JP2010267656A - 露光装置、露光方法、及びデバイス製造方法 - Google Patents

露光装置、露光方法、及びデバイス製造方法 Download PDF

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Abstract


【課題】露光不良の発生を抑制できる露光装置を提供する。
【解決手段】露光装置は、液体を介して露光光で基板を露光する。露光装置は、露光光の光路の周囲の少なくとも一部に配置され、露光光が照射可能な位置に配置される物体との間で液体を保持可能な第1面と、所定軸周りに配置された第2面を有し、第2面の少なくとも一部が第1面の周囲の少なくとも一部に配置される回転部材と、物体の移動と同期して第2面が移動するように回転部材を回転させる駆動機構とを備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、露光装置、露光方法、及びデバイス製造方法に関する。
フォトリソグラフィ工程で用いられる露光装置において、例えば下記特許文献に開示されているような、液体を介して露光光で基板を露光する液浸露光装置が知られている。
米国特許出願公開第2005/259234号明細書
液浸露光装置において、液浸領域が形成されている物体(基板)を高速で移動した場合、液体が漏出したり、物体上に液体(膜、滴等)が残留したりする可能性がある。その結果、露光不良が発生したり、不良デバイスが発生したりする可能性がある。一方、液体を良好に保持するために、物体の移動速度を低くした場合、スループットが低下する可能性がある。
本発明の態様は、物体上での液体の残留を抑制できる露光装置、及び露光方法を提供することを目的とする。また本発明の態様は、スループットの低下を抑制しつつ、不良デバイスの発生を抑制できるデバイス製造方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に従えば、液体を介して露光光で基板を露光する露光装置であって、露光光の光路の周囲の少なくとも一部に配置され、露光光が照射可能な位置に配置される物体との間で液体を保持可能な第1面と、所定軸周りに配置された第2面を有し、第2面の少なくとも一部が第1面の周囲の少なくとも一部に配置される回転部材と、物体の移動と同期して第2面が移動するように回転部材を回転させる駆動機構と、を備える露光装置が提供される。
本発明の第2の態様に従えば、第1の態様の露光装置を用いて基板を露光することと、露光された基板を現像することと、を含むデバイス製造方法が提供される。
本発明の第3の態様に従えば、液体を介して露光光で基板を露光する露光方法であって、露光光の光路が液体で満たされるように、露光光の光路の周囲の少なくとも一部に配置された第1面と、露光光が照射可能な位置に配置される基板との間で液体を保持することと、基板を移動しながら、液体を介して基板に露光光を照射することと、第1面の周囲の少なくとも一部において、所定軸周りに配置された回転部材の第2面の少なくとも一部を基板と対向させた状態で、基板の移動と同期して第2面が移動するように回転部材を回転させることと、を含む露光方法が提供される。
本発明の第4の態様に従えば、第3の態様の露光方法を用いて基板を露光することと、露光された基板を現像することと、を含む露光方法が提供される。
本発明の態様によれば、スループットの低下を抑制しつつ、露光不良の発生を抑制できる。また本発明の態様によれば、スループットの低下を抑制しつつ、不良デバイスの発生を抑制できる。
第1実施形態に係る露光装置の一例を示す概略構成図である。 第1実施形態に係る露光装置の一部を拡大した図である。 第1実施形態に係る液浸部材を下方から見た図である。 第1実施形態に係る液浸部材の動作の一例を示す図である。 第1実施形態に係る液浸部材の動作の一例を示す図である。 比較例に係る液浸部材を示す模式図である。 第2実施形態に係る液浸部材の近傍を示す図である。 第3実施形態に係る液浸部材の近傍を示す図である。 第4実施形態に係る液浸部材の近傍を示す図である。 第5実施形態に係る液浸部材の近傍を示す図である。 第6実施形態に係る液浸部材の近傍を示す図である。 第7実施形態に係る液浸部材の近傍を示す図である。 マイクロデバイスの製造工程の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこれに限定されない。以下の説明においては、XYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部の位置関係について説明する。水平面内の所定方向をX軸方向、水平面内においてX軸方向と直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向のそれぞれと直交する方向(すなわち鉛直方向)をZ軸方向とする。また、X軸、Y軸、及びZ軸まわりの回転(傾斜)方向をそれぞれ、θX、θY、及びθZ方向とする。
<第1実施形態>
第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る露光装置EXの一例を示す概略構成図である。本実施形態の露光装置EXは、液体LQを介して露光光ELで基板Pを露光する液浸露光装置である。
図1において、露光装置EXは、マスクMを保持して移動可能なマスクステージ1と、基板Pを保持して移動可能な基板ステージ2と、マスクステージ1及び基板ステージ2の位置を光学的に計測する干渉計システム3と、マスクMを露光光ELで照明する照明系ILと、露光光ELで照明されたマスクMのパターンの像を基板Pに投影する投影光学系PLと、露光光ELの光路の少なくとも一部が液体LQで満たされるように液浸空間LSを形成可能な液浸部材4と、露光装置EX全体の動作を制御する制御装置5とを備えている。
マスクMは、基板Pに投影されるデバイスパターンが形成されたレチクルを含む。マスクMは、例えばガラス板等の透明板と、その透明板上にクロム等の遮光材料を用いて形成されたパターンとを有する透過型マスクを含む。なお、マスクMとして、反射型マスクを用いることもできる。
基板Pは、デバイスを製造するための基板である。基板Pは、例えば半導体ウエハ等の基材と、その基材上に形成された多層膜とを含む。多層膜は、少なくとも感光膜を含む複数の膜が積層された膜である。感光膜は、感光材で形成された膜である。また、多層膜が、例えば反射防止膜、及び感光膜を保護する保護膜(トップコート膜)を含んでもよい。
照明系ILは、所定の照明領域IRに露光光ELを照射する。照明領域IRは、照明系ILから射出される露光光ELが照射可能な位置を含む。照明系ILは、照明領域IRに配置されたマスクMの少なくとも一部を、均一な照度分布の露光光ELで照明する。照明系ILから射出される露光光ELとして、例えば水銀ランプから射出される輝線(g線、h線、i線)及びKrFエキシマレーザ光(波長248nm)等の遠紫外光(DUV光)、ArFエキシマレーザ光(波長193nm)、及びFレーザ光(波長157nm)等の真空紫外光(VUV光)等が用いられる。本実施形態においては、露光光ELとして、紫外光(真空紫外光)であるArFエキシマレーザ光を用いる。
マスクステージ1は、マスクMをリリース可能に保持するマスク保持部6を有し、マスクMを保持した状態で、第1定盤7のガイド面8上を移動可能である。マスクステージ1は、駆動システム9の作動により、照明領域IRに対して、マスクMを保持して移動可能である。駆動システム9は、マスクステージ1に配置された可動子9Aと、第1定盤7に配置された固定子9Bとを有する平面モータを含む。マスクステージ1を移動可能な平面モータは、例えば米国特許第6452292号明細書に開示されている。マスクステージ1は、駆動システム9の作動により、X軸、Y軸、Z軸、θX、θY、及びθZ方向の6つの方向に移動可能である。
投影光学系PLは、所定の投影領域PRに露光光ELを照射する。投影光学系PLは、投影領域PRに配置された基板Pの少なくとも一部に、マスクMのパターンの像を所定の投影倍率で投影する。投影光学系PLの複数の光学素子は、保持部材(鏡筒)10に保持されている。本実施形態においては、投影光学系PLの光軸AXはZ軸と平行である。投影光学系PLにおいて、露光光ELは、投影光学系PLの物体面側から像面側に向かって、−Z方向に進行する。
本実施形態の投影光学系PLは、その投影倍率が例えば1/4、1/5、又は1/8等の縮小系である。なお、投影光学系PLは等倍系及び拡大系のいずれでもよい。また、投影光学系PLは、反射光学素子を含まない屈折系、屈折光学素子を含まない反射系、反射光学素子と屈折光学素子とを含む反射屈折系のいずれであってもよい。また、投影光学系PLは、倒立像と正立像とのいずれを形成してもよい。
投影光学系PLは、投影光学系PLの像面に向けて露光光ELを射出する射出面11を有する。投影光学系PLの複数の光学素子のうち、投影光学系PLの像面に最も近い終端光学素子12が射出面11を有する。投影領域PRは、射出面11から射出される露光光ELが照射可能な位置を含む。本実施形態において、射出面11は、−Z方向(下方)を向いており、XY平面と平行である。なお、−Z方向を向いている射出面11は、凸面であってもよいし、凹面であってもよい。
本実施形態において、投影光学系PLの像面近傍の光軸AX、すなわち、終端光学素子12の光軸AXは、Z軸とほぼ平行である。なお、終端光学素子12と隣り合う光学素子で規定される光軸を終端光学素子12の光軸とみなしてもよい。また、本実施形態において、投影光学系PLの像面は、X軸とY軸とを含むXY平面とほぼ平行である。また、本実施形態において、像面は、ほぼ水平である。ただし、像面はXY平面と平行でなくてもよいし、曲面であってもよい。
基板ステージ2は、基板Pをリリース可能に保持する基板保持部13を有し、第2定盤14のガイド面15上を移動可能である。基板ステージ2は、駆動システム16の作動により、投影領域PRに対して、基板Pを保持して移動可能である。駆動システム16は、基板ステージ2に配置された可動子16Aと、第2定盤14に配置された固定子16Bとを有する平面モータを含む。基板ステージ2を移動可能な平面モータは、例えば米国特許第6452292号明細書に開示されている。基板ステージ2は、駆動システム16の作動により、X軸、Y軸、Z軸、θX、θY、及びθZ方向の6つの方向に移動可能である。
基板ステージ2は、基板保持部13の周囲に配置され、射出面11と対向可能な上面17を有する。上面17は、平坦である。本実施形態において、上面17は、XY平面とほぼ平行である。基板保持部13は、基板Pの表面とXY平面とがほぼ平行となるように、基板Pを保持可能である。本実施形態において、基板保持部13に保持される基板Pの表面と上面17とは、ほぼ同一平面内に配置される(面一である)。
干渉計システム3は、XY平面内におけるマスクステージ1(マスクM)の位置を光学的に計測可能な第1干渉計ユニット3Aと、XY平面内における基板ステージ2(基板P)の位置を光学的に計測可能な第2干渉計ユニット3Bとを有する。基板Pの露光処理を実行するとき、あるいは所定の計測処理を実行するとき、制御装置5は、干渉計システム3の計測結果に基づいて、駆動システム9,16を作動し、マスクステージ1(マスクM)及び基板ステージ2(基板P)の位置制御を実行する。
液浸部材4は、露光光ELの光路の周囲の少なくとも一部に配置される。本実施形態において、液浸部材4の少なくとも一部は、終端光学素子12の周囲の少なくとも一部に配置される。液浸部材4は、射出面11と対向する位置に配置された物体の表面と対向可能な下面20を有する。液浸部材4は、射出面11と、射出面11と対向する位置に配置された物体との間の露光光ELの光路が液体LQで満たされるように液浸空間LSを形成する。液体LQが下面20の少なくとも一部と物体の表面(上面)との間に保持されて、液浸空間LSが形成される。
液浸空間LSは、液体LQで満たされた部分(空間、領域)である。本実施形態において、物体は、基板ステージ2、及び基板ステージ2に保持された基板Pの少なくとも一方を含む。基板Pの露光中、液浸部材4は、終端光学素子12と基板Pとの間の露光光ELの光路が液体LQで満たされるように液浸空間LSを形成する。
本実施形態の露光装置EXは、マスクMと基板Pとを所定の走査方向に同期移動しつつ、マスクMのパターンの像を基板Pに投影する走査型露光装置(所謂スキャニングステッパ)である。基板Pの露光時、制御装置5は、マスクステージ1及び基板ステージ2を制御して、マスクM及び基板Pを、光軸AX(露光光ELの光路)と交差するXY平面内の所定の走査方向に移動する。本実施形態においては、基板Pの走査方向(同期移動方向)をY軸方向とし、マスクMの走査方向(同期移動方向)もY軸方向とする。制御装置5は、基板Pを投影光学系PLの投影領域PRに対してY軸方向に移動するとともに、その基板PのY軸方向への移動と同期して、照明系ILの照明領域IRに対してマスクMをY軸方向に移動しつつ、投影光学系PLと基板P上の液浸空間LSの液体LQとを介して基板Pに露光光ELを照射する。これにより、マスクMのパターンの像が基板Pに投影され、基板Pは露光光ELで露光される。
次に、図2及び図3を参照して、液浸部材4について説明する。図2は、液浸部材4の近傍を示す側断面図、図3は、液浸部材4を下方から見た図である。
本実施形態において、液浸部材4は、環状の部材である。液浸部材4の少なくとも一部は、露光光ELの一部の光路及び終端光学素子12の周囲に配置されている。
液浸部材4は、射出面11から射出される露光光ELの光路Kの周囲の少なくとも一部に配置される第1面21と、第1面21の周囲の少なくとも一部に配置され、移動可能な第2面22とを備えている。
本実施形態において、第1面21は、露光光ELの光路Kの周囲に配置される平坦面を含む。第1面21は、射出面11から射出される露光光ELが照射可能な位置(投影領域PR)に配置される物体との間で液体LQを保持可能である。第2面22の少なくとも一部は、投影領域PRに配置される物体との間で液体LQを保持可能である。本実施形態において、液浸部材4の下面20は、第1面21及び第2面22を含む。
以下、投影領域PRに配置される物体が、基板Pである場合を例にして説明する。なお、投影領域PRに配置可能な物体は、基板ステージ2など、基板P以外の物体でもよい。
本実施形態において、液浸部材4は、位置がほぼ固定された本体部材41と、回転可能な回転部材42とを含む。本体部材41は、終端光学素子12に対する位置がほぼ固定されている。本実施形態において、第1面21は、本体部材41に配置されている。第2面22は、回転部材42に配置されている。
本実施形態において、本体部材41は、少なくとも一部が射出面11と対向するように配置された第1プレート部41Aと、少なくとも一部が終端光学素子12の周囲に配置される第2プレート部41Bとを有する。第1面21の少なくとも一部は、第1プレート部41Aに配置されている。第1プレート部41Aは、射出面11から射出された露光光ELが通過可能な開口43を有する。また、第1プレート部41Aは、少なくとも一部が射出面11と対向する第3面23を有する。第1面21及び第3面23は、開口43の周囲に配置される。基板Pの露光中、射出面11から射出された露光光ELは、開口43を介して、基板Pの表面に照射される。図3に示すように、本実施形態において、開口43は、基板Pの走査方向(Y軸方向)と交差するX軸方向に長い。
本実施形態において、第2面22は、第1軸J1及び第2軸J2の周りに配置される。本実施形態において、回転部材42は、複数のローラに支持された無端ベルトである。以下の説明において、回転部材42を適宜、ベルト部材42、と称する。
本実施形態において、ベルト部材42は、第1ローラ31及び第2ローラ32に支持される。第1ローラ31は、第1軸J1を回転軸として回転可能である。第2ローラ32は、第2軸J2を回転軸として回転可能である。光軸AXに対する放射方向において、第2ローラ32は、第1ローラ31の外側に配置されている。
第1ローラ31及び第2ローラ32に支持されたベルト部材42の表面(外面)の少なくとも一部は、基板Pの表面と対向可能である。本実施形態において、第2面22は、第1ローラ31及び第2ローラ32に支持されたベルト部材42の表面(外面)である。ベルト部材42は、第1軸J1及び第2軸J2の周囲に配置された第2面22の少なくとも一部が、第1面21とほぼ平行なXY平面内において第1面21の周囲の少なくとも一部に配置されるように、第1ローラ31及び第2ローラ32に支持される。
露光装置EXは、回転部材42を回転させる駆動機構45を備えている。駆動機構45は、第1ローラ31及び第2ローラ32の少なくとも一方を回転させる例えば回転モータ等のアクチュエータを含む。駆動機構45は、第1ローラ31及び第2ローラ32の少なくとも一方を回転して、その第1ローラ31及び第2ローラ32に支持されているベルト部材42を回転させる。
以下の説明において、第1ローラ31、第2ローラ32、ベルト部材42、及び駆動機構45を合わせて適宜、移動装置40、と称する。図2に示すように、移動装置40の少なくとも一部は、本体部材41(第2プレート部41B)に形成された凹部41Uに配置されている。凹部41Uは、下方を向いている。本実施形態において、移動装置40は、第1面21の周囲に複数配置されている。図3に示すように、本実施形態において、移動装置40は、8つ配置されている。投影領域PRに配置される基板P(物体)と対向可能な第2面22は、第1面21の周囲の8箇所に配置されている。なお、移動装置40は、8つ以外の任意の複数設けることができる。複数の移動装置40それぞれの構造は、ほぼ等しい。
第1面21は、間隙G1を介して、基板Pの表面と対向可能である。第2面22は、間隙G2を介して、基板Pの表面と対向可能である。第3面23は、間隙G3を介して、射出面11と対向する。
本実施形態において、基板Pと対向可能な第2面22の少なくとも一部は、基板Pの表面とほぼ平行である。また、基板Pの表面と対向する第2面22の少なくとも一部は、第1面21と同一平面内に配置されている。
なお、Z軸方向に関して、第1面21と第2面22との位置が異なってもよい。例えば、第2面22が、第1面21より上方に配置されてもよい。すなわち、間隙G2が、間隙G1より大きくてもよい。また、第2面22が、基板Pの表面(XY平面)と非平行でもよい。例えば、基板Pの表面と対向する第2面22が、光軸AXに対する放射方向に関して外側に向かって上方に傾斜していてもよい。
本実施形態において、第2面22は、液体LQに対して親液性である。液体LQに対する第2面22の接触角は、90度以下である。本実施形態において、液体LQに対する第2面22の接触角は、液体LQに対する基板Pの表面の接触角より小さい。本実施形態において、基板Pの表面は、液体LQに対して撥液性である。また、基板ステージ2の上面17も、液体LQに対して撥液性である。
また、液浸部材4(本体部材41)は、光路Kに液体LQを供給する供給口51と、第1面21と第2面22との間に配置され、液体LQを回収する回収口52とを備えている。
供給口51は、光路Kに面する液浸部材4(本体部材41)の所定部位に配置されている。本実施実施形態において、供給口51は、射出面11と第3面23との間に液体LQを供給する。本実施形態においては、供給口51は、開口43(露光光ELの光路K)に対して+Y側及び−Y側のそれぞれに配置されている。なお、供給口51が、開口43(露光光ELの光路K)に対して+X側及び−X側のそれぞれに配置されてもよい。また、供給口51の数は、2つに限られない。供給口51は、露光光ELの光路Kの周囲において、3箇所以上の位置に配置されてもよい。
回収口52は、基板Pの表面に面する液浸部材4(本体部材41)の所定部位に配置されている。本実施形態において、回収口52は、基板P上の液体LQを回収する。図3に示すように、本実施形態において、回収口52は、第1面21の周囲に配置されている。
本実施形態において、回収口52に多孔部材53が配置されている。多孔部材53は、複数の小さい孔が形成されたプレート状の部材である。多孔部材53は、プレート部材(基材)を加工して、複数の孔を形成した部材であり、メッシュプレートとも呼ばれる。本実施形態において、多孔部材53は、チタンで形成されている。なお、多孔部材53が、ステンレスで形成されてもよい。本実施形態において、液浸部材4の下面20は、基板Pの表面と対向可能な多孔部材53の下面を含む。本実施形態において、第1面21と多孔部材53の下面とは、ほぼ同一平面内に配置される。なお、Z軸方向に関して、第1面21と多孔部材53の下面との位置が異なってもよい。例えば、多孔部材53の下面の少なくとも一部が、第1面21より上方に配置されてもよい。
供給口51から射出面11と第3面23との間に供給された液体LQは、射出面11から射出される露光光ELの光路Kに供給される。これにより、露光光ELの光路Kが液体LQで満たされる。また、基板Pの露光の少なくとも一部において、射出面11、第1面21、多孔部材53の下面、及び第2面22に基板Pの表面が対向する。基板Pの露光の少なくとも一部において、供給口51から射出面11と第3面23との間に供給された液体LQの少なくとも一部は、開口43を介して、第1面21と基板Pの表面との間に供給され、射出面11と基板Pの表面との間の露光光ELの光路が液体LQで満たされる。また、液体LQの少なくとも一部は、第1面21と基板Pの表面との間に保持される。基板Pは、射出面11と基板Pの表面との間の液体LQを介して、射出面11からの露光光ELで露光される。
本実施形態において、第1面21と基板P(物体)との間に保持された液体LQによって、液浸空間LSの一部が形成される。本実施形態においては、基板Pに露光光ELが照射されているときに、投影領域PRを含む基板Pの表面の一部の領域が液体LQで覆われるように液浸空間LSが形成される。本実施形態の露光装置EXは、局所液浸方式を採用する。液浸空間LSの液体LQの界面LGは、液浸部材4の下面20と基板Pの表面との間に配置される。
例えば、基板Pがほぼ静止している状態においては、液体LQの界面LGは、第1面21及び多孔部材53の下面の少なくとも一方と基板Pの表面との間に配置される。
図2に示すように、供給口51は、供給流路を介して、液体供給装置54と接続されている。供給口51に接続される供給流路は、液浸部材4(本体部材41)の内部流路、及びその内部流路と液体供給装置54とを接続する供給管の流路を含む。液体供給装置54は、クリーンで温度調整された液体LQを供給口51に供給することができる。
回収口52は、回収流路を介して、液体回収装置55と接続されている。本実施形態において、回収口52に接続される回収流路は、液浸部材4(本体部材41)の内部流路、及びその内部流路と液体回収装置55とを接続する回収管の流路を含む。液体回収装置55は、真空システム(真空源と回収口52との接続状態を制御するバルブなど)を含み、回収口52から液体LQを吸引して回収することができる。
次に、上述の構成を有する露光装置EXを用いて基板Pを露光する方法について説明する。
まず、制御装置5は、第1面21、多孔部材53の下面、及び第2面22を含む液浸部材7の下面20と基板Pの表面(あるいは基板ステージ2の上面17)とを対向させる。第1面21と基板Pの表面とは、間隙G1を介して対向し、第2面22と基板Pの表面とは間隙G2を介して対向する。
制御装置5は、下面20と基板Pの表面とを対向させた状態で、液体供給装置54から液体LQを送出する。
液体供給装置54から送出された液体LQは、供給口51より、射出面11と第3面23との間に供給され、射出面11から射出される露光光ELの光路に供給される。これにより、露光光ELの光路は、液体LQで満たされる。
また、供給口51から供給された液体LQの少なくとも一部は、開口43を介して、第1面21と基板Pの表面との間に供給され、第1面21と基板Pの表面との間に保持される。これにより、供給口51から供給された液体LQによって、射出面11と基板Pとの間の露光光ELの光路が液体LQで満たされるように、第1面21を含む下面20の少なくとも一部と基板Pの表面との間に液体LQが保持されて液浸空間LSが形成される。
また、制御装置5は、液体回収装置55を作動して、回収口52から基板P上の液体LQを回収する。本実施形態において、基板P上の液体LQは、回収口52に配置された多孔部材53の孔を介して回収される。
制御装置5は、供給口51からの液体LQの供給動作と並行して、回収口52からの液体LQの回収動作を実行して、射出面11と基板Pとの間の露光光ELの光路Kが液体LQで満たされるように液浸空間LSを形成する。
制御装置5は、液体LQで基板Pの表面の一部が局所的に覆われるように液浸空間LSを形成した状態で、基板Pの露光を開始する。
制御装置5は、照明系ILより露光光ELを射出して、マスクMを露光光ELで照明する。マスクMからの露光光ELは、投影光学系PLの射出面11から射出される。制御装置5は、射出面11と基板Pとの間の液体LQを介して、射出面11からの露光光ELで基板Pを露光する。これにより、マスクMのパターンの像が基板Pに投影され、基板Pが露光光ELで露光される。
上述のように、本実施形態の露光装置EXは、走査型露光装置であり、基板Pの露光の少なくとも一部において、射出面11と基板Pとの間に液体LQが保持されている状態で(液浸空間LSが形成されている状態で)、基板PがXY平面内の所定方向に移動される。例えば、基板Pに対する露光光ELの照射中(スキャン露光中)においては、基板Pは、終端光学素子12及び液浸部材4に対してY軸方向に移動する。また、基板P上の複数のショット領域を順次露光する場合において、第1ショット領域の露光後、次の第2ショット領域を露光する場合、基板Pは、終端光学素子12及び液浸部材4に対して、例えばX軸方向、あるいはXY平面内におけるX軸に対する傾斜方向に移動(ステップ移動)する。また、スキャン露光中の移動、及びステップ移動に限られず、基板Pは、射出面11との間に液体LQを保持した状態で、様々な移動条件で移動する可能性がある。
なお、基板Pの移動条件は、XY平面内における所定方向(例えば−Y方向)に関する移動速度、加速度(減速度)、及び移動距離(XY平面内における第1位置から第2位置へ移動するときの移動距離)の少なくとも一つを含む。
本実施形態において、制御装置5は、基板Pの移動と同期して、複数(8つ)のベルト部材42の第2面22の少なくとも一つが移動するように、駆動機構45を制御して、ベルト部材42を回転させる。
図4は、基板Pが−Y方向に移動している状態におけるベルト部材42の動作の一例を示す図である。図4に示すように、基板Pが−Y方向に移動するとき、制御装置5は、光路Kに対して−Y側に配置されている移動装置40の第2面22が基板Pと同じ方向に移動するように、駆動機構45を制御して、ベルト部材42を回転させる。光路Kに対して−Y側に配置されている移動装置40の駆動機構45は、基板Pと同じ方向(−Y方向)に第2面22が移動するように、ベルト部材42を回転させる。本実施形態において、駆動機構45は、基板Pと同じ移動速度で第2面22を移動させる。なお、基板Pの移動速度と、第2面22の移動速度とが異なってもよい。例えば、第2面22の移動速度が基板Pの移動速度より低くてもよい。
また、図5に示すように、基板Pが+Y方向に移動するとき、制御装置5は、光路Kに対して−Y側に配置されている移動装置40の第2面22が基板Pと同じ方向に移動するように、駆動機構45を制御して、ベルト部材42を回転させる。光路Kに対して−Y側に配置されている移動装置40の駆動機構45は、基板Pと同じ方向(+Y方向)に第2面22が移動するように、ベルト部材42を回転させる。本実施形態において、駆動機構45は、基板Pと同じ移動速度で第2面22を移動させる。なお、基板Pの移動速度と、第2面22の移動速度とが異なってもよい。例えば、第2面22の移動速度が基板Pの移動速度より低くてもよい。
なお、図4に示す状態(基板Pが−Y方向に移動している状態)において、光路Kに対して+Y側に配置されている移動装置40の駆動機構45が、基板Pと同じ方向(−Y方向)に第2面22が移動するように、ベルト部材42を回転させることができる。なお、光路Kに対して+Y側に配置されている移動装置40は、第2面22を移動させなくてもよい。
また、図5に示す状態(基板Pが+Y方向に移動している状態)において、光路Kに対して+Y側に配置されている移動装置40の駆動機構45は、基板Pと同じ方向(+Y方向)に第2面22が移動するように、ベルト部材42を回転させることができる。
これにより、例えば基板Pを高速、あるいは高加速度で移動した場合、液浸部材4と基板Pとの間の空間から液体LQが漏出したり、基板P上に液体LQ(膜、滴等)が残留したりすることを抑制できる。
図6は、比較例に係る液浸部材400を使用した場合の液浸空間LSの挙動を示す模式図である。液浸部材400には、第2面(22)が設けられてない。終端光学素子12及び液浸部材400と基板pの表面との間に液体Lqが保持された状態で、基板pが−Y方向に高速で移動した場合、液浸空間Lsを形成する液体Lqの少なくとも一部が、基板p上において膜となる可能性が高くなる。すなわち、図6に示す比較例においては、基板pの−Y方向への移動により、光軸AXに対する放射方向に関する、液体Lqの界面Lgの上端(界面Lgと液浸部材400の下面420との交点)の位置PJ1と気液界面Lgの下端(気液界面Lgと基板pの表面との交点)の位置PJ2との距離(ずれ量)が大きくなる可能性がある。その結果、液体Lqが、液浸部材400と基板Pの表面との間の空間から漏出したり、膜、滴等となって基板p上に残留したりする可能性が高くなる。
本実施形態においては、基板Pの移動と同期して第2面22が移動するので、例えば、基板Pが−Y方向へ移動することによって、液体LQの界面LGの下端の位置PJ2が−Y方向へ移動しても、第2面22の移動によって、液体LQの界面LGの上端の位置PJ1も、−Y方向へ円滑に移動するので、液体LQの界面LGの上端の位置PJ1と界面LGの下端の位置PJ2との距離(ずれ量)が大きくなることを抑制することができる。したがって、基板Pが移動した場合でも、基板P上において液体LQが薄膜化することが抑制される。したがって、液浸空間LSを形成する液体LQの少なくとも一部が、液浸部材4と基板Pの表面との間の空間から漏出したり、膜、滴等となって基板P上に残留したりすることが抑制される。
本実施形態においては、回収口52の周囲の少なくとも一部に第2面22が配置されている。したがって、第2面22は、回収口52で回収しきれなかった液体LQを、基板Pの表面との間で保持することができ、液体LQの漏出等を抑制することができる。
なお、図4及び図5においては、基板PがY軸方向へ移動し、その基板PのY軸方向への移動と同期して、光路Kに対して+Y側及び−Y側の少なくとも一方に配置されている移動装置40の第2面22を移動させる場合を例にして説明した。例えば基板PがX軸方向に移動する場合、制御装置5は、光路Kに対して+X側及び−X側の少なくとも一方に配置されている移動装置40の第2面22を移動することによって、液体LQの漏出等を抑制することができる。また、例えば基板PがY軸方向へ移動する場合において、光路Kに対して+Y側及び−Y側に配置されている移動装置40の第2面22のみならず、光路Kに対して+X側及び−X側に配置されている移動装置40の第2面22を移動させてもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、基板Pの移動と同期して移動する第2面22を設けたので、液体LQが漏出したり、下面20と対向する物体(基板P等)の表面に液体LQが残留したりすることを抑制できる。したがって、スループットの低下を抑制しつつ、露光不良の発生を抑制できる。
また、本実施形態によれば、第2面22は、ベルト部材(回転部材)42に配置されている。したがって、液浸部材4の大型化を抑制しつつ、第2面22の移動距離を長くすることができる。すなわち、例えば基板Pの移動距離が長い場合でも、ベルト部材42を回転させることで、その基板Pの移動距離に応じた距離だけ第2面22を移動させることができる。
また、本実施形態においては、第2面22は、液体LQに対して親液性なので、液体LQの漏出等をより効果的に抑制することができる。
また、本実施形態においては、第2面22の少なくとも一部は、基板Pの表面と平行なので、第2面22と液浸空間LSの液体LQとの接触面積を大きくすることができる。したがって、液体LQの漏出等をより効果的に抑制することができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図7は、第2実施形態に係る液浸部材4Bの一例を示す図である。上述の第1実施形態と異なる第2実施形態の特徴的な部分は、第2面22に接触した液体LQを回収する回収口60を設けた点にある。
図7に示すように、液浸部材4Bは、第1面21を有する本体部材41Bと、駆動機構45によって回転される第2面22を有するベルト部材42と、本体部材41Bに配置され、液体LQを供給する供給口51と、本体部材41Bに配置され、基板Pの表面に面するように配置された回収口52と、第2面22に接触した液体LQを回収する回収口60とを備えている。
回収口60は、基板Pの表面と対向する第2面22より上方に配置されている。本実施形態において、回収口60は、本体部材41Bに設けられた凹部41UBの内面に配置されている。
ベルト部材42が回転することによって、基板Pの表面と第2面22との間の液体LQの少なくとも一部は、第2面22に接触しつつ、第2面22と凹部41UBの内面との間の空間に移動する。すなわち、基板P上の液体LQの少なくとも一部は、回転するベルト部材42によって上方に引き上げられる。ベルト部材42によって上方に引き上げられた液体LQの少なくとも一部は、凹部41UBの内側へ移動し、その凹部41UBの内面に配置されている回収口60から回収される。
本実施形態においても、基板Pの移動と同期してベルト部材42が回転することによって、液体LQの漏出等を抑制することができる。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図8は、第3実施形態に係る液浸部材4Cの一例を示す図である。第3実施形態は、上述の第1実施形態の変形例である。上述の第1実施形態と異なる第3実施形態の特徴的な部分は、第2面22の周囲の少なくとも一部に、第2面22と基板Pの表面との間に気体を供給する給気口61を設けた点にある。
図8に示すように、基板Pが−Y方向に移動するとき、制御装置5は、第2面22の−Y側に配置されている給気口61から、第2面22と基板Pの表面との間に向けて気体を供給する。これにより、気体の力(気体の流れ)によって、第2面22と基板Pの表面との間から液体LQが漏出することが抑制される。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図9は、第4実施形態に係る液浸部材の一例を示す図である。第4実施形態は、図7を参照して説明した第2実施形態の変形例である。図9に示す液浸部材4Dには、基板Pの表面に面する供給口(52)が設けられていない。液浸部材4Dは、第2面22に接触した液体LQを回収する回収口60Dを有する。供給口51から基板P上に供給された液体LQは、第2面22を介して、凹部41UDの内面に配置されている回収口60Dから回収される。
本実施形態においても、基板Pの移動と同期してベルト部材42が回転することによって、液体LQの漏出等を抑制することができる。
<第5実施形態>
次に、第5実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図10は、第5実施形態に係る液浸部材の一例を示す図である。第5実施形態は、上述の第1実施形態の変形例である。図10において、液浸部材4Eは、第1面21Eを有する本体部材41Eと、所定軸J3周りに配置された第2面22Eを有し、第2面22Eの少なくとも一部が第1面21Eの周囲に配置される回転部材70とを備えている。本実施形態において、回転部材70は、所定軸J3を回転軸として回転するローラである。以下の説明において、回転部材70を適宜、ローラ70、と称する。
ローラ70は、回転モータ等のアクチュエータを含む駆動機構45Eによって回転する。
制御装置5は、基板Pの移動と同期して第2面22Eが移動するように、駆動機構45Eを制御して、ローラ70を回転させる。制御装置5は、基板Pと同じ方向に第2面22Eが移動するように、駆動機構45Eを制御して、第2面22Eを移動させる。本実施形態において、制御装置5は、基板Pと同じ速度で第2面22Eが移動するように、駆動機構45Eを制御する。なお、基板Pの移動速度と第2面22Eの移動速度とが異なってもよい。
本実施形態においても、基板Pの移動と同期してローラ70が回転することによって、液体LQの漏出等を抑制することができる。
<第6実施形態>
次に、第6実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図11は、第6実施形態に係る液浸部材4Fの一例を示す図である。第6実施形態は、図10等を参照して説明した第5実施形態の変形例である。図11において、液浸部材4Fは、上方を向くように本体部材41Fに設けられ、ローラ70Fの第2面22Fに接触した液体LQが流入可能な第2凹部80を有する。ローラ70Fは、下方を向くように本体部材41Fに設けられた凹部41UFの内側に配置されている。第2凹部80は、凹部41UFの内側に配置されている。
ローラ70Fが回転することによって、基板Pの表面と第2面22Fとの間の液体LQの少なくとも一部は、第2面22Fに接触しつつ、第2面22Fと凹部41UFの内面との間の空間に移動する。すなわち、基板P上の液体LQの少なくとも一部は、回転するローラ70Fによって上方に引き上げられる。ローラ70Fによって上方に引き上げられた液体LQの少なくとも一部は、凹部41UFの内側へ移動し、その凹部41UFの内側に配置されている第2凹部80に流入する。
本実施形態において、液浸部材4F(本体部材41F)は、第2凹部80に流入した液体LQを回収する回収口81を備えている。回収口81は、第2凹部80に面するように、凹部41UFの内側の所定位置に配置されている。第2面22Fと接触し、第2凹部80に流入した液体LQは、回収口81より回収される。
また、本実施形態において、液浸部材4Fは、本体部材41Fに設けられ、第2面22Fと基板Pの表面との間に気体を供給する給気口61Fを備えている。
本実施形態においても、基板Pの移動と同期してローラ70Fが回転することによって、液体LQの漏出等を抑制することができる。
<第7実施形態>
次に、第7実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成部分については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図12は、第7実施形態に係る液浸部材7Gの一例を示す図である。第7実施形態は、図10等を参照して説明した第5実施形態の変形例である。図12において、液浸部材7Gは、凹部41UGの内側に配置され、第1軸J4を回転軸として回転可能な第1ローラ71と、第2軸J5を回転軸として回転可能な第2ローラ72と、第1ローラ71を回転させる駆動機構73と、第2ローラ72を回転させる駆動機構74と、凹部41UGの内面に配置された回収口60Gとを備えている。
第1ローラ71は、第1軸J4の周りに配置された表面(第2面)221を有する。第2ローラ72は、第2軸J5の周りに配置された表面(第2面)222を有する。回収口60Gは、第1ローラ71の表面221及び第2ローラ72の表面222の少なくとも一方に接触した液体LQを回収する。
基板P上の液体LQの少なくとも一部は、回転する第1ローラ71及び第2ローラ72の少なくとも一方によって上方に引き上げられる。第1ローラ71及び第2ローラ72の少なくとも一方によって上方に引き上げられた液体LQの少なくとも一部は、凹部41UGの内側へ移動し、その凹部41UGの内面に配置されている回収口60Gから回収される。
本実施形態においても、基板Pの移動と同期して第1ローラ71及び第2ローラ72の少なくとも一方が回転することによって、液体LQの漏出等を抑制することができる。
なお、上述の第1〜第7実施形態においては、第2面(22等)が基板Pと同じ方向に移動することとしたが、基板Pと逆方向に移動してもよい。第2面が基板Pと逆方向に移動することによっても、液体LQの漏出等を抑制することができる。
なお、上述の各実施形態において、投影光学系PLは、終端光学素子12の射出側(像面側)の光路を液体LQで満たしているが、国際公開第2004/019128号パンフレットに開示されているように、終端光学素子12の入射側(物体面側)の光路も液体LQで満たす投影光学系を採用することもできる。
なお、上述の実施形態の液体LQは水であるが、水以外の液体であってもよい。液体LQとしては、露光光ELに対する透過性があってできるだけ屈折率が高く、投影光学系、あるいは基板の表面を形成する感光材(フォトレジスト)の膜に対して安定なものが好ましい。例えば、液体LQとして、ハイドロフロロエーテル(HFE)、過フッ化ポリエーテル(PFPE)、フォンブリンオイル、セダー油等を用いることも可能である。また、液体LQとして、屈折率が1.6〜1.8程度のものを使用してもよい。また、液体LQとして、種々の流体、例えば、超臨界流体を用いることも可能である。
なお、上述の各実施形態の基板Pとしては、半導体デバイス製造用の半導体ウエハのみならず、ディスプレイデバイス用のガラス基板、薄膜磁気ヘッド用のセラミックウエハ、あるいは露光装置で用いられるマスクまたはレチクルの原版(合成石英、シリコンウエハ)等が適用される。
露光装置EXとしては、マスクMと基板Pとを同期移動してマスクMのパターンを走査露光するステップ・アンド・スキャン方式の走査型露光装置(スキャニングステッパ)の他に、マスクMと基板Pとを静止した状態でマスクMのパターンを一括露光し、基板Pを順次ステップ移動させるステップ・アンド・リピート方式の投影露光装置(ステッパ)にも適用することができる。
さらに、ステップ・アンド・リピート方式の露光において、第1パターンと基板Pとをほぼ静止した状態で、投影光学系を用いて第1パターンの縮小像を基板P上に転写した後、第2パターンと基板Pとをほぼ静止した状態で、投影光学系を用いて第2パターンの縮小像を第1パターンと部分的に重ねて基板P上に一括露光してもよい(スティッチ方式の一括露光装置)。また、スティッチ方式の露光装置としては、基板P上で少なくとも2つのパターンを部分的に重ねて転写し、基板Pを順次移動させるステップ・アンド・スティッチ方式の露光装置にも適用できる。
また、例えば対応米国特許第6611316号明細書に開示されているように、2つのマスクのパターンを、投影光学系を介して基板上で合成し、1回の走査露光によって基板上の1つのショット領域をほぼ同時に二重露光する露光装置などにも本発明を適用することができる。また、プロキシミティ方式の露光装置、ミラープロジェクション・アライナーなどにも本発明を適用することができる。
また、本発明は、米国特許第6341007号明細書、米国特許第6400441号明細書、米国特許第6549269号明細書、米国特許第6590634号明細書、米国特許第6208407号明細書、米国特許第6262796号明細書等に開示されているような複数の基板ステージを備えたツインステージ型の露光装置にも適用できる。
更に、例えば米国特許第6897963号明細書等に開示されているように、基板を保持する基板ステージと基準マークが形成された基準部材及び/又は各種の光電センサを搭載した計測ステージとを備えた露光装置にも本発明を適用することができる。また、複数の基板ステージと計測ステージとを備えた露光装置にも適用することができる。計測ステージが終端光学素子の射出面及び液浸部材の下面と対向する位置に配置されることによって、終端光学素子及び液浸部材は、計測ステージとの間で液浸空間を形成することができる。
露光装置EXの種類としては、基板Pに半導体素子パターンを露光する半導体素子製造用の露光装置に限られず、液晶表示素子製造用又はディスプレイ製造用の露光装置や、薄膜磁気ヘッド、撮像素子(CCD)、マイクロマシン、MEMS、DNAチップ、あるいはレチクル又はマスクなどを製造するための露光装置などにも広く適用できる。
なお、上述の各実施形態においては、干渉計システム3を用いてマスクステージ1及び基板ステージ2の各位置を計測するものとしたが、これに限らず、例えば各ステージ1、2に設けられるスケール(回折格子)を検出するエンコーダシステムを用いてもよい。この場合、干渉計システムとエンコーダシステムとの両方を備えるハイブリッドシステムとしてもよい。
また、上述の各実施形態では、露光光ELとしてArFエキシマレーザ光を発生する光源装置として、ArFエキシマレーザを用いてもよいが、例えば、米国特許第7023610号明細書に開示されているように、DFB半導体レーザ又はファイバーレーザなどの固体レーザ光源、ファイバーアンプなどを有する光増幅部、及び波長変換部などを含み、波長193nmのパルス光を出力する高調波発生装置を用いてもよい。さらに、上記実施形態では、前述の各照明領域と、投影領域がそれぞれ矩形状であるものとしたが、他の形状、例えば円弧状などでもよい。
なお、上述の各実施形態においては、光透過性の基板上に所定の遮光パターン(又は位相パターン・減光パターン)を形成した光透過型マスクを用いたが、このマスクに代えて、例えば米国特許第6778257号明細書に開示されているように、露光すべきパターンの電子データに基づいて透過パターン又は反射パターン、あるいは発光パターンを形成する可変成形マスク(電子マスク、アクティブマスク、あるいはイメージジェネレータとも呼ばれる)を用いてもよい。可変成形マスクは、例えば非発光型画像表示素子(空間光変調器)の一種であるDMD(Digital Micro-mirror Device)等を含む。また、非発光型画像表示素子を備える可変成形マスクに代えて、自発光型画像表示素子を含むパターン形成装置を備えるようにしても良い。自発光型画像表示素子としては、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、無機ELディスプレイ、有機ELディスプレイ(OLED:Organic Light Emitting Diode)、LEDディスプレイ、LDディスプレイ、電界放出ディスプレイ(FED:Field Emission Display)、プラズマディスプレイ(PDP:Plasma Display Panel)等が挙げられる。
上述の各実施形態においては、投影光学系PLを備えた露光装置を例に挙げて説明してきたが、投影光学系PLを用いない露光装置及び露光方法に本発明を適用することができる。このように投影光学系PLを用いない場合であっても、露光光はレンズ等の光学部材を介して基板に照射され、そのような光学部材と基板との間の所定空間に液浸空間が形成される。
また、例えば国際公開第2001/035168号パンフレットに開示されているように、干渉縞を基板P上に形成することによって、基板P上にライン・アンド・スペースパターンを露光する露光装置(リソグラフィシステム)にも本発明を適用することができる。
以上のように、本願実施形態の露光装置EXは、本願請求の範囲に挙げられた各構成要素を含む各種サブシステムを、所定の機械的精度、電気的精度、光学的精度を保つように、組み立てることで製造される。これら各種精度を確保するために、この組み立ての前後には、各種光学系については光学的精度を達成するための調整、各種機械系については機械的精度を達成するための調整、各種電気系については電気的精度を達成するための調整が行われる。各種サブシステムから露光装置への組み立て工程は、各種サブシステム相互の、機械的接続、電気回路の配線接続、気圧回路の配管接続等が含まれる。この各種サブシステムから露光装置への組み立て工程の前に、各サブシステム個々の組み立て工程があることはいうまでもない。各種サブシステムの露光装置への組み立て工程が終了したら、総合調整が行われ、露光装置全体としての各種精度が確保される。なお、露光装置の製造は温度およびクリーン度等が管理されたクリーンルームで行うことが望ましい。
半導体デバイス等のマイクロデバイスは、図13に示すように、マイクロデバイスの機能・性能設計を行うステップ201、この設計ステップに基づいたマスク(レチクル)を製作するステップ202、デバイスの基材である基板を製造するステップ203、上述の実施形態に従って、マスクのパターンを用いて露光光で基板を露光すること、及び露光された基板を現像することを含む基板処理(露光処理)を含む基板処理ステップ204、デバイス組み立てステップ(ダイシング工程、ボンディング工程、パッケージ工程などの加工プロセスを含む)205、検査ステップ206等を経て製造される。
なお、上述の各実施形態の要件は、適宜組み合わせることができる。また、法令で許容される限りにおいて、上述の各実施形態及び変形例で引用した露光装置などに関する全ての公開公報及び米国特許の開示を援用して本文の記載の一部とする。
1…マスクステージ、2…基板ステージ、4…液浸部材、5…制御装置、11…射出面、21…第1面、22…第2面、42…ベルト部材、45…駆動機構、51…供給口、52…回収口、53…多孔部材、60…回収口、70…ローラ、71…第1ローラ、72…第2ローラ、80…第2凹部、81…回収口、AX…光軸、EL…露光光、EX…露光装置、LQ…液体、LS…液浸空間、P…基板、PL…投影光学系

Claims (18)

  1. 液体を介して露光光で基板を露光する露光装置であって、
    前記露光光の光路の周囲の少なくとも一部に配置され、前記露光光が照射可能な位置に配置される物体との間で前記液体を保持可能な第1面と、
    所定軸周りに配置された第2面を有し、前記第2面の少なくとも一部が前記第1面の周囲の少なくとも一部に配置される回転部材と、
    前記物体の移動と同期して前記第2面が移動するように前記回転部材を回転させる駆動機構と、を備える露光装置。
  2. 前記駆動機構は、前記物体と同じ方向に前記第2面を移動させる請求項1記載の露光装置。
  3. 前記駆動機構は、前記物体と同じ速度で前記第2面を移動させる請求項1又は2記載の露光装置。
  4. 前記回転部材は、複数のローラに支持された無端ベルトを含む請求項1〜3のいずれか一項記載の露光装置。
  5. 前記第2面の少なくとも一部は、前記物体の表面と平行である請求項4記載の露光装置。
  6. 前記回転部材は、前記所定軸を回転軸として回転するローラを含む請求項1〜3のいずれか一項記載の露光装置。
  7. 前記第2面は、前記液体に対して親液性である請求項1〜6のいずれか一項記載の露光装置。
  8. 前記第2面の少なくとも一部は、前記第1面と同一平面内に配置される請求項1〜7のいずれか一項記載の露光装置。
  9. 前記第1面と前記第2面との間に配置され、前記液体を回収する第1回収口を有する請求項1〜8のいずれか一項記載の露光装置。
  10. 前記第1回収口に配置される多孔部材を有する請求項9記載の露光装置。
  11. 前記第2面に接触した前記液体を回収する第2回収口を有する請求項1〜10のいずれか一項記載の露光装置。
  12. 前記第2回収口は、前記物体と対向する前記第2面より上方に配置される請求項11記載の露光装置。
  13. 上方を向くように設けられ、前記第2面に接触した前記液体が流入可能な凹部を有し、
    前記第2回収口は、前記凹部に流入した前記液体を回収する請求項12記載の露光装置。
  14. 前記第2面の周囲の少なくとも一部に配置され、前記第2面と前記物体の表面との間に気体を供給する給気口を備える請求項1〜13のいずれか一項記載の露光装置。
  15. 前記物体は、前記基板を含む請求項1〜14のいずれか一項記載の露光装置。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項記載の露光装置を用いて基板を露光することと、
    露光された前記基板を現像することと、を含むデバイス製造方法。
  17. 液体を介して露光光で基板を露光する露光方法であって、
    前記露光光の光路が前記液体で満たされるように、前記露光光の光路の周囲の少なくとも一部に配置された第1面と、前記露光光が照射可能な位置に配置される前記基板との間で前記液体を保持することと、
    前記基板を移動しながら、前記液体を介して前記基板に前記露光光を照射することと、
    前記第1面の周囲の少なくとも一部において、所定軸周りに配置された回転部材の第2面の少なくとも一部を前記基板と対向させた状態で、前記基板の移動と同期して前記第2面が移動するように前記回転部材を回転させることと、を含む露光方法。
  18. 請求項17記載の露光方法を用いて基板を露光することと、
    露光された前記基板を現像することと、を含む露光方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013099959A1 (ja) * 2011-12-28 2013-07-04 株式会社ニコン 露光装置、露光方法、デバイス製造方法、プログラム、及び記録媒体
JP2015076521A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 株式会社ニコン 露光装置及び露光方法、並びにデバイス製造方法
JP2018128689A (ja) * 2018-04-04 2018-08-16 株式会社ニコン 露光装置及び露光方法、並びにデバイス製造方法

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