JP2010276963A - 画像形成装置および感光体カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】現像カートリッジが感光体カートリッジに対して着脱可能な構成において、現像カートリッジおよび感光体カートリッジのどちらかだけが画像形成装置本体に装着されることを早期かつ確実に防止できる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】ドラムカートリッジ18に設けられた押圧部材50は、ドラムカートリッジ18から現像カートリッジ19が離脱されたときに第1位置にあり、ドラムカートリッジ18に現像カートリッジ19が装着されたときに第2位置にある。本体ケーシング2において、通過検出部62は、現像カートリッジ19が装着されたドラムカートリッジ18が本体ケーシング2に装着されて押圧部材50が第2位置にあるときには、第4位置に配置される。CPU90は、通過検出部62が第4位置にある場合に、現像カートリッジ19が装着されたドラムカートリッジ18が本体ケーシング2に装着されていると判断する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置、および、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能であって現像カートリッジが着脱される感光体カートリッジに関する。
画像形成装置として、その本体フレームに対してプロセスユニットが着脱自在に装着されるレーザプリンタが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のレーザプリンタにおいて、プロセスユニットは、感光ドラムを備えて本体フレームに対して着脱される感光体カートリッジと、感光体カートリッジに対して着脱自在であってトナーを収容する現像カートリッジとを備えている。つまり、プロセスユニットは、感光体カートリッジと現像カートリッジとに分離可能である。
特許文献1に記載のレーザプリンタでは、感光体カートリッジと、感光体カートリッジに装着された現像カートリッジとが、まとまってプロセスユニットとなって、本体フレームに対して着脱される。
特開2005−49524号公報
特許文献1に記載のレーザプリンタでは、メンテナンスのためにプロセスユニットが本体フレームから離脱された場合に、プロセスユニットが感光体カートリッジと現像カートリッジとに分離されることがある。
そして、分離後に、不注意等によって、プロセスユニットが未完成の状態、つまり、プロセスユニットが感光体カートリッジと現像カートリッジとに分離されたままの状態で、感光体カートリッジおよび現像カートリッジのどちらかだけが、本体フレームに戻されるおそれがある。
また、プロセスユニットにおいて現像カートリッジを新しい現像カートリッジに交換する場合に、元からあった現像カートリッジとともに感光体カートリッジも廃棄してしまい、その後、感光体カートリッジの存在を忘れて、新品の現像カートリッジだけを本体フレームに装着するおそれもある。
これらの場合には、そのまま画像形成を実行しようとしても、ジャムが生じるので、その際に、感光体カートリッジおよび現像カートリッジのどちらかだけが本体フレームに装着されていることを把握できるが、ジャムが生じるまでのなるべく早い段階から、このような異常な状態が生じることを防止できると好ましい。
また、現像カートリッジが感光体カートリッジを介して本体フレームに対して着脱される構造上、感光体カートリッジだけが本体フレームに装着されているのか、または、現像カートリッジが正しく装着された感光体カートリッジが本体フレームに装着されているのかを本体フレーム側で正確に把握することは困難である。
そこで、本発明の目的は、現像カートリッジが感光体カートリッジに対して着脱可能な構成において、現像カートリッジおよび感光体カートリッジのどちらかだけが画像形成装置本体に装着されることを早期かつ確実に防止できる画像形成装置および感光体カートリッジを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、画像形成装置であって、装置本体と、静電潜像が形成される感光体ドラムを備え、前記装置本体に対して着脱可能な感光体カートリッジと、前記感光体ドラムに形成された静電潜像に現像剤を供給する現像ローラを備え、前記感光体カートリッジに対して着脱可能な現像カートリッジと、前記感光体カートリッジに設けられ、前記感光体カートリッジから前記現像カートリッジが離脱されたときに位置する第1位置と、前記感光体カートリッジに前記現像カートリッジが装着されたときに位置する第2位置とに移動可能であり、前記第2位置において前記現像ローラを前記感光体ドラムへ向けて押圧する押圧部材と、前記装置本体に設けられ、前記現像カートリッジが装着された前記感光体カートリッジが前記装置本体から離脱されたときには第3位置にあり、前記現像カートリッジが装着された前記感光体カートリッジが前記装置本体に装着されて前記押圧部材が前記第2位置にあるときには前記押圧部材に当接されることで第4位置に配置される移動部材と、前記装置本体に設けられ、前記移動部材の位置を検出する位置検出部と、前記位置検出部の検出結果に基づいて、前記移動部材が前記第4位置にある場合に、前記現像カートリッジが装着された前記感光体カートリッジが前記装置本体に装着されていると判断する判断部とを備えていることを特徴としている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記装置本体に設けられ、画像形成される記録媒体を通過させる搬送路と、前記装置本体に設けられ、前記搬送路における前記記録媒体の通過を検出する通過検出部とを備え、前記通過検出部は、前記移動部材を兼ねており、前記第3位置と、前記第4位置と、記録媒体の通過を検出したときに位置する第5位置とに移動可能であることを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記位置検出部は、検出光を発光する発光部と前記検出光を受光する受光部とを含み、前記検出光が前記受光部に受光されているか否かによって前記通過検出部の位置を検出することを特徴としている。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記第3位置および前記第5位置は、前記発光部と前記受光部との間における前記検出光の光路から退避した位置であり、前記第4位置は、前記光路を遮断する位置であることを特徴としている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2ないし4のいずれかに記載の発明において、前記通過検出部は、前記搬送路に配置されて記録媒体の通過を検出する第1部と、前記搬送路の外側に設けられ、前記第2位置にある前記押圧部材に当接される第2部とを含んでいることを特徴としている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記位置検出部は、接点スイッチであり、通電されるか否かによって前記移動部材の位置を検出することを特徴としている。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1ないし6のいずれかに記載の発明において、前記移動部材は、前記装置本体に対する前記感光体カートリッジおよび前記現像カートリッジの着脱経路から離れた位置に設けられていることを特徴としている。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1ないし7のいずれかに記載の発明において、前記現像カートリッジに設けられ、前記押圧部材に押圧される被押圧部材を備え、前記押圧部材は、回動することで、前記第1位置と前記第2位置とに移動可能であり、前記移動部材は、回動することで、前記第3位置と前記第4位置とに移動可能であり、前記第2位置にある前記押圧部材において、前記被押圧部材との第1接点と前記押圧部材の第1回動中心とを結ぶ第1線分よりも、前記移動部材との第2接点と前記第1回動中心とを結ぶ第2線分が長く、前記第4位置にある前記移動部材において、前記第2位置にある前記押圧部材との第3接点と前記移動部材の第2回動中心とを結ぶ第3線分よりも、前記第2回動中心に対する前記第3接点の反対側に設けられて前記位置検出部に検出される被検出部と前記第2回動中心とを結ぶ第4線分が長いことを特徴としている。
また、請求項9に記載の発明は、静電潜像が形成される感光体ドラムを備え、画像形成装置本体に対して着脱可能な感光体カートリッジであって、前記感光体ドラムに形成された静電潜像に現像剤を供給する現像ローラを備える現像カートリッジが着脱可能に装着され、前記感光体ドラムを支持する筐体と、前記画像形成装置本体に対する前記感光体カートリッジの装着方向における前記筐体の上流側に設けられ、前記筐体から前記現像カートリッジが離脱されたときに位置する第1位置と、前記筐体に前記現像カートリッジが装着されたときに位置する第2位置とに移動可能であり、前記第2位置において前記現像ローラを前記感光体ドラムへ向けて押圧する押圧部材と、前記押圧部材に設けられ、前記筐体の外側へ露出されており、前記押圧部材が前記第1位置から前記第2位置まで移動すると位置が変わる露出部とを備えていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、この画像形成装置では、感光体ドラムを備える感光体カートリッジが、画像形成装置の装置本体に対して着脱可能であり、現像ローラを備える現像カートリッジが、感光体カートリッジに対して着脱可能である。
感光体カートリッジには、押圧部材が設けられている。押圧部材は、感光体カートリッジから現像カートリッジが離脱されたときに位置する第1位置と、感光体カートリッジに現像カートリッジが装着されたときに位置する第2位置とに移動可能である。そして、押圧部材が、第2位置において現像ローラを感光体ドラムへ向けて押圧するので、現像ローラから感光体ドラムの静電潜像に対して現像剤を円滑に供給することができる。
装置本体には、移動部材と位置検出部とが設けられている。移動部材は、現像カートリッジが装着された感光体カートリッジが装置本体から離脱されたときには第3位置にある。一方、移動部材は、現像カートリッジが装着された感光体カートリッジが装置本体に装着されて押圧部材が第2位置にあるときには、押圧部材に当接されることで第4位置に配置される。位置検出部は、このように位置を変える移動部材の位置を検出する。
そして、画像形成装置に備えられた判断部が、位置検出部の検出結果に基づいて、移動部材が第4位置にある場合に、現像カートリッジが装着された感光体カートリッジが装置本体に装着されていると判断する。
これにより、現像カートリッジが装着された感光体カートリッジが装置本体に装着されているか否かを、感光体カートリッジが装置本体に装着された時点において速やかに判断できる。
そして、感光体カートリッジに現像カートリッジが装着されていないと、押圧部材が第2位置に位置せず、移動部材が第4位置に配置されないことから、判断部は、感光体カートリッジに現像カートリッジが装着されていないこと(つまり、感光体カートリッジだけが装置本体に装着されていること)を確実に判断できる。
また、感光体カートリッジが装置本体に装着されずに、現像カートリッジだけが装置本体に装着されても、感光体カートリッジの押圧部材が存在しないことから移動部材が第4位置に配置されない。そのため、判断部は、現像カートリッジが装着された感光体カートリッジが装置本体に装着されていないこと(つまり、現像カートリッジだけが装置本体に装着されていること)を確実に判断できる。
以上の結果、現像カートリッジが感光体カートリッジに対して着脱可能な構成において、現像カートリッジおよび感光体カートリッジのどちらかだけが画像形成装置本体に装着されることを早期かつ確実に防止できる。
請求項2に記載の発明によれば、装置本体には、記録媒体の搬送路と、搬送路における記録媒体の通過を検出する通過検出部とが設けられている。
ここで、通過検出部が移動部材を兼ねていることから、部品点数の削減を図ることができる。
また、通過検出部は、第3位置と、第4位置と、記録媒体の通過を検出したときに位置する第5位置とに移動可能である。第3位置と第5位置との間に第4位置があれば、通過検出部を、第3位置、第4位置、第5位置の順番、またはその逆の順番で単純に移動させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、位置検出部は、検出光を発光する発光部と検出光を受光する受光部とを含み、検出光が受光部に受光されているか否かによって通過検出部の位置を非接触で検出する。この場合、通過検出部に接触することでその位置を検出する場合に比べて、接触による誤差の影響を受けることなく、通過検出部の位置を精度よく簡単に検出できる。
請求項4に記載の発明によれば、第3位置および第5位置は、発光部と受光部との間における検出光の光路から退避した位置であり、第4位置は、この光路を遮断する位置である。これにより、第3位置と第5位置との間に第4位置があれば、通過検出部を、第3位置、第4位置、第5位置の順番、またはその逆の順番で単純に移動させることによって、第3位置から第5位置までの3つの位置を1つの位置検出部で検出することができる。
請求項5に記載の発明によれば、通過検出部は、搬送路に配置されて記録媒体の通過を検出する第1部と、搬送路の外側に設けられ、第2位置にある押圧部材に当接される第2部とを含んでいる。これにより、通過検出部において、搬送路に配置された第1部は、搬送路における記録媒体の通過を正確に検出できる一方で、搬送路の外側に設けられた第2部は、搬送路における記録媒体の通過を邪魔しない。そのため、搬送路における記録媒体の通過の正確な検出と記録媒体の円滑な通過とを確保できる。
請求項6に記載の発明によれば、位置検出部は、接点スイッチであり、通電されるか否かといった単純な構成によって移動部材の位置を容易に検出することができる。
請求項7に記載の発明によれば、移動部材は、装置本体に対する感光体カートリッジおよび現像カートリッジの着脱経路から離れた位置に設けられているので、移動部材に邪魔されることなく、感光体カートリッジおよび現像カートリッジを装置本体に対して円滑に着脱させることができる。
請求項8に記載の発明によれば、現像カートリッジには、押圧部材に押圧される被押圧部材が設けられている。そして、押圧部材は、回動することで、第1位置と第2位置とに移動可能であり、移動部材は、回動することで、第3位置と第4位置とに移動可能である。
ここで、第2位置にある押圧部材において、被押圧部材との第1接点と押圧部材の第1回動中心とを結ぶ第1線分よりも、移動部材との第2接点と第1回動中心とを結ぶ第2線分が長い。そして、第4位置にある移動部材において、第2位置にある押圧部材との第3接点と移動部材の第2回動中心とを結ぶ第3線分よりも、第2回動中心に対する第3接点の反対側に設けられて位置検出部に検出される被検出部と第2回動中心とを結ぶ第4線分が長い。
この構成であれば、第1位置と第2位置との間における押圧部材の変位量が微小でも、押圧部材の中で比較的大きく変位(回動)する第2接点が移動部材の第3接点に当接することで、移動部材は、第3位置と第4位置とに確実に移動できる。また、第3位置と第4位置との間における移動部材の変位量が微小でも、位置検出部に検出される被検出部が、移動部材の中で比較的大きく変位(回動)する部分なので、位置検出部は、移動部材の位置を精度よく検出できる。つまり、押圧部材の微小な変位を増幅させて、押圧部材の第1位置および第2位置、ならびに、移動部材の第3位置および第4位置を明確に把握することができる。
請求項9に記載の発明によれば、この感光体カートリッジは、画像形成装置本体に対して着脱可能である。感光体カートリッジは、感光体ドラムと、感光体ドラムを支持する筐体とを備えている。
筐体には、感光体ドラムの静電潜像に現像剤を供給する現像ローラを備える現像カートリッジが着脱可能に装着される。
ここで、筐体には、押圧部材が設けられている。押圧部材は、筐体から現像カートリッジが離脱されたときに位置する第1位置と、筐体に前記現像カートリッジが装着されたときに位置する第2位置とに移動可能である。そして、押圧部材が、第2位置において現像ローラを感光体ドラムへ向けて押圧するので、現像ローラから感光体ドラムの静電潜像に対して現像剤を円滑に供給することができる。
また、押圧部材は、画像形成装置本体に対する感光体カートリッジの装着方向における筐体の上流側に設けられているので、画像形成装置本体に感光体カートリッジを装着する際に、押圧部材が邪魔になることがない。
そして、押圧部材には、露出部が設けられている。露出部は、筐体の外側へ露出されており、押圧部材が第1位置から第2位置まで移動すると露出部の位置が変わる。そのため、画像形成装置本体に感光体カートリッジを装着する際、画像形成装置本体側では、露出部の位置を把握することで、押圧部材が第1位置にあるか第2位置にあるか否か、つまり、感光体カートリッジの筐体に現像カートリッジが装着されているか否かを把握することができる。
本発明の画像形成装置の一例としてのプリンタの一実施形態を示す模式的な側断面図である。 ドラムカートリッジの平面図である。 押圧部材の右側面図である。 プリンタにおけるプロセスカートリッジ周辺の要部の右側面図であって、ドラムカートリッジから現像カートリッジが離脱された状態を示している。 図4において、ドラムカートリッジに現像カートリッジが装着された状態を示している。 プリンタにおけるプロセスカートリッジおよびフィードユニットの正断面図である。 現像カートリッジだけが本体ケーシングに装着されたときの要部右側面図である。 変形例1に係るプリンタにおけるプロセスカートリッジ周辺の要部の側断面図であって、ドラムカートリッジから現像カートリッジが離脱された状態を示している。 図8において、ドラムカートリッジに現像カートリッジが装着された状態を示している。
以下では、本発明の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
1.プリンタの全体構成
図1は、本発明の画像形成装置の一例としてのプリンタの一実施形態を示す模式的な側断面図である。
図1に示すように、プリンタ1は、画像形成装置本体および装置本体の一例としての本体ケーシング2内に、フィーダ部3および画像形成部4を備えている。
本体ケーシング2の一方側の側壁には、フロントカバー5がその下端部を支点として開閉可能に設けられている。フロントカバー5を開くと、本体ケーシング2の内部空間2Aが開放される。この状態で、プロセスカートリッジ13(後述)を、本体ケーシング2の内部空間2Aに着脱させることができる。フロントカバー5を閉じると、本体ケーシング2の内部空間2Aが閉鎖される。
なお、以下の説明では、フロントカバー5が設けられる一方側(図1における左側)を前側とし、その反対側(図1における右側)を後側とする。また、プリンタ1を前側から見たときを基準として左右を規定する。さらに、プロセスカートリッジ13および現像カートリッジ19(後述)に関しても、本体ケーシング2に対する装着状態を基準として前後左右上下を規定する。なお、左右方向を幅方向ということがある。
フィーダ部3は、給紙トレイ6、給紙ローラ7、給紙パッド8、ピックアップローラ9、1対の搬送ローラ10および1対のレジストローラ11を備えている。
給紙トレイ6内には、記録媒体の一例としての用紙Pがスタックされている。給紙トレイ6内の最上位にある用紙Pは、ピックアップローラ9によって、給紙ローラ7と給紙パッド8との間に向けて送り出される。その送り出された用紙Pは、給紙ローラ7と給紙パッド8との間、1対の搬送ローラ10の間を順に通過し、レジストローラ11に搬送される。そして、用紙Pは、レジストローラ11によって、所定のタイミングで、画像形成部4の転写位置(後述)へ向けて搬送される。
画像形成部4は、スキャナユニット12、プロセスカートリッジ13および定着ユニット14を備えている。
スキャナユニット12は、本体ケーシング2内の上部に配置されている。スキャナユニット12は、レーザ光源(図示せず)、ポリゴンミラー15、複数のレンズ16および複数の反射鏡17を備えており、破線矢印で示すように、プロセスカートリッジ13の感光体ドラム20(後述)に向けてレーザビームを出射する。
プロセスカートリッジ13は、スキャナユニット12の下方に配置されている。プロセスカートリッジ13は、感光体カートリッジの一例としてのドラムカートリッジ18と、そのドラムカートリッジ18に着脱自在に装着される現像カートリッジ19とを備えている。上述したようにプロセスカートリッジ13を本体ケーシング2に対して着脱させることによって、ドラムカートリッジ18および現像カートリッジ19が本体ケーシング2に対して着脱される。
ドラムカートリッジ18には、感光体ドラム20が回転可能に設けられている。また、ドラムカートリッジ18において、感光体ドラム20の周囲には、スコロトロン型の帯電器21、転写ローラ22およびクリーニング部材35が配置されている。
現像カートリッジ19は、その筐体(現像筐体23という。)内に、アジテータ24、供給ローラ25、現像ローラ26および層厚規制ブレード27を備えている。
現像筐体23内には、トナー収容室28と現像室29とが前後に並んで形成されている。トナー収容室28と現像室29とは、連通口30により連通されている。
トナー収容室28には、現像剤の一例として、非磁性一成分の正帯電性の重合トナーが収容されている。
アジテータ24は、トナー収容室28内に回転自在に設けられている。
供給ローラ25は、現像室29内において、連通口30の後方に回転自在に設けられている。
現像ローラ26は、現像室29内に回転自在に設けられ、供給ローラ25に対して後側から圧接している。
層厚規制ブレード27は、左右方向に延びる板状に形成されている。層厚規制ブレード27の基端部は、現像筐体23に固定され、その遊端部は、現像ローラ26の周面に圧接している。
トナー収容室28内のトナーは、アジテータ24の回転により、トナー収容室28内で攪拌されつつ、その一部が連通口30を介して現像室29内の供給ローラ25に供給される。供給ローラ25に供給されたトナーは、供給ローラ25の回転により、現像ローラ26に供給される。このとき、トナーは、供給ローラ25と現像バイアスが印加されている現像ローラ26との間で正極性に摩擦帯電される。こうして現像ローラ26に供給されたトナーは、現像ローラ26の回転に伴って、層厚規制ブレード27により厚さが規制され、一定厚さの薄層として現像ローラ26の周面上に担持される。
一方、感光体ドラム20の表面は、感光体ドラム20の回転に伴って、帯電器21により一様に正帯電される。そして、その正帯電した感光体ドラム20の表面に、スキャナユニット12からのレーザビーム(破線矢印参照)が選択的に照射されることにより、画像データに基づく静電潜像が形成される。
感光体ドラム20の回転により、感光体ドラム20の表面に形成されている静電潜像が現像ローラ26と対向すると、現像ローラ26の表面に担持されている正帯電トナーが、その静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム20の表面にトナー像が担持される。そして、トナー像は、感光体ドラム20と転写ローラ22との間(転写位置)に搬送されてくる用紙P上に転写される。
なお、転写後に感光体ドラム20の表面に残存する転写残トナーは、現像ローラ26で回収される。また、転写後に感光体ドラム20の表面に付着した用紙Pからの紙粉は、クリーニング部材35によって、感光体ドラム20の表面から除去される。
定着ユニット14は、プロセスカートリッジ13の後方に設けられている。定着ユニット14は、加熱ローラ31と、加熱ローラ31に対して下方から圧接される加圧ローラ32とを備えている。
用紙Pに転写されたトナー像は、定着ユニット14において、その用紙Pが加熱ローラ31と加圧ローラ32との間を通過する間に、加熱および加圧されることによって用紙Pに定着する。
トナー像が定着した用紙Pは、排紙ローラ33に向けて搬送され、排紙ローラ33によって、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ34上に排紙される。
以上が、プリンタ1における画像形成の流れである。
ここで、本体ケーシング2内には、画像形成される用紙Pを通過させる搬送路36が区画されている。搬送路36は、給紙トレイ6から排紙トレイ34までの用紙Pの搬送軌跡(太い破線を参照)と一致しており、幅方向から見て、逆S字をなしている。搬送路36は、ピックアップローラ9、給紙ローラ7と給紙パッド8との間、1対の搬送ローラ10の間、1対のレジストローラ11の間、上述した転写位置、加熱ローラ31と加圧ローラ32との間、排紙ローラ33を、この順番で通過することで、給紙トレイ6と排紙トレイ34との間をつないでいる。
2.プロセスカートリッジ
次に、プロセスカートリッジ13におけるドラムカートリッジ18および現像カートリッジ19のそれぞれについて詳説する。
(1)ドラムカートリッジ
図1に示すように、ドラムカートリッジ18は、筐体の一例としてのドラム筐体38を備え、ドラム筐体38内に、上述した感光体ドラム20、帯電器21、転写ローラ22およびクリーニング部材35を備えている。
図2は、ドラムカートリッジの平面図である。
ドラム筐体38は、幅方向に長手かつ上下方向に扁平な中空のボックス形状である(図2も参照)。
ドラム筐体38の底壁37の前後方向略中央には、ドラム筐体38の内部空間に連通する入口39が形成されている。ドラム筐体38の後壁44には、ドラム筐体38の内部空間に連通する出口40が形成されている。
入口39および出口40は、ともに、用紙Pよりも幅広である。上述したようにレジストローラ11によって搬送された用紙Pは、入口39からドラム筐体38内に進入して転写位置を通過した後、出口40から定着ユニット14へ向かう。つまり、入口39と出口40との間は、上述した搬送路36の一部である。
ここで、底壁37の下面において、入口39より前側の部分は、搬送路36の一部を区画しており、この部分は、上述した1対のレジストローラ11のうちの上側のレジストローラ11を回転自在に支持している。
ドラム筐体38の内部空間は、後側のドラム収容室41と、前側のカートリッジ収容室42とに区画されている。ドラム収容室41とカートリッジ収容室42とは互いに連通している。
ドラム収容室41は、ドラム筐体38の天壁48、底壁37、左壁46および右壁47のそれぞれにおいてカートリッジ収容室42より後側の部分と後壁44とによって囲まれた空間である。
ドラム収容室41に、感光体ドラム20、帯電器21、転写ローラ22およびクリーニング部材35が収容されている。
感光体ドラム20は、中心軸が幅方向に延びる円筒形状をなしている。つまり、感光体ドラム20の軸方向は、幅方向である。感光体ドラム20の幅方向両端部がドラム筐体38の左壁46および右壁47によって回転自在に支持されている。この状態で、感光体ドラム20の前側周面は、カートリッジ収容室42側に露出されている。ここで、左壁46および右壁47のそれぞれには、それぞれを幅方向において貫通するガイド溝49が形成されている(後述する図4参照)。幅方向から見て、ガイド溝49は、左壁46および右壁47のうち対応する方の上端縁の前後方向略中央部から、感光体ドラム20の手前側の位置まで、後下側へ延びている(図4参照)。
転写ローラ22は、感光体ドラム20の下方に配置されており、感光体ドラム20に下から圧接している。転写ローラ22の中心軸は、幅方向に延びており、転写ローラ22の幅方向両端部は、ドラム筐体38の左壁46および右壁47によって回転自在に支持されている。ドラム筐体38の底壁37において、転写ローラ22の下方に位置する部分は、転写ローラ22の下側周面に沿うように、下側へ円弧状に膨出しており、膨出部37Aとされる。
クリーニング部材35は、感光体ドラム20の後側において、後壁44の前面(感光体ドラム20に後から対向する面)に取り付けられており、感光体ドラム20に接触している。
帯電器21は、感光体ドラム20の斜め後側上方において、感光体ドラム20の表面に対して接触しないように間隔を隔てた状態で、後壁44の上端部に支持されており、感光体ドラム20の表面に対向配置されている。
カートリッジ収容室42は、ドラム筐体38の天壁48、底壁37、左壁46および右壁47のそれぞれにおいてドラム収容室41より前側の部分とドラム筐体38の前壁45とによって囲まれた空間である。ここで、ドラム筐体38の天壁48においてカートリッジ収容室42に一致する部分は、連続して切欠かれており、着脱口43とされる。カートリッジ収容室42は、着脱口43から上方へ露出されている。
現像カートリッジ19は、ドラムカートリッジ18に対して着脱される際、着脱口43を通過する。そして、ドラムカートリッジ18に装着された現像カートリッジ19は、カートリッジ収容室42に収容される。
ここで、ドラム筐体38の前壁45には、ドラムカートリッジ18に装着された現像カートリッジ19を感光体ドラム20に向けて後側へ押圧するための押圧部材50(図1には図示せず)が設けられている。図2に示すように、押圧部材50は、前壁45の後面(カートリッジ収容室42内に臨む面)の幅方向両端部のそれぞれに配置されている。つまり、押圧部材50は、カートリッジ収容室42内の前端部において幅方向に間隔を隔てて2つ設けられている。
図3は、押圧部材の右側面図である。
以下では、図3における押圧部材50の姿勢を基準として、押圧部材50の形状について説明する。押圧部材50は、幅方向から見て上下が逆になった略J字をなすブロック形状である。詳しくは、押圧部材50は、その上端部をなす押圧部55と、押圧部55の後端から下方へ延びる延設部56とを一体的に含んでいる。
押圧部55は、幅方向から見て、上方へ向かって細くなる略三角形状をなしている。押圧部55の上端部は、丸められており、押圧部55において上端部と後下側の端部とを結ぶ縁は、上端部から後下側へ傾斜して延びた後、折れ曲って略垂直方向に沿うように後下側へ延びて後下側の端部につながっている。押圧部55の前側の縁は、略垂直方向に沿って上方へ延びて押圧部55の上端部につながっている。
押圧部55の下端面において、延設部56より前側の部分には、上側へ窪む凹部55Aが形成されている。この凹部55Aには、下方へ突出するボス57が設けられ、押圧部55と一体化されている。
延設部56は、押圧部55の後端から下方へ直線状に延びている。延設部56の上下方向(長手方向)寸法は、押圧部55の上下方向寸法の2〜3倍程度である。延設部56の下端部56Aにおいて、後面が略垂直方向に沿って延びている一方で、前面が後下側へ傾斜して延びていることから、延設部56の下端部56Aは、下方へ向かって前後に小さく(細く)なっている。下端部56Aは、露出部の一例として機能する。延設部56の上下方向中央よりやや上寄りには、幅方向に延びる軸(押圧軸58という。)が挿通され、延設部56と一体化されている。
図4は、プリンタにおけるプロセスカートリッジ周辺の要部の右側面図であって、ドラムカートリッジから現像カートリッジが離脱された状態を示している。図5は、図4において、ドラムカートリッジに現像カートリッジが装着された状態を示している。
押圧部材50は、上述したように、ドラム筐体38の前壁45の後面の幅方向両端部に配置されており(図2参照)、この状態で、図4に示すように、ドラム筐体38の左壁46および右壁47のうち幅方向において同じ側にある壁の前端部によって、押圧軸58を中心に回動自在に支持されている。
また、この状態で、各押圧部材50の上述したボス57は、左壁46および右壁47のうち対応する方と前壁45と底壁37との接合部分に対して、間隔を隔てて後上側から対向しており、この接合部分とボス57との間には、コイルばね59が介在されている。コイルばね59は、後上側へ伸びようとすることで、ボス57において、押圧部材50の押圧部55を後上側へ付勢しており、これにより、押圧部材50は、全体として後上側へ傾斜するように、付勢されている。
ここで、図4では、ドラムカートリッジ18から現像カートリッジ19(図1参照)が離脱されており、このときの押圧部材50の位置を、第1位置という。押圧部材50は、上述したコイルばね59によって、第1位置に位置するように、付勢されている。
また、押圧部材50において、延設部56の下端部56Aは、ドラム筐体38の底壁37を貫通して、底壁37から下方(ドラム筐体38の外側)へ常に露出されている。押圧部材50が第1位置にあるとき、延設部56の下端部56Aは、前下側へ向けて突出している。
一方、ドラムカートリッジ18に現像カートリッジ19を装着すると、今まで第1位置にあった各押圧部材50は、図5に示すように、右側面視で反時計回りに所定量だけ回動する。このときの押圧部材50の位置は、第2位置とされる。つまり、押圧部材50は、回動することで、第1位置と第2位置とに移動可能である。第2位置については、以降で詳説する。
そして、前壁45の上端部には、把持部(ドラム把持部51という。)が一体的に設けられている。ドラム把持部51は、前壁45の上端部から前側へ延びている。ドラムカートリッジ18(プロセスカートリッジ13)を本体ケーシング2に対して着脱する際に、ドラム把持部51が把持される。
(2)現像カートリッジ
現像カートリッジ19の上述した現像筐体23は、幅方向に長手かつ上下方向に扁平な中空のボックス形状であり、上述したカートリッジ収容室42にちょうど収まる大きさを有している(図1も参照)。
現像筐体23の左側面および右側面のそれぞれの前端部には、被押圧部材80が一体的に設けられている。被押圧部材80は、幅方向外側へ突出するボスであり、幅方向から見て、後側が開放された略C字形状をなしている。
図1を参照して、現像筐体23内における上述したトナー収容室28および現像室29に関し、トナー収容室28は、現像室29の前側に位置している。トナー収容室28は、幅方向から見て、アジテータ24の回転軌跡に沿った略円形状をなしており、これに応じて、現像筐体23の底壁52においてトナー収容室28に一致する部分は、下方へ円弧状に膨出している。
現像筐体23の前壁53は、底壁52の前端部から上側へ延びている。前壁53の上端部には、把持部(現像把持部54という。)が一体的に設けられている。現像把持部54は、前壁53の上端部から前上側へ延びている。現像カートリッジ19をドラムカートリッジ18に対して着脱する際や、プロセスカートリッジ13を本体ケーシング2に対して着脱する際に、現像把持部54が把持される。
現像筐体23に設けられた上述したアジテータ24、供給ローラ25および現像ローラ26の回転軸は、幅方向に延びている。現像ローラ26の回転軸の幅方向両端部は、現像筐体23から幅方向外側へはみ出ている(図5参照)。
そして、現像ローラ26の後側周面は、現像筐体23から後側へ露出されている(後述する図7も参照)。現像カートリッジ19がドラムカートリッジ18に装着されてカートリッジ収容室42に収容されると、現像ローラ26の後側周面が、カートリッジ収容室42側に露出された感光体ドラム20の前側周面に対して、前側から接触する。これにより、画像形成時において、上述したように、感光体ドラム20の表面の静電潜像に、現像ローラ26の表面のトナーを供給することができる。
(3)ドラムカートリッジに対する現像カートリッジの着脱
次に、ドラムカートリッジ18(厳密にはドラム筐体38)に対する現像カートリッジ19の着脱について説明する。ドラムカートリッジ18に対する現像カートリッジ19の着脱は、本体ケーシング2の外で行われる。
まず、装着について説明する。
現像カートリッジ19の現像把持部54を把持して現像カートリッジ19を移動させ、図4の姿勢にあるドラムカートリッジ18の前上側に現像カートリッジ19を配置する。
そして、現像カートリッジ19を後下側へ移動させ、ドラムカートリッジ18のドラム筐体38の上述した着脱口43を介して、カートリッジ収容室42に押し込む。この際、現像カートリッジ19では、現像ローラ26の回転軸の幅方向両端部(図5参照)が、ドラム筐体38の対応するガイド溝49に嵌り、ガイド溝49にガイドされる。これにより、現像カートリッジ19は、後下側へ移動し、カートリッジ収容室42に収容されていく。
ここで、現像カートリッジ19がカートリッジ収容室42に収容されていくのに従い、現像カートリッジ19の左右の被押圧部材80(図5参照)が、上述した第1位置にある対応する押圧部材50の押圧部55の後上側の縁に対して、後上側から接触する。これにより、各押圧部材50は、上述したコイルばね59の付勢力に抗して、右側面視で反時計回りに回動し始める。
その後、図5に示すように、現像ローラ26の回転軸の幅方向両端部がガイド溝49の最深部(後端部)に到達すると、現像カートリッジ19の移動は停止し、現像カートリッジ19は、カートリッジ収容室42に完全に収容される。また、このとき、上述したように右側面視で反時計回りに回動していた各押圧部材50の回動が停止し、各押圧部材50は、図5に示す第2位置に配置される。以上により、ドラムカートリッジ18に対する現像カートリッジ19の装着が完了し、上述したプロセスカートリッジ13が完成する。
ドラムカートリッジ18に現像カートリッジ19が装着されたとき、現像カートリッジ19は、ドラム筐体38の底壁37に載置され、また、現像ローラ26の回転軸がガイド溝49の最深部に嵌っている。これにより、現像カートリッジ19は、ドラムカートリッジ18に対して上下方向で位置決めされている。
ここで、第2位置にある押圧部材50は、第1位置にあるときよりも垂直方向に近い方向に沿って、後上側へ傾斜している。また、押圧部材50が第2位置にあるとき、押圧部55は、押圧部材50が第1位置にあるとき(図4参照)よりも少し前側へずれており、延設部56において、ドラム筐体38の底壁37から下方へ露出されている下端部56Aは、押圧部材50が第1位置にあるときよりも少し後側へずれている。このように第2位置にある押圧部材50に対して、引き続き、コイルばね59の付勢力が作用しており、押圧部材50は、第1位置へ戻ろうとしている。そのため、押圧部材50の押圧部55は、後側へ移動しようとしており、その際、現像カートリッジ19において幅方向で同じ側にある被押圧部材80を後側へ押圧している。
これにより、ドラムカートリッジ18に装着された現像カートリッジ19は、各被押圧部材80において押圧部材50によって後側へ押圧されることにより、全体として後側へ付勢されている。そのため、現像カートリッジ19の現像ローラ26は、ドラムカートリッジ18の感光体ドラム20に対して前側から圧接している(図1参照)。つまり、押圧部材50は、第2位置において、現像ローラ26を感光体ドラム20へ向けて押圧している。ここで、現像カートリッジ19は、押圧部材50によって後側へ押圧され、さらに、現像ローラ26が感光体ドラム20に前側から圧接していることで、ドラムカートリッジ18に対して前後方向で位置決めされている。
一方、現像カートリッジ19をドラムカートリッジ18から離脱させる場合には、現像把持部54を把持して現像カートリッジ19を前上側へ引き出す。現像カートリッジ19全体がドラム筐体38の着脱口43よりも上側へ移動すると、ドラムカートリッジ18に対する現像カートリッジ19の離脱が完了する。現像カートリッジ19の離脱が完了すると、押圧部材50は、コイルばね59の付勢力によって、第1位置に戻る(図4参照)。
3.フィードユニット
図1に示すように、本体ケーシング2の内部空間2Aにおいて、給紙トレイ6とプロセスカートリッジ13とに上下方向で挟まれた位置には、フィードユニット60が設けられている。フィードユニット60は、上述した給紙ローラ7、ピックアップローラ9、後側の搬送ローラ10、下側のレジストローラ11と、これらのローラを支持するユニットフレーム61とのまとまりである。フィードユニット60は、上述したフィーダ部3の一部である。
ユニットフレーム61は、上下に扁平かつ平面視で略矩形をなす中空の板状である。詳しくは、ユニットフレーム61において、幅方向寸法は、用紙Pの幅方向寸法よりやや大きく、前後方向寸法は、給紙トレイ6の前後方向寸法の3分の2程度である。また、ユニットフレーム61の上下の厚みは、前後方向に亘ってほぼ同じであるが、前端部においてやや大きくなっている。幅方向から見たときのユニットフレーム61の前端部の断面は、前側へ向かって膨出する円弧状をなしている。
このようなユニットフレーム61において、前端部の下面で給紙ローラ7およびピックアップローラ9が支持され、前端部の前面で後側の搬送ローラ10が支持され、前端部の上面で下側のレジストローラ11が支持されている。一方、前側の搬送ローラ10および上述した給紙パッド8は、本体ケーシング2の前壁に支持されており、上側のレジストローラ11は、上述したようにドラムカートリッジ18に支持されている。
そして、フィードユニット60は、本体ケーシング2に一体化されており、フィードユニット60と本体ケーシング2の前壁との間、および、フィードユニット60とプロセスカートリッジ13との間が、上述した搬送路36の一部をなしている。
また、本体ケーシング2に装着されたプロセスカートリッジ13は、フィードユニット60に載置されることで、本体ケーシング2に位置決めされる。詳しくは、フィードユニット60のユニットフレーム61の上面の前後方向略中央部には、下向きに窪む凹部71が形成されている。そして、本体ケーシング2に装着されたプロセスカートリッジ13では、上述したようにドラム筐体38の底壁37において転写ローラ22の下側周面に沿って下側へ円弧状に膨出している部分(膨出部37A)が凹部71に上から嵌る。これにより、プロセスカートリッジ13がフィードユニット60において本体ケーシング2に位置決めされる。
図6は、プリンタにおけるプロセスカートリッジおよびフィードユニットの正断面図である。
ユニットフレーム61の上述した前端部の上面において、下側のレジストローラ11より前側(用紙Pの搬送方向における上流側)には、図6に示すように、移動部材の一例としての通過検出部62(図6において右下へ延びる斜線からなるハッチングが施された部分)が設けられている。ちなみに、押圧部材50は、右上へ延びる斜線からなるハッチングが施された部分である。
通過検出部62は、ユニットフレーム61内で幅方向に沿って直線状に延びる軸(検出軸63という。)と、検出軸63の左端部に設けられた第1部64と、検出軸63の右端部に設けられた第2部65と、検出軸63の幅方向途中(図6では略中央)に設けられた被検出部の一例としての第3部66とを一体的に含んでいる。
検出軸63は、幅方向において、プロセスカートリッジ13とフィードユニット60との間における搬送路36(ドットで塗り潰した部分)の略右半分と一致しており、この右半分の下方に位置している。正面から見て、検出軸63は、この搬送路36と平行に延びている。また、検出軸63は、ユニットフレーム61によって回動自在に支持されており、これにより、通過検出部62全体が、検出軸63を中心として、回動自在である。
第1部64は、検出軸63から上方へ突出する棒状であり、その上端部は、搬送路36において幅方向中央よりやや右側に寄った部分に露出されている。つまり、第1部64は、搬送路36に配置されている。詳しくは、第1部64は、搬送路36において、用紙Pの搬送方向におけるレジストローラ11の上流側かつ搬送ローラ10の下流側に配置されている(図1参照)。
第2部65は、検出軸63から上方へ突出する棒状であり、その上端部は、搬送路36から右側へ離れた位置において、ユニットフレーム61の上方に露出されている。つまり、第2部65は、搬送路36の外側に設けられている。
第3部66は、検出軸63から下方(または後方であり、図4および図5参照)へ突出する棒状であり、ユニットフレーム61内に配置されている。第3部66に関連して、ユニットフレーム61内には、位置検出部67が設けられている。
位置検出部67は、発光部68と受光部69とを含んでいる。発光部68および受光部69は、ともに、ユニットフレーム61の下壁から上方ヘ突出しており、幅方向に間隔を隔てて対向している。発光部68および受光部69は、通過検出部62に接触していない。発光部68は、検出光(図6における点線矢印参照)を発光し、受光部69は、この検出光を受光する。つまり、位置検出部67では、発光部68と受光部69との間に何もない場合には、発光部68と受光部69との間に、発光部68から受光部69へ向かう検出光の光路70が形成されている。
幅方向において、発光部68と受光部69との間には、上述した第3部66が、発光部68および受光部69に接触しない状態で、位置している。第3部66は、通過検出部62とともに回動し、その際、光路70から退避したり、光路70を遮断したりする。光路70が遮断されるか否か(発光部68から発光された検出光が受光部69に受光されているか否か)によって、位置検出部67は、第3部66において通過検出部62の位置を検出する。
通過検出部62の位置に関し、通過検出部62は、検出軸63を中心として回動することで、第3位置(図4参照)と、第4位置(図5の実線部分参照)と、第5位置(図5の点線部分参照)とに移動可能である。
図4を参照して、通過検出部62が第3位置にあるとき、第1部64および第2部65(重なって見えており、図5においても同様)は、前上側へ延び、第3部66は、略水平方向に沿って後側へ延びている。第3部66は、位置検出部67の発光部68と受光部69との間(上述した光路70であり、図6参照)から後上側へ退避している。
図5を参照して、通過検出部62が第4位置にあるとき(実線で示した通過検出部62を参照)、第1部64および第2部65は、略垂直方向に沿って上側へ延び、第3部66は、後下側へ延びている。第3部66は、位置検出部67の発光部68と受光部69との間にあって、光路70(図6参照)を遮断している。
引き続き図5を参照して、通過検出部62が第5位置にあるとき(点線で示した通過検出部62を参照)、第1部64および第2部65は、後上側へ延び、第3部66は、略垂直方向に沿って下側へ延びている。第3部66は、位置検出部67の発光部68と受光部69との間(光路70)から前側へ退避している。
図4および図5を参照して、右側面視で時計回りに通過検出部62を回動させることで、通過検出部62は、第3位置、第4位置、第5位置に、この順番で移動する。
そして、通過検出部62は、図示しない付勢部材によって、図4に示す第3位置にあるように、付勢されている。
4.本体ケーシングに対するプロセスカートリッジの着脱
次に、本体ケーシング2に対するプロセスカートリッジ13(換言すれば、現像カートリッジ19が装着されたドラムカートリッジ18)の着脱について説明する。
まず、装着について説明する。ここで、本体ケーシング2にプロセスカートリッジ13がない状態(本体ケーシング2からプロセスカートリッジ13が離脱された状態)では、通過検出部62は、第3位置にあり、位置検出部67は、通過検出部62が第3位置にあることを検出している。
装着に先立って、図1を参照して、上述したように本体ケーシング2のフロントカバー5を開いて本体ケーシング2の内部空間2Aを前側へ開放する。そして、ドラム把持部51および現像把持部54の両方を把持して、プロセスカートリッジ13を移動させ、内部空間2Aに向けて前側から後側へ押し込む。
プロセスカートリッジ13を内部空間2Aに引き続き前側から押し込むと、プロセスカートリッジ13のドラムカートリッジ18の底壁37における上述した膨出部37Aが、本体ケーシング2のフィードユニット60のユニットフレーム61の上面の凹部71に前上側から嵌ろうとする。
このとき、図6を参照して、プロセスカートリッジ13のドラムカートリッジ18において第2位置にある2つの押圧部材50のうち、右側の押圧部材50の延設部56の下端部56Aが、第3位置(図4参照)にある通過検出部62の第2部65に対して前上側から当接し始める。これにより、通過検出部62が、上述した付勢部材(図示せず)の付勢力に抗して、右側面視で時計回りに回動し始める。
そして、図5に示すように、膨出部37Aがユニットフレーム61の上面の凹部71に嵌ると、プロセスカートリッジ13の移動が停止し、本体ケーシング2に対するプロセスカートリッジ13の装着が完了する。
このとき、通過検出部62の上述した回動が停止し、通過検出部62は、第4位置に配置される。つまり、通過検出部62は、現像カートリッジ19が装着されたドラムカートリッジ18が本体ケーシング2に装着されて押圧部材50が第2位置にあるときには、押圧部材50に当接されることで第4位置に配置される。
そして、このように通過検出部62が第3位置から第4位置に移動すると、上述したように、通過検出部62が第3位置にあったときに位置検出部67の光路70(図6参照)から退避していた通過検出部62の第3部66が、光路70を遮断する。これより、位置検出部67は、通過検出部62が第4位置にあることを検出する。
ここで、本体ケーシング2には、判断部の一例としてのCPU90が設けられている(図1参照)。CPU90は、通過検出部62が第4位置にあるとの位置検出部67の検出結果に基づいて、現像カートリッジ19が装着されたドラムカートリッジ18(つまり、完成したプロセスカートリッジ13)が本体ケーシング2に装着されていると判断する。
一方、プロセスカートリッジ13を本体ケーシング2から離脱させる場合には、ドラム把持部51および現像把持部54の両方を把持してプロセスカートリッジ13を前側へ引き出す。プロセスカートリッジ13全体が本体ケーシング2の内部空間2A(図1参照)から完全に外れると、本体ケーシング2に対するプロセスカートリッジ13の離脱が完了する。プロセスカートリッジ13の離脱が完了すると、通過検出部62は、上述した付勢部材(図示せず)の付勢力によって、第3位置に戻り、位置検出部67は、通過検出部62が第3位置にあることを検出する(図4参照)。
ここで、本体ケーシング2に対するプロセスカートリッジ13(厳密には、押圧部材50の延設部56の下端部56A以外の部分)の着脱経路95は、基準線96より上側の領域である。そして、通過検出部62は、第3位置から第5位置までのどの位置にあっても、着脱経路95(基準線96)から下方に離れている(図4も参照)。
また、本体ケーシング2に対するプロセスカートリッジ13の装着方向は、後側へ向かう方向であるので、プロセスカートリッジ13のドラムカートリッジ18のドラム筐体38の前壁45に設けられた押圧部材50は、本体ケーシング2に対するプロセスカートリッジ13の装着方向におけるドラム筐体38の上流側に設けられていることがわかる。
次に、図5に示すように押圧部材50が第2位置にあって通過検出部62が第4位置にある状態を基準として、幅方向から見たときにおける(幅方向において同一面に投影したときにおける)押圧部材50および通過検出部62の主要寸法を以下に規定する。
まず、現像カートリッジ19の被押圧部材80と押圧部材50の押圧部55との第1接点Xと押圧部材50の回動中心(押圧軸58の軸中心58Aであり、第1回動中心の一例)とを結ぶ線分は、第1線分Aとされる。そして、押圧部材50の下端部56Aと第4位置の通過検出部62(実線で示した通過検出部62を参照)の第2部65との第2接点Yと押圧軸58の軸中心58Aとを結ぶ線分は、第2線分Bとされる。第2線分Bは、第1線分Aよりも長い。
また、第4位置の通過検出部62の第2部65と第2位置の押圧部材50の下端部56Aとの接点を第3接点Zとすると、第3接点Zと通過検出部62の回動中心(検出軸63の軸中心63Aであり、第2回動中心の一例)とを結ぶ線分は、第3線分Cとされる。そして、通過検出部62において、第3部66(厳密には、第3部66において軸中心63Aから最も遠い先端66A)と検出軸63の軸中心63Aとを結ぶ線分は、第4線分Dとされる。第4線分Dは、第3線分Cよりも長い。ここで、幅方向から見て、第3部66は、検出軸63の軸中心63Aに対する第3接点Zの反対側に設けられている。また、第2接点Yと第3接点Zとは、幅方向から見て一致している。
そして、以上のように本体ケーシング2にプロセスカートリッジ13が装着され、上述したフロントカバー5(図1参照)が閉じられている状態において、上述した画像形成が実行される。
画像形成の際、図1を参照して、用紙Pが、搬送路36を通過する。図5を参照して、搬送路36を通過する用紙Pは、第4位置にある通過検出部62(実線で示した通過検出部62を参照)において搬送路36に露出された第1部64に差し掛かると、第1部64に対して前側から接触して乗り越える。これにより、通過検出部62が、上述した付勢部材(図示せず)の付勢力に抗して、右側面視で時計回りに回動して、第4位置から第5位置(点線で示した通過検出部62を参照)に移動する。
そして、このように通過検出部62が第4位置から第5位置に移動すると、上述したように、通過検出部62が第4位置にあったときに位置検出部67の光路70(図6参照)を遮断していた第3部66が、光路70から退避する。これにより、位置検出部67は、通過検出部62が第5位置にあることを検出する。
ここで、上述したように、通過検出部62において搬送路36に露出された第1部64は、搬送路36において、用紙Pの搬送方向におけるレジストローラ11の上流側に配置されている(図1参照)。そのため、CPU90(図1参照)は、通過検出部62が第5位置にあるとの位置検出部67の検出結果に基づいて、先程第1部64に接触した用紙Pをレジストローラ11が上述した転写位置へ向けて搬送するタイミングを決定する。レジストローラ11は、CPU90によって決定されたタイミングで、用紙Pを転写位置へ向けて搬送する。
以上のように、通過検出部62は、搬送路36における用紙Pの通過を、第1部64において検出しており、用紙Pの通過を検出したときには第5位置に位置する。なお、第5位置にある通過検出部62において、第1部64は、フィードユニット60のユニットフレーム61内に隠れて搬送路36から退避しているので、搬送路36における用紙Pの通過を邪魔しない。
そして、用紙Pが第1部64を通過し終えると、通過検出部62は、上述した付勢部材(図示せず)の付勢力によって右側面視で反時計回りに回動し、その後、第2位置にある押圧部材50の延設部56の下端部56Aに後側から当接することで回動を停止することによって、第4位置に戻る(実線で示した通過検出部62を参照)。これに応じて、位置検出部67は、通過検出部62が第4位置にあることを検出する。
5.作用効果
(1)以上のように、このプリンタ1では、図1を参照して、感光体ドラム20を備えるドラムカートリッジ18が本体ケーシング2に対して着脱可能であり、現像ローラ26を備える現像カートリッジ19がドラムカートリッジ18に対して着脱可能である。
図5に示すように、ドラムカートリッジ18には、押圧部材50が設けられている。押圧部材50は、ドラムカートリッジ18から現像カートリッジ19が離脱されたときに位置する第1位置(図4参照)と、ドラムカートリッジ18に現像カートリッジ19が装着されたときに位置する第2位置(図5参照)とに移動可能である。そして、押圧部材50が、第2位置において現像ローラ26(図1参照)を感光体ドラム20(図1参照)へ向けて押圧するので、現像ローラ26から感光体ドラム20の静電潜像に対してトナーを円滑に供給することができる。
本体ケーシング2には、通過検出部62と位置検出部67とが設けられている。通過検出部62は、現像カートリッジ19が装着されたドラムカートリッジ18が本体ケーシング2から離脱されたときには第3位置(図4参照)にある。一方、通過検出部62は、現像カートリッジ19が装着されたドラムカートリッジ18が本体ケーシング2に装着されて押圧部材50が第2位置にあるときには、押圧部材50に当接されることで第4位置に配置される(実線で示した通過検出部62を参照)。位置検出部67は、このように位置を変える通過検出部62の位置を検出する。
そして、プリンタ1に備えられたCPU90(図1参照)が、位置検出部67の検出結果に基づいて、通過検出部62が第4位置にある場合に、現像カートリッジ19が装着されたドラムカートリッジ18が本体ケーシング2に装着されていると判断する。
これにより、現像カートリッジ19が装着されたドラムカートリッジ18が本体ケーシング2に装着されているか否かを、ドラムカートリッジ18が本体ケーシング2に装着された時点において速やかに判断できる。
そして、図4に示すように、ドラムカートリッジ18に現像カートリッジ19が装着されていないと、押圧部材50が第2位置に位置せず、通過検出部62が第4位置に配置されない。詳しくは、このとき、押圧部材50は、第1位置にあり、押圧部材50の延設部56の下端部56Aが、押圧部材50が第2位置にあるときよりも、通過検出部62から前側へ離れているので、通過検出部62を押圧できず、通過検出部62は第3位置に配置される。これにより、CPU90(図1参照)は、通過検出部62が第3位置にあるとの位置検出部67の検出結果に基づいて、ドラムカートリッジ18に現像カートリッジ19が装着されていないこと(つまり、ドラムカートリッジ18だけが本体ケーシング2に装着されていること)を確実に判断できる。
また、図7に示すように、ドラムカートリッジ18が本体ケーシング2に装着されずに、現像カートリッジ19だけが本体ケーシング2に装着されても、ドラムカートリッジ18の押圧部材50が存在しないことから、通過検出部62は、第4位置(図5参照)に配置されず、第3位置(図4参照)にある。そのため、CPU90(図1参照)は、通過検出部62が第3位置にあるとの位置検出部67の検出結果に基づいて、現像カートリッジ19が装着されたドラムカートリッジ18が本体ケーシング2に装着されていないこと(つまり、現像カートリッジ19だけが本体ケーシング2に装着されていること)を確実に判断できる。
ここで、本体ケーシング2には、報知部材(図示せず)が設けられている。上述したように、CPU90が、ドラムカートリッジ18および現像カートリッジ19のどちらかだけが本体ケーシング2に装着されるといったエラー(図4および図7参照)があったと判断した場合には、画像形成前の段階(たとえばフロントカバー5が閉じられたとき)において、報知部材(図示せず)が、所定の方法(警告音やエラー表示)によって、その旨をユーザに報知し、ユーザに対してエラー解除を促す。
以上の結果、図5に示すように現像カートリッジ19がドラムカートリッジ18に対して着脱可能な構成において、現像カートリッジ19およびドラムカートリッジ18のどちらかだけが本体ケーシング2に装着されることを早期かつ確実に防止できる。
(2)本体ケーシング2には、用紙Pの搬送路36と、搬送路36における用紙Pの通過を検出する通過検出部62とが設けられている(図1参照)。
ここで、通過検出部62が、上述したように第3位置と第4位置とに移動可能な移動部材を兼ねていることから、部品点数の削減を図ることができる。
また、通過検出部62は、第3位置(図4参照)と、第4位置(実線で示した通過検出部62を参照)と、用紙Pの通過を検出したときに位置する第5位置(点線で示した通過検出部62を参照)とに移動可能である。第3位置と第5位置との間に第4位置があるので、通過検出部62を、第3位置、第4位置、第5位置の順番、またはその逆の順番で単純に移動させることができる。
(3)位置検出部67は、図6に示すように、検出光を発光する発光部68と検出光を受光する受光部69とを含み、検出光が受光部69に受光されているか否かによって通過検出部62の位置を非接触で検出する。この場合、通過検出部62に接触することでその位置を検出する場合に比べて、接触による誤差の影響を受けることなく、通過検出部62の位置を精度よく簡単に検出できる。
(4)第3位置(図4参照)および第5位置(図5において点線で示した通過検出部62を参照)は、発光部68と受光部69との間における検出光の光路70から退避した位置であり、第4位置(図5において実線で示した通過検出部62を参照)は、この光路70を遮断する位置である。これにより、第3位置と第5位置との間に第4位置があることから、通過検出部62を、第3位置、第4位置、第5位置の順番、またはその逆の順番で単純に移動させることによって、第3位置から第5位置までの3つの位置を1つの位置検出部67で検出することができる。
(5)通過検出部62は、搬送路36に配置されて用紙Pの通過を検出する第1部64と、搬送路36の外側に設けられ、第2位置にある押圧部材50に当接される第2部65とを含んでいる。これにより、通過検出部62において、搬送路36に配置された第1部64は、搬送路36における用紙Pの通過を正確に検出できる一方で、搬送路36の外側に設けられた第2部65は、搬送路36における用紙Pの通過を邪魔しない。そのため、搬送路36における用紙Pの通過の正確な検出と用紙Pの円滑な通過とを確保できる。
(6)図5に示すように、通過検出部62は、本体ケーシング2に対するドラムカートリッジ18および現像カートリッジ19の着脱経路95から離れた位置に設けられているので、通過検出部62に邪魔されることなく、ドラムカートリッジ18および現像カートリッジ19を本体ケーシング2に対して円滑に着脱させることができる。
(7)現像カートリッジ19には、押圧部材50に押圧される被押圧部材80が設けられている。そして、押圧部材50は、回動することで、第1位置(図4参照)と第2位置(図5参照)とに移動可能であり、通過検出部62は、回動することで、第3位置(図4参照)と第4位置(図5において実線で示した通過検出部62を参照)とに移動可能である。
ここで、第2位置にある押圧部材50において、被押圧部材80との第1接点Xと押圧部材50の回動中心(押圧軸58の軸中心58A)とを結ぶ第1線分Aよりも、通過検出部62との第2接点Yと軸中心58Aとを結ぶ第2線分Bが長い。そして、第4位置にある通過検出部62において、第2位置にある押圧部材50との第3接点Zと通過検出部62の回動中心(検出軸63の軸中心63A)とを結ぶ第3線分Cよりも、軸中心63Aに対する第3接点Zの反対側に設けられて位置検出部67に検出される第3部66(詳しくは、第3部66の先端66A)と軸中心63Aとを結ぶ第4線分Dが長い。
この構成であれば、第1位置と第2位置との間における押圧部材50の変位量が微小でも(この実施例では第1位置から第2位置まで押圧部材50の回動角度が9°程度で小さい)、押圧部材50の中で比較的大きく変位(回動)する第2接点Yが通過検出部62の第3接点Zに当接することで、通過検出部62は、第3位置と第4位置とに確実に移動できる。また、第3位置と第4位置との間における通過検出部62の変位量が微小でも、位置検出部67に検出される第3部66が、通過検出部62の中で比較的大きく変位(回動)する部分なので、位置検出部67は、通過検出部62の位置を精度よく検出できる。つまり、押圧部材50の微小な変位を増幅させて、押圧部材50の第1位置および第2位置、ならびに、通過検出部62の第3位置および第4位置を明確に把握することができる。
(8)このドラムカートリッジ18は、本体ケーシング2に対して着脱可能である。ドラムカートリッジ18は、感光体ドラム20と、感光体ドラム20を支持するドラム筐体38とを備えている(図1も参照)。
ドラム筐体38には、感光体ドラム20の静電潜像にトナーを供給する現像ローラ26を備える現像カートリッジ19が着脱可能に装着される。
ここで、ドラム筐体38には、押圧部材50が設けられている。押圧部材50は、ドラム筐体38から現像カートリッジ19が離脱されたときに位置する第1位置(図4参照)と、ドラム筐体38に現像カートリッジ19が装着されたときに位置する第2位置(図5参照)とに移動可能である。そして、押圧部材50が、第2位置において現像ローラ26(図1参照)を感光体ドラム20(図1参照)へ向けて押圧するので、現像ローラ26から感光体ドラム20の静電潜像に対してトナーを円滑に供給することができる。
また、押圧部材50は、本体ケーシング2に対するドラムカートリッジ18の装着方向におけるドラム筐体38の上流側(前側)に設けられているので、本体ケーシング2にドラムカートリッジ18を装着する際に、押圧部材50が邪魔になることがない。
そして、押圧部材50における延設部56の下端部56Aは、ドラム筐体38の外側へ露出されており、押圧部材50が第1位置から第2位置まで移動すると下端部56Aの位置が変わる(図4および図5参照)。そのため、本体ケーシング2にドラムカートリッジ18を装着する際、本体ケーシング2側では、下端部56Aの位置を把握することで、押圧部材50が第1位置にあるか第2位置にあるか否か、つまり、ドラムカートリッジ18のドラム筐体38に現像カートリッジ19が装着されているか否かを把握することができる。
6.変形例
(1)変形例1
図8は、変形例1に係るプリンタにおけるプロセスカートリッジ周辺の要部の側断面図であって、ドラムカートリッジから現像カートリッジが離脱された状態を示している。図9は、図8において、ドラムカートリッジに現像カートリッジが装着された状態を示している。
上述した位置検出部67は、検出光を用いる光学式のセンサであったが(図6参照)、図8および図9に示すような接点スイッチであってもよい。
変形例1における位置検出部67には、プロセスカートリッジ13が本体ケーシング2に装着されたときに押圧部材50の延設部56の下端部56Aの真下に配置されるレバー85が、電気的に接続されている。レバー85は、後上側へ延びる第3位置(図8参照)と、後下側へ延びる第4位置(図9参照)とに屈曲(変位)することができる。ここでの第3位置および第4位置は、上記実施例における通過検出部62の第3位置および第4位置に対応する(図4および図5参照)。つまり、レバー85は、上記実施例における通過検出部62と同様に、移動部材の一例として機能する。
そして、位置検出部67は、レバー85が第3位置にあるときにはOFFになっていて通電されず、レバー85が第4位置になるとONになって通電され、ON・OFF(通電されるか否か)によって、レバー85の位置を検出するものとする(ON・OFFが逆でも構わない。)。
また、押圧部材50の延設部56の下端部56Aは、押圧部材50が第2位置にあるときには(図9参照)、押圧部材50が第1位置にあるとき(図8参照)に比べて、下側へ突出する。
この構成であれば、図8に示すようにドラムカートリッジ18だけが本体ケーシング2に装着されている場合や、現像カートリッジ19だけが本体ケーシング2に装着されている場合(図7参照)には、押圧部材50の延設部56の下端部56Aがレバー85に届かず、レバー85が第3位置にある。これにより、位置検出部67は、OFFになっており、通電されないため、レバー85が第3位置にあることを検出する。
一方、図9に示すように、現像カートリッジ19が装着されたドラムカートリッジ18(つまり、完成したプロセスカートリッジ13)が本体ケーシング2に装着されると、第2位置にある押圧部材50における延設部56の下端部56Aがレバー85に届いてレバー85を押し下げ、レバー85が第4位置に移る。これより、位置検出部67は、ONになって通電され、レバー85が第4位置にあることを検出する。
変形例1のように、接点スイッチである位置検出部67が通電されるか否かといった単純な構成によって、レバー85の位置を容易に検出することができる。
(2)変形例2
上記した実施形態ではモノクロプリンタを例示したが、本発明は、カラープリンタに適用することもできる。また、レーザによって感光体ドラム20を露光させたが、LEDによって感光体ドラム20を露光させてもよい。
1 プリンタ
2 本体ケーシング
18 ドラムカートリッジ
19 現像カートリッジ
20 感光体ドラム
26 現像ローラ
36 搬送路
38 ドラム筐体
50 押圧部材
56A 下端部
58A 軸中心
62 通過検出部
63A 軸中心
64 第1部
65 第2部
66 第3部
67 位置検出部
68 発光部
69 受光部
70 光路
80 被押圧部材
85 レバー
90 CPU
95 着脱経路
A 第1線分
B 第2線分
C 第3線分
D 第4線分
P 用紙
X 第1接点
Y 第2接点
Z 第3接点

Claims (9)

  1. 装置本体と、
    静電潜像が形成される感光体ドラムを備え、前記装置本体に対して着脱可能な感光体カートリッジと、
    前記感光体ドラムに形成された静電潜像に現像剤を供給する現像ローラを備え、前記感光体カートリッジに対して着脱可能な現像カートリッジと、
    前記感光体カートリッジに設けられ、前記感光体カートリッジから前記現像カートリッジが離脱されたときに位置する第1位置と、前記感光体カートリッジに前記現像カートリッジが装着されたときに位置する第2位置とに移動可能であり、前記第2位置において前記現像ローラを前記感光体ドラムへ向けて押圧する押圧部材と、
    前記装置本体に設けられ、前記現像カートリッジが装着された前記感光体カートリッジが前記装置本体から離脱されたときには第3位置にあり、前記現像カートリッジが装着された前記感光体カートリッジが前記装置本体に装着されて前記押圧部材が前記第2位置にあるときには前記押圧部材に当接されることで第4位置に配置される移動部材と、
    前記装置本体に設けられ、前記移動部材の位置を検出する位置検出部と、
    前記位置検出部の検出結果に基づいて、前記移動部材が前記第4位置にある場合に、前記現像カートリッジが装着された前記感光体カートリッジが前記装置本体に装着されていると判断する判断部とを備えていることを特徴とする、画像形成装置。
  2. 前記装置本体に設けられ、画像形成される記録媒体を通過させる搬送路と、
    前記装置本体に設けられ、前記搬送路における前記記録媒体の通過を検出する通過検出部とを備え、
    前記通過検出部は、前記移動部材を兼ねており、前記第3位置と、前記第4位置と、記録媒体の通過を検出したときに位置する第5位置とに移動可能であることを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記位置検出部は、検出光を発光する発光部と前記検出光を受光する受光部とを含み、前記検出光が前記受光部に受光されているか否かによって前記通過検出部の位置を検出することを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第3位置および前記第5位置は、前記発光部と前記受光部との間における前記検出光の光路から退避した位置であり、
    前記第4位置は、前記光路を遮断する位置であることを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記通過検出部は、前記搬送路に配置されて記録媒体の通過を検出する第1部と、前記搬送路の外側に設けられ、前記第2位置にある前記押圧部材に当接される第2部とを含んでいることを特徴とする、請求項2ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記位置検出部は、接点スイッチであり、通電されるか否かによって前記移動部材の位置を検出することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記移動部材は、前記装置本体に対する前記感光体カートリッジおよび前記現像カートリッジの着脱経路から離れた位置に設けられていることを特徴とする、請求項1ないし6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記現像カートリッジに設けられ、前記押圧部材に押圧される被押圧部材を備え、
    前記押圧部材は、回動することで、前記第1位置と前記第2位置とに移動可能であり、
    前記移動部材は、回動することで、前記第3位置と前記第4位置とに移動可能であり、
    前記第2位置にある前記押圧部材において、前記被押圧部材との第1接点と前記押圧部材の第1回動中心とを結ぶ第1線分よりも、前記移動部材との第2接点と前記第1回動中心とを結ぶ第2線分が長く、
    前記第4位置にある前記移動部材において、前記第2位置にある前記押圧部材との第3接点と前記移動部材の第2回動中心とを結ぶ第3線分よりも、前記第2回動中心に対する前記第3接点の反対側に設けられて前記位置検出部に検出される被検出部と前記第2回動中心とを結ぶ第4線分が長いことを特徴とする、請求項1ないし7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 静電潜像が形成される感光体ドラムを備え、画像形成装置本体に対して着脱可能な感光体カートリッジであって、
    前記感光体ドラムに形成された静電潜像に現像剤を供給する現像ローラを備える現像カートリッジが着脱可能に装着され、前記感光体ドラムを支持する筐体と、
    前記画像形成装置本体に対する前記感光体カートリッジの装着方向における前記筐体の上流側に設けられ、前記筐体から前記現像カートリッジが離脱されたときに位置する第1位置と、前記筐体に前記現像カートリッジが装着されたときに位置する第2位置とに移動可能であり、前記第2位置において前記現像ローラを前記感光体ドラムへ向けて押圧する押圧部材と、
    前記押圧部材に設けられ、前記筐体の外側へ露出されており、前記押圧部材が前記第1位置から前記第2位置まで移動すると位置が変わる露出部とを備えていることを特徴とする、感光体カートリッジ。
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