JP2010272561A - 防水構造 - Google Patents

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Takeshi Ishii
剛 石井
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Abstract

【課題】箱本体が備える溝部に介在させたシール材で、蓋体と箱本体の間を防水する防水構造の防水性を高める。
【解決手段】ケース1は、箱本体4の上面4aに、Oリング3を収容するための収容溝41を備えている。収容溝41の前後及び左右の4つの辺部の長さ方向の中央部には、Oリング3を収容溝41に接着するための接着剤5を溜める接着剤収容凹部42が形成されている。Oリング3は、箱本体4の接着剤収容凹部42に接着剤5を溜めた状態で収容溝41に収容されることで、接着剤5により収容溝41に4箇所で接着されて収容溝41内に固定される。箱本体4に蓋体2が嵌め合わされて、蓋体2の下面2aと箱本体4の上面4aとが接すると、Oリング3が下面2aに押圧されて押し潰される。
【選択図】図3

Description

本発明は、一方の分割部が備える溝部に介在させたシール材で、一方の分割部と他方の分割部との間を防水する防水構造に関する。
引用文献1には、本体の上端部に形成された下フランジと、蓋の下端部に形成された上フランジとの間を防水するシャーシの防水構造が開示されている。この防水構造に用いられるシール材保持部材は、平板状の鍔部の上面にOリング溝が、下面にはシール充填溝がそれぞれ設けられている。Oリング溝は、鍔部の延設方向に沿わせて一対の突条部を設けて構成されている。シール充填溝は、鍔部の延設方向に沿って延びている。
シール材保持部材は、シール充填溝にシール充填剤が充填された状態で、鍔部が下フランジにスポット溶接されて取り付けられる。Oリング溝には、シール材としてOリングが嵌設される。本体に蓋が組み付けられると、Oリングが上フランジに押し潰されて、突条部の上面に密着する。
特開2002−353654号公報
この種の防水構造では、Oリングを収容する収容溝に接着剤を薄く塗布したのでは十分な接着力を得られない虞があることから、一般的には、収容溝の複数箇所に接着剤を多量に塗布してOリングを接着して固定している。しかしながら、多量の接着剤を収容溝に塗布すると、接着剤に乗り上げたOリングと収容溝との間に隙間ができて防水機能を確保できない虞や、収容溝から接着剤がはみ出す虞があった。
本発明は斯かる課題に鑑みてなされたもので、上記課題を解決できる防水構造を提供することを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明の防水構造は、一方の分割部が備える溝部に介在させたシール材で、前記一方の分割部と他方の分割部との間を防水する防水構造において、前記溝部の底面には、前記シール材を接着するための接着剤を溜めるための凹部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、シール材を収容する溝部の底面に形成された凹部に、シール材を接着するための接着剤が溜まることで、接着剤が溝部からはみ出したり、接着剤の厚さ分だけシール材が盛り上がるのを防止することができる。
本発明の一実施形態の防水構造を備えたケースを示す斜視図である。 図1に示す箱本体を示す図であり、(a)は平面図,(b)は(a)のA−A線での断面図である。 (a)は収容溝にOリングを取り付けた状態、(b)は箱本体に蓋体を嵌め合わせて構成されたケースの防水構造を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の最良の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態の防水構造を備えたケース1を示す斜視図である。図2は、箱本体4を示す図であり、(a)は平面図,(b)は(a)のA−A線での断面図である。図3(a)は収容溝41にOリング3を取り付けた状態、(b)は箱本体4に蓋体2を嵌め合わせて構成されたケース1の防水構造を示す図である。なお、以下の説明で用いる上下,前後,及び左右の各方向は説明に用いる各図に示している。この上下,前後,左右は説明のために記載したもので、実際の配置と異なってよいことはもちろんである。
図1に示すように、ケース1は、箱本体4と、箱本体4に嵌め合わされて箱本体4の上端開口部を覆う蓋体2と、蓋体2と箱本体4との間に介在して蓋体2と箱本体4との間をシールするシール材としてのOリング3とを備えている。
箱本体4の上面4aには、Oリング3を収容するための収容溝41が設けられている。収容溝41は、箱本体4の上面4aの周縁に沿って延びており、平面視で略四角環状を呈している。収容溝41の前後及び左右の4つの辺部の長さ方向の中央部には、図2(a)に示すように、Oリング3を収容溝41に接着するための接着剤5を溜める接着剤収容凹部42が形成されている。接着剤収容凹部42は、収容溝41の底面に略円柱状の凹部を設けて構成されている。図2(b)に示すように、箱本体4の接着剤収容凹部42には、収容溝41の底面から上方に向けて上面を膨出させるように、接着剤5が溜められる。
Oリング3は、収容溝41の上下方向の深さよりも大きな外径を備えた略円形の断面形状を有しており、平面視で略四角環状を呈している。Oリング3は、箱本体4の接着剤収容凹部42に接着剤5を溜めた状態で、図3(a)に示すように収容溝41に収容されることで、接着剤5により収容溝41の4箇所で接着されて収容溝41内に固定される。収容溝41に固定されたOリング3は、上端部を収容溝41からはみ出させている。
このようにして箱本体4の収容溝41にOリング3が固定された状態で、図3(b)に示すように箱本体4に蓋体2が嵌め合わされて、蓋体2の下面2aと箱本体4の上面4aとが接すると、Oリング3における収容溝41からはみ出た箇所が下面2aに押圧されて、Oリング3が蓋体2の下面2aで押し潰される。これにより、箱本体4の上面4aの周縁に沿って形成された収容溝41の底面と下面2aとにOリング3が密着し、蓋体2と箱本体4との間がシールされる。
本実施形態によれば、Oリング3を収容する収容溝41の底面に形成された接着剤収容凹部42に、Oリング3を接着するための接着剤5が溜まることで、接着剤5の接着に必要な量を確保できると共に、接着剤5が収容溝41からはみ出したり、接着剤5の厚さ分だけOリング3が盛り上がるのを防止することができる。この結果、接着剤5との接触箇所でOリング3が変形するのを防止して蓋体2の下面2aと収容溝41の底面とに確実に接触させて、ケース1の防水性を高めることが出来る。また、Oリング3を収容したときに収容溝41から接着剤5がはみ出す虞もなくなり、Oリング3を装着する作業の効率を高めることができる。
上記実施形態では、収容溝41の前後及び左右の4つの辺部の長さ方向の中央部に1つずつ接着剤収容凹部42を設けた場合について説明したが、Oリング3を収容溝41に固定して蓋体2と箱本体4との間を防水できるのであれば、収容溝41に設ける接着剤収容凹部42の数量及び配設位置は任意である。例えば、収容溝41の4つの辺部の両端部にも接着剤収容凹部42を設けてもよい。また、接着剤収容凹部42の形状及び大きさは、Oリング3を収容溝41に接着するのに十分な接着剤5を溜められるのであれば任意であり、例えば、角柱状を呈していてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の実施態様としては、以下のものを挙げることができる。
実施態様ケース1の防水構造は、一方の分割部が備える溝部に介在させたシール材で、前記一方の分割部と他方の分割部との間を防水する防水構造において、前記溝部の底面には、前記シール材を接着するための接着剤を溜めるための凹部が形成されていることを特徴とする。
1 ケース
2 蓋体
2a 下面
3 Oリング
4 箱本体
4a 上面
41 収容溝
42 接着剤収容凹部

Claims (1)

  1. 一方の分割部が備える溝部に介在させたシール材で、前記一方の分割部と他方の分割部との間を防水する防水構造において、
    前記溝部の底面には、前記シール材を接着するための接着剤を溜めるための凹部が形成されていることを特徴とする防水構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014194874A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Brother Ind Ltd 収納容器
WO2020179573A1 (ja) * 2019-03-04 2020-09-10 オムロン株式会社 センサ

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