JP2010273592A - 熱処理方法、熱処理装置、連続式熱処理システム、及び被処理物載置台 - Google Patents
熱処理方法、熱処理装置、連続式熱処理システム、及び被処理物載置台 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】熱処理方法は、加熱又は冷却調温気体により、被処理物21を熱処理する方法であり、
水平設置型又は水平移動型載置台を用い;載置台が、被処理物を保持するが調温気体を通過可能な載置台通風孔12を有する通風載置台11か、被処理物収納箱を挿入して保持可能な挿入保持孔を有する保持載置台であり;保持載置台の挿入保持孔が、収納箱を挿入保持した状態で調温気体を通過可能であり、及び/又は、収納箱が、被処理物を保持するが調温気体を通過可能な収納箱通風孔を有しており;及び通風載置台に被処理物を載せた状態で、又は保持載置台に、被処理物を収納した収納箱を挿入保持孔に担持した状態で、載置台の上方から下方又は下方から上方に調温気体を通過させる。
【選択図】図1
Description
本発明においては、熱処理の対象となる被処理物を載置するトレイの底板や、被処理物を収納する箱の底板に通風貫通孔を設け、被処理物載置面に対して垂直方向(上下方向又はその逆方向)に、所定温度に加熱又は冷却された調温気体(冷却気体又は加熱気体)を通過させることにより、熱処理速度を速くし、熱処理物の品質を向上させることができる。
本発明は、こうした知見に基づくものである。
気体調温室にて所定温度に加熱又は冷却された調温気体によって、被処理物を熱処理する方法であって、
(1)水平方向に設置されているか又は水平方向に移動することのできる載置台を用いること、
(2)前記載置台が、
(a)前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる載置台通風孔を有する通風載置台であるか、あるいは、
(b)前記被処理物を収納することのできる被処理物収納箱を挿入して保持することのできる挿入保持孔を有する保持載置台であること、
(3)(a)前記保持載置台の前記挿入保持孔が、前記被処理物収納箱を挿入して保持した状態で前記調温気体を通過させることができること、及び/又は、
(b)前記被処理物収納箱が、前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる収納箱通風孔を有していること、及び
(4)(a)前記通風載置台に前記被処理物を載せた状態で、あるいは、(b)前記保持載置台に、前記被処理物を収納した前記被処理物収納箱を挿入保持孔に担持した状態で、前記載置台の上方から下方に向けて、あるいは下方から上方に向けて、前記調温気体を通過させること
を特徴とする、前記熱処理方法に関する。
載置用トレイに載せた被処理物を収容する熱処理室と、所定温度に加熱又は冷却された調温気体を前記熱処理室に供給する気体調温室とを含む熱処理装置であって、
(1)水平方向に設置されているか又は水平方向に移動することのできる載置台を備えること、
(2)前記載置台が、
(a)前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる載置台通風孔を有する通風載置台であるか、あるいは、
(b)前記被処理物を収納することのできる被処理物収納箱を挿入して保持することのできる挿入保持孔を有する保持載置台であること、
(3)(a)前記保持載置台の前記挿入保持孔が、前記被処理物収納箱を挿入して保持した状態で前記調温気体を通過させることができること、及び/又は、
(b)前記被処理物収納箱が、前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる収納箱通風孔を有していること、及び
(4)(a)前記通風載置台に前記被処理物を載せた状態で、あるいは、(b)前記保持載置台に、前記被処理物を収納した前記被処理物収納箱を挿入保持孔に担持した状態で、前記載置台の上方から下方に向けて、あるいは下方から上方に向けて、前記調温気体を通過させる手段を含むこと
を特徴とする、前記熱処理装置にも関する。
しかも、前記上方傾斜遮蔽板の気体流案内方向と下方傾斜遮蔽板の気体流案内方向とが相互に平行である。
移動可能な熱処理コンテナと、その熱処理コンテナを通過させて熱処理行う熱処理トンネルとを含む連続式熱処理システムであって、
(A)前記熱処理トンネルが、気体調温室にて所定温度に加熱又は冷却された調温気体を前記熱処理コンテナに供給する手段を備えること、並びに、
(B)(1)前記熱処理コンテナが、水平方向に設置されている載置台を含み、
(2)前記載置台が、
(a)前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる載置台通風孔を有する通風載置台であるか、あるいは、
(b)前記被処理物を収納することのできる被処理物収納箱を挿入して保持することのできる挿入保持孔を有する保持載置台であること、
(3)(a)前記保持載置台の前記挿入保持孔が、前記被処理物収納箱を挿入して保持した状態で前記調温気体を通過させることができること、及び/又は、
(b)前記被処理物収納箱が、前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる収納箱通風孔を有していること、及び
(4)(a)前記通風載置台に前記被処理物を載せた状態で、あるいは、(b)前記保持載置台に、前記被処理物を収納した前記被処理物収納箱を挿入保持孔に担持した状態で、前記載置台の上方から下方に向けて、あるいは下方から上方に向けて、前記調温気体を通過させる手段を含むこと
を特徴とする、前記連続式熱処理システムにも関する。
水平方向に移動することのできる載置台を通過させて熱処理行う熱処理トンネルを含む連続式熱処理システムであって、
(1)前記熱処理トンネルが、気体調温室にて所定温度に加熱又は冷却された調温気体を供給する手段を備えること、
(2)前記載置台が、
(a)前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる載置台通風孔を有する通風載置台であるか、あるいは、
(b)前記被処理物を収納することのできる被処理物収納箱を挿入して保持することのできる挿入保持孔を有する保持載置台であること、
(3)(a)前記保持載置台の前記挿入保持孔が、前記被処理物収納箱を挿入して保持した状態で前記調温気体を通過させることができること、及び/又は、
(b)前記被処理物収納箱が、前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる収納箱通風孔を有していること、及び
(4)(a)前記通風載置台に前記被処理物を載せた状態で、あるいは、(b)前記保持載置台に、前記被処理物を収納した前記被処理物収納箱を挿入保持孔に担持した状態で、前記載置台の上方から下方に向けて、あるいは下方から上方に向けて、前記調温気体を通過させる手段を含むこと
を特徴とする、前記連続式熱処理システムにも関する。
気体調温室にて所定温度に加熱又は冷却された調温気体によって熱処理される被処理物を載置することができ、水平方向に設置することのできる載置台であって、
(1)前記載置台が、
(a)前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる載置台通風孔を有する通風載置台であるか、あるいは、
(b)前記被処理物を収納することのできる被処理物収納箱を挿入して保持することのできる挿入保持孔を有する保持載置台であること、
(2)(a)前記保持載置台の前記挿入保持孔が、前記被処理物収納箱を挿入して保持した状態で前記調温気体を通過させることができること、及び/又は、
(b)前記被処理物収納箱が、前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる収納箱通風孔を有していること、及び
(3)(a)前記通風載置台に前記被処理物を載せた状態で、あるいは、(b)前記保持載置台に、前記被処理物を収納した前記被処理物収納箱を挿入保持孔に担持した状態で、前記載置台の上方から下方に向けて、あるいは下方から上方に向けて、前記調温気体を通過させることができること
を特徴とする、前記載置台にも関する。
気体調温室にて所定温度に加熱又は冷却された調温気体によって熱処理される被処理物を載置することができ、水平方向に移動することのできる載置台であって、
(1)前記載置台が、
(a)前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる載置台通風孔を有する通風載置台であるか、あるいは、
(b)前記被処理物を収納することのできる被処理物収納箱を挿入して保持することのできる挿入保持孔を有する保持載置台であること、
(2)(a)前記保持載置台の前記挿入保持孔が、前記被処理物収納箱を挿入して保持した状態で前記調温気体を通過させることができること、及び/又は、
(b)前記被処理物収納箱が、前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる収納箱通風孔を有していること、及び
(3)(a)前記通風載置台に前記被処理物を載せた状態で、あるいは、(b)前記保持載置台に、前記被処理物を収納した前記被処理物収納箱を挿入保持孔に担持した状態で、前記載置台の上方から下方に向けて、あるいは下方から上方に向けて、前記調温気体を通過させることができること
を特徴とする、前記載置台にも関する。
ここで、「冷凍温度帯」とは、被処理物を凍結させる温度領域、すなわち、0℃以下の温度領域を意味する。具体的には、氷結点(食品類中ではじめて氷結晶が生じる温度)以下の凍結状態を含み、当然、−18℃以下の凍結状態も含む。また、「非冷凍温度帯」とは、被処理物を凍結させない温度領域、すなわち、0℃より高い温度領域を意味し、例えば、常温温度帯、及び冷蔵温度帯が含まれる。なお、「冷凍温度帯」への「冷却」を単に「冷凍」と称することがあり、本明細書の以下の説明においては、簡便化の目的で「非冷凍温度帯への冷却」を、単に「非冷凍冷却」と称することがある。
また、加熱処理には、殺菌加熱処理や調理加熱処理が含まれる。
最初に、本発明による上下・下上流方式の原理を、水平設置型載置台の代表例である載置用トレイを示す図1及び図2(本発明の通風載置台)並びに図51及び図52(従来技術の載置用トレイ)の模式的説明図に沿って説明する。図1及び図2並びに図51及び図52では、説明の便宜のために3つの被処理物21,82のみを示すが、実際の適用例では、多数の被処理物21,82が同じトレイ上に相互に間隔を隔てて併置される。以下、本明細書に添付の各図面においては、被処理物を1つ〜3つ程度までしか図示していないが、これも説明の便宜のためであり、実際の適用例では、多数の被処理物が同じトレイ上に相互に間隔を隔てて併置される。なお、調温気体としては、一般的には、調温空気を使用する。
前記の図1〜図5に示すトレイは、水平設置型載置台としても、水平移動型載置台としても利用することができる。
本発明では、被処理物が特定形状のケースに充填されているケース充填型被処理物である場合、その特定形状のケース充填型被処理物を載置可能に形成した通風載置台を用いることができる。特定形状のケース充填型被処理物の代表例は、載置台に設けた載置台通風孔に被処理物それ自体を挿入して懸架状態で保持させることのできる形状であり、具体的には、ケース入り加工食品(例えば、茶碗蒸し又は豆腐)やケース入り菓子(例えば、プリン、水羊羹、又はゼリー)である。このような場合、ケース充填茶碗蒸しやケース充填プリンなどのケース上部にフランジを設け、そのフランジ縁部によって、ケース充填茶碗蒸しやケース充填プリンを載置台に懸架状態で保持することができる。
なお、図5及び図6に示す広開口トレイ71は、広開口部72の周縁部に、後述する図29及び図30に示す補強用環状突起175のように、補強用環状突起を設けることによって強度を補強することができる。
前記のように、通風載置台に設けた載置台通風孔に直接に挿入して保持させることのできる特定形状のケース充填型被処理物を熱処理する態様は、水平設置型載置台を用いる態様に適用することもできるが、特に、水平移動型載置台を用いる態様に好適に適用することができる。
前記の図6、又は図9〜図11に示す広開口トレイも、水平設置型載置台又は水平移動型載置台であることができる。
本発明を実施する場合は、金属製粒状体、特に高熱伝導度及び高熱容量を有する金属製粒状体(金属製球状体)を、前記の通風載置台上の前記被処理物の周囲に、あるいは後述する保持載置台と組合せて使用する被処理物収納箱内の被処理物の周囲に充填することができる。この場合も、前記通風載置台又は保持載置台は、いずれも、水平設置型でも水平移動型でもよい。
なお、被処理物が果物や加工食品のように比較的大きな場合は、金属製粒状体の粒径は被処理物よりも小さくなるが、例えば、コショウ粒のような小型の被処理物の場合には、金属製粒状体の粒径を被処理物よりも大きくするのが一般的である。
本発明は、前記金属製粒状体(具体的には、金属製球状体)に替えて、あるいは前記金属製粒状体と併用して、金属製柱状小片を用いることもできる。
金属製柱状小片としては、特に高熱伝導度及び高熱容量を有する金属製柱状小片を用いる。ここで、柱状とは、円柱状、楕円柱状、又は角柱状(すなわち、三角柱状ないし多角柱状、例えば六角柱状)を意味する。
図17は、本発明で用いることのできる円柱状小片131の斜視図であり、図17(a)は、幅(w)に対して高さ(h)が短い扁平型円柱状小片131Aを示し、図17(b)は、幅(w)に対して高さ(h)が長い細長型円柱状小片131Bを示す。図18は、本発明で用いることのできる六角柱状小片132の斜視図であり、図18(a)は、幅(w)に対して高さ(h)が短い扁平型六角柱状小片132Aを示し、図18(b)は、幅(w)に対して高さ(h)が長い細長型六角柱状小片132Bを示す。図17及び図18に示すように、底面(又は上面)の最大長に相当する幅(w)と、軸方向の長さに相当する高さ(h)の比率は特に限定されず、種々の比率の柱状小片を用いることができる。
なお、被処理物が果物や加工食品のように比較的大きな場合は、金属製柱状小片の寸法は被処理物よりも小さくなるが、例えば、コショウ粒のような小型の被処理物の場合には、金属製柱状小片の寸法を被処理物よりも大きくするのが一般的である。
すなわち、これらの金属製柱状小片(又はその組合せ)は、載置台(例えば、トレイ)に充填された際に、上下・下上流調温気体を円滑に通過させる通風性を有することが要求されると共に、調温気体から冷却又は加熱エネルギーを有効に捕捉して蓄熱することが好ましい。
すなわち、これらの金属製柱状小片(又はその組合せ)は、載置台(例えば、トレイ)に充填された際に、上下・下上流調温気体を円滑に通過させる通風性を有することが要求されると共に、調温気体から冷却又は加熱エネルギーを有効に捕捉して蓄熱することが好ましい。
本発明は、前記金属製粒状体(具体的には、金属製球状体)及び/又は前記金属製柱状小片と併用して、金属製スペーサーを用いることもできる。
金属製スペーサーは、調温気体から熱エネルギーを受け取った前記金属製粒状体(具体的には、金属製球状体)及び/又は前記金属製柱状小片と被処理物との間に介在し、調温気体から被処理物へ熱エネルギーを伝熱する機能を有する。特に形状も限定されず、通気性を有する必要もなく、小片体である必要もない。すなわち、金属製スペーサーは、相互に密着すると共に、前記被処理物と直接に接触するか、あるいは前記被処理物を包装している包装体の外側表面に直接に接触し、調温気体からの熱エネルギーを被処理物に熱伝達する作用を有するものである。具体的には、長尺金属棒(円棒や角棒)、金属製板状体(方形板やディスク)、任意の形状の金属塊や金属繊維綿状体、更には、前記金属繊維綿状体を金属箔で包んだ金属クッションを挙げることができる。
なお、金属製スペーサーを、前記金属製粒状体(具体的には、金属製球状体)及び/又は前記金属製柱状小片に替えて用いることもでき、この場合には、通気性を有する金属製スペーサーを使用する。通気性を有する金属製スペーサーとしては、例えば、通風貫通孔又は通風溝を有する長尺金属棒や、後述する図41に示すコルゲートスペーサーを挙げることができる。
本発明は、挿入保持孔を有する保持載置台と、被処理物収納箱との組合せによって実施することもできる。
保持載置台を用いる態様の基本原理を図29〜図32に示す。
図29は、保持載置台171の平面図であり、図30はそのB−B線断面図である。図29及び図30に示す保持載置台171は、保持プレート174に多数の挿入保持孔172を有し、挿入保持孔172にはそれぞれ補強用環状突起175を設けることによって強度を補強することができる。補強用環状突起175は、保持載置台171の製造時に、挿入保持孔172の形成と一体的に形成することができる。前記保持載置台171は高い熱伝導性を有する金属製であるか、あるいは低熱伝導性材料製(例えば、プラスティック製)であることができる。
前記の保持載置台と被処理物収納箱との組合せを用いる態様は、水平設置型載置台を用いる態様に適用することができると共に、特には、水平移動型載置台を用いる態様に好適に適用することができる
次に、被処理物収納箱を利用する種々の態様について説明する。
底面部に収納箱通風孔を有している収納箱を用いる場合は、収納箱の内部を調温気体が通過するので、収納箱の内部に被処理物のみを収納してもよいが、収納箱の内部の被処理物の周囲に前記金属製粒状体(具体的には、金属製球状体)及び/又は前記金属製柱状小片を充填して併用することができる。更に、金属製スペーサーも併用することができる。具体的な併用方法は、前記図12〜図28に沿って説明した方法と同様である。
保持載置台171の挿入保持孔172に、収納箱173を装着した状態を図35(模式的断面図)及び図36(図35のC−C線断面図)に示す。収納箱173は、内部に被処理物21の収納部を有する金属製ケースであり、円筒状側面173Cと底面173Dは閉鎖されており、通気孔を有していない。この収納箱173を用いる場合には、収納部の内側底面の中央部に金属繊維綿状体141を敷いた後、その上から被処理物21を装入し、被処理物21の周囲を金属繊維綿状体141で包囲し、更に、その金属繊維綿状体141と、収納箱173の円筒状側面173Cの内壁との間に、円棒142を隙間なく詰め込む。続いて、円棒142の上面と、金属繊維綿状体141の上面と、被処理物21の上面の全体に、更に金属繊維綿状体141を敷き詰め、その上から、金属製補助プレートとしての金属製ディスク143を載せる。これらの金属製スペーサー間に、前記金属製粒状体及び/又は金属製柱状小片を併用することもできる。
通風性を有する金属スペーサーとして、図41に示すコルゲートスペーサー177を用いることができる。コルゲートスペーサー177は、金属プレートが波形に折り曲げられているため、軽量で、使用時の変形性に関してフレキシビリティーを有するにもかかわらず強度が高く、被処理物との接触効率も高い。また、通気性にも優れている。従って、本発明では、通風載置台において被処理物の周囲に1回ないし複数回巻きつけて、あるいは、保持載置台の被処理物収納箱(底面に収納箱通風孔を有している被処理物収納箱)において、被処理物の周囲に1回ないし複数回巻きつけて、スペーサーとして用いるができる。
また、被処理物収納箱の側壁部の外側表面に、着脱自在に1回ないし複数回巻きつけて、調温気体との接触増加用突起物の替りに用いることもできる。更に、被処理物収納箱の側壁部それ自体を、コルゲート型側壁部とすることにより、被処理物収納箱の側壁部に伸縮性を付与することもできる。
本発明による上下・下上流方式は、上方・下方傾斜板方式と組合せて実施することができる。上方・下方傾斜板方式は、水平設置型載置台を用いる場合に適用するのが好ましい。すなわち、上下・下上流方式では、前記被処理物を処理する熱処理室において、前記水平設置型載置台(例えば、載置用トレイ)の上方に、前記水平設置型載置台の被処理物載置面に対して傾斜する方向に気体流を案内する上方傾斜遮蔽板を設けると共に、前記水平設置型載置台(例えば、載置用トレイ)の下方に、前記載置用トレイの被処理物載置面に対して傾斜する方向に気体流を案内する下方傾斜遮蔽板を設けることができる。この場合、これらの上方傾斜遮蔽板の気体流案内方向と下方傾斜遮蔽板の気体流案内方向とを相互に平行にする。
なお、図43では、下上流調温気体を通過させる態様を示したが、逆に、上下流調温気体を通過させることもできる。
(1)水平設置型載置台の連続法システム
本発明においては、水平設置型載置台を用いる態様を、バッチ法又は連続法によって実施することもできる。上下・下上流方式と傾斜板方式との組合せ態様によるバッチ法は、例えば、図43に示す装置を用いて実施することができる。傾斜板方式を用いない上下・下上流方式も、図43に示す装置を変形して実施することができる。
熱処理システム60は、装入ゾーン61A、熱処理ゾーン61C、及び取出ゾーン61Eを含み、装入ゾーン61Aと熱処理ゾーン61Cとの間に予備ゾーン61Bを設けることができ、熱処理ゾーン61Cと取出ゾーン61Eとの間に緩衝ゾーン61Dを設けることができる。
なお、底面壁91Bに移動用車輪95を設ける代わりに、天井壁91Tの外側に懸架型移動用車輪を設けて熱処理トンネル62などの天井壁から熱処理コンテナ90を懸架状態で移動させることもできる。あるいは、右側面壁91R及び/又は左側面壁91Lの外部表面にスライド型移動用車輪を設け、熱処理トンネル62などの内側側面に設けた案内レールに沿って移動させることもできる。
本発明においては、水平移動型載置台(例えば、ベルトコンベア型載置台)を用いる態様を連続法によって実施することもできる。
この連続法システムでは、熱処理を行う熱処理トンネルに水平移動型載置台を通過させる。前記熱処理トンネルは、気体調温室にて所定温度に加熱又は冷却された調温気体を供給する手段を備える。水平移動型載置台は、通風載置台であるか、あるいは、保持載置台であることができる。
本発明は、任意の被処理物に適用することができる。冷却処理の対象としては、例えば、各種の食品(例えば、加工食品、又は生鮮食品)、植物(特に、観賞用植物の全体又はその一部分)、飼料、又は人若しくは動物の死体を挙げることができる。
また、加熱処理の対象としては、比較的低温の加熱殺菌を必要とする任意の対象を挙げることができ、例えば、各種の食品(例えば、加工食品)、コショウ粒や銀杏などの食用実(種)又はナッツ類に好適に適用することができる。
更に、例えば、魚類のように、被処理物をそのまま金属製粒状体、金属製筒状小片、あるいは金属製スペーサーと接触させると、エラから金属製粒状体、金属製筒状小片、あるいは金属製スペーサーが混入する可能性があるので、薄フィルム(プラスチック、紙、布、金属箔など)で包装してから接触させるのが好ましい。このような一時的包装体も、本発明の包装体に含まれる。
例えば、茶碗蒸し(プラスチック製容器詰め及びプラスチックフィルムカバーを付けた状態)は、従来法で冷凍すると卵が変質し、巣が形成されるのに対し、本発明によれば、卵の変質も起きず、巣の形成も観察されない。また、本発明により、食品の加熱殺菌処理を、コショウ粒について実施したところ、コショウ粒では、風味の変化も認められなかった。
また、被処理物の品質に影響を与えない比較的低温の加熱殺菌に利用することができる。更に、食品の加熱調理にも適用可能である。
15・・・カゴ型トレイ;15T・・・底板;16・・・係止桟;
17・・・カゴ型トレイ;17T・・・半球状底板;
18カゴ型トレイ;18T・・・凸状底板;21・・・被処理物;
21A・・・ケース充填型被処理物;
22A・・・大口径金属製粒状体充填領域;
22B・・・小口径金属製粒状体充填領域;
23・・・金属製粒状体;23S・・・小口径金属製粒状体;
23L・・・大口径金属製粒状体;24・・・;分離筒状体;
25・・・分離用内側バスケット;25T・・・底面;
26・・・分離用貫通孔;27・・・把持部;
31・・・隔離用内側バスケット;31T・・・隔離用内側バスケットの底板;
32・・・隔離用通風孔;33・・・把持部;34・・・接合部;
35・・・隔離用内側バスケットの内側収容部;41・・・熱処理室;
42・・・載置用トレイ;43・・・天井;
44・・・上方傾斜遮蔽板;44A・・・非通風性案内表面;
45・・・床;46・・・下方傾斜遮蔽板;46A・・・非通風性案内表面;
47・・・取入口;48・・・排出口;50・・・熱処理装置;
50A・・・熱処理室;50B・・・気体調温室;
51・・・第1トレイ;52・・・第2トレイ;
53・・・第3トレイ;54・・・第4トレイ;
51A・・・第1上方傾斜遮蔽板;52A・・・第2上方傾斜遮蔽板;
53A・・・第3上方傾斜遮蔽板;54A・・・第4上方傾斜遮蔽板;
51B・・・第1下方傾斜遮蔽板;52B・・・第2下方傾斜遮蔽板;
53B・・・第3下方傾斜遮蔽板;54B・・・第4下方傾斜遮蔽板;
55・・・熱交換器;55・・・熱交換器;55A・・・熱交換器用ファン;
56・・・調温気体供給ダクト;56A,56B・・・送気用ファン;
57・・・排出ダクト;58・・・吸気用ファン;
60・・・熱処理システム;61A・・・装入ゾーン;
61B・・・予備ゾーン;61C・・・熱処理ゾーン;
61D・・・緩衝ゾーン61D;61E・・・取出ゾーン;
62・・・熱処理トンネル;62E・・・恒温室;
64・・・入口;64A・・・装入口ドア;65・・・出口;
65A・・・排出口ドア;66A・・・シール用固定突起;
66B・・・シール用固定突起;
67B,67C1,67C2,67C3,67D・・・気体調温室;
68・・・熱交換器;69a,69b,69c・・・送気用ファン;
71,71A・・・広開口トレイ;72,72A・・・広開口部;
73・・・ケース充填茶碗蒸し;73A・・・茶碗蒸しケース上面フランジ;
73B・・・通風用突出片;73C・・・茶碗蒸しケース側壁部;
73D・・・茶碗蒸しケース底面部;74・・・調温気体案内筒;
74A・・・調温気体案内筒の保持用フランジ;
75・・・調温気体案内筒の円筒状側壁;
75A・・・下方向に徐々に広がる円筒状側壁;
76・・・被処理物;90・・・熱処理コンテナ;
90c1,90c2,90c3・・・処理位置;
91・・・断熱壁;91T・・・天井壁;91B・・・底面壁;
91R・・・右側面壁;91L・・・左側面壁;91F・・・前方壁;
91P・・・後方壁;92・・・熱処理室;
93,93a,93b,93c・・・取入窓;
94,94a,94b,94c・・・排出窓;
95・・・移動用車輪;95A・・・案内軌道;
96,97・・・断熱シール部;97A・・・断熱壁;
110・・・ベルトコンベア型熱処理システム;
110A・・・装入ゾーン;110B・・・熱処理ゾーン;
110C・・・回収ゾーン;111・・・断熱ハウジング;
112,112A,112B・・・ベルトコンベア;
113A,113B・・・断熱カーテン;114・・・供給手段;
115・・・被処理物収納箱;116・・・回収手段;
117・・・L字型シール部材;118・・・気密フード;
119・・・気密フード内の空間;123・・・金属製柱状小片;
123S・・・小型金属製柱状小片;123L・・・大型金属製柱状小片;
131・・・円柱状小片;132・・・六角柱状小片;
133・・・有孔円柱状小片;133a,133b・・・通風貫通孔;
134・・・有孔六角柱状小片;134a,134b・・・通風貫通孔;
135・・・溝付円柱状小片;135a,135b・・・通風溝;
136・・・溝付六角柱状小片;136a,136b・・・通風溝;
137・・・溝付円柱状棒状体;138・・・有孔六角柱状棒状体;
141・・・金属クッション;142・・・円棒;
143・・・金属製ディスク;144・・・金属製板状体;
171・・・保持載置台;172・・・挿入保持孔;
173・・・被処理物収納箱;173A・・・上面フランジ;
173B・・・通風用突出片;173C・・・側壁部;
173D・・・底面部;173E・・・収納箱通風孔;
174・・・保持プレート;175・・・補強用環状突起;
176・・・金属製隔膜;177・・・コルゲートスペーサー;
178・・・帯状突起;181・・・調温気体案内型収納箱;
182・・・外側壁部;182A・・・外側壁部の上部フランジ;
182B・・・外側壁部の側壁部;182C・・・外側壁部の底部開口部;
183・・・内側壁部;183A・・・内側壁部の上部フランジ;
183B・・・内側壁部の側壁部;183C・・・内側壁部の底部開口部;
184・・・フランジ部連結部;185・・・側壁部連結部。
Claims (6)
- 気体調温室にて所定温度に加熱又は冷却された調温気体によって、被処理物を熱処理する方法であって、
(1)水平方向に設置されているか又は水平方向に移動することのできる載置台を用いること、
(2)前記載置台が、
(a)前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる載置台通風孔を有する通風載置台であるか、あるいは、
(b)前記被処理物を収納することのできる被処理物収納箱を挿入して保持することのできる挿入保持孔を有する保持載置台であること、
(3)(a)前記保持載置台の前記挿入保持孔が、前記被処理物収納箱を挿入して保持した状態で前記調温気体を通過させることができること、及び/又は、
(b)前記被処理物収納箱が、前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる収納箱通風孔を有していること、及び
(4)(a)前記通風載置台に前記被処理物を載せた状態で、あるいは、(b)前記保持載置台に、前記被処理物を収納した前記被処理物収納箱を挿入保持孔に担持した状態で、前記載置台の上方から下方に向けて、あるいは下方から上方に向けて、前記調温気体を通過させること
を特徴とする、前記熱処理方法。 - 載置用トレイに載せた被処理物を収容する熱処理室と、所定温度に加熱又は冷却された調温気体を前記熱処理室に供給する気体調温室とを含む熱処理装置であって、
(1)水平方向に設置されているか又は水平方向に移動することのできる載置台を備えること、
(2)前記載置台が、
(a)前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる載置台通風孔を有する通風載置台であるか、あるいは、
(b)前記被処理物を収納することのできる被処理物収納箱を挿入して保持することのできる挿入保持孔を有する保持載置台であること、
(3)(a)前記保持載置台の前記挿入保持孔が、前記被処理物収納箱を挿入して保持した状態で前記調温気体を通過させることができること、及び/又は、
(b)前記被処理物収納箱が、前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる収納箱通風孔を有していること、及び
(4)(a)前記通風載置台に前記被処理物を載せた状態で、あるいは、(b)前記保持載置台に、前記被処理物を収納した前記被処理物収納箱を挿入保持孔に担持した状態で、前記載置台の上方から下方に向けて、あるいは下方から上方に向けて、前記調温気体を通過させる手段を含むこと
を特徴とする、前記熱処理装置。 - 移動可能な熱処理コンテナと、その熱処理コンテナを通過させて熱処理行う熱処理トンネルとを含む連続式熱処理システムであって、
(A)前記熱処理トンネルが、気体調温室にて所定温度に加熱又は冷却された調温気体を前記熱処理コンテナに供給する手段を備えること、並びに、
(B)(1)前記熱処理コンテナが、水平方向に設置されている載置台を含み、
(2)前記載置台が、
(a)前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる載置台通風孔を有する通風載置台であるか、あるいは、
(b)前記被処理物を収納することのできる被処理物収納箱を挿入して保持することのできる挿入保持孔を有する保持載置台であること、
(3)(a)前記保持載置台の前記挿入保持孔が、前記被処理物収納箱を挿入して保持した状態で前記調温気体を通過させることができること、及び/又は、
(b)前記被処理物収納箱が、前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる収納箱通風孔を有していること、及び
(4)(a)前記通風載置台に前記被処理物を載せた状態で、あるいは、(b)前記保持載置台に、前記被処理物を収納した前記被処理物収納箱を挿入保持孔に担持した状態で、前記載置台の上方から下方に向けて、あるいは下方から上方に向けて、前記調温気体を通過させる手段を含むこと
を特徴とする、前記連続式熱処理システム。 - 水平方向に移動することのできる載置台を通過させて熱処理行う熱処理トンネルを含む連続式熱処理システムであって、
(1)前記熱処理トンネルが、気体調温室にて所定温度に加熱又は冷却された調温気体を供給する手段を備えること、
(2)前記載置台が、
(a)前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる載置台通風孔を有する通風載置台であるか、あるいは、
(b)前記被処理物を収納することのできる被処理物収納箱を挿入して保持することのできる挿入保持孔を有する保持載置台であること、
(3)(a)前記保持載置台の前記挿入保持孔が、前記被処理物収納箱を挿入して保持した状態で前記調温気体を通過させることができること、及び/又は、
(b)前記被処理物収納箱が、前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる収納箱通風孔を有していること、及び
(4)(a)前記通風載置台に前記被処理物を載せた状態で、あるいは、(b)前記保持載置台に、前記被処理物を収納した前記被処理物収納箱を挿入保持孔に担持した状態で、前記載置台の上方から下方に向けて、あるいは下方から上方に向けて、前記調温気体を通過させる手段を含むこと
を特徴とする、前記連続式熱処理システム。 - 気体調温室にて所定温度に加熱又は冷却された調温気体によって熱処理される被処理物を載置することができ、水平方向に設置することのできる載置台であって、
(1)前記載置台が、
(a)前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる載置台通風孔を有する通風載置台であるか、あるいは、
(b)前記被処理物を収納することのできる被処理物収納箱を挿入して保持することのできる挿入保持孔を有する保持載置台であること、
(2)(a)前記保持載置台の前記挿入保持孔が、前記被処理物収納箱を挿入して保持した状態で前記調温気体を通過させることができること、及び/又は、
(b)前記被処理物収納箱が、前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる収納箱通風孔を有していること、及び
(3)(a)前記通風載置台に前記被処理物を載せた状態で、あるいは、(b)前記保持載置台に、前記被処理物を収納した前記被処理物収納箱を挿入保持孔に担持した状態で、前記載置台の上方から下方に向けて、あるいは下方から上方に向けて、前記調温気体を通過させることができること
を特徴とする、前記載置台。 - 気体調温室にて所定温度に加熱又は冷却された調温気体によって熱処理される被処理物を載置することができ、水平方向に移動することのできる載置台であって、
(1)前記載置台が、
(a)前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる載置台通風孔を有する通風載置台であるか、あるいは、
(b)前記被処理物を収納することのできる被処理物収納箱を挿入して保持することのできる挿入保持孔を有する保持載置台であること、
(2)(a)前記保持載置台の前記挿入保持孔が、前記被処理物収納箱を挿入して保持した状態で前記調温気体を通過させることができること、及び/又は、
(b)前記被処理物収納箱が、前記被処理物を保持するが前記調温気体を通過させることのできる収納箱通風孔を有していること、及び
(3)(a)前記通風載置台に前記被処理物を載せた状態で、あるいは、(b)前記保持載置台に、前記被処理物を収納した前記被処理物収納箱を挿入保持孔に担持した状態で、前記載置台の上方から下方に向けて、あるいは下方から上方に向けて、前記調温気体を通過させることができること
を特徴とする、前記載置台。
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