JP2003271981A - 河川台帳作成用システムと河川台帳作成用プログラム - Google Patents

河川台帳作成用システムと河川台帳作成用プログラム

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 河川構造物の特徴点を実測し、各特徴点
の座標データ群からなるデジタル平板データ1を取得す
る。ベクトルデータ化処理手段6は、河川構造物の輪郭
を表す座標データ群を相互に線分で結ぶ。ポリゴンデー
タ化処理手段7は、各河川構造物を所定の単位で分割し
て、河川構造物の図形をポリゴンデータの集合で表す。
属性データ付加手段8は、各ポリゴンデータに河川構造
物の性質を表す属性データを付加したデータベースを生
成する。 【効果】 現地で測量をして得られた最小限のデータと
既存の図面データを有効に利用して、電子化処理作業を
効率良く処理しかつ自動化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、河川の位置や形状
を地図上に正確に表示すると共に、位置や構造、付帯設
備の配置や構造、その他、河川に関する様々な情報を相
互に関連付けて電子化し、河川に関する情報の検索を容
易にした河川台帳作成用システムと、既存の各種の関連
データを利用して河川台帳を作成するための河川台帳作
成用プログラムと、河川台帳作成方法と、こうして作成
された河川台帳システムに関する。
【0002】
【従来の技術】河川法上で規定されている河川台帳平面
図と調書は、河川整備計画や保守管理事業、公共事業等
になくてはならないもので、各自治体の河川管理者が作
成して、必要な者に閲覧サービスを提供している。河川
台帳平面図と調書には、河川と、河川内構造物及び主要
建造物を含む河川構造が表示されている。
【0003】この河川台帳平面図と調書をコンピュータ
やネットワークにより広く多角的に利用できるようにす
るために、政府や各自治体において、25000分の1
や2500分の1の精度の地形図を作成して、河川関係
図面を作成するとともに、河川台帳平面図と調書の電子
化(ディジタル化)処理が検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の技術には、次のような解決すべき課題があっ
た。河川法律第12条により義務づけられている河川台
帳の整備は、河川を適切に管理する上で必要であり、河
川管理者としての責務である。維持管理、設計業務、許
認可業務、災害時の対応などを迅速かつ適切に行なうた
めに、河川の状態を正確に把握できる、精度の高い地図
情報が必要になる。河川関係図面の電子化処理には、市
販の地図データを利用して、測量に要するコストを削減
し、開発速度を早めることが考えられる。しかしなが
ら、河川関係図面のデータのうち、特に河川台帳平面図
と調書の関係図面は、道路との交差状態や河川構造物の
状態を正確に表示する必要があり、2500分の1程度
の精度ではまだ不十分である。実際に現用の調書等の図
面は500分の1程度の精度で作成されている。従っ
て、既存の地図データはそのままでは精度が低く調書等
の作成には不向きである。
【0005】また、航空測量により取得したデータを必
要な精度に処理する方法も考えられが、航空測量データ
を500分の1程度の精度に変換処理するには大変な作
業量が必要になる。こうしたことから、現地で実測した
データを利用することが必要になるが、既存の図面デー
タを有効に活用して、開発速度を早めるとともに、現地
で測量をして得られたデータを的確に利用して、効率良
く河川台帳用のデータを作成することが要求される。
【0006】本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、現地で測量をして得られた最小限のデータと既存の
図面データを有効に利用して、電子化処理作業を効率よ
く、かつ、自動化した河川台帳作成システムを提供する
ことを目的とする。また、本発明は、電子化処理の利点
を生かして、河川関係図面と調書とを一元管理し、図面
を一元管理し、調書類の発行のみならず、情報検索や更
新が容易にできる河川台帳システムを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉河川構造物の特徴点を実測して取得した上記
各特徴点の座標データ群からなるデジタル平板データ
の、上記河川構造物の輪郭を表す座標データ群を相互に
線分で結ぶとともに、各河川構造物を所定の単位で分割
して、河川構造物の図形をポリゴンデータの集合で表す
手段と、各ポリゴンデータに河川構造物の性質を表す属
性データを付加したデータベースを生成する手段とを備
えたことを特徴とする河川台帳作成システム。
【0008】〈構成2〉河川構造物の特徴点を実測して
取得した上記各特徴点の座標データ群からなるデジタル
平板データの、上記河川構造物の輪郭を表す座標データ
群を相互に線分で結ぶとともに、各河川構造物を所定の
単位で分割して、河川構造物の図形をポリゴンデータの
集合で表すデータを生成する処理と、各ポリゴンデータ
に河川構造物の性質を表す属性データを付加したデータ
ベースを生成する処理とを、コンピュータに実行させる
河川台帳作成用プログラム。
【0009】〈構成3〉河川構造物の特徴点を実測して
取得した上記各特徴点の座標データ群からなるデジタル
平板データの、上記河川構造物の輪郭を表す座標データ
群を相互に線分で結ぶとともに、各河川構造物を所定の
単位で分割して、河川構造物の図形をポリゴンデータの
集合で表し、各ポリゴンデータに河川構造物の性質を表
す属性データを付加したデータベースを生成することを
特徴とする河川台帳作成方法。
【0010】〈構成4〉河川構造物の特徴点を実測して
取得した上記各特徴点の座標データ群からなるデジタル
平板データの、上記河川構造物の輪郭を表す座標データ
群をグループ化する手段と、各河川構造物の分割線が指
定されたとき、上記グループ化した座標データ群を当該
分割線で分割して、河川構造物の図形を座標データ群で
取り囲むポリゴンデータの集合で表す手段と、各ポリゴ
ンデータに河川構造物の性質を表す属性データを付加し
たデータベースを生成する手段とを備えたことを特徴と
する河川台帳作成システム。
【0011】〈構成5〉河川構造物の特徴点を実測して
取得した上記各特徴点の座標データ群からなるデジタル
平板データの、上記河川構造物の輪郭を表す座標データ
群をグループ化する処理と、各河川構造物の分割線が指
定されたとき、上記グループ化した座標データ群を当該
分割線で分割して、河川構造物の図形を座標データ群で
取り囲むポリゴンデータの集合で表す処理と、各ポリゴ
ンデータに河川構造物の性質を表す属性データを付加し
たデータベースを生成する処理とを、コンピュータに実
行させる河川台帳作成用プログラム。
【0012】〈構成6〉河川構造物の特徴点を実測して
取得した上記各特徴点の座標データ群からなるデジタル
平板データの、上記河川構造物の輪郭を表す座標データ
群をグループ化し、各河川構造物の分割線を指定し、上
記グループ化した座標データ群を当該分割線で分割し
て、河川構造物の図形を座標データ群で取り囲むポリゴ
ンデータの集合で表し、各ポリゴンデータに河川構造物
の性質を表す属性データを付加したデータベースを生成
することを特徴とする河川台帳作成方法。
【0013】〈構成7〉構成1または3に記載の河川台
帳作成システムにおいて、デジタル平板データの、上記
河川構造物のうち、輪郭を無視することができる河川構
造物の基準位置を表す座標データをポイントデータで表
す手段と、各ポイントデータに河川構造物の性質を表す
属性データを付加したデータベースを生成する手段を含
めたことを特徴とする河川台帳作成システム。
【0014】〈構成8〉構成2または5に記載の河川台
帳作成用プログラムにおいて、デジタル平板データの、
上記河川構造物のうち、輪郭を無視することができる河
川構造物の基準位置を表す座標データをポイントデータ
で表す処理と、各ポイントデータに河川構造物の性質を
表す属性データを付加したデータベースを生成する処理
を含めたことを特徴とする河川台帳作成用プログラム。
【0015】〈構成9〉構成3または6に記載の河川台
帳作成方法において、デジタル平板データの、上記河川
構造物のうち、輪郭を無視することができる河川構造物
の基準位置を表す座標データをポイントデータで表し、
各ポイントデータに河川構造物の性質を表す属性データ
を付加したデータベースを生成することを特徴とする河
川台帳作成方法。
【0016】〈構成10〉河川構造物の特徴点を実測し
て取得した上記各特徴点の座標データ群からなるデジタ
ル平板データの、各河川構造物を所定の単位で分割し
て、河川構造物の図形をポリゴンデータの集合で表し、
各ポリゴンデータに河川構造物の性質を表す属性データ
を付加したデータベースを含むことを特徴とする河川台
帳システム。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。図1は、本発明の河川台帳作成用
システムの具体例を示すブロック図である。本発明で
は、河川台帳平面図と調書の電子化(デジタル化)処理
のために、図のように、現地測量をして得られたデジタ
ル平板データ1や既存のデジタルデータ2や、書面で作
成された既存の図面データ3等を利用する。河川台帳デ
ータベース4は、後で説明するようなポリゴンデータと
属性データ等を含む総合的な河川管理用のデータベース
である。この処理を実行するホストコンピュータ5に
は、ベクトルデータ化処理手段6と、ポリゴンデータ化
処理手段7と、属性データ付加処理手段8とが設けられ
ている。ベクトルデータ化処理手段6と、ポリゴンデー
タ化処理手段7と、属性データ付加処理手段8はそれぞ
れ以下に説明するような機能を持つコンピュータプログ
ラムにより実現する。既存図面データ3はスキャナ9に
より読み取ってディジタル化する。
【0018】図2は、本発明のシステムに使用するデジ
タル平板データ取得処理方法を示す説明図である。本発
明では、デジタル平板データ(1/500)は、図のような
要領で現地を実測して取得する。その特徴点は図に示す
ように河川11の輪郭に沿った座標点(図中黒丸で示し
たもので、特徴点と呼ぶ)の集合として記録する。河川
の場合には、始めに図のように河川の中心線15を引
き、その変曲点16から河岸に向けて直線18−3や1
8−4を引く。これらの直線と河岸との交点を特徴点と
する。河川の輪郭を特徴付ける特徴点の座標値は、GP
Sや光学測量器で取得する。河川上には、橋や堰等の各
種の河川構造物が存在する。その特徴点も座標点の集合
として記録する。特徴点は構造物の輪郭等から取得す
る。
【0019】このデジタル平板データは、現地測量の作
業量を最小限に抑えるために、河川構造物の輪郭線や位
置を示した線図が描ける程度のものとした。このデータ
は、座標点の集合であり、拡大縮小して河川の平面図を
印刷するような用途にはそのまま利用できるが、河川の
構造情報をコンピュータで解析したり検索したりするの
には不向きである。本発明では、河川情報の検索を可能
にするシステムの実現を目的とするため、デジタル平板
データに一定の加工を加える。
【0020】具体的には、まず、上記河川11の特徴点
を相互に線分17−1〜17−8等で結んでベクトルデ
ータ群を生成する。この処理を図1のベクトルデータ処
理手段6が実行する。さらに、そのベクトルデータ群を
河川構造部品ごとに区分する。例えば、1本の長い河川
も、道路との交差点から交差点まで、あるいはさらにそ
れを分割した1単位ずつの河川構造部品に分解する。即
ち、図中に、線分18−1〜18−4等を追加して、ボ
リゴンデータ(多角形の図形による部品データ)群を生
成する。この処理を図1のポリゴンデータ化処理手段7
が実行する。河川、河川内構造物、河川附属物、河川占
用物件等を、それぞれ別々の部品データで表し、部品デ
ータの集合により河川台帳平面図のデータを作る。もち
ろん、点やシンボル等の図形データも混在してよい。
【0021】分解された河川構造部品を表す部品データ
は、図形データと属性データからなる。図形データは、
河川の場合、例えば、図2中の四辺形(17−4、18
−3、17−8、18−4)のように、ポリゴン状の細
長い長方形を描画するデータになる。属性データは、河
川種別、接合状況、側溝の状況、各部の寸法等を表すデ
ータからなる。このように部品データに属性データを付
加する処理を属性データ付加処理手段8が実行する。図
2の例では、橋梁のポリゴンデータ19をクリックする
と、属性データ20が表示され、橋梁名をキーとして検
索をすると、この属性データから、ポリゴンデータ19
の位置座標が抽出され、その近辺の河川台帳イメージが
あわせて取得されるというようになる。
【0022】こうして得られたデータは、様々な方法で
利用できる。例えば、コンピュータのディスプレイに、
一群の図形データを表示して、指定した場所の地図を表
示させる。また、指定した河川構造部品ごとの図形デー
タや属性データだけを表示させる。さらに、表示させる
河川構造部品を、検索処理により選別してもよい。ま
た、別のレイヤに、座標値を換算して整合させた任意の
地図等のデータを組み込む。任意のレイヤを、独立にあ
るいは任意に組み合わせて表示することにより、以下に
説明するような各種のシステムを稼働させ、その要求に
答えることができる。
【0023】また、デジタル平板データを部品データ化
することにより、コンピュータを操作して、ディスプレ
イ上でマウスをクリックしながら、河川全体の構造か
ら、河川の具体的な構造、細部の部品や寸法までを容易
に調べることができ、コンピュータ上で様々な解析処理
をすることができるデジタル化された河川台帳データベ
ースができあがる。以上が本発明のシステムの特徴部分
の概略である。
【0024】以下、本発明の実施例をより具体的な図面
等を用いて説明する。図3は、河川台帳管理システムの
全体構成を示す説明図である。この図のような全体シス
テムによって、上記のデータが利用される。河川台帳管
理システム100は、一般管理システム110と、河川
管理システム120と、河川台帳調書管理システム13
0と、許認可・要望処理システム140と、河川情報解
析システム150から成る。一般管理システム110
は、河川確認サブシステム111と、河川区域線管理サ
ブシステム112と、証明書類発行サブシステム113
とから成る。
【0025】河川確認サブシステム111は、河川検索
や位置検索などを実行する機能を持ち、すべてのシステ
ムの目次としての役割を持つシステムである。河川区域
線管理サブシステム112は、縮尺500分の1のディ
ジタル平板実測平面図を入力する機能を持つ。境界点は
ベクトルデータを使用する。これにより境界点座標の出
力要求に応えることができる。このシステムは、河川台
帳平面図の出力要望に対応する機能を持つ。地形や建物
は、市販の電子地図データを背景図として利用するとよ
い。証明書類発行サブシステム113は、河川区域線管
理サブシステム112とリンクして、境界証明等の発行
を行なう機能を持つ。
【0026】河川管理システム120は、河川確認サブ
システム121と、構造物管理サブシステム122と、
占用物等管理サブシステム123と、橋梁管理サブシス
テム124と、施設管理サブシステム125とから成
る。河川確認サブシステム121は、一般管理システム
にあるものを併用する。構造物管理サブシステム122
は、護岸、橋梁、堰、パラペット等のベクター化を行な
うシステムで、現地調査によりデータを取得する。占用
物等管理サブシステム123は、水道、ガス、電気、電
話、下水、道路等のベクター化を行なうシステムで、現
地調査によりデータを取得する。橋梁管理サブシステム
124は、構造物管理サブシステム122とのデータリ
ンクにより、橋梁台帳と占用調書との整合を行なう機能
を持つ。施設管理サブシステム125は、防護柵、管理
柵、植栽等のベクター化を行なうシステムで、現地調査
によりデータを取得する。
【0027】河川台帳調書管理システム130は、河川
確認サブシステム132と、調書管理サブシステム13
2とから成る。河川確認サブシステム132は、一般管
理システムにあるものを併用する。調書管理サブシステ
ム132は、河川台帳調書及び河川法上の水利台帳調書
の集計に必要となる項目を、構造化したベクトルデータ
でデジタル化する機能を持つ。構造化する主なデータ
は、河川境界点、河川区域線、河川中心線、河川改修予
定線(丈量区域線)、保全区域線、水利延長線、堰、護
岸、パロペット、樋門、樋管である。防護柵、管理柵、
植栽等である。調書出力されるデータは、河川台帳調
書、水利台帳調書、橋梁台帳調書、河川構造物現況調査
調書、占用物件調書、実測調書、各年度ごとの増減調書
等がある。
【0028】許認可・要望処理システム140は、河川
確認サブシステム141と、河川工事サブシステム14
2と、市民要望対応サブシステム143とから成る。河
川確認サブシステム132は、一般管理システムにある
ものを併用する。河川工事サブシステム142は、占用
許可、市有財産使用許可申請、山川保全区域内郡許可申
請、占用許可等過去の工事履歴等をデータ化して利用す
る。市民要望対応サブシステム143は、浚渫、除草、
整備等過去の工事履歴をデータ化して利用する。本発明
には直接影響しないので、このシステムのより具体的な
説明は省略する。
【0029】河川情報解析システム150は、河川確認
サブシステム151と、改修計画サブシステム152
と、河川災害管理サブシステム153とから成る。河川
確認サブシステム132は、一般管理システムにあるも
のを併用する。改修計画サブシステム152は、河川改
修計画資料をデータ化し、開発行為等の調整に対応す
る。河川災害管理サブシステム153は、浸水破損等を
データ化して、今後の整備方針及び災害対策の基礎資料
とするシステムである。このシステムも、本発明には直
接影響しないので、より具体的な説明は省略する。
【0030】以下、一般管理システム110と、河川管
理システム120と、河川台帳調書管理システム130
について、その整備方法を順に具体的に説明する。以下
の説明で、コンピュータを利用した処理を全て**−S
1からS**というように表示した。**は任意の文字
や数字である。大部分は自動化が可能であるが、これら
の処理のうち任意の処理を人手による作業に置き換えて
構わない。なお、資料として、河川台帳平面図(マイラ
ー)と、確定図および丈量図、河川基準点計算書と成果
簿、河川境界点計算書と成果簿等を収集しておく。
【0031】[河川区域線のベクトル化] AF−S1からAF−S9の処理は、図2を用いて説明
した、図形データ生成と属性データ付加のための処理で
ある。 AF−S1 測量作業による実測座標データ(数値デー
タ)をシステムの固定座標系に変換 この実測座標データは、ディジタル平板データ中の実測
データのことである。河川の主要部分は、実測値を取得
する。システムの固定座標系は、システム全体を通じて
共通化された座標系である。 AF−S2 座標データに基準点・境界点の属性を付加
し、表示形式を図形データへ変換 河川の構造物の輪郭線を決める点が境界点で、基準位置
を決める点が基準点である。 AF−S3 基準点・境界点、各々のレイヤーを作成す
る 基準点群を表示したデータと境界線群を表示したデータ
をそれぞれ独立に処理できるように、別々のレイヤーに
描画する。 AF−S4 処理該当箇所の「河川台帳平面図(ラスタ
ー)」を、境界点レイヤーの背景として表示させる これで、河川台帳平面図上に基準点・境界点を重ねて表
示できるデータが得られる。 AF−S5 境界点(図形データ)を表示させ、各境界点
間の結線処理を行う 図形データ化のための処理である。 AF−S6 結線データに属性(区域線)を付加する 属性データには、線間距離等がある。 AF−S7 隣接図面との接合部分の交点処理を行う 隣接図面と境界線を一致させる処理である。 AF−S8 交点処理部分の座標完全一致化を行う AF−S9 区域線図形データファイルを作成する [構造化作業] AG−S1 「河川台帳平面図」(マイラー)を表示させ
る これは、イメージデータである。 AG−S2 「区域線図形データ」を重ね合せる これは、特徴点や輪郭線等を含む図形データである。 AG−S3 システムの固定座標系の「DM(ディジタ
ルマッピング)修正図形データ」を重ね合せる これらの図面を重ね合わせて表示したときの主要点を一
致させる。位置座標を整合させて、それぞれ異なるレイ
ヤに割り付ける場合でも、重ねて表示できるようにす
る。これで、これらの図面のデータを相互に組み合わせ
て利用できる、精密な詳細な台帳用データが出来上が
る。
【0032】図4は、隣接するイメージデータ図面の接
合処理の具体的な手順を図解した説明図である。図のよ
うに、まず、河川台帳平面図21を用意し、スキャナー
で読み取ったイメージデータを得る。次に隣接する図面
22−1〜22−3等の接合処理を行う。接合処理とい
うのは、各図の境界部分の連続性を確保するために部分
的な位置補正をすることである。隣接する図面の隅の座
標値はそれぞれ重なり合うようにする。尚、各図面はそ
れぞれ独立したイメージデータファイルとする。表示す
るときだけ,接合した状態に見せる。これにより、図面
をディスプレイ等に表示するときのバッファメモリ消費
量を一定以下に制限できる。尚、河川台帳平面図21の
データは、座標データ23を集合したものにされる。ま
た、その後、各座標を線分24で結んだデータにされ
る。
【0033】(a)DM(デジタル・マッピング)デー
タは、「建設省国土地理院」が定義したデータフォーマ
ット(データのファイル形式)であり、一般にもそのフ
ォーマット形式は公開されており、様々なGISシステ
ムでのデータ変換形式の、ほぼ標準形式となっているの
で、特別なハードウェア・ソフトウェアを使用すること
なく変換利用が可能である。
【0034】尚、位置精度(1/1,000)が本システム(1
/500)と違うので、図形の修正処理を行う必要性があ
る。本システムの標準データフォーマットは、基本的に
DMデータに準拠した形式でデータファイルの作成を行
うため、他システムとのデータの相互利用ができ、さら
に本システムデータのファイルフォーマットを公開する
ことによって、よりオープンなシステムの構築ができ、
情報の開示への対応も迅速に行る
【0035】AG−S4 1枚の図面に対して、右、
左、上、下等の図面位置情報を与える(1枚に対し8
枚) AG−S5 二重になる図郭線(表示上は、ほぼ判断で
きない)を、1本の共通な線への変換処理を行う AG−S6 「河川台帳平面図」、「区域線図形デー
タ」、「DM修正図形データ」との図面位置情報を対応
付ける AG−S7 隣接図面との区域線接合部分を、ノードマ
ッチ(同じ1つの区域線である情報を与えさせる)させ
る これは、図4により説明した処理である。 AG−S8 構造化ファイルを作成する AG−S9 図形構造化ファイルを作成する 上記の処理で、「河川台帳平面図」と「区域線図形デー
タ」と「DM修正図形データ」とを一体化した構造化フ
ァイルができあがる。
【0036】[データファイル作成] AH−S1 各「データベースファイル」と「図形構造
化ファイル」の対応付けを行う AH−S2 キーコード(検索時使用)を「データベー
スファイル」と「図形構造化ファイル」に付加する 図形とデータベースの検索スピードアップのために、検
索キーを付与し、どちらからでも検索ができるようにし
た。 AH−S3 「データベースファイル」と「図形構造化
ファイル」を統括するデータ管理ファイルを作成 以上の作業によって例えば橋梁名等を検索キーとして図
形構造化ファイルを検索くしたとき、データベースファ
イルの該当する情報が同時に抽出できる。
【0037】[データファイル論理点検] AJ−S1 点検用プログラムを作成 AJ−S2 データベースの論理点検(各項目に沿った
データ形式になっているか) 点検項目 1. 数値型データ 2. 文字型データ(1byte) 3. 文字型データ(2byte) AJ−S3 構造化図形データの論理点検(各項目に沿
ったデータ形式になっているか) 点検項目 1. ポイントデータ 2. ラインデータ 3. ポリゴンデータ 4. 路線コード 5. IDコード 6. キーコード
【0038】図5は、河川台帳のイメージデータ上に図
形構造化ファイルを重ねて表示した結果を示す説明図で
ある。図の例では、河川のイメージ上にその河川の中心
線を矢印で表示し、その矢印に、属性データを付加し
た。なお、図の構成をわかりやすくするために、河川台
帳のイメージデータは、塗りつぶして図示している。こ
のように、矢印や特徴点や区域線やポリゴンをマウスで
クリックすると、その属性データが表示される。河川台
帳のイメージデータはそのまま利用できるようにし、そ
の上に別のレイヤを用いて図形データを表示し、その図
形データをクリックすると属性データが得られるという
ようにして、詳細なデータ検索ができるようにした。
【0039】[「河川管理システム」データ整備] [計画準備] AK−S1 担当職員との事前打合せや必要機器類の確
認、点検、必要人員の確認等を行う。 [資料収集]データ整備のために、あらかじめ、上水道
管理図面・台帳 、下水道管理図面・台帳、国道用地管
理図面・台帳、県道用地管理図面・台帳、 鉄道用地管
理図面・台帳、水道用地管理図面・台帳 、ガス管路網
図・台帳、電気管路網図・台帳、電話ケーブル管路網図
・台帳、橋梁管理図面・台帳、占用台帳を用意する。
【0040】[「河川台帳平面図」読取り]上記の「一
般管理システム」のデータを使用する。 [構造物データ入力]全ての河川に中心線が描画され
る。 AN―S1 構造化された「河川管理システム図形デー
タ」を背景に表示させる AN―S2 河川幅員が50cm以上変化する地点に、
区間設定線を書き込む幅員が一定の場合は、20〜30
mピッチ AN―S3 橋交差部分に、区間設定線を書き込む AN―S4 区間設定された箇所に、区間設定番号(起
点から一連番号)を付加する AN―S5 区間設定箇所に河川中心点を計算処理によ
り作成 AN―S6 河川中心点を結線し、河川中心線を作成 図5で説明した処理である。 AN―S7 図形データファイルを作成
【0041】[構造物データ入力] 河川の構造物の図形データが追加される。 AP−S1 デジタル平板データを、システムの固定座
標系に変換する AP−S2 構造物だけのデータに再構築 AP−S3 構造物レイヤーを作成(1/500の1図
面単位) AP−S4 処理対象箇所の構造物データだけを表示 AP−S5 点在する図形データどうしの、接合処理を
行う(ラインデータの完全一致・交点座標の削除) AP−S6 隣接図面との接合部との接合部分の交点処
理を行い、交点処理部分の座標完全一致化を行う AP−S7 直線・曲線及び直角・平行の補正 AP−S8 欠如ポイントの追加 AP−S9 ラインデータからポリゴンデータ(閉じた
図形)に変換を行う AP−S10 中心線ポリゴンの作成 AP―S11 護岸ポリゴンの作成 AP−S12 吐口ポリゴンの作成 AP−S13 取水口ポリゴンの作成 AP−S14 パラペットポリゴンの作成 AP−S15 植栽ブロックポリゴンの作成 AP−S16 根固めポリゴンの作成 AP−S17 せきポリゴンの作成 AP−S18 水門ポリゴンの作成 AP−S19 各ポリゴンデータにIDコードを付加
し、各レイヤーにコピーする AP−S20 図形データファイルを作成
【0042】[構造物データ属性入力]河川の構造物の
各図形データに属性データが追加される。 AQ−S1 中心線ポリゴンを表示させ属性を付加する 付加項目 1. 現況河床高 2. 計画河床高 3. 計画高水位 4. 現況幅員 5. 計画幅員 6. 交差状況(平面、立体) 7. 接合状況(国件市道・橋梁) 8. 比流量(m3/s/ha) 9. 整備年度 AQ−S2 護岸ポリゴンを表示させ属性を付加する 付加項目 1. 護岸種別(石積み工、石張り工、コンクリート張
り工、芝付工、かご工、アスファルトのり覆工、鉄筋コ
ンクリート矢板工、鋼矢板工) 2. 高さ AQ−S3 吐口ポリゴンを表示させ属性を付加する 付加項目 1. 接続管径 2. 吐口径 3. 接続管底高 4. 放流制限量 5. ゲートの有無(ゲート有、ゲート無) 6. 接続年度 AQ−S4 取水口ポリゴンを表示させ属性を付加する 付加項目 1. 取水口の構造 2. 接続年度 AQ−S5 パラペットポリゴンを表示させ属性を付加
する 付加項目 1. 高さ 2. 構造 AQ−S6 植栽ブロックポリゴンを表示させ属性を付
加する 付加項目 1. 高さ 2. 構造 AQ−S7 根固めポリゴンを表示させ属性を付加する 付加項目 1. 根固め種別(コンクリートブロック工、捨石工、
沈床工) 2. 寸法 AQ−S8 せきポリゴンを表示させ属性を付加する 付加項目 1. 構造、機能による分類(固定ぜき、可動ぜき) 2. 越流の状態による分類(非越流ぜき、越流ぜき、
もぐりぜき) 3. 平面形状による分類(直ぜき、斜めぜき、孤形ぜ
き、その他) AQ−S9 水門ポリゴンを表示させ属性を付加する 付加項目 1. 構造 2. 大きさ
【0043】〔占用物データ入力]河川の占用物に関す
るデータが追加される。 BC−S1 デジタル平板データを、システムの固定座
標系に変換する BC−S2 占用物だけのデータに再構築 BC−S3 占用物レイヤーを作成(1/500の1図
面単位) BC−S4 「構造物図形データ」を背景として表示 BC−S5 処理対象箇所の占用物データを表示 BC−S6 隣接図面との接合部分の交点処理を行い、
交点処理部分の座標完全一致化を行う BC−S7 直線・曲線・直角・平行の補正 BC−S8 欠如ポイントの追加 BC−S9 上水道ラインデータを作成 BC−S10 下水道ラインデータを作成 BC−S11 電力ラインデータを作成 BC−S12 電話ラインデータを作成 BC−S13 ガスラインデータを作成 BC−S14 その他ラインデータを作成 BC−S15 各ラインデータにIDコードを付加し、
各レイヤーにコピーする BC−S16 図形データファイルを作成
【0044】[占用物データ属性入力] BD−S1 上水道ラインデータを表示させ 付加項目 1. 色 2. 占用者 3. 占用年月日 4. 管径 5. 埋設深 BD−S2 下上水道ラインデータを表示させ 付加項目 BD−S1と同じ BD−S3 電力ラインデータを表示させ 付加項目 1. 色 2. 占用者 3. 占用年月日 4. 占用面積 5. 占用料金 6. 埋設深 BD−S4 電話ラインデータを表示させ 付加項目 BD−S3と同じ BD−S5 ガスラインデータを表示させ 付加項目 BD−S3と同じ BD−S6 その他 付加項目 1. 色 2. 占用物の種類 3. 占用者 4. 占用年月日 5. 占用面積 6. 占用料金 7. 埋設深 BD−S7 属性データベースにIDコードを付加して
作成
【0045】[橋・交差データ入力] 河川と交差する橋等の構造物のデータが入力される。 BE―S1 デジタル平板データを、システムの固定座
標系に変換する BE−S2 橋・交差データだけのデータに再構築 BE−S3 橋・交差レイヤーを作成(1/500の1
図面単位) BE−S4 「構造物図形データ」を背景として表示 BE−S5 処理対象箇所の橋・交差データだけを表示 BE−S6 隣接図面との接合部分の交点処理を行い、
交点処理部分の座標完全一致化を行う BE−S7 直線・曲線・直角・平行の補正 BE−S8 欠如ポイントの追加 BE−S9 ラインデータから、ポリゴンデータ(閉じ
た図形)に変換を行う BE−S10 橋ポリゴンの作成 BE−S11 交差ポリゴンの作成 BE−S12 各ラインデータにIDコードを付加し、
各レイヤーにコピーする BE−S13 図形データファイルを作成
【0046】「橋梁管理サブシステム」のデータ整備手
法 [橋・交差データ属性入力] BG−S1 橋ポリゴンを表示させ属性を付加する 付加項目 1. 橋梁名 2. 箇所 3. 橋種区分(1〜4) 4. 形式区分(1〜17) 5. 現況区分(1〜3) 6. 河川区分(1〜8) 7. 橋梁区分(1〜3) 8. 建設年次 9. 路面位置区分(1〜4) 10.構造区分(1〜23) 11.材料区分(1〜7) 12.床材料区分(1〜3) 13.基礎区分(1〜8) 14.支間長 15.径間長 16.適用区分(1〜10) 17.等級区分(1〜3) 18.負荷荷重 19.有効高 BG−S2 交差ポリゴンを表示させ属性を付加する 付加項目 1. 名称 2. 箇所 3. 有効高 4. 交差区分(1〜3) BG−S3 属性データベースにIDコードを付加して
作成
【0047】[構造化作業]これまで、入力したデータ
を相互に関連付けて一体化した構造化データファイルを
作成する。 BH−S1 構造化された「区域線図形データ」を背景
に表示させる 1. 「構造物図形データ」を重ね合せる 2. 1枚の図面に対して、右、左、上、下等の図面位
置情報を与える(1枚に対し8枚) 3. 二重になる図郭線(表示上は、ほぼ判断できな
い)を、1本の共通な線への変換処理を行う 4. 「区域線図形データ」と「構造物図形データ」と
の位置情報を対応付ける 5. 隣接図面との区域線接合部分を、ノードマッチ
(同じ1つの構造物線である情報を与える)させる 6. 区域線と構造物との構造化ファイルを作成させる
【0048】BH−S2 構造化された「構造物図形デ
ータ」を背景に表示させる 1. 「占用物図形データ」を重ね合せる 2. 1枚の図面に対して、右、左、上、下等の図面位
置情報を与える(1枚に対し8枚) 3. 二重になる図郭線(表示上は、ほぼ判断できな
い)を、1本の共通な線への変換処理を行う 4. 「構造物図形データ」と「占用物図形データ」と
の位置情報を対応付ける 5. 隣接図面との構造物接合部分を、ノードマッチ
(同じ1つの構造物線である情報を与える)させる 6. 占用物と構造物との構造化ファイルを作成させる
【0049】BH−S3 構造化された「構造物図形デ
ータ」を背景に表示させる 1. 「橋・交差図形データ」を重ね合せる 2. 1枚の図面に対して、右、左、上、下等の図面位
置情報を与える(1枚に対し8枚) 3. 二重になる図郭線(表示上は、ほぼ判断できな
い)を、1本の共通な線への変換処理を行う 4. 「構造物図形データ」と「橋・交差図形データ」
との位置情報を対応付ける 5. 隣接図面との構造物接合部分を、ノードマッチ
(同じ1つの構造物線である情報を与える)させる 6. 橋・交差と構造物との構造化ファイルを作成させ
【0050】[データファイル作成(構造化部分)] データベースとの組み合わせをする。 BJ−S1 各「データベースファイル」と「図形構造化
ファイル」の対応付けを行う BJ−S2 キーコード(検索時使用)を「データベース
ファイル」と「図形構造化ファイル」に付加する(図形とデ
ータベースの検索スピードアップ) BJ−S3 「データベースファイル」と「図形構造化フ
ァイル」を統括するデータ管理ファイルを作成
【0051】[データファイル作成(区間設定部分)] BK―S1 「区間設定図形データファイル」を表示 BK―S2 「図形構造化ファイル」を背景で表示 BK―S3 区間設定線と構造物ラインデータとの、交
点処理を計算処理により行う BK―S4 区間設定線と河川中心線ラインデータと
の、交点処理を計算処理により行う BK―S5 構造物ラインデータを、ポリゴン化し、デ
ータの再構築を行う BK―S6 各区間情報を、1つのファイルに統合する [データファイル作成(構造化部分)] BL−S1 点検用プログラムを作成 BL−S2 データベースの論理点検(各項目に沿った
データ形式になっているか) 点検項目 1. 数値型データ 2. 文字型データ(1byte) 3. 文字型データ(2byte) BL−S3 構造化図形データの論理点検(各項目に沿
ったデータ形式になっているか) 点検項目 1. ポイントデータ 2. ラインデータ 3. ポリゴンデータ 4. 路線コード 5. IDコード 6. キーコード BL−S4 図形構造化ファイルを作成する
【0052】[「河川調書台帳管理システム」データ整
備] [資料収集]データ整備のために、あらかじめ、上水道
管理図面・台帳 、下水道管理図面・台帳、国道用地管
理図面・台帳、県道用地管理図面・台帳、 鉄道用地管
理図面・台帳、水道用地管理図面・台帳 、ガス管路網
図・台帳、電気管路網図・台帳、電話ケーブル管路網図
・台帳、橋梁管理図面・台帳、占用台帳を用意する。 [区間設定作業] CB−S1 「河川管理システム」のデータ使用 [構造物データ入力] CC−S1 「河川管理システム」のデータ使用 [構造物データ属性入力] CD−S1 「河川管理システム」のデータ使用
【0053】[河川台帳現況マスターファイル作成] CE―S1 「区間設定データファイル」を表示させる CE−S2 「区間設定データファイル」に使用するデ
ータを付加する 付加項目 1. 水系名 2. 河川番号 3. 河川名(本、1、2) 4. 告示の年月日 5. 区間(起点、終点) 6. 延長(km) 7. 流量1(最大、m3/s) 8. 流量2(平水、m3/s) 9. 流量3(低水、m3/s) 10.流量4(最小、m3/s) 11.流量4(平均、m3/s) 12.河川保全区域の概要 13.河川管理施設の概要 14.使用の許可等の概要 CE―S3 「河川台帳平面図」と「河川台帳調書必要
項目」をマッチングさせる CE―S4 データベースの論理点検(各項目に沿った
データ形式になっているか)
【0054】点検項目 1. 数値型データ 2. 文字型データ(1byte) 3. 文字型データ(2byte) CE―S5 構造化図形データの論理点検(各項目に沿
ったデータ形式になっているか) 点検項目 1. ポイントデータ 2. ラインデータ 3. ポリゴンデータ 4. 路線コード 5. IDコード 6. キーコード CE―S6 「河川台帳平面図」と「河川台帳調書必要
項目」を統括するファイルを作成する 河川台帳調書作成 CF−S1 「河川台帳現況マスター」より、「河川台
帳調書」を出力 出力項目 1. 河川現況台帳調書(甲) (河川法様式) 2. 〃 (乙) ( 〃 ) 3. 〃 (丙の1)( 〃 ) 4. 〃 (丙の2)( 〃 ) 5. 〃 (丙の5)( 〃 ) 6. 〃 (丙の6)( 〃 ) 7. 水利台帳調書 (甲) ( 〃 ) 8. 土地台帳 9. 占用台帳
【0055】以上のシステムにより、「どこに何がある
のか」「有る条件を満たす場所はどこか」「変化はどの
程度か」といったデータ検索や解析が容易にできるよう
になる。さらに、所定のコンバートプログラムにより、
上記のディジタル化された河川台帳平面図のデータから
既存の仕様の河川台帳平面図や調書をプリントアウトす
ることもできる。本発明の効果を具体的に列挙すれば、
以下のようになる。 1.河川法に基づき調整される河川台帳の図面と調書を
電子化により一元管理することができる。 2.河川台帳平面図等の図面や各種調書類について、コ
ンピュータを利用して、必要な地点の情報検索や更新が
容易にできるので、河川管理者の行う河川計画や整備、
維持補修等の効率的な運用が可能になる。 3.河川管理情報の検索や照会が容易なので、住民から
の要望や苦情処理に対するサービスの向上を計ることが
できる。 4.河川の占用許可電子申請のための情報の授受や、住
民に対する河川と占用物件に関する正確かつ迅速な情報
の提供を可能にする。 5.再編成事業に伴う膨大な図面と調書の一括変換をシ
ステム上で行うことにより大幅な経費削減を実現する。 6.河川情報の電子化、データベース化により、リアル
タイム補正が行え、最新の情報を提供することが可能と
なる。 8.図面と調書の一元化により、システム化された河川
台帳平面図から自動的に調書を出力することが可能とな
り膨大な調書作成事務が不要となる。 9.現行手法では、市内全域にわたる図面と調書を手作
業で組替えるとともに新旧2種類作成しなければならな
いが、システム化後は図面と調書の組換えがコンピュー
タ上で行えるため図面、調書を2種類作成する必要がな
くなり、経費と工期の大幅な軽減が可能となる
【0056】なお、上記の演算処理装置にインストール
されたコンピュータプログラムは、それぞれ独立したプ
ログラムモジュールを組み合わせて構成してもよいし、
全体を一体化したプログラムにより構成してもよい。コ
ンピュータプログラムにより制御される処理の全部また
は一部を同等の機能を備えるハードウエアで構成しても
構わない。また、上記のコンピュータプログラムは、既
存のアプリケーションプログラムに組み込んで使用して
もよい。上記のような本発明を実現するためのコンピュ
ータプログラムは、例えばCD−ROMのようなコンピ
ュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、任意の情
報処理装置にインストールして利用することができる。
また、ネットワークを通じて任意のコンピュータのメモ
リ中にダウンロードして利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の河川台帳作成用システムの具体例を示
すブロック図である。
【図2】本発明のシステムに使用するデジタル平板デー
タ取得処理方法を示す説明図である。
【図3】河川台帳管理システムの全体構成を示す説明図
である。
【図4】隣接するイメージデータ図面の接合処理の具体
的な手順を図解した説明図である。
【図5】河川台帳のイメージデータ上に図形構造化ファ
イルを重ねて表示した結果を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ディジタル平板データ 2 既存ディジタルデータ 3 既存図面データ 4 道路台帳データベース 5 ホストコンピュータ 6 ベクトルデータ化処理手段 7 ボリゴンデータ化処理手段 8 属性データ付加処理手段 9 スキャナ
フロントページの続き (72)発明者 山谷 盛記 神奈川県相模原市渕野辺4丁目32番11号 Fターム(参考) 2C032 HB03 HB05 HB07 HB11 HB22 5B050 AA00 BA07 BA10 BA17 CA07 DA03 EA21 FA02 GA08 5B075 ND08 UU14

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 河川構造物の特徴点を実測して取得した
    前記各特徴点の座標データ群からなるデジタル平板デー
    タの、前記河川構造物の輪郭を表す座標データ群を相互
    に線分で結ぶとともに、各河川構造物を所定の単位で分
    割して、河川構造物の図形をポリゴンデータの集合で表
    す手段と、 各ポリゴンデータに河川構造物の性質を表す属性データ
    を付加したデータベースを生成する手段とを備えたこと
    を特徴とする河川台帳作成システム。
  2. 【請求項2】 河川構造物の特徴点を実測して取得した
    前記各特徴点の座標データ群からなるデジタル平板デー
    タの、前記河川構造物の輪郭を表す座標データ群を相互
    に線分で結ぶとともに、各河川構造物を所定の単位で分
    割して、河川構造物の図形をポリゴンデータの集合で表
    すデータを生成する処理と、 各ポリゴンデータに河川構造物の性質を表す属性データ
    を付加したデータベースを生成する処理とを、コンピュ
    ータに実行させる河川台帳作成用プログラム。
  3. 【請求項3】 河川構造物の特徴点を実測して取得した
    前記各特徴点の座標データ群からなるデジタル平板デー
    タの、前記河川構造物の輪郭を表す座標データ群を相互
    に線分で結ぶとともに、各河川構造物を所定の単位で分
    割して、河川構造物の図形をポリゴンデータの集合で表
    し、 各ポリゴンデータに河川構造物の性質を表す属性データ
    を付加したデータベースを生成することを特徴とする河
    川台帳作成方法。
  4. 【請求項4】 河川構造物の特徴点を実測して取得した
    前記各特徴点の座標データ群からなるデジタル平板デー
    タの、前記河川構造物の輪郭を表す座標データ群をグル
    ープ化する手段と、 各河川構造物の分割線が指定されたとき、前記グループ
    化した座標データ群を当該分割線で分割して、河川構造
    物の図形を座標データ群で取り囲むポリゴンデータの集
    合で表す手段と、 各ポリゴンデータに河川構造物の性質を表す属性データ
    を付加したデータベースを生成する手段とを備えたこと
    を特徴とする河川台帳作成システム。
  5. 【請求項5】 河川構造物の特徴点を実測して取得した
    前記各特徴点の座標データ群からなるデジタル平板デー
    タの、前記河川構造物の輪郭を表す座標データ群をグル
    ープ化する処理と、 各河川構造物の分割線が指定されたとき、前記グループ
    化した座標データ群を当該分割線で分割して、河川構造
    物の図形を座標データ群で取り囲むポリゴンデータの集
    合で表す処理と、 各ポリゴンデータに河川構造物の性質を表す属性データ
    を付加したデータベースを生成する処理とを、コンピュ
    ータに実行させる河川台帳作成用プログラム。
  6. 【請求項6】 河川構造物の特徴点を実測して取得した
    前記各特徴点の座標データ群からなるデジタル平板デー
    タの、前記河川構造物の輪郭を表す座標データ群をグル
    ープ化し、 各河川構造物の分割線を指定し、 前記グループ化した座標データ群を当該分割線で分割し
    て、河川構造物の図形を座標データ群で取り囲むポリゴ
    ンデータの集合で表し、 各ポリゴンデータに河川構造物の性質を表す属性データ
    を付加したデータベースを生成することを特徴とする河
    川台帳作成方法。
  7. 【請求項7】 請求項1または3に記載の河川台帳作成
    システムにおいて、 デジタル平板データの、前記河川構造物のうち、輪郭を
    無視することができる河川構造物の基準位置を表す座標
    データをポイントデータで表す手段と、 各ポイントデータに河川構造物の性質を表す属性データ
    を付加したデータベースを生成する手段を含めたことを
    特徴とする河川台帳作成システム。
  8. 【請求項8】 請求項2または5に記載の河川台帳作成
    用プログラムにおいて、 デジタル平板データの、前記河川構造物のうち、輪郭を
    無視することができる河川構造物の基準位置を表す座標
    データをポイントデータで表す処理と、 各ポイントデータに河川構造物の性質を表す属性データ
    を付加したデータベースを生成する処理を含めたことを
    特徴とする河川台帳作成用プログラム。
  9. 【請求項9】 請求項3または6に記載の河川台帳作成
    方法において、 デジタル平板データの、前記河川構造物のうち、輪郭を
    無視することができる河川構造物の基準位置を表す座標
    データをポイントデータで表し、 各ポイントデータに河川構造物の性質を表す属性データ
    を付加したデータベースを生成することを特徴とする河
    川台帳作成方法。
  10. 【請求項10】 河川構造物の特徴点を実測して取得し
    た前記各特徴点の座標データ群からなるデジタル平板デ
    ータの、各河川構造物を所定の単位で分割して、河川構
    造物の図形をポリゴンデータの集合で表し、各ポリゴン
    データに河川構造物の性質を表す属性データを付加した
    データベースを含むことを特徴とする河川台帳システ
    ム。
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