JP2010276171A - 真空断熱材及びその製造方法 - Google Patents

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【課題】内部に芯材が収容された真空断熱材において、外袋材を密封する部分の余剰範囲を低減し、真空断熱材の生産性を向上すること。
【解決手段】繊維集合体からなる芯材51と、芯材51を収納する内袋材53と、内袋材53を収納する外袋材54とを含み、外袋材54の内部が減圧された断熱材であって、内袋材53は、芯材51が収容される収容部と、減圧の際に内袋材53の内部の空気を排出する開口部56と、収容部と開口部56との間を閉じる溶着部57とを含むもの。閉鎖部は、収容部と開口部56との間を閉じ、芯材51を収容部に収容する方向と垂直な方向の両端部に連通部58が設けられるもの。また、閉鎖部57と連通部58とが交互に設けられているもの。
【選択図】図2

Description

本発明は、真空断熱材及びその製造方法に係わり、真空吸引したときに真空断熱材表面にシワを発生させず且つ真空吸引のために必要な耳部を少なくする技術に関する。
近年、地球温暖化防止の観点から省エネルギーが強く望まれており、家庭用電化製品についても省エネルギー化は緊急の課題となっている。特に、冷蔵庫、冷凍庫では熱を効率的に利用するという観点から、優れた断熱性能を有する断熱材が求められている。そこで、高性能な断熱材として真空断熱材が用いられている。真空断熱材はガスバリヤ性を有する外袋材に芯材が収容されて構成される。芯材としては、グラスウール等の繊維質材が用いられている。
しかし、グラスウール等を真空断熱材の芯材として用いる場合、大気中での体積が大きいため、外袋材内に芯材を収納するのが困難である。また、真空断熱材としたときに、芯材が大気圧で圧縮され収縮が大きいため、収納しても外袋材が芯材よりも大きくなり、特に最終シール部においては外袋材の耳部が大きく発生してしまう。そのため、グラスウール等の繊維材質をバインダーで固め成形したものを用いた芯材が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1のように、バインダーを用いてグラスウール等の繊維質材を固めた芯材を用いる場合、外袋材内にその芯材を収納する時に芯材の持つバリ等で外袋材を損傷する可能性がある。そこで、グラスウール等の繊維質材を内袋に収納し、その内袋を圧縮し、減圧前に開口部を設ける真空断熱材が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−138058号公報 特開平4−337195号公報
特許文献1に開示されているようなバインダーを用いた芯材は、繊維積層体にバインダーを含ませこれをプレス等でボード状に固め、定寸に切断加工することにより生成される。そのため、形状の安定性があり、大気中での厚みは、外袋材に収納して減圧したときの厚みとほぼ変わらない形状にすることができるため、外袋材の最終シール部にシワを発生することなく、外袋材の寸法を芯材に近く小さくすることができる。
しかしながら、上述したように、バインダーで芯材を固める場合、プレス切断時等にバリが発生し、外袋材収納時に外袋材が損傷してしまう可能性がある。これに対して、上述したように、特許文献2に開示されているような、バインダーを用いない方法を適用すると、芯材を内袋で収納して圧縮することで、外袋材に収納することができる。この場合、真空包装前に内袋内部から空気を出す開口部を設ける必要があるが、この開口部により内袋に空気が入ることでグラスウール等の繊維質材が大気中での体積へと戻ってしまう。これにより外袋材の最終シール部にシワが発生してしまう。シワを発生させないために外袋材を大きくして寸法に余裕をもたせることが考えられるが、この場合、外袋材内部を真空減圧した後に耳部となる部分、即ち、余剰部分が多くなり、外袋材の材料が余分に必要となるため、コストが増大して生産性が低下する。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、内部に芯材が収容された真空断熱材において、シワを発生させず、外袋材を密封する部分の余剰範囲を低減し、真空断熱材の生産性を向上することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は次のような構成を採用する。
繊維集合体からなる芯材と、前記芯材を収納する内袋材と、前記内袋材を収納する外袋材とを含み、前記外袋材の内部が減圧された断熱材であって、前記内袋材は、前記芯材が収容される収容部と、前記減圧の際に前記内袋材内部の空気を排出する開口部と、前記収容部と前記開口部との間を閉じる閉鎖部とを含む構成とする。さらに、前記閉鎖部は、前記収容部と前記開口部とが連通する連通部が設けられるように前記収容部と前記開口部との間を閉じる構成とする。さらに、前記閉鎖部は、前記内袋材の内側の対向する面を合わせることにより平面を構成するように前記収容部と前記開口部との間を閉じ、前記平面において前記芯材を前記収容部に収容する方向と垂直な方向の端部に前記連通部が設けられる構成とする。さらに、前記閉鎖部は、前記平面において前記芯材を前記収容部に収容する方向と垂直な方向の両端部に前記連通部が設けられる構成とする。さらに、複数の前記閉鎖部及び前記連通部が設けられている構成とする。さらに、前記閉鎖部と前記連通部とが交互に設けられている構成とする。さらに、前記閉鎖部は、前記減圧の際に前記収容部と開口部との間が連通するように前記収容部と前記開口部との間を閉じる構成とする。さらに、前記閉鎖部は前記有機樹脂を溶融させることによって前記収容部と前記開口部との間を閉じる構成とする。さらに、前記閉鎖部は前記内袋材を溶融させることによって前記収容部と前記開口部との間を閉じるように構成され、前記内袋材を溶融させる温度が前記内袋材を構成する素材のガラス転位点付近の温度であるように構成する。
また、繊維集合体からなる芯材と、前記芯材を収納する内袋材と、前記内袋材を収納する外袋材とを含み、前記外袋材の内部が減圧された断熱材の製造方法であって、前記芯材を収容した内袋材を圧縮包装し、前記圧縮包装された内袋材において前記芯材が収容されている収容部の外側の部分を密着させて前記内袋材を閉じる閉鎖部を形成し、減圧装置内において、前記閉鎖部が形成された内袋材における前記閉鎖部よりも更に外側に前記収容部と前記内袋材の外部とを連通させる連通部を形成し、前記外袋材に前記連通部が形成された内袋材を収容して前記真空チャンバーにより減圧し、前記減圧した外袋材の開口部を密封するように構成する。
本発明によれば、内部に芯材が収容された真空断熱材において、シワを発生させず、外袋材を密封する部分の余剰範囲を低減し、真空断熱材の生産性を向上することができる。
本発明の実施形態に係る真空断熱材の構成を示す断面図である。 本実施形態に係る真空断熱材における内袋の構成例1を示す平面図である。 本実施形態に係る真空断熱材における内袋の構成例2を示す平面図である。 本実施形態に係る真空断熱材における内袋の構成例3を示す平面図である。 本実施形態に係る真空断熱材における内袋の構成例4を示す平面図である。 本実施形態に係る真空断熱材における内袋の構成例5を示す平面図である。 本実施形態に係る真空断熱材の製造方法を示すフローチャートである。
本発明の実施形態に係る真空断熱材について、図1から図6を用いて以下詳細に説明する。図1は本実施形態に係る真空断熱材50の構成例を示す図である。図1に示すように、真空断熱材50は、芯材51及び吸着剤52が内袋材53で包まれ、その内袋材53がガスバリヤ性を有する外袋材54で真空包装された構成である。本実施形態に係る内袋材53の素材は、ポリエチレンフィルムである。この他、ポリプロピレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリブチレンテレフタレートフィルム等、吸湿性が低く熱溶着でき、アウトガスが少ないものを内袋材53の素材として用いることもできる。
また、本実施形態に係る吸着剤52の素材は、物理吸着タイプの合成ゼオライトである。この他、水分やガスを吸着するものであれば良く、シリカゲルや酸化カルシウム、塩化カルシウム、酸化ストロンチウム等の化学反応型吸着剤を吸着剤52の素材として用いることもできる。
なお、本発明の実施形態に係る真空断熱材の製造方法については、後述する図7のフローチャートで説明するので、これを参照することで本実施形態の技術把握が容易且つ速やかに可能となる。
次に、本実施形態に係る内袋材53の溶着構造について、図を参照して説明する。図2から図5は、本実施形態に係る真空断熱材50の内袋溶着構造例を示す平面図である。図1及び図2〜図5に示されるように、本実施形態に係る芯材51は平板状の形態を有する。それに伴い、本実施形態に係る内袋材53は、平袋状の形態を有する。図2〜図5に共通するように、本実施形態においては、内袋材53の内部に芯材51が収納されて圧縮包装された状態において、芯材51が収容されている部分(以下、収容部とする)と開口部56との間で溶着部57において溶着された構成となっている。これにより、圧縮包装された内袋材53の圧縮状態が保たれるため、内袋材53は、既に圧縮された状態、即ち、体積が収縮した状態において外袋材54に挿入される。このため、外袋材53は、収縮した状態の内袋材53のサイズに合わせて構成することができる。ここで、符号59は内袋材53の最終シール部である。
換言すると、内袋材53が予め圧縮包装されているため、この内袋材53を被うサイズの外袋材54を真空減圧しても、内袋材53のサイズは大きくは変化しない。従って、外袋材54におけるシワの発生を低減することができる。これに対して、圧縮状態ではない通常状態の芯材51及び内袋材53を収容した外袋材54の内部を真空減圧する場合、通常状態の芯材51等に応じた大きさの外袋材53を用意する必要があるが、真空減圧に伴う体積の収縮によって、外袋材54にはシワが発生してしまう。このシワを発生させないために外袋材54のサイズを大きくすると大きな耳部が発生してしまう(耳部というのは、図1の例示で図面左右端の突起部分を云い、図2で開口部56(一点鎖線)と芯材51との間の部分を云う)。本実施形態においては、内袋材53は予め圧縮包装されているため、外袋材54の真空減圧によっても、体積が大きく変わらないため、上記耳部となる範囲を低減することができる。
図2の例は、芯材51と内袋材53の開口部56との間に溶着部57aを設けたものである。溶着部57aにおいては、内袋材53の内側の対向する面が合わされることにより内袋材53が閉じられ、平面が構成される。図2の例における溶着部57aは、内袋材53の開口部56を完全に閉じるのではなく、両端部に空気穴58aを設けるように構成されている。ここで言う両端部とは、上述した溶着部57aの平面において、内袋材53に芯材51を収容する方向と垂直な方向の端部である(図2の例で上下の端部)。空気穴58aは、内袋材53において芯材51が収容される収容部と開口部56とを連通する連通部として機能する。溶着部57aによって部分的に開口部56が閉じられるため、芯材51が大気圧の状態に戻る、即ち、圧縮された状態から通常の状態に戻る、ことを防ぐことができる。また、溶着部57aを設ける位置を、芯材51のより近くにすることで、内袋材53の耳部を少なくすることができ、外袋材54の耳部も少なくすることができる。
また、内袋材53において、溶着部57aと芯材51との間隔が近ければ、芯材51が大気圧の状態に戻った場合においても(真空吸引の直前に多少膨らんでも)、芯材51が収容されている範囲を溶着部57aで拘束するため、圧縮したことによる減圧状態での芯材51の体積を維持することができる。
また、空気穴58から空気が進入した場合、進入した空気によって内袋材53が膨らむことになる。この際、内袋材53は袋状の部材であるため(図2で内袋材の上端又は下端部は膨らみようがない)、図2の上下方向の中心部分が膨張する。従って、空気穴58から空気が侵入した場合の内袋材53の膨らみを抑えるためには、空気穴58が設けられているような端部ではなく、内袋材53の中心部を保持することが好ましく、この点においても、図2に示すような溶着部57aの形成箇所の態様は好ましい。即ち、空気穴58から空気が進入しても溶着部57aで保持することで芯材51の減圧状態を保つことができる。
また、空気穴58aは、外袋材54を真空減圧する際に、内袋材53内部の空気が好適に吸い出される程度の範囲で設けることが好ましい。これは、空気穴58aが狭いと、真空包装時に内袋材53内部からの空気が抜けにくくなるため、真空包装時間の増加や真空断熱材50としたときの真空度が低くなり熱伝導率が悪化するためである。空気穴58aの寸法としては、例えば、芯材51の寸法(図2における上下方向)の1/3程度である。
図3から図6は本実施形態に関する内袋材の種々の構成例を示した図である。図3は芯材51と開口部56との間に溶着部57bと空気穴58bを複数設けたものである。図2よりも溶着部57bと空気穴58bを複数設けることで空気穴58bを多くすることができ、真空包装時に内袋材53内部からの空気を抜けやすくすることができる。
一方、図4と図5では空気穴58c若しくは58dから空気が進入することを防ぐために複数の溶着部57c若しくは57dと溶着部58c若しくは58dを交互に並列させたものである。これにより真空包装時に内袋材53内部からの空気が抜けにくくなり、より芯材51を内袋材53で包装した状態で長時間放置することができる。
図6は、芯材51と開口部56との間に空気穴を設けることなく溶着部57eを設けたものである。これは溶着部57eの溶着強度を弱くすることで、真空包装時に内袋材53内部からの空気圧で溶着部57eが剥がれ真空包装する構造である。本構成例においては内袋材53にポリエチレンフィルムを用いており、ポリエチレンのガラス転移点である120℃前後で溶着する。この場合、溶着部57eが完全に溶着した状態ではないため、真空包装時に内袋材53内部からの空気圧で溶着部57eが剥がれる構造とすることができる。
また、図6の溶着部57eを図2から図5までの開口部56とすることも可能である。これにより従来は開口部56を設けるために内袋材53を真空包装機に投入後カット作業を行っていたが、開口部56を溶着部57eとすることでカットすることなく、内袋材53内部からの空気圧で溶着部57eが剥がれ真空包装することができる。
次に、本実施形態に係る真空断熱材50の製造方法について説明する。図7は、本実施形態に係る真空断熱材50の製造方法を示すフローチャートである。なお、図7においては、内袋材53として図2に示す態様を用いる場合を例とするが、図3〜図6の態様においても同様である。図7に示すように、まず、芯材51を指定の寸法にカットする(S701)。そして、カットした芯材51に吸着剤52を投入し、内袋材53に芯材51、吸着剤52を収納する(S702)。次に、芯材51及び吸着剤52を投入した内袋材53を圧縮包装する(S703)。そして、圧縮包装された内袋材53において、芯材51と内袋材最終シール部59との間に溶着部57aを設ける(S704)。
溶着部57aが設けられると、内袋材53を外袋材54に収納して真空包装機、即ち減圧装置の真空チャンバーに投入し、真空チャンバー内において外袋材54を真空包装する前に内袋材53に開口部56を設ける(S705)。これにより、内袋材53内部からの空気を抜くことができる。即ち、内袋材53内部の空気は、空気穴58a及び開口部56を介して外部に排出される。その後、真空チャンバー内を減圧し(S706)、真空度が一定値に到達するまで減圧を行う(S707/NO)。真空度が一定値に到達すると(S707/YES)、外袋材54に最終シールを行い(S708)、真空断熱材50が完成する。
本発明の実施形態は以上説明したような構成を有するものであるから、次のような効果を有する。即ち、真空断熱材50の芯材51を内包する内袋材において、芯材51と開口部56との間に溶着部57を設けることで、真空包装前に開口部を設けても芯材51が大気圧の厚さに戻ることなく、真空包装でき外袋材最終シール部55を狭くすることができる。
なお、上記実施形態においては、溶着部を設けることによって内袋材53内部における芯材51の位置を規定する場合を例として説明した。即ち、溶着によって内袋材53を閉じる場合を例として説明した。この他、内袋材53を閉じる方法は、溶着以外の方法であっても良く、少なくとも、芯材51が内袋材53から出ないように内袋材53を閉じる閉鎖部を設ければ良い。
50 真空断熱材、
51 芯材、
52 吸着剤、
53 内袋材、
54 外包材、
55 外袋材最終シール部、
56 開口部、
57 溶着部、
58 空気穴、
59 内袋材最終シール部

Claims (10)

  1. 繊維集合体からなる芯材と、前記芯材を収納する内袋材と、前記内袋材を収納する外袋材とを含み、前記外袋材の内部が減圧された断熱材であって、
    前記内袋材は、前記芯材が収容される収容部と、前記減圧の際に前記内袋材内部の空気を排出する開口部と、前記収容部と前記開口部との間を閉じる閉鎖部とを含む
    ことを特徴とする断熱材。
  2. 請求項1において、
    前記閉鎖部は、前記収容部と前記開口部とが連通する連通部が設けられるように前記収容部と前記開口部との間を閉じることを特徴とする断熱材。
  3. 請求項2において、
    前記閉鎖部は、前記内袋材の内側の対向する面を合わせることにより平面を構成するように前記収容部と前記開口部との間を閉じ、前記平面において前記芯材を前記収容部に収容する方向と垂直な方向の端部に前記連通部が設けられる
    ことを特徴とする断熱材。
  4. 請求項3において、
    前記閉鎖部は、前記平面において前記芯材を前記収容部に収容する方向と垂直な方向の両端部に前記連通部が設けられることを特徴とする断熱材。
  5. 請求項2において、
    複数の前記閉鎖部及び前記連通部が設けられていることを特徴とする断熱材。
  6. 請求項5において、
    前記閉鎖部と前記連通部とが交互に設けられていることを特徴とする断熱材。
  7. 請求項1において、
    前記閉鎖部は、前記減圧の際に前記収容部と開口部との間が解放されて連通するように前記収容部と前記開口部との間を閉じることを特徴とする断熱材。
  8. 請求項1、2、3、4、5、6または7において、
    前記閉鎖部は前記内袋材を溶融させることによって前記収容部と前記開口部との間を閉じることを特徴とする断熱材。
  9. 請求項7において、
    前記閉鎖部は前記内袋材を溶融させることによって前記収容部と前記開口部との間を閉じるように構成され、前記内袋材を溶融させる温度が前記内袋材を構成する素材のガラス転位点付近の温度であることを特徴とする断熱材。
  10. 繊維集合体からなる芯材と、前記芯材を収納する内袋材と、前記内袋材を収納する外袋材とを含み、前記外袋材の内部が減圧された断熱材の製造方法であって、
    前記芯材を収容した内袋材を圧縮包装し、
    前記圧縮包装された内袋材において前記芯材が収容されている収容部の外側の部分を密着させて前記内袋材を閉じる閉鎖部を形成し、
    減圧装置内において、前記閉鎖部が形成された内袋材における前記閉鎖部よりも更に外側に前記収容部と前記内袋材の外部とを連通させる連通部を形成し、
    前記外袋材に前記連通部が形成された内袋材を収容して前記真空チャンバーにより減圧し、
    前記減圧した外袋材の開口部を密封する
    ことを特徴とする断熱材の製造方法。
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