JP2010272659A - 超電導マグネット装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は超電導コイルを支持する荷重支持体及びこれを有する超電導マグネット装置に関し、超電導コイルに対する侵入熱の低減を図ることを課題とする。
【解決手段】真空容器としても機能する鉄心12と、超電導コイル13と、超電導コイル13が超電導状態となるよう冷却を行う冷凍機18と、鉄心12と超電導コイル13との間に配設され鉄心12に対して超電導コイル13を支持する荷重支持体20とを有する超電導マグネット装置であって、荷重支持体20の端部に荷重支持球23を配設し、鉄心12及び超電導コイル13(コイル容器14)に対して荷重支持球23が点接触するようにし、荷重支持体20と鉄心12及びコイル容器14との接触面積を低減する。
【選択図】 図2

Description

本発明は超電導マグネット装置に係り、特に超電導コイルを支持する荷重支持体を有する超電導マグネット装置に関する。
従来の一例である超電導マグネット装置を図7に示す。同図に示す超電導マグネット装置100は、超電導コイル103、伝熱ステージ104、荷重支持体105、熱シールド板107、冷凍機108、及び鉄心110等により構成されている。
鉄心110は気密性を有しており、内部を真空としうる構成となっている。超電導コイル103は低温超電導線材で形成されている。また、超電導コイル103は図示しない超電導リードにより外部から給電される構成となっており、これにより超電導コイル103は磁界を発生する。
冷凍機108は2段式の冷凍機であり、1段部108aは熱シールド板107に熱的に接続され、2段部108bは伝熱ステージ104を介して超電導コイル103と熱的に接続されている。この超電導コイル103は伝熱部材104と熱的に接続されており、冷凍機108により伝熱部材104が冷却されることにより超電導コイル103も冷却される。また、熱シールド板107は冷凍機108で冷却されることにより、装置外部から超電導コイル103に伝達される熱(輻射熱)を遮断する。
荷重支持体105は、超電導コイル103の荷重を支持するものである(特許文献1参照)。この荷重は、超電導コイル103の自重、及び超電導コイル103が稼働した時に生じる電磁力による荷重を含む。特に鉄心110を設けた構成では、電磁力により超電導コイル103には変位しようとする力(荷重)が強く作用する。超電導コイル103が変位した場合、安定した磁場形成ができなくなる。このため、荷重支持体105を設け、超電導コイル103を支持することにより、超電導コイル103の変位を規制している。
特開2000−312036号公報
ところで、この荷重支持体105は常温(約300K)の鉄心110から超電導コイル103に直接繋がるため、超電導コイル103への熱の侵入源となる。従来では、荷重支持体105として柱状の部材を用い、その一端部が直接鉄心110に固定され、他端が超電導コイル103に直接接合されていた。このため、荷重支持体105を介して超電導コイル103に侵入する侵入熱の熱量は多く、超電導コイル103の効率的な冷却を行うことができなかった。
このため、荷重支持体105を冷凍機108で冷却される熱シールド板107に熱的に接続し、冷凍機108で冷却することにより、荷重支持体105を介した超電導コイル103への侵入熱を抑制することが行われている。しかしながら、荷重支持体105を介した侵入熱を抑制するためには、その侵入熱のエネルギーも合わせて冷凍機108で冷却する必要があり、冷凍機108のランニングコストが上昇してしまう。また、侵入熱を防止する面から冷凍機108の台数を増やす必要が生じ、製品コストの上昇及び装置の大型化を招来してしまうという問題点もある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、超電導コイルに対する侵入熱の低減を図りうる超電導マグネット装置を提供することを目的とする。
上記の課題は、第1の観点からは、
真空容器と、
超電導コイルと、
前記超電導コイルが超電導状態となるよう冷却を行う冷凍機と、
前記真空容器と前記超電導コイルとの間に配設され、前記真空容器に対して前記超電導コイルを支持する荷重支持体とを有する超電導マグネット装置であって、
前記荷重支持体の端部は、前記真空容器及び前記超電導コイルに対し、点接触又は線接触してなることを特徴とする超電導マグネット装置により解決することができる。
開示の超電導マグネット装置は、荷重支持体の端部が真空容器及び超電導コイルに対して点接触又は線接触した構成であるため、荷重支持体が真空容器及び超電導コイルと接触する接触面積が狭くなり、荷重支持体から超電導コイルに侵入する侵入熱を低減することができる。
図1は本発明の第1実施形態である超電導マグネット装置を示しており、(A)は横断面図、(B)は縦断面図である。 図2は本発明の第1実施形態である超電導マグネット装置に設けられた荷重支持体を示す図であり、(A)は縦断面図、(B)は平面図である。 図3は本発明の第2実施形態である超電導マグネット装置に設けられた荷重支持体を示す図であり、(A)は縦断面図、(B)は平面図である。 図4は、本発明の第3実施形態である超電導マグネット装置に設けられた荷重支持体を示す縦断面図である。 図5は本発明の第4実施形態である超電導マグネット装置に設けられた荷重支持体を示す図であり、(A)は縦断面図、(B)は平面図、(C)は変形例である荷重支持体の平面図である。 図6は、本発明の第5実施形態である超電導マグネット装置に設けられた荷重支持体を示す縦断面図である。 図7は、従来の一例である超電導マグネット装置の縦断面図である。
次に、本発明の実施の形態について図面と共に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態である超電導マグネット装置10を示している。図1(A)は超電導マグネット装置10の横断面図であり、図1(B)は超電導マグネット装置10の縦断面図である。この超電導マグネット装置10は、例えば陽子線治療装置ガントリー用偏向電磁石に適用されるものである。
この超電導マグネット装置10は冷凍機冷却式の超電導マグネット装置であり、大略すると鉄心12、超電導コイル13、熱シールド板17、冷凍機18、及び荷重支持体20等を有している。
鉄心12は真空容器としても機能する気密容器であり、図示しない真空ポンプに接続されている。この真空ポンプが稼働することにより、鉄心12の内部は真空状態とされる構成となっている。この鉄心30は超電導コイル13で発生する磁束を案内するヨークとして機能し、よって鉄心30を設けることにより超電導コイル13で生成する磁束の均一化を図ることができる。
超電導コイル13は、この鉄心12の内部に配置される。超電導コイル13は超電導線材で形成されており、本実施形態では高温超電導線材で形成されている。この超電導コイル13の高温超電導線材としては、例えばBi2223,Bi2212,Y123,MgB2,FeAs,酸化物超伝導体等を用いることができる。この超電導コイル13は、コイル容器14内に収納されている(請求項に記載された超電導コイルは、コイル容器14を含む概念であるとする)。尚、本実施形態では超電導線材として高温超電導線材を用いているが、低温超電導線材を用いる構成とすることも可能である。
超電導コイル13には、電流ライン(図示を省略)を用いて給電が行われる。この電流ラインは、鉄心12から熱シールド板17までの間は電気伝導率の大きい材料(例えば、銅,アルミニウム等)が用いられ、熱シールド板17から超電導コイル13の間は超電導電流リードが用いられる。
冷凍機18は、鉄心12に固定されている。本実施形態では、冷凍機18としてギフォードマクマホン式(GM式)の冷凍機を用いている。このGM式の冷凍機18は内設されたモータを駆動させることにより、ディスプレーサがシリンダ内で往復移動する構成とされている。そして、このディスプレーサの往復移動により、図示しない冷凍機コンプレッサから供給される高圧冷媒を断熱膨張させ、これにより寒冷を発生させる構成とされている。
このGM冷凍機18は2段式の冷凍機であり、1段部18aは熱シールド板17に接続され、2段部18bはコイル容器14を介して超電導コイル13に接続されている。コイル容器14は冷凍機18の1段部18aにより、70K〜110K程度に冷却される。また超電導コイル13と熱的に接続したコイル容器14は、2段部18bにより10K〜40K程度に冷却される。よって、コイル容器14に接続された超電導コイル13は、冷凍機18により冷却されることにより超電導状態を実現する。
熱シールド板17は、超電導コイル13を囲繞するよう設けられている。この熱シールド板17は、前記のように冷凍機18の1段部18aと熱的に接続されている。よって、熱シールド板17を設けることにより、超電導コイル13に侵入する輻射熱を低減することができる。この熱シールド板17は、例えば銅やアルミニウムなどの伝熱特性の優れた材料により形成されている。
次に、荷重支持体20につい説明する。
荷重支持体20は鉄心12と超電導コイル13(コイル容器14)との間に配設され、鉄心12に対して超電導コイル13を支持する機能を奏するものである。具体的には、荷重支持体20は、超電導コイル13の自重を支えると共に、稼働して磁場を発生した際に超電導コイル13に印加される電磁力を受ける機能を奏するものである。よって、荷重支持体20を設けることにより、超電導コイル13は鉄心12内の既定位置に支持される。(本明細書では、この自重と電磁力により超電導コイル13に作用する力を合わせて荷重というものとする)。
図2は、荷重支持体20を拡大して示している。図2(A)は荷重支持体20の縦断面図であり、図2(B)は荷重支持体20を平面視した図(図2(A)におけるA−A矢視図)である。尚、図2では、熱シールド板17の図示は省略している。また、後に説明する各実施形態の説明で用いる図3〜6も同様とする。
荷重支持体20は、円筒部21、ホルダ部22A,22B、及び荷重支持球23A,23B等を有している。尚、荷重支持体20は円筒部21を中心として図中上下で対称な構成とされている。よって、荷重支持体20の各構成要素の内、コイル容器14(超電導コイル13)側に配置される構成要素には符号に「A」を付し、鉄心12側に配置される構成要素には符号に「B」を付し、上下に位置する構成で共通する説明については適宜省略するものとする。
円筒部21は、高強度の絶縁材料である繊維強化プラスチック(以下、FRPと略称する)より形成されている。また、円筒部21の長さは、荷重支持体20の配置位置における鉄心12とコイル容器14との離間距離に応じ適宜設定されている。
ホルダ部22Aは円筒部21のコイル容器14(超電導コイル13)側の端部に配設されており、またホルダ部22Bは円筒部21の鉄心12側の端部に配設されている。この荷重支持球23A及びホルダ部22Bは、円筒部21と同様にFRPにより形成されており、その形状は円筒部21よりも大径の円柱形状とされている。
また、ホルダ部22Aのコイル容器14と対向する面、及びホルダ部22Bの鉄心12と対向する面にはそれぞれ窪んだ装着部22aが形成されている。荷重支持球23A,23Bは、この装着部22a内に装着される。よって、荷重支持体20は、その両端部に荷重支持球23A,23Bが配設された構成となっている。
荷重支持球23A,23Bは球状部材であり、その材料としては、例えばSUJ2,SUS440C,SUS304,セラミックス等を用いることができる。本実施形態では、ホルダ部22A,22Bにそれぞれ4個の荷重支持球23A,23Bを配設した構成としている。4個の荷重支持球23A,23Bは保持部材(リテーナー)24A,24Bに保持されており、この保持部材24A,24Bがホルダ部22A,22Bに固定されることにより装着部22a内に固定される。尚、荷重支持球23A,23Bの装着部22a内への配設数は4個に限定されるものではなく、適宜選定が可能なものである。
また、荷重支持球23A,23Bは、装着部22aに装着された状態においてホルダ部22A,22Bから突出するよう構成されている。即ち、荷重支持球23A,23Bの直径は、装着部22aの深さよりも大きく設定されている。
よって、鉄心12とコイル容器14との間に荷重支持体20を配設した際、コイル容器14側では荷重支持球23Aがコイル容器14と接触し、鉄心12側では荷重支持球23Bが鉄心12と接触する。これにより、荷重支持体20と鉄心12との間、及び荷重支持体20とコイル容器14との間は、それぞれ点接触(4点での点接触)により支持された構成となる。
上記のようにホルダ部22A,22B及び荷重支持球23A,23Bは強度の高い材質により形成されているため、荷重支持体20と鉄心12との間及び荷重支持体20とコイル容器14との間を点接触により支持する構成としても、ホルダ部22A,22B及び荷重支持球23A,23Bが損傷するようなことはない。よって、コイル容器14(超電導コイル13)は、荷重支持体20により鉄心12に高い信頼性を持って支持される。
ところで、前記したように鉄心12は常温であるのに対し、コイル容器14は超電導コイル13を超電導状態とするために極低温とされる。よって、鉄心12とコイル容器14との間に配設される荷重支持体20を介して鉄心12からコイル容器14に熱が侵入すると、超電導コイル13の冷却効率が低下してしまうことは前述した通りである。
そこで本実施形態では、荷重支持球23A,23Bを設けることにより、荷重支持体20が鉄心12及びコイル容器14に点接触するようにし、これにより鉄心12からコイル容器14(超電導コイル13)への熱伝導を低減するよう構成した。荷重支持体20が鉄心12及びコイル容器14に点接触することにより、荷重支持体20と鉄心12との接触面積及び荷重支持体20とコイル容器14の接触面積は、従来のような面接触であった構成に比べて小さくなる。
ここで、荷重支持体20を熱伝導物体として考え、鉄心12の温度をT1、コイル容器14の温度をT2(<T1)、形状特性に起因する定数をa(一定値)、荷重支持体20が鉄心12及びコイル容器14に接触する接触面積をA、荷重支持体20の熱伝導率をκとすると、フーリエの法則によりコイル容器14が鉄心12から得る熱量ΔQは、ΔQ=κ×{(T1−T2)/a}×A×Δtとして示される。この式より、接触面積をAが小さくなる程、コイル容器14が鉄心12から得る熱量ΔQが低減することがわかる。
よって、本実施形態のように荷重支持体20が鉄心12及びコイル容器14に対して点接触する構成とすることにより、鉄心12からコイル容器14への熱伝導を低減でき、これにより超電導コイル13(コイル容器14)の冷却効率を高めることができる。また、超電導コイル13の冷却効率を高めることができることにより、鉄心12からの熱伝導を考慮して冷凍機18の台数を増やしたり、また出力の高い冷凍機18を用いたりする必要はなくなり、製品コスト及びランニングコストの低減を図ることができる。
次に、図3乃至図6を参照し、本発明の第2乃至第5実施形態である超電導マグネット装置について説明する。
各実施形態に係る発明の特徴は荷重支持体にあり、他の構成は図1に示した構成と同一である。このため、以下の説明においては、特徴となる荷重支持体30,40,50,60についてのみ図示して説明することとする。尚、図3乃至図6において、第1実施形態である超電導マグネット装置10及び荷重支持体20の説明に用いた図1及び図2に示された構成と対応する構成については、同一符号を付してその説明を適宜省略する。
図3は、第2実施形態である超電導マグネット装置に設けられた荷重支持体30を示している。図3(A)は荷重支持体30の縦断面図であり、図3(B)は荷重支持体30を平面視した図(図3(A)におけるA−A矢視図)である。
前記した第1実施形態では荷重支持体30が鉄心12及びコイル容器14と接触する部位に球状部材である荷重支持球23A,23Bを配設し、これにより荷重支持体30の端部が鉄心12及びコイル容器14と点接触するよう構成した。
これに対して本実施形態に係る荷重支持体30は、荷重支持球23A,23Bに代えてホルダ部22A,22Bにドーナッツ状支持体31A,31Bを配設したことを特徴としている。よって荷重支持体30は、その両端部にドーナッツ状支持体31A,31Bが設けられた構成とされている。
ドーナッツ状支持体31A,31Bは、例えばSUJ2,SUS440C,SUS304,セラミックス等の硬質材料をドーナッツ形状に成形したものである。このドーナッツ状支持体31A,31Bは、ホルダ部22A,22Bの装着部22a内に装着される。この装着状態において、ドーナッツ状支持体31A,31Bもホルダ部22A,22Bから突出するよう構成されている。即ち、ドーナッツ状支持体31A,31Bの断面の直径は、装着部22aの深さよりも大きく設定されている。
よって、鉄心12とコイル容器14との間に荷重支持体30を配設した際、コイル容器14側ではドーナッツ状支持体31Aがコイル容器14と線接触し、鉄心12側ではドーナッツ状支持体31Bが鉄心12と線接触する。即ち、荷重支持体30と鉄心12との間、及び荷重支持体30とコイル容器14との間は、線接触(環状の線接触)により支持された構成となる。
ドーナッツ状支持体31A,31Bも荷重支持球23A,23Bと同様に強度の高い材質により形成されている。このため、荷重支持体30と鉄心12及びコイル容器14とを線接触により支持する構成としても、ドーナッツ状支持体31A,31Bが損傷するようなことはなく、コイル容器14(超電導コイル13)を高い信頼性を持って支持することができる。
また、荷重支持体30が鉄心12及びコイル容器14に対して線接触することにより、荷重支持体30と鉄心12及びコイル容器14との接触面積は、従来のような面接触の構成に比べて小さくなる。よって、本実施形態に係る荷重支持体30を用いることによっても、鉄心12からコイル容器14への熱伝導を低減でき、超電導コイル13の冷却効率を高めることができ、超電導マグネット装置10及び荷重支持体30の製品コスト及びランニングコストの低減を図ることができる。
図4は、第3実施形態である超電導マグネット装置に設けられた荷重支持体40を示している。
本実施形態に係る荷重支持体40は、円筒部21の両端部に球状部材である支持球体部41A,41Bを直接固定すると共に、鉄心12に湾曲凹部12aを、コイル容器14に湾曲凹部14aを形成したことを特徴としている。
支持球体部41A,41Bは、FRPを球状に形成したものである。この支持球体部41A,41Bの表面には耐磨耗材42A,42Bが設けられている。一方、湾曲凹部12a,14aは鉄心12,14に一体的に形成されている。この湾曲凹部12a,14aは、その内部に支持球体部41A,41Bを挿入することができる。また、湾曲凹部12a,14aの内壁には、耐磨耗材43A,43Bが設けられている。
この支持球体部41Aと湾曲凹部14aとの間にはコロ状支持体44Aが配設され、また支持球体部41Bと湾曲凹部12aとの間にはコロ状支持体44Bが配設される。コロ状支持体44A,44Bは、例えばSUJ2,SUS440C,SUS304,セラミックス等の硬質材料よりなる断面円形状の棒状体である。
本実施形態では、支持球体部41Aと湾曲凹部12aとの間に5本のコロ状支持体44Aを配置し、支持球体部41Bと湾曲凹部12aとの間にも5本のコロ状支持体44Bを配置した例を示している。しかしながら、コロ状支持体44A,44Bの配置数はこれに限定されるものではなく、鉄心12とコイル容器14との間に印加される荷重に基づきその配置本数を適宜選定することができる。
また,コロ状支持体44A,44Bと支持球体部41A,41Bとの間には耐磨耗材42A,42Bが介装されているため、コロ状支持体44A,44Bを設けても支持球体部41A,41Bが損傷するようなことはない。同様に、コロ状支持体44A,44Bと湾曲凹部12a,14aとの間にも耐磨耗材43A,43Bが介装されているため、コロ状支持体44A,44Bを設けても湾曲凹部12a,14aが損傷するようなことはない。
また、支持球体部41A,41Bと湾曲凹部12a,14aとの間にコロ状支持体44A,44Bが介在することにより、支持球体部41A,41Bとコロ状支持体44A,44Bとの間、及び湾曲凹部12a,14aとコロ状支持体44A,44Bとの間は線接触(直線状の線接触)となる。
このように本実施形態においても、荷重支持体40が鉄心12及びコイル容器14に線接触するため、荷重支持体40と鉄心12及びコイル容器14との接触面積は、従来のような面接触の構成に比べて小さくなる。よって、本実施形態に係る荷重支持体40を用いることによっても、鉄心12からコイル容器14への熱伝導を低減でき、超電導コイル13の冷却効率を高めることができる。これにより、超電導マグネット装置10及び荷重支持体40の製品コスト及びランニングコストの低減を図ることができる。
また、支持球体部41A,41Bが湾曲凹部12a,14a内に位置しているため、超電導コイル13に図中矢印X1,X2方向(円筒部21の延在方向に対して直行する方向)に荷重が作用したとしても、支持球体部41A,41Bが湾曲凹部12a,14aから離脱するようなことはない。よって、荷重支持体40により、超電導コイル13のX1,X2方向への変位を規制することができ、超電導コイル13(コイル容器14)を鉄心12に対してより確実に支持することができる。
図5は、第4実施形態である超電導マグネット装置に設けられた荷重支持体50を示している。図5(A)は荷重支持体50の縦断面図であり、図5(B)は荷重支持体50を平面視した図(図5(A)におけるA−A矢視図)である。
本実施形態に係る荷重支持体50は、円筒部21の両端部に支持ブロック51A,51Bが固定された構成とされている。この荷重支持体50は、支持ブロック51A,51Bが鉄心12及びコイル容器14に接触することにより鉄心12に対してコイル容器14を支持する。
この支持ブロック51A,51Bは、FRPにより形成されている。また、各支持ブロック51A,51Bは平面視した状態で、図5(B)に示すように六角形状の複数の貫通孔が形成されており、枠状部52内にハニカム部53が形成された構成となっている。
よって、鉄心12とコイル容器14との間に荷重支持体50を配設した際、支持ブロック51Aとコイル容器14及び支持ブロック51Bと鉄心12は、枠状部52とハニカム部53が鉄心12及びコイル容器14と接触することとなる。これにより、ハニカム部53と鉄心12とが接触する部分、及びハニカム部53とコイル容器14とが接触する部分は、線接触(ハニカム形状に沿った線接触)となる。
このように本実施形態においても、荷重支持体50が鉄心12及びコイル容器14に対して線接触するため、荷重支持体50と鉄心12及びコイル容器14との接触面積は、従来のような面接触の構成に比べて小さくなる。よって、本実施形態に係る荷重支持体50を用いることによっても、鉄心12からコイル容器14への熱伝導を低減でき、超電導コイル13(コイル容器14)の冷却効率を高めることができる。このため、超電導マグネット装置10及び荷重支持体50の製品コスト及びランニングコストの低減を図ることができる。
また、支持ブロック51A,51Bは矩形状を有しているため、円筒部21に対する支持ブロック51A,51Bの取り付けを容易に行うことができる。また、荷重支持体50を鉄心12とコイル容器14との間に配設する時も、上記のように線接触を行う構成でありながら支持ブロック51A,51Bの外形状は矩形状を有しているため、荷重支持体50の取り付けを容易に行うことができる。また、ハニカム形状は機械的強度が高いことが知られており、よって支持ブロック51Aにハニカム部53を設けることにより、大きな荷重に対応することができる。
尚、枠状部52内に形成される壁部の形状はハニカム形状に限定されるものではなく、図5(C)に示すように、支持ブロック54を枠状部52内に格子状の格子部55形状した構成としてもよい。この構成とされた支持ブロック54においても、格子部55は鉄心12及びコイル容器14と線接触することとなり、鉄心12からコイル容器14への熱伝導を低減することができる。
図6は、第5実施形態である超電導マグネット装置に設けられた荷重支持体60を示している。本実施形態に係る荷重支持体60は、円筒部21の両端部に設けられたホルダ部61A,61Bにそれぞれ湾曲凹部61a,61bを形成すると共に、コイル容器14の荷重支持球63Aと対向する位置に湾曲凹部14aを形成し、鉄心12の荷重支持球63Bと対向する位置に湾曲凹部12aを形成した構成としている。そして荷重支持球63Aを湾曲凹部61aと湾曲凹部14aとの間に配設し、荷重支持球63Bを湾曲凹部61bと湾曲凹部12aとの間に配設した構成としている。
また、湾曲凹部61aの曲率半径(R1とする)及び湾曲凹部14aの曲率半径(R2とする)は、荷重支持球63Aの半径(R3とする)よりも大きく設定されている(R1>R2,R1>R3)。この構成とすることにより、荷重支持球63Aは、湾曲凹部61a及び湾曲凹部14aに対して点接触することとなる。
同様に、湾曲凹部61bの曲率半径(R4とする)及び湾曲凹部12aの曲率半径(R5とする)は、荷重支持球63Bの半径(R6とする)よりも大きく設定されている(R4>R6,R5>R6)。この構成とすることにより、荷重支持球63Bも湾曲凹部61b及び湾曲凹部12aに対して点接触することとなる。
また、荷重支持球63A,63Bは、例えばSUJ2,SUS440C,SUS304,セラミックス等の硬質材料により形成されている。また、ホルダ部61A,61BはFRPにより形成されている。尚、湾曲凹部61a,61bの内面には耐磨耗部62A,62Bが設けられ、また湾曲凹部12a,14aの内面にも耐磨耗材43A,43Bが設けられている。
上記のように本実施形態においても、荷重支持体60が鉄心12及びコイル容器14に対して点接触するため、荷重支持体60と鉄心12及びコイル容器14との接触面積は、従来のような面接触の構成に比べて小さくなる。よって、鉄心12からコイル容器14への熱伝導を低減でき、超電導コイル13(コイル容器14)の冷却効率を高めることができる。また本実施形態においても、超電導コイル13のX1,X2方向への変位を荷重支持体60により規制することができ、超電導コイル13(コイル容器14)を鉄心12に対しより確実に支持することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
具体的には、上記した各実施形態に係る荷重支持体20,30,40,50,60では円筒部21の上下の構成を対称な構成としたが、必ずしも対称形状とする必要はなく、鉄心12側とコイル容器14側で大きさや形状を異ならせた構成としてもよい。
10 超電導マグネット装置
12 鉄心
12a,14a,61a,61b 湾曲凹部
13 超電導コイル
13a 巻枠
14 コイル容器
17 熱シールド板
18 冷凍機18
20,30,40,50,60 荷重支持体20
21 円筒部
22A,22B ホルダ部
23A,23B,63A,63B 荷重支持球
24A,24B 保持部材
31A,31B ドーナッツ状支持体
41A,41B 支持球体部
44A,44B コロ状支持体
51A,51B,54 支持ブロック
52 枠状部
53 ハニカム部
55 格子部
61A,61B ホルダ部

Claims (5)

  1. 真空容器と、
    超電導コイルと、
    前記超電導コイルが超電導状態となるよう冷却を行う冷凍機と、
    前記真空容器と前記超電導コイルとの間に配設され、前記真空容器に対して前記超電導コイルを支持する荷重支持体とを有する超電導マグネット装置であって、
    前記荷重支持体の端部は、前記真空容器及び前記超電導コイルに対し、点接触又は線接触してなることを特徴とする超電導マグネット装置。
  2. 前記荷重支持体の端部に球状部材を設けることにより、前記荷重支持体の端部が前記真空容器及び前記超電導コイルに対し点接触するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の超電導マグネット装置。
  3. 前記荷重支持体の端部にドーナッツ状部材を設けることにより、前記荷重支持体の端部が前記真空容器及び前記超電導コイルに対し線接触するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の超電導マグネット装置。
  4. 前記荷重支持体の端部に、ハニカム形状部を設けることにより、前記荷重支持体の端部が前記真空容器及び前記超電導コイルに対し線接触するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の超電導マグネット装置。
  5. 前記荷重支持体の端部に、格子形状部を設けることにより、前記荷重支持体の端部が前記真空容器及び前記超電導コイルに対し線接触するよう構成したことを特徴とする請求項1記載の超電導マグネット装置。
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