JP2010261529A - 有水式ガスホルダの底部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】有水式ガスホルダの底板を堆積ダストの排出が容易となる形状とし、堆積ダストの排出作業の作業性を向上させる。
【解決手段】有水式ガスホルダの水槽10の底板30には、底板30の外周部から水槽10の内側に向かって徐々に低くなる傾斜が設けられている。底板30の頂点に対応する位置には、凹に窪んだ窪み部である集水枡40が設けられている。集水枡40の底部には、ダスト排出管41が設けられ、水槽10に堆積するスラリー状のダストD及び水3は、ダスト排出管41から排出される。
【選択図】図2

Description

本発明は、有水式ガスホルダの底部に堆積するダストの排出が容易となる、有水式ガスホルダの底部構造に関する。
製鉄所においては、高炉や転炉から発生する可燃性の副生ガスをエネルギー源として有効利用するために、当該副生ガスを一旦貯留する有水式ガスホルダが設置されている。有水式ガスホルダ100は、図3に示すように、水101を貯留した水槽102の内部に、上下に移動自在な、複数のテレスコープ型ガス槽103を有し、隣接するガス槽の間にシールカップ104と封水板105による水封部を設けた構造となっている。そして、ガス貯蔵量が増加すると各ガス槽が上昇し、ガス貯蔵量が減少すると各ガス槽が下降するようになっている。
一般に、ガスホルダの底板は、乾式、有水式の如何に拘わらず、基礎上に設けられたアスファルトサンドの上に複数の鋼板をその一部が互いに重なるように敷設し、重なり合う部分を隅肉溶接することによって形成されている(例えば、特許文献1)。このようなガスホルダの底板は、通常、例えば図3に示すように、中央部から外周部に向かって下向きに傾斜する、上向きに凸の略円形状に形成される。底板を上向きに凸状に形成することにより、据付工事の際に底板上に雨水が溜まることを防止するためである。
また、基礎施工のための土木工事においては、基礎を形成するコンクリートの上面を完全に平坦に形成することは困難であり、基礎上面に凹凸が発生することは避けられない。このため、基礎上面の凹部に雨水が溜まり、コンクリートの養生や、その後のガスホルダ底板の据付時に支障がでないよう、基礎そのものも底板の形状に倣い上向きに凸状に形成されている。
特開2007−191159号公報
ところで、一般に、副生ガスにはダストが含まれており、有水式ガスホルダの運転時間の経過と共に、図3に示すように、有水式ガスホルダの底板上にはスラリー状のダストDが堆積する。したがって、このような有水式ガスホルダにおいて開放点検や修理を行う際は、先ず水槽内部の水を外部に排出し、その後に点検が必要な箇所のダストを外部に排出するという作業が行われる。有水式ガスホルダにおいて重点的に点検する必要があるのは、例えばカップや水槽の側板と底板との溶接部といった箇所であり、それらは底板の外周部に配置されている。
しかしながら、上述のとおり、有水式ガスホルダの底板には、外周部に向かって下る傾斜が設けられており、発明者らの知見によれば、スラリー状のダストは底板面内の相対的に低くなっている箇所にたまりやすくなる。そのため、スラリー状のダストは底板の傾斜に沿って外周部に流れ込み、その多くが底板の外周部に堆積してしまう。したがって、清掃、点検すべき箇所にダストが堆積し、その点検すべき箇所の構造物により堆積したスラリー状のダストを排出することが困難になるという悪循環に陥り、当該ダストの排出に多くの労力、時間及び費用がかかっていた。このため、点検や修理の際に、水槽内に堆積したスラリー状のダストを容易に排出できる構造が望まれている。
また、有水式ガスホルダが停止している間は、製鉄所から発生する副生ガスの貯留先が無くなるため、通常はエネルギー源として有効利用する副生ガスは燃焼放散される。したがって、エネルギーコストの観点からも、有水式ガスホルダの開放点検、修理といった作業は、迅速に行われることが望ましい。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、有水式ガスホルダの底板を堆積ダストの排出が容易となる形状とすることで、堆積したスラリー状のダストの排出作業の作業性を向上させることを目的としている。
前記の目的を達成するための本発明は、ダストを含むガスを貯留し、その底部に水を蓄える水槽を有する有水式ガスホルダの底部構造であって、前記水槽の底板に、当該底板の外周部から当該外周部より内側の所定の位置に向かって徐々に低くなる傾斜が設けられたことを特徴としている。
本発明者らは、水槽内の底部に堆積するダストについて鋭意調査した結果、底部において、わずかにでも相対的に低い所にダストが溜まり易いという知見を得た。本発明はこの知見を利用したものであり、本発明によれば、底板の外周部から水槽の内側に向かって徐々に低くなる傾斜が設けられているので、ダストが、構造物が設置されている外周部から、構造物が設置されていない水槽の内側に向かって設けられた傾斜に沿って流れ込むという作用を有する。したがって、ダストを構造物の設置されていない箇所に容易に収集することが可能となり、当該ダストの排出作業の作業性が向上する。このため、有水式ガスホルダの点検や修理に要する時間の短縮及び費用の削減を実現すると共に、副生ガスの燃焼放散を最小限に抑えることができる。
前記所定の位置には、下方に窪んだ窪み部が設けられていてもよい。
前記窪み部の底部と連通し、前記水槽内のダスト及び水を当該水槽の外部に排出するダスト排出管が設けられていてもよい。
前記底板の下方に、前記水槽からの漏水を検出する漏水検出装置が設けられていてもよい。
また、前記所定の位置は、前記底板の中央部であってもよい。
本発明によれば、有水式ガスホルダの底板を堆積ダストの排出が容易となる形状とすることで、堆積したスラリー状のダストの排出作業の作業性が向上する。
本実施の形態にかかる有水式ガスホルダの構成の概略を示す縦断面図である。 本実施の形態にかかる有水式ガスホルダの底部構造の構成の概略を示す縦断面図である。 従来の有水式ガスホルダの構成の概略を示す縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。図1は本実施の形態にかかる底部構造を有するガスホルダ1の構成の概略を示す縦断面図である。
有水式ガスホルダ1は、基礎部2上に設けられ水3を貯留する水槽10と、水槽10の内部に昇降自在に設けられた複数のガス槽である外槽11、中槽12及び内槽13と、水槽10の周囲に垂直に配置され外槽11、中槽12及び内槽13の昇降動作を案内する複数の基柱14と、を有している。
水槽10は、有水式ガスホルダ1の底部に配置され内部に水を貯留するための槽であって、この水がガスシールの役割を担う。水槽10は、例えば、平面視において略円形で、蓋の無い略円筒形に形成されている。
外槽11は水槽10の内部に、中槽12は外槽11の内部に、内槽13は中槽12の内部に挿入され、それぞれ昇降自在に設けられている。外槽11及び中槽12は、例えば、底面及び蓋の無い略円筒形に形成されている。内槽13は、有頂で底の無い略円筒形に形成されている。
隣接する外槽11と中槽12及び中槽12と内槽13との間には、それぞれ下カップ封水板20及び上カップ封水板21からなる水封部22が設けられている。下カップ封水板20は中槽12と内槽13の外周面下端部に設けられ、上方が開口した略U字状の断面形状を有している。上カップ封水板21は、外槽11と中槽12の内周面上端部に設けられ、下カップ封水板20とは反対に、下方が開口した略U字状の断面形状を有している。このため、相対する略U字状の形状を有する下カップ封水板20と上カップ封水板21とは互いに係合することができる。したがって、有水式ガスホルダ1内のガス貯蔵量が増加し、有水式ガスホルダ1の内圧が上昇した際に、内槽13の上昇力は中槽12に伝達され、中槽12の上昇力は外槽11に伝達される。これにより、内槽13は中槽12及び外槽12を上方に牽引し、例えば図1に示すように中槽12及び外槽11を上昇させることができる。
各下カップ封水板30内には、水槽10内に着座中に水2が貯留された状態となっており、中槽12及び内槽13が上昇すると、各上カップ封水板31が各下カップ封水板30内の水2の水面より下方に挿入される。これにより、中槽12及び内槽13内部のガスが槽外に漏洩しない構造となっている。外槽11は、その下端部が水槽10の水3の水面より下方に没することにより、外槽11内部から槽外に副生ガスの漏洩を防止することができる。
基柱14は、例えば水槽10の周囲に垂直に等間隔で複数本配置されている。なお、図1では図示の都合上、水槽10の中心を対称に配置された2本の基柱14のみを、模式的に示している。この基柱14は、外槽11、中槽12及び内槽13の外周上方に設けられた上部ガイドローラ25と当接し、各ガス槽が昇降する際にガイドする役割を担う。
図2は、水槽10底部構造の構成を示す縦断面図である。水槽10は、基礎部2上に設けられた底板30と、底板30の外周縁部に沿って立設する側板31とを有している。底板30の外周部の上面には、有水式ガスホルダ1が停止する際に、各ガス槽が着座するレストブロック32が水平に設けられている。
底板30を支持する基礎部2には、図2に示すように、底板30の外周部からその中央に向かって徐々に低くなる傾斜が設けられており、中央部には、例えば平面視において略円形状で下方に凹に窪んだピット35が設けられている。なお、基礎部2は、例えばコンクリート基礎である。
底板30は、この基礎部2の上面に基礎部2の形状に倣って打設されたアスファルトサンド(図示せず)上に、複数の薄板形状の鋼板Mの端部を互いに重ね合わせて配置し、上に重なる鋼板Mの端部と下に重なる鋼板Mの上面とを隅肉溶接で接合することにより形成されている。したがって、底板30も、基礎部2の形状に倣い、外周部から底板30の中央部に向かって徐々に低くなる傾斜を有している。このため、水槽10内に堆積するスラリー状のダストDは、水槽10の中央部に向かって流れ込むこととなる。また、鋼板Mは隅肉溶接されているので、水槽10の底板30から水3が外部に漏洩しない構造となっている。
底板30の中央部、すなわち基礎部2のピット35に対応する位置には、下方に窪んだ窪み部である集水枡40が設けられている。そのため、底板30の傾斜により水槽10の中央部に向かって流れてきたスラリー状のダストDは、この集水枡40に流れ込む。
集水枡40は、例えば下方に窪んだ底部を有する略円筒形状の容器で、例えば一枚の鋼板にプレス加工等を施すことにより形成されている。集水枡40は、集水枡40に隣接する鋼板Mの端面に隅肉溶接により接合されている。なお、集水枡40の上端部が集水枡40に隣接する鋼板Mの上面の高さよりも低くなるように配置することが好ましい。集水枡40の上端部が、隣接する鋼板Mの上面より高くなっている場合は、当該鋼板Mの上面と集水枡40の側面との間に形成される空間にスラリー状のダストDが堆積し、集水枡40へのスラリー状のダストDの流入が阻害される可能性があるためである。
集水枡40の底部の下端位置には、一方の端部が集水枡40の底部と連通するダスト排出管41が設けられている。ダスト排出管41は、例えば集水枡40底部の下端から基礎部2を貫通して鉛直下方に所定の長さ延伸し、その後斜め下方向に曲げられ、他方の端部が基礎部2の外部に突出するまで延伸している。基礎部2の外部に突出した端部にはダスト排出弁42が設けられている。このダスト排出弁42は有水式ガスホルダ1の運転中は閉じた状態となっており、水槽10からの水3及びスラリー状のダストDの排出を行う際に開操作される。
なお、ダスト排出管41は集水枡40の側面に連通していてもよいが、ダスト排出管41の傾斜が不十分な場合は水頭圧が十分に確保されず、スラリー状のダストDがダスト排出管41から排出されずに、ダスト排出管41が閉塞する恐れがある。また、集水枡40のダスト排出管41より下方に堆積したスラリー状のダストDを完全に排出することができなくなる。したがって、水頭圧を確保しつつ、スラリー状のダストDを完全に排出するために、本実施の形態に示すように、集水枡40の底部から所定の長さ鉛直下方に設けることが好ましい。また、集水枡40の形状は本実施の形態に限定されるものではなく、ダスト排出管41からのスラリー状のダストDの排出に支障がなければ、例えば矩形等であってもよい。なお、図1及び図2においては、ピット35と集水枡40との間に空間が設けられているように描図されているが、これは、ピット35、集水枡40及びダスト排出管41の位置関係を明確にするためであり、実際にはこの空間部分にはアスファルトサンドが充填されている。
以上のように構成された有水式ガスホルダ1において、水槽10からのスラリー状のダストD及び水3の排出を行う際には、先ず、有水式ガスホルダ1内から副生ガスを全て排出した後、水槽10の側板31の下端近傍に複数設けられた図示しない大口径の排水管により、水槽10内に貯留されていた多量の水3が水槽10内から排出され、底板30の中央部に位置する集水枡40下部のダスト排出管41により、大口径の排水管の下端より下方に位置し当該排水管から排出されずに水槽10内に残っていた水3及びスラリー状のダストDが排出される。
これにより、図2に示すように、水槽10内に貯留されていた水3が水頭圧によりダスト排出管41から排出され、水3の排出に伴ってスラリー状のダストDが排出される。
複数の大口径の排水管(図示せず)により、水槽10内の水の排出が完了した後は、内部の点検を行い、例えば、底板30のレストブロック32近傍にスラリー状のダストDの堆積が残っている場合は、再び当該箇所の水洗いを行う。水洗いされたスラリー状のダストDは底板30の傾斜により集水枡40に流入し、ダスト排出管41から排出され、この作業が繰り返し行われる。
以上の実施の形態によれば、水槽10の底板30に、底板30の外周部から中央部に向かって徐々に低くなる傾斜が設けられているので、スラリー状のダストDを、構造物が設置されていない箇所である、水槽10の中央部に容易に収集することができる。したがって、有水式ガスホルダ1からのスラリー状のダストDの排出作業の作業性が向上することで、点検や修理に要する時間の短縮及び費用の削減を実現すると共に、副生ガスの燃焼放散を最小限に抑えることができる。また、傾斜する底板30の頂点部分である中央部に集水枡40を設け、集水枡40の底部には当該集水枡40に連通するダスト排出管41が設けられているので、底板30の中央部に収集されたスラリー状のダストDを水3と共に、水頭圧による自然流下でダスト排出管41から外部に排出することができる。このため、簡易な水洗のみでスラリー状のダストDの排出を行うことが可能となる。
なお、以上の実施の形態では、ダスト排出管41により水槽10の水3及びスラリー状のダストDを排出したが、ダスト排出管41に代えて、水中ポンプを集水枡40内に設置してもよい。また、ダスト排出管41を設けていた場合も、例えば水槽10からのダスト排出の初期は、水3中のスラリー状のダストDの濃度が高く、ダスト排出管41が閉塞しやすい状態であるため、その初期の排水において水中ポンプを用いることも提案できる。
以上の実施の形態では、底板30には水槽10の中央部に向かって徐々に低くなる傾斜が設けられていたが、当該傾斜は、例えばレストブロック32が設置され平坦状になっている底板30の外周部より内側の位置であって、点検が必要な機器や構造物が配置されていない箇所であればどこに向かっていてもよく、また、傾斜の頂点は必ずしも一箇所である必要はない。いずれの場合においても、点検が必要な機器や構造物が集積している外周部から離れた箇所にスラリー状のダストDを集めることができるので、スラリー状のダストDの排出が容易となる。
また、ピット35の底部に、水槽10からの、特に底板30からの漏水を検出する漏水検出装置として、図2に破線で示す、漏水検知管50を設けてもよい。その場合、漏水検知管50は、ピット35の底部から鉛直下方に所定の長さ延伸し、上述のダスト排出管41と同様に、下向きの傾斜で基礎部2を貫通してその端部が基礎部2の外部に突出するように敷設される。かかる場合、例えば水槽10から、底板30の腐食や溶接部の劣化といった原因により漏水が発生した場合、漏水した水3は、基礎部2の傾斜に沿ってピット35に流れ込み、漏水検知管50から排出される。このため、漏水検知管50からの排水の有無を確認することで、水槽10からの漏水の有無を確認することができる。また、この漏水検知管50は、有水式ガスホルダ1の建設工事の際の雨水排水管としても有用である。なお、漏水検知管としては、例えば汎用の鋼管を用いることができる。
また、漏水検出装置としては、漏水検知管50に代えて、例えば汎用の漏水検出器をピット35の底部に設けることも可能である。しかしながら、漏水検出器が故障した場合には、当該漏水検出器にアクセスすることができないため、本実施の形態のように漏水検知管50を用いることが好ましい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、有水式ガスホルダの水槽からスラリー状のダストを排出する際に有用である。
1 有水式ガスホルダ
2 基礎部
3 水
10 水槽
11 外槽
12 中槽
13 内槽
14 基柱
20 下カップ封水板
21 上カップ封水板
22 水封部
25 上部ガイドローラ
30 底板
31 側板
32 レストブロック
35 ピット
40 集水枡
41 ダスト排出管
42 ダスト排出弁
50 漏水検知管
D スラリー状のダスト
M 鋼板

Claims (5)

  1. ダストを含むガスを貯留し、その底部に水を蓄える水槽を有する有水式ガスホルダの底部構造であって、
    前記水槽の底板に、当該底板の外周部から当該外周部より内側の所定の位置に向かって徐々に低くなる傾斜が設けられたことを特徴とする、有水式ガスホルダの底部構造。
  2. 前記所定の位置には、下方に窪んだ窪み部が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の有水式ガスホルダの底部構造。
  3. 前記窪み部の底部と連通し、前記水槽内のダスト及び水を当該水槽の外部に排出するダスト排出管が設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の有水式ガスホルダの底部構造。
  4. 前記底板の下方に、前記水槽からの漏水を検出する漏水検出装置が設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の有水式ガスホルダの底部構造。
  5. 前記所定の位置は、前記底板の中央部であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の有水式ガスホルダの底部構造。
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