JP2010274668A - 車両座席用アシストグリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】支持ポール間の幅、太さ等にかかわらず取り付けることができ、取り付けた後にグリップの位置を変更することが可能な車両座席用アシストグリップを提供する。
【解決手段】グリップ固定手段は、グリップ10が回動可能に挿入されるグリップ挿入部と、グリップ挿入部の壁部の一部に設けられ、挿入されたグリップ10を押圧固定可能にグリップ挿入部の内方及び外方に移動する押圧部材と、押圧部材をグリップ挿入部の内方へ押圧させる押圧調整部材と、有し、支持ポール固定手段は、支持ポールが挿入される支持ポール挿入部と、支持ポール挿入部に挿入された支持ポールを固定する支持ポール固定部材と、を有している車両座席用ヘッドレストの支持ポールに取付可能な車両座席用アシストグリップ100。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両座席のヘッドレスト後方に設置可能な自動車座席用アシストグリップに関する。
従来、お年寄り、子供又は障害者等の筋力が弱く、車両の後部座席への乗降に大変の労力を有する者のために手で把持して身体の移動を補助し、乗降を容易にするために前部座席の後方にアシストグリップを設けることがある。
例えば、ヘッドレストの支持ポールに係脱自在に嵌合する車座席用手すりにおいて、該支持ポールを嵌合する取付穴を有する長方形状の取付板の両端部に一体に設けた側板の両先端部間に、外周に保温筒を設けた芯管からなるグリップを交換可能に係止させてなることを特徴とする車座席用手すりがある(特許文献1)。
係る車座席用手すりによれば、取付自在でコンパクトであるので、普段は場所も取らずに簡単にかたづけることができ、手すりの必要時に取り付けることができるという点においては、有用なものである。しかしながら、係る車座席用手すりは、取付穴に支持ポールを挿入して固定する方法であるため、支持ポール間の距離が異なっていたり、支持ポールの太さが太すぎたりする場合には取り付けることができないという問題点があった。また、手すりのグリップ位置も固定されているため、使用する人の体型、特に身長に応じてグリップの位置を変更することができないという問題点があった。
特開平11−151136号公報
そこで、本発明は、支持ポールを有するヘッドレストであれば、支持ポール間の幅、太さ等にかかわらず容易に取り付けることができ、取り付けた後であってもグリップの位置を変更することが可能な車両座席用アシストグリップを提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明が採った手段は以下の通りである。
本発明に係る車両座席用アシストグリップは、車両座席用ヘッドレストの支持ポールに取付可能な車両座席用アシストグリップにおいて、
パイプ部材を折り曲げて形成されるグリップと、前記グリップを固定するグリップ固定手段と、前記支持ポールを固定する支持ポール固定手段とを有する取付部材と、を備えてなり、
前記グリップ固定手段は、前記グリップが回動可能に挿入されるグリップ挿入部と、前記グリップ挿入部の壁部の一部に設けられ、挿入された前記グリップを押圧固定可能にグリップ挿入部の内方及び外方に移動する押圧部材と、前記押圧部材を前記グリップ挿入部の内方へ押圧させる押圧調整部材と、を有し、
前記支持ポール固定手段は、挿入される支持ポールより大きな孔からなる支持ポール挿入部と、前記支持ポール挿入部に挿入された支持ポールを固定する支持ポール固定部材と、を有している。
係る構成を採用することにより、ヘッドレストの支持ポールに取付部材を介してグリップを取り付けることができ、車両座席の後方にアシストグリップを設置することができる。また、グリップはグリップ挿入部にパイプ部材の中心軸を中心に回動自在に設けられているので、グリップの位置は、車両座席用アシストグリップを支持ポールに取り付けた後に押圧調整手段を操作することにより、使用者の使い勝手がいい位置に自由に設定することができる。
また、本発明に係る車両座席用アシストグリップにおいて、前記グリップ表面の一部には、グリップ長手方向に平行な複数の溝が形成され、前記押圧部材には、前記溝と嵌合する突起部が形成されていてもよい。
係る構成を採用すれば、押圧部材が内方へ移動したときに、グリップの溝と押圧部材の突起部が嵌合してグリップの回動を確実に防止することができる。よって、確実に固定された安全性の高いアシストグリップを提供することができる。
さらに、本発明に係る車両座席用アシストグリップにおいて、前記押圧調整部材は、偏心軸を有する略円筒体からなる回動部材を有し、前記回動部材は前記押圧部材の外方側に、前記偏心軸がグリップ挿入部の中心軸と平行となるように設置されていてもよい。
係る構成を採用することによって、偏心軸を有する押圧調整部材を回動させることによって、軸から円筒体の側面への距離を変更させることができる。よって、押圧部材を内方へ移動させることができ、結果としてグリップを押圧部材で固定することができる。また、偏心軸を有した円筒体を有する回動部材とすることで、回動させる力を押圧する力に変換できるので、押圧部材に対してより強い押圧力を得ることができる。
さらにまた、本発明に係る車両座席用アシストグリップにおいて、前記押圧部材は、前記取付部材の一部に当接して前記押圧部材を前記グリップ挿入部の外方へ付勢する付勢部材を備えていてもよい。
係る構成を採用することによって、押圧部材は、押圧調整手段を操作して内方への押圧状態が開放されたときに、押圧部材自体の付勢力によって外方へ移動する。従って、グリップの押圧部材の固定が解除されて自在に位置を変更させることができる。
さらにまた、本発明に係る車両座席用アシストグリップにおいて、前記押圧調整部材は、偏心軸を有する略円形断面からなる回動部材を有し、前記回動部材は前記押圧部材の外方側に、前記偏心軸がグリップ挿入部の中心軸と平行となるように設置されていてもよい。
係る構成を採用することによって、押圧調整部材を回動させることによって押圧部材を内方へ移動させることができ、結果としてグリップを固定することができる。また、偏心軸を有した円形断面を有する回動部材とすることで、回動させる力を押圧する力に変換できるので、より強い押圧力を得ることができる。
本発明に係る車両座席用アシストグリップにおいて、前記グリップは、円筒状のパイプ部材の両側を折り曲げて、両端から折り曲げられたパイプ部分の少なくとも一部が1直線上に配置され、 それぞれの折り曲げられたパイプ部分に取付部材が配置されていてもよい。また、その形状としては、前記グリップは矩形又は長孔形状の一部が切り欠いた形状を採用していてもよい。
係る構成を採用することによって、左右両側の支持ポールに一体のグリップを取り付けることができるようになる。しかも、取付部材は、グリップのそれぞれの折り曲げられたパイプ部分の位置を変更することによって支持ポール挿入部の幅を変更することができるので、支持ポール間の幅にかかわらず、車両座席用アシストグリップを取り付けることができる。
さらに、本発明に係る車両座席用アシストグリップにおいて、前記支持ポール挿入部は、前記グリップ挿入部の中心軸方向と同じ方向の長孔であってもよい。
係る構成を採用することによって、取付部材の位置を支持ポールの幅に合わせて確実に位置合わせをしなくても、支持ポール挿入部として中心軸方向と同じ方向の長孔にすることで、ある程度の位置調整をすることができ、車両座席用アシストグリップを支持ポールに取り付けやすくなる。
さらに、本発明に係る車両座席用アシストグリップにおいて、前記長孔は一方の端部から他方の端部にかけて短手方向幅が次第に狭くなるように形成されていてもよい。
係る構成を採用することによって、様々な太さを有する支持ポールに適合して車両座席用アシストグリップを支持ポールに取り付けることができる。
さらに、本発明に係る車両座席用アシストグリップにおいて、前記支持ポール固定部材は、前記一方の端部側から前記他方の端部側に締め付けることが可能なボルトであってもよい。
係る構成を採用することによって、支持ポールを幅の狭い方向へ押しつけて支持ポールを固定することができる。従って、より確実な固定が確保される。
本発明によれば、支持ポール間の幅、太さ等にかかわらず取り付けることができ、取り付けた後にグリップの位置を変更することが可能な車両座席用アシストグリップを提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る車両座席用アシストグリップの斜視図である。 図2は、本発明の実施形態に係るグリップの断面図である。 図3は、本発明の実施形態に係る取付部材の斜視図である。 図4は、本発明の実施形態に係る押圧部材を示す斜視図及び断面図である。 図5は、本発明の実施形態に係る取付部材の押圧部材の動きを示す断面図である。 図6は、本発明の実施形態に係る車両座席用アシストグリップの使用状態を示す斜視図である。 図7は、本発明の別実施形態を示す車両座席用アシストグリップの斜視図である。 図8は、本発明の別実施形態を示す車両座席用アシストグリップの使用状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面に沿って、詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではない。なお、各図において対応する構成要素には同一の符号が付されている。なお、本明細書又は特許請求の範囲において「内方」又は「外方」とは、取付部材20に対し、グリップ挿入孔の中心方向に向く方向を「内方」(図5の矢印E参照)といい、中心から外側に向く方向を「外方」(図5の矢印F参照)という。
(実施形態)
実施形態の車両座席用アシストグリップ100は、図1に示すように、グリップ10と、取付部材20と、を備えている。
グリップ10は、円筒状のパイプをU字状又はC字状に折り曲げて形成されている。人間が把持する把持部11(J字状の部分)は発泡性樹脂又は布等によって被覆されていて、手触りがよくかつ握りやすくされている。残りの部分は、内部のパイプが露出形成されており、図2に示すように、グリップ10の長手方向に平行な複数の溝12が設けられている。
取付部材20は、グリップ10が挿入されてグリップ10を固定するグリップ固定手段30と、ヘッドレスト50の支持ポール51(図6参照)が挿入され、支持ポール51を固定する支持ポール固定手段40とを備えており、それぞれの固定手段30、40が隣接して設けられている(図1、図3等参照)。
グリップ固定手段30は、図3に示すように、グリップ10が回動可能に挿入される挿入孔で形成されるグリップ挿入部31、このグリップ挿入部31の壁部31aの一部に設けられている押圧部材32及びこの押圧部材32の内方へ押圧する押圧調整部材33と、を備えている。
グリップ挿入部31は、取付部材20の略中央に設けられたグリップ10の断面の直径と同等又は若干大きな内直径を有する挿入孔で形成されており、グリップ10はこの挿入孔に円周方向(図1のB参照)に回動自在に挿入される。グリップ挿入部31の壁部31aの少なくとも一部には、後述する押圧部材32が取り付けられる略矩形の貫通孔31b(図5参照)が形成されている。
押圧部材32は、図4、図5に示すように、取付部材20の前記貫通孔31bとほぼ同等の大きさを有する略直方体をなしており、取付部材20に取り付けられた際にグリップ挿入部31の壁部31a側に位置する内方側面32aは、グリップ挿入部31の断面円の円弧と同様の円弧を描くように凹状に形成されている。さらに、内方側面32aには、前記グリップ10の複数の溝12と嵌合するように突起部32bが長手方向に沿って突出形成されている。一方、内方側面32aに対して反対の外方側面32cも、同様に凹状に円弧で形成されている。円弧の曲率は、内方側面32aの曲率と関係なく設定される。さらにまた、押圧部材32の側面の少なくとも一部には、外方側面32c側の角部32eから突出形成された付勢部材32dを備えている。付勢部材32dは、押圧部材32の本体との付根部分32eの部分の角度を変更した場合や、付勢部材32d自体が撓んだ場合に復元力を有するように作製されている。こうして作製された押圧部材32は、グリップ挿入部31の壁部31aに設けられた貫通孔31bに嵌め込まれる。嵌め込まれた押圧部材32は、貫通孔31b内を内方又は外方(E又はF)に移動可能となる。また、付勢部材32dは、取付部材20の一部と接触しており、付勢部材32dの復元力によって外方へ付勢されている。よって、外力によって内方へ移動させた後、外力を解消すれば、外方方向へ移動することになる。
押圧調整部材33は、図3、5に示すように、略円筒体33aをなし、この略円筒体33aの側面に手で回動操作するための操作片33b及びこの回動操作を規制するために回動規制片33cを備えている。円筒体33aの断面円は、前述した押圧部材32の外方側面32cの凹面とほぼ同等の曲率を有する断面円に形成される。円筒体33aの回転軸は、円筒体33aの中心からずれた偏心軸33dをなしている。こうして作製された押圧調整部材33は、取付部材20に嵌められた押圧部材32の外方に取り付けられる。取り付けられる位置は、図3に示すように、偏心軸33dは、グリップ挿入部31の中心軸Dと平行となるように設置され、図4に示すように押圧調整部材33を回動させたときに、押圧部材32がグリップ挿入部31内に突出可能な位置に取り付けられる。
以上のように構成されたグリップ固定手段30は、図4に示すように、押圧部材32が外方に付勢されている状態(図5a)でグリップ10を挿入し、グリップ10の溝11を押圧部材32側に向けた後、押圧調整部材33を回動させて、押圧部材32を内方へ移動させる(図5b)。これにより、押圧部材32の押圧力によってグリップ10が固定され、グリップ10の溝11と押圧部材32の突起部32bとが嵌合されてグリップ10が回動されるのを確実に防止することができる。
一方、支持ポール固定手段40は、図3に示すように、支持ポール51が挿入される支持ポール挿入部41と、この支持ポールを固定する支持ポール固定部材42とを備えている。
支持ポール挿入部41は、グリップ挿入部31の中心軸Dに対して、垂直方向に穿設された長孔からなる。長孔は、中心軸Dの方向に長直径を有する孔に形成されており、一方の端部から他方の端部にかけて短手方向幅が次第に狭くなるように形成されている。
支持ポール固定部材42は、本実施形態においては、ボルトで形成されており、一方の端部から他方の端部側に向かって、すなわち、幅広側の端部から幅狭側の端部に向かって長孔に侵入するように、一方の端部に形成された螺合孔に取り付けられている。
こうして作製された支持ポール固定手段40は、ヘッドレスト50の支持ポール51が支持ポール挿入部41に挿入された後、支持ポール固定部材(ボルト)42で締め付けることによって、ボルトの先端が支持ポール51を押圧して支持ポール51を固定する。こうして車両用アシストグリップが支持ポール51に取り付けられることになる。このときに、支持ポール51は、固定部材42の締め付けに応じて、一方の端部から他方の端部(幅広側から幅狭側)に支持ポール51が移動するように、取付部材20が移動する。その結果支持ポール51は、そのポールの太さに応じて幅が狭小になる方向に移動することになる。そして、支持ポール51と同等の幅の位置で移動が規制されて固定される。よって、種々の太さの支持ポール51を固定することが可能になる。
同様にして、もう一方の支持ポール51にも車両用アシストグリップ100を取り付けた後、車両座席用アシストグリップ100を、図6に示すようにヘッドレスト50を車両座席に取り付ければ、車両座席の後方にグリップ10が設置される。
こうして設置された車両座席用アシストグリップ100は、押圧調整部材33を操作することによって、グリップ10を水平方向に移動させることができ、また回動させて高さ方向も変更することができるようになる。
なお、本発明は上述した実施形態で何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限りにおいて種々の態様で実施し得るものである。
例えば、上述した実施形態においては、グリップの形状としてU字型又はC字型のものを用いたが、これに限定されるものではなく、L字型やJ字型等種々の形態のものを採用することができる。
また、上述した実施形態においては、ヘッドレストの左右の支持ポールに別個作製された車両座席用アシストグリップを2つ取り付ける形態を採用しているが、図7に示すようにそれぞれの端部を折り曲げて、端部近傍のパイプ部分が1直線上となるように折り曲げられている左右一体型のグリップ10を使用し、それぞれの端部から取付部材20を設置した車両座席用アシストグリップ100としてもよい。係る形態の車両用アシストグリップを採用すれば、図8に示すように一体型のアシストグリップを座席後部に設置することができる。係る構成を採用しても、両側に取り付けられた取付部材は、グリップ上を移動可能であるので、支持ポール51の幅にかかわらず取り付けることが可能である。なお、一体型のグリップの形態としても、図7に示したもののように長孔の一部が切りかかれたグリップの形態に限定されるものではなく、例えば、矩形や三角形状の一部が切りかかれたような形態を採用することが可能である。
また、上述した実施形態においては、グリップの断面が円形に形成されているが、これらに限定されるものではなく、グリップ挿入部に挿入可能であれば、例えば多角形に形成しても構わない。この場合であっても、押圧部材の内方側面の形態をグリップの側面の形態に適合した形態を採用することによって、押圧してグリップの回動を規制することができる。
さらに、上述した実施形態においては、グリップの側面に平行な複数の溝を設けたが、溝を廃して押圧部材の押圧力のみで固定するようにしても構わない。
さらに、上述した実施形態においては、押圧部材を外方へ付勢する付勢部材を押圧部材に設けているが、必ずしも設ける必要はない。押圧調整部材で押圧力を解除すれば、グリップを操作して押圧部材を外方押圧すれば、回動させることが可能になる。
さらに、上述した実施形態においては、支持ポール挿入部として長孔を用いたが、丸孔であっても構わない。本発明においては、別途支持ポール固定部材によって支持ポールを固定することができる多少大きめの丸孔を開けておけば、支持ポールの太さにかかわらず支持ポールを挿入することができ、固定部材を締め付けることによって丸孔であっても固定することができる。また、長孔を採用した場合であっても、上述した実施形態においては、グリップ挿入部の中心軸の方向に長直径を有する孔に形成しているが、この方向に限定するものではなく、どの方向の長孔であっても構わない。
本発明に係る車両座席用アシストグリップは、自動車、電車等の車両の後部に取り付けて、着座又は立ち上がり等の補助グリップとして利用可能である。
100−車両座席用アシストグリップ、10−グリップ、11−把持部、12−複数の溝、20−取付部材、30−グリップ固定手段、31−グリップ挿入部、31a−壁部、31b−貫通孔、32−押圧部材、32a−内方側面、32b−突起部、32c−外方側面、33−押圧調整部材、33a−略円筒体、33b−操作片、33c−回動規制片、33d−偏心軸、40−支持ポール固定手段、41−支持ポール挿入部、42−支持ポール固定部材、50−ヘッドレスト、51−支持ポール

Claims (9)

  1. 車両座席用ヘッドレストの支持ポールに取付可能な車両座席用アシストグリップにおいて、
    パイプ部材を折り曲げて形成されるグリップと、
    前記グリップを固定するグリップ固定手段と、前記支持ポールを固定する支持ポール固定手段と、を有する取付部材と、を備えてなり、
    前記グリップ固定手段は、前記グリップが回動可能に挿入されるグリップ挿入部と、前記グリップ挿入部の壁部の一部に設けられ、挿入された前記グリップを押圧固定可能にグリップ挿入部の内方及び外方に移動する押圧部材と、前記押圧部材を前記グリップ挿入部の内方へ押圧させる押圧調整部材と、を有し、
    前記支持ポール固定手段は、挿入される支持ポールより大きな孔からなる支持ポール挿入部と、前記支持ポール挿入部に挿入された支持ポールを固定する支持ポール固定部材と、
    を有していることを特徴とする車両座席用アシストグリップ。
  2. 前記グリップの表面の一部には、グリップ長手方向に平行な複数の溝が形成され、
    前記押圧部材には、前記溝と嵌合する突起部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両座席用アシストグリップ。
  3. 前記押圧調整部材は、偏心軸を有する略円筒体からなる回動部材を有し、前記回動部材は、前記押圧部材の外方側に、前記偏心軸がグリップ挿入部の中心軸と平行となるように設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両座席用アシストグリップ。
  4. 前記押圧部材は、前記取付部材の一部に当接して、前記押圧部材を前記グリップ挿入部の外方へ付勢する付勢部材を備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両座席用アシストグリップ。
  5. 前記グリップは、円筒状のパイプ部材の両側を折り曲げ、両側から折り曲げられたパイプ部分の少なくとも一部が1直線上に配置され、
    それぞれの折り曲げられたパイプ部分に取付部材が配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の車両座席用アシストグリップ。
  6. 前記グリップは、矩形又は長孔状の一部が切り欠いた形状をしていることを特徴とする請求項5に記載の車両座席用アシストグリップ
  7. 前記支持ポール挿入部は、長孔であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の車両座席用アシストグリップ。
  8. 前記長孔は、一方の端部から他方の端部にかけて短手方向幅が次第に狭くなるように形成されていることを特徴とする請求項7記載の車両座席用アシストグリップ。
  9. 前記支持ポール固定部材は、前記一方の端部側から前記他方の端部側に締め付けることが可能なボルトであることを特徴とする請求項8記載の車両座席用アシストグリップ。
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