JP2010274575A - 画像形成装置及び印刷システム - Google Patents

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JP2010274575A JP2009130542A JP2009130542A JP2010274575A JP 2010274575 A JP2010274575 A JP 2010274575A JP 2009130542 A JP2009130542 A JP 2009130542A JP 2009130542 A JP2009130542 A JP 2009130542A JP 2010274575 A JP2010274575 A JP 2010274575A
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Abstract

【課題】端末装置から画像形成装置に印刷指示を行った場合に、省電力状態から印刷可能状態に適切に切り替わることにより、ユーザーの印刷待ちをなくすことを実現する画像形成装置等を提供すること。
【解決手段】画像形成装置1の消費電力を低減する省電力状態と、印刷可能な印刷可能状態とを切り換える切換手段と、端末装置から時刻情報を含む印刷データを受信する通信部と、印刷データを印刷ジョブとして登録する登録手段と、登録手段により登録された印刷ジョブを、順次印刷する印刷部と、印刷データに含まれる時刻情報に基づいて、省電力状態から印刷可能状態へと切換手段を動作させる制御手段を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置等に関する。
画像形成装置においては、操作及び印刷完了から一定時間使用されない場合は省電力モードへと移行することで、画像形成装置の待機中の消費電力を低減する機能を有している。この省電力モードには、操作パネルは操作可能であるが定着部の温度を低下するなど印刷機能を休止した状態(予熱モード)や、表示部の表示を消して操作機能を休止した状態(スリープモード)がある。
また、画像形成装置においては、ネットワーク等を介して画像形成装置に接続されたコンピューター等の端末から印刷データを画像形成装置に送り、画像形成装置内の記憶装置に一時的に蓄積記憶しておき、後で、ユーザーが画像形成装置の所に来て認証操作等の指示をすると、端末から送った印刷データを印刷する機能(以後、「ホールドプリント」と呼称する)を有している。
ところで、このような省電力モードとホールドプリントとを持った画像形成装置を使用して、本体操作パネルからの認証及び操作によりホールドプリントをする場合、画像形成装置が前記省電力モード時に入った状態の場合、省電力モードから印刷可能な状態に起動する間、ユーザーが待たなければならないという問題があった。
このような技術が、特許文献1に記載されている。特許文献1では、ユーザーが操作パネルにて認証を行った時点で、省電力モードを解除して印刷可能状態に復帰させて、出力処理開始までの時間を増大させず消費電力を低減させる技術が開示されている。
特開2007−149106号公報
しかし、特許文献1の技術では、実際に印刷が開始されるには、認証完了後も定着部の温度上昇や自動画質調整等がさらに必要となるため、画像形成装置が利用可能になる間、ユーザーが待たなければならないという問題があった。
上述した課題に鑑み、本発明が目的とするところは、端末装置から画像形成装置に印刷指示を行った場合に、省電力状態から印刷可能状態に適切に切り替わることにより、ユーザーの印刷待ちをなくすことを実現する画像形成装置等を提供することである。
上述した課題に鑑み、本発明の画像形成装置は、画像形成装置の消費電力を低減する省電力状態と、印刷可能な印刷可能状態とを切り換える切換手段と、端末装置から時刻情報を含む印刷データを受信する受信手段と、前記印刷データを印刷ジョブとして登録する登録手段と、前記登録手段により登録された印刷ジョブを、順次印刷する印刷手段と、前記印刷データに含まれる時刻情報に基づいて、前記省電力状態から前記印刷可能状態へと前記切換手段を動作させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、前記省電力状態から印刷可能状態に切り替わる印刷可能状態切換時間を予め記憶しており、前記制御手段は、前記時刻情報により指定された時刻から、前記印刷可能状態切換時間の前に、前記省電力状態から前記印刷可能状態へと前記切換手段を動作させることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、前記端末装置を利用するユーザーの認証を行う認証手段を更に有し、前記印刷手段は、前記認証手段によりユーザー認証が正しく行われた場合にのみ、前記印刷ジョブを印刷することを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置において、前記印刷データには、待機時間が含まれており、前記制御手段は、前記印刷可能状態のままで、前記印刷データに含まれる待機時間が経過した場合には、前記印刷可能状態から前記省電力状態へと前記切換手段を動作させる制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、前記切換手段により、前記省電力状態から前記印刷可能状態へと切り換えた場合に、前記端末装置に報知する報知手段を更に備えることを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置において、前記報知手段は、前記省電力状態から前記印刷可能状態へと切り換える予め設定された通知時間前に、前記端末装置に報知することを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置において、前記通知時間は、前記印刷データに含まれていることを特徴とする。
本発明の印刷システムは、画像形成装置と、端末装置とが接続された印刷システムであって、前記端末装置は、時刻情報を設定する時刻情報設定手段と、前記時刻情報を含めた印刷データを送信する送信手段と、を備え、前記画像形成装置は、前記画像形成装置の消費電力を低減する省電力状態と、印刷可能な印刷可能状態とを切り換える切換手段と、前記端末装置から時刻情報を含む印刷データを受信する受信手段と、前記印刷データを印刷ジョブとして登録する登録手段と、前記登録手段により登録された印刷ジョブを、順次印刷する印刷手段と、前記印刷データに含まれる時刻情報に基づいて、前記省電力状態から前記印刷可能状態へと前記切換手段を動作させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
このように、本発明によれば、端末装置から時刻情報を含む印刷データを受信し、印刷データを印刷ジョブとして登録する。そして登録された印刷ジョブを、順次印刷するときに、印刷データに含まれる時刻情報に基づいて、省電力状態から印刷可能状態へと切り換えることとなる。
したがって、印刷ジョブを登録する場合に、時刻情報として印刷要求予定の時間を入力することにより、印刷要求予定の時間までに省電力モードから印刷可能状態に復帰させておくことになり、ユーザーが画像形成装置の前で待たされることなく印刷実行することが出来る。
また、本発明によれば、時刻情報により指定された時刻から、印刷可能状態切換時間の前に、省電力状態から印刷可能状態へと切り換えることとなる。したがって、画像形成装置のウォームアップ時間を含めて印刷可能状態に切り換えることが可能となり、ユーザーが待たされることなく印刷が可能となる。
また、本発明によれば、端末装置を利用するユーザーの認証を行う認証手段を更に有し、認証手段により、ユーザー認証が正しく行われた場合にのみ、印刷データを印刷することとなる。
また、本発明によれば、印刷データには、待機時間が含まれており、印刷可能状態のままで、前記印刷データに含まれる待機時間が経過した場合には、印刷可能状態から省電力状態へと切り換えることができる。したがって、ユーザーは印刷ジョブの登録時に、端末装置から待機時間を併せて設定することができる。
また、本発明によれば、省電力状態から印刷可能状態へと切り換えた場合に、端末装置に報知することとなる。したがって、ユーザーは印刷可能状態になったことを知ることができ、画像形成装置の前で待たされることなく印刷物を受け取ることができる。
また、本発明によれば、省電力状態から印刷可能状態へと切り換える予め設定された通知時間前に、前記端末装置に報知することとなる。したがって、画像形成装置と、端末装置との位置に応じて、より適切な報知を行うことが可能となる。
また、本発明によれば、通知時間は、印刷データに含まれていることを特徴とする。したがって、通知時間をユーザーが端末装置においても設定可能となる。
本実施形態における印刷システムの一例を示す図である。 本実施形態における端末装置と画像形成装置との機能構成の例示的なブロック図である。 本実施形態における画像形成装置のハードディスクの構成について説明した図である。 本実施形態における省エネルギー設定テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるユーザー管理テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 本実施形態におけるジョブ管理テーブルのデータ構成の一例を示す図である。 本実施形態における省エネルギー設定画面の一例を示す図である。 本実施形態におけるプリンタドライバの設定画面の一例を示す図である。 本実施形態におけるプリンタドライバの設定画面の一例を示す図である。 本実施形態における端末装置の処理について説明する動作フローである。 本実施形態における印刷データの一例を示す図である。 本実施形態における画像処理装置の処理について説明する動作フローである。 本実施形態における画像処理装置の状態遷移図を示す図である。 本実施形態における画像処理装置の処理について説明する動作フローである。 本実施形態における復帰完了通知画面の一例を示す図である。 本実施形態におけるユーザー登録画面の一例を示す図である。 本実施形態におけるユーザー登録画面の一例を示す図である。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図1は、本発明を適用した画像形成装置1を利用する印刷システム5の一例を示している。画像形成装置1には、端末装置2(端末装置A〜D)が、ネットワークNWを介して接続されている。
ここで、図2を用いて、画像形成装置1と、端末装置2との機能構成について説明する。なお、端末装置2は、図1ではA〜Dの4台を表しているが、これに限定されるものではない。また、各端末装置とも、機能構成は同一である。
端末装置2は、CPU200と、ハードディスク202と、ROM204と、RAM206と、通信部208と、ディスプレイ210と、キーボード・マウス212とがバスを介してそれぞれ接続されている。
電源が投入されると、CPU200は、ROM204に記憶されたブートプログラムに従い、ハードディスク202からOS及びアプリケーションを読み出して、RAM206に展開して画像を形成し、ディスプレイ210に表示している。
また、ユーザーによりキーボード・マウス212により印刷操作の指示がなされると、CPU200は、ハードディスク202から読み出されたプリンタドライバを用いて、印刷する画像データを含む印刷データをRAM206上に作成し、通信部208を通じて、画像形成装置1に送信する。
ここで、画像データとは、画像形成装置1の印刷部118において印画紙等の記録媒体上に形成されるためのデータであり、画像データとは、線図等の図形の他に、文字や、記号等のデータも含まれている。そして、画像データを含む印刷データが画像形成装置1に送られることとなる。
画像形成装置1は、CPU100と、ハードディスク102と、ROM104と、フラッシュメモリ106と、RAM108と、通信部110と、表示部112と、操作パネル114と、ジョブ管理部116と、印刷部118とがバスを介してそれぞれ接続されている。
画像形成装置1の電源が投入されると、CPU100はROM104に記憶されたブートプログラムに従い、フラッシュメモリ106からファームウェアを読み出して、表示部112に画面表示を行い、印刷待機状態となる。
端末装置2から送信された印刷データは、通信部110により受信され、当該印刷データが解析されて、ジョブ管理部116により印刷ジョブとして登録される。そして、印刷ジョブに基づいて、順次印刷部118により出力される。前記印刷データがホールドプリントである場合は、ハードディスク102にデータが蓄積され、ユーザーは操作パネル114を操作することによって、当該印刷ジョブの出力を行う。
すなわち、ホールドプリントの場合は、予め記憶されているユーザー名とパスワードとを操作パネル114により入力する。そして、予め記憶されているものと、入力されたものとが一致した場合(すなわち、ユーザー認証が正しく行われた場合)、印刷ジョブが出力されることとなる。
ここで、各機能部について詳細に説明する。まず、CPU100は、画像形成装置1を制御する機能部ある。CPU100は、ROM104に記憶されている各種プログラムを読み出して実行することにより、各機能を実現することとなる。
ハードディスク102、ROM104、フラッシュメモリ106及びRAM108は、画像形成装置1における各種プログラムや設定データ、画像データ等が記憶されている記憶装置である。プログラムの実行に必要なデータが展開されたり、保存されたりすることにより、画像形成装置1において各種機能が実現される。
ここで、記憶装置を構成するのは、半導体メモリや、固定ディスク等種々の記憶装置である。また、各種プログラムや設定データは、ハードディスク102に記憶されていてもよいし、ROM104や、フラッシュメモリ106、RAM108の何れに記憶されたとしても良い。説明の都合上、本実施形態においては、本願発明に係るプログラムや設定データ等はハードディスク102に記憶されていることとして説明する。
ここで、ハードディスク102の構成を図3に示す。ハードディスク102には、省エネルギー設定テーブル1022と、ユーザー管理テーブル1024と、ジョブ管理テーブル1026とが記憶されている。
省エネルギー設定テーブル1022は、画像形成装置1において、省エネルギーモードに関する設定値を記憶する為のテーブルである。省エネルギー設定テーブル1022のデータ構造の一例を図4に示す。
図4に示すように、省エネルギー設定テーブル1022は、予熱モード(例えば、「5分」)と、スリープモード(例えば、「60分」)と、端末省エネ復帰設定(例えば、「禁止」)と、待機時間の上限時間(待機上限時間)(例えば、「15分」)とが記憶されている。
ユーザー管理テーブル1024は、画像形成装置1に接続されるユーザー(端末装置)を管理するためのテーブルである。CPU100は、通信部110を介して受信された印刷データに含まれているユーザー名及びパスワードを用いて認証する処理を実行する。また、操作パネル114から入力されたユーザー名及びパスワードを用いて認証する処理も実行する。
ここで、図5にユーザー管理テーブル1024のデータ構造の一例を示す。図5に示すように、ユーザー管理テーブル1024は、ユーザー名(例えば、「Suzuki」)と、暗号化されたパスワードと、端末装置2の作業場所から画像形成装置1までの距離に基づいた通知時間(例えば、「30秒前」)と、ユーザーのE−mailアドレス(例えば、「ichiro51@sm51.co.jp」)と、ユーザーが省エネ設定の復帰使用が出来るか否かを示す省エネ復帰使用(例えば、「許可」)とが記憶されている。
ジョブ管理テーブル1026は、端末装置2から受信された印刷ジョブを管理するためのテーブルである。ジョブ管理部116は、ジョブ管理テーブル1026を参照することにより、印刷ジョブの管理を行う。なお、本実施形態においては、ジョブ管理テーブル1026に記憶される印刷ジョブは、ホールドプリントを利用する印刷ジョブとして説明する。
図6にジョブ管理テーブル1026のデータ構造の一例を示す。図6に示すように、ジョブ管理テーブル1026は、印刷ジョブを区別するためにジョブ名(例えば、「Meeting.doc」)と、当該印刷ジョブのユーザー名を示すユーザー名(例えば、「Suzuki」)と、当該印刷ジョブを送信した端末装置2のIPアドレスを示すIPアドレス(例えば、「192.168.1.8」)と、端末装置2より当該印刷ジョブを送信した時刻を示す送信日時(例えば、「09/03/01 14:09:23」)と、ユーザーが画像形成装置1からの印刷を行う予定であると指定した時刻である復帰指定時刻(例えば、「09/03/01 15:30:00」)と、印刷可能状態への復帰完了通知を行う時間指定(例えば、「30秒前」)と、印刷可能状態で待機する時間である待機時間(例えば「10分間」)とが記憶されている。
通信部110は、端末装置2と通信を行う為の機能部であり、Ethener(登録商標)等の有線LANや、無線LAN、電話回線等の何れかを利用する通信装置で構成されている。また、表示部112は、画像形成装置1における各種状態や、設定画面等を表示するための装置であり、例えば液晶ディスプレイ等で構成されている。
操作パネル114は、ユーザー(管理者)が、画像形成装置1にたいして操作入力したり、各種設定を行ったりするときに利用される機能部である。操作パネル114は、例えば表示部112と一体となっているタッチパネルであったり、操作キーであったりしてもよい。
ジョブ管理部116は、画像形成装置1における印刷ジョブを管理するための機能部である。ハードディスク102に記憶されているジョブ管理テーブル1026に基づいて印刷ジョブの管理を行う。
印刷部118は、画像データを記録媒体(例えば印画紙)に印刷するための機能部である。印刷部118は、例えばレーザプリンタ等により構成されている。また、印刷ジョブがホールドプリントの場合、印刷ジョブのユーザーが正しく認証された場合に印刷ジョブを出力することとなる。
次に、画像形成装置1において、省エネルギー設定テーブル1022を更新するための省エネルギー設定画面について、図7の表示画面W100を一例として説明する。本画面は、画像形成装置1の表示部112に表示され、操作パネル114を用いて操作される。なお、表示部112及び操作パネル114が一体化されたタッチパネル方式であってもよい。
また、省エネルギー設定テーブル1022を更新するのは、画像形成装置1ではなく、端末装置2から行うこととしても良い。すなわち、端末装置2において、ハードディスク202からWEBアプリケーションを読み出して、ディスプレイ210に表示されたWEB設定画面(すなわち、リモートアクセス)により設定し、通信部208を介して画像形成装置1に設定した情報を送ることとしてもよい。
図7のラジオボタンM100(図7中で、破線で囲ったボタンで、何れか1つが選択できるようになっている)は、印刷ジョブが終了してから何分後に、印刷部118の温度を低下させる予熱モードに入るかを選択させるためのものである。本実施形態においては、1分〜30分まで6段階で設定できるようになっている。
ラジオボタンM102は、印刷ジョブが終了してから、消費電力を最大限節約する待機状態であるスリープモードに入るまでの時間を選択させるためのものである。本実施形態においては、1分〜120分まで6段階で設定できるようになっている。
ラジオボタンM104は、画像形成装置1が省電力モードにある場合に、プリンタドライバから指定時間された時間までに印刷可能状態に復帰させる機能(省エネ復帰機能)について、ユーザーの利用を許可するかどうかを選択させるためのものである。この機能の詳細については後述する。
ラジオボタンM106は、前記省エネ復帰機能にて印刷可能状態に復帰させた場合に、印刷可能状態で待機させる時間の上限値を選択させるためのものである。本実施形態においては1分〜30分まで6段階で設定できるようになっている。
利用者は、ラジオボタンM100〜M106の状態を設定した後に、ボタンM108を選択する(例えば、タッチしたりクリックしたりする)ことによって、上記設定された値が省エネルギー設定テーブル1022に記憶される。
続いて、端末装置2が印刷ジョブを画像形成装置1に登録する場合について説明する。まず、端末装置2において、印刷データを画像形成装置1に送信する。このとき、ホールドプリントを利用する場合、画像形成装置1は、受信されたユーザーの認証処理を行う。そして、認証が行われたら、端末装置2から受信された印刷データを、印刷ジョブとして登録する。
ここで、端末装置2は、画像形成装置1を制御するためにプリンタドライバを利用する。ここで、プリンタドライバを利用して各種設定を行い、印刷データを送信する流れについて説明する。
まず、図8は、端末装置2において使用され、表示されるプリンタドライバ画面W200の一例である。
タブT200は、プリンタドライバ画面W200がメイン・用紙・カラー・詳細・ジョブハンドリングの5つのタブによって構成されていることを示している。この例では、ジョブハンドリングタブが選択され、ジョブハンドリングに関する設定項目が表示されている。
エリアR200のホールドプリント設定にて、ホールドプリント機能を利用する場合の基本情報(ホールドプリント基本情報)を入力する。ラジオボタンM200にて、ホールドプリントの種別を選択する。この例では、印刷せずにホールドが選択され、画像形成装置1に送信されたデータは、印刷されずにハードディスク102に蓄積される。
テキストボックスM202にて、ホールドプリントにて使用するユーザー名を入力する。そして、当該ユーザー名に対応するパスワードをパスワードボックスM204にて入力する。この入力されたユーザー名及びパスワードに基づいて、画像形成装置1においてユーザーの認証がされることとなる。
つづいて、エリアR202において、省エネ復帰設定にて、画像形成装置1が省電力モードにある場合に、印刷予定の時間までに印刷可能状態に復帰させる機能に関する設定(省エネ復帰設定情報)の登録を行う。まず、チェックボックスM210にて、省エネ復帰機能を使用するかどうかを選択する。
例えば、ここで省エネ復帰設定情報を使用しない場合は、図9で示すようにエリアR202をグレーアウトとし、他の項目を選択できないように表示しても良い。
つづいて、プルダウンM212にて、印刷可能状態に復帰させる時刻(復帰指定時刻)を選択する。図8においては15時30分と時間のみの選択となっているが、翌日以降の日付が選択できるようにしてもよい。ここで設定された復帰指定時刻は、時刻情報として画像形成装置1に送られることとなる。
このように、プリンタドライバからのホールドプリント登録時に、操作パネルより復帰指定時刻を指定することにより、復帰指定時刻までに省電力モードから印刷可能状態に復帰させておくことによって、ユーザーが画像形成装置1の前で待たされることなく印刷実行することができる。
プルダウンM214にて、印刷可能状態にて前記時刻より待機させる時間を設定する。ここでの上限値は、省エネルギー設定画面W100(図7)のラジオボタンM106にて設定された値としてもよい。
また、ここでラジオボタンM106にて、省エネルギー設定画面W100のラジオボタンM106において設定された値以上の値が、プルダウンM214にて設定された場合でも、印刷可能状態にて待機する時間は、ラジオボタンM106にて設定された値を利用する(本画面での設定値が無視される)こととしてもよい。これにより、例えばユーザーの設定する値の上限値を、管理者が定めることが可能となる。
このように、印刷可能状態にて何分間待機させるかも設定可能であり、何らかの理由で印刷要求されなかった場合は、指定時間経過後に再度スリープモードに入らせることで、省エネ性を損なわないこととなる。
次に、チェックボックスM216にて印刷可能状態への復帰をユーザーに通知するかどうかを設定する。プルダウンM218にて時間を設定するが、ここでプルダウンM218において0秒前が選択されていた場合には、復帰完了時にユーザーに通知する。図8の場合は、復帰完了の30秒前にユーザーに通知する。
このように、省電力モードからの復帰が完了したもしくは復帰が間もなく完了するということをユーザーに通知することで、適切なタイミングで画像形成装置1を操作することが可能になる。
ボタンM220のOKボタンが選択されることにより、端末装置2のハードディスク202に設定(ホールドプリント基本情報と、省エネ復帰設定情報)が記憶され、この画面を閉じる。また、ボタンM222のキャンセルボタンが選択されることにより、設定が破棄され、この画面を閉じる。
また、ボタンM224の適用ボタンが選択されることにより、設定が記憶されるが、画面は閉じられずに、他のタブに移動するなどして設定を続ける。ボタンM226のヘルプボタンを押下することにより、この機能に関するヘルプ画面が表示される。
続いて、端末装置2で作成された印刷データを、印刷ジョブとして画像形成装置1に登録する方法の一例を、図10のフローチャートを用いて説明する。図10は、端末装置2における処理について説明した図である。
まず、端末装置2において、アプリケーションから印刷画面を開き、プリンタドライバ画面W200を開く(ステップS100)。つづいて、エリアR200に、ホールドプリント基本情報を入力する(ステップS102)。
次に、省エネ復帰機能が許可されているかの判定を行う。すなわち、画像形成装置1において、現在のユーザーが許可されている場合は(ステップS104;Yes)、R202において省エネ復帰設定情報の入力を行う(ステップS106)。
他方、ステップS104において、省エネ復帰機能の使用が許可されていないと判定された場合は、図9に示すように、エリアR202をグレイアウトさせて、設定させないようにする。
ここで、省エネ復帰設定が端末装置2において設定できるか否かを確認する方法とはしては種々の方法が考えられる。例えば、ユーザー名とパスワードに基づいて、その都度画像形成装置1に問い合わせを行うこととしても良いし、予め端末装置2のハードディスク202に記憶しておいても良い。
次に、ここまでに入力した設定(ホールドプリント基本情報、省エネ復帰設定情報)をハードディスク202に記憶する(ステップS108)。そして、画像形成装置1において印刷を行いたい(ホールドプリントを行いたい)画像データと、ハードディスク202に記憶された設定とに基づき、印刷データを生成する(ステップS110)。
そして、ステップS110により生成された印刷データは、画像形成装置1に通信部208を介して送信される(ステップS112)。
なお、上述した処理においては、印刷データ送信時にプリンタドライバの設定を行うこととして説明しているが、必ず設定しなければならない訳ではない。すなわち、以前に設定した値や、初期設定として記憶されている設定値を利用しても良いことは勿論である。
ここで、画像形成装置1に送信される印刷データの一例について、図11を用いて説明する。印刷データには、ユーザー情報を含むホールドプリント基本情報と、復帰指定時刻の時刻情報を含む省エネ復帰設定情報と、印刷する画像データとを含むのものとする。
「%−12345X@PJL JOB NAME=“Meeting.doc”」(L10)は、印刷データの開始を示し、併せて印刷データのジョブ名が「Meeting.doc」であることを示している。
「@PJL SET SPOOLTIME=“Mon, 1 Mar 2009 14:09:23 +0900”」(L12)は、印刷データが作成された時間が「日本時間 2009年3月1日 14時9分23秒」であることを示している。
「@PJL SET HOLD=STORE」(L14)は、印刷データが「印刷せずにホールド」されるホールドプリントであることを示している。
「@PJL SET USERNAME=“Suzuki”」(L16)604は、印刷データのユーザー名が「Suzuki」であることを示している。
「@PJL SET IPADDRESS=“192.168.1.1”」(L18)は、印刷データを作成した端末装置のIPアドレスが「192.168.1.1」であることを示している。
「@PJL SET PASSWORD=“sjlMq89JjYot5cXE4HntHVl4=”」(L20)は、この印刷データのパスワードを示している。この例の場合は暗号化されている。
「@PJL SET WAKETIME=“Mon, 1 Mar 2009 15:30:00 +0900”」(L22)は、印刷可能状態に復帰させると指定した時刻(復帰指定時刻)が「日本時間 2009年3月1日 15時30分00秒」であることを示している。
「@PJL SET WAKEWAITTIME=10」(L24)は、印刷可能状態で待機させる時間が「10分間」であることを示している。
「@PJL SET WAKEALERTTIME=30」(L26)は、印刷可能状態への復帰完了「30秒前」にこの印刷データのユーザーに通知することを示している。
「020〜445」(L28)と続くデータは、この印刷データに含まれる画像データ(バイナリデータ)を示している。「%−12345X」(L30)は、この印刷データの終了を示している。
本実施形態においてはPJL(Printer Job Language)の形式で省エネ復帰機能の使用有無や設定値を記載しているが、他の言語にて記載してもよい。
続いて、画像形成装置1の処理について図12を用いて説明する。まず、端末装置2から印刷データを受信すると(ステップS150;Yes)、印刷データを解析する(ステップS152)。
続いて、印刷データにより、ホールドプリントを利用する(すなわち、「@PJL SET HOLD=STORE」である)場合、ユーザー認証処理を実行する(ステップS154;Yes→ステップS156)。ここで、ホールドプリントを利用しない場合は、通常の印刷処理を実行する(ステップS154;No)。
そして、印刷データを送信したユーザーが、正しく認証された場合は(ステップS158;Yes)、印刷データに基づいてジョブ管理テーブル1026を更新し、印刷ジョブとして登録する。他方、ユーザーが正しくない場合には、エラー処理を実行する(ステップS158;No)。ここで、ユーザーの認証方法としては、印刷データに含まれている「ユーザー名」及び「パスワード」に基づいて、ユーザー管理テーブル1024を参照して行うものとする。
つぎに、図13を用いて、画像形成装置1の印刷可能状態と省電力モードの状態遷移について説明する。
まず、印刷可能状態(S200)において、印刷の実行がされた場合は、矢印F200に示すように印刷実行中(S240)に遷移する。そして、印刷が完了した場合は、矢印F202に示すようにタイマーリセット(S250)を行う。ここで、更に後続の印刷ジョブがある場合は、矢印F204に示すように、再び印刷実行中(S240)に遷移し、後続の印刷ジョブがない場合は、矢印F206に示すように印刷可能状態(S200)に遷移し待機する。
印刷可能状態(S200)において、印刷が終了してから指定時間が経過した場合、矢印F208に示すように予熱モード(S210)に遷移する。しかし、スリープモードに対する設定時間が予熱モードに対する設定時間より小さい、もしくは同じ値の場合は、矢印F210に示すように、印刷可能状態(S200)から、表示部112の表示を消し消費電力を最大限節約する待機状態であるスリープモード(S220)に直接遷移する。
例として、図7の省エネルギー設定画面W100のラジオボタンM100にて「10分」、ラジオボタンM102にて「5分」が選択されている場合がそれにあたる。予熱モード(S210)において、印刷が終了してからの指定時間に達した場合は、矢印F212に示すように、スリープモード(S220)に遷移する。
スリープモード(S220)において、ユーザーが操作パネル114のボタンを操作した場合は、矢印F214に示すように、タイマーリセット(S250)を行い、矢印F216に示すように、表示部112の表示を再点灯させて、予熱モード(S210)に遷移する。
予熱モード(S210)において、操作パネル114からの印刷実行もしくは通信部110より印刷データを受信した場合は、矢印F218に示すように、タイマーリセット(S250)を行い、矢印F220に示すように、復帰処理中(S230)に遷移し、印刷部118の温度上昇や画質調整などの復帰処理を行う。
スリープモード(S220)において、通信部110より印刷データを受信した場合は、矢印F214に示すように、タイマーリセット(S250)を行い、矢印F222に示すように、復帰処理中(S230)に遷移する。復帰処理中(S230)において、復帰処理が完了した場合は、矢印F224に示すように、印刷可能状態(S200)に遷移し、矢印F200に示すように印刷実行中(S240)に遷移する。
予熱モード(S210)及びスリープモード(S220)の省エネモードから、印刷可能状態(S200)に復帰するまでの時間(印刷可能状態切換時間)は、室温等の環境や省エネモードに移行してからの時間によっても変動するが、本実施形態においては一例として印刷可能状態切換時間を3分として説明を行う。
予熱モード(S210)において、ユーザーによる復帰指定時刻の3分前(すなわち、印刷可能状態切替時間分だけ前の時刻)に達した場合は、矢印F218に示すように、タイマーリセット(S250)を行い、矢印F226に示すように、復帰処理中(S230)に遷移する。
スリープモード(S220)において、ユーザーによる復帰指定時刻の3分前に達した場合は、矢印F214に示すように、タイマーリセット(S250)を行い、矢印F228に示すように、復帰処理中(S230)に遷移する。復帰処理中(S230)において、復帰処理が完了した場合は、矢印F224に示すように、印刷可能状態(S200)に遷移する。印刷可能状態(S200)において、ユーザーによる復帰指定時刻の3分前に達した場合は、矢印F230に示すように、タイマーリセット(S250)を行う。
続いて、画像形成装置1がユーザーからの指定時刻に、省エネモードからの復帰を行う処理及びユーザーが印刷を行わなかった場合に省エネモードへの再復帰を行う処理について図14のフローチャートに基づいて説明を行う。
図13の説明と同様、予熱モード(S210)及びスリープモード(S220)の省エネモードから印刷可能状態(S200)に復帰するまでの時間(印刷可能状態切換時間)は、この例でも3分間として説明を行う。
まず、ユーザーの指定時刻の3分前(すなわち、印刷可能状態切替時間分だけ前の時刻)に達しているか否かを判定する(ステップS300)。例えば、図6における「Meeting.doc」のジョブの場合、復帰指定時刻が「15時30分」であるので、「15時27分」である。
指定時刻の3分前になると(ステップS300;Yes)、現在は省エネモードであるかの判定を行う(ステップS302)。省エネモードである場合は、省エネモードからの復帰処理を開始する(ステップS302;Yes→ステップS304)。
他方、省エネモードではない場合は、現在のタイマーの確認を行い、3分以内に省エネモードに移行するかどうかの判定を行う(ステップS302;No→ステップS306)。3分以内に省エネモードに移行する場合は(ステップS306;Yes)、省エネタイマーのリセットを行い(ステップS308)、ステップS310に移行する。また、ステップS306において、3分以内に省エネモードに移行しないと判定された場合には(ステップS306;No)、そのままステップS310に処理を移行する。
ここで、通知時刻に到達しているか否かを判定する(ステップS310)。例えば、「Meeting.doc」のジョブの場合は、完了30秒前に通知であるので、15時29分30秒である。
そして、通知時間に到達すると、ユーザーへの通知を行う(ステップS310;Yes→ステップS312)。通知の内容については後述する。
そして、復帰処理が完了し(ステップS314)、印刷可能状態となっている。例えば、「Meeting.doc」のジョブの場合は、15時30分である。
ここで、指定時刻になっても、ユーザーが印刷を行わなかった場合、すなわち待機時間が終了したか否かを判定する(ステップS316)。例えば、「Meeting.doc」のジョブの場合は、15時40分である。
つづいて、後続のジョブの確認を行い、後続ジョブの復帰指定時刻が3分以内か否かを判定する(ステップS318)。後続ジョブの開始が3分以内であった場合は(ステップS318;Yes)、省エネタイマーのリセットを行い(ステップS308)、ステップS310に処理を移行する。
他方、待機時間終了後も、次のジョブの復帰指定時刻まで3分以上開いている場合は、省エネモードに移行して待機する(ステップS320)。
なお、ステップS314の復帰処理が完了した後に、該当ジョブをユーザーが印刷実行した場合は、印刷完了時点で図13の状態遷移図の矢印F202に示すようにタイマーのリセットを行い、省エネルギー設定画面W100で指定した時間経過後に、省エネモードに移行する。
ステップS316の待機時間が終了するまでに、他の印刷ジョブが行われた場合、省エネルギー設定画面W100で指定した時間経過しても、該当印刷ジョブが印刷されていない場合は、待機時間終了までは、省エネモードに移行しないようにする。
図15は、上述した「Meeting.doc」のジョブにおいて、ユーザーに印刷可能状態への復帰を通知する通知画面W300の一例である。ユーザーへの通知方法の一例としては、ネットワークNWを介して、ジョブ管理テーブル1026に記憶されているIPアドレスの端末装置2に対して、ジョブ管理アプリケーションを用いて通知することが考えられる。また、ユーザー登録したメールアドレスにメールを送信することも考えられる。
ジョブ名M300は、印刷ジョブのジョブ名を示している。送信日時M302は、端末装置2より当該印刷ジョブを送信した時刻を示している。復帰指定時刻M304は、ユーザーが画像形成装置1からの印刷を行う予定であると指定した時刻を示している。
メッセージM306は、省エネルギーモードからの復帰状態及びユーザーへの指示事項を示している。OKボタンM308を選択すると、通知画面を消去する。また、キャンセルボタンM310を選択すると、復帰指定のキャンセルを画像形成装置1に通知する。
画像形成装置1が、本機能の動作に伴う省エネモードからの復帰処理中の場合で、後続ジョブの開始時間が近づいていない場合は、復帰を中断させて省エネモードに移行する。既に復帰が完了している場合も同様に後続ジョブの開始時間が近づいていない場合は、待機時間終了を待たずに省エネモードに移行する。
次に、ユーザー管理テーブル1024を更新するための画面について説明する。図16は、画像形成装置1のユーザーの登録画面W400の一例である。本画面は、画像形成装置1の表示部112に表示され、操作パネル114を用いて操作される。ここで、表示部112及び操作パネル114が一体化されたタッチパネル方式であってもよい。また、通信部110を介して、端末装置2と通信を行い、ハードディスク202からWEBアプリケーションを読み出して、ディスプレイ210に表示された、WEB設定画面により設定されるとしてもよい。
テキストボックスM400にて、ユーザー名の入力を行う。パスワードボックスM402にて、前記ユーザー名に対応するパスワードの入力を行う。ラジオボタンM404にて、作業場所から画像形成装置1までの移動距離を選択する。この選択された移動距離に応じた通知時間(秒数)が記憶されることとなる。そして、テキストボックスM406にて、メールアドレスの入力を行う。
そして、ユーザーによりボタンM408が選択されることによって、ユーザー管理テーブル1024が更新されることとなる。
図17は、画像形成装置1における管理者用のユーザー登録画面W450の一例である。ユーザー登録画面W450の設定画面に、チェックボックスM450の管理設定が追加されている。管理者は、ユーザー毎の省エネ復帰機能の使用可否が設定できるものとしている。
なお、この場合ユーザー登録データより通知時間を算出しているが、図7のように印刷ジョブ毎に、ユーザーが個別に設定できるとしてもよい。
このように、本実施形態によれば、プリンタドライバからの印刷ジョブ(ホールドプリント)登録時に、操作パネルより印刷要求予定の時間を入力して、印刷要求予定の時間までに省電力モードから印刷可能状態に復帰させておくことによって、ユーザーが画像形成装置の前で待たされることなく印刷実行することができる。
さらに、印刷可能状態にて何分間待機させるかも設定可能であり、何らかの理由で印刷要求されなかった場合は、指定時間経過後に再度スリープモードに入らせることで、省エネ性を損なわないこととなる。
さらに、省電力モードからの復帰が完了したもしくは復帰が間もなく完了するということをユーザーに通知することで、適切なタイミングで画像形成装置を操作することが可能になる。
さらに、ユーザーが画像形成装置のところまで行って認証印刷機能を使用して印刷する場合に、画像形成装置を省エネモードから印刷可能な状態にしておくことができるので、ユーザーが、画像形成装置が印刷可能な状態になるまで待つ必要がなく、ユーザーの利便性を向上できる。
さらに、プリンタドライバ(端末装置)にて時刻情報の指示のために、後から又は別途、操作する必要がなく、時刻情報の指定の煩わしさが低減する。
さらに、待機時間を指定することにより、一定時間経過後に省電力モードに復帰させることで、省エネ性を損なわない。
さらに、認証機能を利用することにより、一部のユーザーには許可するが、一部のユーザーの使用は拒否することが可能なので、画像形成装置1を長く省エネモードとすることができる。
さらに、ユーザーが忘れていたり、別の用事ができたりして、画像形成装置1の操作がなされない場合であっても、待機時間を指定することにより自動的に省エネモードに移行するので、画像形成装置が無駄に印刷可能状態で保持されることがなく、画像形成装置の省エネと、ユーザーの利便性とを両立できる。
また、復帰完了をユーザーと画像形成装置との距離や、ユーザーが業務のタイムスケジュール等を考慮して設定することにより、融通を利かせて印刷タイミングを知ることができ、ユーザーの利便性が高まる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
また、上述した実施形態では、端末装置2から印刷ジョブに画像データと時刻情報等の各種情報を含めて送って、その印刷ジョブを印刷するために画像形成装置を省電力状態から印刷可能状態に切換えているが、時刻情報等を別に送信しても良い。また、端末装置は、画像形成装置との接続はネットワークによる双方向通信であるが、これに限らず、無線通信であっても良く、また、携帯型の通信端末から画像形成装置への無線等での一方向通信であってもかまわない。
また、上述した実施形態においては、印刷可能状態切換時間を所定の時間として3分として説明したが、CPU100によりその都度算出されても良いし、ユーザーや管理者が任意に設定するものとしてもよい。
1 画像形成装置
100 CPU
102 ハードディスク
104 ROM
106 フラッシュメモリ
108 RAM
110 通信部
112 表示部
114 操作パネル
116 ジョブ管理部
118 印刷部
2 端末装置
200 CPU
202 ハードディスク
204 ROM
206 RAM
208 通信部
210 ディスプレイ
212 キーボード・マウス
5 印刷システム

Claims (8)

  1. 画像形成装置の消費電力を低減する省電力状態と、印刷可能な印刷可能状態とを切り換える切換手段と、
    端末装置から時刻情報を含む印刷データを受信する受信手段と、
    前記印刷データを印刷ジョブとして登録する登録手段と、
    前記登録手段により登録された印刷ジョブを、順次印刷する印刷手段と、
    前記印刷データに含まれる時刻情報に基づいて、前記省電力状態から前記印刷可能状態へと前記切換手段を動作させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記省電力状態から印刷可能状態に切り替わる印刷可能状態切換時間を予め記憶しており、
    前記制御手段は、前記時刻情報により指定された時刻から、前記印刷可能状態切換時間の前に、前記省電力状態から前記印刷可能状態へと前記切換手段を動作させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記端末装置を利用するユーザーの認証を行う認証手段を更に有し、
    前記印刷手段は、前記認証手段により、ユーザー認証が正しく行われた場合にのみ、前記印刷ジョブを印刷することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷データには、待機時間が含まれており、
    前記制御手段は、前記印刷可能状態のままで、前記印刷データに含まれる待機時間が経過した場合には、前記印刷可能状態から前記省電力状態へと前記切換手段を動作させる制御を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記切換手段により、前記省電力状態から前記印刷可能状態へと切り換えた場合に、前記端末装置に報知する報知手段を更に備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記報知手段は、前記省電力状態から前記印刷可能状態へと切り換える予め設定された通知時間前に、前記端末装置に報知することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記通知時間は、前記印刷データに含まれていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 画像形成装置と、端末装置とが接続された印刷システムであって、
    前記端末装置は、
    時刻情報を設定する時刻情報設定手段と、
    前記時刻情報を含めた印刷データを送信する送信手段と、
    を備え、
    前記画像形成装置は、
    前記画像形成装置の消費電力を低減する省電力状態と、印刷可能な印刷可能状態とを切り換える切換手段と、
    前記端末装置から時刻情報を含む印刷データを受信する受信手段と、
    前記印刷データを印刷ジョブとして登録する登録手段と、
    前記登録手段により登録された印刷ジョブを、順次印刷する印刷手段と、
    前記印刷データに含まれる時刻情報に基づいて、前記省電力状態から前記印刷可能状態へと前記切換手段を動作させる制御手段と、
    を備えることを特徴とする印刷システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013039770A (ja) * 2011-08-18 2013-02-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びその作動方法
JP2017047614A (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 キヤノン株式会社 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム。
US9813584B2 (en) 2014-11-28 2017-11-07 Kyocera Document Solutions Inc. Image processing apparatus capable of performing image processing immediately after starting to be supplied with an external voltage

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