JP2010266748A - 音響振動再生装置並びに音響振動再生方法 - Google Patents

音響振動再生装置並びに音響振動再生方法 Download PDF

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崇浩 栗原
Mitsuo Hayashi
光緒 林
Makoto Iwanaga
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Abstract

【課題】当初の利用者の心理状態に関わらずに容易にリラックス状態に移行させる。
【解決手段】音響振動再生装置の本体部2は、快適感及び沈静感をパラメータとして分類された複数のカテゴリ1〜9のうちから利用者によって選択されたカテゴリに対応する音楽コンテンツを最初に再生する。その後、目標とする心理状態のカテゴリ9に近付くように本体部2が次々とカテゴリを選択するとともに各々のカテゴリに対応した音楽コンテンツを順番に再生する。故に、当初の利用者の心理状態に関わらずに容易にリラックス状態に移行させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、人が聴覚で知覚する聴感音響振動と触覚で知覚する体感音響振動を利用して利用者の心理状態を目標とする心理状態に誘導する音響振動再生装置並びに音響振動再生方法に関するものである。
従来、この種の音響振動再生装置は、利用者の睡眠や起床をサポートする睡眠起床サポートシステムに用いられている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の睡眠起床サポートシステムは、寝台(ベッド)に横臥する利用者に対して光刺激や映像刺激、音響刺激(聴感音響振動の刺激)、振動刺激(体感音響振動の刺激)、香り刺激などの各種の刺激を組み合わせて与えることによって、当該利用者を睡眠や起床へ誘導するものである。
特開2005−334283号公報
ところで上記従来例では、予め決められた音楽コンテンツを再生するか、あるいは利用者自身が選択した音楽コンテンツを再生することで聴感音響振動並びに体感音響振動の刺激を利用者に与えるものであって、通常、いわゆる癒し系の音楽コンテンツが再生されるようになっていた。しかしながら、利用者が精神的に高ぶっている心理状態においては、上述のような癒し系の音楽コンテンツを受け入れ難いため(同質の原理)、そのような音楽コンテンツによる刺激では利用者の心理状態をリラックス状態に移行させることが困難であった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、当初の利用者の心理状態に関わらずに容易にリラックス状態に移行させることができる音響振動再生装置並びに音響振動再生方法を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、利用者の操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、聴感音響並びに体感音響を含む音楽コンテンツを記憶した記憶手段と、記憶手段に記憶されている音楽コンテンツを読み出して音響信号に変換する制御手段と、制御手段で変換された音響信号に基づいて利用者に聴感音響振動の刺激を与える聴感音響振動発生手段と、制御手段で変換された音響信号に基づいて利用者に体感音響振動の刺激を与える体感音響振動発生手段とを備え、快適感及び沈静感をパラメータとするカテゴリで利用者の心理状態を分類し、複数に分類された心理状態のカテゴリ毎に選択された音楽コンテンツが記憶手段に記憶されており、制御手段は、操作入力受付手段で受け付ける操作入力に基づいて複数の心理状態のカテゴリの中から利用者の開始時点における心理状態を示すカテゴリを選択し、当該開始時点のカテゴリに対応した音楽コンテンツを記憶手段から読み出して音響信号に変換するとともに当該音響信号を聴感音響振動発生手段並びに体感音響振動発生手段に出力して当該音楽コンテンツを再生し、さらに、開始時点のカテゴリに対して快適感又は沈静感の少なくとも何れか一方が増大した別のカテゴリを順番に選択し、選択した各々のカテゴリに対応した音楽コンテンツを記憶手段から読み出して音響信号に変換するとともに当該音響信号を聴感音響振動発生手段並びに体感音響振動発生手段に出力して当該音楽コンテンツを再生することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、快適感及び沈静感をパラメータとして分類された複数のカテゴリのうちから利用者によって選択されたカテゴリに対応する音楽コンテンツが制御手段によって最初に再生され、その後に、目標とする心理状態のカテゴリに近付くように制御手段が次々とカテゴリを選択するとともに各々のカテゴリに対応した音楽コンテンツを順番に再生するので、当初の利用者の心理状態に関わらずに容易にリラックス状態に移行させることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、制御手段は、開始時点のカテゴリから目標とする心理状態のカテゴリに移行する過程において、沈静感が増大するカテゴリから優先的に選択した後、快適感が増大するカテゴリを選択することを特徴とする。
請求項2の発明によれば、開始時点における利用者の心理状態が快適感及び沈静感の何れもが小さいとき、快適感と沈静感の双方が徐々に増大するカテゴリを選択する場合、又は先に快適感が増大してから沈静感を増大させる場合と比較して、目標とする心理状態への移行が容易になる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、制御手段は、快適感並びに沈静感が最も大きいカテゴリを目標とする心理状態のカテゴリとした場合、当該目標とする心理状態のカテゴリに対応した音楽コンテンツに続いて主に体感音響振動の刺激を利用者に与える音楽コンテンツを記憶手段から読み出して再生することを特徴とする。
請求項3の発明によれば、利用者が心理的にリラクゼーションを感じる音楽コンテンツから生理的にリラクゼーションを感じる音楽コンテンツに変更することで利用者をスムーズに睡眠に誘導することができる。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、制御手段は、快適感並びに沈静感が最も大きいカテゴリを目標とする心理状態のカテゴリとした場合、当該目標とする心理状態のカテゴリに対応した音楽コンテンツには相対的に時間の長いものを選択し、当該目標とする心理状態のカテゴリに移行するまでの他のカテゴリに対応した音楽コンテンツには相対的に時間の短いものを選択することを特徴とする。
請求項4の発明によれば、目標とする心理状態へ移行するまでの時間を短縮することができる。
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか1項の発明において、制御手段は、快適感並びに沈静感が最も大きいカテゴリを目標とする心理状態のカテゴリとした場合、当該目標とする心理状態のカテゴリに移行するまでに順番に再生する音楽コンテンツについて、聴感音響振動又は体感音響振動の少なくとも何れか一方の音響振動のレベルを、先に再生する音楽コンテンツに比べて後に再生する音楽コンテンツにおいて減少させることを特徴とする。
請求項5の発明によれば、聴感音響振動又は体感音響振動の少なくとも何れか一方の音響振動の刺激が徐々に少なくなることで利用者をスムーズに睡眠に誘導することができる。
請求項6の発明は、請求項1〜5の何れか1項の発明において、制御手段は、前の音楽コンテンツを終了して後の音楽コンテンツを再生する際に前の音楽コンテンツの再生レベルを徐々に減少させるとともに後の音楽コンテンツの再生レベルを徐々に増大させることを特徴とする。
請求項6の発明によれば、音楽コンテンツの切り換わりが利用者に知覚され難くなることで目標とする心理状態までスムーズに移行させることができる。
請求項7の発明は、請求項1〜6の何れか1項の発明において、記憶手段は、それぞれのカテゴリ毎に複数種類の音楽コンテンツを記憶していることを特徴とする。
請求項7の発明によれば、利用者の嗜好に合わせた音楽コンテンツを再生することができるため、利用者がスムーズに聴感音響振動の刺激を受け入れることができる。
請求項8の発明は、請求項7の発明において、制御手段は、それぞれのカテゴリに対応した音楽コンテンツを選択するに当たって、種類やテンポなどが類似している音楽コンテンツを選択することを特徴とする。
請求項8の発明によれば、種類又はテンポなどが全く異なる音楽コンテンツが選択される場合と比較して、目標とする心理状態までスムーズに移行させることができる。
請求項9の発明は、上記目的を達成するために、聴感音響並びに体感音響を含む音楽コンテンツを記憶した記憶手段と、記憶手段に記憶されている音楽コンテンツを読み出して音響信号に変換する制御手段と、制御手段で変換された音響信号に基づいて利用者に聴感音響振動の刺激を与える聴感音響振動発生手段と、制御手段で変換された音響信号に基づいて利用者に体感音響振動の刺激を与える体感音響振動発生手段とを備え、快適感及び沈静感をパラメータとするカテゴリで利用者の心理状態を分類し、複数に分類された心理状態のカテゴリ毎に選択された音楽コンテンツが記憶手段に記憶されており、制御手段は、利用者が起床する時刻において快適感並びに沈静感が最も大きいカテゴリに対応した音楽コンテンツを記憶手段から読み出して音響信号に変換するとともに当該音響信号を聴感音響振動発生手段並びに体感音響振動発生手段に出力して当該音楽コンテンツを再生し、さらに、開始時点のカテゴリに対して沈静感が減少した別のカテゴリを順番に選択し、選択した各々のカテゴリに対応した音楽コンテンツを記憶手段から読み出して音響信号に変換するとともに当該音響信号を聴感音響振動発生手段並びに体感音響振動発生手段に出力して当該音楽コンテンツを再生することを特徴とする。
請求項9の発明によれば、快適感及び沈静感をパラメータとして分類された複数のカテゴリのうちから快適感並びに沈静感が最も大きいカテゴリに対応する音楽コンテンツが制御手段によって最初に再生され、その後に、開始時点のカテゴリに対して沈静感が減少した別のカテゴリを制御手段が次々と選択するとともに各々のカテゴリに対応した音楽コンテンツを順番に再生するので、利用者を睡眠状態から覚醒状態(沈静感の小さい状態)へスムーズに移行させることができる。
請求項10の発明は、請求項9の発明において、記憶手段は、それぞれのカテゴリ毎に複数種類の音楽コンテンツを記憶していることを特徴とする。
請求項10の発明によれば、利用者の嗜好に合わせた音楽コンテンツを再生して沈静感の小さい心理状態までスムーズに移行させることができる。
請求項11の発明は、請求項10の発明において、記憶手段は、複数種類の音楽コンテンツの中に聴感音響振動に比較して体感音響振動の刺激が大きい音楽コンテンツを含んでいることを特徴とする。
請求項11の発明によれば、体感音響振動の刺激を大きくすることで利用者をさらに高い覚醒状態に移行させることができる。
請求項12の発明は、上記目的を達成するために、利用者に聴感音響振動の刺激と体感音響振動の刺激とを与える音響振動再生方法であって、快適感及び沈静感をパラメータとするカテゴリで利用者の心理状態を分類し、何れかのカテゴリから始まって目標とする心理状態のカテゴリに至るまでの各カテゴリ毎に選択された複数の音楽コンテンツを一組とする音楽コンテンツグループが開始時点のカテゴリに対応して複数組用意されており、利用者の心理状態に対応したカテゴリを開始時点のカテゴリとする何れか一組の音楽コンテンツグループを選択し、当該音楽コンテンツグループに属する複数の音楽コンテンツを決められた順番で順次再生することを特徴とする。
請求項12の発明によれば、例えば、複数組の音楽コンテンツグループを記憶媒体に記憶しておき、音響振動再生装置によって当該記憶媒体に記憶されている複数組の音楽コンテンツグループのうちから利用者が選択する何れか一組の音楽コンテンツグループに属する複数の音楽コンテンツを順番に再生することによって、音響振動再生装置に依存せず、当初の利用者の心理状態に関わらずに容易にリラックス状態に移行させることができる。
本発明によれば、当初の利用者の心理状態に関わらずに容易にリラックス状態に移行させることができる。
実施形態1の音響振動再生装置を示すブロック図である。 同上の動作説明図である。 (a),(b)は同上における操作パネルの液晶ディスプレイ画面の表示例である。 (a),(b)は同上の動作説明用のタイムチャートである。 同上の動作説明図である。 実施形態2の音響振動再生装置の動作を説明するためのタイムチャートである。 実施形態3の音響振動再生方法を説明するためのタイムチャートである。
(実施形態1)
本実施形態の音響振動再生装置は、図1に示すように操作パネル1と、CPUやメモリなどで構成される本体部2と、本体部2から出力される音楽コンテンツのデータから音響信号を生成するとともに当該音響信号を増幅するアンプ部3と、アンプ部3から出力される音響信号で鳴動する左右2チャンネルのスピーカ4,4と、アンプ部3から出力される音響信号で駆動される体感音響振動発生部5とを備えている。
操作パネル1は、液晶ディスプレイとタッチパネルで構成されており、利用者がタッチパネルに触れることで利用者の操作入力を受け付けるものである。本体部2は、後述する手順で音響振動を再生するための音響振動再生用プログラムを格納したプログラム格納部2aと、多数の音楽コンテンツを格納した音楽コンテンツ格納部2bとを具備している。さらに本体部2は、操作パネル1の液晶ディスプレイを駆動するLCDドライバやタッチパネルから出力される信号(操作信号)を受け取るインタフェース、アンプ部3に対して音楽コンテンツのデータを伝送するデータ伝送用のインタフェースなども具備している。尚、音楽コンテンツ格納部2bに格納される音楽コンテンツは、データ容量を減らすために適宜の圧縮方式で圧縮(エンコード)されている。
アンプ部3は、圧縮されている音楽コンテンツのデータを伸長(デコード)するデコーダやデコードされた音楽コンテンツのデータをデジタル−アナログ変換するD/A変換器、D/A変換器で変換されたアナログ信号(音響信号)から低音域の音響信号を周波数弁別するフィルタ、音響信号を増幅する増幅器などを具備している。尚、周波数弁別されていない全音域の音響信号がスピーカ4,4に出力され、周波数弁別された低音域の音響信号が体感音響振動発生部5に出力される。
体感音響振動発生部5は、弾性を有する部材によって矩形平板状に形成されたマット5aと、マット5aに保持された4つの体感音響用スピーカ5bとを具備しており、アンプ部3から出力される低音域の音響信号により体感音響用スピーカ5bを駆動することでマット5aの上に横臥する利用者の身体(例えば、脚)に体感音響振動の刺激を与えるものである。
ここで、本実施形態においては、図2に示すように快適感及び沈静感をパラメータとする複数(図示例では9つ)のカテゴリ1〜9で利用者の心理状態を分類し、それぞれのカテゴリ1〜9に対応した音楽コンテンツを音楽コンテンツ格納部2bに格納している。具体的には、図2に示すように快適感及び沈静感を各々大、中、小の3段階に分けて快適感と沈静感の何れもが小である心理状態(快適感を感じず且つ覚醒感を感じる心理状態)をカテゴリ1とし、快適感が小且つ沈静感が中である心理状態(快適感を感じず且つ沈静感を多少感じる心理状態)をカテゴリ2とし、快適感が小且つ沈静感が大である心理状態(快適感を感じず且つ沈静感を感じる心理状態)をカテゴリ3とし、快適感が中且つ沈静感が小である心理状態(快適感を多少感じ且つ覚醒感を感じる心理状態)をカテゴリ4とし、快適感が中且つ沈静感が中である心理状態(快適感を多少感じ且つ沈静感を多少感じる心理状態)をカテゴリ5とし、快適感が中且つ沈静感が大である心理状態(快適感を多少感じ且つ沈静感を感じる心理状態)をカテゴリ6とし、快適感が大且つ沈静感が小である心理状態(快適感を感じ且つ覚醒感を感じる心理状態)をカテゴリ7とし、快適感が大且つ沈静感が中である心理状態(快適感を感じ且つ沈静感を多少感じる心理状態)をカテゴリ8とし、快適感及び沈静感の何れもが大である心理状態(快適感を感じ且つ沈静感を感じる心理状態)をカテゴリ9としている。つまり、利用者の心理状態をリラックス状態する場合であれば、カテゴリ9が心理状態を移行させる際の目標とする心理状態となる。
次に、本実施形態の音響振動再生装置の動作について説明する。本体部2が起動してプログラム格納部2aに格納されている音響振動再生用プログラムを実行すると、最初に操作パネル1の液晶ディスプレイ画面にカテゴリ1〜9に対応する釦形のアイコンを表示させる(図3(a)参照)。そして、利用者が現在の自己の心理状態と一致するカテゴリ(例えば、カテゴリ1)に対応するアイコンに触れると、当該アイコンに対応した操作入力がタッチパネルによって受け付けられ、操作パネル1から本体部2へカテゴリ1の選択を示す操作信号が出力される。
前記操作信号を受け取った本体部2は、カテゴリ1に対応する複数の音楽コンテンツの曲名などの情報を操作パネル1の液晶ディスプレイ画面に一覧表示する。例えば、図3(b)に示すように音楽コンテンツの情報(曲1−1,曲1−2,…)に対応する釦形のアイコンが表示される。そして、利用者が自己の嗜好と一致する曲(例えば、曲1−1)に対応するアイコンに触れると、当該アイコンに対応した操作入力がタッチパネルによって受け付けられ、操作パネル1から本体部2へ曲1−1の選択を示す操作信号が出力される。尚、液晶ディスプレイ画面に表示する音楽コンテンツの情報としては、曲名以外にも当該音楽コンテンツの体感音響振動の強さを示す指標(マーク)などを含んでいても構わない。
当該操作信号を受け取った本体部2が曲1−1に対応する音楽コンテンツを音楽コンテンツ格納部2bから読み出してアンプ部3へ出力し、アンプ部3が本体部2から受け取った音楽コンテンツを音響信号に変換してスピーカ4,4並びに体感音響振動再生部5に出力することにより、音楽コンテンツが再生されて聴感音響振動の刺激と体感音響振動の刺激が利用者に与えられる。さらに本体部2は、カテゴリ1の音楽コンテンツ(曲1−1)の再生が終了した後、音響振動再生用プログラムによって決められている再生パターン1に従ってカテゴリ2に対応する音楽コンテンツを音楽コンテンツ格納部2bから読み出してアンプ部3へ出力することで当該音楽コンテンツを再生する。同様に、カテゴリ2の音楽コンテンツの再生が終了した後、本体部2はカテゴリ3に対応する音楽コンテンツ、カテゴリ6に対応する音楽コンテンツ、カテゴリ9に対応する音楽コンテンツを順番に再生する(図2における「再生パターン1」参照)。但し、一回の操作入力で再生パターンの選択を確定するのではなく、選択された音楽コンテンツを再生して利用者に試聴させ、試聴後、利用者の操作入力によって音楽コンテンツの選択を確定するようにしても構わない。
ここで従来例では、利用者の心理状態に関係なく常にカテゴリ9に対応する音楽コンテンツを再生していたが、利用者の心理状態がカテゴリ9からかけ離れた心理状態(例えば、カテゴリ1)であるときにカテゴリ9に対応する音楽コンテンツを再生しても利用者が当該音楽コンテンツを受入難く、利用者の心理状態をカテゴリ9に移行させることは非常に困難であった。一方、本実施形態の音響振動再生装置では、再生パターン1の最初に再生される音楽コンテンツ(曲1−1)が開始時点における利用者の心理状態に対応したもの、すなわち、快適に感じず且つ覚醒感を感じている心理状態に適した音楽コンテンツであるため、同質の原理によって利用者がスムーズに音響振動刺激を受け付けることができ、さらに、再生パターン1に従ってカテゴリ1〜カテゴリ2〜カテゴリ3〜カテゴリ6〜カテゴリ9の音楽コンテンツを順番に再生することにより、利用者の心理状態が徐々に沈静感を感じる心理状態から快適感と沈静感の双方を感じる心理状態、すなわち、目標とする心理状態へ移行することができる。尚、図2には他の再生パターンとして再生パターン2〜4を図示しているが、これらは開始時点のカテゴリがそれぞれ異なるだけであって、先に沈静感が増大する向き(図2における下向き)でカテゴリを順番に選択し、その後に快適感が増大する向き(図2における右向き)でカテゴリを順番に選択している点は再生パターン1と共通である。
而して本実施形態の音響振動再生装置によれば、快適感及び沈静感をパラメータとして分類された複数のカテゴリ1〜9のうちから利用者によって選択されたカテゴリに対応する音楽コンテンツが制御手段(本体部2)によって最初に再生され、その後に、目標とする心理状態のカテゴリ9に近付くように制御手段(本体部2)が次々とカテゴリを選択するとともに各々のカテゴリに対応した音楽コンテンツを順番に再生するので、当初の利用者の心理状態に関わらずに容易にリラックス状態に移行させることができる。また、制御手段(本体部2)は、開始時点のカテゴリから目標とする心理状態のカテゴリ9に移行する過程において、沈静感が増大するカテゴリから優先的に選択した後、快適感が増大するカテゴリを選択しているので、開始時点における利用者の心理状態が快適感及び沈静感の何れもが小さいとき、快適感と沈静感の双方が徐々に増大するカテゴリを選択する場合、又は先に快適感が増大してから沈静感を増大させる場合と比較して、目標とする心理状態(カテゴリ9)への移行が容易になるという利点がある。ここで、上述のように快適感並びに沈静感が最も大きいカテゴリ9を目標とする心理状態のカテゴリとする場合、目標とする心理状態のカテゴリ9に対応した音楽コンテンツには相対的に時間の長いものを選択し、目標とする心理状態のカテゴリ9に移行するまでの他(途中)のカテゴリ1〜8に対応した音楽コンテンツには相対的に時間の短いものを選択すれば、目標とする心理状態へ移行するまでの時間を短縮することができる。
ところで、利用者によって音楽に関する嗜好が異なっているので、本実施形態では記憶手段(音楽コンテンツ格納部2b)にはそれぞれのカテゴリ1〜9毎に複数の種類(ジャンル)の音楽コンテンツを格納し、利用者の嗜好に合わせた音楽コンテンツを再生し、利用者がスムーズに音楽コンテンツによる聴感音響振動の刺激を受け入れることができるようにしている。また、本体部2がそれぞれのカテゴリ1〜9に対応した音楽コンテンツを選択するに当たって、種類やテンポなどが類似している音楽コンテンツを選択することにより、種類又はテンポなどが全く異なる音楽コンテンツが選択される場合と比較して、目標とする心理状態までスムーズに移行させることができる。
ところで、本体部2が前の音楽コンテンツを終了して後の音楽コンテンツを再生する際、図4(a)に示すように前の音楽コンテンツの再生レベルを徐々に減少させる(フェードアウトする)とともに後の音楽コンテンツの再生レベルを徐々に増大させる(フェードインする)ようにすれば、音楽コンテンツの切り換わりが利用者に知覚され難くなることで目標とする心理状態までスムーズに移行させることができる。但し、図4(b)に示すように前の音楽コンテンツの終わり部分と後の音楽コンテンツの始まり部分が重なって再生されるようにすれば、さらにスムーズに移行させることができる。
ここで、本実施形態の音響振動再生装置では、利用者の心理状態をリラックス状態に移行させるだけではなく、リラックス状態にある利用者を睡眠に誘導することも可能である。具体的には、図5に示すように快適感と沈静感をパラメータとして利用者の心理状態を分類した9つのカテゴリ1〜9とは別に、リラックス状態(カテゴリ9の心理状態)から睡眠に移行するカテゴリ10を設定し、本体部2がカテゴリ9に対応する音楽コンテンツを再生した後にカテゴリ10に対応する音楽コンテンツを再生するものである。
ここで、カテゴリ1〜9に対応する音楽コンテンツにはメロディを中心としたものが選ばれているが、カテゴリ10に対応する音楽コンテンツにはメロディラインが少なく、体感音響振動(低音)を中心とし且つ相対的に時間の長いものが選ばれている。尚、カテゴリ10に対応する音楽コンテンツも本体部2の音楽コンテンツ格納部2bに格納される。
而して、利用者が心理的にリラクゼーションを感じる音楽コンテンツ(カテゴリ9に対応する音楽コンテンツ)から生理的にリラクゼーションを感じる音楽コンテンツ(カテゴリ10に対応する音楽コンテンツ)に変更することで利用者をスムーズに睡眠に誘導することができる。
ところで、再生パターン1のように5つのカテゴリ1,2,3,6,9を選択して順番に5つの音楽コンテンツを再生する場合と比較して、例えば、再生パターン2では3つのカテゴリ3,6,9を選択して3つの音楽コンテンツしか再生しないため、全体としての音楽コンテンツの再生時間が短くなる。このような場合、例えば、カテゴリ9に対応する音楽コンテンツを繰り返し再生することで利用者の心理状態がカテゴリ9の心理状態に移行しやすくなる。
また、目標とする心理状態のカテゴリに移行するまでに順番に再生する音楽コンテンツについて、聴感音響振動又は体感音響振動の少なくとも何れか一方の音響振動のレベルを、先に再生する音楽コンテンツに比べて後に再生する音楽コンテンツにおいて減少させるようにしても構わない。例えば、カテゴリ10に対応する音楽コンテンツを繰り返し再生する際、1回目に再生するときの聴感音響振動のレベル(スピーカ4の音量)と体感音響振動のレベル(体感音響振動発生部5で発生する体感音響振動量)の少なくとも何れか一方を2回目、3回目に再生するときに段階的に減少させれば、利用者をスムーズに睡眠に誘導することができる。あるいは、先のカテゴリ(例えば、カテゴリ9)に対応する音楽コンテンツに対して後のカテゴリ(例えば、カテゴリ10)に対応する音楽コンテンツを再生する際に、先のカテゴリに対応する音楽コンテンツを再生するときの聴感音響振動のレベルと体感音響振動のレベルの少なくとも何れか一方を、後のカテゴリに対応する音楽コンテンツを再生するときに減少させるようにしても構わない。
(実施形態2)
本実施形態の音響振動再生装置は実施形態1と共通の構成を有しているので、実施形態1と共通の構成要素には同一の符号を付して図示並びに説明を省略する。
実施形態1の音響振動再生装置は利用者をリラックス状態へ移行させ、さらにはリラックス状態から睡眠へ誘導するという用途に用いられるものである。これに対して本実施形態の音響振動再生装置は、睡眠中の利用者を目覚めさせるとともに目覚めた後の心理状態を目標とする心理状態(例えば、快適感を感じ且つ覚醒感を感じる心理状態<カテゴリ7>)に移行させるという用途に用いられるものである。
具体的に説明すると、図6に示すように利用者によって予め設定された起床時刻t1よりも所定時間だけ早い時刻t0になると、本体部2はカテゴリ10に対応する音楽コンテンツの再生を開始し、起床時刻t1に達するまで音楽コンテンツの再生レベルを徐々に増大させる(図6における実線イ参照)。そして、起床時刻t1に達すると、本体部2はカテゴリ9に対応する音楽コンテンツの再生を開始し(図6における実線ロ参照)、カテゴリ9〜カテゴリ8〜カテゴリ7の順番でそれぞれのカテゴリ9〜7に対応する音楽コンテンツを再生する。ここで、起床時刻t1に達した後もしばらくの間(時刻t1〜t2の間)もカテゴリ10の音楽コンテンツをカテゴリ9の音楽コンテンツと重複して再生すれば、よりスムーズに利用者を目覚めさせることができる。
尚、実施形態1と同様に各カテゴリ7〜10に対応した音楽コンテンツとして複数の種類(ジャンル)のものが音楽コンテンツ格納部2bに格納されており、特にカテゴリ10に対応する音楽コンテンツには、聴感音響振動に比較して体感音響振動の刺激が大きい音楽コンテンツが含まれている。故に、カテゴリ10に対応する音楽コンテンツの体感音響振動の刺激を大きくすることで利用者をさらに高い覚醒状態に移行させることができる。尚、それぞれのカテゴリ10〜7で再生される音楽コンテンツについては、実施形態1と同様にして事前に操作パネル1を用いて利用者に選択させることが可能である。
(実施形態3)
本発明に係る音響振動再生方法の実施形態について説明する。
実施形態1,2の音響振動再生装置は本体部2のプログラム格納部2aに専用の音響振動再生用プログラムが格納されており、本体部2のCPUで当該音響振動再生用プログラムを実行する必要がある。
これに対して本実施形態の音響振動再生方法は、実施形態1,2で説明した再生パターン1〜5に属する複数の音楽コンテンツを繋げることでメドレーのように順番通りに再生される新たな音楽コンテンツを複数の再生パターン毎に作成し(図7参照)、作成した新たな音楽コンテンツをリムーバブルな記録メディア(記録媒体)であるコンパクトディスクやメモリカードなどに格納しておき、コンパクトディスクやメモリカードに格納されている音楽コンテンツを既製の音響振動再生装置(実施形態1,2のような専用の音響振動再生用プログラムを搭載していない音響振動再生装置。以下同じ。)で再生する点に特徴がある。
つまり、コンパクトディスクやメモリカードに格納されている複数の音楽コンテンツの中から利用者が自己の心理状態に応じた再生パターンの音楽コンテンツを選んで既製の音響振動再生装置で再生すれば、実施形態1の音響振動再生装置を用いた場合と同様にして利用者の心理状態を目標とする心理状態へスムーズに移行させることができる。しかも、本実施形態の音響振動再生方法によれば、既製の音響振動再生装置を用意して記録媒体に格納されている音楽コンテンツを選んで再生するだけでよいため、実施形態1,2の音響振動再生装置を用いる場合と比較して費用が少なくて済むという利点がある。
1 操作パネル(操作入力受付手段)
2 本体部(制御手段)
3 アンプ部(制御手段)
4 スピーカ(聴感音響振動発生手段)
5 体感音響振動発生部(体感音響振動発生手段)

Claims (12)

  1. 利用者の操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、聴感音響並びに体感音響を含む音楽コンテンツを記憶した記憶手段と、記憶手段に記憶されている音楽コンテンツを読み出して音響信号に変換する制御手段と、制御手段で変換された音響信号に基づいて利用者に聴感音響振動の刺激を与える聴感音響振動発生手段と、制御手段で変換された音響信号に基づいて利用者に体感音響振動の刺激を与える体感音響振動発生手段とを備え、
    快適感及び沈静感をパラメータとするカテゴリで利用者の心理状態を分類し、複数に分類された心理状態のカテゴリ毎に選択された音楽コンテンツが記憶手段に記憶されており、
    制御手段は、操作入力受付手段で受け付ける操作入力に基づいて複数の心理状態のカテゴリの中から利用者の開始時点における心理状態を示すカテゴリを選択し、当該開始時点のカテゴリに対応した音楽コンテンツを記憶手段から読み出して音響信号に変換するとともに当該音響信号を聴感音響振動発生手段並びに体感音響振動発生手段に出力して当該音楽コンテンツを再生し、さらに、開始時点のカテゴリに対して快適感又は沈静感の少なくとも何れか一方が増大した別のカテゴリを順番に選択し、選択した各々のカテゴリに対応した音楽コンテンツを記憶手段から読み出して音響信号に変換するとともに当該音響信号を聴感音響振動発生手段並びに体感音響振動発生手段に出力して当該音楽コンテンツを再生することを特徴とする音響振動再生装置。
  2. 制御手段は、開始時点のカテゴリから目標とする心理状態のカテゴリに移行する過程において、沈静感が増大するカテゴリから優先的に選択した後、快適感が増大するカテゴリを選択することを特徴とする請求項1記載の音響振動再生装置。
  3. 制御手段は、快適感並びに沈静感が最も大きいカテゴリを目標とする心理状態のカテゴリとした場合、当該目標とする心理状態のカテゴリに対応した音楽コンテンツに続いて主に体感音響振動の刺激を利用者に与える音楽コンテンツを記憶手段から読み出して再生することを特徴とする請求項1又は2記載の音響振動再生装置。
  4. 制御手段は、快適感並びに沈静感が最も大きいカテゴリを目標とする心理状態のカテゴリとした場合、当該目標とする心理状態のカテゴリに対応した音楽コンテンツには相対的に時間の長いものを選択し、当該目標とする心理状態のカテゴリに移行するまでの他のカテゴリに対応した音楽コンテンツには相対的に時間の短いものを選択することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の音響振動再生装置。
  5. 制御手段は、快適感並びに沈静感が最も大きいカテゴリを目標とする心理状態のカテゴリとした場合、当該目標とする心理状態のカテゴリに移行するまでに順番に再生する音楽コンテンツについて、聴感音響振動又は体感音響振動の少なくとも何れか一方の音響振動のレベルを、先に再生する音楽コンテンツに比べて後に再生する音楽コンテンツにおいて減少させることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の音響振動再生装置。
  6. 制御手段は、前の音楽コンテンツを終了して後の音楽コンテンツを再生する際に前の音楽コンテンツの再生レベルを徐々に減少させるとともに後の音楽コンテンツの再生レベルを徐々に増大させることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の音響振動再生装置。
  7. 記憶手段は、それぞれのカテゴリ毎に複数種類の音楽コンテンツを記憶していることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の音響振動再生装置。
  8. 制御手段は、それぞれのカテゴリに対応した音楽コンテンツを選択するに当たって、種類やテンポなどが類似している音楽コンテンツを選択することを特徴とする請求項7記載の音響振動再生装置。
  9. 聴感音響並びに体感音響を含む音楽コンテンツを記憶した記憶手段と、記憶手段に記憶されている音楽コンテンツを読み出して音響信号に変換する制御手段と、制御手段で変換された音響信号に基づいて利用者に聴感音響振動の刺激を与える聴感音響振動発生手段と、制御手段で変換された音響信号に基づいて利用者に体感音響振動の刺激を与える体感音響振動発生手段とを備え、
    快適感及び沈静感をパラメータとするカテゴリで利用者の心理状態を分類し、複数に分類された心理状態のカテゴリ毎に選択された音楽コンテンツが記憶手段に記憶されており、
    制御手段は、利用者が起床する時刻において快適感並びに沈静感が最も大きいカテゴリに対応した音楽コンテンツを記憶手段から読み出して音響信号に変換するとともに当該音響信号を聴感音響振動発生手段並びに体感音響振動発生手段に出力して当該音楽コンテンツを再生し、さらに、開始時点のカテゴリに対して沈静感が減少した別のカテゴリを順番に選択し、選択した各々のカテゴリに対応した音楽コンテンツを記憶手段から読み出して音響信号に変換するとともに当該音響信号を聴感音響振動発生手段並びに体感音響振動発生手段に出力して当該音楽コンテンツを再生することを特徴とする音響振動再生装置。
  10. 記憶手段は、それぞれのカテゴリ毎に複数種類の音楽コンテンツを記憶していることを特徴とする請求項9記載の音響振動再生装置。
  11. 記憶手段は、複数種類の音楽コンテンツの中に聴感音響振動に比較して体感音響振動の刺激が大きい音楽コンテンツを含んでいることを特徴とする請求項10記載の音響振動再生装置。
  12. 利用者に聴感音響振動の刺激と体感音響振動の刺激とを与える音響振動再生方法であって、
    快適感及び沈静感をパラメータとするカテゴリで利用者の心理状態を分類し、何れかのカテゴリから始まって目標とする心理状態のカテゴリに至るまでの各カテゴリ毎に選択された複数の音楽コンテンツを一組とする音楽コンテンツグループが開始時点のカテゴリに対応して複数組用意されており、
    利用者の心理状態に対応したカテゴリを開始時点のカテゴリとする何れか一組の音楽コンテンツグループを選択し、当該音楽コンテンツグループに属する複数の音楽コンテンツを決められた順番で順次再生することを特徴とする音響振動再生方法。
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