JP2010268546A - 待機型車両用電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタコンデンサ電荷の放電完了を待たずにすばやく健全側系に切替えることで、電源装置の電力中断時間を短くする。
【解決手段】故障時に正常な回路へ切替可能な電力変換装置を提供する。すなわち、インバータ1(7−1)に異常が発生した場合、高速度遮断器(1)、充電抵抗器短絡スイッチ(4)、遮断器1(5−1)をオフする。その後放電用スイッチ1(9−1)をオンしフィルタコンデンサ1(6−1)の電荷を放電する。このときインバータ2(7−2)が出力可能なように切替スイッチ(10)を切り替える。高速度遮断器(1)、遮断器2(5−2)をオンすることで充電抵抗器(3)を介しフィルタコンデンサ2(6−2)の充電が開始される。そして、フィルタコンデンサ2(6−2)の充電完了後充電抵抗器短絡スイッチ(4)をオンし、インバータ2(7−2)の運転を開始することで電源装置から負荷側へ電力を供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄道車両内へ電力を供給する待機型車両用電源装置に関する。
車両用電源装置は、主に電動空気圧縮機、空調装置、蛍光灯等に電力を供給している。これらの機器は鉄道車両の運行に重要な機器であり電源装置が停止した場合には車両の運行に支障をきたしてしまうため、電源装置に冗長系を持たせる必要があった。
冗長系を持たせる方法として、文献1に示されている故障した場合に健全電源に切替える待機型電源装置がある。図4は、従来の構成図である。インバータ1(INV1)7−1が正常に運転している場合は、高速度遮断器(HB)1、充電抵抗器短絡スイッチ(SW1)4、遮断器1(LB1)5−1がオン状態、放電用スイッチ1(SW2−1)9−1はオフした状態である。何らかの異常でインバータ1(INV1)7−1が停止した場合インバータ2(INV2)7−2へ切替える運転を継続する。このとき異常があったインバータ1(INV1)7−1が短絡していることも予想される。そのまま遮断器2(LB2)5−2をオンした場合、正常であるインバータ2(INV2)7−2も動作できなくなってしまうため、遮断器2(LB2)5−2をオンする前に遮断器1(LB1)5−1をオフする必要がある。このときフィルタコンデンサ1(FC1)6−1に充電された電荷は、安全上放電することが望ましいため、放電用スイッチ1(SW2−1)9−1をオンしフィルタコンデンサ1(FC1)6−1の電荷を放電後、遮断器(LB2)5−2をオンした後インバータ2(INV2)7−2を運転していた。
このように従来の方式では、健全な電源への切り替え時間がフィルタコンデンサの電荷を放電する時間に依存しており、特に夜間に異常があった場合には、車内の蛍光灯が消えてしまう時間が長くなることより乗客に不安を与えるなどの問題点があった。
特開2006−74916号公報
従来の待機型電源装置では、故障時の切り替えにフィルタコンデサの電荷放電後、健全側に切替える必要があるため、フィルタコンデンサの電荷が放電完了するまでインバータの運転ができないため負荷側に電力の供給が出来なかった。
そこで本発明の目的は、フィルタコンデンサ電荷の放電完了を待たずにすばやく健全側系に切替えることで、電源装置の電力中断時間を短くすることを目的とする。
上記課題を解決するための手段は、放電用スイッチ、放電抵抗器をそれぞれの回路に個別に設けること、および各回路を開放用する遮断器1および遮断器2の後ろ側にこの放電回路を構成することで、遮断器1または遮断器2をオフした状態でフィルタコンデンサ1、フィルタコンデンサ2の電荷を他方の回路に影響を受けないで放電可能にするものである。
すなわち、請求項1の発明によれば、
電源と、高速遮断器と、フィルタリアクトルと、フィルタコンデンサ充電回路と、
回路開放用接触器、フィルタコンデンサ、フィルタコンデンサ放電回路を供えたインバータを2台並列接続し、
該2台のインバータの交流出力に切り替え可能な切替器とを備えることで、故障時に該故障回路の回路開放用接触器を開放し、故障していない回路の回路開放用接触器を投入し、インバータを運転することを特徴とする車両用電源装置である。
請求項2の発明によれば、
電源と、高速遮断器と、フィルタリアクトルと、フィルタコンデンサ充電回路と、
フィルタコンデンサ、フィルタコンデンサ放電回路を供えたインバータを2台並列接続し、
それぞれの該フィルタコンデンサ間に接触器にダイオードを介して接続した放電回路を持ち、該2台のインバータの交流出力に切り替え可能な切替器とを備えることで、故障時に該故障回路の回路開放用接触器を開放し、故障していない回路の回路開放用接触器を投入し、インバータを運転することを特徴とする車両用電源装置である。
請求項3の発明によれば、
請求項1に記載の回路開放用接触器と、放電回路を個別に設けることで、故障した回路のフィルタコンデンサに充電された電荷の放電完了を待つことなく、正常な回路に切替えることができることを特徴とする車両用電源装置である。
請求項4の発明によれば、
請求項2に記載の回路開放用接触器と、ダイオードを介した放電回路を設けることで、故障した回路のフィルタコンデンサに充電された電荷の放電完了を待つことなく、正常な回路に切替えることができることを特徴とする車両用電源装置である。
本発明では、従来フィルタコンデサの放電時間に依存していた、異常発生時の健全側インバータへの切り替え時間をフィルタコンデンサの放電時間に依存することなく短時間で切り替え可能となり、電源装置の停電時間の短縮が図れる。
本発明の第一の実施形態を示す構成図。 本発明の異常時切り替え動作を示したタイミング図。 本発明の第二の実施形態を示す構成図。 従来の一例を示す構成図。
以下本発明の具体的実施の形態について説明する。
図1は本発明の第一の実施例を示す構成図である。直流電源+側である電車線と電源装置間を切り離す高速度遮断器(HB)1、フィルタリアクトル(FL)2、充電抵抗器短絡スイッチ(SW1)4を直列に接続し、その先にインバータ回路を分割するための遮断器1(LB1)5−1、フィルタコンデンサ1(FC1)6−1、インバータ1(INV)7−1が接続される。またフィルタコンデンサ1(FC1)6−1の両端に放電用スイッチ(SW2−1)8−1、放電抵抗器1(DCHR1)9−1を接続する。同様に遮断器2(LB2)5−2、フィルタコンデンサ2(FC2)6−2、インバータ2(INV2)7−2、放電用接触器2(SW2−2)9−2、放電抵抗器2(DCHR2)9−2で回路を構成したものが並列に接続する。各インバータの出力側には、切替スイッチ(切替SW)10が接続され動作しているインバータに連動し電力を出力する。その後波形整形用ACフィルタ11を通し、変圧器(Tr)12により所定の電圧に変換、絶縁し負荷回路へ電力を供給する。
図2は、インバータ1(INV1)7−1に異常が発生し、停止後に健全なインバータ2(INV2)へ切り替わる状態を図示したものである。異常発生タイミングをt1とし同時に高速度遮断器(HB)1、充電抵抗器短絡スイッチ(SW1)4、遮断器1(LB1)5−1をオフする。その後放電用スイッチ1(SW2−1)9−1をオンしフィルタコンデンサ1(FC1)6−1の電荷を放電する。このときインバータ2(INV2)が出力可能なように切替スイッチ(切替SW)10を切り替える。次にt2のタイミングで高速度遮断器(HB)1、遮断器2(LB2)5−2をオンすることで充電抵抗器(CHR)3を介しフィルタコンデンサ2(FC2)6−2の充電が開始される。フィルタコンデンサ2(FC2)6−2の充電が完了するタイミングt3で充電抵抗器短絡スイッチ(SW1)4がオンし、インバータ2(INV2)7−2の運転を開始することで電源装置から負荷側へ電力を供給する。ただし上記切替スイッチ(切替SW)10を切り替えるタイミングは例であり、必ずこのタイミングで切替える必要はない。
なお、インバータ2(INV2)7−2の動作中に異常があり、インバータ1(INV1)7−1に切り替わる場合、図2の示した断流器1(LB1)6−1と断流器2(LB2)6−2、フィルタコンデンサ1(FC1)7−1とフィルタコンデンサ1(FC2)7−2、放電用スイッチ1(SW2−1)8−1と放電用スイッチ1(SW2−2)8−2、インバータ1(INV1)7−1とインバータ2(INV2)7−2がそれぞれ逆の動作することでインバータ2(INV2)7−2からインバータ1(INV1)7−1へと切り替わる。
すなわち各回路間を開放することで、異常があるインバータ回路の放電動作がもう健全なインバータ回路の動作を制限することがないため、異常がある回路の放電完了を待たずに健全側のフィルタコンデンサの充電が可能となり、切り替え時間を短縮した待機型車両用電源装置を提供可能である。
図3は本発明の第二の実施例を示す構成図である。放電用スイッチ1(SW2−1)9−1の先のダイオード1(D1)13−1、放電用スイッチ2(SW2−2)9−2の先のダイオード2(D2)13−2を接続し、各ダイオードのカソード側つき合わせて放電抵抗器1(DCHR1)8−1を介して直流電源−側へ接続する放電回路で構成したことを特徴とする。なお、その他の構成は、第一の実施例と同一である。また切り替え時の動作についても第一の実施例と同一となる。
すなわち第二の実施例においても、異常があるインバータ回路の放電動作がもう健全なインバータ回路の動作を制限することがないため、異常がある回路の放電完了を待たずに健全側フィルタコンデンサの充電が可能になり切り替え時間を短縮した待機型車両用電源装置を提供可能である。
電力変換装置について、故障時に、フィルタコンデンサ電荷の放電完了を待たずにすばやく正常な回路へ切り替えることを可能とする。
1 高速度遮断器
2 フィルタリアクトル
3 充電抵抗器
4 充電抵抗器短絡スイッチ
5−1 遮断器1
5−2 遮断器2
6−1 フィルタコンデンサ1
6−2 フィルタコンデンサ2
7−1 インバータ1
7−2 インバータ2
8−1 放電抵抗器1
8−2 放電抵抗器2
9−1 放電用スイッチ1
9−2 放電用スイッチ2
10 切替スイッチ
11 ACフィルタ
12 変圧器
13−1 ダイオード1
13−2 ダイオード2

Claims (4)

  1. 電源と、高速遮断器と、フィルタリアクトルと、フィルタコンデンサ充電回路と、
    回路開放用接触器、フィルタコンデンサ、フィルタコンデンサ放電回路を供えたインバータを2台並列接続し、
    該2台のインバータの交流出力に切り替え可能な切替器とを備えることで、故障時に該故障回路の回路開放用接触器を開放し、故障していない回路の回路開放用接触器を投入し、インバータを運転することを特徴とする車両用電源装置。
  2. 電源と、高速遮断器と、フィルタリアクトルと、フィルタコンデンサ充電回路と、
    フィルタコンデンサ、フィルタコンデンサ放電回路を供えたインバータを2台並列接続し、
    それぞれの該フィルタコンデンサ間に接触器にダイオードを介して接続した放電回路を持ち、該2台のインバータの交流出力に切り替え可能な切替器とを備えることで、故障時に該故障回路の回路開放用接触器を開放し、故障していない回路の回路開放用接触器を投入し、インバータを運転することを特徴とする車両用電源装置。
  3. 請求項1に記載の回路開放用接触器と、放電回路を個別に設けることで、故障した回路のフィルタコンデンサに充電された電荷の放電完了を待つことなく、正常な回路に切替えることができることを特徴とする車両用電源装置。
  4. 請求項2に記載の回路開放用接触器と、ダイオードを介した放電回路を設けることで、故障した回路のフィルタコンデンサに充電された電荷の放電完了を待つことなく、正常な回路に切替えることができることを特徴とする車両用電源装置。
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