JP2010269318A - 金型、および鋳造品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】オーバーフロー量を容易に調整可能な金型を提供する。
【解決手段】金型1は、固定型部材5と、固定型部材5との間に製品形状に対応した空間部16を形成する可動型部材9と、第1のブロック31とこの第1のブロック31との間にガス抜き路22を形成する第2のブロック32とを備えたチルベント24と、固定型部材5と第1のブロック31との間に設けられるとともに、空間部16からガス抜き路22に向かう方向を横切る方向に移動可能な第1の可動駒41と、可動型部材9と第2のブロック32との間に設けられ、第1の可動駒41との間に空間部16をガス抜き路22に通じさせる導入路21を形成するとともに、第1の可動駒41と共に移動させることで空間部16からガス抜き路22に向かう方向に対して折れ曲った折曲部71を導入路21に形成する第2の可動駒42とを具備する。
【選択図】 図1
【解決手段】金型1は、固定型部材5と、固定型部材5との間に製品形状に対応した空間部16を形成する可動型部材9と、第1のブロック31とこの第1のブロック31との間にガス抜き路22を形成する第2のブロック32とを備えたチルベント24と、固定型部材5と第1のブロック31との間に設けられるとともに、空間部16からガス抜き路22に向かう方向を横切る方向に移動可能な第1の可動駒41と、可動型部材9と第2のブロック32との間に設けられ、第1の可動駒41との間に空間部16をガス抜き路22に通じさせる導入路21を形成するとともに、第1の可動駒41と共に移動させることで空間部16からガス抜き路22に向かう方向に対して折れ曲った折曲部71を導入路21に形成する第2の可動駒42とを具備する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ガス抜き路を備えた金型に係る技術に関する。
例えば鋳造用の金型は、溶湯注入時に金型内に空気が残らないようにガス抜き路を備えることが多い。特許文献1は、ガス抜き路の断面積を変更することができるチルベント構造が開示されている。このチルベント構造は、ガス抜き路内に出没する摺動駒を有し、この摺動駒のガス抜き路内への突出量を調整することでガス抜き路の断面積を加減する。
ところで、金型内の空気のオーバーフロー量(排気量)を調整するためには、金型内に設けられた入れ子を交換するか、金型内のクリアランスを増減する加工が行われる。
しかしながら、入れ子を交換したり、金型を加工するためには、高温状態になっている金型を一度冷まし、金型を分解し、入れ子の交換または加工を行い、金型を再び組立て、そして再び金型を昇温する作業などが必要になる。そのため、オーバーフロー量の調整には、煩雑な手間や時間を要することになる。
本発明の目的は、オーバーフロー量を容易に調整可能な金型、およびその金型を用いた鋳造品の製造方法を提供することにある。
本発明の一つの形態に係る金型は、固定型部材と、前記固定型部材との間に、製品形状に対応した空間部を形成する可動型部材と、固定型に設けられた第1のブロックと可動型に設けられ前記第1のブロックとの間にガス抜き路を形成する第2のブロックとを備えたチルベントと、前記固定型部材と前記第1のブロックとの間に設けられるとともに、前記空間部から前記ガス抜き路に向かう方向を横切る方向に移動可能な第1の可動駒と、前記可動型部材と前記第2のブロックとの間に設けられ、前記第1の可動駒との間に前記空間部を前記ガス抜き路に通じさせる導入路を形成するとともに、前記第1の可動駒と同じ方向に移動可能であり、前記第1の可動駒と共に移動させることで前記空間部から前記ガス抜き路に向かう方向に対して折れ曲った折曲部を前記導入路に形成する第2の可動駒とを具備する。
本発明の一つの形態に係る鋳造品の製造方法は、金型であって、固定型部材と、前記固定型部材との間に、製品形状に対応した空間部を形成する可動型部材と、固定型に設けられた第1のブロックと可動型に設けられ前記第1のブロックとの間にガス抜き路を形成する第2のブロックとを備えたチルベントと、前記固定型部材と前記第1のブロックとの間に設けられるとともに、前記空間部から前記ガス抜き路に向かう方向を横切る方向に移動可能な第1の可動駒と、前記可動型部材と前記第2のブロックとの間に設けられ、前記第1の可動駒との間に前記空間部を前記ガス抜き路に通じさせる導入路を形成するとともに、前記第1の可動駒と同じ方向に移動可能であり、前記第1の可動駒と共に移動させることで前記空間部から前記ガス抜き路に向かう方向に対して折れ曲った折曲部を前記導入路に形成する第2の可動駒とを具備した金型を準備し、前記空間部に溶湯を注入する。
本発明によれば、オーバーフロー量の調整が容易になる。
以下、本発明の一つの実施形態に係る金型1および鋳造品の製造方法について、図1ないし図8を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る金型1を示す。金型1は、例えばコールドチャンバー方式の薄肉ダイカスト鋳造に用いられる。この金型1には、例えばマグネシウム合金やアルミニウム合金、または亜鉛合金などが溶湯(すなわち溶融材料)として注入される。なお本発明に係る金型は、上記材料に限らず、種々の材料を溶湯とするダイカスト鋳造に広く利用可能である。
図1に示すように、金型1は、固定型2と、この固定型2に組み合わされる可動型3とを備える。固定型2は、固定側型板4と、キャビティ部材5(キャビティブロック)とを有する。固定側型板4は、固定側取付板6に固定されるとともに、可動型3に対向する面にキャビティ部材5が取り付けられる凹部4aを有する。固定側型板4および固定側取付板6には、鋳造機が連結され、溶湯が注入される鋳込み口7が設けられている。
キャビティ部材5は、本発明でいう「固定型部材」の一例である。キャビティ部材5は、固定側型板4の凹部4aに取り付けられ、可動型3に対向する。キャビティ部材5は、例えば製品の表面を形成する型面を有する。
一方、可動型3は、可動側型板8と、コア部材9(コアブロック)とを有する。可動型3は、固定型2に組み合わされる型閉め位置と、固定型2から離間した型開き位置との間で進退自在である。可動側型板8は、スペーサブロック10を介して可動側取付板11に固定されている。可動側型板8は、固定型2に対向する面にコア部材9が取り付けられる凹部8aを有する。実際のスペーサブロック10は図1で示す位置から90度回転した方向に配置される場合が殆どであるが、金型構造を理解しやすいようこの方向で図は作成されている。
コア部材9は、本発明でいう「可動型部材」の一例である。コア部材9は、可動側型板8の凹部8aに取り付けられ、固定型2に対向する。コア部材9は、例えば製品の裏面を形成する型面を有する。
可動型3が固定型2に組み合わされたとき、金型1内には、溶湯が圧入される内部空間13が形成される。図2は、説明の便宜上、この内部空間13を模式的に示したものである。図2に示すように、金型1の内部空間13は、ビスケット部14、ファンゲート15、空間部16(キャビティ空間)、オーバーフロー部17を含んでいる。
ビスケット部14は、鋳造機の射出装置から溶湯が注入される部分である。ファンゲート15は、ビスケット部14と空間部16との間に設けられ、ビスケット部14から空間部16へ溶湯を導く流路である。空間部16は、製品である鋳造品18(図7参照)が鋳造される空間部であって、鋳造品の形状(製品形状)に対応している。空間部16は、キャビティ部材5とコア部材9との間に形成される。
オーバーフロー部17は、空間部16に対してビスケット部14およびファンゲート15とは反対側に設けられている。オーバーフロー部17は、導入路21と、ガス抜き路22(チルベント部)とを有している。導入路21は、上記空間部16とガス抜き路22との間に設けられ、空間部16をガス抜き路22に通じさせる。
導入路21およびガス抜き路22は、溶湯によって押し出された空間部16内の空気を受け入れ、空間部16における溶湯の充填抵抗を下げる。また導入路21およびガス抜き路22には、流動先端の溶湯が流れ込む。これにより、離型剤などで汚れた流動先端の溶湯が空間部16の外へ押し出される。ガス抜き路22は、波板形状になっており、溶湯が金型1外に飛び出さないようにする堰の役目を担う。ガス抜き路22を波板形状にすることで、溶湯の流速を落とすとともに、その充填距離を長くすることができる。
次に、図1ないし図4を参照してチルベント24および導入部25について詳しく述べる。
図1に示すように、金型1には、チルベント24が設けられている。チルベント24は、固定型2に設けられた第1のブロック31(固定側ブロック)と、可動型3に設けられた第2のブロック32(可動側ブロック)とを有している。第1のブロック31と第2のブロック32との間には、上記ガス抜き路22が形成される。
図1に示すように、金型1には、チルベント24が設けられている。チルベント24は、固定型2に設けられた第1のブロック31(固定側ブロック)と、可動型3に設けられた第2のブロック32(可動側ブロック)とを有している。第1のブロック31と第2のブロック32との間には、上記ガス抜き路22が形成される。
図3に示すように、チルベント24は、キャビティ部材5、コア部材9、固定側型板4、および可動側型板8とは別ピースで形成されている。固定側型板4および可動側型板8には、図示しないガイドレールがそれぞれ設けられている。第1のブロック31は、上記ガイドレールを介して固定側型板4に保持されている。第2のブロック32は、上記ガイドレールを介して可動側型板8に保持されている。
ガイドレールは、それぞれ空間部16からガス抜き路22に向かう方向(第1の方向D1)に延びている。これにより図4に示すように、第1および第2のブロック31,32は、固定側型板4または可動側型板8に対して、第1の方向D1およびその反対方向である第3の方向D3に摺動移動可能になっている。ガイドレールは、例えばL字レールである。
図3に示すように、チルベント24には、位置調整機構34が着脱自在に取り付けられる。位置調整機構34は、チルベント連結部35と、型板連結部36とを有している。チルベント連結部35は、第1および第2のブロック31,32に連結される。チルベント連結部35は、第1のブロック31に固定される第1の部分35aと、第2のブロック32に固定される第2の部分35bと、第1および第2の部分35a,35bの間に掛け渡された第3の部分35cとを有する。
型板連結部36は、固定側型板4および可動側型板8に連結される。型板連結部36は、固定側型板4に固定された第1の部分36aと、可動側型板8に固定された第2の部分36bと、チルベント連結部35を跨ぐように第1および第2の部分36a,36bに掛け渡された第3の部分36cとを有する。
チルベント連結部35の第3の部分35cの中央部には、雌ねじが切られたねじ孔35dが設けられている。型板連結部36の第3の部分36cの中央部には、貫通孔36dが設けられている。この貫通孔36dからねじ孔35dには、ボルト37が通されている。ボルト37は、型板連結部36の第3の部分36cに取り付けられた押さえ板38により位置が変わらないように押さえられている。ボルト37の頭部37aは、押さえ板38の貫通孔38aを通じて外部に露出されている。
ボルト37を調整することで、固定側型板4および可動側型板8に対して第1および第2のブロック31,32を変位させることができる。なお、位置調整機構34は、オーバーフロー量の調整時の際に金型1に対して取り付けられ、成形サイクル時には金型1から取り外される。
図1および図3に示すように、キャビティ部材5およびコア部材9と、チルベント24との間には、導入部25が設けられている。導入部25は、固定型2に設けられた第1の可動駒41(固定側可変駒)と、可動型3に設けられた第2の可動駒42(可動側可変駒)とを有している。第1の可動駒41は、キャビティ部材5と第1のブロック31との間に設けられている。第2の可動駒42は、コア部材9と第2のブロック32との間に設けられている。第1の可動駒41と第2の可動駒42との間には、上記導入路21が形成される。
図3に示すように、キャビティ部材5と第1のブロック31との間には、第1の摺動空間44が設けられている。キャビティ部材5の上面は、略水平に広がる平面状に形成されるとともに、第1の可動駒41に対向した第1の平面45(第1の水平面)を有している。第1のブロック31の下面は、水平に対して傾斜するとともに、第1の可動駒41に対向した第1の傾斜面46を有している。
同様に、コア部材9と第2のブロック32との間には、第2の摺動空間48が設けられている。コア部材9の上面は、略水平に広がる平面状に形成されるとともに、第2の可動駒42に対向した第2の平面49(第2の水平面)を有している。第2のブロック32の下面は、水平に対して傾斜するとともに、第2の可動駒42に対向した第2の傾斜面50を有している。
図3に示すように、第1の可動駒41は、第1の摺動空間44に収容されている。第1の可動駒41の下面は、第1の平面45に密着する第3の平面52を有している。第1の可動駒41の上面は、第1の傾斜面46に密着する第3の傾斜面53を有している。第1の可動駒41は、第2の可動駒42に対向する側面に、第1の端面54を有している。
同様に、第2の可動駒42は、第2の摺動空間48に収容されている。第2の可動駒42の下面は、第2の平面49に密着する第4の平面55を有している。第2の可動駒42の上面は、第2の傾斜面50に密着する第4の傾斜面56を有している。さらに第2の可動駒42は、第1の可動駒41に対向する側面に、第2の端面57を有している。
図5に示すように、第1のブロック31は、第1の傾斜面46から突出した突起60を有する。突起60は、例えばT字状に形成されており、第1の傾斜面46に対して隙間を空けて対向する第1および第2の支持部61,62を有する。
第1の可動駒41は、上記突起60が摺動可能に係合するT字状の溝64を有している。第1の可動駒41は、第1および第2の支持部61,62と第1の傾斜面46との間に位置する第1および第2の係合部65,66を有している。突起60は、第1の可動駒41を保持する保持部の一例である。この突起60により、第1のブロック31は、第1の傾斜面46に沿って摺動可能に第1の可動駒41を保持している。なお、突起60や溝64の形状は、図6に示すような台形状の突起とアリ溝の組み合わせや、その他の形状であってもよい。
図3および図4に示すように、第1の可動駒41は、空間部16からガス抜き路22に向かう方向(第1の方向D1)を横切る方向(例えば直交する方向)に移動可能である。詳しく述べると、第1のブロック31を空間部16からガス抜き路22に向かう方向に移動させると、第1の可動駒41が第1の傾斜面46に沿って摺動し、空間部16からガス抜き路22に向かう方向を横切る方向であって第2の可動駒42から離れる方向(第2の方向D2)に移動する。
一方、第1のブロック31をガス抜き路22から空間部16に向かう方向(第3の方向D3)に移動させると、第1の可動駒41が第1の傾斜面46に沿って摺動し、空間部16からガス抜き路22に向かう方向を横切る方向(例えば直交する方向)であって第2の可動駒42に向かう方向(第4の方向D4)に移動する。
第1のブロック31と同様に、第2のブロック32は、第2の傾斜面50から突出した突起60を有する。突起60は、第1のブロックと同様に例えばT字状に形成されており、第2の傾斜面50に対して隙間を空けて対向する第1および第2の支持部61,62を有する。第2の可動駒42は、上記突起60が摺動可能に係合するT字状の溝64を有している。第2の可動駒42は、第1および第2の支持部61,62と第2の傾斜面50との間に位置する第1および第2の係合部65,66を有している。突起60は、第2の可動駒42を保持する保持部の一例である。この突起60により、第2のブロック32は、第2の傾斜面50に沿って摺動可能に第1の可動駒42を保持している。
第2の可動駒42は、第1の可動駒41と同じ方向に移動可能である。詳しく述べると、第2のブロック32を空間部16からガス抜き路22に向かう方向(第1の方向D1)に移動させると、第2の可動駒42が第2の傾斜面50に沿って摺動し、空間部16からガス抜き路22に向かう方向を横切る方向(例えば直交する方向)であって第1の可動駒41に向かう方向(第2の方向D2)に移動する。一方、第2のブロック32をガス抜き路22から空間部16に向かう方向(第3の方向D3)に移動させると、第2の可動駒42が第2の傾斜面50に沿って摺動し、空間部16からガス抜き路22に向かう方向を横切る方向(例えば直交する方向)であって第1の可動駒41から離れる方向(第4の方向D4)に移動する。
図4に示すように、第1の平面45は、第2の可動駒42との間に隙間を形成するように、第2の平面49に対して段差を有する。第1の傾斜面46は、第2の可動駒42との間に隙間を形成するように、第2の傾斜面50に対して段差を有する。
図3は、第1および第2の可動駒41,42がコア部材9側に移動した状態である。このとき導入路21の折り曲げ量は少なく、流動抵抗は低い。したがって、オーバーフロー量は多めになる。本実施形態の構造では、第1および第2の可動駒41,42が最大限にコア部材9側に移動したとき、導入路21は、空間部16からガス抜き路22に向かって真っ直ぐ平坦な形状になる。
図4は、第1および第2の可動駒41,42がキャビティ部材5側に移動した状態である。すなわち第1および第2の可動駒41,42が共にキャビティ部材5側に移動することで、導入路21には、空間部16からガス抜き路22に向かう方向に対して折れ曲った第1および第2の折曲部71,72が形成される。
具体的には、第1の折曲部71は、第2の可動駒42と第1の平面45との間に形成される。第2の折曲部72は、第2の可動駒42と第1の傾斜面46との間に形成される。このような導入路21の折り曲げによりできたほぼ垂直な壁により、溶湯の流れ方向が強制的に変えられることで流速が減じられる。なお図4は、導入路21の折り曲げ量を多くし、流動抵抗を最大限にした状態を示す。
本発明でいう「導入路に折曲部を形成する」とは、折曲部が存在しない導入路に対して折曲部を形成することに加え、折曲部がすでにある導入路に対して、折曲部の長さが長くなるように折曲部を追加的に形成する(折曲部を増大させる)ことも含む。
ここで、第1および第2の可動駒41,42の移動により、第1および第2の折曲部71,72の長さ(第2の方向D2の長さ)が変わる。すなわち、第1および第2の可動駒41,42の位置を調整(すなわち移動量を調整)することで、第1および第2の折曲部71,72の長さを可変することができる。さらに、第1および第2の可動駒41,42の移動により、導入路21の全体の長さ(すなわち、空間部16とガス抜き路22との間に亘る流路長)が変わる。第1および第2のブロック31,32を上記第1の方向D1に移動させることで、導入路21の全体の長さが長くなる。
次に、本実施形態に係るエジェクタ構造について説明する。
図1に示すように、可動型3には、エジェクタプレート74が設けられている。エジェクタプレート74は、可動側取付板11の近傍に位置するとともに、図示しない鋳造機のエジェクタロッドに押されて固定型2に向いて移動する。
図1に示すように、可動型3には、エジェクタプレート74が設けられている。エジェクタプレート74は、可動側取付板11の近傍に位置するとともに、図示しない鋳造機のエジェクタロッドに押されて固定型2に向いて移動する。
エジェクタプレート74には、ガス抜き路22に対応した第1の押出ピン75が連結されている。第1の押出ピン75は、エジェクタプレート74からチルベント24に向いて延びており、可動側型板8を貫通している。
図3に示すように、チルベント24と可動側型板8との間には、収容空間76が設けられている。この収容空間76には、比較的小型の突き出し機構77が設けられている。突き出し機構77は、第2のブロック32に固定されている。突き出し機構77は、第1の押出ピン75が当接する突き出し板78と、この突き出し板78を支持する支持構造79と、突き出し板78に連結された第2の押出ピン80とを有する。第2の押出ピン80は、第2のブロック32を貫通しているとともに、突き出し板78を介して第1の押出ピン75に押されるようになっている。第1の押出ピン75が挿入される支持構造79の貫通孔79aは、第1の押出ピン79との間に隙間Sを有している。
突き出し機構77(すなわち、突き出し板78、第2の押出ピン80、および支持構造79)は、第2のブロック32と一体になっており、第2のブロック32が上記第1および第3の方向D1,D3に移動するときに、第2のブロック32に追従して移動する。すなわち、第2のブロック32が上記第1および第3の方向D1,D3に移動するときに、第2の押出ピン80は、第1の押出ピン75に対して変位する。突き出し機構77の移動は、第1の押出ピン75と貫通孔79aとの間の隙間Sにより吸収される。第2の押出ピン80は、上記変位した後も突き出し板78を介して第1の押出ピン75に押されるようになっている。第2の押出ピン80の戻り動作は、第2の押出ピン80に組み込まれたスプリング81で行う。
図1に示すように、エジェクタプレート74には、複数の第3の押出ピン82が連結されている。第3の押出ピン82は、空間部16およびファンゲート15に対応したものである。
次に、金型1を用いた鋳造品18の製造方法の一例について説明する。
まず、上述の金型1を準備し、この金型1が鋳造機にセットされる。また、原材料(例えばマグネシウム合金)を溶融して溶湯とする。次いで鋳造サイクルに入る。まず、可動型3を動かして固定型2に組み合わせ、金型1を型締し、金型1のビスケット部14に溶湯を注入する。
まず、上述の金型1を準備し、この金型1が鋳造機にセットされる。また、原材料(例えばマグネシウム合金)を溶融して溶湯とする。次いで鋳造サイクルに入る。まず、可動型3を動かして固定型2に組み合わせ、金型1を型締し、金型1のビスケット部14に溶湯を注入する。
鋳造品18の固化がある程度進むと、可動型3が動いて型が開く。型を開いた後、鋳造機のエジェクタロッドによりエジェクタプレート74を固定型2に向けて前進させ突き出し動作を行う。これにより、金型1から鋳造品18を取り出す。
次に、オーバーフロー量の調整作業について説明する。
金型1を用いて製品の試作を行い、溶湯の流れが十分でない、または溶湯が流れ過ぎるといった場合にオーバーフロー量の調整作業を行う。具体的には、昇温されている金型1の温度が一定以下になるのを待ち、位置調整機構34を金型1に取り付ける。
金型1を用いて製品の試作を行い、溶湯の流れが十分でない、または溶湯が流れ過ぎるといった場合にオーバーフロー量の調整作業を行う。具体的には、昇温されている金型1の温度が一定以下になるのを待ち、位置調整機構34を金型1に取り付ける。
位置調整機構34により、第1および第2のブロック31,32を固定側型板4および可動側型板8に対して移動させる。この第1および第2のブロック31,32の移動に追従して、金型1内では第1および第2の可動駒41,42が移動する。これにより、導入路21に折曲部71,72を形成するとともに、この折曲部71,72の長さや導入路21の全体の長さにより導入路21の流動抵抗を変化させる。
流動抵抗を変化させた後、金型1を昇温する。この昇温過程で金型1の各部材が熱膨張し、第1および第2の可動駒41,42が金型1内で動かなくなる。金型1を十分昇温した後、製品の試作を再度行い、オーバーフロー量の調整結果を確認する。
このような構成の金型1、および鋳造品18の製造方法によれば、オーバーフロー量の調整を容易に行うことができる。
図8は、可動駒を有しない金型100を示す。例えば薄肉Mgダイカスト品のような薄肉品を所定の厚みで安定して鋳造するためには、オーバーフロー量の調整が重要になる。上記金型100においてオーバーフロー量を調整するためには、一度金型を分解し、導入路のクリアランスを増減させる加工を行う必要がある。このオーバーフロー量の調整は、予測が非常に難しく、カット&トライを繰り返すことが多い。そのため、何度も金型を分解して加工を行う必要がある。オーバーフロー量を縮小する場合は溶接が必要であるなど手間がかかる。さらに金型の分解・組立には、金型を分解可能な温度まで冷ます時間や、金型を再び昇温する時間などが必要であり、工期が長期化してしまう。
一方、本実施形態に係る金型1によれば、第1および第2の可動駒41,42を金型1内で移動させることにより、溶湯の流れ方向に対してほぼ垂直に折り曲げられた折曲部71,72を導入路21に形成することができる。この折曲部71,72を形成することで、溶湯は流れ方向を強制的に変えられ、溶湯の流速を低下させることができる。これにより、オーバーフロー量を小さくすることができる。
つまり、本実施形態に係る金型1によれば、金型1を分解することなく、オーバーフロー量を調整することができる。このため、比較的短時間および少ない手間でオーバーフロー量の調整を行うことができる。この金型1によれば、鋳造現場でオーバーフロー量の調整を行うことができる。鋳造品18の出来栄えを確認しながら自由に調整できるので、短時間で精度良く金型1を完成させることができる。
第1および第2の可動駒41,42の移動により、折曲部71,72の長さを可変させることができる。折曲部71,72の長さが長くなれば、オーバーフロー量は低下する。これにより、オーバーフロー量を制御することができる。
さらに、第1および第2の可動駒41,42の移動により、導入路21の長さを可変させることができる。導入路21の長さが長くなれば、オーバーフロー量は低下する。これにより、オーバーフロー量を制御することができる。すなわち、本実施形態に係る金型1によれば、第1および第2の可動駒41,42を移動させることによって、導入路21の長さを可変させると同時に、折曲部71,72により流動抵抗が増大する構造になっている。この2つの相乗効果により、オーバーフロー量の調整を高い効率で行うことができる。
第1および第2のブロック31,32を上記第1の方向D1に移動させることで、第1および第2の可動駒41,42が移動すると、特別な駆動機構を設ける必要がなく第1および第2の可動駒41,42を移動させることができる。これは金型構造の低コスト化に寄与する。
第1および第2のブロック31,32が上記第1および3の方向D1,D3に移動するときに、第1の可動駒41が第1の傾斜面46に沿って摺動し、第2の可動駒42が第2の傾斜面50に沿って摺動すると、金型1内に不要な隙間を生じさせることなく、導入路21の形状を変形させることができる。
第1の押出ピン75によって押される第2の押出ピン80が第2のブロック32に設けられており、この第2の押出ピン80が第2のブロック32に追従し、第1の押出ピン75に対して変位可能であると、可動側型板8に対して変位するチルベント24に押出ピンによる押出し構造を設けることができる。
以上、本発明の一つの実施形態に係る金型1、および鋳造品の鋳造方法について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。この発明は実施段階においてその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。
例えば、上記実施形態では、第1および第2の可動駒41,42が固定型2側に移動することで導入路21の折曲部71,72の長さが長くなるが、これに代えて、第1および第2の可動駒41,42が可動型3側に移動することで導入路21の折曲部71,72の長さが長くなる構造にしてもよい。
1…金型、2…固定型、3…可動型、5…キャビティ部材(固定型部材)、9…コア部材(可動型部材)、16…空間部、21…導入路、22…ガス抜き路、24…チルベント、31…第1のブロック、32…第2のブロック、34…位置調整機構、41…第1の可動駒、42…第2の可動駒、46…第1の傾斜面、50…第2の傾斜面、74…エジェクタプレート、75…第1の押出ピン、80…第2の押出ピン。
Claims (10)
- 固定型部材と、
前記固定型部材との間に、製品形状に対応した空間部を形成する可動型部材と、
固定型に設けられた第1のブロックと、可動型に設けられ、前記第1のブロックとの間にガス抜き路を形成する第2のブロックとを備えたチルベントと、
前記固定型部材と前記第1のブロックとの間に設けられるとともに、前記空間部から前記ガス抜き路に向かう方向を横切る方向に移動可能な第1の可動駒と、
前記可動型部材と前記第2のブロックとの間に設けられ、前記第1の可動駒との間に前記空間部を前記ガス抜き路に通じさせる導入路を形成するとともに、前記第1の可動駒と同じ方向に移動可能であり、前記第1の可動駒と共に移動させることで前記空間部から前記ガス抜き路に向かう方向に対して折れ曲った折曲部を前記導入路に形成する第2の可動駒と、
を具備したことを特徴とする金型。 - 請求項1の記載において、
前記第1の可動駒および前記第2の可動駒の移動量により、前記折曲部の長さが変わることを特徴とする金型。 - 請求項2の記載において、
前記第1の可動駒および前記第2の可動駒が移動することで、前記導入路の全体の長さが変わることを特徴とする金型。 - 請求項3の記載において、
前記第1のブロックおよび前記第2のブロックは、前記空間部から前記ガス抜き路に向かう方向に移動可能であり、前記第1のブロックは、前記第1の可動駒に対向した第1の傾斜面を有するとともに、上記第1の可動駒を上記第1の傾斜面に沿って摺動可能に保持しており、前記第2のブロックは、前記第2の可動駒に対向した第2の傾斜面を有するとともに、上記第2の可動駒を上記第2の傾斜面に沿って摺動可能に保持しており、
前記第1のブロックおよび前記第2のブロックを前記方向に移動させることで、前記第1の可動駒は、前記第1の傾斜面に沿って摺動することで前記空間部から前記ガス抜き路に向かう方向を横切る方向に移動し、前記第2の可動駒は、前記第2の傾斜面に沿って摺動することで前記空間部から前記ガス抜き路に向かう方向を横切る方向に移動することを特徴とする金型。 - 請求項4の記載において、
エジェクタプレートと、
前記エジェクタプレートに連結され、前記チルベントを向いて延びた第1の押出ピンと、をさらに具備しており、
前記第2のブロックには、当該第2のブロックを貫通するとともに、前記第1の押出ピンによって押される第2の押出ピンが設けられており、この第2の押出ピンは、前記第2のブロックが前記空間部から前記ガス抜き路に向かう方向に移動するときに、前記第2のブロックに追従し、前記第1の押出ピンに対して変位することを特徴とする金型。 - 金型であって、
固定型部材と、
前記固定型部材との間に、製品形状に対応した空間部を形成する可動型部材と、
固定型に設けられた第1のブロックと、可動型に設けられ、前記第1のブロックとの間にガス抜き路を形成する第2のブロックとを備えたチルベントと、
前記固定型部材と前記第1のブロックとの間に設けられるとともに、前記空間部から前記ガス抜き路に向かう方向を横切る方向に移動可能な第1の可動駒と、
前記可動型部材と前記第2のブロックとの間に設けられ、前記第1の可動駒との間に前記空間部を前記ガス抜き路に通じさせる導入路を形成するとともに、前記第1の可動駒と同じ方向に移動可能であり、前記第1の可動駒と共に移動させることで前記空間部から前記ガス抜き路に向かう方向に対して折れ曲った折曲部を前記導入路に形成する第2の可動駒と、を具備した金型を準備し、
前記空間部に溶湯を注入することを特徴とする鋳造品の製造方法。 - 請求項6の記載において、
前記金型は、前記第1の可動駒および前記第2の可動駒の移動量により、前記折曲部の長さが変わることを特徴とする鋳造品の製造方法。 - 請求項7の記載において、
前記金型は、前記第1の可動駒および前記第2の可動駒が移動することで、前記導入路の全体の長さが変わることを特徴とする鋳造品の製造方法。 - 請求項8の記載において、
前記第1のブロックおよび前記第2のブロックは、前記空間部から前記ガス抜き路に向かう方向に移動可能であり、前記第1のブロックは、前記第1の可動駒に対向した第1の傾斜面を有するとともに、上記第1の可動駒を上記第1の傾斜面に沿って摺動可能に保持しており、前記第2のブロックは、前記第2の可動駒に対向した第2の傾斜面を有するとともに、上記第2の可動駒を上記第2の傾斜面に沿って摺動可能に保持しており、
前記第1のブロックおよび前記第2のブロックを前記方向に移動させることで、前記第1の可動駒は、前記第1の傾斜面に沿って摺動することで前記空間部から前記ガス抜き路に向かう方向を横切る方向に移動し、前記第2の可動駒は、前記第2の傾斜面に沿って摺動することで前記空間部から前記ガス抜き路に向かう方向を横切る方向に移動することを特徴とする鋳造品の製造方法。 - 請求項9の記載において、
前記金型は、エジェクタプレートと、前記エジェクタプレートに連結され、前記チルベントを向いて延びた第1の押出ピンとをさらに具備しており、
前記第2のブロックには、当該第2のブロックを貫通するとともに、前記第1の押出ピンによって押される第2の押出ピンが設けられており、この第2の押出ピンは、前記第2のブロックが前記空間部から前記ガス抜き路に向かう方向に移動するときに、前記第2のブロックに追従し、前記第1の押出ピンに対して変位することを特徴とする鋳造品の製造方法。
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