JP2010268549A - コンデンサ誘導電動機の固定子 - Google Patents

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Abstract

【課題】4極のコンデンサ電動機と部品を標準化することができ、薄型の2極のコンデンサ電動機の固定子を提供することを目的としている。
【解決手段】固定子1は、環状に形成される継鉄部2と、その径方向内側に突き出た複数の歯部3とで構成される固定子鉄心4と、この固定子鉄心4に絶縁処理5を施した上で前記歯部3に巻線6を集中巻で巻装して構成されている。この固定子1において、隣り合う2つの歯部3に同じ相の巻線6をして1つの巻線体7とする構造とすることにより、1つの巻線6の巻数を少なくして固定子1の薄型化ができる。
【選択図】図1

Description

本発明は8つの歯部を有した固定子鉄心に巻線を集中巻してなるコンデンサ誘導電動機の固定子に関する。
従来、この種のコンデンサ誘導電動機の固定子においては、極数の2倍の歯部を有するため、8つの歯部の場合は4極のコンデンサ誘導電動機の固定子が知られている(例えば特許文献1参照)。
以下、そのコンデンサ誘導電動機の固定子について、図13を参照しながら説明する。
図13に示すように、8つに分割された固定子鉄心101に絶縁材料102で絶縁処理をしたのち、巻線103を集中巻で巻装したのち、環状に合体して4極のコンデンサ誘導電動機の固定子104としていた。
特開2000―358346号公報
このような従来のコンデンサ誘導電動機の固定子では、8つの歯部を有した固定子鉄心は、4極のコンデンサ電動機でのみ利用され、2極のコンデンサ誘導電動機では、この固定子鉄心を流用できないという課題が有った。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、8つの歯部を有した固定子鉄心で2極の集中巻のコンデンサ誘導電動機の固定子を提供することを目的としている。
本発明は、上記課題を解決するために、環状に形成される継鉄部と8つの歯部を有した固定子鉄心と、この固定子鉄心に絶縁体を装着した上にそれぞれ8つの巻線を集中巻で巻装した固定子において、隣り合う2つの巻線を1つの巻線体とし、2つの主巻線体と2つの補助巻線体を有したものである。
この手段により、8つの歯部を有した固定子鉄心で、薄型の2極のコンデンサ電動機の固定子が得られ、同一の固定子鉄心で2極および4極の集中巻のコンデンサ誘導電動機ができる。
本発明によれば、環状に形成される継鉄部と8つの歯部を有した固定子鉄心と、この固定子鉄心に絶縁体を装着した上にそれぞれ8つの巻線を集中巻で巻装した固定子において、隣り合う2つの巻線を1つの巻線体とし、2つの主巻線体と、2つの補助巻線体とすることにより、薄型化できるという効果のある2極のコンデンサ誘導電動機の固定子を提供できる。
本発明の第1の発明は、環状に形成される継鉄部と、その径方向に突き出た複数の歯部とで構成される固定子鉄心と、この固定子鉄心に絶縁処理を施した上で前記歯部に巻線を集中巻で巻装したコンデンサ誘導電動機の固定子において、隣り合う2つの歯部に同じ相の巻線をして1つの巻線体とすることにより、薄型のコンデンサ誘導電動機の固定子を提供できる。
また、第2の発明は、前記歯部を8つ設けられ、2つの主巻線体と、2つの補助巻線体とすることにより、2極のコンデンサ誘導電動機の固定子でき、同一の固定子鉄心で2極および4極ができ、部品の標準化ができるという効果を有する。
また、第3の発明は、前記固定子鉄心を歯部と環状の継鉄部で分割することにより、巻線が容易にできるため、巻線の整列巻および巻装時間の短縮ができるという作用を有する。
また、第4の発明は、前記固定子鉄心を歯部と同数の8つに継鉄部で分割することにより、固定子鉄心の歩留りを向上でき、材料費を削減できるという作用を有する。
また、第5の発明は、前記固定子鉄心を薄板の電磁鋼板で積層形成することにより、渦電流を低減でき、鉄損を低減し高効率化できるという作用を有する。
また、第6の発明は、前記固定子鉄心を磁性粉末で形成することにより、固定子鉄心の3次元形状が容易となり、固定子鉄心の形状の自由度が向上できるという作用を有する。
また、第7の発明は、隣り合う2つの歯部に巻装する同じ相の巻線を同じ巻方向とすることにより、磁束の方向を同一にできるため、磁束を有効的に利用でき高効率化できるという作用を有する。
また、第8の発明は、隣り合う2つの歯部に巻装する同じ相の巻線を同じ線径および同じ巻数とすることにより、磁束量を同一にできるため、磁束分布が均一化でき高効率化できるという作用を有する。
また、第9の発明は、前記巻線をアルミ導線とすることにより、銅線に比べ材料単価が安価であり、かつ比重が小さいため、巻線の材料費を削減できるという作用を有する。
また、第10の発明は、前記固定子を樹脂モールドすることにより、巻線にモールド樹脂が接触し放熱し易いため、品質向上および長寿命化でき、更に剛性が増し低振動化できるという作用を有する。
また、本コンデンサ誘導電動機を換気送風装置に搭載することにより、換気送風装置の原価を低減できるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態について、図1〜図12を参照しながら説明する。
図1〜図3に示すように、固定子1は、環状に形成される継鉄部2と、その径方向内側に突き出た複数の歯部3とで構成される固定子鉄心4と、この固定子鉄心4に絶縁処理5を施した上で前記歯部3に巻線6を集中巻で巻装して構成されている。本実施の形態では、歯部3を8つ設けている。この固定子1において、隣り合う2つの歯部3に同じ相の巻線6をして1つの巻線体7とする。
上記構成により、1つの巻線体7である1極は、2つの歯部3をそれぞれ2つの巻線6により磁束を分配して励磁するため、通常の1つの歯部3を1つの巻線6で励磁して1極を構成する固定子1に比べ、1つの歯部3当りの磁束量を少なくできるため、1つの巻線6の巻数を少なくすることができる。そのため、巻線6の高さが低くなり、固定子1の軸方向16の高さも低くすることができるため、薄型のコンデンサ誘導電動機14の固定子1ができる。更に、歯部3は、8つ設けられ、2つの主巻線体8と、2つの補助巻線体9を有することにより、2極のコンデンサ誘導電動機14の固定子1でき、同一の固定子鉄心4で2極および4極ができ、部品の標準化ができるという作用を有する。
また、図4に示すように、固定子鉄心4を歯部3と環状の継鉄部2で分割15aすることにより、歯部3のみで巻装できるため、巻線6が容易にでき、巻線6の整列巻および巻装時間の短縮ができるという作用を有する。
また、図5〜図6に示すように、固定子鉄心4を歯部3と同数の8つに継鉄部2で分割15bすることにより、金型のレイアウトが容易となり、固定子鉄心4の歩留りを向上でき、材料費を削減できるという作用を有する。
また、図7に示すように、固定子鉄心4を薄板の電磁鋼板10で積層形成することにより、軸方向の渦電流を低減できるため、鉄損が低減し、高効率化できるという作用を有する。
また、図8に示すように、固定子鉄心4を磁性粉末11で形成することにより、成形品で生産できるため、固定子鉄心4の3次元形状および複雑な形状が容易となり、固定子鉄心4の形状の自由度が向上できるという作用を有する。
また、図9に示すように、主巻線体8a、8bおよび補助巻線体9a、9bのそれぞれ隣り合う2つの巻線6を同じ巻方向とすることにより、磁束の方向を同一にできるため、磁束を有効的に利用でき高効率化できるという作用を有する。
また、図10に示すように、主巻線体8c、8dおよび補助巻線体9c、9dのそれぞれ隣り合う2つの巻線6を同じ線径および同じ巻数とすることにより、磁束量を同一にできるため、磁束分布が均一化でき高効率化できるという作用を有する。
また、図11に示すように、巻線6をアルミ導線12とすることにより、銅線に比べ材料単価が安価であり、かつ比重が小さいため、巻線6の材料費を削減できるという作用を有する。
また、図12に示すように、固定子1を樹脂モールドすることにより、巻線6にモールド樹脂13が接触し放熱し易いため、品質向上および長寿命化でき、更に剛性が増し低振動化できるという作用を有する。
本発明にかかる集中巻のコンデンサ電動機の固定子は、軸方向の高さを低くすることができ、更に同一の固定子鉄心で2極および4極ができ、部品の標準化することで金型費の削減および加工費を低減できるため、換気装置などの小風量機器の搭載や、ファンモータへの搭載が有用である。
本発明の実施の形態1の隣り合う2つの巻線を1つの巻線体としたコンデンサ誘導電動機の固定子の正面図 同固定子鉄心の正面図 同固定子鉄心の側面図 同固定子鉄心の歯部と継鉄部で分割した状態を示す正面図 同固定子鉄心を継鉄部で分割した正面図 同固定子鉄心の継鉄部で分割した状態を示す正面図 同固定子鉄心を電磁鋼板とした固定子の斜視図 同固定子鉄心を磁性粉末とした斜視図 同固定子鉄心の巻線状態を示す結線図 同固定子の巻線状態を示す正面図 同固定子の巻線をアルミ導線とした正面図 同固定子を樹脂モールドしたコンデンサ誘導電動機の断面図 従来のコンデンサ誘導電動機の固定子の正面図
1 固定子
2 継鉄部
3 歯部
4 固定子鉄心
5 絶縁処理
6 巻線
7 巻線体
8 主巻線体
8a 主巻線体
8b 主巻線体
8c 主巻線体
8d 主巻線体
9 補助巻線体
9a 補助巻線体
9b 補助巻線体
9c 補助巻線体
9d 補助巻線体
10 電磁鋼板
11 磁性粉末
12 アルミ導線
13 モールド樹脂
14 コンデンサ誘導電動機
15a 分割
15b 分割
16 軸方向

Claims (11)

  1. 環状に形成される継鉄部と、その径方向に突き出た複数の歯部とで構成される固定子鉄心と、この固定子鉄心に絶縁処理を施した上で前記歯部に巻線を集中巻で巻装したコンデンサ誘導電動機の固定子において、隣り合う2つの歯部に同じ相の巻線をして1つの巻線体としたコンデンサ誘導電動機の固定子。
  2. 前記歯部は、8つ設けられ、2つの主巻線体と、2つの補助巻線体を有した請求項1記載のコンデンサ誘導電動機の固定子。
  3. 前記固定子鉄心を歯部と環状の継鉄部で分割した請求項1または2記載のコンデンサ誘導電動機の固定子。
  4. 前記固定子鉄心を歯部と同数の継鉄部で分割した請求項1〜3いずれかひとつに記載のコンデンサ誘導電動機の固定子。
  5. 前記固定子鉄心を薄板の電磁鋼板で積層形成した請求項1〜4のいずれかに記載のコンデンサ誘導電動機の固定子。
  6. 前記固定子鉄心を磁性粉末で形成した請求項1〜4のいずれかに記載のコンデンサ誘導電動機の固定子。
  7. 隣り合う2つの歯部に巻装する同じ相の巻線を同じ巻方向とした請求項1〜6のいずれかに記載のコンデンサ誘導電動機の固定子。
  8. 隣り合う2つの歯部に巻装する同じ相の巻線を同じ線径および同じ巻数とした請求項1〜7のいずれかに記載のコンデンサ誘導電動機の固定子。
  9. 隣り合う2つの歯部に巻装する同じ相の巻線をアルミ導線とした請求項1〜8のいずれかに記載のコンデンサ誘導電動機の固定子。
  10. 請求項1〜9に記載の固定子を樹脂でモールドしたコンデンサ誘導電動機の固定子。
  11. 請求項1〜10に記載のコンデンサ誘導電動機の固定子を搭載した換気送風装置。
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