JP2010262223A - カメラ、携帯端末装置及びレンズの位置制御方法 - Google Patents

カメラ、携帯端末装置及びレンズの位置制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010262223A
JP2010262223A JP2009114583A JP2009114583A JP2010262223A JP 2010262223 A JP2010262223 A JP 2010262223A JP 2009114583 A JP2009114583 A JP 2009114583A JP 2009114583 A JP2009114583 A JP 2009114583A JP 2010262223 A JP2010262223 A JP 2010262223A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
end point
camera
optical
mechanical end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009114583A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Ishihara
崇 石原
Ken Katsurajima
研 桂島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009114583A priority Critical patent/JP2010262223A/ja
Publication of JP2010262223A publication Critical patent/JP2010262223A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】AFの無限光学端での合焦精度を向上させることができるカメラ、携帯端末装置及びレンズの位置制御方法を提供すること。
【解決手段】カメラ100は、レンズ112の光軸上にレンズ112が駆動可能な範囲の機械的端点である無限側機械的端点151と、焦点が合うことが可能な範囲の光学的端点である光学無限端調整値153とを有し、レンズ112の位置を制御するAF制御部140は、AF開始時にレンズ112を光学無限端調整値153をまたいで無限側機械的端点151に所定量移動させた後、光学無限端調整値153に向かってAFのスキャンを開始する。このとき、AF制御部140は、レンズ112を無限側機械的端点151に到達させない。
【選択図】図4

Description

本発明は、カメラ付き携帯電話機などのカメラ、携帯端末装置及びレンズの位置制御方法に関する。
携帯電話には多彩なマルチメディア機能が搭載されるようになり、通話のみに留まらずカメラ、ゲーム、TV電話等様々な用途で使用されるようになっている。カメラ付き携帯電話機に搭載されるオートフォーカス(以下、AFという)には、小型化及び低コストが求められる。
一般的にAFには大きく2つの方式がある。アクティブ方式は、被写体に赤外線・超音波などを照射し、その反射波が戻るまでの時間や照射角度により距離を検出する方式である。パッシブ方式は、画像からフォーカス状態を評価してレンズを移動させる方式であり、主にコントラスト値を評価値として用いて、コントラストが最大になるように制御する。パッシブ方式の制御方法には、山登り方式や全スキャン方式などがある。
静止画撮影用のカメラは、アクティブ方式とパッシブ方式の両方のAFを備えている場合がある。ムービーなどはパッシブ方式を用いるのが普通である。また、アクティブ方式では、サイズやコストなどの制約が大きいため、カメラ付き携帯電話機に搭載されるカメラにはパッシブ方式を用いることが殆どである。
図1は、携帯端末装置に搭載されるカメラのレンズ部の構造を示す概略図である。
図1に示すように、レンズ部10は、レンズ部本体10aに、CCD(Charge Coupled Device)などの撮像素子11、レンズ12、及びレンズ駆動部13を備える。
レンズ12は、無限(遠景)側とマクロ側に、レンズが動きうる物理的な端(以下、機械的端点という)がある。図1矢印に示すように、レンズ12は、無限側機械的端点14とマクロ側機械的端点15との間が、レンズ12の動きうる範囲16である。また、この機械的端点14,15とは別に、レンズ12の調整ポイントである無限光学端17を有する。無限光学端17は、無限側機械的端点14のような物理的な端ではなく、AFのピント位置を元にあらかじめ設定されるAFの∞端(無限光学端)の調整値である。
上述したように、レンズが動きうる範囲としては、物理的な端(機械的端点)があるが、フォーカスが無限(遠景)側になる機械的端点では、ピントが合わないデフォーカスになることが多い。そのため、ピントがある位置を見つけ、その位置を調整値として持たせ、光学端として規定することが一般的である。
但し、実使用において、この調整値に従ってレンズを制御しても、物理的なレンズの位置検出手段を持たないカメラの場合、レンズの位置が正しいか判断できないため、構造物のバラツキや、姿勢差などによって、遠景でピントが合っていないことがある。なお、上記位置検出は、ホール素子などのレンズ位置検出素子を用いて行う。
特許文献1には、常に同一方向からの移動処理を実行させる構成としてヒステリシスに基づく誤差の発生を防き、AFの∞端(光学無限端)での合焦精度を向上させる撮像装置が記載されている。
特許文献2には、複数ポイントに走査して各ポイントで得られる画像情報から撮像ターゲットに対する合焦位置を探索した後、該合焦位置にレンズを移動し、該移動の終了後、実際に合焦位置に移動したかどうか、画像情報を取得することにより確認。該移動が不完全な場合は、レンズ位置を再調整する撮像装置が記載されている。
特開2007−187983号公報 特開2007−271983号公報
従来のカメラでは、AFを行う際、図1の無限光学端17のように、調整値にレンズを移動させておくことで光学無限とし、そこからAFスキャンを行うのが一般的である。調整値にレンズを移動させておくことでフォーカスの速度を上げることができる。
しかしながら、携帯電話用のカメラでは、小型化、低コスト化のためにレンズの位置検出素子を持たない場合がある。この場合、光学端点について上記調整値にレンズを移動させても、レンズの位置が正しいとは限らないことがある。
すなわち、携帯電話用のカメラでは、個体差、調整精度、使用状態などにより上記調整値にレンズを移動させてもレンズ位置が光学無限とならないバラツキが発生することがある。バラツキが発生し、レンズが上記調整値よりマクロ側にずれてしまった場合、レンズの位置検出手段がないため、レンズのずれを補正することができず、ずれた位置からAFスキャンを開始してしまう。この時、バラツキによる影響を受け、特にマクロ側にレンズが寄ってしまうとAFによって遠景被写体へのピントが合わないことになる。
上記バラツキを助長する要素として、姿勢差による影響も大きい。
上記不具合を避けるため、レンズを一端、無限側機械的端点に戻して、無限側機械的端点からスキャンを行うことが考えられる。しかし、上記の課題は回避できるものの、レンズの移動距離が大きくなり、AFの時間が遅くなってしまう問題が生じる。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、AFの光学無限端での合焦精度を向上させることができるカメラ、携帯端末装置及びレンズの位置制御方法を提供することを目的とする。
本発明のカメラは、レンズと、前記レンズの位置を制御するオートフォーカス制御部と、を備え、前記レンズの光軸上に前記レンズが駆動可能な範囲の機械的端点と、焦点が合うことが可能な範囲の光学的端点と、を有するカメラであって、前記オートフォーカス制御部は、オートフォーカス開始時に前記レンズを前記光学的端点をまたいで前記機械的端点側に所定量移動させた後、前記光学的端点に向かってオートフォーカスのスキャンを開始する構成を採る。
本発明の携帯端末装置は、上記カメラを備える構成を採る。
本発明のレンズの位置制御方法は、レンズの光軸上に前記レンズが駆動可能な範囲の機械的端点と、焦点が合うことが可能な範囲の光学的端点とを有するレンズの位置制御方法であって、AF開始時に前記レンズを前記光学的端点をまたいで前記機械的端点側に所定量移動させるステップと、前記光学的端点に向かってAFのスキャンを開始するステップと、を有する。
本発明によれば、レンズ位置検出素子を持たないAF装置において、AF速度と精度を両立させることができる。
従来の携帯端末装置に搭載されるカメラのレンズ部の構造を示す概略図 本発明の実施の形態1に係るカメラの概略構成を示す図 上記実施の形態1に係るカメラのAF制御動作を示すフロー図 上記実施の形態1に係るカメラのAF制御動作を説明する図 本発明の実施の形態2に係るカメラの概略構成を示す図 上記実施の形態2に係るカメラのAF制御動作を示すフロー図
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図2は、本発明の実施の形態1に係るカメラの概略構成を示す図である。本実施の形態は、カメラとして、カメラ付き携帯電話機/PHS(Personal Handy-Phone System)のカメラに適用した例である。また、カメラ付き携帯電話機のカメラほか、PDA(Personal Digital Assistants:携帯情報端末)、携帯ゲーム機などの携帯機器のカメラに適用できる。
図2に示す太矢印は、AF制御の流れを示している。カメラ100は、パッシブ方式AFである。
図2に示すように、カメラ100は、レンズ部110と、画像処理部120と、AF評価部130及びAF制御部140からなる制御部150とを備える。
レンズ部110は、集光された光を電気信号に変換するCCDなどのセンサ(撮像素子)111と、光を集光するレンズ112と、レンズ112を光軸方向に移動させるアクチュエータ113とから構成される。アクチュエータ113は、ピエゾ、ボイスコイル、ステッピングモータなどのデバイスからなる。
レンズ部110は、図1のレンズ部10と同様に、無限(遠景)側とマクロ側に、レンズが動きうる物理的な機械的端点を有する。また、レンズの位置を把握するホール素子などのデバイスは、カメラ付き携帯電話機のカメラには搭載されていない。
画像処理部120は、センサ111からの画像信号をホワイトバランス制御などの画像処理を行う。
AF評価部130は、画像処理部120からの画像データに基づいて、コントラストなどを評価する。
AF制御部140は、AF評価部130の情報に基づいて、レンズ112の制御信号をアクチュエータ113に送る。
制御部150は、マイクロコンピュータ等から構成され、カメラ100全体の制御を行うとともに、レンズの位置制御を行う。
なお、センサ111からの画像信号は、図示しないADC(ADコンバータ)によりデジタル信号に変換され、バス(図示略)を介して画像処理部120に取り込まれる。また、画像処理部120は、バスに接続されたバッファメモリ(図示略)に画像データを展開して画像処理を行う。また、制御部150には、LCDからなる表示部及び操作部(いずれも図示略)が接続されている。
以下、上述のように構成されたカメラ100の動作について説明する。
図3は、上記カメラ100のAF制御動作を示すフローチャートである。図中、Sはフローの各ステップを示す。
ステップS1では、制御部150は、操作部(図示略)によりAF開始入力があるか否かを判別する。AF開始入力は、例えばシャッターボタンに割り当てられたキーの押下である。
ステップS2では、AF制御部140は、AF開始時にレンズ112を光学的端点(ここでは光学無限端調整値)をまたいで機械的端点側(ここでは無限側機械的端点)に所定量移動させる。具体的には、AF制御部140は、AF開始時に光学無限端調整値よりマクロ側にあるレンズ112を、光学無限端調整値をまたいで無限側機械的端点に所定量移動させる制御信号をアクチュエータ113に送る。アクチュエータ113は、この制御信号に従ってレンズ112を、光学無限端調整値をまたいで無限側機械的端点に所定量移動させる。
ステップS3では、AF制御部140は、レンズ112を光学的端点に向かって移動させながらAFスキャンを開始して本フローを終了する。AFスキャン開始により、画像処理部120は、センサ111からの画像信号を画像処理する。AF評価部130は、画像処理部120からの画像データに基づいて、コントラストなどを評価する。AF制御部140は、AF評価部130の結果に基づいて、レンズ112の位置制御を行う。このように、画像からフォーカス状態を評価し、コントラストが最大になるようにレンズを移動させるパッシブ方式を採ることにより、合焦を得ることができる。なお、AFの動作結果は、表示部(図示略)に表示される。
上記フローに示すように、レンズ112を一旦、光学無限端調整値をまたいで無限側機械的端点に所定量移動させてからAFスキャンを開始するので、AF開始のレンズ位置が光学無限端調整値にないようなバラツキがあっても必ず、遠景被写体においてピントが合うことになる。
図4は、上記カメラ100のAF制御動作を説明する図である。
図4(a)は、遠景にフォーカスがある場合のAF評価値を示す。図4(a)の丸で囲んだ箇所は合焦判定箇所である。図4(a)の場合は、AF評価値として正しいピーク値を見つけて正確な合焦判定をした例を示している。
図4(b)は、レンズ112が動きうる物理的な端である無限側機械的端点151とマクロ側機械的端点152と、その間の無限側の光学無限端調整値153及びマクロ側の光学マクロ調整値154を示している。また、光学無限端調整値153にレンズ112を移動させても光学無限とならないバラツキ155が発生する。無限側機械的端点151と光学無限端調整値153との間は、ピントの合わない領域156である。
図4(c)は、図4(b)の構成において、本実施の形態のAF制御動作を説明する。図4(c)aに示すように、レンズ112を、バラツキ155を考慮した分無限側機械的端点151に移動させてから、図4(c)bに示すように、AFスキャンを行う。すなわち、AF開始時にレンズ112を光学的端点をまたいで機械的端点側に所定量移動させた後、光学的端点に向かってAFのスキャンを開始する。
これにより、図4(a)に示すように、AF評価値として遠景のフォーカス位置を正しく見つけることができ、AF速度も大きく損なわない。
因みに、従来のAF制御では、図4(c)cに示すように、光学無限端調整値153からAFスキャンをスタートしていた。バラツキ155があってもレンズの位置検出がないためズレを検出できず、AF評価値として正しいピーク値が見つけられない。図4(a)のピークの右側のポイントで合焦判定をしてしまい、ボケた画像となっていた。また、図示は省略するが、従来のAF制御の改善策として、レンズを無限側機械的端点151に戻して無限側機械的端点151からスキャンを行う態様では、精度は確保できるものの、AFの時間が遅くなってしまっていた。
本実施の形態では、AF評価値として遠景のフォーカス位置を正しく見つけることができ、AF速度も大きく損なわない。
以上詳細に説明したように、本実施の形態によれば、カメラ100は、レンズ112の光軸上にレンズ112が駆動可能な範囲の機械的端点である無限側機械的端点151と、焦点が合うことが可能な範囲の光学的端点である光学無限端調整値153とを有し、レンズ112の位置を制御するAF制御部140は、AF開始時にレンズ112を光学無限端調整値153をまたいで無限側機械的端点151に所定量移動させた後、光学無限端調整値153に向かってAFのスキャンを開始する。このとき、AF制御部140は、レンズ112を無限側機械的端点151に到達させない。この構成により、レンズ位置検出素子を持たないカメラ100において、AFの∞端(無限光学端)の合焦精度を向上させることができる。具体的には、遠景被写体にAFを行った時に、AFを開始するレンズの位置によって遠景の被写体にピントが合わないことを改善することができる。
また、AF評価値として遠景のフォーカス位置を正しく見つけることができ、AF速度も大きく損なうことがない。
このように、レンズ位置検出素子のないカメラ100において、バラツキが発生しても遠景フォーカスの位置ずれを未然に防ぎ、AFの精度とスピードを両立させることができる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の実施の形態2に係るカメラの概略構成を示す図である。図2と同一構成部分には同一符号を付して重複箇所の説明を省略する。
図5に示すように、カメラ200は、レンズ部110と、画像処理部120と、姿勢検出部210と、制御部250とを備える。制御部250は、AF評価部130、AF制御部140、及び移動量算出部220からなる。
姿勢検出部210は、カメラ200の姿勢差(重力差)を検出する加速度センサなどの姿勢差検出デバイスである。また、加速度センサに代えて、鉛直方向センサ、モーションセンサ、振動センサでもよい。姿勢検出部210は、カメラ200が標準姿勢か下向き姿勢か上向き姿勢かなど複数の姿勢を検出する。カメラ200に姿勢差があると、上述したバラツキを生じやすい。特に重力による影響を受け易い姿勢の場合、レンズ112の位置制御に誤差が生じやすい。
移動量算出部220は、姿勢検出部210により得られた姿勢差を基に、レンズ112を光学無限端調整値をまたいで無限側機械的端点に移動させる際の移動量を算出する。移動量算出部220は、カメラ200が下向き姿勢にあるときは、レンズ112がマクロ側に重力の影響を受けるため、前記移動量を大きくする。なお、移動量算出部220は、カメラ200が上向き姿勢にあるときには、前記移動量を小さくするように制御してもよい。
以下、上述のように構成されたカメラ200の動作について説明する。基本動作は実施の形態1と同様である。
図6は、上記カメラ200のAF制御動作を示すフローチャートである。図3のフローと同一処理を行うステップには同一符号を付して説明を省略する。
ステップS10では、姿勢検出部210は、カメラ200の姿勢差(重力差)を検出する。
ステップS11では、移動量算出部220は、姿勢検出部210により得られた姿勢差を基に、レンズ112を光学無限端調整値をまたいで無限側機械的端点に移動させる際の移動量を算出する。移動量算出部220は、カメラ200が標準姿勢にあるときは、前記移動量を小さくし、重力による影響が大きい姿勢ほど、前記移動量を大きくする移動量を設定する。重力による影響が大きい姿勢は、バラツキを助長するおそれがある場合である。この場合は、前記移動量を大きく設定することで、遠景のフォーカス位置を正しく見つけるカバー範囲を拡大して、確実な合焦を得る。一方、姿勢差が小さい場合は、前記移動量を小さく設定することでレンズ112の位置制御クリア時間をより短くする。
上記フローに示すように、レンズ112を一旦、光学無限端調整値をまたいで無限側機械的端点に所定量移動させてからAFスキャンを開始するので、AF開始のレンズ位置が光学無限端調整値にないようなバラツキがあっても必ず、遠景被写体においてピントが合うことになる。
このように、本実施の形態のカメラ200は、姿勢差を検出し、検出した姿勢差に基づいて移動量を設定しているので、AFの精度を確保しつつ、より一層スピードを向上させることができる。
ここで、カメラ200の姿勢差(重力差)による影響は大きい。カメラ200が受ける変動要因は重力差だけではない。例えば、カメラ200が受ける振動がある。振動又は頻繁な位置変更についても本実施の形態と同様の方法によって、振動等が大きいときは、前記移動量を大きくする設定を行なえばよい。なお、振動等は、加速度センサ、モーションセンサ、振動センサなどによって検出可能である。この場合、姿勢差(重力差)による補正制御と機能は重複してもよい。
以上の説明は本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはない。
上記各実施の形態では、カメラとして、カメラ付き携帯電話機/PHSのカメラに適用した例について説明しているが、カメラ付き携帯電話機に限らずPDA等の携帯情報端末、パーソナルコンピュータ又はその融合された装置、さらにはMP3プレーヤ、HDDプレーヤ、携帯型ゲーム機などの携帯機器に適用可能である。
また、上記各実施の形態では、カメラ、携帯端末装置及びレンズの位置制御方法という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、装置は、撮像装置、電子機器等、また方法はレンズ位置調整方法であってもよい。
さらに、上記カメラを構成する各部、例えば撮像素子、画像処理部、その数及び接続方法などはどのようなものでもよい。AF評価部130とAF制御部140は、制御部150とは別のブロックであってもよい。
また、以上説明したレンズの位置制御方法は、このレンズの位置制御方法を機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。
本発明に係るカメラ、携帯端末装置及びレンズの位置制御方法は、カメラ付き携帯電話機などのカメラに有用である。また、レンズの位置制御方法として携帯端末以外の各種電子機器に組み込むことも可能である。
100,200 カメラ
110 レンズ部
111 センサ
112 レンズ
113 アクチュエータ
120 画像処理部
130 AF評価部
140 AF制御部
150,250 制御部
151 無限側機械的端点
152 マクロ側機械的端点
153 光学無限端調整値
154 光学マクロ調整値
210 姿勢検出部
220 移動量算出部

Claims (5)

  1. レンズと、前記レンズの位置を制御するオートフォーカス制御部と、を備え、
    前記レンズの光軸上に前記レンズが駆動可能な範囲の機械的端点と、焦点が合うことが可能な範囲の光学的端点と、を有するカメラであって、
    前記オートフォーカス制御部は、オートフォーカス開始時に前記レンズを前記光学的端点をまたいで前記機械的端点側に所定量移動させた後、前記光学的端点に向かってオートフォーカスのスキャンを開始するカメラ。
  2. 前記機械的端点は、無限側機械的端点とマクロ側機械的端点とからなり、
    前記光学的端点は、前記無限側機械的端点と前記マクロ側機械的端点との間で、かつ、前記無限側機械的端点側に位置し、
    前記オートフォーカス制御部は、オートフォーカス開始時に前記レンズを前記光学的端点をまたいで前記機械的端点側に前記無限側機械的端点に到達しないように移動する請求項1記載のカメラ。
  3. カメラ本体の姿勢を検出する姿勢検出部を備え、
    前記オートフォーカス制御部は、前記姿勢検出部により検出された姿勢に基づいて、前記レンズを前記光学的端点をまたいで前記機械的端点側に移動させる移動量を設定する請求項1又は請求項2記載のカメラ。
  4. 前記請求項1乃至3のいずれかのカメラを備える携帯端末装置。
  5. レンズの光軸上に前記レンズが駆動可能な範囲の機械的端点と、焦点が合うことが可能な範囲の光学的端点とを有するレンズの位置制御方法であって、
    オートフォーカス開始時に前記レンズを前記光学的端点をまたいで前記機械的端点側に所定量移動させるステップと、
    前記光学的端点に向かってオートフォーカスのスキャンを開始するステップと、
    を有するレンズの位置制御方法。
JP2009114583A 2009-05-11 2009-05-11 カメラ、携帯端末装置及びレンズの位置制御方法 Pending JP2010262223A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009114583A JP2010262223A (ja) 2009-05-11 2009-05-11 カメラ、携帯端末装置及びレンズの位置制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009114583A JP2010262223A (ja) 2009-05-11 2009-05-11 カメラ、携帯端末装置及びレンズの位置制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010262223A true JP2010262223A (ja) 2010-11-18

Family

ID=43360317

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009114583A Pending JP2010262223A (ja) 2009-05-11 2009-05-11 カメラ、携帯端末装置及びレンズの位置制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010262223A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013073242A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Apple Inc 動的な自動焦点動作
WO2013172566A1 (en) * 2012-05-17 2013-11-21 Lg Innotek Co., Ltd. Camera module and method for auto focusing the same
JP2016090845A (ja) * 2014-11-06 2016-05-23 キヤノン株式会社 撮像装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11258485A (ja) * 1998-03-12 1999-09-24 Ricoh Co Ltd 撮像装置調整システム及び撮像装置
JP2007121580A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Renesas Technology Corp オートフォーカス装置
JP2007271983A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 撮像装置、及び、プログラム
JP2008275890A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Olympus Imaging Corp レンズ交換式デジタルカメラ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11258485A (ja) * 1998-03-12 1999-09-24 Ricoh Co Ltd 撮像装置調整システム及び撮像装置
JP2007121580A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Renesas Technology Corp オートフォーカス装置
JP2007271983A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 撮像装置、及び、プログラム
JP2008275890A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Olympus Imaging Corp レンズ交換式デジタルカメラ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013073242A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Apple Inc 動的な自動焦点動作
WO2013172566A1 (en) * 2012-05-17 2013-11-21 Lg Innotek Co., Ltd. Camera module and method for auto focusing the same
CN104321699A (zh) * 2012-05-17 2015-01-28 Lg伊诺特有限公司 相机模块以及用于对相机模块进行自动调焦的方法
US9568805B2 (en) 2012-05-17 2017-02-14 Lg Innotek Co., Ltd. Camera module and method for auto focusing the same
US9678409B2 (en) 2012-05-17 2017-06-13 Lg Innotek Co., Ltd. Camera module and method for auto focusing the same
CN108303834A (zh) * 2012-05-17 2018-07-20 Lg伊诺特有限公司 相机模块以及用于对相机模块进行自动调焦的方法
JP2016090845A (ja) * 2014-11-06 2016-05-23 キヤノン株式会社 撮像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5688545B2 (ja) フォーカスシステム、交換レンズ及び撮像装置
US10038849B2 (en) Imaging device with controlled timing of images to be synthesized based on shake residual
US8786715B2 (en) Digital camera for coordinating focusing with compensation of camera shake
JP5458570B2 (ja) 光学装置、光学装置の製造方法、光学装置の調整方法、及び撮影装置
JP2007316497A (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP5524509B2 (ja) カメラ、携帯端末装置及びレンズの位置制御方法
KR101586242B1 (ko) 자동초점 장치와 손떨림 보정장치가 분리된 카메라 모듈
US20150181125A1 (en) Shake correction apparatus and image pickup apparatus thereof, and optical device mountable on image pickup apparatus
JP2011081186A (ja) 撮像装置
JP2010262223A (ja) カメラ、携帯端末装置及びレンズの位置制御方法
US11283988B2 (en) Imaging apparatus
JP5196720B2 (ja) 撮像装置及びレンズ移動制御方法
JP2016126164A (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP5020568B2 (ja) 手ぶれ補正機能付き撮像装置及び撮像装置の手ぶれ補正方法
JP4574220B2 (ja) 撮像装置及び撮像方法
JP2005077826A (ja) カメラユニット
JP2007240832A (ja) 自動合焦点装置
KR101825749B1 (ko) 카메라 모듈의 오토 포커스 방법
JP2008257033A (ja) カメラ、レンズ鏡筒、カメラの製造方法、およびレンズ鏡筒の製造方法
JP2010262242A (ja) カメラ及び携帯端末装置
JP2007094321A (ja) 手ぶれ補正機能付き撮像装置及び撮像装置の手ぶれ補正方法
KR20130024315A (ko) 카메라 모듈의 오토 포커스 장치 및 방법
JP2011027901A (ja) 撮像装置
JP2010051060A (ja) 駆動装置及び光学装置
JP2007225837A (ja) 焦点検出制御装置およびカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120507

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131015