JP2010262865A - 電磁調理器 - Google Patents

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    • H05B2213/07Heating plates with temperature control means

Abstract

【課題】加熱部に対し調理鍋がずれていた場合に適正位置に誘導し、誘導加熱による加熱効率の低下を抑えることができる電磁調理器を提供する。
【解決手段】トッププレートの上面に表示された加熱部の下に設置され、加熱部上の調理鍋を誘導加熱する左及び右加熱コイル4a、5aと、加熱部上の調理鍋に下方から光を照射し、赤外線が反射されたときに受光量に基づく信号を出力する複数の赤外線センサー24a〜24h、25a〜25dと、複数の赤外線センサー24a〜24h、25a〜25dからの信号を全て検知したかどうかを判定し、何れかの信号を検知できなかったときは、加熱部上の調理鍋を適正位置に移動させるように報知する制御回路33とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、加熱コイルに対向するトッププレート上の加熱部に調理鍋を適正な位置に置くように誘導する電磁調理器に関するものである。
従来の電磁調理器には、加熱コイルに対向するトッププレート上の加熱部の下面に2つの温度センサーが配置されたものがある。これは、加熱部に対し調理鍋がずれて適正な位置に載置されていない場合でも、何れか一方の温度センサーによって調理鍋の温度を検出できるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3908630号公報(第5頁、図1)
前述した従来の電磁調理器は、調理鍋の過熱防止や食材の焦げ付き防止を図るためになされたものであるが、加熱部に対し調理鍋がずれて適正な位置に載置されていない場合、加熱効率が低下したり、調理鍋の取っ手が必要以上に加熱され熱くなってしまう虞があった。
本発明は、前記のような課題を解決するためになされたもので、加熱部に対し調理鍋がずれていた場合に適正位置に誘導し、誘導加熱による加熱効率の低下を抑えることができる電磁調理器を提供することを目的とする。
本発明に係る電磁調理器は、上面に調理鍋の加熱位置を示す加熱部が表示されたトッププレートと、加熱部の下に設置され、加熱部上の調理鍋を誘導加熱する加熱コイルと、加熱部上の調理鍋に下方から光を照射し、反射光が受光されたときに受光量に基づく信号を出力する複数の光センサーと、複数の光センサーからの信号を全て検知したかどうかを判定し、何れかの信号を検知できなかったときは、加熱部上の調理鍋を適正位置に移動させるように報知する鍋位置判定部とを備えたものである。
本発明においては、加熱部上の調理鍋に光を照射して受光する複数の光センサーからの信号を全て検知したときに加熱部上の調理鍋が適正位置に載置されていると判定し、複数の光センサーからの信号のうち何れかの信号が検知できなかったときは、加熱部上の調理鍋を適正位置に移動させるように報知するようにしたので、加熱部に対して調理鍋を適正な位置に置くことが容易になり、効率の良い加熱を実現することができる。
本発明の実施の形態1に係る電磁調理器の外観を示す斜視図である。 実施の形態1に係る電磁調理器の制御を示すブロック図である。 トッププレートに表示された左加熱部を上方から見て示すサーミスタと赤外線センサーの配置図である。 トッププレートに表示された右加熱部を上方から見て示すサーミスタと赤外線センサーの配置図である。 右加熱部内に調理鍋を載せた状態を示す平面図である。 右加熱部に対して調理鍋がa方向にずれて載置された状態を示す平面図である。 右加熱部に対して調理鍋がb方向にずれて載置された状態を示す平面図である。 実施の形態2の電磁調理器における右加熱部に対して取っ手付きの調理鍋がb方向にずれて載置された状態を示す平面図である。 実施の形態1、2の他の形態に係る電磁調理器のトッププレートに表示された左加熱部を上方から見て示すサーミスタと赤外線センサーの配置図及びその断面図である。 本発明の実施の形態3の電磁調理器において調理鍋の載置位置に対する右加熱コイルの通電を示す平面図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る電磁調理器の外観を示す斜視図、図2は実施の形態1に係る電磁調理器の制御を示すブロック図である。
図1,2において、調理器本体1の上部には、外周部に枠体3が設けられた耐熱強化ガラス製のトッププレート2が取り付けられている。このトッププレート2には、鍋やフライパンなどの調理鍋の加熱位置を示す円形の左加熱部4、右加熱部5及び中央加熱部6が表示されている。調理器本体1を正面から見て手前側の枠体3には上面操作部7が取り付けられ、トッププレート2の前端側のほぼ中央には液晶表示部10が設けられている。また、トッププレート2の中央加熱部6側の中央には、火力のレベルに応じて配列された複数のLEDを備えた中央火力表示部11が設けられている。
上面操作部7には、後述するグリル及び各加熱部4、5、6に対して火力や調理モードなどを設定する各種のキースイッチ、火力のレベルに応じて配列された複数のLEDを備えた左及び右火力表示部8、9が設けられている。調理器本体1の前面には、調理器本体1内に収容されたグリルに開閉自在に取り付けられたグリル扉14が設けられている。また、グリル扉14の左側には左加熱部4に対して火力を設定する左前面操作部12が、グリル扉14の右側には右加熱部4に対して火力を設定する右前面操作部13が設けられている。
トッププレート2の下には、左加熱部4に対向する左加熱コイル4aが設置され、右加熱部5に対向する右加熱コイル5aが設置され、さらに、中央加熱部6に対向するラジエントヒータからなる中央ヒーター6aが設置されている。前述のグリル内には、シーズヒーターからなる上ヒーター14aと下ヒーター14bが配置されている。なお、中央ヒーター6aとして、ラジエントヒータを用いることを述べたが、これに代えて、加熱コイルでも良い。
左加熱コイル4aは、左インバーター回路34からの高周波電流に基づいて左加熱部4上の調理鍋を誘導加熱し、右加熱コイル5aは、右インバーター回路35からの高周波電流に基づいて右加熱部5上の調理鍋を誘導加熱する。中央ヒーター6aは、中央通電回路36からの電流によって発熱し中央加熱部6上の調理鍋を加熱する。上ヒーター14aと下ヒーター14bは、グリル通電回路37からの電流によって発熱しグリル内の調理物(魚等)を加熱する。また、調理器本体1内には、本調理器が使用された際に、ファン駆動回路38により駆動される冷却ファン21aが設置されている。
液晶表示部10は、例えば、上面操作部7の操作に基づく操作情報(調理メニューや調理モード)を表示したり、加熱源の動作状態などを表示する。左火力表示部8は、左加熱部4に対して設定された火力に応じてLEDを点灯し、右火力表示部9は、右加熱部5に対して設定された火力に応じてLEDを点灯し、中央火力表示部11は、中央加熱部6に対して設定された火力に応じてLEDを点灯する。
トッププレート2の左加熱部4の下には、後述するが、例えば、温度センサーである2個の左サーミスタ21a,21bと、光センサーである8個の左赤外線センサー24a〜24hとが配置されている。また、トッププレート2の右加熱部5の下には、例えば、温度センサーである2個の右サーミスタ22a,22bと、光センサーである4個の右赤外線センサー25a〜25dとが配置されている。さらに、トッププレート2の中央加熱部6の下には、その下面に接触して調理鍋の温度を検出する中央サーミスタ23が設置されている。
なお、左加熱部4の下には、8個の左赤外線センサー24a〜24hが配置され、右加熱部5の下には、4個の右赤外線センサー25a〜25dが配置されていることを述べたが、これに限定されるものではなく、例えば、右加熱部5の下に左加熱部4と同様に8個の赤外線センサーを配置するようにしても良いし、また、左加熱部4の下に右加熱部5と同様に4個の赤外線センサーを配置するようにしても良い。さらに、左加熱部4の下に4個の赤外線センサーを、右加熱部5の下に8個の赤外線センサーを配置するようにしても良い。
前述した左赤外線センサー24a〜24hと右赤外線センサー25a〜25dは、例えば、トッププレート2に表示された左加熱部4及び右加熱部5上の調理鍋の底面に赤外線を照射する赤外発光ダイオードと、調理鍋の底面を反射した赤外線を受光するフォトトランジスタとを備え、その受光量に基づいて信号(電流)を出力する。前述したトッププレート2には、赤外線を透過させる材質が施されている。
ここで、左加熱部4と右加熱部5の下方に配置された各サーミスタ21a、21b・22a,22b及び各赤外線センサー24a〜24h・25a〜25dの配置例を図3、図4を用いて説明する。
図3はトッププレートに表示された左加熱部を上方から見て示すサーミスタと赤外線センサーの配置図、図4はトッププレートに表示された右加熱部を上方から見て示すサーミスタと赤外線センサーの配置図である。
前述の左サーミスタ21a、21bは、図3に示すように、円形の左加熱部4のエリア内において、左加熱部4の軸心を中心とする円周とその軸心に時計回りの方向に約45度傾いて直交する線との交点上に設置されるように配置されている。また、8個の左赤外線センサー24a〜24hのうち4個の左赤外線センサー24a〜24dは、前述の円周と左加熱部4の軸心に直交する左加熱部4の中心線との交点上に設置されるように配置されており、さらに、他の4個の左赤外線センサー24e〜24hは、左加熱部4の外周より外側に前述の中心線上に設置されるように配置されている。左サーミスタ21a、21bはトッププレート2の下面に接触しており、8個の左赤外線センサー24a〜24hは、トッププレート2と左加熱コイル4aとの間に設けられている。
前述の右サーミスタ22a,22bは、図4に示すように、円形の右加熱部5のエリア内において、右加熱部5の軸心を中心とする円周とその軸心に反時計回りの方向に約45度傾いて直交する線との交点上に設置されるように配置されている。4個の右赤外線センサー25a〜25dは、前述の円周と右加熱部5の軸心に直交する右加熱部5の中心線との交点上に設置されるように配置されている。右サーミスタ22a、22bは、前記と同様にトッププレート2の下面に接触しており、右サーミスタ22a、22bと共に上方から見た場合、「ハ」の字状に配置されている。4個の右赤外線センサー25a〜25dは、トッププレート2と右加熱コイル5aとの間に設けられている。
左サーミスタ21a、21b及び右サーミスタ22a、22bは、図2に示すように温度検出回路31と接続されている。温度検出回路31は、左サーミスタ21a、21bを介して左加熱部4上の調理鍋の温度を検出し、また、右サーミスタ22a,22bを介して右加熱部5上の調理鍋の温度を検出し、後述する制御回路33に出力する。各サーミスタ21a、21b、22a,22bは、調理温度が設定されたときや、調理鍋の加熱中の異常温度を監視するために用いられ、各加熱部4、5において検出温度の高い方を調理鍋の温度としている。
左赤外線センサー24a〜24h及び右赤外線センサー25a〜25dは、図2に示すように赤外線検出回路32と接続されている。赤外線検出回路32は、各赤外線センサー24a〜24h、25a〜25dからの信号(電流)を検知したときに赤外線検出の情報として制御回路33に出力し、信号が検知されなかったときは赤外線未検出の情報として制御回路33に出力する。
制御回路33は、各操作部7、12、13の操作に応じて左インバーター回路34、右インバーター回路35、中央通電回路36、グリル通電回路37をそれぞれ制御する。本調理器が使用されたとき、ファン駆動回路38をオンし、冷却ファン21aにより調理器本体1内を冷却させる。また、左加熱部4及び右加熱部5、あるいは何れか一方が選択されて火力が設定された際、加熱開始前に赤外線検出回路32に赤外線検出の指示を出す。
この制御回路33は、赤外線検出の指示を出した後、赤外線センサーからの信号を全て検知したかどうかを判定し、何れかの信号を検知できなかったときは、加熱部上の調理鍋を適正位置に移動させるように報知する鍋位置判定部を備えている。例えば、赤外線検出回路32からの情報を読み込んで、全ての情報が赤外線検出かどうかを判定し、全ての情報が赤外線検出のときは調理鍋が適正位置に載置されていると判定する。読み込んだ情報の中に赤外線未検出を検知したときは、加熱部上の調理鍋を適正位置に移動させるように例えばブザーを鳴らして報知し、この報知により加熱部上の調理鍋が適正位置に置かれたときはブザーで報知する。なお、制御回路33は、調理鍋が適正位置かどうかを判定する際、加熱動作中の周波数(例えば20KHz)より高い周波数(例えば40KHz)の電流を加熱コイルに流して、加熱部に調理鍋が載っているかどうかを判定する。例えば、赤外線検出回路32からの情報が全て赤外線未検出であっても、コイル電流が閾値以上のとき加熱部に調理鍋が載っていると判定する。この状態は、例えば左加熱部4において、周方向に配置された赤外線センサー24a〜24dより内側に調理鍋が載置されたときである。
例えば、調理鍋が適正位置に置かれていない場合はブザーをピッ、ピッと鳴らし、この報知により適正位置に置かれたときはピーという連続音を発して利用者に報知する。前述のブザーは、例えば液晶表示部10内に設けられている。また、制御回路33は、調理鍋の加熱中においても前述の情報を読み込んで調理鍋が適正位置に載置されているかどうかを判定している。
次に、調理鍋の載置位置の判定動作について図3及び図5〜図7を参照しながら説明する。
図5は右加熱部内に調理鍋を載せた状態を示す平面図、図6は右加熱部に対して調理鍋がa方向にずれて載置された状態を示す平面図、図7は右加熱部に対して調理鍋がb方向にずれて載置された状態を示す平面図である。
例えば図5に示すように、トッププレート2上の右加熱部5に調理鍋50を載せて、右前面操作部13により右加熱部5を選択し、次いで、上面操作部7によって右加熱部5で使用する火力を設定すると、制御回路33は、設定された火力のレベルに応じて右火力表示部9のLEDを点灯する。そして、赤外線検出回路32に赤外線検出の指示を出して、右赤外線センサー25a〜25dから赤外線を照射させる。この時、それぞれの右赤外線センサー25a〜25dは、右加熱部5上の調理鍋50の底面に下方から赤外線を照射し、反射光が受光されたときに受光量に基づく信号(電流)をそれぞれ赤外線検出回路32に出力する。赤外線検出回路32は、信号を検知したときに赤外線検出の情報として、信号を検知できなかったときは赤外線未検出の情報として制御回路33に出力する。
一方、制御回路33は、40KHzの高周波電流を右加熱コイル5aに流して右加熱部5に調理鍋が載置されているかどうか、赤外線検出回路32からの情報を読み込んで全ての情報が赤外線検出かどうかを判定する。コイル電流が閾値以上で、全ての情報が赤外線検出と判定したときは、加熱部5上に載置された調理鍋50が適正位置に置かれているものとして、右加熱部5上の調理鍋50が設定火力で誘導加熱されるように右インバーター回路35を制御する。また、コイル電流が閾値以上で、全ての情報が赤外線未検出と判定したときは、加熱部5上に調理鍋50が適正位置に置かれているものとして、右加熱部5上の調理鍋50が設定火力で誘導加熱されるように右インバーター回路35を制御する。
また、例えば図6に示すように、調理鍋50の加熱中に右加熱部5に対し調理鍋50がa方向にずれた状態で載置された場合、つまり、調理鍋50を右加熱部5から持ち上げて上下に振って右加熱部5上にa方向にずれた状態で載置した場合、右赤外線センサー25bからの信号が断たれる。この時、赤外線検出回路32は、右赤外線センサー25a、25c、25dの赤外線受光による赤外線検出の情報を制御回路33に出力し、また、右赤外線センサー25bの赤外線未受光による赤外線未検出の情報を制御回路33に出力する。
なお、調理鍋50を右加熱部5から持ち上げたとき、例えば調理鍋50の内容物をかき混ぜる間の時間(所定時間)経過するまで右加熱コイル5aへの通電を継続するようにしている。これは、調理鍋が右加熱コイル5aから離れたときに右加熱コイル5aに流れる電流が低下するが、これに即応して右加熱コイル5aへの通電を停止させないようにするためである。
一方、制御回路33は、赤外線検出回路32からの全ての情報が赤外線検出かどうかを判定する。この場合、赤外線未検出の情報が存在するので、調理鍋50を適正位置に移動させるようにブザーをピッ、ピッと鳴らし利用者に報知する。この報知により、赤外線検出回路32からの全ての情報が赤外線検出になったときは、ブザーからピーという連続音を発し、右加熱部5上の調理鍋50が適正位置に置かれたことを利用者に報知する。
さらに、例えば図7に示すように、調理鍋50の加熱中に右加熱部5に対し調理鍋50がb方向にずれた状態で載置された場合は、右赤外線センサー25b、25cからの信号が断たれる。この時、赤外線検出回路32は、右赤外線センサー25a、25dの赤外線受光による赤外線検出の情報を制御回路33に出力し、また、右赤外線センサー25b、25cの赤外線未受光による赤外線未検出の情報を制御回路33に出力する。
一方、制御回路33は、赤外線検出回路32からの全ての情報が赤外線検出かどうかを判定する。この場合も前記と同様に赤外線未検出の情報が存在するので、調理鍋50を適正位置に移動させるように前記と同様にブザーをピッ、ピッと鳴らし利用者に報知する。この報知により、赤外線検出回路32からの全ての情報が赤外線検出になったときは、ブザーからピーという連続音を発し、右加熱部5上の調理鍋50が適正位置に置かれたことを利用者に報知する。
また、図3において、制御回路33は、加熱開始前に左赤外線センサー24a〜24bに加えて左加熱部4の外周より外側に配置された左赤外線センサー24e〜24hの赤外線受光による赤外線検出の情報を赤外線検出回路32から検知したとき、左加熱部4の径より大きい調理鍋と判定し、かつ調理鍋が適正位置に載置されているものとして調理鍋の誘導加熱に入る。
また、制御回路33は、加熱開始前に左赤外線センサー24a〜24bの赤外線受光による赤外線検出の情報と左赤外線センサー24e〜24hのうち少なくとも1個の左赤外線センサーの赤外線未受光による赤外線未検出の情報とを赤外線検出回路32から検知した場合は、前記と同様に左加熱部4の径より大きい調理鍋と判定し、かつ調理鍋が適正位置に載置されていないと判定する。調理鍋の加熱中においては、先に判定した調理鍋のサイズが「大」であるため、8個の左赤外線センサー24a〜24hからの信号の有無を基に左加熱部4上の調理鍋が適正位置に載置されているかどうかを判定する。
さらに、制御回路33は、加熱開始前に左赤外線センサー24a〜24bの赤外線受光による赤外線検出の情報を赤外線検出回路32から検知し、左加熱部4の外周より外側に配置された左赤外線センサー24e〜24hの赤外線未受光による赤外線未検出の情報を赤外線検出回路32から検知したときは、左加熱部4の径より小さい調理鍋と判定し、かつ調理鍋が適正位置に載置されていると判定する。調理鍋の加熱中においては、先に判定した調理鍋のサイズが「小」であるため、4個の左赤外線センサー24a〜24dからの信号の有無を基に左加熱部4上の調理鍋が適正位置に載置されているかどうかを判定する。
以上のように実施の形態1によれば、左加熱部4の下及びその周囲に8個の左赤外線センサー24a〜24hを配置し、また、右加熱部5の下に4個の右赤外線センサー25a〜25dを配置したので、左加熱部4及び右加熱部5上の調理鍋が適正位置に載置されているかどうかの判定を正確に行うことが可能になる。また、調理鍋が適正位置に載置されていないと判定したときにブザーで報知して調理鍋を適正位置に載置させるようにしたので、効率の良い加熱を実現することができる。
なお、実施の形態1では、制御回路33において、赤外線検出回路32からの情報が全て赤外線検出と判定したとき、加熱部上の調理鍋が適正位置に置かれているものとして調理鍋の誘導加熱に入るようにしたが、赤外線検出回路32からの情報が全て赤外線検出と判定した際、引き続いてその情報の中に所定レベルより低い信号(電流)が存在するかどうかを判定し、所定レベルより低い信号を検知したときは、加熱部上の調理鍋を適正位置に移動させるように報知するようにしても良い。これは、調理鍋の底面より上方に位置する調理鍋の取っ手を検知したときで、その取っ手を検知した赤外線センサーを赤外線未受光の赤外線センサーとして扱うようにしている。この場合も加熱部上の調理鍋を適正位置に移動させるようにブザーを鳴らして報知する。
これにより、加熱部に対する調理鍋の僅かなずれでも検知することが可能になり、このため、僅かにずれた調理鍋でも適正位置に置くことができ、調理鍋のずれによる加熱効率の低下を抑えることが可能になる。
実施の形態2.
実施の形態1では、調理鍋が適正位置に置かれていない場合、ブザー音でその旨を報知するようにしたが、実施の形態2は、音声にて調理鍋を適正位置に誘導するようにしたものである。なお、実施の形態2においては、実施の形態1で用いた図1〜図7を参照しながら説明する。
実施の形態2における温度検出回路31には、例えば、左加熱部4側に配置された左サーミスタ21a、21bと右加熱部5側に配置された右サーミスタ22a、22bとに対して付与されたアドレスがデータとして設定されている。この温度検出回路31は、調理鍋の加熱中に制御回路33から左加熱部4側の検出温度の読み込み指示を受けたとき、左サーミスタ21a、21bにより検出された調理鍋の温度にその左サーミスタ21a、21bのアドレスを添付して制御回路33に出力する。また、右加熱部5側の検出温度の読み込み指示を受けたときは、右サーミスタ22a、22bにより検出された調理鍋の温度にその右サーミスタ22a、22bのアドレスを添付して制御回路33に出力する。
赤外線検出回路32には、例えば、左加熱部4の下に配置された左赤外線センサー24a〜24d及び左加熱部4の外周より外側に配置された左赤外線センサー24e〜24hと、右加熱部5の下に配置された右赤外線センサー25a〜25dとに対して付与されたアドレスがデータとして設定されている。この赤外線検出回路32は、8個の左赤外線センサー24a〜24hから赤外線を照射させているとき、左赤外線センサー24a〜24hの赤外線受光による赤外線検出の情報、赤外線未受光による赤外線未検出の情報にそれぞれアドレスを添付して制御回路33に出力する。また、4個の右赤外線センサー25a〜25dから赤外線を照射させているとき、右赤外線センサー25a〜25hの赤外線受光による赤外線検出の情報、赤外線未受光による赤外線未検出の情報にそれぞれアドレスを添付して制御回路33に出力する。
制御回路33には、例えば、左加熱部4側に配置された8個の左赤外線センサー24a〜24hの各アドレスと関連付けられた左赤外線センサー24a〜24hの位置情報がデータとして設定されている。また、右加熱部5側に配置された4個の右赤外線センサー25a〜25hの各アドレスと関連付けられた右赤外線センサー25a〜25hの位置情報がデータとして設定されている。さらに、左サーミスタ21a、21bと右サーミスタ22a、22bの各アドレスと関連付けられた各サーミスタ21a、21b、22a、22bの位置情報がデータとして設定されている。
この制御回路33は、複数の赤外線センサーからの信号のうち何れかの信号を検知できなかったとき、信号を出力していない赤外線未受光の赤外線センサーの位置を予め設定された位置情報から判定し、かつその方向に加熱部上の調理鍋を移動させるように報知する鍋位置判定部を備えている。
例えば、加熱開始前に赤外線検出回路32からの情報を検知すると、全ての情報が赤外線検出かどうかを判定し、全ての情報が赤外線検出のときは調理鍋が適正位置に載置されていると判定する。その情報の中から赤外線未検出の情報を検知したときは、その情報に添付されたアドレスを取り込んでそのアドレスに関連付けられた赤外線センサーの位置情報を読み込み、かつ読み込んだ位置情報から赤外線未受光の赤外線センサーの位置を判定する。そして、その方向に加熱部上の調理鍋を移動させるように音声にて利用者に報知する。この報知により、赤外線検出回路32からの全ての情報が赤外線検出となったときは、調理鍋が適正位置に載置されたことを音声にて報知する。音声による報知は、液晶表示部10内に設けられた音声発生装置(図示せず)を介して行っている。
また、制御回路33は、赤外線未受光の赤外線センサーの位置を判定した際、2個のサーミスタの検出温度を読み込んで相互の検出温度に差があるかどうかを判定し、検出温度に差があるときは低い方のサーミスタの位置を予め設定された位置情報から判定し、かつ先に判定した赤外線センサーの位置とから加熱部上の調理鍋を移動させる方向を推定してその旨を報知する鍋位置判定部を備えている。
例えば、調理鍋の加熱中に、赤外線未受光の赤外線センサーの位置を判定した際、温度検出回路31に温度の読み込み指示を出して、温度検出回路31から2個のサーミスタの検出温度を読み込んで2つの検出温度に差があるかどうかを判定する。2つの検出温度に差があるときは、検出温度の低い方に添付されたアドレスを取り込んでそのアドレスに関連付けられたサーミスタの位置情報を読み込み、かつ読み込んだ位置情報からそのサーミスタの位置を判定する。
そして、先に判定した赤外線未受光の赤外線センサーの位置とサーミスタの位置とから加熱部上の調理鍋を移動させる方向を推定してその旨を音声にて利用者に報知する。また、双方の検出温度に差がないときは、先に判定した赤外線未受光の赤外線センサーの位置の方向に加熱部上の調理鍋を移動させるように音声にて利用者に報知する。2個のサーミスタのうち何れか一方の検出温度が低くなるのは、検出温度の低いサーミスタ上に調理鍋が置かれていなかったり、調理鍋の底に反りが入っている位置に置かれているからである。
次に、実施の形態2における調理鍋の載置位置の判定動作について図3及び図6、図7を参照しながら説明する。なお、図5における調理鍋の載置位置の判定動作は、実施の形態1と同様であるため、前述の図面を用いて説明する。
図6に示すように、調理鍋50の加熱中に右加熱部5に対し調理鍋50がa方向にずれた状態で載置された場合は、右赤外線センサー25bからの信号が断たれる。この時、赤外線検出回路32は、右赤外線センサー25a、25c、25dの赤外線受光による赤外線検出の情報を制御回路33に出力し、また、右赤外線センサー25bの赤外線未受光による赤外線未検出の情報を制御回路33に出力する。
一方、制御回路33は、赤外線検出回路32からの全ての情報が赤外線検出かどうかを判定する。この場合、赤外線未検出の情報が存在するので、その情報に添付されたアドレスを取り込んでそのアドレスに関連付けられた右赤外線センサー25bの位置情報を読み込み、かつ読み込んだ位置情報から赤外線未受光の右赤外線センサー25bの位置を判定する。
そして、制御回路33は、温度検出回路31に右加熱部5側の温度の読み込み指示を出して、温度検出回路31から2個の右サーミスタ22a、22bの検出温度を読み込んで2つの検出温度に差があるかどうかを判定する。2つの検出温度に差があるときは、検出温度の低い方に添付されたアドレスを取り込んでそのアドレスに関連付けられた右サーミスタ22bの位置情報を読み込み、かつ読み込んだ位置情報からその右サーミスタ22bの位置を判定する。
その後、先に判定した赤外線未受光の右赤外線センサー25bの位置と右サーミスタ22bの位置とから右加熱部5上の調理鍋50を移動させる方向を推定してその旨を音声にて利用者に報知する。この場合は、トッププレート2に表示された右加熱部5を上方から見て調理鍋50を右側に移動させる指示を音声にて利用者に報知する。この報知により、赤外線検出回路32からの全ての情報が赤外線検出になったときは、右加熱部5上の調理鍋50が適正位置に載置されたことを音声にて報知する。
また、図7に示すように、調理鍋50の加熱中に右加熱部5に対し調理鍋50がb方向にずれた状態で載置された場合は、右赤外線センサー25b、25cからの信号が断たれる。この時、赤外線検出回路32は、右赤外線センサー25a、25dの赤外線受光による赤外線検出の情報を制御回路33に出力し、また、右赤外線センサー25b、25cの赤外線未受光による赤外線未検出の情報を制御回路33に出力する。
一方、制御回路33は、赤外線検出回路32からの全ての情報が赤外線検出かどうかを判定する。この場合も前記と同様に赤外線未検出の情報が存在するので、その情報に添付されたアドレスを取り込んでそのアドレスに関連付けられた右赤外線センサー25b、25cの位置情報を読み込み、かつ読み込んだ位置情報から赤外線未受光の右赤外線センサー25b、25eの位置を判定する。
そして、制御回路33は、温度検出回路31に右加熱部5側の温度の読み込み指示を出して、温度検出回路31から2個の右サーミスタ22a、22bの検出温度を読み込んで2つの検出温度に差があるかどうかを判定する。2つの検出温度に差があるときは、検出温度の低い方に添付されたアドレスを取り込んでそのアドレスに関連付けられた右サーミスタ22bの位置情報を読み込み、かつ読み込んだ位置情報からその右サーミスタ22bの位置を判定する。
その後、先に判定した赤外線未受光の右赤外線センサー25b、25cの位置と右サーミスタ22bの位置とから右加熱部5上の調理鍋50を移動させる方向を推定してその旨を音声にて利用者に報知する。この場合は、トッププレート2に表示された右加熱部5を上方から見て調理鍋50を右斜め下に移動させる指示を音声にて利用者に報知する。この報知により、赤外線検出回路32からの全ての情報が赤外線検出になったときは、右加熱部5上の調理鍋50が適正位置に載置されたことを音声にて報知する。
さらに、図3において、制御回路33が加熱開始前に左加熱部4上の調理鍋のサイズが大きいと判定したときは、調理鍋の加熱中における調理鍋の載置位置の判定に左サーミスタ21a、21bを使用しない。これは、左加熱部4の外周より外側に配置された4個の左赤外線センサー24e〜24hで調理鍋の載置位置を正確に判定できるからである。調理鍋が左加熱部4内に収まるようなサイズであった場合は、適正位置に載置されなかったときに左サーミスタ21a、21bの検出温度からも調理鍋の位置を判定して調理鍋のずらす方向を推定する。
以上のように実施の形態2によれば、左加熱部4及び右加熱部5において、調理鍋の加熱中に調理鍋が適正位置に載置されていなかったとき、左サーミスタ21a、21bの検出温度、右サーミスタ22a、22bの検出温度からも調理鍋の位置を判定して調理鍋の移動させる方向を推定するようにしているので、左加熱部4及び右加熱部5上の調理鍋が適正位置に載置されているかどうかの判定をより正確に行うことが可能になる。また、調理鍋が適正位置に載置されていないと判定したときには音声にて調理鍋の移動方向を報知するようにしているので、弱視の人や、目の不自由な人でもよりわかりやすく調理鍋を適正位置に置くことが可能になり、効率の良い加熱を実現することができる。
なお、実施の形態2では、制御回路33において、赤外線検出回路32からの情報が全て赤外線検出と判定したとき、加熱部上の調理鍋が適正位置に置かれているものとして調理鍋の誘導加熱に入るようにしたが、赤外線検出回路32からの情報が全て赤外線検出と判定した際、引き続いてその情報の中に所定レベルより低い信号(電流)が存在するかどうかを判定し、所定レベルより低い信号を検知したときは、その信号を出力した赤外線受光の赤外線センサーを赤外線未受光の赤外線センサーとしてその位置を予め設定された位置情報から判定し、かつその方向に加熱部上の調理鍋を移動させるように音声で報知するようにしても良い。つまり、調理鍋に取り付けられた取っ手を検知した赤外線センサーを赤外線未受光の赤外線センサーとして扱うようにしている。
これにより、加熱部に対する調理鍋の僅かなずれでも検知することが可能になり、このため、僅かにずれた調理鍋でも適正位置に置くことができ、調理鍋のずれによる加熱効率の低下を抑えることが可能になる。
また、制御回路33において、例えば図8に示すように、赤外線未受光の右赤外線センサー25bの位置を判定した際、赤外線受光の右赤外線センサー25a、25c、25dからの信号の中に所定レベルより低い信号が存在するかどうかを判定する。所定レベルより低い信号を検知したときは、調理鍋50の取っ手50aに反射した赤外線を受光したものとして、その信号を出力した赤外線受光の右赤外線センサー25cを赤外線未受光の右赤外線センサー25cとしてその位置を予め設定された位置情報から判定し、かつ先に判定した右赤外線センサー25bの位置とから右加熱部5上の調理鍋50を移動させる方向を推定してその旨を音声で報知するようにしても良い。
これにより、右加熱部5上の調理鍋50のみならず取っ手50aも検知するようにしたので、調理鍋50のずれをより正確に検知することが可能になる。このため、右加熱部5上の調理鍋50の移動方向を正確に報知することが可能になり、効率の良い加熱を実現することができる。
前述の実施の形態1、2では、赤外線センサーをトッププレートと加熱コイルの間に設置したことを述べたが、これに限定されるものではなく、例えば赤外線センサーを加熱コイルの下に設置するようにしても良い。
例えば図9に示すように、左加熱部4の下に設置されたコイル保持部42の上に、同一軸心を中心として設置されたリング状の内加熱コイル41a、中間加熱コイル41b及び外加熱コイル41cよりなる左加熱コイル4aが設置されている。前述のコイル保持部42には、前述の軸心上と、その軸心を直交する中心線上の内加熱コイル41aと中間加熱コイル41bの間の隙間及び中間加熱コイル41bと外加熱コイル41cの間の隙間とにそれぞれ貫通穴43が設けられている。
また、コイル保持部42の下には、各貫通穴43に対向して配置された9個の左赤外線センサー24a、24b、24c、24d、24i、24j、24k、24m、24nが設置されている。さらに、左加熱部4の外周より外側に前述の中心線上に4個の左赤外線センサー24e〜24hが配置されている。
9個の左赤外線センサー24a、24b、24c、24d、24i、24j、24k、24m、24nから照射された赤外線は、それぞれ貫通穴43を通ってトッププレート2を透過し、左加熱部4に載置された調理鍋の底面を反射し、再びトッププレート2と貫通穴43を通って前述の左赤外線センサー24a、24b、24c、24d、24i、24j、24k、24m、24nにより受光される。一方、左加熱部4の外周より外側に配置された4個の左赤外線センサー24e〜24hから照射された赤外線は、トッププレート2を透過する。この時、左加熱部4より大きい調理鍋が載置されていた場合、その調理鍋の底面を反射し、再びトッププレート2を通って前述の左赤外線センサー24e〜24hにより受光される。
このように十字状に配置された13個の左赤外線センサーのうち、左赤外線センサー24i、24j、24k、24mが赤外線受光のとき径の小さい調理鍋と判定する。また、加熱開始前に9個の左赤外線センサー24a、24b、24c、24d、24i、24j、24k、24m、24nが赤外線受光のとき加熱部4の径とほぼ同じ調理鍋と判定する。さらに、13個の左赤外線センサー24a〜24h、24i、24j、24k、24m、24nが赤外線受光のとき径の大きい調理鍋と判定する。
以上のように、複数の赤外線センサーをコイル保持部42の下に配置し、左加熱コイル4aの中心及びコイル間の隙間から赤外線を照射できるように構成したので、実施の形態1、2、3と比べ、より多くの赤外線センサーを配置することが可能になり、調理鍋が適正な位置に載置されているかどうかの判定をより正確に行うことができる。
なお、ここでは、左加熱部4側の赤外線センサーの配置について説明したが、右加熱部5側でも同様に赤外線センサーを十字状になるように配置しても良い。右加熱部5の下に設置された右加熱コイル5aは、リング状の内加熱コイルとそのコイルの外周に隙間を有して配置された外加熱コイルとからなる。赤外線センサーは、内加熱コイルの軸心上と、その軸心を直交する中心線上の内加熱コイルと外加熱コイルの間の隙間及び外加熱コイルの外周とにそれぞれ配置される。つまり、9個の赤外線センサーが配置される。
実施の形態3.
実施の形態3は、例えば、右加熱部上の調理鍋が適正位置に載置されていなかったとき調理鍋の移動方向を報知すると共に、その状態の調理鍋を右加熱コイルで効率よく誘導加熱するようにしたものである。
図10は本発明の実施の形態3の電磁調理器において調理鍋の載置位置に対する右加熱コイルの通電を示す平面図である。なお、同図(a)は右加熱コイルに対し調理鍋が真上に載置された状態を示し、同図(b)は右加熱コイルに対し調理鍋が右側(c方向)に片寄って載置された状態を示し、同図(c)は右加熱コイルに対し調理鍋が右斜め上(d方向)に片寄って載置された状態を示す。
図10において、右加熱コイル5aは、中央加熱コイル51aと、中央加熱コイル51aの外周に周方向に配置された4個の補助加熱コイル51b〜51eとから構成されている。前述の中央加熱コイル51aは、リング状の内加熱コイルとその内加熱コイルの外周に配置された外加熱コイルとからなっている。4個の右赤外線センサー25a〜25dは、それぞれ補助加熱コイル51b〜51eの下に設置されている。その内、右赤外線センサー25aは、補助加熱コイル51bの内側の隙間中央に配置され、右赤外線センサー25bは、補助加熱コイル51cの内側の隙間中央に配置されている。また、右赤外線センサー25cは、補助加熱コイル51dの内側の隙間中央に配置され、右赤外線センサー25dは、補助加熱コイル51eの内側の隙間中央に配置されている。右サーミスタ22a,22bは、実施の形態1で述べたように、左加熱部4側の左サーミスタ21a、21bとで「ハ」の字状になるように中央加熱コイル51aの内加熱コイルと外加熱コイルの間に右加熱部5の下面に接触して配置されている。
制御回路33による加熱開始前の調理鍋50の載置位置の判定動作は、前述した実施の形態2と同様である。例えば図10(a)に示すように、調理鍋50が中央加熱コイル51aと4個の補助加熱コイル51b〜51eを覆うようにトッププレート2上に載置された場合、制御回路33は、4個の右赤外線センサー25a〜25dの赤外線受光に基づく赤外線検出の情報を赤外線検出回路32を介して検知する。この場合、赤外線検出回路32からの全ての情報が赤外線検出であるため、加熱部5上の調理鍋50が適正位置に置かれているものとして調理鍋50の誘導加熱に入る。調理鍋50の加熱中は、2個の右サーミスタ22a、22bの検出温度も利用して調理鍋50の載置位置の判定を行う。この判定は実施の形態2と同様である。
調理鍋50の加熱中において、調理鍋50が上下及び前後に振られた後に、同図(b)に示すように載置された場合、赤外線検出回路32は、右赤外線センサー25a、25bの赤外線受光による赤外線検出の情報を制御回路33に出力し、また、右赤外線センサー25c、25dの赤外線未受光による赤外線未検出の情報を制御回路33に出力する。一方、制御回路33は、赤外線検出回路32からの全ての情報が赤外線検出かどうかを判定する。この場合、赤外線未検出の情報が存在するので、その情報に添付されたアドレスを取り込んでそのアドレスに関連付けられた右赤外線センサー25c、25dの位置情報を読み込み、かつ読み込んだ位置情報から赤外線未受光の右赤外線センサー25c、25dの位置を判定する。
そして、制御回路33は、温度検出回路31に右加熱部5側の温度の読み込み指示を出して、温度検出回路31から2個の右サーミスタ22a、22bの検出温度を読み込んで2つの検出温度に差があるかどうかを判定する。2つの検出温度に差がないときは、先に判定した赤外線未受光の右赤外線センサー25c、25dの位置から右加熱部5上の調理鍋50を移動させる方向を推定してその旨を音声にて利用者に報知する。この時、赤外線未受光の右赤外線センサー25c、25d近傍の補助加熱コイル51d、51eへの通電を停止させる。
さらに、調理鍋50の加熱中において、調理鍋50が上下及び前後に振られた後に、同図(c)に示すように載置された場合、赤外線検出回路32は、右赤外線センサー25aの赤外線受光による赤外線検出の情報を制御回路33に出力し、また、右赤外線センサー25b〜25dの赤外線未受光による赤外線未検出の情報を制御回路33に出力する。
一方、制御回路33は、赤外線検出回路32からの全ての情報が赤外線検出かどうかを判定する。この場合、赤外線未検出の情報が存在するので、その情報に添付されたアドレスを取り込んでそのアドレスに関連付けられた右赤外線センサー25b〜25dの位置情報を読み込み、かつ読み込んだ位置情報から赤外線未受光の右赤外線センサー25b〜25dの位置を判定する。
そして、制御回路33は、温度検出回路31に右加熱部5側の温度の読み込み指示を出して、温度検出回路31から2個の右サーミスタ22a、22bの検出温度を読み込んで2つの検出温度に差があるかどうかを判定する。2つの検出温度に差がないときは、先に判定した赤外線未受光の右赤外線センサー25b〜25dの位置から右加熱部5上の調理鍋50を移動させる方向を推定してその旨を音声にて利用者に報知する。この時、赤外線未受光の右赤外線センサー25b〜25d近傍の補助加熱コイル51c〜51eへの通電を停止させる。
制御回路33は、前述した報知により、赤外線未受光の右赤外線センサー25b〜25dが赤外線受光となったときに、つまり、右加熱部5上の調理鍋50が適正位置に置かれたときに調理鍋50が適正位置に置かれた旨を音声にて報知する。
以上のように実施の形態3によれば、右赤外線センサー25a〜25dのうち何れかの右赤外線センサーが赤外線未受光の場合、その方向へ調理鍋50を移動させるように音声にて報知すると共に、赤外線未受光の右赤外線センサー近傍の補助加熱コイルへの通電を停止するようにしたので、効率の良い加熱を実現することができる。
なお、実施の形態1、2、3では、加熱部上の調理鍋が適正位置に置かれていない場合、調理鍋を適正位置に移動させるようにブザーあるいは音声で報知しているが、その報知を調理鍋が適正位置まで移動するまでに多く繰り返したり少なくしても良い。調理鍋を加熱部に置いたときや調理鍋を上下に振って置いた場合、左右方向より前後方向のずれが発生しやすい。そこで、加熱部上の調理鍋が前後の何れかにずれて載置されていると判定したとき、複数の赤外線センサーからの信号を全て検知するまで前述の報知を繰り返し行う。また、加熱部上の調理鍋が左右の何れかにずれて載置されていると判定したときは、前後のずれのときよりも報知の回数を少なくしたり、報知しないようにする。こうすることで、実際の調理において煩わしさを感じずに、効率の良い加熱を実現することができる。
また、実施の形態1、2、3では、加熱部上の調理鍋が適正位置に置かれていないとき、調理鍋が適正位置に載置されたとき、その旨をブザーあるいは音声で報知するようにしたが、ブザーあるいは音声で報知している際に、液晶表示部10からもその旨を表示するようにしても良いし、LEDを点灯或いは点滅して報知するようにしても良い。また、単独に液晶表示部10に、調理鍋が適正位置に置かれていない旨や適正位置に置かれた旨をメッセージで表示するようにしても良い。
さらに、各加熱部4、5に対する調理鍋の適正な載置の仕方が慣れてきた場合、使用者によって鍋位置ガイドの機能をOFFできるようにしても良い。これにより、調理鍋を適正位置に載せることに慣れた使用者にとっては煩わしさがなくなる。
1 調理器本体、2 トッププレート、3 枠体、4 左加熱部、4a 左加熱コイル、5 右加熱部、5a 右加熱コイル、6 中央加熱部、7 上面操作部、8 左火力表示部、9 右火力表示部、10 液晶表示部、11 中央火力表示部、12 左前面操作部、13 右前面操作部、14 グリル扉、21a,21b 左サーミスタ、22a,22b 右サーミスタ、24a〜24h 左赤外線センサー、25a〜25d 右赤外線センサー、24i〜24k,24m,24n 左赤外線センサー、41a 内加熱コイル、41b 中間加熱コイル、41c 外加熱コイル、42 コイル保持部、43 貫通穴、50 調理鍋、50a 取っ手、51a 中央加熱コイル、51b〜51e 補助加熱コイル。

Claims (16)

  1. 上面に調理鍋の加熱位置を示す加熱部が表示されたトッププレートと、
    加熱部の下に設置され、加熱部上の調理鍋を誘導加熱する加熱コイルと、
    加熱部のエリア内で下方に配置され、加熱部上の調理鍋の底面に向けて光を照射し、反射光が受光されたときに受光量に基づく信号を出力する複数の光センサーと、
    前記複数の光センサーからの信号を全て検知したかどうかを判定し、何れかの信号を検知できなかったときは、加熱部上の調理鍋を適正位置に移動させるように報知する鍋位置判定部と
    を備えたことを特徴とする電磁調理器。
  2. 前記複数の光センサーは、前記エリア内に加えて前記加熱部の外周より外側の下方に配置され、
    前記鍋位置判定部は、前記複数の光センサーからの信号に基づいて調理鍋の大きさを判定し、かつ判定した調理鍋の大きさに応じて前記複数の光センサーからの信号を検知したかどうかを判定し、何れかの信号を検知できなかったときは、加熱部上の調理鍋を適正位置に移動させるように報知することを特徴とする請求項1記載の電磁調理器。
  3. 前記鍋位置判定部は、全ての信号を検知した際に、その中に所定レベルより低い信号が存在するかどうかを判定し、所定レベルより低い信号を検知したときは、加熱部上の調理鍋を適正位置に移動させるように報知することを特徴とする請求項1又は2記載の電磁調理器。
  4. 前記鍋位置判定部は、前記複数の光センサーからの信号のうち何れかの信号を検知できなかったとき、信号を出力していない反射光未受光の光センサーの位置を予め設定された位置情報から判定し、かつその方向に加熱部上の調理鍋を移動させるように報知することを特徴とする請求項1又は2記載の電磁調理器。
  5. 前記鍋位置判定部は、全ての信号を検知した際に、その中に所定レベルより低い信号が存在するかどうかを判定し、所定レベルより低い信号を検知したときは、その信号を出力した反射光受光の光センサーを反射光未受光の光センサーとしてその位置を予め設定された位置情報から判定し、かつその方向に加熱部上の調理鍋を移動させるように報知することを特徴とする請求項4記載の電磁調理器。
  6. 前記鍋位置判定部は、反射光未受光の光センサーの位置を判定した際、検知できた信号の中に所定レベルより低い信号が存在するかどうかを判定し、所定レベルより低い信号を検知したときは、その信号を出力した反射光受光の光センサーを反射光未受光の光センサーとしてその位置を予め設定された位置情報から判定し、かつ先に判定した光センサーの位置とから加熱部上の調理鍋を移動させる方向を推定してその旨を報知することを特徴とする請求項4又は5記載の電磁調理器。
  7. 前記トッププレートの前記加熱部の下面に接触して配置され、前記加熱部上の調理鍋の温度を検出する複数の温度センサーを備え、
    前記鍋位置判定部は、反射光未受光の光センサーの位置を判定した際、前記複数の温度センサーの検出温度を読み込んで相互の検出温度に差があるかどうかを判定し、検出温度に差があるときは低い方の温度センサーの位置を予め設定された位置情報から判定し、かつ先に判定した光センサーの位置とから加熱部上の調理鍋を移動させる方向を推定してその旨を報知することを特徴とする請求項4乃至6の何れかに記載の電磁調理器。
  8. 前記加熱コイルは、同一軸心を中心とする内側のリング状のコイル及びそのコイルの外周に配置された外側のリング状のコイルと、外側のコイルの外周に周方向に配置された複数の補助コイルとより構成され、
    前記複数の光センサーは、前記複数の補助コイルに対応して配置され、
    前記鍋位置判定部は、反射光未受光の光センサーの位置を判定した際、その光センサーの近傍の補助コイルへの通電を停止させることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載の電磁調理器。
  9. 前記複数の光センサーは、前記加熱コイルの下に配置され、当該加熱コイルに形成された隙間を介して光を加熱部上の調理鍋に照射することを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載の電磁調理器。
  10. 前記鍋位置判定部は、加熱部上の調理鍋を移動させるように報知した後に、前記複数の光センサーからの信号を全て検知したときは調理鍋が適正位置に載置されたと判定してその旨を報知することを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の電磁調理器。
  11. 前記鍋位置判定部は、反射光未受光の光センサーの位置から加熱部上の調理鍋が前後の何れかにずれて載置されていると判定したとき、前記複数の光センサーからの信号を全て検知するまで調理鍋を移動させるように繰り返し報知することを特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載の電磁調理器。
  12. 前記鍋位置判定部は、反射光未受光の光センサーの位置から加熱部上の調理鍋が左右の何れかにずれて載置されていると判定したとき、前記の報知を調理鍋の前後のずれのときよりも報知の回数を少なくしたことを特徴とする請求項11記載の電磁調理器。
  13. 前記鍋位置判定部は、反射光未受光の光センサーの位置から加熱部上の調理鍋が左右の何れかにずれて載置されていると判定したとき、調理鍋を移動させる報知を行わないようにしたことを特徴とする請求項12記載の電磁調理器。
  14. 前記複数の光センサーから照射される光は赤外線であることを特徴とする請求項1乃至13の何れかに記載の電磁調理器。
  15. 前記トッププレートには赤外線を透過させる材質が施されていることを特徴とする請求項14記載の電磁調理器。
  16. 前記鍋位置判定部は、調理鍋が加熱部から持ち上げられることによる前記加熱コイルの電流低下を検知すると、その状態が所定時間経過するまで前記加熱コイルによる調理鍋の誘導加熱を継続させることを特徴とする請求項1乃至15の何れかに記載の電磁調理器。
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