JP2010271943A - スポット溶接の打点位置電子化装置、スポット溶接の打点位置電子化方法、及びスポット溶接の打点位置電子化プログラム - Google Patents

スポット溶接の打点位置電子化装置、スポット溶接の打点位置電子化方法、及びスポット溶接の打点位置電子化プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
部品の設計図面に記載された打点の座標を記憶手段に記録する際の手間、読取り誤認、数値の誤入力を解消することができるスポット溶接の打点位置電子化装置、スポット溶接の打点位置電子化方法、及びスポット溶接の打点位置電子化プログラムを提供する。
【解決手段】
S4で部品画像を表示装置で表示し、S8,S12において、表示された部品画像の異なる2つの基準点をマウスにより指定する。S16,S18においてマウスにて指定された部品画像における各基準点の実際の二次元の座標値をキーボードにより入力する。S20では部品画像上の打点をマウスにより指定する。S22ではマウスにて指定された打点の実際の二次元の座標値を、前記指定された2つの基準点と、キーボードにて入力された基準点の実際の座標値に基づいてCPUが演算する。S26では演算された打点の実際の二次元の座標値を記憶装置により記憶する。
【選択図】図2

Description

本発明は、スポット溶接の打点位置電子化装置、スポット溶接の打点位置電子化方法、及びスポット溶接の打点位置電子化プログラムに関する。
従来、スポット溶接の打点が記された部品の設計図面において、前記打点の座標位置を電子化する場合、下記のように行われている。
まず、図11(a)に示すように打点指示が記載された部品の設計図面200には、格子状に複数の番線L及び番線Hが記載されているとともに、部品の所定部位にスポット溶接を行う複数の打点Pが記載されている。
作業者は、設計図面200に対して図11(b)に示すように三角定規SA1を、測定対象の打点Pに最も近接した1つの横方向に延長された番線Hに沿って配置し、三角定規SA2を三角定規SA1に対して垂直状態にして配置する。そして、打点Pの位置として、打点Pに近接する縦方向に延びる番線L及び横方向に延びる番線Hからの距離を測定する。図11(b)の例では、番線H11と番線L11からのそれぞれの距離が打点Pの座標として測定される。そして、作業者は図11(c)に示すように、打点Pの座標の測定結果をメモ202に記録する。他の打点についても同様に測定する。この後、作業者は、図12(a)に示すように、記録したメモ202を見て、測定した複数の打点の座標をCAD104のキーボードにより手で入力し、CAD104に登録する。この後、作業者は、CAD104を操作してCAD104に登録された打点の二次元座標に基づいて、図12(b)に示すように入力された打点Pを表示させ、CADの表示装置104aの表示画面上で部品A,B上に打点Pの座標から投影するように指示し、画面上で部品A,Bの打点Qを設定するようにしている。この打点Qが部品A,Bにおけるスポット溶接として設定されることになる。
なお、溶接打点に関するものを先行技術調査したが、本願発明と直接関連するものが見あたらなかった。特許文献1〜3は、本出願人が出願した溶接打点の管理システム、特許文献4は溶接打点位置検査システムに関するものであるが、本願発明との関連性はないものである。
特開2005−115449号公報 特開2006−281256号公報 特開2007−209991号公報 特開2007−152371号公報
ところが、上記の作業は、下記のような問題がある。
従来は、設計図面に記載された打点の座標を、設計図面から、作業者が読み取る場合、設計図面の上の番線を基準として三角定規を水平及び垂直に保つ必要があり、手間を要する(第1の問題点)。又、設計図面上の打点に合わせた三角定規上の目盛を作業者は目視で読むときに、読取り誤認を起こすことがある(第2の問題点)。又、読取りした打点の座標値をメモに書き取る際に書き取り間違いを生ずる(第3の問題点)。CAD装置等の装置に入力して打点の座標値を電子化する際にメモに書き取った打点の数値を入力する場合、誤入力を生ずる(第4の問題点)。
本発明の目的は、部品の設計図面に記載された打点の座標を記憶手段に記録する際の手間、読取り誤認、数値の誤入力を解消することができるスポット溶接の打点位置電子化装置、スポット溶接の打点位置電子化方法、及びスポット溶接の打点位置電子化プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、スポット溶接の打点が記された部品画像を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された部品画像の異なる2つの基準点を指定する基準点指定手段と、前記基準点指定手段にて指定された部品画像における各基準点の実際の二次元の座標値を入力する座標値入力手段と、前記表示手段に表示された前記部品画像上の打点を指定する打点指定手段と、前記打点指定手段にて指定された打点の実際の二次元の座標値を、前記基準点指定手段にて指定された前記2つの基準点と、前記座標値入力手段にて入力された前記基準点の実際の座標値に基づいて演算する演算手段と、前記演算手段が演算した前記打点の実際の二次元の座標値を記憶する記憶手段と、を備えることを特徴とするスポット溶接の打点位置電子化装置を要旨とするものである。なお、本明細書では、座標を座標値ということがある。
請求項2の発明は、請求項1において、前記表示手段に表示された部品画像が、部品の縦・横を表わす二次元座標系の画像、横・奥行きを表わす二次元座標系の画像、又は縦・奥行きを表わす二次元座標系の画像のいずれかを指定する指定手段を備え、前記記憶手段は、前記指定手段が指定した二次元座標系で前記演算手段が演算した前記打点の実際の二次元の座標値を記憶することを特徴とする。
請求項3の発明は、スポット溶接の打点が記された部品画像を表示手段で表示する第1ステップと、前記表示手段に表示された部品画像の異なる2つの基準点を基準点指定手段により指定する第2ステップと、前記基準点指定手段にて指定された部品画像における各基準点の実際の二次元の座標値を座標値入力手段により入力する第3ステップと、前記表示手段に表示された前記部品画像上の打点を打点指定手段により指定する第4ステップと、前記打点指定手段にて指定された打点の実際の二次元の座標値を、前記基準点指定手段にて指定された前記2つの基準点と、前記座標値入力手段にて入力された前記基準点の実際の座標値に基づいて演算手段により演算する第5ステップと、前記演算手段が演算した前記打点の実際の二次元の座標値を記憶手段により記憶する第6ステップと、を備えることを特徴とするスポット溶接の打点位置電子化装置の打点位置電子化方法を要旨とするものである。
請求項4の発明は、請求項3において、前記表示手段に表示された部品画像が、部品の縦・横を表わす二次元座標系の画像、横・奥行きを表わす二次元座標系の画像、又は縦・奥行きを表わす二次元座標系の画像のいずれかを指定手段により指定するステップが、前記第1ステップと第2ステップの間に含み、前記第6ステップでは、前記記憶手段が、前記指定手段が指定した二次元座標系で前記演算手段が演算した前記打点の実際の二次元の座標値を記憶することを特徴とする。
請求項5の発明は、コンピュータに、スポット溶接の打点が記された部品画像を表示する第1ステップと、前記表示された部品画像の異なる2つの基準点を指定する第2ステップと、前記指定された部品画像における各基準点の二次元の座標値を入力する第3ステップと、前記表示された前記部品画像上の打点を指定する第4ステップと、前記指定された打点の実際の二次元の座標値を、前記指定された前記2つの基準点と、前記入力された前記基準点の座標値に基づいて演算する第5ステップと、前記演算した前記打点の実際の二次元の座標値を記憶する第6ステップとを実行させるためのスポット溶接の打点位置電子化プログラムを要旨とするものである。
請求項1の発明によれば、部品の設計図面に記載された打点の座標を記憶手段に記録する際の手間、読取り誤認、数値の誤入力を解消することができるスポット溶接の打点位置電子化装置を提供できる。
請求項2の発明によれば、部品画像がいずれかの二次元座標系で表わされているかが指定されることにより、指定された二次元座標系で、記憶手段は、打点の二次元の座標値を記憶することができる。
請求項3の発明によれば、部品の設計図面に記載された打点の座標を記憶手段に記録する際の手間、読取り誤認、数値の誤入力を解消することができるスポット溶接の打点位置電子化方法を提供できる。
請求項4の発明によれば、部品画像がいずれかの二次元座標系で表わされているかが指定されることにより、指定された二次元座標系で、記憶手段は、打点の二次元の座標値を記憶することができるスポット溶接の打点位置電子化方法を提供できる。
請求項5の発明によれば、部品の設計図面に記載された打点の座標を記憶手段に記録する際の手間、読取り誤認、数値の誤入力を解消することができるスポット溶接の打点位置電子化プログラムを提供できる。
本発明を具体化した一実施形態のスポット溶接の打点位置電子化装置の概略電気ブロック図。 スポット溶接の打点位置電子化方法のフローチャート。 表示装置の画面の説明図。 表示装置に表示されたスポット溶接の打点が示された部品画像の説明図。 表示装置に表示されたスポット溶接の打点が示された部品画像の説明図。 表示装置の画面の説明図。 (a)〜(c)は、表示装置の画面の説明図。 表示装置の画面の説明図。 打点の座標値がリストアップされた表示装置の画面の説明図。 表示装置において、二次元の座標が与えられた打点から部品の3次元画像に投影した状態を表わす説明図。 (a)〜(c)は、従来のスポット溶接の打点の電子化の手順を示す説明図。 (a)、(b)は従来のスポット溶接の打点の電子化の手順を示す説明図。
以下、本発明を具体化したスポット溶接の打点位置電子化装置、スポット溶接の打点位置電子化方法、及びスポット溶接の打点位置電子化プログラムの一実施形態を図1〜10を参照して説明する。
図1に示すように、打点位置電子化装置は、コンピュータにより構成されており、CPU100、ROM110、RAM120、記憶装置130,140を備え、バス150により各構成要素が接続されている。すなわち、前記コンピュータは、表示手段としての表示装置160、座標値入力手段としてのキーボード170、基準点指定手段、打点指定手段及び指定手段としてのマウス180を含むとともに、スキャナー190が接続されている。ROM110は、スポット溶接の打点位置電子化プログラムが格納されている。RAM120は、前記打点位置電子化プログラムを実行する際の作業用メモリとなる。記憶装置130には、CADに使用される部品の3次元の画像データが格納されている。記憶装置140には、部品の2次元の設計図が画像データとして格納されている。
上記の打点位置電子化装置の作用を、図2〜10を参照して説明する。
まず、予めスキャナー190により、スポット溶接の打点が表わされた部品の設計図面を取り込み、その設計図面の画像データを記憶装置140に格納しておく。図2は、スポット溶接の打点を電子化する手順を示すフローチャートである。
S2において、作業者は打点位置電子化プログラムを起動して、表示装置160にユーザフォーム10等を立ち上げた状態にする(図2、図3参照)。すなわち、打点位置電子化プログラムを起動した場合、表示装置160の表示画面には、図3に示すユーザフォーム10、図4に示す図面貼付け用シート20、及び図9に示すリスト登録シート30が打点位置電子化プログラムに従ってCPU100により用意される。なお、リスト登録シート30は、後述するL−H平面用、W−H平面用、及びL−W平面用の3種類のシートを含む。図9には、L−H平面用のリスト登録シート30が示されている。
ユーザフォーム10は図3に示すように、平面選択領域12が設けられている。平面選択領域12には、L−H平面、W−H平面、L−W平面のいずれかを選択するボタン12a,12b,12cが設けられている。L−H平面のボタン12aは、設計図面が部品の正面図のとき、部品の縦・横を表わす二次元座標系のときに選択される。W−H平面のボタン12bは、設計図面が平面図のとき、部品の横・奥行きを表わす二次元座標系のときに選択される。L−W平面のボタン12cは、設計図面が側面図のとき、部品の縦・奥行きを表わす二次元座標系のときに選択される。
図3に示す基準点1の領域14には、基準点1の測定モード設定ボタン14a、設計図面に示されている番線の交点に対する指定結果の表示欄14b,14c、及び該番線の交点の実際の値(2次元の値)の入力欄14d,14eが設けられている。図3に示す基準点2の領域15には、基準点2の測定モード設定ボタン15a、設計図面に示されている番線の交点における指定結果の表示欄15b,15c、及び該番線の交点の実際の値(2次元の値)の入力欄15d,15eが設けられている。
又、図3に示す測定結果の領域16には、打点の測定指示ボタン16a、打点の二次元座標の測定値表示欄16b,16c、及び測定値のリスト登録ボタン16dが設けられている。又、ユーザフォーム10には、打点投影点作成指示ボタン17、及びOKボタン18が設けられている。
次のS4では、作業者は、キーボード170を操作することにより、予め記憶装置140に格納されている、打点を電子化したい部品の設計図面の画像データを読み出して、図4に示す図面貼付け用シート20に対して貼付けする。前記設計図面には、例えば部品の正面形状Wa、平面形状Wb、及び側面形状Wcが示されるとともに、図4に示す例では、表示された部品画像において、各形状が表わされた領域には、番線が格子状に配置されている。同図において、正面形状Waが示された領域には、横方向に延びる番線H10〜H17が等間隔に平行に配置されるとともに、縦方向に延びる番線L5〜L17が等間隔に平行に配置されている。又、図4に示す平面形状Wbが示された領域には、横方向に延びる番線W7R〜W8Rが平行に配置されるとともに、縦方向に延びる番線L5〜L17が等間隔に平行に配置されている。又、図4に示す側面形状Wcが示された領域には、横方向に延びる番線H10〜H17が等間隔に平行に配置されるとともに、縦方向に延びる番線W7R〜W8Rが平行に配置されている。
ここで、前記設計図面において、互いに直交するL,W,Hで示される方向を3次元で表わす場合に、L,W,Hで表わされる座標は、例えば、XYZで表わされる3次元座標と同等のものである。そして、図4中の各番線において、同じ符号が付された番線は、L座標、W座標、H座標として表わす場合の目安となるものである。従って、例えば、側面形状Wc領域の番線W7R〜W8Rと、平面形状Wbの番線W7R〜W8Rは、部品の形状のW座標で示す場合の目安となる。番線に付された符号中の数字nは、n×100としたときの座標の原点からの番線の位置(単位mm)を示している。
なお、平行に配置された各番線の間隔は、等間隔である必要はなく、不等間隔であってもよい。図4、図5に示すように、正面形状Wa,平面形状Wb,側面形状Wcには、スポット溶接の多数の打点dが記されている。
S6において、作業者は、マウス180を操作して、平面選択領域12中のいずれかのボタン12a,12b,12cを選択する。図3では、ボタン12aが選択された状態、すなわち、L−H平面が選択された状態が示されている。以下では、説明の便宜上、L−H平面が選択されたものとして説明する。
S6において、L−H平面のボタン12aが押下された場合、CPU100は、図3において、領域14,15の表示欄14b,15b、入力欄14d,15d、及び領域16の測定値表示欄16bの左の文字を「L」に表示するとともに、表示欄14c,15c、入力欄14e,15e及び測定値表示欄16cの左の文字を「H」に表示する。このように表示することにより、CPU100は、これらの表示欄、入力欄、及び測定結果の領域16の測定値表示欄がこれから測定又は入力するL−H平面上の番線に関連した表示であることを明示する。
なお、仮に、S6において、W−H平面のボタン12bが押下された場合は、CPU100は領域14,15の表示欄14b,15b、入力欄14d,15d及び領域16の測定値表示欄16bの左の文字を「W」に表示するとともに、表示欄14c,15c、入力欄14e,15e及び測定値表示欄16cの左の文字を「H」に表示する。又、W−H平面のボタン12bが押下された場合は、CPU100は、打点位置電子化プログラムに従ってW−H平面用のリスト登録シートが用意される。W−H平面用のリスト登録シートは、図9に示すL−H平面用のリスト登録シート30において、文字「L」が「W」に、代わるだけであるため、図示を省略する。
又、S6において、L−W平面のボタン12cが押下された場合は、CPU100は領域14,15の表示欄14b,15b、入力欄14d,15d及び領域16の測定値表示欄16bの左の文字を「L」に表示するとともに、表示欄14c,15c、入力欄14e,15e及び測定値表示欄16cの左の文字を「W」に表示する。又、L−W平面のボタン12cが押下された場合は、CPU100は、打点位置電子化プログラムに従ってL−W平面用のリスト登録シート30が用意される。L−W平面用のリスト登録シートは、図9に示すL−H平面用のリスト登録シート30において、文字「H」が「W」に、代わるだけであるため、図示を省略する。
このように、平面選択領域12で選択された平面に応じて、表示欄14b,15b、表示欄14c,15c、入力欄14d,15d、14e,15e、及び測定値表示欄16b,16cに表示される測定値又は入力値がいずれの座標の測定値、或いは入力値であるかが分かるようにされている。
S8では、作業者は、マウス180を操作して、測定モード設定ボタン14aを押下(オン)する。基準点1の測定モード設定ボタン14aの押下により、CPU100は基準点1の測定モードに設定する。その後、作業者はマウス180を操作して、図4、図5に示す表示装置160の表示画面において、正面形状Waの表示領域にある番線の交点の1つを適宜選択し、すなわち指定して、主ボタンをクリックする。なお、マウス180の主ボタンは、一般的には左ボタンに設定されている。
S10では、マウス180の主ボタンのクリックの操作により、CPU100は、マウスポインタが当てられた番線の交点の座標の表示を行う。すなわち、マウスポインタの画面上の現在位置(X座標、Y座標)については、CPU100はマウス180から送信される検出信号に基づいてリアルタイムに検出している。画面上の現在位置は検出値に相当する。このため、CPU100は、マウスポインタの現在位置をマウスポインタが当てられた番線の交点の位置の指定結果として、現在位置のX座標をL座標とし、Y座標をH座標として図6に示すように、表示欄14b,14cに表示する。この表示欄14b,14cに表示されている値を以下、基準点1の指定値という。
なお、図6の表示欄14b,14cの数値は、図5において、番線L5と番線H10の交点を基準点1としてマウスポインタで選択した場合の指定結果の例である。
又、前述したマウス180の主ボタンのクリックの操作により、CPU100は、リアルタイムに検出しているマウスポインタの現在位置を基準点1の座標として表示欄14b,14cに表示する。その後、CPU100はその基準点1の座標を、図9に示すL−H平面用のリスト登録シート30の基準点1に関するL座標値の欄30a、及びH座標値の欄30bに登録する。
次に、S12では、作業者は、マウス180、或いは、キーボード170を操作することにより基準点2の測定モード設定ボタン15aを押下(オン)する。基準点2の測定モード設定ボタン15aの押下により、CPU100は基準点2の測定モードに設定する。その後、作業者はマウス180を操作して、図4、図5に示す表示装置160の表示画面において、正面形状Waの表示領域にある番線の交点の1つを適宜選択してマウスポインタを当てる。このマウスポインタが当てられた番線の交点が基準点2となる。ここで作業者は、基準点2とする番線の交点は、基準点1とした番線の交点と異なるものを選択する。図5では、番線L7と番線H11の交点を基準点2とした例が示されている。
S14では、S10と同様にして作業者は、新たに選択した番線の交点を基準点2としてマウス180の主ボタンをクリックする。このマウス180の主ボタンのクリックの操作により、CPU100は、マウスポインタが当てられた番線の交点の座標の表示を行う。
すなわち、前述したようにマウスポインタの画面上の現在位置(X座標、Y座標)を、CPU100はマウス180から送信される検出信号に基づいてリアルタイムに検出しているため、マウスポインタの現在位置のX座標をL座標とし、Y座標をH座標として図7(a)に示すように、表示欄15b,15cに表示する。この表示欄15b,15cに表示されている値を以下、基準点2の指定値という。
なお、図7(a)の表示欄15b,15cの数値は、図5において、番線L7と番線H11の交点を基準点2としてマウスポインタで選択した場合の測定結果の例である。
又、前述したマウス180の主ボタンのクリックの操作により、CPU100はリアルタイムに検出しているマウスポインタの現在位置を基準点2の座標として表示欄15b,15cにそれぞれ表示する。その後、CPU100はその基準点2の座標を、図9に示すL−H平面用のリスト登録シート30の基準点2に関するL座標値の欄30c、及びH座標値の欄30dに登録する。
S16においては、作業者は、番線に付された符号に基づき、キーボード170を使用して基準点1の実際の二次元の座標値(実際の値)を入力欄14d,14eに入力する。図5の例では、基準点1が番線L5と番線H10の交点であるため、図7(b)に示すように基準点1の実際のL座標値として入力欄14dに500(mm)が入力され、H座標値として入力欄14eに1000(mm)が入力される。この入力欄14d,14eに入力された値を、以下では、基準点1の実際値という。又、CPU100は、入力欄14d,14eに基準点1の実際値が入力されると、図9に示すリスト登録シート30の基準点1に関する二次元の実際値(実際の値)のL座標値の欄30e、及びH座標値の欄30fに登録する。
S18においては、作業者は、番線に付された符号に基づき、キーボード170を使用して基準点2の実際の二次元の座標値(実際の値)を入力欄15d,15eに入力する。図5の例では、基準点2が番線L7と番線H11の交点であるため、図7(c)に示すように基準点2の実際のL座標値として入力欄15dに700(mm)が入力され、H座標値として入力欄15eに1000(mm)が入力される。この入力欄15d,15eに入力された値を、以下では、基準点2の実際値という。又、CPU100は、入力欄15d,15eに基準点2の実際値が入力されると、図9に示すリスト登録シート30の基準点2に関する実際値(実際の値)のL座標値の欄30g、及びH座標値の欄30hに登録する。
S20においては、作業者は、マウス180を操作して、測定指示ボタン16aを押下する。この測定指示ボタン16aが押下されることにより、CPU100は、打点測定モードに設定する。この打点測定モードに切り替えた後、作業者は、マウス180を操作して、図4、図5に示す、正面形状Wa内にある打点dの1つにマウスポインタを合致させ、マウス180の主ボタンをクリックする。
S22においては、CPU100は、マウス180の主ボタンのクリックに応じて、前記マウスポインタが合致した打点の実際の座標値を測定、すなわち、算出する。具体的には、マウスポインタが合致した打点の画面上の位置は、リアルタイムにCPU100が検出しているマウスポインタの現在位置(X座標,Y座標)であり、CPU100はこの現在位置と、基準点1及び基準点2の各指定値、並びに基準点1及び基準点2の実際値に基づいて、打点の実際の座標値を測定する。より詳細には、CPU100は、基準点1及び基準点2の各指定値、並びに基準点1及び基準点2の実際値に基づいて、実際の座標系に対する画面上の座標系の縮尺率を算出し、この縮尺率と、打点に合致したマウスポインタの画面上の現在位置(X座標,Y座標)に基づいて、打点の実際の座標(L座標,H座標)を算出する。
そして、CPU100は、算出した打点の実際の座標(L座標,H座標)を図8に示すように、測定結果の領域16の測定値表示欄16b,16cにそれぞれ表示する。
S24では、この表示された値が妥当な値であると、作業者が判定した場合、作業者は、マウス180の主ボタンを操作して、リスト登録ボタン16dを押下(オン)する。CPU100は、リスト登録ボタン16dのオン操作に基づく指令により、図9のリスト登録シート30の測定結果の表領域32のL座標欄32a,H座標欄32bに算出した打点の実際の座標を登録する。
以後、表示装置160の画面上における打点に関して実際の座標を続けて登録する場合、S20〜S24の操作を作業者が繰り返す。打点の実際の座標の登録が終了した場合には、作業者は、マウス180を操作して、OKボタン18をオン操作する。CPU100は、OKボタン18のオン操作に基づいて、リスト登録シート30を記憶装置140に格納して、打点位置電子化プログラムを終了する。
なお、平面形状Wb、及び側面形状Wcに付された打点を電子化する場合も、前記フローチャートに従って同様に行うため、説明を省略する。
記憶装置140に格納されたリスト登録シート30を使用する場合について説明する。
例えば、前記リスト登録された部品の3次元画像データをCADプログラムを起動して、表示装置160の画面に表示しておく。そして、記憶装置140に格納したリスト登録シート30を前記CADプログラムで読込みして、図10に示すように表示装置160の画面上に2次元の座標であらわされる打点を表示する。ここで、図10に示す部品の画像Gは、L座標、H座標、W座標を有する三次元で表わされている。又、リスト登録シート30で登録された複数の打点は、L座標と、H座標の2次元座標で表わされるHL平面R上にある。従って、CADプログラムで、図10に示すように、HL平面R上の打点dからW方向へ垂直に直線を投影すると、画像G上に投影された点がスポット溶接における打点となる。
なお、前記フローチャートのS24において、打点のリスト登録作業を終了した後、前記CADプログラムを起動し、同じ部品の3次元画像データを画面に表示した状態で、マウス180を操作して打点投影点作成指示ボタン17をオンさせてもよい。この場合、CPU100は、打点投影点作成指示ボタン17のオン操作に基づき、前記CADプログラムに連係させ、リスト登録シート30に登録された打点の表領域32の座標に基づいて、前記と同様に図10に示すように、画面上にHL平面R上に打点dを表示させ、打点dからW方向へ垂直に直線を投影する。
以上の実施形態の打点位置電子化装置、打点位置電子化プログラム、及び打点位置電子化方法は、下記の特徴がある。
(1) 本実施形態の打点位置電子化装置は、スポット溶接の打点が記された部品画像を表示する表示装置160(表示手段)と、表示装置160に表示された部品画像の異なる基準点1、基準点2を指定するマウス180(基準点指定手段)を備える。又、打点位置電子化装置は、マウス180にて指定された部品画像における各基準点の実際の二次元の座標値を入力するキーボード170(座標値入力手段)と、表示装置160に表示された部品画像上の打点を指定するマウス180(打点指定手段)を備える。又、打点位置電子化装置は、マウス180にて指定された打点の実際の二次元の座標値を、マウス180にて指定された2つの基準点と、キーボード170にて入力された基準点の実際の座標値に基づいて演算するCPU100(演算手段)と、CPU100が演算した打点の実際の二次元の座標値を記憶する記憶装置140(記憶手段)を備える。
この結果、本実施形態の打点位置電子化装置は、部品の設計図面に記載された打点の座標を記憶手段に記録する際の手間、読取り誤認、数値の誤入力を解消することができる。
すなわち、従来、設計図面に記載された打点の座標を、設計図面から、作業者が読み取ることがなく、設計図面の上の番線を基準として三角定規を水平及び垂直に保つ必要がないため、従来の第1の問題点がなくなり、手間が掛からない。又、設計図面上の打点に合わせた三角定規上の目盛を作業者は目視で読む必要がないため、読取り誤認を起こす従来の第2の問題点はない。又、読取りした打点の座標値をメモに書き取る必要がなく、従って、書き取り間違いといったヒューマンエラーがなく、従来の第3の問題点はない。さらに、CAD装置等の装置に入力して打点の座標値を電子化する際にメモに書き取った打点の数値を入力する作業がないため、誤入力を生ずる第4の問題点はない。
本実施形態の打点位置電子化装置は、例えば、CAD装置にて作成されていない古い部品の設計図面に記入された打点を電子化する場合、或いはCAD装置にて作成された設計図面に手で打点を記入して校正した後に、校正された打点を電子化する場合に利用することができる。
(2) 本実施形態の打点位置電子化装置は、表示装置160に表示された部品画像が、部品の縦・横を表わす二次元座標系の画像、横・奥行きを表わす二次元座標系の画像、又は縦・奥行きを表わす二次元座標系の画像のいずれかを指定するマウス180(指定手段)を備える。又、記憶装置140(記憶手段)は、マウス180が指定した二次元座標系でCPU100(演算手段)が演算した前記打点の実際の二次元の座標値を記憶する。
この結果、本実施形態の打点位置電子化装置では、部品画像がいずれかの二次元座標系で表わされているかが指定されることにより、指定された二次元座標系で、記憶装置140は、打点の二次元の座標値を記憶することができる。
(3) 本実施形態のスポット溶接の打点位置電子化方法は、第1ステップ(S4)として、スポット溶接の打点が記された部品画像を表示装置160(表示手段)で表示する。第2ステップ(S8,S12)として、表示装置160(表示手段)に表示された部品画像の異なる2つの基準点をマウス180(基準点指定手段)により指定する。第3ステップ(S16,S18)として、マウス180(基準点指定手段)にて指定された部品画像における各基準点の実際の二次元の座標値をキーボード170(座標値入力手段)により入力する。第4ステップ(S20)として、表示装置160(表示手段)に表示された前記部品画像上の打点をマウス180(打点指定手段)により指定する。第5ステップ(S22)として、マウス180(打点指定手段)にて指定された打点の実際の二次元の座標値を、マウス180(基準点指定手段)にて指定された前記2つの基準点と、キーボード170(座標値入力手段)にて入力された前記基準点の実際の座標値に基づいてCPU100(演算手段)により演算する。第6ステップ(S26)として、CPU100(演算手段)が演算した前記打点の実際の二次元の座標値を記憶装置140(記憶手段)により記憶する。
本実施形態のスポット溶接の打点位置電子化方法によれば、部品の設計図面に記載された打点の座標を記憶手段に記録する際の手間、読取り誤認、数値の誤入力を解消することができる。
(4) 本実施形態のスポット溶接の打点位置電子化方法は、部品の縦・横を表わす二次元座標系の画像、横・奥行きを表わす二次元座標系の画像、又は縦・奥行きを表わす二次元座標系の画像のいずれかをマウス180により指定するステップ(S6)を、第1ステップ(S4)と第2ステップ(S8,S12)の間に含むようにしている。そして、第6ステップ(S26)では、記憶装置140(記憶手段)が、マウス180(指定手段)が指定した二次元座標系でCPU100(演算手段)が演算した打点の実際の二次元の座標値を記憶する。
本実施形態の打点位置電子化方法によれば、部品画像がいずれかの二次元座標系で表わされているかを指定することにより、指定された二次元座標系で、記憶装置140(記憶手段)は、打点の二次元の座標値を記憶することができる。
(5) 本実施形態の打点位置電子化プログラムは、コンピュータに、スポット溶接の打点が記された部品画像を表示する第1ステップ(S4)と、前記表示された部品画像の異なる2つの基準点を指定する第2ステップ(S8,S12)を実行させる。又、該プログラムは、コンピュータに前記指定された部品画像における各基準点の二次元の座標値を入力する第3ステップ(S16,S18)と、前記表示された前記部品画像上の打点を指定する第4ステップ(S20)とを実行させる。又、該プログラムは、前記指定された打点の実際の二次元の座標値を、前記指定された前記2つの基準点と、前記入力された前記基準点の座標値に基づいて演算する第5ステップ(S22)と、前記演算した前記打点の実際の二次元の座標値を記憶する第6ステップ(S26)とを実行させる。
この結果、本実施形態の打点位置電子化プログラムによれば、部品の設計図面に記載された打点の座標をコンピュータに記録する際の手間、読取り誤認、数値の誤入力を解消することができる。
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 前記実施形態では、マウス180を使用したが、マウス180の代わりにペンタブレット型入力装置、トラックボール等のポインティングデバイスに換えても良い。
・ 前記実施形態では、番線の交点から基準点を選択するようにしたが、交点に相当する点(ドット)のみを部品の設計図面に複数個配置しておき、表示装置160に設計図面を表示した際に、この点の中から異なる2点をそれぞれ基準点として選択するようにしてもよい。この場合においても、交点に相当する点(ドット)の座標が分かるように、基準となる交点に対して、前記番線に付したH10、L10、W10等の座標と関係づけられた符号を付すことが好ましい。
・ 前記実施形態では、平面選択領域12には、L−H平面、W−H平面、L−W平面のいずれかを選択するボタン12a,12b,12cが設けられていた。部品の設計図面が、2種類の平面、例えば、L−H平面とW−H平面、L−H平面とL−W平面、或いは、W−H平面とL−W平面の場合の組合せ専用の打点位置電子化装置、打点位置電子化プログラムの場合は、それらの2種類の平面を選択できるボタン12a,12b,12cの組合せとしてもよい。すなわち、ボタン12a,12bの組み合わせ、ボタン12a,12cの駈合わせ、ボタン12b,12cの組合せとしてもよい。
・ 部品の設計図面が、1種類の平面、例えば、L−H平面のみ、W−H平面のみ、或いは、L−W平面のみの専用の打点位置電子化装置、打点位置電子化プログラムの場合には、平面選択領域12を省略してもよい。この場合は、リスト登録シートは、その専用の平面のものが用意される。
10…ユーザフォーム、12…平面選択領域、
12a,12b,12c…ボタン、14…領域、
14a…測定モード設定ボタン、14b,14c…測定結果の表示欄、
14d,14e…基準点1の実際の値の入力欄、
15…領域、15a…測定モード設定ボタン
15b,15c…測定結果の表示欄、
15d,15e…基準点2の実際の値の入力欄
16…領域、16a…測定指示ボタン、16b…測定値表示欄、
16c…測定値表示欄、16d…リスト登録指令ボタン、
17…打点投影点作成指示ボタン、
20…図面貼付け用シート、30…リスト登録シート、
100…CPU、110…ROM、120…RAM、130…記憶装置、
140…記憶装置、150…バス、160…表示装置、170…キーボード、
180…マウス、190…スキャナー。

Claims (5)

  1. スポット溶接の打点が記された部品画像を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された部品画像の異なる2つの基準点を指定する基準点指定手段と、
    前記基準点指定手段にて指定された部品画像における各基準点の実際の二次元の座標値を入力する座標値入力手段と、
    前記表示手段に表示された前記部品画像上の打点を指定する打点指定手段と、
    前記打点指定手段にて指定された打点の実際の二次元の座標値を、前記基準点指定手段にて指定された前記2つの基準点と、前記座標値入力手段にて入力された前記基準点の実際の座標値に基づいて演算する演算手段と、
    前記演算手段が演算した前記打点の実際の二次元の座標値を記憶する記憶手段と、
    を備えることを特徴とするスポット溶接の打点位置電子化装置。
  2. 前記表示手段に表示された部品画像が、部品の縦・横を表わす二次元座標系の画像、横・奥行きを表わす二次元座標系の画像、又は縦・奥行きを表わす二次元座標系の画像のいずれかを指定する指定手段を備え、
    前記記憶手段は、前記指定手段が指定した二次元座標系で前記演算手段が演算した前記打点の実際の二次元の座標値を記憶することを特徴とする請求項1に記載のスポット溶接の打点位置電子化装置。
  3. スポット溶接の打点が記された部品画像を表示手段で表示する第1ステップと、
    前記表示手段に表示された部品画像の異なる2つの基準点を基準点指定手段により指定する第2ステップと、
    前記基準点指定手段にて指定された部品画像における各基準点の実際の二次元の座標値を座標値入力手段により入力する第3ステップと、
    前記表示手段に表示された前記部品画像上の打点を打点指定手段により指定する第4ステップと、
    前記打点指定手段にて指定された打点の実際の二次元の座標値を、前記基準点指定手段にて指定された前記2つの基準点と、前記座標値入力手段にて入力された前記基準点の実際の座標値に基づいて演算手段により演算する第5ステップと、
    前記演算手段が演算した前記打点の実際の二次元の座標値を記憶手段により記憶する第6ステップと、
    を備えることを特徴とするスポット溶接の打点位置電子化方法。
  4. 請求項3において、
    前記表示手段に表示された部品画像が、部品の縦・横を表わす二次元座標系の画像、横・奥行きを表わす二次元座標系の画像、又は縦・奥行きを表わす二次元座標系の画像のいずれかを指定手段により指定するステップが、前記第1ステップと第2ステップの間に含み、
    前記第6ステップでは、前記記憶手段が、前記指定手段が指定した二次元座標系で前記演算手段が演算した前記打点の実際の二次元の座標値を記憶することを特徴とするスポット溶接の打点位置電子化方法。
  5. コンピュータに、
    スポット溶接の打点が記された部品画像を表示する第1ステップと、
    前記表示された部品画像の異なる2つの基準点を指定する第2ステップと、
    前記指定された部品画像における各基準点の二次元の座標値を入力する第3ステップと、
    前記表示された前記部品画像上の打点を指定する第4ステップと、
    前記指定された打点の実際の二次元の座標値を、前記指定された前記2つの基準点と、前記入力された前記基準点の座標値に基づいて演算する第5ステップと、
    前記演算した前記打点の実際の二次元の座標値を記憶する第6ステップとを実行させるためのスポット溶接の打点位置電子化プログラム。
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