は少なくとも駆動源としてのソレノイドおよび商品の売り切れを検出する商品検知スイッチを内臓するケースを有し、このケースに配線接続用カプラの他方を固着し、その一方の配線接続用カプラを結合してなることを特徴とする自動販売機。
  4. 請求項1記載の自動販売機において、複数の商品支持ユニットに備えられた商品搬出機構のベンド配線の他端は共通の配線接続用カプラに接続されてなることを特徴とする自動販売機。
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