JP2019129703A - 補助電源装置及び補助電源装置の制御方法 - Google Patents

補助電源装置及び補助電源装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019129703A
JP2019129703A JP2019010488A JP2019010488A JP2019129703A JP 2019129703 A JP2019129703 A JP 2019129703A JP 2019010488 A JP2019010488 A JP 2019010488A JP 2019010488 A JP2019010488 A JP 2019010488A JP 2019129703 A JP2019129703 A JP 2019129703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inverter circuit
circuit
charging
auxiliary power
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019010488A
Other languages
English (en)
Inventor
亮太郎 小篭
Ryotaro Kokago
亮太郎 小篭
瑛順 山下
Akikazu Yamashita
瑛順 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Electric Manufacturing Ltd filed Critical Toyo Electric Manufacturing Ltd
Publication of JP2019129703A publication Critical patent/JP2019129703A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Landscapes

  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

【課題】従来よりも小型化することが可能な補助電源装置を提供する。【解決手段】補助電源装置1は、直流電力を交流電力に変換する第1インバータ回路13と、直流電力を交流電力に変換する第2インバータ回路14と、第1インバータ回路13の入力側に設けられた第1フィルタコンデンサ15−1と、第2インバータ回路14の入力側に設けられた第2フィルタコンデンサ15−2と、並列接続された充電用切替器及び抵抗器を有し、第1フィルタコンデンサ15−1及び第2フィルタコンデンサ15−2を充電するための充電回路16と、直流電力を第1インバータ回路13又は第2インバータ回路14に選択的に入力させる1つの切替部と、直流電力が入力された第1インバータ回路13又は第2インバータ回路14により生成された三相交流電力をそれぞれ外部に出力する3つの切替部とを一体に有する4極切替器19と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、待機二重系の補助電源装置、及び補助電源装置の制御方法に関する。
鉄道車両用の補助電源装置は、主に電動空気圧縮機、空調装置、蛍光灯等に電力を供給している。これらの機器は鉄道車両の運行に重要な機器であり、補助電源装置が停止した場合には車両の運行に支障を及ぼすため、補助電源装置に冗長系を持たせる必要があった。
冗長系を持たせる方法として、同じ電力容量を持つ2系統のインバータを搭載し、通常時は一方のインバータのみ運転して他方のインバータは待機させておき、インバータが故障した場合には、待機させていたインバータに切り替えることにより運転を継続させる待機二重系の補助電源装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第4557644号公報
しかし、従来の待機二重系の補助電源装置においては、インバータを切り替えるためにインバータの入力側の1極の切替器と、インバータの出力側の3極の切替器とを別々に設置していたため、装置が大型化していた。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、従来よりも小型・軽量化することが可能な補助電源装置及びその制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係る補助電源装置は、待機二重系の補助電源装置であって、直流電力を交流電力に変換する第1インバータ回路と、前記直流電力を交流電力に変換する第2インバータ回路と、前記第1インバータ回路の入力側に設けられた第1フィルタコンデンサと、前記第2インバータ回路の入力側に設けられた第2フィルタコンデンサと、並列接続された充電用切替器及び抵抗器を有し、前記第1フィルタコンデンサ及び前記第2フィルタコンデンサを充電するための充電回路と、前記直流電力を前記第1インバータ回路又は前記第2インバータ回路に選択的に入力させる1つの切替部と、前記直流電力が入力された前記第1インバータ回路又は前記第2インバータ回路の三相出力をそれぞれ外部に出力する3つの切替部とを一体に有する4極切替器と、を備えることを特徴とする。
さらに、本発明に係る補助電源装置において、前記充電回路は、前記4極切替器の前段に配置されることを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る補助電源装置の制御方法は、前記充電回路の前記充電用切替器を開放するステップと、一時的に前記第1インバータ回路が待機系、前記第2インバータ回路が運用系となるように、前記4極切替器を投入するステップと、前記第2フィルタコンデンサの充電が完了すると、前記第1インバータ回路が運用系、前記第2インバータ回路が待機系となるように、前記4極切替器を投入するステップと、を含むことを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明に係る補助電源装置の制御方法は、高速度遮断器が開放されており、且つ前記第1インバータ回路及び前記第2インバータ回路が停止している場合に、前記第1インバータ回路が運用系、前記第2インバータ回路が待機系となるように、前記4極切替器を投入するステップと、前記第1インバータ回路が運用系となるように前記4極切替器が投入された場合に、前記高速度遮断器を投入するステップと、前記高速度遮断器が投入されており、前記第1フィルタコンデンサの電圧が閾値を超えた場合に、前記充電回路の前記充電用切替器を投入するステップと、前記第1インバータ回路が運用系となるように前記4極切替器が投入されており、前記高速度遮断器が投入されており、前記充電回路の前記充電用切替器が投入されている場合に、前記第1インバータ回路を起動するステップと、を含むことを特徴とする。
さらに、本発明に係る補助電源装置において、前記補助電源装置の故障を検知した場合に、前記第1インバータ回路を停止させるステップと、前記高速度遮断器を開放するステップと、前記高速度遮断器が開放されている場合に、前記第1フィルタコンデンサを放電させるステップと、前記高速度遮断器が開放されており、且つ前記第1インバータ回路及び前記第2インバータ回路が停止している場合に、前記第1インバータ回路が待機系、前記第2インバータ回路が運用系となるように、前記4極切替器を投入するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係る補助電源装置によれば、入力側の1極の切替器と出力側の3極の切替器とを一体化し、4極切替器とすることにより、装置全体の小型化を図ることができ、さらに部品点数削減によるコストダウンが可能になる。
また、本発明に係る補助電源装置の制御方法によれば、上記の補助電源装置において、補助電源の切替時に、待機時間を設けることなく、運転を継続することが可能になる。
本発明の一実施形態に係る補助電源装置の構成例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る補助電源装置の起動処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る補助電源装置の停止処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る補助電源装置の軽故障保護停止処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る補助電源装置の重故障保護停止処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る補助電源装置の起動処理の変形例を示すフローチャートである。 従来の補助電源装置の構成例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
まず、従来の待機二重系の補助電源装置2について説明する。図7は、補助電源装置2の構成例を示す図である。本図では、補助電源装置の主回路システムを示している。
図7に示すように、従来の補助電源装置2は、制御部10と、高速度遮断器11と、第1遮断器12−1と、第2遮断器12−2と、第1インバータ回路13と、第2インバータ回路14と、第1フィルタコンデンサ15−1と、第2フィルタコンデンサ15−2と、第1充電回路16−1と、第2充電回路16−2と、第1放電回路17−1と、第2放電回路17−2と、3極切替器18とを備える。補助電源装置2は、第1インバータ回路13及び第2インバータ回路14の一方を運用系とし、他方を待機系とすることで、待機二重系を構成する。
制御部10は、高速度遮断器11と、第1遮断器12−1と、第2遮断器12−2と、第1インバータ回路13と、第2インバータ回路14と、第1充電回路16−1と、第2充電回路16−2と、第1放電回路17−1と、第2放電回路17−2と、3極切替器18の動作を制御する。
高速度遮断器11は、直流電源の+(正極側)である架線から過電流が流れた場合などに、補助電源装置2を直流電源から切り離す。
第1遮断器12−1は、直流電源からの入力を、遮断するか、又は第1インバータ回路13に出力する。同様に、第2遮断器12−2は、直流電源からの入力を、遮断するか、又は第2インバータ回路14に出力する。
第1充電回路16−1は、抵抗器及び充電用切替器の並列接続回路で構成され、第1フィルタコンデンサ15−1を充電する際に、充電用切替器を開放することにより、直流電源からの電流は抵抗器を通るため、第1フィルタコンデンサ15−1に流れる突入電流を抑制することができる。充電が完了した場合には、充電用切替器を投入する。同様に、第2充電回路16−2は、抵抗器及び充電用切替器の並列接続回路で構成され、充電用切替器を開放することにより、第2フィルタコンデンサ15−2に流れる突入電流を抑制することができる。
第1放電回路17−1は、抵抗器及び放電用切替器の直列接続回路で構成され、放電用切替器を投入することにより、第1フィルタコンデンサ15−1を放電することができる。同様に、第1放電回路17−2は、抵抗器及び放電用切替器の直列接続回路で構成され、放電用切替器を投入することにより、第2フィルタコンデンサ15−2を放電することができる。
第1フィルタコンデンサ15−1は、第1インバータ回路13に並列接続され、直流電圧を一定に維持する。同様に、第2フィルタコンデンサ15−2は、第2インバータ回路14に並列接続され、直流電圧を一定に維持する。
第1インバータ回路13は、第1遮断器12−1が投入された場合(すなわち通電した場合)に、入力電力を三相交流電力に変換する。同様に、第2インバータ回路14は、第2遮断器12−2が投入された場合(すなわち通電した場合)に、入力電力を三相交流電力に変換する。
3極切替器18は、第1インバータ回路13の出力、又は第2インバータ回路14の出力を選択し、補助電源装置2の外部に出力する。すなわち、第1インバータ回路13及び第2インバータ回路14のいずれか一方が三相幹線に接続される。3極切替器18から出力した電圧は、ACフィルタにより正弦波に整形され、変圧器により絶縁された後、負荷回路に供給される。
<補助電源装置1の構成>
次に、本発明の一実施形態に係る補助電源装置1について説明する。図1は、補助電源装置1の構成例を示す図である。図7に示した補助電源装置2と同一の構成には同一の参照番号を付して適宜説明を省略する。
図1に示すように、補助電源装置1は、制御部10と、高速度遮断器11と、第1インバータ回路13と、第2インバータ回路14と、第1フィルタコンデンサ15−1と、第2フィルタコンデンサ15−2と、充電回路16と、第1放電回路17−1と、第2放電回路17−2と、4極切替器19とを備える。補助電源装置1は、第1インバータ回路13及び第2インバータ回路14の一方を運用系とし、他方を待機系とすることで、待機二重系を構成する。なお、制御部10は、補助電源装置1の外部に備えられてもよい。
制御部10は、高速度遮断器11と、第1インバータ回路13と、第2インバータ回路14と、充電回路16と、第1放電回路17−1と、第2放電回路17−2と、4極切替器19の動作を制御する。
4極切替器19は、直流電源から入力された直流電力を第1インバータ回路13又は第2インバータ回路14に選択的に入力させる1つの切替部と、直流電力が入力された第1インバータ回路13又は第2インバータ回路14により生成された三相交流電力(U相、V相、W相)をそれぞれ外部に出力する3つの切替部とを一体に有する。
4極切替器19により4つの切替部は一体化される(すなわち、全体として1つの筐体で構成される)ため、補助電源装置1を従来よりも小型・軽量化することができる。また、入力側の切替部が1つで済むことからコストダウンが可能になる。また、同じタイミングで一斉に4つの切替部を動作させることが可能となる。
充電回路16は、4極切替器19の前段に1つのみ配置される。充電回路16は、抵抗器及び充電用切替器の並列接続回路で構成され、充電用切替器を開放することにより、4極切替器19の入力側の切替部の切り替えに応じて、第1フィルタコンデンサ15−1、又は第2フィルタコンデンサ15−2に流れる突入電流を抑制する。充電回路16が1つで済むことから、小型・軽量化及びコストダウンが可能になる。なお、図に示すように充電回路16の抵抗器にはダイオードが直列接続されていてもよい。
<補助電源装置1の制御方法>
次に、補助電源装置1の制御方法について説明する。以下の説明において、補助電源装置1は、通常時は第1系統の第1インバータ回路13を運用系とし、第1インバータ回路13が故障した場合に第2系統の第2インバータ回路14を運用系とするものとする。
<<起動処理>>
図2を参照して、補助電源装置1の起動処理の一例を説明する。制御部10は、第1放電回路17−1の放電用切替器、及び第2放電回路17−2の放電用切替器を開放することにより、放電回路を開放させる(ステップS101)。
続いて、制御部10は、4極切替器19の投入条件を満たすか否かを判断する(ステップS102)。制御部10は、高速度遮断器11が開放されており(ステップS103)、且つ第1インバータ回路13及び第2インバータ回路14が停止している場合に(ステップS104)、4極切替器19の投入条件を満たすと判断する。制御部10は、4極切替器19の投入条件を満たすと判断した場合には、4極切替器投入指令を4極切替器19に出力する(ステップS105)。そして、制御部10は、第1インバータ回路13が運用系、第2インバータ回路14が待機系となるように、4極切替器19の切替器を切り替える(投入する)(ステップS106)。
なお、図7に示した従来の補助電源装置2では、3極切替器18の投入条件は、第1遮断器12−1及び第2遮断器12−2が投入されていないこと、3極切替器18が投入されていないこと、並びに第1インバータ回路13及び第2インバータ回路14が停止していることである。
続いて、制御部10は、高速度遮断器11の投入条件を満たすか否かを判断する(ステップS107)。制御部10は、第1放電回路17−1が開放されており(ステップS108)、且つ4極切替器19が投入されている場合に(ステップS109)、高速度遮断器11の投入条件を満たすと判断する。制御部10は、高速度遮断器11の投入条件を満たすと判断した場合には、高速度遮断器投入指令を高速度遮断器11に出力する(ステップS110)。そして、制御部10は、高速度遮断器11を投入させ(ステップS111)、高速度遮断器投入保持指令を高速度遮断器11に出力する(ステップS112)。
なお、図7に示した従来の補助電源装置2では、高速度遮断器11の投入条件は、第1遮断器12−1が投入され、第2遮断器12−2が開放されていることである。
続いて、制御部10は、充電回路16の開放条件を満たすか否かを判断する(ステップS113)。制御部10は、第1フィルタコンデンサ15−1の電圧が上昇して閾値を超え(ステップS114)、高速度遮断器11から高速度遮断器投入保持指令が出力されており(ステップS115)、且つ高速度遮断器11が投入されている場合に(ステップS116)、充電回路16の開放条件を満たすと判断する。制御部10は、充電回路16の開放条件を満たすと判断した場合には、充電回路開放指令を充電回路16に出力する(ステップS117)。そして、制御部10は、充電回路16の充電用切替器を投入することにより、充電回路を開放させる(ステップS118)。
なお、図7に示した従来の補助電源装置2では、第1充電回路16−1の開放条件は、第1遮断器12−1の投入指令が出力されていること、及び第1遮断器12−1が投入されていることである。
続いて、制御部10は、第1インバータ回路13の起動条件を満たすか否かを判断する(ステップS119)。制御部10は、高速度遮断器11が投入されており(ステップS120)、充電回路開放指令が出力されており(ステップS121)、且つ4極切替器19が投入されている場合に(ステップS122)、第1インバータ回路13の起動条件を満たすと判断する。制御部10は、第1インバータ回路13の起動条件を満たすと判断した場合には、インバータ動作指令を第1インバータ回路13に出力する(ステップS123)。そして、制御部10は、第1インバータ回路13による動作を開始させる(ステップS124)。
<<停止処理>>
次に、図3を参照して、補助電源装置1の停止処理の一例を説明する。制御部10は、インバータ動作指令の出力を停止し(ステップS201)、運用系である第1インバータ回路13を停止させる(ステップS202)。
続いて、制御部10は、高速度遮断器投入保持指令の出力を停止し(ステップS203)、高速度遮断器投入指令の出力を停止し(ステップS204)、高速度遮断器11を開放させる(ステップS205)。
続いて、制御部10は、充電回路開放指令の出力を停止する(ステップS206)。そして、制御部10は、充電回路16の充電用切替器を開放することにより、充電回路を投入させる(ステップS207)。
続いて、制御部10は、第1放電回路17−1の投入条件を満たすか否かを判断する(ステップS208)。制御部10は、高速度遮断器11が開放されている場合に(ステップS209)、第1放電回路17−1の投入条件を満たすと判断する。制御部10は、第1放電回路17−1の投入条件を満たすと判断すると、放電回路開放指令の出力を停止する(ステップS210)。そして、制御部10は、第1放電回路17−1の放電用切替器を投入することにより、放電回路を投入させる(ステップS211)。
なお、図7に示した従来の補助電源装置2では、第1放電回路17−1の投入条件は、高速度遮断器11が開放されていること、又は第1遮断器12−1が開放されていることである。
<<軽故障保護停止処理>>
次に、図4を参照して、補助電源装置1の軽故障保護停止処理の一例を説明する。ここで、軽故障とは、補助電源装置1の外部の要因による軽度の故障を意味し、保護のために運用系である第1インバータ回路13を停止させる。
制御部10は、軽故障を検知すると(ステップS301)、インバータ動作指令の出力を停止し(ステップS302)、運用系である第1インバータ回路13を停止させる(ステップS303)。
続いて、制御部10は、充電回路開放指令の出力を停止する(ステップS304)。そして、制御部10は、充電回路16の充電用切替器を開放することにより、充電回路16を投入させる(ステップS305)。
<<重故障保護停止処理>>
次に、図5を参照して、補助電源装置1の重故障保護停止処理の一例を説明する。重故障の場合には、運用系である第1インバータ回路13を停止させ、待機系である第2インバータ回路14に切り替えて動作させる。
制御部10は、補助電源装置1の重故障を検知すると(ステップS401)、停止時の処理を行う(ステップS402)。ステップS402の詳細は、図3に示したとおりであり、運用系である第1インバータ回路13を停止し、高速度遮断器11を開放し、充電回路16を開放し、第1放電回路17−1を投入する。
続いて、制御部10は、4極切替器19の投入条件を満たすか否かを判断する(ステップS403)。制御部10は、高速度遮断器11が開放されており(ステップS404)、且つ第1インバータ回路13及び第2インバータ回路14が停止している場合に(ステップS405)、4極切替器19の投入条件を満たすと判断する。制御部10は、4極切替器19の投入条件を満たすと判断した場合には、4極切替器投入指令を4極切替器19に出力する(ステップS406)。そして、制御部10は、第1インバータ回路13が待機系、第2インバータ回路14が運用系となるように、4極切替器19を切り替える(投入する)(ステップS407)。
続いて、制御部10は、図2に示したステップS107〜S124の起動処理に準じて、第2インバータ回路14の動作を開始させる(ステップS408)。ただし、ステップS113において、制御部10は、第2フィルタコンデンサ15−2の電圧が上昇して閾値を超え(ステップS114)、高速度遮断器11から高速度遮断器投入保持指令が出力されており(ステップS115)、且つ高速度遮断器11が投入されている場合に(ステップS116)、充電回路16の開放条件を満たすと判断する。そして、ステップS124において、制御部10は、第2インバータ回路14による動作を開始させる。
<<起動処理の変形例>>
次に、図6を参照して、補助電源装置1の起動処理の変形例を説明する。まず、制御部10は、充電回路16の充電用切替器を開放することにより、充電回路を投入させる(ステップS501)。
本方法では、運用系である第1インバータ回路13を動作させる前に、待機系である第2インバータ回路14の第2フィルタコンデンサ15−2を充電する。そのために、制御部10は、一時的に、直流電源からの直流電力が第2インバータ回路14に入力され、第2インバータ回路14により生成した三相交流電力が外部に出力されるように、4極切替器19の切替部を第2系統(待機系)に切り替える(ステップS502)。すなわち、制御部10は、一時的に、第1インバータ回路13が待機系、第2インバータ回路14が運用系となるように、4極切替器19を投入する。詳細には、図2に示したステップS102〜S106に準じた処理を行う。ただし、ステップS106において、制御部10は、第1インバータ回路13が待機系、第2インバータ回路14が運用系となるように4極切替器19を投入する。
続いて、制御部10は、第2フィルタコンデンサ15−2の充電の完了を判断する(ステップS503)。詳細には、図2に示したステップS107〜S118に準じた処理を行う。ただし、ステップS113において、制御部10は、第2フィルタコンデンサ15−2の電圧が上昇して閾値を超え(ステップS114)、高速度遮断器11から高速度遮断器投入保持指令が出力されており(ステップS115)、且つ高速度遮断器11が投入されている場合に(ステップS116)、充電回路16の開放条件を満たすと判断する。
第2フィルタコンデンサ15−2の充電が完了すると、制御部10は、直流電源からの直流電力が第1インバータ回路13に入力され、第2インバータ回路14により生成した三相交流電力が外部に出力されるように、4極切替器19の切替部を第1系統(運用系)に切り替える(ステップS504)。すなわち、制御部10は、第2フィルタコンデンサ15−2の充電が完了すると、第1インバータ回路13が運用系、第2インバータ回路14が待機系となるように、4極切替器19を切り替える。詳細には、図2に示したステップS102〜S106に準じた処理を行う。
続いて、制御部10は、第1フィルタコンデンサ15−1の充電の完了を判断する(ステップS505)。詳細には、図2に示したステップS107〜S118に準じた処理を行う。
第1フィルタコンデンサ15−1の充電が完了すると、第1インバータ回路13が運転を行う(ステップS106)。詳細には、図2に示したステップS119〜S124に準じた処理を行う。
第1インバータ回路13に重故障が発生した場合には、図5を参照して説明したように、制御部10は、直流電源からの直流電力が第2インバータ回路14に入力され、第2インバータ回路14により生成した三相交流電力が外部に入力されるように、4極切替器19の切替部を第2系統に切り替える。すなわち、4極切替器19は、第2インバータ回路14が運用系となるように、切り替える。この場合、ステップS503において既に第2フィルタコンデンサ15−2の充電がなされているため、直ちに第2インバータ回路14により運転を行うことができる。
このように、本発明に係る補助電源切替方法によれば、補助電源の切替時に、待機時間を設けることなく、運転を継続することが可能になる。
上述の実施形態は代表的な例として説明したが、本発明の趣旨及び範囲内で、多くの変更及び置換ができることは当業者に明らかである。したがって、本発明は、上述の実施形態によって制限するものと解するべきではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば、実施形態の構成図に記載の複数の構成ブロックやステップを1つに組み合わせたり、あるいは1つの構成ブロックやステップを分割したりすることが可能である。
1 補助電源装置
10 制御部
11 高速度遮断器
13 第1インバータ回路
14 第2インバータ回路
15−1 第1フィルタコンデンサ
15−2 第2フィルタコンデンサ
16 充電回路
17−1 第1放電回路
17−2 第2放電回路
19 4極切替器

Claims (5)

  1. 待機二重系の補助電源装置であって、
    直流電力を交流電力に変換する第1インバータ回路と、
    前記直流電力を交流電力に変換する第2インバータ回路と、
    前記第1インバータ回路の入力側に設けられた第1フィルタコンデンサと、
    前記第2インバータ回路の入力側に設けられた第2フィルタコンデンサと、
    並列接続された充電用切替器及び抵抗器を有し、前記第1フィルタコンデンサ及び前記第2フィルタコンデンサを充電するための充電回路と、
    前記直流電力を前記第1インバータ回路又は前記第2インバータ回路に選択的に入力させる1つの切替部と、前記直流電力が入力された前記第1インバータ回路又は前記第2インバータ回路により生成された三相交流電力をそれぞれ外部に出力する3つの切替部とを一体に有する4極切替器と、
    を備えることを特徴とする補助電源装置。
  2. 前記充電回路は、前記4極切替器の前段に配置されることを特徴とする、請求項1に記載の補助電源装置。
  3. 請求項1又は2に記載の補助電源装置の制御方法であって、
    前記充電回路の前記充電用切替器を開放するステップと、
    一時的に前記第1インバータ回路が待機系、前記第2インバータ回路が運用系となるように、前記4極切替器を投入するステップと、
    前記第2フィルタコンデンサの充電が完了すると、前記第1インバータ回路が運用系、前記第2インバータ回路が待機系となるように、前記4極切替器を投入するステップと、
    を含むことを特徴とする補助電源装置の制御方法。
  4. 請求項1又は2に記載の補助電源装置の制御方法であって、
    高速度遮断器が開放されており、且つ前記第1インバータ回路及び前記第2インバータ回路が停止している場合に、前記第1インバータ回路が運用系、前記第2インバータ回路が待機系となるように、前記4極切替器を投入するステップと、
    前記第1インバータ回路が運用系となるように前記4極切替器が投入された場合に、前記高速度遮断器を投入するステップと、
    前記高速度遮断器が投入されており、前記第1フィルタコンデンサの電圧が閾値を超えた場合に、前記充電回路の前記充電用切替器を投入するステップと、
    前記第1インバータ回路が運用系となるように前記4極切替器が投入されており、前記高速度遮断器が投入されており、前記充電回路の前記充電用切替器が投入されている場合に、前記第1インバータ回路を起動するステップと、
    を含むことを特徴とする補助電源装置の制御方法。
  5. 前記補助電源装置の故障を検知した場合に、
    前記第1インバータ回路を停止させるステップと、
    前記高速度遮断器を開放するステップと、
    前記高速度遮断器が開放されている場合に、前記第1フィルタコンデンサを放電させるステップと、
    前記高速度遮断器が開放されており、且つ前記第1インバータ回路及び前記第2インバータ回路が停止している場合に、前記第1インバータ回路が待機系、前記第2インバータ回路が運用系となるように、前記4極切替器を投入するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項4に記載の補助電源装置の制御方法。
JP2019010488A 2018-01-25 2019-01-24 補助電源装置及び補助電源装置の制御方法 Pending JP2019129703A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018010841 2018-01-25
JP2018010841 2018-01-25

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019129703A true JP2019129703A (ja) 2019-08-01

Family

ID=67472426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019010488A Pending JP2019129703A (ja) 2018-01-25 2019-01-24 補助電源装置及び補助電源装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019129703A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112829587A (zh) * 2019-11-25 2021-05-25 上海汽车变速器有限公司 用于低压电故障时的电机控制器主动放电系统
CN113043847A (zh) * 2021-04-21 2021-06-29 株洲中车时代电气股份有限公司 一种电力机车的变流系统

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5354329U (ja) * 1976-10-13 1978-05-10
JP2005287129A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Toshiba Corp 待機系電源装置
JP2010268546A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Toyo Electric Mfg Co Ltd 待機型車両用電源装置
JP2017046558A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 株式会社東芝 電気車用電力変換装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5354329U (ja) * 1976-10-13 1978-05-10
JP2005287129A (ja) * 2004-03-29 2005-10-13 Toshiba Corp 待機系電源装置
JP2010268546A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Toyo Electric Mfg Co Ltd 待機型車両用電源装置
JP2017046558A (ja) * 2015-08-28 2017-03-02 株式会社東芝 電気車用電力変換装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112829587A (zh) * 2019-11-25 2021-05-25 上海汽车变速器有限公司 用于低压电故障时的电机控制器主动放电系统
CN113043847A (zh) * 2021-04-21 2021-06-29 株洲中车时代电气股份有限公司 一种电力机车的变流系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9553533B2 (en) DC pre charge circuit
US10326395B2 (en) System and method for magnetizing a transformer in an electrical system prior to energizing the electrical system
WO2017159078A1 (ja) スイッチング電源装置
EP2639958A2 (en) Apparatus and method for energy efficient motor drive standby operation
US20170361713A1 (en) Power conversion system
JP6064657B2 (ja) 回転電機駆動装置
JP2016100926A (ja) 電力変換装置
JP2010172192A (ja) 回路装置及び車両運行システム
JP2019129703A (ja) 補助電源装置及び補助電源装置の制御方法
US20080042611A1 (en) Self-excitation of switched reluctance generators during load bus faults
JP2019033588A (ja) 無停電電源装置
JP2020521427A (ja) 電力変換装置
JPWO2018069960A1 (ja) 電力変換装置及びその運転方法
KR20080040579A (ko) 잠수함
CN111727487B (zh) 直流电断路器
JPH11252706A (ja) 電力変換装置
JP6953885B2 (ja) 電源装置および遮断スイッチ回路
JPH0956087A (ja) 無停電電源装置
JP4774961B2 (ja) 無停電電源装置
JP2008104276A (ja) インバータ装置
JP2017184366A (ja) 電源装置
JP6801788B2 (ja) 電力変換装置、電力システムおよび電力システムの無効電力抑制方法
JP2010130741A (ja) Pwmコンバータ制御装置及び制御方法
JP2010202327A (ja) エレベータの制御装置
KR20180106543A (ko) 인버터 제어방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221104

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230307