JP2010269217A - エアフィルタの製造方法およびエアフィルタ用成型型 - Google Patents

エアフィルタの製造方法およびエアフィルタ用成型型 Download PDF

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【課題】濾材のエアフィルタ用金型への挿入を容易にする。
【解決手段】金型10は下型11と上型21を備える。下型11の底面13に、複数の下型防液板を立設する。上型21の底面23に複数の上型防液板を立設する。下型防液板は、所定方向Xに並列する複数の第1短幅板18と、所定方向Xに並列する複数の第2短幅板19とを含む。複数の第1短幅板18と、複数の第2短幅板19は、空隙20を介して直交方向Yに並列する。上型21にも同様に、複数の第1及び第2短幅板28、29を設ける。これら複数の第1及び第2短幅板28、29は、複数の第1及び第2短幅板18、19に噛み合うように配置される。ひだ折りされた濾材の折り目方向における両端部それぞれを、短幅板18、28、及び短幅板19、29の間に挟み込んで金型10に取り付ける。このとき濾材のセパレータは空隙20に配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアフィルタ枠を注型樹脂で成形して、エアフィルタを得るためのエアフィルタ用成型型、及びその成型型を用いてエアフィルタを製造する方法に関する。
例えば、送気マスク用等の小型タイプのエアフィルタは、フィルタ枠を注型樹脂で成形する場合がある。この種のエアフィルタは、従来、上型及び下型によって形成されるキャビティ内に、ひだ折り加工された濾材をセットした後、その濾材外周に注型樹脂を流し込んで製造するのが一般的である。このような製造方法で使用される金型では、上型及び下型の互いに対向する底面それぞれに、濾材のひだ山と同じ数だけ並列された複数の防液板が立設されている。
エアフィルタ製造においては、まず、下型の防液板それぞれの間に、濾材のひだ山を挿入配置し、下型の上に濾材を取り付ける。次いで、濾材が取り付けられた下型の上に上型を重ねて、上型の各防液板を各濾材のひだ山内部に挿入配置した後、濾材外周に注型樹脂を流し込む。この方法では、濾材の各ひだ山が、下型の防液板と上型の防液板とで挟まれるため、ひだ山間から、濾材内部に樹脂を流入させずにフィルタ枠を成形することが可能になる。
しかし、ひだ折り加工された濾材は、通常、その折り目方向に直交する方向に伸縮性が高いため、下型に濾材を取り付けるとき、各防液板の間にひだ山を配置しにくいという問題がある。
一方、濾材は、ひだ山間に介挿したセパレータによってひだ山間を固定することにより、上記直交方向における伸縮性を低くすることができる。しかし、このような濾材は、防液板間にひだ山を挿入するとき、その挿入がセパレータによって阻害されるため、上記樹脂成型タイプのエアフィルタに従来使用されていない。
本発明は以上の問題点に鑑みて成されたものであり、ひだ折り加工された濾材を、下型に容易に取り付けることが可能なエアフィルタの製造方法、及びその製造方法で使用されるエアフィルタ用成型型を提供することを目的とする。
本発明に係るエアフィルタを製造する方法は、互いに対向して配置される下型と上型を備え、下型及び上型それぞれには、上型及び下型に向かって立設する複数の防液板が設けられ、上型及び下型それぞれの複数の防液板は、所定方向に並列する複数の第1短幅板と、所定方向に並列する複数の第2短幅板とを含み、複数の第1短幅板から成る第1短幅板群及び複数の第2短幅板から成る第2短幅板群は、所定方向に直交する直交方向に、空隙を介して並べられた成型型を用いて行うものである。本方法は、折り目が互いに略平行となり、かつ多数のひだ山が形成されるようにひだ状に折られた濾材を用意する第1工程と、下型の底面の上に濾材を配置させ、各ひだ山の折り目方向における一端部それぞれを、下型の所定方向に隣接する第1短幅板の間に挿入させるとともに、各ひだ山の他端部それぞれを下型の所定方向に隣接する第2短幅板の間に挿入させる第2工程と、上型の第1及び第2短幅板それぞれを各ひだ山の一端部及び他端部それぞれの内部に挿入し、下型及び上型の複数の防液板同士を、濾材を間に挟みつつ互いに噛み合うように配置させる第3工程と、濾材の外周に注型液を流し込み、濾材外周にフィルタ枠を成形する第4工程とを備える。そして、濾材の隣接するひだ山の対向するひだ山外面同士又はひだ山内部で対向するひだ山内面同士又は両方が、セパレータによって離間されるように固定されており、上記第2工程において、セパレータが下型の空隙に配置されることを特徴とする。
下型及び上型それぞれの複数の防液板は、さらに上記所定方向に対向する一対の対向板をさらに含み、第1短幅板群は、一対の対向板の一端(上記直交方向における一端)同士の間に配置されるとともに、第2短幅板群は、一対の対向板の他端同士の間に配置されていても良い。そして、上記第3工程において、下型及び上型の一対の対向板の一方同士及び他方同士は互いに隣り合うように配置され、これらの間に、折り目方向に直交する方向における濾材の一端部及び他端部それぞれが挟み込まれることが好ましい。
この場合、セパレータは、折り目方向に直交する方向における濾材の両端部には設けられていないことが好ましい。一方、セパレータが、折り目方向に直交する方向における一端部から他端部まで設けられる場合、第2工程の前に、セパレータによるひだ山外面同士又はひだ山内面同士の固定状態が、濾材の折り目方向に直交する方向における両端部において解除されることが好ましい。この場合、セパレータは、濾材の一端部から他端部まで連続的に波状に延在していても良いが、不連続に設けられても良い。一対の対向板の一方または他方同士の間の隙間幅は、両端部にセパレータが設けられない場合には、濾材の厚みの0.8〜1.0倍、両端部にセパレータが設けられる場合には3〜6倍程度となる。
セパレータは、例えば、濾材の少なくとも一方の面の上に設けられるとともに、折り目方向に直交する方向に沿って波状に延在する。セパレータは、濾材の両面に設けられていても良い。
本発明に係るエアフィルタ用成型型は、折り目が互いに略平行となり、かつ多数のひだ山が形成されるようにひだ状に折られた濾材の外周に注型液を流し込み、濾材外周にフィルタ枠を成形するためのものである。成型型は、互いに対向する下型と上型と、下型及び上型それぞれから上型及び下型に向けて立設される複数の防液板とを備え、上型の複数の防液板は、濾材を間に挟み込みつつ、下型の複数の防液板に噛み合うように配置される。上型及び下型それぞれの複数の防液板は、所定方向に対向する一対の対向板と、一対の対向板の一端同士の間で所定方向に並列された複数の第1短幅板と、一対の対向板の他端同士の間で所定方向に並列された複数の第2短幅板とを含む。そして、複数の第1短幅板から成る第1短幅板群及び複数の第2短幅板から成る第2短幅板群は、所定方向に直交する直交方向に、空隙を介して並べられることを特徴とする。
本発明に係る別の態様のエアフィルタの製造方法は、所定方向に複数の防液部が並べられて構成され櫛歯状を呈する第1の防液部群と、上記所定方向に複数の防液部が並べられて構成され櫛歯状を呈する第2の防液部群と備え、第1及び第2の防液部群が、上記所定方向に直交する方向に空隙を介して並べられている成型型を用いた方法である。当該方法は、シート状濾材がひだ状に折り畳まれて形成され、折り畳まれたシート状濾材間を所定の間隔を介して固定するセパレータが設けられた濾材を用意する第1工程と、セパレータを上記空隙に配置しつつ、濾材の折り目方向における両端それぞれを、第1及び第2の防液部群に嵌め入れる第2工程と、濾材の外周に注型液を流し込み、濾材外周にフィルタ枠を成形する第3工程とを備えることを特徴とする。
本発明に係るエアフィルタ用成型型は、折り目が互いに略平行となり、かつ多数のひだ山が形成されるようにひだ状に折られた濾材の外周に注型液を流し込み、濾材外周にフィルタ枠を成形するためのエアフィルタ用成型型であって、それらの間に各ひだ山が嵌め入れられた濾材を支持する複数の防液部を備え、複数の防液部は、所定方向に対向する一対の対向部と、一対の対向部の一端同士の間で上記所定方向に並列され、櫛歯状を呈する複数の第1短幅部と、一対の対向部の他端同士の間で上記所定方向に並列され、櫛歯状を呈する複数の第2短幅部とを含み、複数の第1短幅部から成る第1短幅部群と、複数の第2短幅板から成る第2短幅部群は、上記所定方向に直交する直交方向に、空隙を介して並べられることを特徴とする。
本発明では、セパレータでひだ山間が固定された濾材を用いて注型樹脂タイプのエアフィルタを製造することが可能になったので、濾材の下型への取り付けを容易にすることができる。
金型を示す斜視図である。 濾材を示す斜視図である。 エアフィルタの製造過程を示す断面図である。 注型液が充填される時の濾材端部の様子を示す断面図である。 エアフィルタを示す正面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る金型を示す斜視図である。本実施形態の金型10は、互いに対向するように設けられた下型11及び上型21とを備える。
下型11には、その上面15から凹んだ凹部12が設けられる。凹部12は底面13と側壁14で形成される。凹部12の側壁14は、所定方向Xに対向する第1及び第2の側壁部14A、14Bと、所定方向に直交する直交方向Yに対向する第3及び第4の側壁部14C、14Dとで構成される。上型21は、その底面23を下型11の上面15に重ね合わせることにより、凹部12の上部を塞ぎ、下型11との間にフィルタ枠を成型するためのキャビティを形成する。
凹部12の底面13には、上型21に向かって複数の板状の下型防液板が立設されるとともに、上型21の底面23には、下型11に向かって複数の上型防液板が立設される。上型防液板は、上型21が下型11に重ねられた状態では、凹部12内部に配置される。
複数の下型防液板は、一対の対向板16、17、及びそれら対向板16、17の間に配置された多数の短幅板18、19から成る。これら板16〜19それぞれは、その厚さ方向が所定方向Xに略一致する板状部材である。一対の対向板16、17それぞれは、側壁部14A、14Bそれぞれに所定の間隙31、32を介して隣接しており、直交方向Yに長く延びる略矩形を呈する。一対の対向板16、17は、所定方向Xに対向する。
一対の対向板16、17の長手方向(直交方向Y)における一端16A、17Aの間には、所定方向Xに間隔をあけて並列された複数の第1短幅板18が立設され、これら複数の第1短幅板18(第1短幅板群18A)は櫛歯状を呈する。また、対向板16、17の長手方向における他端16B、17Bの間には、所定方向Xに間隔をあけて並列された複数の第2の短幅板19が立設され、これら複数の第2短幅板19(第2短幅板群19A)は櫛歯状を呈する。短幅板18は、第2短幅板19と同数設けられ、各第1短幅板18は、所定方向Xにおいて、各第2短幅板19と一致した位置に配置される。
第1及び第2短幅板18、19は、直交方向Yにおける長さが、対向板16、17の直交方向Yにおける長さよりも十分に短い。そのため、第1及び第2短幅板群18A、19Aは、直交方向Yに空隙20を介して並べられることとなる。空隙20は、防液板が設けられない空間であって、直交方向Yにおける長さが、短幅板群18A(又は短幅板群19A)の直交方向Yにおける長さより大きい。
対向板16、17の直交方向Yにおける両端部16A、16B、17A、17Bの端面は、第3の側壁部14C及び4の側壁部14Dそれぞれと、間隙33、34を介して対向する。同様に、各短幅板18、19それぞれの直交方向Yにおける一方の端面は、第3の側壁部14C及び4の側壁部14Dそれぞれと、間隙33、34を介して対向する。間隙31〜34は、注型液が注入されるための四角枠形の流路35となる。上型21の底面23には、四角枠形の流路35の少なくとも4隅に連通する複数の注入・排気口36が設けられる。
なお、側壁部14Cに対向する板16〜18の端面の位置は、直交方向Yにおいて互いに一致していても良いが、ずれていても良い。本実施形態では、流路35が注入・排気口36に連通されるスペースを確保するために、対向板16、17の端面、及び最も対向板16、17側に配置された1〜3枚程度の短幅板18の端面の位置が、他の短幅板18の端面の位置よりも内側に配置される。側壁部14Dに対向する板16、17、19の端面の位置も同様である。
複数の上型防液板は、下型防液板に対応して、一対の対向板26、27、複数の第1短幅板28、及び複数の第2短幅板29から成る。複数の第1短幅板28(第1短幅板群28A)、及び複数の第2短幅板29(第2短幅板群29A)は、空隙30を介して直交方向Yに並べられる。なお、これら板26〜29は、板16〜19と同様の形状を有するため、その説明は省略する。但し、対向板26、27それぞれが、後述するように、下型11の対向板16、17それぞれの内側に配置されるように、第1及び第2短幅板28、29それぞれの枚数は、短幅板18、19それぞれよりも一枚少ない。
上型21の各板26〜29の位置は、下型11の各板16〜19の配置位置から僅かにずれており、上型21が下型11に重ねられると、板26〜29は板16〜19に噛み合うように配置される。具体的には、上型21の対向板26、27それぞれは、下型11の対向板16とそれに隣接する短幅板18、19の間、及び対向板17とそれに隣接する短幅板18、19の間それぞれに配置される。また、上型21の第1短幅板28それぞれは、隣接する2枚の第1短幅板18、18の間に配置され、第1短幅板群28Aは、第1短幅板群18Aに噛み合うように配置される。同様に、上型21の第2短幅板群29Aは、下型の第2短幅板群19Aに噛み合うように配置される。
また、各防液板は、図1では、模式的に平面状に示したが、実際には図3に示すように、断面三角形を呈し、先端に向かうに従ってその厚さが薄くなるものである。また、図3に示すように、下型防液板(板16〜19)の基端は互いに接続されて一体化して、1つの部材25Aとして構成される。そして、その一体化された1つの部材25Aが、底面13に取り付けられている。上型防液板(板26〜29)も、同様に1つの部材25Bとして底面23に取り付けられる。
図2は、本実施形態で使用される濾材40を示すものである。濾材40は、折り目40Eが互いに略平行となるように、シート状濾材がひだ折りされて形成されたものであり、多数のひだ山42が設けられる。各ひだ山42は、互いに対向する2つの略平面状の折り壁41、41から成る。シート状濾材は、例えばガラス繊維、合成繊維から形成される濾紙や不織布等によって構成される。
濾材40の表面43及び裏面44それぞれの上には、セパレータ45が接着されている。セパレータ45は、波状を呈する濾材40に合わせて、折り目方向に直交する方向(すなわち、ひだ山42が並べられる方向)に沿って波状に延在する。セパレータ45は、糸の外周が合成樹脂等の接着剤で被膜された糸セパレータである。ただし、セパレータとしては、糸セパレータの代わりにホットメルト樹脂から成るセパレータや、両面に接着剤が塗布されたテープ等が使用されても良い。また、セパレータは、折り目方向に直交する方向に連続していなくても良く、例えばホットメルト樹脂等の樹脂を間欠塗布することにより、不連続に形成されても良い。
ひだ折りされた濾材40の隣接するひだ山42、42間では表面43同士(すなわち、ひだ山の外面同士)が対向させられるとともに、各ひだ山42内部では裏面44同士(すなわち、ひだ山の内面同士)が対向させられる。表面43上のセパレータ45は、隣接するひだ山42の対向する表面43上のセパレータ45に接着し、ひだ山42、42の外面(折り壁41、41)同士は所定の間隔で離間されて固定される。裏面44上のセパレータ45は、各ひだ山42の内部において、対向する裏面44のセパレータ45に接着し、各ひだ山42において、ひだ山42の内面(折り壁41、41)同士は所定の間隔で離間されて固定される。なお、表面43、裏面44上のセパレータ45は、折り目方向において同一位置に配置される。
表面43、裏面44上のセパレータ45は、濾材40の最も端部40A、40B(折り目方向に直交する方向における両端)側に設けられたひだ山42、42の表裏両面には設けられない。そのため、最も端部40A、40B側それぞれの折り壁41(ひだ山内面)は、それに隣接する折り壁41(ひだ山内面)に固定されない。また、セパレータ45は、表面43、裏面44それぞれに2つ設けられるが、濾材40の折り目方向における両端部40C、40Dには設けられない。すなわち、本実施形態では、濾材40の端部40A〜40Dには、セパレータ45が設けられない。
なお、濾材のひだ山の数は、所定方向Xに並べられた上型21の板26〜28(又は板26、27、29)の数に一致する。また、隣接するひだ山42、42の頂部47、47間の距離は、セパレータ45によって、下型11(又は上型21)の所定方向Xにおいて隣接する2枚の板(例えば、短幅板18、18)間の距離に略等しくなるように保持される。
次に、本実施形態に係るエアフィルタの製造方法について説明する。本実施形態では、図3に示すように、まず、下型11の底面13の上に濾材40を配置させる。このとき、各ひだ山42それぞれは、折り目方向における一端部42Cが、隣接する第1短幅板18、18の間に挿入されるとともに、折り目方向における他端部42Dが隣接する第2短幅板19、19の間に挿入される(図1、2参照)。但し、最も端部40A、40B側に設けられたひだ山42、42それぞれは、対向板16と短幅板18、19の間、及び対向板17と短幅板18、19の間に挿入される。なお、下型11に取り付けられた濾材40は、その折り目方向が、直交方向Yに一致するとともに、ひだ山42が並べられる方向が所定方向Xに一致する。
下型11に取り付けられた濾材40は、端部40A〜40D以外の部分が空隙20に配置される。そのため、濾材40のセパレータ45は、空隙20に配置され、濾材40が下型11へ挿入されるとき、その挿入がセパレータ45によって干渉されない。
次いで、上型21が下方に移動されて、下型11の上に上型21が重ねられる。ここで、上型21の一対の対向板26、27それぞれは、下側11の対向板16、17それぞれと短幅板18、19の間、すなわち、最も端部40A、40B側のひだ山42、42それぞれの内部に挿入される。最も端部40A、40B側のひだ山42、42には、上記したように、セパレータ45が設けられておらず、ひだ山内面同士が固定されていない。そのため、セパレータ45によって、対向板26、27の挿入が阻害されることがない。
なお、ひだ山42、42内に対向板26、27が挿入されることにより、上型21の一方の対向板26は、最も端部40A側の折り壁41を間に挟んで、下型11の一方の対向板16に隣り合う。同様に、上型21の他方の対向板27は、最も端部40B側の折り壁41を間に挟んで、下型11の他方の対向板17に隣り合う。
また、ひだ山42の一端部42Cそれぞれの内部には、上型21の第1短幅板28それぞれが挿入される。さらに、ひだ山42の他端部42Dそれぞれの内部には、上型21の第2短幅板29それぞれが挿入される。これにより、第1の短幅板群18A、28Aは、濾材の折り目方向における一端部40Cを間に挟みつつ、互いに噛み合うように配置される。同様に、第2短幅板群19A、29Aは、濾材40の折り目方向における他端部40Dを間に挟みつつ、互いに噛み合うように配置される。
さらに、上型21における、下型11の空隙20に対応する部分は、上型防液板が設けられない空隙30となっている。したがって、上型21と下型11が重ねられても、濾材40のセパレータ45が、上型防液板に接触・干渉することはない。なお、濾材40の端部40C(又は40D)の端面の位置は、直交方向Yにおいて、各短幅板18、28(又は19、29)の端面(側壁部14C、14Dに対向する端面)の位置に一致していても良いが、ずれていても良い。なお、上型21が下型11に重ねられた状態における、所定方向Xにおいて隣り合う上型防液板と下型防液板間の隙間幅(後述する隙間の幅W、W’、図4参照)は、濾材の厚みの0.8〜1倍程度で良い。
次に、1つ以上の注入・排気口36から、濾材40の外周を囲む流路35内部に注型液が注入される。このとき、注入・排気口36の1つ以上から流路35内部の空気が排出される。注型液としては、周知の液状ないし流動性のある樹脂等が使用される。図4に示すように、注型液39は、濾材40の両端部40A、40B(最も端部40A、40B側の折り壁41、41の端部)に接触するように間隙31、32に充填される。ただし、注型液39は、対向板16、26間(又は対向板17、27の間)の隙間から濾材40内部に浸入しない。対向板16、26の間(又は対向板17、27の間)には、図3、4に示すように、濾材40の折り壁41が配置されており、その折り壁41によって注型液39の流入が阻害されるからである。
また、注型液39は、濾材40の折り目方向における両端部40C、40Dに接触するように、間隙33、34に充填されるが、隣接する短幅板18、18間(又は短幅板19、19間)から濾材40内部に流入されることはない。隣接する短幅板18、18(又は短幅板19、19)間の隙間には、濾材40の各ひだ山42及び上型21の短幅板28(又は短幅板29)が挿入されたことによりシールされているからである。
流路35内部に注入された注型液は、固化ないし硬化されて、図5に示すようなエアフィルタ60が得られる。エアフィルタ60は、濾材40と、注型液が固化ないし硬化されたもので形成され、濾材40の外周を取り囲む四角枠形のフィルタ枠50と、セパレータ45とを備えるものである。なお、流路35内部に充填された注型液は、濾材40の端部40A〜40Dに接触した状態で固化ないし硬化されるので、濾材40の端部40A〜40Dは、フィルタ枠50の内面に接着されている。
以上のように、本実施形態では、ひだ山42、42(折り壁41、41)間がセパレータによって固定された濾材40が下型11に挿入されて、エアフィルタ60が製造される。このような濾材40は、折り目方向に直交する方向における伸縮性が低く、さらにひだ山42、42間の間隔が予め広げられているので、下型11に挿入しやすくなる。
また、本実施形態では、濾材40の端部40A〜40Dは、下型11及び上型21の防液板によって支持されるが、その他の部分(濾材40の中央部分)は、防液板によって支持されない。そして、その防液板によって支持されない濾材40の中央部分(すなわち、空隙20に配置される部分)のみに、セパレータ45が設けられる。したがって、金型10への濾材40の取り付けが、セパレータ45によって干渉されることはない。
本実施形態では、上型21が下型11に重ねられたとき、上型21の対向板26、27それぞれは、下型11の対向板16、17それぞれの外側に配置されるように構成されても良い。この場合、最も端部40A、40B側それぞれの折り壁41、41は、対向板16、17それぞれの外側に配置され、対向板16、26の間、及び対向板17、27の間それぞれに挟み込まれる。そしてこの場合も、セパレータ45は、最も端部40A、40B側それぞれにおける、2つの折り壁41、41(すなわち、ひだ山1山分)に設けられない。そのため、この2つの折り壁41、41で構成されたひだ山内部に、対向板16、17を挿入させるとき、セパレータ45がその挿入を阻害することはない。
なお、本実施形態では、最も端部40A、40B側に設けられた1つのひだ山42(2つの折り壁41、41)には、セパレータ45が設けられなかったが、これら折り壁41、41にもセパレータ45が設けられても良い。すなわち、セパレータ45は、濾材の表面43、裏面44において、端部40Aから端部40Bまで設けられても良い。この場合、最も端部40A、40B側の2つの折り壁41、41は、セパレータ45によって接着固定されている。したがって、濾材40を下型11に挿入する前、1つの折り壁41を引っ張って、上記2つの折り壁41、41間の固定状態を解除しておく必要がある。これにより、ひだ山42内部への対向板26、27の挿入が、セパレータ45によって阻害されることが防止される。
但しこの場合、上型21が下型11に重ねられた状態における、隣り合う対向板16、26(又は対向板17、27)間の隙間の幅W(図4参照)は、セパレータも挿入するために大きくする必要があり、好ましくは濾材厚みの3〜6倍、より好ましくは5倍程度である。また、幅Wは、所定方向Xにおいて隣り合う他の上型防液板と下型防液板(例えば、第1短幅板18と第1短幅板28)間の隙間幅W’より大きいことが好ましい。
10 金型(エアフィルタ用成型型)
11 下型
12 凹部
13、23 底面
16、17、26、27 対向板
18、28 第1短幅板
18A、28A 第1短幅板群
19、29 第2短幅板
19A、29A 第2短幅板群
20、30 空隙
21 上型
40 濾材
40A〜40D 濾材の端部
42 ひだ山

Claims (10)

  1. 互いに対向して配置される下型と上型を備え、前記下型及び上型それぞれには、前記上型及び下型に向かって立設する複数の防液板が設けられ、前記上型及び下型それぞれの複数の防液板は、所定方向に並列する複数の第1短幅板と、前記所定方向に並列する複数の第2短幅板とを含み、前記複数の第1短幅板から成る第1短幅板群及び前記複数の第2短幅板から成る第2短幅板群は、前記所定方向に直交する直交方向に、空隙を介して並べられた成型型を用いてエアフィルタを製造する方法であって、
    折り目が互いに略平行となり、かつ多数のひだ山が形成されるようにひだ状に折られた濾材を用意する第1工程と、
    前記下型の上に前記濾材を配置させ、前記各ひだ山の折り目方向における一端部それぞれを、前記下型の前記所定方向に隣接する前記第1短幅板の間に挿入させるとともに、前記各ひだ山の他端部それぞれを前記下型の前記所定方向に隣接する第2短幅板の間に挿入させる第2工程と、
    前記上型の第1及び第2短幅板それぞれを前記各ひだ山の前記一端部及び他端部それぞれの内部に挿入し、前記下型及び上型の複数の防液板同士を、前記濾材を間に挟みつつ互いに噛み合うように配置させる第3工程と、
    前記濾材の外周に注型液を流し込み、前記濾材外周にフィルタ枠を成形する第4工程とを備え、
    前記濾材の隣接するひだ山の対向するひだ山外面同士及びひだ山内部で対向するひだ山内面同士の少なくとも一方が、セパレータによって離間されるように固定されており、
    前記第2工程において、前記セパレータは前記下型の空隙に配置されることを特徴とするエアフィルタの製造方法。
  2. 前記下型及び上型それぞれの複数の防液板は、さらに前記所定方向に対向する一対の対向板をさらに含み、
    前記第1短幅板群は、前記一対の対向板の一端同士の間に配置されるとともに、前記第2短幅板群は、前記一対の対向板の他端同士の間に配置されており、
    前記第3工程において、前記下型及び上型の一対の対向板の一方同士及び他方同士は互いに隣り合うように配置され、これらの間に、折り目方向に直交する方向における濾材の一端部及び他端部それぞれが挟み込まれることを特徴とする請求項1に記載のエアフィルタの製造方法。
  3. 前記セパレータは、前記折り目方向に直交する方向における濾材の両端部には設けられていないことを特徴とする請求項2に記載のエアフィルタの製造方法。
  4. 前記セパレータが、前記折り目方向に直交する方向における前記濾材の一端部から他端部まで設けられており、
    前記第2工程の前に、前記セパレータによる前記ひだ山外面同士又は前記ひだ山内面同士の固定状態が、前記濾材の前記折り目方向に直交する方向における両端部において解除されることを特徴とする請求項2に記載のエアフィルタの製造方法。
  5. 前記一対の対向板の一方または他方同士の間の隙間幅は、前記濾材の厚みの3〜6倍であることを特徴とする請求項4に記載のエアフィルタの製造方法。
  6. 前記セパレータは、前記濾材の少なくとも一方の面の上に設けられるとともに、前記折り目方向に直交する方向に沿って波状に延在することを特徴とする請求項1に記載のエアフィルタの製造方法。
  7. 前記セパレータは、前記濾材の両面に設けられることを特徴とする請求項1に記載のエアフィルタの製造方法。
  8. 折り目が互いに略平行となり、かつ多数のひだ山が形成されるようにひだ状に折られた濾材の外周に注型液を流し込み、前記濾材外周にフィルタ枠を成形するためのエアフィルタ用成型型であって、
    互いに対向する下型と上型と、
    前記下型及び上型それぞれから、前記上型及び下型それぞれに向かって立設される複数の防液板とを備え、
    前記上型の複数の防液板は、前記濾材を間に挟み込みつつ、前記下型の複数の防液板に噛み合うように配置され、
    前記上型及び下型それぞれの複数の防液板は、所定方向に対向する一対の対向板と、前記一対の対向板の一端同士の間で前記所定方向に並列された複数の第1短幅板と、前記一対の対向板の他端同士の間で前記所定方向に並列された複数の第2短幅板とを含み、
    前記複数の第1短幅板から成る第1短幅板群と、前記複数の第2短幅板から成る第2短幅板群は、前記所定方向に直交する直交方向に、空隙を介して並べられることを特徴とするエアフィルタ用成型型。
  9. 所定方向に複数の防液部が並べられて構成され櫛歯状を呈する第1の防液部群と、前記所定方向に複数の防液部が並べられて構成され櫛歯状を呈する第2の防液部群と備え、前記第1及び第2の防液部群が、前記所定方向に直交する方向に空隙を介して並べられている成型型を用いてエアフィルタを製造する方法であって、
    シート状濾材がひだ状に折り畳まれて形成され、折り畳まれたシート状濾材間を所定の間隔を介して固定するセパレータが設けられた濾材を用意する第1工程と、
    前記セパレータを前記空隙に配置しつつ、前記濾材の折り目方向における両端それぞれを、前記第1及び第2の防液部群に嵌め入れる第2工程と、
    前記濾材の外周に注型液を流し込み、前記濾材外周にフィルタ枠を成形する第3工程と
    を備えることを特徴とするエアフィルタの製造方法。
  10. 折り目が互いに略平行となり、かつ多数のひだ山が形成されるようにひだ状に折られた濾材の外周に注型液を流し込み、前記濾材外周にフィルタ枠を成形するためのエアフィルタ用成型型であって、
    それらの間に各ひだ山が嵌め入れられた前記濾材を支持する複数の防液部を備え、
    前記複数の防液部は、所定方向に対向する一対の対向部と、前記一対の対向部の一端同士の間で前記所定方向に並列され、櫛歯状を呈する複数の第1短幅部と、前記一対の対向部の他端同士の間で前記所定方向に並列され、櫛歯状を呈する複数の第2短幅部とを含み、
    前記複数の第1短幅部から成る第1短幅部群と、前記複数の第2短幅板から成る第2短幅部群は、前記所定方向に直交する直交方向に、空隙を介して並べられることを特徴とするエアフィルタ用成型型。

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