JP2010275786A - 手摺外壁連結構造及び手摺外壁連結部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】手摺に過大な外力が作用した場合でも、該外力に起因する外壁の損傷を防止する。
【解決手段】手摺外壁連結構造Cは、1又は複数の支柱24により支持される手摺Aと、手摺Aの端部に対向して設けられる外壁Bと、手摺Aと外壁Bとを接続する接続構造Cとを備える手摺外壁連結構造において、該接続構造Cは、手摺Aの端部に支持される手摺側連結具1と、外壁Bに支持される外壁側連結具2と、これら両連結具1、2を連結し且つ外壁Bによる外壁側連結具2の支持強度及び手摺Aによる手摺側連結具1の支持強度よりも小さいせん断力の作用により外壁側連結具2と手摺側連結具1の連結を解消する連結部材3とを備えている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、戸建て住宅に於けるベランダや屋上等に設置され、端部が外壁と連結された手摺に特定方向の大きな力が作用したとき、両者の連結を解消し得るように構成した連結構造と手摺外壁連結部材とに関するものである。
戸建て住宅におけるベランダや屋上等の床上に立設される支柱に支持される手摺構造においては、手摺を支柱によってのみ支持する場合、当該手摺に人が手を乗せるなどのわずかな荷重の作用によっても揺れが発生することが考えられる。このため、手摺の揺れを軽減・防止する目的で手摺の端部を壁等の固定物に連結することがなされている。
例えば該特許文献1においては、建物外壁にブラケットが固定され、このブラケットと手摺パネルのフレームとがフラットな面同士をつき合わせて設置され、かつ、ネジ釘によって両者を連結した接続部構造が開示されている。
実開昭63−46561号公報
しかしながら、上記特許文献1の構成は、手摺と外壁とが剛接合に近い状態で接続されるので、手摺に作用する荷重がこれら手摺と外壁との接続部を通じて当該外壁に伝達される。このため、外壁として軽量気泡コンクリート(ALC)パネルのような壁材を採用する場合、手摺が変位するほどの外力を受けると、当該手摺の変位に伴って接合部に荷重が作用し、遂にはALC製の外壁まで破損したり、該外壁に形成される連結部のビス等が抜け、これによっても外壁が損傷してしまう虞がある。
本発明の目的は、手摺に過大な外力が作用しても、該外力に起因する外壁の損傷を防止することができる手摺外壁連結構造と、手摺外壁連結部材とを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係る手摺外壁連結構造は、1又は複数の支柱により支持される手摺と、該手摺の端部に対向して設けられる外壁と、該手摺と外壁とを接続する接続構造とを備える手摺外壁連結構造において、該接続構造は、手摺の端部に支持される手摺側連結具と、外壁に支持される外壁側連結具と、これら両連結具を連結し且つ外壁による外壁側連結具の支持強度及び手摺による手摺側連結具の支持強度よりも小さいせん断力の作用により外壁側連結具と手摺側連結具の連結を解消する連結部材とを備えているものである。
上記手摺外壁連結構造において、前記手摺側連結具には、挿通孔が形成され、前記外壁側連結具には、前記挿通孔と対向する位置に挿通孔を備え、前記連結部材は、これら一対の挿通孔に挿通される軸部を備え、該軸部は、前記外壁による外壁側連結具の支持強度及び手摺による手摺側連結具の支持強度よりも小さいせん断力により破断することが好ましい。
また上記手摺外壁連結構造において、前記外壁側連結具に形成される挿通孔は、前記手摺の延設方向の長さを連結部材の軸部の太さと同一若しくは略同一とすると共に、前記手摺の延設方向とは垂直となる方向に長く形成されていることが好ましい。
上記何れかの手摺外壁連結構造において、前記連結部材は、前記一対の挿通孔に挿通された状態でこれら両連結具を前記軸部両端に設けられる頭部で挟み込むリベットにより形成されていることが好ましい。
また本発明に係る手摺外壁連結部材は、1又は複数の支柱により支持される手摺の端部に支持される手摺側連結具と、該手摺の端部に対向して設けられる外壁に支持される外壁側連結具と、これら両連結具を連結し且つ外壁による外壁側連結具の支持強度及び手摺による手摺側連結具の支持強度よりも小さいせん断力の作用により外壁側連結具と手摺側連結具の連結を解消する連結部材とを備えているものである。
請求項1に係る手摺外壁連結構造によれば、手摺の端部が外壁から離間する方向に変位する程の荷重が接続構造に作用すると、手摺側連結具と手摺との連結部の破壊や外壁側連結具と外壁との連結部の破壊に先立ってこれら手摺側連結具と外壁側連結具との連結状態が解消されるため、手摺側連結具が手摺から外れる破壊や外壁側連結具が外壁から外れる破壊が生じる虞はない。この結果、一度損傷してしまうと修復が困難な外壁や手摺の損傷を確実に防止することができるのである。
請求項2に係る手摺外壁連結構造によれば、両連結具や手摺、外壁を損傷させることなく、連結部材の取り替えのみで接続機構を修復することができ、メンテナンス性の向上も図ることができる。
請求項3に係る手摺外壁連結構造によれば、手摺の延設方向に垂直な方向に向けての手摺の変位に対しては遊びが設けられることとなり、当該方向への手摺の変位を長孔の大きさ分だけ許容することができる。手摺には、例えば人がもたれる・押圧等することにより手摺の延設方向に垂直な方向に対しては手摺の延設方向よりも頻繁に振動・変位が生じることが考えられる。一方の挿通孔を長孔とすることで上述の如き方向への変位を許容することにより、当該頻繁に発生することが考えられる振動が外壁に伝達されてしまうことを防止することができると共に、手摺の変位に伴う接合構造への荷重の作用を抑制でき、当該接続構造の容易な破壊を防止することができるのである。
一方、手摺の延設方向に向けての挿通孔の大きさは連結部材の軸部と同一又は略同一とすることで、当該方向への手摺の変位を束縛することとしている。かかる方向への手摺の変位は上記方向への変位よりも発生する機会が少なく、このように一方向のみの変位を許容することで、居住者がもたれる等の通常の使用態様において簡単に接続構造が破壊することを防止すると共に、手摺のふらつきを防止しているのである。
請求項4に係る手摺外壁連結構造によれば、接続機構を容易に形成できる。また、リベットは多種存在し、最適な耐せん断力性を有するものを選びやすい。
請求項5に係る手摺外壁連結部材によれば、手摺の端部が外壁から離間する方向に変位する程の荷重が接続構造に作用すると、手摺側連結具と手摺との連結部の破壊や外壁側連結具と外壁との連結部の破壊に先立ってこれら手摺側連結具と外壁側連結具との連結状態が解消されるため、手摺側連結具が手摺から外れる破壊や外壁側連結具が外壁から外れる破壊が生じる虞はない。この結果、一度損傷してしまうと修復が困難な外壁や手摺の損傷を確実に防止することができるのである。
手摺外壁連結構造を説明する図である。 手摺外壁連結構造の要部を説明する図である。 手摺側連結具と外壁側連結具と連結部材との関係を説明する斜視図である。 手摺外壁連結構造に外壁から離間する方向の力を作用させて連結を解消する試験方法を説明する図である。 手摺に延設方向に直交する方向の力を作用させて変位量を測定する試験方法を説明する図である。
以下、本発明に係る手摺外壁連結構造の実施例について図1〜図3を用いて説明する。
本発明の手摺外壁連結構造は、手摺と外壁を接続する際に、両者の間に小さい力で破断し得る連結部材を配置することによって、手摺に外壁から離隔するような力が作用したとき、この力が連結部材のせん断強度よりも大きい場合には該連結部材を破断し、力が外壁側に伝わることがないようにしたものである。
このため、外壁が低強度な材料、脆性を持った材料によって構成されているような場合であって、手摺に作用する力が外壁に伝えられるような場合でも、これら手摺と外壁とを連結する連結部材を外壁の破壊に先立って破断させることで、外壁を損傷する虞をなくしたものである。
先ず、手摺と外壁との関係について図1により簡単に説明する。手摺Aは例えば戸建て住宅のベランダや屋上の周囲に沿って配置されるものであり、端部が建物を構成する外壁Bと対向して配置されている。そして、手摺Aと外壁Bとの間に手摺外壁連結構造Cが構成されている。
本発明において、手摺Aの構造や形状は特に限定するものではなく、1又は複数の支柱によって支持されてベランダや屋上の手摺としての機能を有するものであれば適用することが可能である。このような手摺としては、上下の枠体の間に板状の部材を取り付けた手摺パネルを支柱に固定して構成したもの、上下の枠体の間に縦方向に配置した複数の棒状部材を一定の間隔で取り付けた手摺パネルを支柱に固定して構成したもの、等があり、何れの構造であっても適用することが可能である。
このような手摺では、支柱がベランダ等の床面から立設されており、上端部が自由端となる片持ち梁状に構成されている。このため、手摺として十分な強度を有するものの、作用する力の方向に応じた曲がりが生じることになる。また、支柱の断面形状については特に限定するものではなく、断面が正方形の角パイプを用いたものや、断面が中実長方形のフラットバーを用いたもの等がある。
本実施例では、笠木取付部材21と下枠部材22との間に等間隔で複数の手摺子23を配置し、手摺子23の上下両端を夫々笠木取付部材21及び下枠部材22にねじ等によって固定し、更に、笠木取付部材21の両端をベランダ等の床面から立設された一対の支柱24の上端面に固定すると共に、下枠部材22の両端を一対の支柱24の側面に固定した後、笠木取付部材21に笠木25を取り付けることで、手摺Aを構成している。
支柱24はフラットバーによって構成されており、該フラットバーの厚さに対応した面が手摺Aの延設方向に配置され、フラットバーの幅に対応した面が手摺Aの延設方向に対し直交方向に配置されている。従って、支柱24は手摺Aの延設方向に対し直交方向への曲げ剛性が大きくなるように配置されているものの、延設方向への曲げ剛性は大きくはない。このため、手摺Aに対し、延設方向に対し直交方向の力が作用したとき、該手摺Aに大きな変位が生じることはないが、延設方向に力が作用したとき、該手摺Aには容易に変位が生じることとなる。
手摺Aの延設方向の端部側であって外壁Bに接近して配置された支柱24には、笠木取付部材21と下枠部材22とが該支柱24から外壁Bに向けて片持ち梁状に取り付けられており、この笠木取付部材21と下枠部材22の間に所定数(1本、2本程度)の手摺子23が配置されている。
外壁Bは建物の外壁であれば良く、材質や構造を限定するものではない。本発明の手摺外壁連結構造Cでは、過大な力が作用したとき手摺と外壁との連結を解消し得るように構成されている。このため、強度の小さい構造を持つサイディングやモルタル仕上げの外壁、脆性のある軽量気泡コンクリート(ALC)パネルからなる外壁やサイディング或いはモルタル仕上げの外壁、等の外壁に適用すると好ましい効果を得ることが可能である。
本実施例では、外壁BとしてALCパネルを用いて構成している。そして、手摺Aの端部であって外壁Bと対向する部位に手摺外壁連結構造Cが構成されている。
次に、手摺外壁連結構造Cの構成について図2、図3を用いて具体的に説明する。
手摺外壁連結構造Cは、手摺Aの延設方向の端部と外壁Bとを接続することで手摺Aの揺れを防ぎ、且つ手摺Aの延設方向であって外壁Bから離隔する方向に大きな力が作用したとき、両者の連結を解消して外壁Bを構成するALCパネルの破損を防ぐようにしたものである。
このため、手摺外壁連結構造Cは、手摺Aの端部に支持される手摺側連結具1と、外壁Bに支持される外壁側連結具2と、両連結具1、2を連結する連結部材3と、を有して構成されている。前記連結部材3は手摺Aによる手摺側連結具1の支持強度及び外壁Bによる外壁側連結具2の支持強度よりも小さいせん断力の作用により、手摺側連結具1と外壁側連結具2との連結を解消し得るように構成されている。
手摺側連結具1は平板状に形成されており、一方の端部側に2つのねじ孔1aが、他方の端部側に連結部材3を挿通するための挿通孔1bが形成されている。前記挿通孔1bは予め設定された連結部材3の軸部3aの径と略等しい径を持って形成されており、両者の間にがたつきがないように構成されている。
一方、手摺Aを構成する笠木取付部材21は水平方向に配置された底板21bを有しており、該底板21bの端部側には、手摺Aの延設方向に手摺側連結具1を取り付けるための2つの長孔21aが形成されている。
そして手摺側連結具1のねじ孔1aを笠木取付部材21の底板21bに形成した長孔21aと対向させ、該長孔21a側からねじ4を挿通してねじ孔1aに締結することで、手摺Aによって手摺側連結具1を支持することが可能である。この支持構造では、2本のねじ4は夫々手摺Aの延設方向に対し垂直方向に配置されることとなり、該ねじ4の締結による摩擦力を利用して手摺Aに作用する力を手摺側連結具1に伝えることが可能である。
即ち、手摺Aによる手摺側連結具1の支持強度とは、主として2本のねじ4によって手摺側連結具1を笠木取付部材21の底板21bに締結したときに両者の間に生じる摩擦力となる。また、手摺Aの延設方向に前記摩擦力よりも大きな力が作用して両者の間に滑りが生じてねじ4が長孔21aの端部に当接したような場合、手摺Aによる手摺側連結具1の支持強度は、ねじ4のせん断強度となる。本実施例では、ねじ4としてφ4×10のトラス小ねじを用いている。
また、当該ねじ4を挿通させる長孔21aが延設方向に長く形成されているため、当該手摺側連結具1と外壁Bとの間の間隔を調整することができるものとなっている。
外壁側連結具2は、外壁Bに固定される固定片2aと、手摺側連結具1との連結片2bと、からなるL字型に形成されている。固定片2aには所定の間隔を持って2つの長孔2cが形成されており、連結片2bには手摺Aの延設方向とは直交方向に連結部材3を挿通するための挿通孔となる長孔2dが形成されている。前記長孔2dは手摺Aの延設方向と直交する方向に形成されており、手摺Aの延設方向の長さ(長孔2dの幅)は連結部材3の軸部3aの径と同一、若しくは略同一(僅かに大きい)に形成され、手摺Aの延設方向に対し直交する方向の長さは、予め設定された寸法を有している。
上記の如く構成された外壁側連結具2は、固定片2aの外壁Bと対向する面に止水材5を配置して2本のねじ6を夫々長孔2c側から挿通して外壁Bに締結することで、外壁Bによって外壁側連結具2を支持し得るように構成されている。
従って、外壁Bによる外壁側連結具2の支持強度とは、2本のねじ6の外壁Bに対する当該ねじ6の軸方向の耐引き抜き力となる。この耐引き抜き力は、ねじ6の太さ、及びねじ6の太さを一定としたときは外壁Bの材質によって異なる。外壁Bを構成する材質がALCパネルであるか、サイディングであるか、或いはモルタル仕上げであるか、等の条件に応じて、前記支持強度が異なる。本実施例では、外壁Bを構成する材料としてALCパネルを用いており、ねじ6としてφ6×50のALC専用ねじを用いている。
また、当該ねじ6を挿通させる長孔2cが延設方向に垂直な方向に長く形成されているため、当該外壁側連結具2と手摺側連結具1との位置調整を容易に行うことができるものとなっている。
なお、図3等に示す如く、当該ねじ6の軸方向と手摺Aの延設方向とは一致している。
外壁側連結具2は連結片2bが手摺側連結具1と重なる高さを持って外壁Bに固定されており、手摺側連結具1と外壁側連結具2の固定片2bとの間には隙間が生じないように構成されている。また手摺側連結具1は、他方の端部側に形成した挿通孔1bが外壁Bに固定された外壁側連結具2の連結片2bに形成された長孔2dと一致する出寸法を持って笠木取付部材21の底板21bに固定されている。
上記の如くして手摺Aに支持された手摺側連結具1の挿通孔と、外壁Bに支持された外壁側連結具2の長孔2dと、に連結部材3の軸部3aを挿通することで、両連結具1、2を連結している。
連結部材3は、手摺外壁連結構造Cを介して連結された手摺Aに外壁Bから離隔する方向の力がせん断力として作用したとき、この力が、手摺Aによる手摺側連結具1の支持強度、外壁Bによる外壁側連結具2の支持強度、よりも小さい状態のときに破断して両部材1、2の連結を解消するものである。
このため、連結部材3としては、手摺側連結具1の支持強度、外壁Bによる外壁側連結具2の支持強度、よりも小さいせん断強度を有するものであれば利用することが可能である。このような連結部材3は、材質、せん断部位の断面積(太さ)を適宜選択することで設定することが可能である。例えば、材質としては、アルミニウムや銅のような金属類や合成樹脂を採用することが可能であり、これらの材質と目的のせん断強度との関係でせん断部位の断面積を設定することが可能となる。
例えば、連結部材3のせん断強度が、手摺側連結具1の支持強度、外壁Bによる外壁側連結具2の支持強度、に接近した値である場合、手摺Aに作用する力の状態によっては連結部材3の破断の信頼性を損なう虞がある。また、連結部材3のせん断強度があまりに小さいと、手摺Aによる手摺側連結具1の支持強度、外壁Bによる外壁側連結具2の支持強度、よりも十分に小さい力で連結部材3が破断することとなり、補修作業を頻繁に行う必要が生じて好ましいものではなくなる。このため、連結部材3のせん断強度は、前記各支持強度よりも小さい値で、且つ各支持強度に如何に接近した値とするか、が問題となる。
このため、後述するように各種の実験を行って、連結部材3の形状、材質、破断部分の径等の仕様を上記条件を満足し得るように設定している。
連結部材3は、軸部3aと、該軸部3aの一方の端部に形成された頭部3bと、からなり、軸部3aの他方の端部を潰すことで、目的の部材を連結するリベットとして構成されている。そして、本実施例では、連結部材3として、材質:A5052、呼径:φ3.2のリベットを用いている。
本実施例における、ねじ4としてのφ4×10のトラス小ねじ、ねじ6としてのφ6×50のALC専用ねじ、連結部材3としての材質:A5052、呼径:φ3.2のリベット、は一実施例の寸法であり、本発明を実施する上で前記各ねじ、リベットを、これらの寸法に限定するものではないことは当然である。
連結部材3は座金7を介して手摺側連結具1の挿通孔1bと外壁側連結具2の長孔2dに挿通され、軸部3aの端部が潰されて両連結具1、2を連結している。このとき、軸部3aが外壁側連結具2の長孔2dに沿って容易に移動し得るように該軸部3aの端部が潰されている。従って、手摺側連結具1は、外壁側連結具2に対し、長孔2dの長手方向に直交する方向への移動が拘束され、且つ長孔2dに沿った方向への移動が許容された状態となる。
このため、手摺Aに延設方向への力が作用したとき、手摺側連結具1の挿通孔1bと連結部材3の軸部3a、軸部3aと長孔2dの幅方向、が夫々同一寸法或いは略同一寸法で形成されることから、前記力は軸部3aに対しせん断力として作用する。
手摺Aの延設方向に作用する力が連結部材3の軸部3aのせん断強度よりも小さい場合、この力は、手摺Aによる手摺側連結具1の支持強度、外壁Bによる外壁側連結具2の支持強度、よりも小さい。このため、前記力は手摺側連結具1、連結部材3、外壁側連結具2を介してねじ6に伝えられ、外壁Bからの引き抜き力として作用する。しかし、この引き抜き力によって外壁Bを構成するALCパネルが破損することはなく、確実に外壁Bによって支持される。
また、手摺Aの延設方向に作用する力が連結部材3の軸部3aのせん断強度よりも大きい場合、前記力によって軸部3aが破断することで両連結具1、2の連結が解消される。このため、外壁側連結具2には何ら力が作用することがなく、該外壁側連結具2を外壁Bに固定しているねじ6に対し力が作用することがない。従って、外壁Bを構成するALCパネルが破損することはない。
手摺Aでは、人がもたれたり、押し引きするなど、該手摺Aの延設方向に対し直交方向への力が作用することがある。手摺Aを支持する支柱24を、幅方向を手摺Aの延設方向に対し直交方向に配置したフラットバーによって構成することで、延設方向に対し直交方向への変位が簡単に生じることはない。しかし、手摺Aに対し、該手摺Aの延設方向に直交する方向への力が作用して手摺Aが力の作用方向に変位した場合、この変位に伴って連結部材3の軸部3aが外壁側連結具2に形成された長孔2dの長さの範囲で移動する。この状態では軸部3aに力が作用することがなく、従って外壁側連結具2にも力が作用することがない。そして、手摺Aの延設方向に対し直交方向への振動は周期が短く、長孔2dによって吸収することが可能である。
また、手摺Aに対し、該手摺Aの延設方向に直交する方向に外力が作用し、手摺Aの変位量が増加すると、軸部3aが長孔2dの端部に到達して移動が拘束され、軸部3aと長孔2dとの接触により、ねじ6から外壁Bを構成するALCパネルに対し圧縮力が作用する。しかし、このとき作用する圧縮力によってALCパネルが破損することはない。
連結部材3の軸部3aが外壁側連結具2の長孔2dの端部に到達して移動が拘束された後、更に手摺Aに延設方向に対し直交方向への力が作用すると、当該連結部材3を介してねじ6と外壁Bとの間にせん断力が作用する。当該外壁Bとねじ6の接合部のせん断力は、当該ねじ6の上記耐引き抜き力よりも充分に大きく、このため、当該ねじ6と外壁Bとの接合部が破壊に先立って連結部材3が破断する。したがって、上述のごとき外力が作用し続けると、遂には軸部3aが破断して両連結具1、2の連結が解消され、これに伴ってねじ6に作用していた引き抜き力が解除されることとなり、外壁Bを構成するALCパネルが破損することがない。
次に、図4に示すように、手摺Aと外壁Bとを手摺外壁連結構造Cによって連結し、手摺Aを構成する笠木取付部材21に手摺Aの延設方向となる外壁Bから離隔する方向の力Pを作用させた実験について説明する。
この実験は、外壁Bによる外壁側連結具2の支持強度となるねじ6を引き抜く際の力の大きさを確認する(試験3)と共に、確認された前記引き抜き力よりも小さく且つ該引き抜き力に接近したせん断強度を有する連結部材3を選択する(試験1、試験2)ために行うものである。
本実験では、外壁側連結具2の外壁Bに対する固定条件を、外壁B:ALCパネル、外壁側連結具2を外壁Bに固定するねじ6:アリンコねじ(トラス頭:φ11.8、呼び径×呼び長さ:6×50、材質:オーステナイト系ステンレス)2本とし、手摺側連結具1を笠木取付部材21に対する固定条件を。ねじ4:トラス小ねじ(呼び径×呼び長さ:4×10、材質:炭素鋼)2本、としている。
また、連結部材3は実験目的(試験1〜試験3)に応じて異なる条件とし、試験1では、呼び径:φ3.2、リベットボディ材質:A5052、フランジ形状:丸頭、マンドレル材質:高張力アルミ線のリベットとし、試験2では、呼び径:φ4.0、リベットボディ材質:A5052、フランジ形状:丸頭、マンドレル材質:高張力アルミ線のリベットとし、試験3では、呼び径×呼び長さ:4×10、材質:炭素鋼のトラス小ねじとしている。
各試験1〜試験3では、図4に示すように、笠木取付部材21に外壁Bから離隔する方向の力Pを載荷し、連結部材3が破断したときの荷重P、或いはねじ6が外壁Bから引き抜かれたときの荷重Pを測定した。
連結部材3として呼び径φ3.2のリベットを用いて第1回目の実験(試験1−1)を行った。試験1−1では、荷重Pが850Nに至ったときリベットが破断した。このとき、ねじ6が外壁Bから引き抜かれることはなかった。破断したリベットを同じ呼び径のリベットに交換して第2回目の実験(試験1−2)を行った。試験1−2では、荷重Pが750Nに至ったときリベットが破断した。このとき、ねじ6が外壁Bから引き抜かれることはなかった。更に、破断したリベットを同じ呼び径のリベットに交換して第3回目の実験(試験1−3)を行った。試験1−3では、荷重Pが830Nに至ったときリベットが破断した。このとき、ねじ6が外壁Bから引き抜かれることはなかった。
上記の如く、試験1−1〜試験1−3では、載荷荷重Pが750N〜850Nでリベットが破断し、外壁側連結具2のねじ6が外壁Bから引き抜かれることはなかった。ここで、試験1−2でリベットが750Nで破断しており、他の2例が830N、850Nで破断しているが、試験1−2では荷重Pの付与速度が他の2例の付与速度よりも速かったことから、この影響を受けたものと考えられる。
試験1−1〜試験1−3の結果、呼び径φ3.2のリベットでは、ねじ6の外壁Bからの引き抜きが生じる以前にリベットが破断している。このため、前記仕様のリベットは連結部材3として用いることが可能である、といえる。
連結部材3として呼び径4.0のリベットを用いて実験(試験2)を行った。試験2では、荷重Pが1050Nに至ったときリベットが破断した。このとき、ねじ6が外壁Bから引き抜かれることはなかった。試験2の結果、呼び径φ4.0のリベットでは、ねじ6の外壁Bからの引き抜きが生じる以前にリベットが破断しているため、前記仕様のリベットは連結部材3として用いることが可能である、といえる。
連結部材3として試験1、試験2で用いたリベットに代えて呼び径φ4のトラス小ねじを用いて第1回目の実験(試験3−1)を行った。試験3−1では、荷重Pが1550Nに至ったとき、トラス小ねじが破断することなく、2本のねじ6が外壁Bから引き抜かれた。この結果、外壁Bを構成するALCパネルにはねじ6が締結されている周辺に損傷が生じた。外壁Bを新たなALCパネルとし、手摺外壁連結構造Cを構成して第2回目の実験(試験3−2)を行った。試験3−2では、荷重Pが1100Nに至ったとき、トラス小ねじが破断することなく、2本のねじ6が外壁Bから引き抜かれた。更に、外壁Bを新たなALCパネルとし、手摺外壁連結構造Cを構成して第3回目の実験(試験3−3)を行った。試験3−3では、荷重Pが1300Nに至ったとき、トラス小ねじが破断することなく、2本のねじ6が外壁Bから引き抜かれた。
上記の如く、試験3−1〜試験3−3の結果、載荷荷重Pが1100N〜1550Nで、連結部材3の破断が生じることなく、ねじ6が外壁Bから引き抜かれている。この結果、外壁Bによる外壁側連結具2の支持強度は1100N程度と認識することが可能である。
一方、試験2で用いた呼び径4.0のリベットでは荷重1050Nで破断している。この場合、外壁Bによる外壁側連結具2の支持強度(1100N)との間に50N程度の差しかなく、確実にリベットが先行して破断することを保証し得ない虞がある。しかし、試験1−1〜試験1−3で用いた呼び径3.2のリベットでは破断したときの最大荷重が850Nであり、外壁Bによる外壁側連結具2の支持強度(1100N)との間に250N程度の差が存在する。
上記実験(試験1〜試験3)の結果、連結部材3として材質がA5052のリベットを用いる場合、呼び径φ3.2のものを採用することが好ましい、といえる。
次に、図5に示すように、手摺Aと外壁Bとを手摺外壁連結構造Cによって連結し、手摺Aを構成する支柱24の上端部に手摺Aの延設方向に対し直交方向の力Pを作用させた実験について説明する。
この実験は、荷重Pの大きさと支柱24の上端、及び手摺外壁連結構造Cに於ける変位量と残留変位量を測定すると共に、該荷重Pの載荷に伴う外壁Bの破損の有無を観測するものである。試験加重Pは、295N(試験1)、490N(試験2)、735N(試験3)、980N(試験4)、1470N(試験5)として設定した。試験5の載置荷重の値は手摺としての安全性を判断する上での基準である。特に、試験5で外壁Bの破損が生じることなく、且つ連結部材3の破断が生じない場合、何れかが生じるまで荷重Pを上昇させる(試験6)とした。
図5に丸印で示すように手摺Aに対する荷重Pの載荷点は支柱24の上端部である。また、手摺Aの変位量の測定点は同図に×で示すように、支柱24の上端部(測定点1)と手摺外壁連結構造Cの連結部材3の位置(測定点2)に設定した。
上記試験結果について説明する。試験1(荷重295N)では、載荷中の変位量は測定点1で13.6mm、測定点2で11.4mmであった。荷重Pを除去した後の残留変位量は測定点1で1.1mm、測定点2で1.6mmであった。連結部材3は破断せず、外壁Bに破損は生じていなかった。
試験2(荷重490N)では、載荷中の変位量は測定点1で22.0mm、測定点2で19.7mmであった。荷重Pを除去した後の残留変位量は測定点1で0.8mm、測定点2で0.7mmであった。連結部材3は破断せず、外壁Bに破損は生じていなかった。
試験3(荷重735N)では、載荷中の変位量は測定点1で33.7mm、測定点2で31.3mmであった。荷重Pを除去した後の残留変位量は測定点1で2.7mm、測定点2で2.9mmであった。連結部材3は破断せず、外壁Bに破損は生じていなかった。
試験4(荷重980N)では、載荷中の変位量は測定点1で41.8mm、測定点2で36.6mmであった。荷重Pを除去した後の残留変位量は測定点1で6.5mm、測定点2で6.2mmであった。連結部材3は破断せず、外壁Bに破損は生じていなかった。
試験5(荷重1470N)では、載荷中の変位量は測定点1で64.5mm、測定点2で43.9mmであった。荷重Pを除去した後の残留変位量は測定点1で24.9mm、測定点2で20.7mmであった。連結部材3は破断せず、外壁Bに破損は生じていなかった。
上記試験1〜試験5の結果、判断基準となる荷重P(1470N)が載荷された場合でも、支柱24が外壁側連結具2の長孔2dの範囲で変位するものとなって連結部材3に過度のせん断力が作用することはなく、これによって連結部材3を構成するリベットに破断が生じることがなく、また外壁Bにも破損が生じることがなかった。従って、呼び径3.2のリベットによって連結部材3を構成した手摺外壁連結構造Cでは十分な安全性を確保することが可能であるといえる。
本発明に係る手摺外壁連結構造は、戸建て住宅の建物に於けるベランダ手摺、或いは屋上手摺に利用したときに有利である。
A 手摺
B 外壁
C 手摺外壁連結構造
1 手摺側連結具
1a ねじ孔
1b 挿通孔
2 外壁側連結具
2a 固定片
2b 連結片
2c、2d 長孔
3 連結部材
3a 軸部
3b 頭部
4 ねじ
5 止水材
6 ねじ
21 笠木取付部材
21a 長孔
21b 底板
22 下枠部材
23 手摺子
24 支柱
25 笠木

Claims (5)

  1. 1又は複数の支柱により支持される手摺と、
    該手摺の端部に対向して設けられる外壁と、
    該手摺と外壁とを接続する接続構造とを備える手摺外壁連結構造において、
    該接続構造は、
    手摺の端部に支持される手摺側連結具と、
    外壁に支持される外壁側連結具と、
    これら両連結具を連結し且つ外壁による外壁側連結具の支持強度及び手摺による手摺側連結具の支持強度よりも小さいせん断力の作用により外壁側連結具と手摺側連結具の連結を解消する連結部材とを備えている
    ことを特徴とする手摺外壁連結構造。
  2. 前記手摺側連結具には、挿通孔が形成され、
    前記外壁側連結具には、前記挿通孔と対向する位置に挿通孔を備え、
    前記連結部材は、これら一対の挿通孔に挿通される軸部を備え、該軸部は、前記外壁による外壁側連結具の支持強度及び手摺による手摺側連結具の支持強度よりも小さいせん断力により破断する
    ことを特徴とする請求項1に記載の手摺外壁連結構造。
  3. 前記外壁側連結具に形成される挿通孔は、前記手摺の延設方向の長さを連結部材の軸部の太さと同一若しくは略同一とすると共に、前記手摺の延設方向とは垂直となる方向に長く形成されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の手摺外壁連結構造。
  4. 前記連結部材は、前記一対の挿通孔に挿通された状態でこれら両連結具を前記軸部両端に設けられる頭部で挟み込むリベットにより形成されている
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の手摺外壁連結構造。
  5. 1又は複数の支柱により支持される手摺の端部に支持される手摺側連結具と、
    該手摺の端部に対向して設けられる外壁に支持される外壁側連結具と、
    これら両連結具を連結し且つ外壁による外壁側連結具の支持強度及び手摺による手摺側連結具の支持強度よりも小さいせん断力の作用により外壁側連結具と手摺側連結具の連結を解消する連結部材とを備えていることを特徴とする手摺外壁連結部材。
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