JP2010276001A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010276001A JP2010276001A JP2009132233A JP2009132233A JP2010276001A JP 2010276001 A JP2010276001 A JP 2010276001A JP 2009132233 A JP2009132233 A JP 2009132233A JP 2009132233 A JP2009132233 A JP 2009132233A JP 2010276001 A JP2010276001 A JP 2010276001A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compression chamber
- scroll member
- pressure
- compression
- scroll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims abstract description 394
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims abstract description 392
- 230000001629 suppression Effects 0.000 claims abstract description 8
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 92
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 53
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 37
- 230000008859 change Effects 0.000 claims description 34
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 30
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 4
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 claims 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 claims 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 abstract description 5
- 230000009467 reduction Effects 0.000 abstract description 4
- 230000006872 improvement Effects 0.000 abstract description 3
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 28
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 11
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 8
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 7
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 6
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 230000009471 action Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 3
- 230000037237 body shape Effects 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 229910000576 Laminated steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 1
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 230000000116 mitigating effect Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
【解決手段】一方のスクロール部材の歯底で、両系統の圧縮室を臨むような位置に、背圧連通路の圧縮室側連通口を設け、圧縮室側連通口を設けたスクロール部材の内線が形成する圧縮室の圧縮開始を先行させるような歯形とする。これにより、圧縮室側連通口と連通する圧縮室の圧力変動幅が小さくなり、これにともなう背圧の変動幅が小さくなる。この背圧変動の抑制により、スクロール部材の変形変動が抑制され、両スクロール部材間の隙間におけるシール性改善による漏れ損失低減と、干渉の抑制による摩擦損失の低減で、全断熱効率を向上できる。
【選択図】図2(A)
Description
前記旋回スクロール部材の背面に位置し前記引付力付加手段を構成する背圧室と、
前記背圧室と前記両圧縮室とを連通する背圧連通路と、
前記背圧連通路が前記両圧縮室の各々へ別々のタイミングで繋がる排他的連通先選択手段と、
前記両圧縮室の断熱圧縮時に、前記背圧連通路が臨む前記両圧縮室の圧力変化範囲が少なくとも一部で重なるべく、前記非旋回内線側圧縮室と前記非旋回外線側圧縮室における閉込み開始タイミングをずらす圧縮開始タイミング調整手段とを設けたことを特徴とする。
前記非旋回スクロール部材のスクロール支持部材を前記旋回スクロール部材とし、前記非旋回スクロール部材の背面に位置し前記引付力付加手段を構成する背圧室と、前記背圧室へ圧力を導入する背圧室圧力導入手段と、前記背圧室と前記圧縮室とを連通する背圧連通路とを備え、前記旋回外線側圧縮室及び前記旋回内線側圧縮室の両者と別々のタイミングで繋がる排他的連通先選択手段を有し、前記両側圧縮室で断熱圧縮した時に前記圧縮室側連通口が臨む前記両側圧縮室における圧力変化範囲が少なくとも一部で重なるべく、前記非旋回内線側圧縮室と前記非旋回外線側圧縮室における閉込み開始タイミングをずらす圧縮開始タイミング調整手段を備えることを特徴とする。
ここで、K≡2・π・ε・a・H [mm3/rad]
π:円周率
ε:旋回スクロール部材の旋回半径 [mm]
a:渦巻体断面形状を構成するインボリュートの縮閉線である円の半径(基礎円半径)[mm]
H:渦巻体の高さ [mm]
β:圧縮室側開口部を設けるスクロール部材の内線側圧縮室の閉込み開始点から圧縮室開口部までの巻角 [rad]
V:圧縮室側開口部を設けるスクロール部材の前記内周側側面で形成される圧縮室の閉込み開始容積 [mm3]
また本発明は、前記圧縮室側開口部は、設置する歯底の幅中央より外径側に設けることを特徴とする。
本発明を、非旋回スクロール部材をケーシングに対して固定した固定スクロール部材とし、旋回スクロール部材の鏡板である旋回鏡板の背面側(反圧縮室側)に背圧室を設け、要求される運転圧力条件範囲で旋回スクロール部材を前記固定スクロール部材に付勢する旋回付勢式スクロール圧縮機に適用した第1の実施形態を、図1〜7、図23及び図24に基づいて説明する。ここで、「非旋回」と呼称してきたものは「固定」と称して説明する。(例えば、非旋回鏡板は固定鏡板、非旋回渦巻体は固定渦巻体などと称す。)
図1はスクロール圧縮機の縦断面図である。図2(A)は圧縮機構部の拡大図(図1のN部)、図2(B)は、弁タイプの場合の差圧制御弁拡大図(図2(A)のU部)、図3は給油ポンプ付近の拡大図(図1のM部)、図4は固定スクロール部材の下面図、図5は旋回スクロール部材の上面図、図6はスクロール巻き終わり部の拡大図(図4のQ部)、図7は圧縮室側開口部付近の拡大図である。また、図23,24は圧縮室の容積変化と圧力変化の典型的一例で、本発明の動作を説明する図である。なお、この例は、圧縮機直径が、10mmから1000mm程度のものである。
次に、本発明の第2実施形態であるスクロール圧縮機を、圧縮室側開口部付近拡大図(図4のP2部)である図8を用いて説明する。第2実施形態では、第1実施形態と相違する部分について説明し、同一部分は省略する。第2実施形態は、圧縮室側開口部60bを、固定渦巻体2bの内線側巻終りから240度程度内側へ入った位置に設けた場合である。前記の第1実施形態よりも、内線側巻終りからの角度が小さいので、圧縮室側開口部60bは、圧縮開始前の吸込室105の時から連通する。しかし、この場合でも、背圧変動の中心が吸込圧に近づく以外、本質的な違いは無く、第1の実施形態と同様の効果がある。また、この実施形態特有の効果として、連通する空間の中に、吸込室105という圧力一定の空間が含まれた結果、背圧の変動レベルは一層低減するため、必要な背圧レベルが確保できれば背圧変動低減による全断熱効率は一層向上するという効果がある。しかし、この実施形態では、連通する前記空間が低圧側にシフトするため、背圧レベルは低下し、必要な背圧レベルを確保できない場合もある。
次に、本発明の第3実施形態であるスクロール圧縮機を、圧縮室側開口部付近拡大図(図4のP1部)である図9を用いて説明する。第3実施形態では、第1実施形態と相違する部分について説明し、同一部分は省略する。この第3実施形態は、圧縮室側開口部60bが固定歯底の中央よりも外径側へ寄って設定されたものである。但し、圧縮室側開口部の一部は、固定渦巻体2bの側面から旋回渦巻体3bの歯先幅以上離れた位置とし、固定外線側圧縮室100bとも連通する区間を確保してある。固定外線側圧縮室100bとの連通角度区間よりも固定内線側圧縮室100aとの連通角度区間が大きくなる。
次に、本発明の第4の実施形態であるスクロール圧縮機を、圧縮室側開口部付近拡大図(図4のP2部)である図10を用いて説明する。第4実施形態では、第2実施形態と相違するものについて説明し、同一部分は省略する。この第4実施形態は、圧縮室側開口部60bが固定歯底の中央よりも外径側へ寄って設定されたものである。但し、圧縮室側開口部の一部は、固定渦巻体2bの側面から旋回渦巻体3bの歯先幅以上離れた位置とし、固定外線側圧縮室100bとも連通する区間を確保してある。これにより、固定外線側圧縮室100bとの連通角度区間よりも固定内線側圧縮室100aとの連通角度区間が大きくなるため、前記第3実施形態で説明した如く、連通圧縮室の圧力変動の最大値を小さくできるため、背圧の変動を低減する効果がある。
次に、本発明の第5実施形態であるスクロール圧縮機を、スクロール巻終り部拡大図(図4のQ部)である図11を用いて説明する。この第5実施形態は、次に述べる点で第1乃至第4実施形態と相違するものであり、その他の点については第1乃至第4実施形態と同一であるので説明を省略する。この第1乃至第4実施形態は、旋回スクロール部材3の渦巻体3bの内線側巻終り部をカットした、旋回内線カット部3x(クロスハッチング部)を設けている。そして、そのカット区間は、各圧縮室100a、100bの開口角区間の中央角における圧縮室容積の各圧縮開始時の容積に対する比が同一となるように設定する。具体的には、以下の式で示す巻角にしてαの値だけの巻角部を削除する。
α≡K・π・β/(V−K・β) [rad] (1)
ここで、K≡2・π・ε・a・H [mm3/rad] (2)
π:円周率
ε:旋回スクロール部材の旋回半 径[mm]
a:渦巻体断面形状を構成するインボリュートの
縮閉線である円の半径(基礎円半径) [mm]
H:渦巻体の高さ [mm]
β:圧縮室側開口部を設けるスクロール部材の内線側圧縮室の閉込み開始点から圧縮室開口部までの巻角 [rad]
V:圧縮室側開口部を設けるスクロール部材の前記内周側側面で形成される圧縮室の閉込み開始容積 [mm3]
この式は、図26から明らかな通り、各圧縮室100a、100bの開口角区間の中央角における圧縮室容積の各圧縮開始時の容積に対する比が同一となる条件から、以下の式を立式して、導かれる。
V/(V−K・β)=
{V+K・(π+α)}/{V+K・(π−β)} (3)
この結果、圧縮室側開口部60bを設ける固定スクロール部材2の渦巻体2bの内周側側面延伸量と、それに噛合う旋回スクロール部材3の渦巻体3bの外周側側面延伸量を、インボリュート巻き角で概略180度とした場合に生じていた、連通する圧縮室の平均圧力差(図24参照)が、ほぼ無くなる。この結果、背圧変動が一層小さくなるため、圧縮機の全断熱効率が一層向上するという効果がある。実際の場合、上記のように、各圧縮室100a、100bの開口角区間の中央角における圧縮室容積の各圧縮開始時の容積に対する比を同一にしても、圧縮室圧力の旋回角平均値は厳密には一致しない。何故ならば、図24で示すように、旋回角に対する圧力のグラフは曲線となるからである。このため、圧縮室圧力の旋回角平均値を厳密に一致させるためには、(1)式で求める値よりも若干大きなカット区間を設ける必要がある。
次に、本発明の第6実施形態であるスクロール圧縮機を、スクロール巻終り部拡大図(図4のQ部)である図12を用いて説明する。この第6実施形態は、固定スクロール部材の渦巻体2b側を、前記式(1)で示す巻き角区間だけカットする以外は第5実施形態と同一であるので、重複する説明を省略する。本実施形態では、カット区間よりも巻き終わり側へ伸ばした区間をカットした、固定外線カット部2x(クロスハッチング部)を設けている。旋回渦巻体と異なり、固定渦巻体2bは、巻き終わり部のさらに外周側にも、渦巻体が立設しているため、固定外線カット部2xを設けても、固定渦巻体2bの剛性はほとんど低下せず、実働時の変形量も増大しないため、スクロール部材の変形増大による全断熱効率の低下を回避できる効果がある。
次に、本発明を、非旋回スクロール部材を軸線方向に可動とし、その鏡板である非旋回鏡板の反圧縮室側に背圧室を設けて、非旋回スクロール部材を旋回スクロール部材に付勢する非旋回付勢式スクロール圧縮機に実施した第7の実施形態を、図13乃至図16に基づいて説明する。図13はスクロール圧縮機の縦断面図、図14(A)は背圧連通路付近の拡大図(図13のP部)、図14(B)は弁タイプの場合の差圧制御弁拡大図(図13のP部)、図15は非旋回スクロール部材下面図、図16は旋回スクロール部材の上面図である。本実施形態は、渦巻体による基本的な圧縮過程、リリース弁による圧縮室圧力抑制動作、及びそれらを実現する構成、作用、効果は、第1実施形態と同様であり、第1実施形態と同一又は相当する部分には同一の符号を付している。(例えば、非旋回スクロール部材は固定スクロール部材と同一の符号2を付し、非旋回鏡板は固定鏡板と同一の符号2aを付し、非旋回渦巻体は固定渦巻体と同一の符号2bを付している。)よって、第1実施形態と構成、動作、作用、効果が異なる点のみ説明する。
次に、本発明の第8実施形態であるスクロール圧縮機を説明する。図17は旋回スクロール部材の上面図、図18は固定スクロール部材の下面図、図19は旋回スクロール部材の縦断面図、図20(A)は背圧連通路付近の拡大図(図19のS部)、図20(B)は弁タイプの差圧制御弁の拡大図(図19S部)である。
最後に、本発明の第9実施形態であるスクロール圧縮機を、図21の固定スクロール部材の下面図と、図22の旋回スクロール部材の上面図を用いて説明する。弁タイプは、図20(B)で示す第8の弁タイプの差圧制御弁26と同一であるので説明を省略する。この第9実施形態は、圧縮開始タイミング調整手段を、圧縮室側開口部60bが開口するスクロール部材の内線側延伸で実現する前記8個の実施形態と異なり、圧縮室側開口部60bが開口するスクロール部材の内線側を旋回運動の方向に回転移動させて実現したものの一例である。この変更点以外は、基本的に前記第1乃至第8の実施形態と同様である。
Claims (17)
- 鏡板とそれに立設する渦巻体を備えその渦巻体の立設する軸線方向に垂直な面内を自転せずに旋回運動する旋回スクロール部材と、鏡板とそれに立設する渦巻体を備え少なくとも前記軸線方向に垂直な面内の方向における運動が概略規制される非旋回スクロール部材と、前記両スクロール部材を噛合わせ、前記非旋回スクロール部材の渦巻体の外周側側面に形成される非旋回外線側圧縮室と前記非旋回スクロール部材の渦巻体の内周側側面に形成される非旋回内線側圧縮室から成る圧縮室と、この圧縮室側の作動流体の圧力による前記両スクロール部材の鏡板を引離す向きの引離し力に対抗して前記両スクロール部材の鏡板を引き付ける向きの引付力を各々の前記スクロール部材にかける引付力付加手段と、前記引付力と前記引離し力のベクトル和である付勢力の反力を各々の前記スクロール部材に発生させるスクロール支持部材とを有するスクロール圧縮機において、
前記旋回スクロール部材の背面に位置し前記引付力付加手段を構成する背圧室と、
前記背圧室と前記両圧縮室とを連通する背圧連通路と、
前記背圧連通路が前記両圧縮室の各々へ別々のタイミングで繋がる排他的連通先選択手段と、
前記両圧縮室の断熱圧縮時に、前記背圧連通路が臨む前記両圧縮室の圧力範囲が少なくとも一部で重なるべく、前記非旋回内線側圧縮室と前記非旋回外線側圧縮室における閉込み開始タイミングをずらす圧縮開始タイミング調整手段とを設けたことを特徴とするスクロール圧縮機。 - 請求項1記載のスクロール圧縮機において、前記非旋回スクロール部材は静止系に固定する固定スクロール部材とし、前記旋回スクロール部材のスクロール支持部材は前記固定スクロール部材とすることを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項1または2に記載のスクロール圧縮機において、前記排他的連通先選択手段は、前記背圧連通路の圧縮室側開口部をいずれか一方の前記スクロール部材における鏡板の前記渦巻体の間である歯底部に設け、この圧縮室側開口部は、少なくともこの一部が渦巻体の側面から噛合うスクロール部材の渦巻体の歯先幅以上離れた位置に配され、さらに、噛合うスクロール部材の旋回運動によってその渦巻体の歯先で全遮蔽されるタイミングを有する形状寸法を有するように構成されたことを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項3に記載のスクロール圧縮機において、前記圧縮室側開口部は、前記非旋回スクロール部材に設けたことを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項1〜4の何れかに記載のスクロール圧縮機において、前記圧縮室側開口部は前記非旋回スクロール部材に設けられ、前記圧縮室内で加圧した作動流体を外部へ導出する吐出系内の圧力である吐出圧よりも前記圧縮室の圧力が高くなることを抑制する圧縮室圧力抑制手段が設けられ、前記背圧室へ圧力を導入する背圧室圧力導入手段と、前記背圧室の圧力である背圧と前記圧縮室の圧力との圧力差が所定値を越えると開制御する差圧制御弁が前記背圧連通路に設けられたことを特徴とするスクロール圧縮機。
- 鏡板とそれに立設する渦巻体を備えその渦巻体の立設する軸線方向に垂直な面内を自転せずに旋回運動する旋回スクロール部材と、鏡板とそれに立設する渦巻体を備え少なくとも前記軸線方向に垂直な面内の方向における運動が概略規制される非旋回スクロール部材と、前記旋回スクロール部材と前記非旋回スクロール部材を噛合わせ、前記非旋回スクロール部材の渦巻体の外周側側面に形成される非旋回外線側圧縮室と前記非旋回スクロール部材の渦巻体の内周側側面に形成される非旋回内線側圧縮室から成る圧縮室と、その圧縮室側の作動流体の圧力による前記両スクロール部材の鏡板を引離す向きの引離し力に対抗して前記両スクロール部材の鏡板を引き付ける向きの引付力を各々の前記スクロール部材にかける引付力付加手段と、前記引付力と前記引離し力のベクトル和である付勢力の反力を各々の前記スクロール部材に発生させるスクロール支持部材と、を有するスクロール圧縮機において、
前記非旋回スクロール部材のスクロール支持部材を前記旋回スクロール部材とし、前記非旋回スクロール部材の背面に位置し前記引付力付加手段を構成する背圧室と、前記背圧室へ圧力を導入する背圧室圧力導入手段と、前記背圧室と前記圧縮室とを連通する背圧連通路とを備え、前記旋回外線側圧縮室及び前記旋回内線側圧縮室の両者と別々のタイミングで繋がる排他的連通先選択手段を有し、前記両側圧縮室で断熱圧縮した時に前記圧縮室側連通口が臨む前記両側圧縮室における圧力変化範囲が少なくとも一部で重なるべく、前記非旋回内線側圧縮室と前記非旋回外線側圧縮室における閉込み開始タイミングをずらす圧縮開始タイミング調整手段を備えることを特徴とするスクロール圧縮機。 - 請求項6に記載のスクロール圧縮機において、前記排他的連通先選択手段は、前記背圧連通路の圧縮室側開口部を、いずれか一方の前記スクロール部材における鏡板の前記渦巻体の間である歯底部に設けるとともに、前記圧縮室側開口部の少なくとも一部を、前記渦巻体の側面から噛合うスクロール部材の渦巻体の歯先幅以上離れた位置に配し、さらに、前記圧縮室側開口部は、噛合うスクロール部材の渦巻体の旋回運動によってその歯先で全遮蔽されるタイミングを有する形状寸法を有するように構成されたことを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項7に記載のスクロール圧縮機において、前記圧縮室側開口部は、前記非旋回スクロール部材に設けることを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項6〜8の何れかに記載のスクロール圧縮機において、前記圧縮室内で加圧した作動流体を外部へ導出する吐出系内の圧力である吐出圧よりも前記圧縮室の圧力が高くなることを抑制する圧縮室圧力抑制手段と、前記背圧室へ圧力を導入する背圧室圧力導入手段と、前記背圧室の圧力である背圧と前記背圧連通路が開口する前記圧縮室の圧力との圧力差が所定値を越えると開制御する差圧制御弁を前記背圧連通路に設けたことを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項1〜9の何れかに記載のスクロール圧縮機において、前記圧縮開始タイミング調整手段は、前記両圧縮室の旋回角度に対する容積変化率を同一にする渦巻体形状とする容積変化率一致手段とともに、前記圧縮室側連通口を設ける前記スクロール部材の前記渦巻体の外周側側面で形成される圧縮室の閉込み開始よりも前記同一渦巻体の内周側側面で形成される圧縮室の閉込み開始を先行する内周側圧縮開始先行手段としたことを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項10に記載のスクロール圧縮機において、前記容積変化率一致手段は、前記非旋回外線側圧縮室と前記非旋回内線側圧縮室が同一形状で並存する場合を有する対称的形状を実現する対称性渦巻体形状を用いることで実現し、前記内周側圧縮開始先行手段は、前記非旋回外線側圧縮室と前記非旋回内線側圧縮室が同時に形成開始される渦巻体に対して、前記圧縮室側連通口を設ける前記スクロール部材の前記渦巻体の内周側側面と、その内周側側面と噛合う前記圧縮室側連通口を設けない前記スクロール部材の前記渦巻体外周側側面の、前記渦巻体巻き終わり側への延伸とすることで実現することを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項11に記載のスクロール圧縮機において、前記圧縮室を形成する前記渦巻体全域を円のインボリュート曲線を断面線とする曲面とし、前記非旋回外線側圧縮室と前記非旋回内線側圧縮室が同時に形成開始される渦巻体に対して、前記圧縮室側連通口を設ける前記スクロール部材の前記渦巻体の前記内周側側面延伸量と、その内周側側面と噛合う前記圧縮室側開口部を設けない前記スクロール部材の前記渦巻体の前記外周側側面延伸量を、インボリュート巻き角で概略180度とすることを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項12に記載のスクロール圧縮機において、前記圧縮室側開口部を設ける前記スクロール部材の前記渦巻体の前記内周側側面延伸量と、その内周側側面と噛合う前記圧縮室側連通口を設けない前記スクロール部材の前記渦巻体の前記外周側側面延伸量を、インボリュート巻き角で180度よりも、以下の式で示される角度αだけ概略大きくすること、を特徴とするスクロール圧縮機。
α≡K・π・β/(V−K・β) [rad]
ここで、K≡2・π・ε・a・H [mm3/rad]
π:円周率
ε:旋回スクロール部材の旋回半径 [mm]
a:渦巻体断面形状を構成するインボリュートの縮閉線である円の半径(基礎円半径)[mm]
H:渦巻体の高さ [mm]
β:圧縮室側開口部を設けるスクロール部材の内線側圧縮室の閉込み開始点から圧縮室開口部までの巻角 [rad]
V:圧縮室側開口部を設けるスクロール部材の前記内周側側面で形成される圧縮室の閉込み開始容積 [mm3] - 請求項1〜13の何れかに記載のスクロール圧縮機において、前記圧縮室側開口部は、設置する歯底の幅中央より外径側に設けることを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項1〜14の何れかに記載のスクロール圧縮機において、前記圧縮開始タイミング調整手段は、前記両側圧縮室で断熱圧縮した時に前記圧縮室側連通口を臨む前記非旋回外線側圧縮室と前記非旋回内線側圧縮室における前記旋回運動の旋回角平均による圧力平均値を概略一致させることを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項10に記載のスクロール圧縮機において、前記内周側圧縮開始先行手段は、前記非旋回外線側圧縮室と前記非旋回内線側圧縮室が同時に形成開始される渦巻体に対して、前記圧縮室側開口部を設ける前記スクロール部材の前記渦巻体の内周側側面と、その内周側側面と噛合う前記圧縮室側連通口を設けない前記スクロール部材の前記渦巻体外周側側面を、旋回運動の向きに回転させた位置に設けることで実現することを特徴とするスクロール圧縮機。
- 請求項16に記載のスクロール圧縮機において、前記旋回スクロール部材に前記圧縮室側連通口を設け、それに伴い、前記内周側圧縮開始先行手段は、旋回渦巻体の内周側側面と固定渦巻体外周側側面を、旋回運動の向きに回転させることで実現することを特徴とするスクロール圧縮機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009132233A JP5199951B2 (ja) | 2009-06-01 | 2009-06-01 | スクロール圧縮機 |
CN201010193985.6A CN101900115B (zh) | 2009-06-01 | 2010-05-31 | 涡旋压缩机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009132233A JP5199951B2 (ja) | 2009-06-01 | 2009-06-01 | スクロール圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010276001A true JP2010276001A (ja) | 2010-12-09 |
JP5199951B2 JP5199951B2 (ja) | 2013-05-15 |
Family
ID=43225937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009132233A Expired - Fee Related JP5199951B2 (ja) | 2009-06-01 | 2009-06-01 | スクロール圧縮機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5199951B2 (ja) |
CN (1) | CN101900115B (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013019293A (ja) * | 2011-07-11 | 2013-01-31 | Hitachi Appliances Inc | スクロール圧縮機 |
CN103016343A (zh) * | 2011-09-22 | 2013-04-03 | 艾默生环境优化技术有限公司 | 包括相对于旁路口设置的偏压通道的压缩机 |
JP2013113123A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-06-10 | Hitachi Appliances Inc | スクロール圧縮機 |
JP2014181563A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Daikin Ind Ltd | スクロール圧縮機 |
WO2018139307A1 (ja) | 2017-01-27 | 2018-08-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | スクロール圧縮機 |
EP3945211A1 (en) | 2020-07-30 | 2022-02-02 | LG Electronics Inc. | Scroll compressor |
KR20220023233A (ko) | 2020-08-20 | 2022-03-02 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
KR20220116742A (ko) | 2021-02-15 | 2022-08-23 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
KR20220116741A (ko) | 2021-02-15 | 2022-08-23 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9523361B2 (en) | 2011-01-11 | 2016-12-20 | Lg Electronics Inc. | Scroll compressor having back pressure chamber that operatively contains a discharge pressure and an intermediate pressure during different periods of time within a single compression cycle |
KR101300261B1 (ko) * | 2011-11-09 | 2013-08-23 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
KR101335427B1 (ko) * | 2011-11-09 | 2013-11-29 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
JP6416559B2 (ja) * | 2014-09-11 | 2018-10-31 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | スクロール圧縮機および空気調和機 |
JP6302813B2 (ja) * | 2014-09-30 | 2018-03-28 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | スクロール圧縮機及びこれを用いた冷凍サイクル装置 |
JP2018071480A (ja) * | 2016-11-01 | 2018-05-10 | サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社 | スクロール型流体機械 |
JP6409910B1 (ja) * | 2017-06-14 | 2018-10-24 | ダイキン工業株式会社 | スクロール圧縮機 |
KR20180136282A (ko) | 2017-06-14 | 2018-12-24 | 엘지전자 주식회사 | 원심 및 차압 급유 구조가 구비된 압축기 |
KR101974272B1 (ko) | 2017-06-21 | 2019-04-30 | 엘지전자 주식회사 | 통합 유로 구조가 구비되는 압축기 |
KR102396559B1 (ko) | 2017-06-22 | 2022-05-10 | 엘지전자 주식회사 | 스러스트면 윤활 구조가 구비된 압축기 |
KR102409675B1 (ko) | 2017-07-10 | 2022-06-15 | 엘지전자 주식회사 | 토출 구조를 개선한 압축기 |
KR102383135B1 (ko) | 2017-07-24 | 2022-04-04 | 엘지전자 주식회사 | 원심 급유 구조가 구비된 압축기 |
EP3667086B1 (de) * | 2018-12-12 | 2023-03-29 | Brose Fahrzeugteile SE & Co. Kommanditgesellschaft, Würzburg | Verdrängermaschine nach dem spiralprinzip, insbesondere scrollverdichter für eine fahrzeugklimaanlage |
JP6739660B1 (ja) * | 2019-03-19 | 2020-08-12 | 三菱電機株式会社 | スクロール圧縮機 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09177683A (ja) * | 1995-12-27 | 1997-07-11 | Daikin Ind Ltd | スクロール形流体機械 |
JPH11132164A (ja) * | 1997-10-29 | 1999-05-18 | Hitachi Ltd | スクロール圧縮機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6935852B2 (en) * | 2001-01-29 | 2005-08-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Scroll compressor having a back pressure chamber comprising high and middle pressure chambers |
CN100396930C (zh) * | 2003-10-17 | 2008-06-25 | 松下电器产业株式会社 | 涡旋式压缩机 |
JP2006037896A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | スクロール圧縮機 |
JP2009036069A (ja) * | 2007-08-01 | 2009-02-19 | Sanden Corp | スクロール型流体機械 |
-
2009
- 2009-06-01 JP JP2009132233A patent/JP5199951B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2010
- 2010-05-31 CN CN201010193985.6A patent/CN101900115B/zh not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09177683A (ja) * | 1995-12-27 | 1997-07-11 | Daikin Ind Ltd | スクロール形流体機械 |
JPH11132164A (ja) * | 1997-10-29 | 1999-05-18 | Hitachi Ltd | スクロール圧縮機 |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013019293A (ja) * | 2011-07-11 | 2013-01-31 | Hitachi Appliances Inc | スクロール圧縮機 |
CN103016343A (zh) * | 2011-09-22 | 2013-04-03 | 艾默生环境优化技术有限公司 | 包括相对于旁路口设置的偏压通道的压缩机 |
CN103016343B (zh) * | 2011-09-22 | 2015-08-19 | 艾默生环境优化技术有限公司 | 包括相对于旁路口设置的偏压通道的压缩机 |
US9267501B2 (en) | 2011-09-22 | 2016-02-23 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor including biasing passage located relative to bypass porting |
JP2013113123A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-06-10 | Hitachi Appliances Inc | スクロール圧縮機 |
JP2014181563A (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-29 | Daikin Ind Ltd | スクロール圧縮機 |
WO2018139307A1 (ja) | 2017-01-27 | 2018-08-02 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | スクロール圧縮機 |
EP3945211A1 (en) | 2020-07-30 | 2022-02-02 | LG Electronics Inc. | Scroll compressor |
KR20220015237A (ko) | 2020-07-30 | 2022-02-08 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
KR20220101060A (ko) | 2020-07-30 | 2022-07-19 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
US11674510B2 (en) | 2020-07-30 | 2023-06-13 | Lg Electronics Inc. | Scroll compressor with axially slidable suction passage opening and closing valve |
KR20220023233A (ko) | 2020-08-20 | 2022-03-02 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
US11603840B2 (en) | 2020-08-20 | 2023-03-14 | Lg Electronics Inc. | Scroll compressor having compression chamber oil supplies having stages in which oil supply overlaps and stages in which oil supply does not overlap |
KR20220116742A (ko) | 2021-02-15 | 2022-08-23 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
KR20220116741A (ko) | 2021-02-15 | 2022-08-23 | 엘지전자 주식회사 | 스크롤 압축기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5199951B2 (ja) | 2013-05-15 |
CN101900115A (zh) | 2010-12-01 |
CN101900115B (zh) | 2014-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5199951B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP5701230B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
US9316225B2 (en) | Scroll compressor with thrust sliding surface oiling groove | |
US9850904B2 (en) | Scroll compressor | |
JP2010106780A (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP4471034B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
WO2013118514A1 (ja) | 圧縮機 | |
JP2005256809A (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP2012077616A (ja) | スクロール型圧縮機 | |
JP2009030570A (ja) | 流体機械 | |
JP5993194B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
EP3779195A1 (en) | Scroll compressor | |
KR102161965B1 (ko) | 압축기 | |
JP2008121624A (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP5863436B2 (ja) | 流体機械 | |
JP2006342810A (ja) | 圧力調整弁装置 | |
JP6972391B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
US10247188B2 (en) | Scroll compressor | |
WO2018198811A1 (ja) | ローリングシリンダ式容積型圧縮機 | |
JP2009127440A (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP6608101B1 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP6503076B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP2015055221A (ja) | スクロール圧縮機およびこれを備えた空気調和機 | |
JP5871713B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
JP5540577B2 (ja) | スクロール圧縮機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110808 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120802 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120807 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121023 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130122 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130208 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5199951 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |