JP2010268666A - クランプ用ジョイント - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケーブルの配線箇所に固定されている金属ブラケットと結合状態に保持されるジョイント部12と、このジョイント部の両側に配置された一対のブラケット部14とを備えている。両ブラケット部14は、ジョイント部12と一体に成形された個々の基板16から突出している。これらのブラケット部14を、既設ケーブルあるいは新設ケーブルを把持する個々のクランプのソケット部に挿入することで、ブラケット部とソケット部とが結合状態に保持されるとともに、両ブラケット部14における個々の基板16の両側部が、それぞれの補強板16aによってジョイント部12と一体に連結されている。
【選択図】図1
Description
第1の発明は、ケーブルの配線箇所に固定されている金属ブラケットを挿入することで、相互に結合状態に保持されるジョイント部と、このジョイント部の両側に配置された一対のブラケット部とを備えている。そして、両ブラケット部は、ジョイント部と一体に成形された個々の基板から突出している。これらのブラケット部を、既設ケーブルあるいは新設ケーブルの外周を把持する個々のクランプのソケット部に挿入することで、ブラケット部とソケット部とが結合状態に保持されるとともに、両ブラケット部における個々の基板の両側部が、それぞれの補強板によってジョイント部と一体に連結されている。
特に、両クランプのソケット部と個々に結合される両ブラケット部の基板がそれぞれの補強板によってジョイント部と一体に連結されていることから、剛性が高く、クランプを安定した状態に支持することができる。
これにより、ブラケット部に対するクランプのぐらつきを抑え、クランプをより安定した状態に支持することができる。
図1〜図4で示すクランプ用ジョイント10は樹脂による一体成形品で、その構成はジョイント部12と、その両側に配置された一対のブラケット部14とに大別される。つまり、一対のブラケット部14は、中央のジョイント部12を境にしてその左右に振り分けて配置されている。クランプ用ジョイント10は、後述する二つのクランプ20を互いに接続した状態で配線箇所の金属ブラケット30に結合するためのものである(図7)。
なお、両ブラケット部14のそれぞれの基板16は、下面側に複数のリブ16cを成形して剛性を高めた構成になっている(図3および図4)。
ソケット部28内の左側には、図面の左右方向へ撓むことが可能な結合片28bが設けられている。この結合片28bの内側面にはロック爪28cが設けられており、ソケット部28に図面の下方側からクランプ用ジョイント10のいずれか一方のブラケット部14が挿入されると、そのロック孔14aにロック爪28cが係合する。これにより、クランプ用ジョイント10のブラケット部14とクランプ20のソケット部28とが結合状態に保持される。
なお、既設ケーブルのみが配線されていたときの金属ブラケット30は、既設ケーブルのコルゲートチューブ40を把持しているクランプ20のソケット部28に挿入され、そのロック爪28cとロック孔32との係合によってクランプ20と結合されている。図面では、金属ブラケット30とクランプ20との結合を外した後の状態が示されている。
まず、既設ケーブルについては、そのクランプ20のソケット部28を金属ブラケット30から取外す。そして、この金属ブラケット30に対し、クランプ用ジョイント10を結合する。すなわち、前述したようにクランプ用ジョイント10のジョイント部12に対し、下面側の開口部12bから金属ブラケット30を挿入することにより、金属ブラケット30のロック孔32にジョイント部12のロック爪12eが係合し、ジョイント部12と金属ブラケット30とが結合状態に保持される(図7)。
なお、これらのブラケット部14とクランプ20のソケット部28との結合は、前述のようにブラケット部14がソケット部28に図面の下方側から挿入されることにより、ブラケット部14のロック孔14aにソケット部28のロック爪28cが係合することで果たされる。
なお、クランプ用ジョイント10のジョイント部12を金属ブラケット30に結合する作業は、両ブラケット部14にそれぞれのクランプ20のソケット部28を結合した後でもよい。
また、クランプ用ジョイント10のブラケット部14からクランプ20のソケット部28を取外すには、該ソケット部28の結合片28bを手または工具によって撓ませ、ブラケット部14のロック孔14aに対するロック爪28cの係合を外す。
12 ジョイント部
14 ブラケット部
16 基板
20 クランプ
28 ソケット部
30 金属ブラケット
Claims (2)
- ケーブルの配線箇所に固定されている金属ブラケットを挿入することで、相互に結合状態に保持されるジョイント部と、このジョイント部の両側に配置された一対のブラケット部とを備え、両ブラケット部は、ジョイント部と一体に成形された個々の基板から突出しており、これらのブラケット部を、既設ケーブルあるいは新設ケーブルの外周を把持する個々のクランプのソケット部に挿入することで、ブラケット部とソケット部とが結合状態に保持されるとともに、両ブラケット部における個々の基板の両側部が、それぞれの補強板によってジョイント部と一体に連結されているクランプ用ジョイント。
- 請求項1に記載されたクランプ用ジョイントであって、
両ブラケット部における個々の基板の両側部とジョイント部とを連結している補強板は、ブラケット部をクランプのソケット部に挿入した状態において、該ソケット部の両側面を外側から支えるように位置しているクランプ用ジョイント。
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JP2018137898A (ja) * | 2017-02-22 | 2018-08-30 | 矢崎総業株式会社 | プロテクタ及びプロテクタ製造方法 |
JP2023004063A (ja) * | 2021-06-25 | 2023-01-17 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
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