JP2010273212A - 増幅装置及び無線基地局 - Google Patents

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Abstract

【課題】経年劣化等に起因して回路特性が変化した場合であっても理想状態で動作させることが可能な増幅装置を得る。
【解決手段】ドハティ型増幅器1Aは、入力信号S1を入力信号S2と入力信号S3とに分配する分配器8と、入力信号S2を増幅するメインアンプ4と、入力信号S1の信号レベルが所定値以上である場合に入力信号S3を増幅するピークアンプ5と、メインアンプ4から出力された出力信号S4と、ピークアンプ5から出力された出力信号S6とを合成して出力する出力部9と、出力信号S4に含まれる3次高調波成分と、出力信号S6に含まれる3次高調波成分との合成値を検出する検出部11と、合成値が所定の閾値以下となるように、メインアンプ4及びピークアンプ5の少なくとも一方を制御する制御部12Aとを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、増幅装置(特にドハティ型増幅装置)及びそれを備えた無線基地局に関する。
下記特許文献1には、RF入力信号から同相信号及び直交位相信号を生成する直交スプリッタと、同相信号を増幅するキャリア増幅器と、直交位相信号を増幅するピーク増幅器と、キャリア増幅器の出力及びピーク増幅器の出力を結合するコンバイナと、RF入力信号の電力レベルを検出する検出器と、検出器の検出信号に基づいてキャリア増幅器のゲートバイアス電圧を制御するキャリア増幅器バイアス制御回路と、検出器の検出信号に基づいてピーク増幅器のゲートバイアス電圧を制御するピーク増幅器バイアス制御回路とを備えるドハティ型増幅装置が開示されている。
キャリア増幅器バイアス制御回路及びピーク増幅器バイアス制御回路はそれぞれ、正入力及び負入力を有する演算増幅器と、負入力に接続された直列抵抗と、演算増幅器の出力と負入力とを接続する直列抵抗を有する負帰還回路とを用いて構成されている。正入力及び負入力の一方には検出器の検出信号が入力され、他方には所定の基準電圧が入力される。
特許第4210332号公報
上記特許文献1に開示されたドハティ型増幅装置によると、キャリア増幅器、ピーク増幅器、キャリア増幅器バイアス制御回路、及びピーク増幅器バイアス制御回路等の回路特性が、経年劣化等に起因して変化した場合には、ゲートバイアス電圧の制御によって企図している所望の利得調整を実現することができないという問題がある。
また、バイアス制御回路をアナログ回路によって構成するのではなく、ルックアップテーブル等を用いてソフトウェア処理によって実行する場合であっても、経年劣化等に起因する回路特性の変化を想定してルックアップテーブルを作成することは困難であるため、上記と同様の問題が生じる。
本発明はかかる問題を解決するために成されたものであり、経年劣化等に起因して回路特性が変化した場合であっても理想状態で動作させることが可能な増幅装置、及びそれを備えた無線基地局を得ることを目的とするものである。
本発明の第1の態様に係る増幅装置は、入力信号を第1の入力信号と第2の入力信号とに分配する分配手段と、前記第1の入力信号を増幅する第1の増幅手段と、前記入力信号の信号レベルが所定値以上である場合に、前記第2の入力信号を増幅する第2の増幅手段と、前記第1の増幅手段から出力された第1の出力信号と、前記第2の増幅手段から出力された第2の出力信号とを合成して出力する出力手段と、前記第1の出力信号に含まれる所定次数の第1の高調波成分と、前記第2の出力信号に含まれる前記所定次数の第2の高調波成分との合成値を検出する検出手段と、前記合成値が所定の閾値以下となるように、
前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段の少なくとも一方を制御する制御手段とを備えることを特徴とするものである。
第1の態様に係る増幅装置によれば、検出手段は、第1の出力信号に含まれる所定次数の第1の高調波成分と、第2の出力信号に含まれる所定次数の第2の高調波成分との合成値を検出する。そして、制御手段は、合成値が所定の閾値以下となるように、第1の増幅手段及び第2の増幅手段の少なくとも一方を制御する。従って、互いに打ち消し合う位相関係にある所定次数(例えば3次)の高調波成分を第1及び第2の高調波成分として選択し、それらの合成値が所定の閾値以下となるように第1及び/又は第2の増幅手段を制御することにより、経年劣化等に起因して回路特性が変化した場合であっても、増幅装置を理想状態で動作させることが可能となる。
本発明の第2の態様に係る増幅装置は、第1の態様に係る増幅装置において特に、前記制御手段は、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段のうち制御対象である増幅手段に関して、前記合成値が前記閾値以下となるように当該増幅手段への入力信号の信号レベルを制御することを特徴とするものである。
第2の態様に係る増幅装置によれば、第1及び第2の高調波成分の合成値が閾値以下となるように第1及び/又は第2の入力信号の信号レベルを制御するという簡易かつ確実な手法によって、増幅装置を理想状態で動作させることが可能となる。
本発明の第3の態様に係る増幅装置は、第1又は第2の態様に係る増幅装置において特に、前記制御手段は、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段のうち制御対象である増幅手段に関して、前記合成値が前記閾値以下となるように当該増幅手段への入力信号の位相を制御することを特徴とするものである。
第3の態様に係る増幅装置によれば、第1及び第2の高調波成分の合成値が閾値以下となるように第1及び/又は第2の入力信号の位相を制御するという簡易かつ確実な手法によって、増幅装置を理想状態で動作させることが可能となる。
本発明の第4の態様に係る増幅装置は、第1〜第3のいずれか一つの態様に係る増幅装置において特に、前記制御手段は、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段のうち制御対象である増幅手段に関して、前記合成値が前記閾値以下となるように当該増幅手段のゲートバイアス電圧を制御することを特徴とするものである。
第4の態様に係る増幅装置によれば、第1及び第2の高調波成分の合成値が閾値以下となるように第1及び/又は第2の増幅手段のゲートバイアス電圧を制御するという簡易かつ確実な手法によって、増幅装置を理想状態で動作させることが可能となる。
本発明の第5の態様に係る増幅装置は、第1〜第4のいずれか一つの態様に係る増幅装置において特に、前記制御手段は、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段のうち制御対象である増幅手段に関して、前記合成値が前記閾値以下となるように当該増幅手段の駆動電圧を制御することを特徴とするものである。
第5の態様に係る増幅装置によれば、第1及び第2の高調波成分の合成値が閾値以下となるように第1及び/又は第2の増幅手段の駆動電圧を制御するという簡易かつ確実な手法によって、増幅装置を理想状態で動作させることが可能となる。
本発明の第6の態様に係る増幅装置は、第1〜第5のいずれか一つの態様に係る増幅装置において特に、前記制御手段は、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段のうち制
御対象である増幅手段に関して、前記合成値が前記閾値以下となるように当該増幅手段の温度を制御することを特徴とするものである。
第6の態様に係る増幅装置によれば、第1及び第2の高調波成分の合成値が閾値以下となるように第1及び/又は第2の増幅手段の温度を制御するという簡易かつ確実な手法によって、増幅装置を理想状態で動作させることが可能となる。
本発明の第7の態様に係る増幅装置は、第1〜第6のいずれか一つの態様に係る増幅装置において特に、前記閾値以下となる前記合成値が得られない場合、前記制御手段は、前記合成値が、前記検出手段によって検出された複数の前記合成値の中で最小となるように、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段の少なくとも一方を制御することを特徴とするものである。
第7の態様に係る増幅装置によれば、閾値以下となる合成値が得られない場合であっても、理想状態に最も近い状態で増幅装置を動作させることが可能となる。
本発明の第8の態様に係る無線基地局は、送信信号を生成する信号生成部と、第1〜第7のいずれか一つの態様に係る増幅装置と、前記増幅装置によって増幅された前記送信信号を送信するアンテナとを備えることを特徴とするものである。
第8の態様に係る無線基地局によれば、経年劣化等に起因して回路特性が変化した場合であっても増幅装置を理想状態で動作させることができるため、増幅装置によって適切に増幅された送信信号をアンテナから送信することが可能となる。
本発明によれば、経年劣化等に起因して回路特性が変化した場合であっても、増幅装置を理想状態で動作させることが可能となる。
無線基地局の構成を概略的に示す図である。 ドハティ型増幅器の構成を示す図である。 検出部及び制御部の構成を示す図である。 可変減衰器の制御電圧を決定するためにCPUが実行する処理の流れを示すフローチャートである。 制御電圧の決定に際して、探索点が順次更新される様子を模式的に示す図である。 ドハティ型増幅器の構成を示す図である。 ドハティ型増幅器の構成を示す図である。 ドハティ型増幅器の構成を示す図である。 ドハティ型増幅器の構成を示す図である。 ピークアンプのデバイス構造を模式的に示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、異なる図面において同一の符号を付した要素は、同一又は相応する要素を示すものとする。
図1は、無線基地局40の構成を概略的に示す図である。図1の接続関係で示すように、無線基地局40は、送信信号生成部41、増幅装置42、及びアンテナ43を備えて構成されている。送信信号生成部41は、ベースバンドの送信信号を変調するための変調器等を有して構成されており、変調後の高周波の送信信号S20を出力する。増幅装置42
は、送信信号生成部41から入力された送信信号S20を増幅することにより、送信信号S21として出力する。増幅装置42から出力された送信信号S21は、アンテナ43から無線送信される。
図2は、図1に示した増幅装置42の第1の構成例として、本実施の形態に係るドハティ型増幅器1Aの構成を示す図である。図2の接続関係で示すように、ドハティ型増幅器1Aは、入力端子2、出力端子3、メインアンプ4、ピークアンプ5、1/4波長線路6,7、分配器8、出力部9、カプラ10、検出部11、制御部12A、及び可変減衰器13Aを備えて構成されている。
入力端子2及び出力端子3は、図1に示した送信信号生成部41及びアンテナ43にそれぞれ接続されている。分配器8は、入力端子2から入力された送信信号S1(図1に示した送信信号S20に相当する)を、入力信号S2,S3に分配する。
入力信号S2は、メインアンプ4に入力される。メインアンプ4は、A級又はAB級の動作を行うようにゲートバイアス電圧が設定されており、入力信号S1の信号レベル(瞬時入力電力)に関わらず電力増幅動作を行う。メインアンプ4は、入力信号S2を増幅することにより、出力信号S4として出力する。
入力信号S3は、1/4波長線路7及び可変減衰器13Aを経由することにより、入力信号S5としてピークアンプ5に入力される。ピークアンプ5は、C級の動作を行うようにゲートバイアス電圧が設定されており、入力信号S1の信号レベルが所定値以上である場合に電力増幅動作を行う。ピークアンプ5は、入力信号S5を増幅することにより、出力信号S6として出力する。
出力部9には、出力信号S4がメインアンプ4から1/4波長線路6を経由して入力されるとともに、ピークアンプ5が動作を行っている場合には、出力信号S6がピークアンプ5から入力される。出力部9は、出力信号S4,S6を合成することにより、出力信号S7(図1に示した送信信号S21に相当する)として出力端子3から出力する。
なお、カプラ10、検出部11、制御部12A、及び可変減衰器13Aの動作については後述する。
図3は、図2に示した検出部11及び制御部12Aの構成を示す図である。図3の接続関係で示すように、検出部11は、ハイパスフィルタ20、コンデンサ21、ダイオード22、及び抵抗23を有して構成されている。また、制御部12Aは、ADコンバータ24、CPU25、及びDAコンバータ26を有して構成されている。
検出部11には、カプラ10によって取り出された出力信号S7の一部が、出力信号S8として入力される。検出部11は、出力信号S8に含まれる3次高調波成分の値(つまり、メインアンプ4から出力された出力信号S4に含まれる3次高調波成分と、ピークアンプ5から出力された出力信号S6に含まれる3次高調波成分との合成値)を検出する。ハイパスフィルタ20のカットオフ周波数、コンデンサ21の容量値、及び抵抗23の抵抗値は、検出部11によって3次高調波成分を検出できるように、各値がそれぞれ設定されている。そして、検出部11によって検出された3次高調波成分の値は、信号S9(抵抗23の両端電圧値)として検出部11から出力される。
ここで、出力信号S4に含まれる3次高調波成分と、出力信号S6に含まれる3次高調波成分とは、理想状態では互いに打ち消し合う位相関係(つまり180度の位相差)を有している。そのため、メインアンプ4とピークアンプ5とで通過位相量や利得等の動作特
性が一致している理想状態に近いほど、これら二つの3次高調波成分の合成値は小さくなる。従って、出力信号S8に含まれる3次高調波成分の値を検出部11によって検出することにより、メインアンプ4とピークアンプ5とのバランス状態を判断することができる。
なお、本実施の形態では3次高調波成分を利用する例について説明するが、互いに打ち消し合う位相関係にある高調波成分であれば、3次高調波成分以外にも例えば7次高調波成分を利用することも可能である。但し、7次高調波成分(又はそれよりも高次数の高調波成分)は信号レベルが小さくなるため、7次高調波成分よりも信号レベルの高い3次高調波成分を利用するほうが有利である。
また、本実施の形態では、出力部9によって合成された後の出力信号S8に含まれる3次高調波成分の値を検出する例について説明するが、出力部9によって合成される前の各3次高調波成分の値(つまり、1/4波長線路6の出力における3次高調波成分の値、及び、ピークアンプ5の出力における3次高調波成分の値)を別々に検出し、それらを加算することによって合成値を求めてもよい。
検出部11から出力された信号S9は、制御部12Aに入力される。制御部12Aは、検出部11によって検出された3次高調波成分の値が所定の閾値以下(又は最小)となるように、可変減衰器13Aの制御電圧を制御する。つまり、可変減衰器13Aへの入力信号S3の減衰量を可変減衰器13Aへの制御信号S10Aによって調整することにより、ピークアンプ5への入力信号S5の信号レベルを制御する。図3を参照して、ADコンバータ24は、アナログ信号である信号S9をディジタル信号に変換して、CPU25に入力する。また、DAC26は、CPU25から出力されたディジタル信号である制御信号を、アナログ信号である制御信号S10Aに変換して出力する。
なお、本実施の形態では、制御部12Aによってピークアンプ5を制御する例について説明するが、可変減衰器13Aを分配器8とメインアンプ4との間に接続することにより、メインアンプ4を制御してもよい。また、ピークアンプ5及びメインアンプ4の双方を制御してもよい。後述の図6〜9についても同様である。
図4は、可変減衰器13Aの制御電圧を決定するためにCPU25が実行する処理の流れを示すフローチャートである。また、図5は、制御電圧の決定に際して、探索点が順次更新される様子を模式的に示す図である。
まずステップP01において、制御電圧の探索範囲を設定する。つまり、可変減衰器13Aの制御電圧の探索範囲における、制御電圧の上限値XH及び下限値XLを設定する。
次にステップP02において、探索点の初期値を設定する。以下の例では、上限値XHを最初の探索点として設定する。これにより、可変減衰器13Aの制御電圧が、上限値XHに設定される。
次にステップP03において、ステップP02の設定条件における合成値を測定する。つまり、可変減衰器13Aの制御電圧を上限値XHに設定した状態で、出力信号S8に含まれる3次高調波成分の値を検出部11によって検出し、その検出結果である信号S9をCPU25が検出部11から取得する。
次にステップP04において、合成値が所定の閾値以下であるか否かを判定する。この閾値は、事前の実験又はシミュレーション等によって適切な値が予め設定されて、CPU25が参照可能なメモリ(図示しない)に記憶されている。合成値が閾値以下である場合
(つまりステップP04における判定の結果が「YES」である場合)は、次にステップP11において、制御電圧を決定する。具体的には、その合成値を取得した際の制御電圧を、可変減衰器13Aの制御電圧として決定する。
一方、合成値が閾値を超える場合(つまりステップP04における判定の結果が「NO」である場合)は、次にステップP05において、探索点を更新する。具体的には、図5の(A)を参照して、可変減衰器13Aの制御電圧を、上限値XHよりも所定の更新幅の電圧W1だけ小さい制御電圧X11に更新する。これにより、可変減衰器13Aの制御電圧が、更新後の制御電圧X11に設定される。
次にステップP06において、ステップP05の設定条件における合成値を測定する。つまり、可変減衰器13Aの制御電圧を制御電圧X11に設定した状態で、出力信号S8に含まれる3次高調波成分の値を検出部11によって検出し、その検出結果である信号S9をCPU25が検出部11から取得する。
次にステップP07において、今回取得した合成値が上記閾値以下であるか否かを判定する。合成値が閾値以下である場合(つまりステップP07における判定の結果が「YES」である場合)は、次にステップP11において、制御電圧を決定する。具体的には、その合成値を取得した際の制御電圧を、可変減衰器13Aの制御電圧として決定する。
一方、合成値が閾値を超える場合(つまりステップP07における判定の結果が「NO」である場合)は、次にステップP08において、今回取得した合成値が、前回取得した合成値よりも小さいか否かを判定する。この時点では、制御電圧X11に対応する合成値Y11は、上限値XHに対応する合成値YHよりも小さい。従って、ステップP08における判定の結果は「YES」となる。この場合、ステップP05に戻って上記と同様の処理が繰り返される。図5の(A)に示した例では、制御電圧X12に対応する合成値Y12は、制御電圧X11に対応する合成値Y11よりも小さく、また、制御電圧X13に対応する合成値Y13は、制御電圧X12に対応する合成値Y12よりも小さい。従って、可変減衰器13Aの制御電圧は、閾値以下の合成値が得られない場合には、電圧W1の更新幅で制御電圧X11→X12→X13→X14の順に更新される。
また、図5の(A)に示した例では、制御電圧X14に対応する合成値Y14は、制御電圧X13に対応する合成値Y13よりも大きい。従って、制御電圧X14まで更新されることにより、ステップP08における判定の結果は「NO」となる。
この場合、次にステップP09において、更新幅が規定回数変更されたか否かを判定する。この時点では、更新幅は一度も変更されていない。従って、ステップP09における判定の結果は「NO」となる。この場合、次にステップP10において更新幅が変更される。図5の(B)には、図5の(A)における合成値の最小値近傍領域を拡大して示している。ステップP10において、制御電圧の更新幅は、電圧W1よりも小さい電圧W2に更新される。その後、ステップP05に戻って上記と同様の処理が繰り返される。その際には、探索の始点は制御電圧X13に設定され、また、前回の探索とは逆方向(つまり電圧値が大きくなる方向)に向かって制御電圧が順に更新される。
図5の(B)に示した例では、制御電圧X21に対応する合成値Y21は、制御電圧X13に対応する合成値Y13よりも小さく、また、制御電圧X22に対応する合成値Y22は、制御電圧X21に対応する合成値Y21よりも小さく、また、制御電圧X23に対応する合成値Y23は、制御電圧X22に対応する合成値Y22よりも小さい。従って、可変減衰器13Aの制御電圧は、閾値以下の合成値が得られない場合には、電圧W2の更新幅で制御電圧X21→X22→X23→X24の順に更新される。
また、図5の(B)に示した例では、制御電圧X24に対応する合成値Y24は、制御電圧X23に対応する合成値Y23よりも大きい。従って、制御電圧X24まで更新されることにより、ステップP08における判定の結果は「NO」となる。
更新幅の変更回数が規定回数に達すると、ステップP09における判定の結果は「YES」となる。この場合、次にステップP11において、制御電圧を決定する。具体的には、これまでの探索によって取得された複数の合成値のうち、合成値が最小となった制御電圧を、可変減衰器13Aの制御電圧として決定する。図5に示した例では、制御電圧X23に対応する合成値Y23が最小である。従って、可変減衰器13Aの制御電圧は、制御電圧X23に設定されることとなる。
CPU25は、可変減衰器13Aの制御電圧を決定するための上述の処理を、内蔵のタイマを用いて定期的に実行する。あるいは、ある特定のイベントが発生する度に不定期的に実行する。あるいは、オペレータからの実行命令を受けて定期的又は不定期的に実行する。
図6は、図1に示した増幅装置42の第2の構成例として、本実施の形態に係るドハティ型増幅器1Bの構成を示す図である。図6の接続関係で示すように、ドハティ型増幅器1Bは、入力端子2、出力端子3、メインアンプ4、ピークアンプ5、1/4波長線路6,7、分配器8、出力部9、カプラ10、検出部11、制御部12B、及び可変移相器13Bを備えて構成されている。
制御部12Bは、検出部11によって検出された3次高調波成分の値が閾値以下(又は最小)となるように、可変移相器13Bの通過位相量を制御する。つまり、可変移相器13Bへの入力信号S3の位相を可変移相器13Bへの制御信号S10Bによって調整することにより、ピークアンプ5への入力信号S5の位相を制御する。可変移相器13Bの通過位相量は、図4に示したフローチャートと同様に、探索点の更新と更新幅の変更とを繰り返すことによって決定することができる。
図7は、図1に示した増幅装置42の第3の構成例として、本実施の形態に係るドハティ型増幅器1Cの構成を示す図である。図7の接続関係で示すように、ドハティ型増幅器1Cは、入力端子2、出力端子3、メインアンプ4、ピークアンプ5、1/4波長線路6,7、分配器8、出力部9、カプラ10、検出部11、制御部12C、及び可変電圧電源装置13Cを備えて構成されている。
制御部12Cは、検出部11によって検出された3次高調波成分の値が閾値以下(又は最小)となるように、可変電圧電源装置13Cの制御電圧を制御する。つまり、ピークアンプ5のゲートバイアス電圧を可変電圧電源装置13Cへの制御信号S10Cによって調整することにより、ピークアンプ5の利得を制御する。可変電圧電源装置13Cの制御電圧は、図4に示したフローチャートと同様に、探索点の更新と更新幅の変更とを繰り返すことによって決定することができる。
図8は、図1に示した増幅装置42の第4の構成例として、本実施の形態に係るドハティ型増幅器1Dの構成を示す図である。図8の接続関係で示すように、ドハティ型増幅器1Dは、入力端子2、出力端子3、メインアンプ4、ピークアンプ5、1/4波長線路6,7、分配器8、出力部9、カプラ10、検出部11、制御部12D、及び可変電圧電源装置13Dを備えて構成されている。
制御部12Dは、検出部11によって検出された3次高調波成分の値が閾値以下(又は
最小)となるように、可変電圧電源装置13Dの制御電圧を制御する。つまり、ピークアンプ5のドレイン電圧(駆動電圧)を可変電圧電源装置13Dへの制御信号S10Dによって調整することにより、ピークアンプ5の利得及び出力信号S6の位相を制御する。ドレイン電圧が高いほど、ピークアンプ5の利得は上がり、出力信号S6の位相は進む。可変電圧電源装置13Dの制御電圧は、図4に示したフローチャートと同様に、探索点の更新と更新幅の変更とを繰り返すことによって決定することができる。
図9は、図1に示した増幅装置42の第5の構成例として、本実施の形態に係るドハティ型増幅器1Eの構成を示す図である。図9の接続関係で示すように、ドハティ型増幅器1Eは、入力端子2、出力端子3、メインアンプ4、ピークアンプ5、1/4波長線路6,7、分配器8、出力部9、カプラ10、検出部11、制御部12E、及びペルチェ素子等の温度制御部13Eを備えて構成されている。
図10は、ピークアンプ5のデバイス構造を模式的に示す断面図である。放熱板30の上面にペルチェ素子31が固定されており、ピークアンプ素子32はペルチェ素子31上に固定されている。電圧制御によってペルチェ素子31の内部に所定方向の電位を発生させることにより、ピークアンプ素子32のデバイス温度を上昇させることができる。また、ペルチェ素子31の内部に逆方向の電位を発生させることによって、ピークアンプ素子32のデバイス温度を下降させることができる。
制御部12Eは、検出部11によって検出された3次高調波成分の値が閾値以下(又は最小)となるように、ピークアンプ素子32のデバイス温度を制御する。つまり、ピークアンプ素子32のデバイス温度を温度制御部13Eへの制御信号S10Eによって調整することにより、ピークアンプ5の利得を制御する。デバイス温度が低いほど、ピークアンプ5の利得は上がる。温度制御部13Eの制御電圧は、図4に示したフローチャートと同様に、探索点の更新と更新幅の変更とを繰り返すことによって決定することができる。
なお、上述した第1の構成例における入力信号の信号レベルの制御(図2)、第2の構成例における入力信号の位相の制御(図6)、第3の構成例におけるゲートバイアス電圧の制御(図7)、第4の構成例における駆動電圧の制御(図8)、及び第5の構成例における温度の制御(図9)は、任意に組み合わせて適用することも可能である。例えば入力信号の位相の制御とゲートバイアス電圧の制御とを組み合わせる場合には、まず、位相を適当な値に固定した状態でゲートバイアス電圧を順次更新することにより、ゲートバイアス電圧に関する最適値を決定する。次に、ゲートバイアス電圧をその最適値に固定した状態で入力信号の位相を順次更新することにより、位相に関する最適値を決定する。これにより、ゲートバイアス電圧の最適値と入力信号の位相の最適値とを順に決定することができる。他の組合せについても同様である。
このように本実施の形態に係る増幅装置42(ドハティ型増幅器1A〜1E)によれば、検出部11は、出力信号S4に含まれる3次高調波成分と、出力信号S6に含まれる3次高調波成分との合成値を検出する。そして、制御部12A〜12Eは、検出部11による検出の結果に基づいて、その合成値が所定の閾値以下となるようにピークアンプ5を制御する。従って、経年劣化等に起因してメインアンプ4やピークアンプ5の回路特性が変化した場合であっても、増幅装置42を理想状態で動作させることが可能となる。
また、閾値以下の合成値が得られない場合には、制御部12A〜12Eは、検出部11によって順次検出された複数の合成値の中で合成値が最小となるように、ピークアンプ5を制御する。従って、閾値以下となる合成値が得られない場合であっても、理想状態に最も近い状態で増幅装置42を動作させることが可能となる。
また、第1の構成例に係るドハティ型増幅器1A(図2)によれば、3次高調波成分の合成値が閾値以下(又は最小)となるように入力信号S5の信号レベルを制御するという簡易かつ確実な手法によって、増幅装置42を理想状態で動作させることが可能となる。
また、第2の構成例に係るドハティ型増幅器1B(図6)によれば、3次高調波成分の合成値が閾値以下(又は最小)となるように入力信号S5の位相を制御するという簡易かつ確実な手法によって、増幅装置42を理想状態で動作させることが可能となる。
また、第3の構成例に係るドハティ型増幅器1C(図7)によれば、3次高調波成分の合成値が閾値以下(又は最小)となるようにピークアンプ5のゲートバイアス電圧を制御するという簡易かつ確実な手法によって、増幅装置42を理想状態で動作させることが可能となる。
また、第4の構成例に係るドハティ型増幅器1D(図8)によれば、3次高調波成分の合成値が閾値以下(又は最小)となるようにピークアンプ5のドレイン電圧を制御するという簡易かつ確実な手法によって、増幅装置42を理想状態で動作させることが可能となる。
また、第5の構成例に係るドハティ型増幅器1E(図9)によれば、3次高調波成分の合成値が閾値以下(又は最小)となるようにピークアンプ5のデバイス温度を制御するという簡易かつ確実な手法によって、増幅装置42を理想状態で動作させることが可能となる。
また、本実施の形態に係る無線基地局40によれば、経年劣化等に起因して回路特性が変化した場合であっても増幅装置42を理想状態で動作させることができるため、増幅装置42によって適切に増幅された送信信号S21をアンテナ43から送信することが可能となる。
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1A〜IE ドハティ型増幅器
4 メインアンプ
5 ピークアンプ
8 分配器
9 出力部
11 検出部
12A〜12E 制御部
13A 可変減衰器
13C,13D 可変電圧電源装置
13B 可変移相器
13E 温度制御部
40 無線基地局
41 送信信号生成部
42 増幅装置
43 アンテナ

Claims (8)

  1. 入力信号を第1の入力信号と第2の入力信号とに分配する分配手段と、
    前記第1の入力信号を増幅する第1の増幅手段と、
    前記入力信号の信号レベルが所定値以上である場合に、前記第2の入力信号を増幅する第2の増幅手段と、
    前記第1の増幅手段から出力された第1の出力信号と、前記第2の増幅手段から出力された第2の出力信号とを合成して出力する出力手段と、
    前記第1の出力信号に含まれる所定次数の第1の高調波成分と、前記第2の出力信号に含まれる前記所定次数の第2の高調波成分との合成値を検出する検出手段と、
    前記合成値が所定の閾値以下となるように、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段の少なくとも一方を制御する制御手段と
    を備える、増幅装置。
  2. 前記制御手段は、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段のうち制御対象である増幅手段に関して、前記合成値が前記閾値以下となるように当該増幅手段への入力信号の信号レベルを制御する、請求項1に記載の増幅装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段のうち制御対象である増幅手段に関して、前記合成値が前記閾値以下となるように当該増幅手段への入力信号の位相を制御する、請求項1又は2に記載の増幅装置。
  4. 前記制御手段は、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段のうち制御対象である増幅手段に関して、前記合成値が前記閾値以下となるように当該増幅手段のゲートバイアス電圧を制御する、請求項1〜3のいずれか一つに記載の増幅装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段のうち制御対象である増幅手段に関して、前記合成値が前記閾値以下となるように当該増幅手段の駆動電圧を制御する、請求項1〜4のいずれか一つに記載の増幅装置。
  6. 前記制御手段は、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段のうち制御対象である増幅手段に関して、前記合成値が前記閾値以下となるように当該増幅手段の温度を制御する、請求項1〜5のいずれか一つに記載の増幅装置。
  7. 前記閾値以下となる前記合成値が得られない場合、前記制御手段は、前記合成値が、前記検出手段によって検出された複数の前記合成値の中で最小となるように、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段の少なくとも一方を制御する、請求項1〜6のいずれか一つに記載の増幅装置。
  8. 送信信号を生成する信号生成部と、
    請求項1〜7のいずれか一つに記載の増幅装置と、
    前記増幅装置によって増幅された前記送信信号を送信するアンテナと
    を備える、無線基地局。

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