JP2010259725A - ミシンの上糸残量検出装置 - Google Patents

ミシンの上糸残量検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】上糸の廃棄ロスを低減することができるミシンの上糸残量検出装置を提供する。
【解決手段】本装置2は、芯巻きされた使用中の上糸の糸終わり7bと芯巻きされた次回使用予定の上糸の糸始まり8bとを結んでなる結び目sを含む連結糸部10が緊張するときに糸交換信号を発生する糸交換信号発生機構3を備える。上記糸交換信号を表示する糸交換信号表示部(錘体27)を更に備えることが好ましい。
【選択図】図4

Description

本発明は、ミシンの上糸残量検出装置に関し、さらに詳しくは、上糸の廃棄ロスを低減することができるミシンの上糸残量検出装置に関する。
従来より、ミシンの上糸交換方法として、例えば、図5に示すように、作業者が芯巻きされた使用中の上糸107aの残量を確認しながら、その残量が少なくなったときに、使用中の上糸107aを切断しその切断端を芯巻きされた次回使用予定の上糸108aの糸始まり108bに結んで上糸107a,108aを交換することが一般に行われている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上記従来の上糸交換方法では、交換タイミングが遅れて上糸がなくなると縫製不良となってしまう。さらに、上糸が上糸調整器、針穴等から抜けてしまうため、復旧させるために糸通し作業が必要となり、作業時間が大幅に増加してしまう。そのため、現状では早目に上糸交換を行うこととなり、芯巻きされた上糸を最後まで使用することができず、上糸の廃棄ロスが多いものとなっている。
特開2005−230477号公報
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、上糸の廃棄ロスを低減することができるミシンの上糸残量検出装置を提供することを目的とする。
本発明は、以下の通りである。
1.芯巻きされた使用中の上糸の糸終わりと芯巻きされた次回使用予定の上糸の糸始まりとを結んでなる結び目を含む連結糸部が緊張するときに糸交換信号を発生する糸交換信号発生機構を備えることを特徴とするミシンの上糸残量検出装置。
2.前記糸交換信号を表示する糸交換信号表示部を更に備える上記1.記載のミシンの上糸残量検出装置。
3.前記糸交換信号発生機構は、前記連結糸部の緊張により移動する移動部と、該移動部と一体に設けられる信号発生部とを有する上記1.又は2.に記載のミシンの上糸残量検出装置。
4.前記移動部は、起立状態と傾倒状態とに回転可能な可倒バーであり、該可倒バーは、起立状態の該可倒バーに巻き回された前記連結糸部の緊張により傾倒状態に傾倒される上記3.記載のミシンの上糸残量検出装置。
5.前記可倒バーの先端側には、その傾倒方向と反対側に向かって曲げられた曲げ部が設けられている上記4.記載のミシンの上糸残量検出装置。
6.前記信号発生部は、前記可倒バーの回転軸から遠心方向に突出する信号発生バーである上記4.又は5.に記載のミシンの上糸残量検出装置。
本発明のミシンの上糸残量検出装置によると、糸交換信号発生機構によって、使用中の上糸と次回使用予定の上糸との連結糸部が緊張するときに糸交換信号が発生される。このように、使用中の上糸を使い切って次回使用予定の上糸に切り替わったことを示す糸交換信号を得ることができるため、使用中の糸を殆ど使い切ることができ、従来のように使用中の上糸を早目に交換する必要がなくなり、上糸の廃棄ロスを低減することができる。
また、前記糸交換信号を表示する糸交換信号表示部を更に備える場合は、糸交換信号表示部の表示により作業者に糸交換信号が発生されたことを確実に認識させることができる。
また、前記糸交換信号発生機構が、前記連結糸部の緊張により移動する移動部と、該移動部と一体に設けられる信号発生部とを有する場合は、連結糸部の緊張を利用して移動部及び信号発生部を移動させることができ、糸交換信号発生部を簡易且つ安価な構造とすることができる。
また、前記移動部が、起立状態と傾倒状態とに回転可能な可倒バーであり、該可倒バーが、起立状態の該可倒バーに巻き回された前記連結糸部の緊張により傾倒状態に傾倒される場合は、連結糸部又は次回使用予定の上糸と可倒バーとの接触により可倒バーを円滑に傾倒させることができる。また、起立状態の可倒バーに対して連結糸部を容易に巻き回すことができる。さらに、可倒バーが傾倒する際に連結糸部の接触をより確実に解除させることができる。
また、前記可倒バーの先端側には、その傾倒方向と反対側に向かって曲げられた曲げ部が設けられている場合は、連結糸部又は次回使用予定の上糸と曲げ部との接触により可倒バーをより確実に傾倒させることができる。
さらに、前記信号発生部が、前記可倒バーの回転軸から遠心方向に突出する信号発生バーである場合は、糸交換信号発生機構を簡易且つ安価な構造とすることができる。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例に係るミシンの全体を示す正面図である。 実施例に係る糸交換信号発生機構の通常状態を示す斜視図である。 上記糸交換信号発生機構の信号発生状態を示す斜視図である。 上記糸交換信号発生機構の作用を説明するための説明図である。 従来の糸交換方法を説明するための説明図である。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
1.ミシンの上糸残量検出装置
本実施形態1.に係るミシンの上糸残量検出装置は、以下に述べる糸交換信号発生機構を備える。このミシンは、例えば、後述する糸交換信号表示部を備えることができる。
上記「糸交換信号発生機構」は、芯巻きされた使用中の上糸の糸終わりと芯巻きされた次回使用予定の上糸の糸始まりとを結んでなる結び目を含む連結糸部が緊張するときに糸交換信号を発生する限り、その構成、信号発生形態、タイミング等は特に問わない。この連結糸部は、通常、使用中の上糸を使い切るまでは弛緩しており、使用中の上糸を使い切って次回使用予定の上糸に切り替わったときに緊張する。また、この連結糸部の長さは、例えば、140〜220mm(好ましくは190〜210mm)であることができる。また、上記糸交換信号は、例えば、信号発生部の移動により発生されてもよいし、信号発生部の移動を検出する検出信号として発生されてもよい。なお、上記「糸交換信号」とは、使用中の上糸を使い切って次回使用予定の上糸に切り替わったこと、即ち適切な糸交換タイミングであることを示す信号を意図する。
上記糸交換信号発生機構は、例えば、連結糸部の緊張により移動する移動部と、この移動部と一体に設けられる信号発生部とを有することができる。この移動部及び信号発生部は、通常、連結糸部の緊張により連結糸部又は次回使用予定の上糸が移動部に接触することにより移動される。この移動部及び信号発生部の移動形態としては、例えば、回転移動、旋回移動、スライド移動等のうちの1種又は2種以上の組み合わせを挙げることができる。
上記移動部は、例えば、起立状態と傾倒状態とに回転可能な可倒バーであり、この可倒バーは、起立状態の可倒バーに巻き回された連結糸部の緊張により傾倒状態に傾倒されることができる。この場合、上記可倒バーの先端側には、例えば、その傾倒方向と反対側に向かって曲げられた曲げ部が設けられていることができる。この曲げ部としては、例えば、湾曲部、屈曲部等のうちの1種又は2種以上の組み合わせを挙げることができる。また、上記可倒バーは、例えば、その回転軸が上糸の芯巻き部及び上糸を案内する上糸ガイドの後方側に配置されており、連結糸部の緊張により芯巻き部及び上糸ガイドの後方側から前方側に向かって使用中の上糸の芯巻き部と次回使用予定の上糸の芯巻き部との間に傾倒することができる。これにより、可倒バーをより円滑に傾倒させることができる。なお、上記後方側とは、ミシンの送り方向の側を意図し、上記前方側とは、ミシンの送り方向の反対側を意図する。この点は、後述する実施例にも同様に適用される。
上記信号発生部は、例えば、可倒バーの回転軸から遠心方向に突出する信号発生バーであることができる。この信号発生バーは、例えば、起立状態と傾倒状態とに回転可能であり、可倒バーが傾倒状態に傾倒するときに傾倒状態から起立状態に起き上がることができる。
上記「糸交換信号表示部」は、糸交換信号を表示する限り、その構成、表示形態、タイミング等は特に問わない。この糸交換信号表示部の表示形態としては、例えば、表示体の移動、表示音の発生、表示ランプの点灯、ミシンの停止等のうちの1種又は2種以上の組み合わせを挙げることができる。また、上記糸交換信号表示部は、例えば、上記信号発生バーの先端側に糸状体を介して連繋され且つミシンの前面側で吊り下げ支持された錘体を有することができる。これにより、信号発生バーが起き上がるときの錘体の下方への移動によって、作業者に糸交換信号の発生をより確実に認識させることができる。
2.上糸交換方法
本実施形態2.に係る上糸交換方法は、上記実施形態1.に係るミシンの上糸残量検出装置を用いる上糸交換方法であって、上記連結糸部を形成する工程と、上記糸交換信号が発生されたときに、連結糸部を針穴の手前まで送ってから切断して次回使用予定の上糸を針穴に通す工程と、を備えることを特徴とする。この連結糸部を形成する工程では、例えば、その連結糸部を起立状態の上記可倒バーの後方側に巻き回すことができる。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。
(1)上糸残量検出装置の構成
本実施例に係るミシン1は、図1に示すように、糸交換信号発生機構3及び糸交換信号表示部4を有する上糸残量検出装置2を備えている。また、ミシン1の縫製テーブル6の下方側には、使用中の上糸7aの芯巻き部7と次回使用予定の上糸の芯巻き部8とが隣接するようにミシンの左右方向に沿って並設されている。この使用中の芯巻き部7の上糸の糸終わり7bと次回使用予定の芯巻き部8の上糸の糸始まり8bとを結んでなる結び目sを含む連結糸部10が形成されている。この連結糸部10の長さは約200mmとされている。また、この連結糸部10は、芯巻き部7の上糸7aを使い切るまでは弛緩しており、芯巻き部7の上糸7aを使い切ったときに緊張する。また、芯巻き部7から繰り出される上糸7aは、糸通しパイプ14、上糸調節器15、天秤16及び針穴17の順に通されている。
なお、本実施例では、隣接する一対の芯巻き部7,8が2組設けられており、一方の組と他方の組とでは上糸の種類(例えば、色等)が異なっているものとする。
上記糸交換信号発生機構3は、図2及び図3に示すように、芯巻き部7,8の後方側に配置されている。この糸交換信号発生機構3は、芯巻き部7,8の並設方向に沿う水平軸回りに回転自在に支持された回転軸19を有している。この回転軸19は、芯巻き部7,8及び上糸7aを案内する上糸ガイド20の後方側に配置されている。また、この回転軸19には、遠心方向に突出する可倒バー21及び信号発生バー22が設けられている。この可倒バー21は、芯巻き部7と芯巻き部8との間の位置に対応するように回転軸19に設けられている。また、この信号発生バー22は、回転軸19の中央部に設けられている。また、この可倒バー21及び信号発生バー22のそれぞれの突出方向は、回転軸19の軸心から見て所定角度(例えば、約90度等)をもって異なっている(図4参照)。
上記可倒バー21の突出端側には、その傾倒方向と反対側に向かって湾曲された湾曲部21a(本発明に係る「曲げ部」として例示する。)が設けられている。この可倒バー21は、回転軸19の回転により通常使用時の起立状態A(図2参照)と信号発生時の傾倒状態B(図3参照)とに回転可能とされている。この起立状態Aの可倒バー21の後方側には上記連結糸部10が巻き回されている。
上記信号発生バー22は、回転軸19の回転により通常使用時の傾倒状態C(図2参照)と信号発生時の起立状態D(図3参照)とに回転可能とされている。この信号発生バー22は、上記可倒バー21が傾倒状態Bに傾倒するときに傾倒状態Cから起立状態Dに起き上がる。この信号発生バー22の突出端側には、糸通しパイプ24に挿通された糸25の一端側が接続されている(図1参照)。
上記糸交換信号表示部4は、図1に示すように、上記糸25の他端側に接続され且つミシン1の前面側で吊り下げ支持された錘体27を有している。この錘体27は、信号発生バー22が傾倒状態Cから起立状態Dに起き上がるときに上方位置から下方位置に降下する。
(2)上糸残量検出装置の作用
次に、上記構成の上糸残量検出装置2の作用について説明する。
図2に示すように、可倒バー21を起立状態Aとし、信号発生バー22を傾倒状態Cとすると共に、連結糸部10を起立状態の可倒バー21の後方側に巻き回した状態に糸交換信号発生機構3をセットする。その状態よりミシン1を稼動して縫製作業を行う。
上記縫製作業中において、使用中の上糸7aを使い切るまでは連結糸部10は弛緩しているが、使用中の上糸7aを使い切ると連結糸部10が上糸ガイド20に向かって上方に移動されて緊張する。この連結糸部10の緊張によって、図4に示すように、連結糸部10又は次回使用予定の上糸8aが可倒バー21の湾曲部21aに接触して可倒バー21を傾倒状態Bに傾倒させる。なお、この可倒バー21の傾倒の途中で、連結糸部10又は次回使用予定の上糸8aは可倒バー21の湾曲部21aとの接触を離れる。
上記可倒バー21が傾倒されると、信号発生バー22は起立状態Dに起き上がる。すると、信号発生バー22の先端側に連なる錘体27が上方位置から下方位置に降下する(図1中に仮想線で示す)。この錘体27の降下によって、使用中の上糸を使い切って次回使用予定の上糸に切り替わったこと、即ち適切な糸交換タイミングであることが表示される。次に、その表示を認識した作業者は、連結糸部10を針穴17の手前まで送ってから切断し、次回使用予定の上糸8aを針穴17に通す。その後、上述のように糸交換信号発生機構3を再セットして縫製作業が再開される。
(3)実施例の効果
以上より、本実施例の上糸残量検出装置2によると、糸交換信号発生機構3によって、使用中の上糸7aと次回使用予定の上糸8aとの連結糸部10が緊張するときに糸交換信号が発生される。このように、使用中の上糸7aを使い切って次回使用予定の上糸8aに切り替わり適切な糸交換タイミングであることを示す糸交換信号を得ることができるため、使用中の糸7aを殆ど使い切ることができ、従来のように使用中の上糸を早目に交換する必要がなくなり、上糸の廃棄ロスを低減することができる。
また、本実施例では、糸交換信号を表示する糸交換信号表示部4を更に備えるので、糸交換信号表示部4の表示により作業者に適切な糸交換タイミングを確実に認識させることができる。特に、本実施例では、ミシン1の前面側での錘体27の下方移動(落下)により糸交換信号を表示するようにしたので、作業者に適切な糸交換タイミングをより確実に認識させることができる。
また、本実施例では、糸交換信号発生機構3を、連結糸部10の緊張により移動する可倒バー21と、この可倒バー21と一体に設けられる信号発生バー22とを有して構成したので、連結糸部10の緊張を利用して可倒バー21及び信号発生バー22を回転させることができ、糸交換信号発生機構3を簡易且つ安価な構造とすることができる。
また、本実施例では、起立状態Aと傾倒状態Bとに回転可能な可倒バー21を採用し、この可倒バー21を、起立状態Aの可倒バー21の後方側に巻き回された連結糸部10の緊張により傾倒状態Bに傾倒させるようにしたので、連結糸部10の緊張を利用して可倒バー21を円滑に傾倒させることができる。また、起立状態Aの可倒バー21に対して連結糸部10を容易に巻き回すことができる。さらに、可倒バー21が傾倒する際に連結糸部10の接触をより確実に解除させることができる。
また、本実施例では、可倒バー21の先端側に、その傾倒方向と反対側に向かって湾曲する湾曲部21aを設けたので、連結糸部10又は次回使用予定の上糸8aと湾曲部21aとの接触により可倒バー21をより確実に傾倒させることができる。
さらに、本実施例では、可倒バー21の回転軸19から遠心方向に突出する信号発生バー22を採用したので、糸交換信号発生機構3をより簡易且つ安価な構造とすることができる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、上記実施例では、錘体27の移動により糸交換信号を表示するようにしたが、これに限定されず、例えば、信号発生バー22が起立状態に起き上がることを検出する検出手段(例えば、近接センサ、リミットスイッチ等)を設け、この検出手段の検出信号に基づいて警告音を発生させたり、表示ランプを点灯させたりして糸交換を表示するようにしてもよい。さらに、糸交換の表示と共にミシンの稼動を停止させるようにしてもよい。
また、上記実施例では、水平軸回りに回転する可倒バー21を設けるようにしたが、これに限定されず、例えば、可倒バーに代えて、スライド移動するスライド体を設けたり、旋回移動する旋回体を設けたりしてもよい。
また、上記実施例では、縫製テーブル6の下方側に芯巻き部7,8を設置するようにしたが、これに限定されず、例えば、縫製テーブル6の上方側に芯巻き部7,8を設置するようにしてもよい。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
ミシンの上糸を交換する技術として広く利用される。
1;ミシン、2;上糸残量検出装置、3;上糸交換信号発生機構、4;糸交換表示部、7a;使用中の上糸、7b;使用中の上糸の糸終わり、8a;次回使用予定の上糸、8b;次回使用予定の上糸の糸始まり、10;連結糸部、19;回転軸、21;可倒バー、21a;湾曲部、22;信号発生バー、A;起立状態、B;傾倒状態、結び目s。

Claims (6)

  1. 芯巻きされた使用中の上糸の糸終わりと芯巻きされた次回使用予定の上糸の糸始まりとを結んでなる結び目を含む連結糸部が緊張するときに糸交換信号を発生する糸交換信号発生機構を備えることを特徴とするミシンの上糸残量検出装置。
  2. 前記糸交換信号を表示する糸交換信号表示部を更に備える請求項1記載のミシンの上糸残量検出装置。
  3. 前記糸交換信号発生機構は、前記連結糸部の緊張により移動する移動部と、該移動部と一体に設けられる信号発生部とを有する請求項1又は2に記載のミシンの上糸残量検出装置。
  4. 前記移動部は、起立状態と傾倒状態とに回転可能な可倒バーであり、該可倒バーは、起立状態の該可倒バーに巻き回された前記連結糸部の緊張により傾倒状態に傾倒される請求項3記載のミシンの上糸残量検出装置。
  5. 前記可倒バーの先端側には、その傾倒方向と反対側に向かって曲げられた曲げ部が設けられている請求項4記載のミシンの上糸残量検出装置。
  6. 前記信号発生部は、前記可倒バーの回転軸から遠心方向に突出する信号発生バーである請求項4又は5に記載のミシンの上糸残量検出装置。
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