JP2010256475A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 2つのドアに対して1つのインターロック装置を設けた電子機器において、センサ1つとフラグ2つを追加する簡素な構成で、2つのドアそれぞれの開閉状態を別個に検出することが可能な電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】 第一のフラグは第一のドアが閉状態では発光部と受光部で形成される光路を遮断する位置に配置され、前記第一のドアが開状態では前記光路を遮断しないように配置され、第二のフラグは第二のドアが開状態あるいは閉状態においては前記光路を遮断しない位置に配置され、前記第二のドアが開状態から閉状態、あるいは閉状態から開状態への移行する時に前記光路を一時的に遮断する構成。
【選択図】 図1

Description

本発明は、2つの開閉可能なドアと1つのスイッチを有し、2つのドアのうち少なくとも一方のドアが開いたときにスイッチが開く機能を備えた電子機器に関するものである。
従来、電子機器においては、電子機器で使用される交換部品の交換等のために、開閉可能なドアを有しているものが多い。電子機器として例えば、プリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置においては、機内で発生した記録紙のジャム処理やトナーカートリッジ等の部品交換のために、画像形成装置には開閉可能なドアが形成されている。そして、画像形成装置の内部で画像形成のために生成している高電圧部や記録紙を搬送する為のモータやギア等の駆動部に、ユーザやサービスマンが触れることができないよう、画像形成装置には安全を確保する為のインターロック装置が設けられている。そして、そのインターロック装置はユーザが開閉するドアに対して設けられていることが多い為、ドアが1つの場合はインターロック装置も1つで済むものの、ドアが2つある場合にはインターロック装置も2つ必要になり、装置の数に対応した配線や信号処理等のためにコストが高くなってしまうという問題があった。この問題の対策として、2つのドアに対して1つのインターロック装置を設けて、2つのドアのうち少なくとも一方のドアが開くと、インターロック装置が作動する提案が数多くなされている。(特開平7−314856号公報(特許文献1)、特開平9−281767号公報(特許文献2)、特開平10−162684号公報(特許文献3))また、近年の画像形成装置では、消耗部品の交換や機内で発生したジャム紙の処理等をユーザがスムーズに行うことができるよう、オペレーションパネル等に処理に必要な情報を表示し、開閉すべきドアや開閉する順番を指示したり、逆に間違った操作を行った場合にはその旨を警告するようにしてある。(特開2001−117433号公報(特許文献4))特開2001−117433では、開閉ドア毎に開閉検出センサを設けて、上述したような指示をユーザに与えることについて記載されている。
特開平7−314856号公報 特開平9−281767号公報 特開平10−162684号公報 特開2001−117433号公報
しかしながら、上述した特開平7−314856号公報(特許文献1)及び特開平9−281767号公報(特許文献2)及び特開平10−162684号公報(特許文献3)では、2つのドアに対して1つのインターロック装置を設けた為、2つのドアの開閉状態をそれぞれ別個に検出することができない。そして、2つのドアについてそれぞれ別個に開閉状態を検出するためには特開2001−117433号公報(特許文献4)と同様、ドア毎に開閉状態を検出するためのセンサを設けなければならず、インターロック装置を省いてコストダウンしたにもかかわらず、センサや配線、ドア開閉の検出用信号線の追加等でコストダウン効果を低減してしまうことになる。
本発明は上述した問題点に鑑みてなされたものであり、2つのドアに対して1つのインターロック装置を設けた場合において、センサ1つとフラグ2つを追加する簡素な構成で、2つのドアそれぞれの開閉状態を別個に検出することが可能な電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本出願に係る第一の発明は、第一のドアと、第二のドアと、前記第一のドアと前記第二のドアのうち少なくとも一方が開くと本体への給電の一部を切断するスイッチと、前記第一のドア及び前記第二のドアの開閉状態を検出する為の検出手段と、発光部と受光部を有するセンサと、前記第一のドアの開閉と連動して動作する第一のフラグと、前記第二のドアの開閉と連動して動作する第二のフラグとを有する電子機器において、前記第一のフラグは前記第一のドアが閉状態では前記発光部と前記受光部で形成される光路を遮断する位置に配置され、前記第一のドアが開状態では前記光路を遮断しないように配置され、前記第二のフラグは前記第二のドアが開状態あるいは閉状態においては前記光路を遮断しない位置に配置され、前記第二のドアが開状態から閉状態、あるいは閉状態から開状態への移行する時に前記光路を一時的に遮断することを特徴とする。また、上記目的を達成するため、本出願に係る第二の発明は、前記スイッチが閉状態であり、前記第一のフラグが前記光路を遮断していることを前記検出手段が検出した場合には、前記第一のドア及び前記第二のドアは両方共に閉状態であることを特徴とする。また、上記目的を達成するため、本出願に係る第三の発明は、前記スイッチが開状態であり、前記第一のフラグが前記光路を遮断していることを前記検出手段が検出した場合には、前記ドア開閉検出手段は前記第一のドアは閉状態であり、前記第二のドアは開状態であることを特徴とする。また、上記目的を達成するため、本出願に係る第四の発明は、前記スイッチが閉状態から開状態に移行するとともに、前記第一のフラグが前記光路を遮断している状態から非遮断状態に移行したことを前記検出手段が検出した場合には、前記第一のドアは開状態で、前記第二のドアは閉状態であることを特徴とする。また、上記目的を達成するため、本出願に係る第五の発明は、前記スイッチが開状態であり、前記第一のフラグが前記光路を遮断している状態から非遮断状態に移行したことを前記検出手段が検出した場合には、前記第一のドア及び前記第二のドアは両方共に開状態であることを特徴とする。また、上記目的を達成するため、本出願に係る第六の発明は、前記第一のフラグが前記光路を非遮断状態で、前記第二のフラグが前記光路を通過したことを前記検出手段が検出した場合には、前記第二のドアが閉状態であったならば開状態に、前記第二のドアが開状態であったならば閉状態に移行したことを特徴とする。また、上記目的を達成するため、本出願に係る第七の発明は、前記第一のドアを開いた場合、前記第一のフラグが前記光路を遮断状態から非遮断状態に移行した後に、前記スイッチが閉状態から開状態に移行することを特徴とする。また、上記目的を達成するため、本出願に係る第八の発明は、前記第二のドアを開いた場合、前記スイッチが開状態から閉状態に移行した後に、前記第二のフラグが前記光路を通過することを特徴とする。また、上記目的を達成するため、本出願に係る第九の発明は、前記電子機器の電源投入時に、前記スイッチが開状態で、かつ、前記第一のフラグが前記光路を非遮断状態である場合には、前記第一のドアを閉じるようにユーザに報知する事を特徴とする。
以上説明したように、本出願に係る第一〜第六の発明によれば、2つのドアに対して1つのインターロック装置を設けた電子機器において、2つのドアの開閉状態を別個に検出する場合に、通常は2つのセンサが必要となるところをセンサ1つで検出できる。従って、センサ及びセンサに接続される配線等を削減してコストダウンが実現でき、さらに、センサ削減による装置への実装スペースも低減でき、センサの検出用信号線も1本削減できる。また、本出願に係る第七及び第八の発明によれば、ユーザやサービスマンが2つのドアを同時に開いた場合にも、2つのドアを開状態と判断することのできる電子機器を提供することが可能となる。また、本出願に係る第九の発明によれば、電子機器に電源が投入された場合にドアが開いていたとしても、2つのドアの開閉状態を検出することのできる電子機器を提供することが可能となる。
本発明の第一から第三の実施例形態に係る、第一及び第二のセンサフラグの配置を表す図である。 本発明の第一から第三の実施例形態に係る、第一及び第二のセンサフラグの動作を表す図である。 本発明の第一から第三の実施例形態に係る、第二のセンサフラグの動作を表す図である。 本発明の第一から第三の実施例形態に係る、第二のドアと第二のセンサフラグの連動動作を表す図である。 本発明の第一から第三の実施例形態に係る、画像形成装置の外観図である。 本発明の第一から第三の実施例形態に係る、画像形成装置の第一のドアと第二のドアを開状態とした図である。 本発明の第一から第三の実施例形態に係る、画像形成装置のブロック図である。 本発明の第一から第三の実施例形態に係る、画像形成装置の構成を表す図である。 本発明の第一の実施例形態に係る、フローチャート図である。 本発明の第二の実施例形態に係る、フローチャート図である。 本発明の第三の実施例形態に係る、フローチャート図である。
[実施例1]
本発明における第一の実施例形態に関して、以下で図1〜図9を用いて説明を行う。本実施例では、カラー画像を高速に形成するタンデム方式のカラー画像形成装置を例にとって説明を行うため、最初に画像形成装置の画像形成動作について図8を用いて説明する。なお、タンデム方式とは、搬送ベルトに沿ってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(Cy)、ブラック(Bk)の各色ごとに感光体ドラムを配置し、搬送ベルトによって転写材である転写紙を搬送して各色の像を順次転写する方式のことである。
本発明が対象とするタンデムタイプの画像形成装置Aの構成を図8に示す。タンデムタイプの画像形成装置Aは、黒画像(Bk),イエロー画像(Y),マゼンタ画像(M),シアン(Cy)画像の各色ごとに画像形成部を設けている。それぞれの画像形成部には、感光体ドラム18、感光体ドラム18を一様に帯電するための一次帯電器16、レーザ光13を照射して感光体ドラム18上に潜像を形成するスキャナユニット11、潜像を現像して可視像とする現像器14、現像器内の現像剤を感光体ドラム18に送り出すスリーブローラ17、可視像を転写紙35に転写する転写器19、感光体の残留トナーを除去するクリーニング装置15等がある。12は現像器14、クリーニング装置15、一次帯電器16、スリーブローラ17、感光体ドラム18を内包するトナーカートリッジユニットである。転写材である転写紙35は、普通紙用カセット22または手差しトレイ28から給紙される。普通紙用カセット22からの給紙は、カセット給紙用ピックアップローラ20aによって行われる。手差しトレイ28からの給紙は、手差し給紙用ピックアップローラ20bによって行われる。給紙された転写紙35は、画像形成部とタイミングをとるために、レジストローラ21で待機する。また、レジストローラ21の近傍には、給紙された転写紙35の先端を検知するための1stレジセンサ24が設けてある。画像形成部を制御する画像形成制御部は1stレジセンサ24の検出結果により、紙の先端がレジストローラ21に到達したタイミングを検知し、1色目(図の例ではイエロー色)の像を、像担持体である感光体ドラム18上に形成するとともに、定着器23のヒータ(不図示)温度を所定の温度になるよう制御する。29は吸着ローラであり、このローラの軸に吸着バイアスを印可し、転写紙35を搬送ベルト30上に静電的に吸着させる。レジストローラ21で待機した転写紙35は、1stレジセンサ24の検出結果と像形成プロセスとのタイミングをとって、各色画像形成部を貫通するように配置された転写ベルト30上を搬送されるとともに、転写器19により1色目の画像が転写紙35の上に転写される。転写ベルト30は搬送ベルト支持ローラ31、32によって支持され、周回運動を行う構成となっている。
同様に、2色目(図の例ではマゼンタ)の像は、2ndレジセンサ25の検出結果と、2色目像形成プロセスとのタイミングを取って、転写ベルト30上を搬送される転写紙35の上の、1色目の像の上に重畳転写される。以降同様に、3色目(図の例ではシアン)の像は3rdレジセンサ26を、4色目(図の例では黒色)の像は4thレジセンサ27の検出結果をもとに、各像形成プロセスとのタイミングを取って、転写紙35の上に順次重畳転写される。定着器23は、4色のトナー像を転写された転写紙35を、搬送させながら溶融定着させるものであり、図1に示すように転写紙35を加熱する定着ローラ33と、転写紙35を定着ローラ33に圧接させるための加圧ローラ34とを備えている。定着ローラ33は中空状に形成され、内部に転写紙を加熱するためのヒータが内蔵されている。すなわち、4色のトナー像を転写された転写紙35は、定着ローラ33と加圧ローラ34とにより搬送され、熱と圧力を加えられることによりトナーが転写紙35の表面に定着される。その後、トナー定着された転写紙35は機外に排出され、画像形成動作を終了する。
次に、上述したような画像形成装置Aに本発明を適用した場合について以下で説明を行う。図5は画像形成装置Aの外観図の一例である。51はユーザが画像形成装置に指示を与えたり、逆に画像形成装置Aからユーザに情報を報知するためのオペレーションパネル、63は交換部品、例えばトナーカートリッジユニット12を交換するときに開閉するための前扉、64は機内にジャム紙が発生した場合にそれを取り除くために開閉する右扉である。また、58は前扉63、右扉64の開閉状態を検出するためのセンサであり、54は前扉63又は右扉64の少なくとも一方が開かれた場合に、画像形成装置Aの一部の給電を停止するためのインターロックスイッチ54であり、61は画像形成装置Aに電源を投入するための電源スイッチである。図6は、画像形成装置Aの前扉63及び右扉64を開いた状態の図である。
図7は本実施例における、画像形成装置Aのブロック図である。52はRAM、53は画像形成装置Aの動作を制御するための装置制御部、55はCPU、56はドアスイッチの開閉情報を入力するためのスイッチ検知ポート、57はセンサ出力を入力するためのセンサ検知ポートである。また、59はセンサ58の受光部、60はセンサ58の発光部、62は画像形成装置Aに電力を供給するための電源ユニットである。V1、V2は電源ユニット62で生成された所定の電圧値の電源電圧であり、オペレーションパネル51やプリンタ制御部53、駆動ユニット(不図示)等に供給されている。R1,R2,R3,R4は抵抗器である。ここで、スイッチ検知ポート56には、インターロックスイッチ54が開いている場合にはローレベル信号が入力され、インターロックスイッチ54が閉じている場合には、ハイレベル信号(V1をR1とR2で分圧した電圧値:(V1×R2)/(R1+R2))が入力される構成となっている。
次に、本発明におけるセンサ58近傍の構成について図1〜図4及び図7を用いて説明する。センサ58の発光部60と受光部59の間にはフラグ65とフラグ66、2つのフラグが併設されている。フラグ66は前扉63の開閉動作に連動して動作し、フラグ65は右扉64の開閉動作に連動して動作する。フラグ66は支柱68によって支持されており、前扉63の開状態時には自重で図2〜図4における(1)の位置に停止し、前扉63の閉状態時には前扉63に設けられた突起部69によって図2〜図4の(3)の位置まで押し上げられて停止する。フラグ66の動作について、図3及び図4を用いてさらに詳しく説明する。図3はフラグ66を画像形成装置Aの前扉63側から見た図であり、図4はフラグ66を右扉64側から見た図である。フラグ66にはフラグ棒67が設けられており、フラグ棒67が突起部69に押し下げられることでフラグ66が動作する。突起部69は図4に示すように先が三角形の形状となっており、前扉63を開状態から閉状態へと移行させる時に、フラグ棒67を(1)の位置→(2)の位置→(3)の位置へと押し下げていって、最終的にフラグ66は(3)の位置で停止することになる。フラグ65に関しては、右扉64を閉状態にするとセンサ58の発光部60からの光を遮って受光部59に到達しない位置に停止し、右扉64を開状態とすると、フラグ65が移動して発光部60からの光が受光部59に到達するようになる。そして、センサ58の発光部60で発生した光がフラグ65又はフラグ66で遮られること無く、受光部60に到達した場合には、センサ検知ポート57にローレベルの信号が入力される。また、発光部60で発生した光がフラグ65又はフラグ66で遮られて受光部59に到達しなかった場合には、センサ検知ポート57にハイレベルの信号が入力される。なお、フラグ65が発光部60の光を遮らない場所に停止している状態、すなわち右扉64が開いている状態において、前扉63を開状態から閉状態、あるいは閉状態から開状態にした場合には、フラグ66がセンサ58の発光部59と受光部60の間を横切り、センサ検出ポート57にはローレベル信号→ハイレベル信号→ローレベル信号で形成されるパルス信号が入力される。
図9は本実施例のシーケンスを説明するためのフローチャート図であり、図9を用いて前扉63及び右扉64の開閉状態検出方法について説明を行う。電源スイッチ61がオン状態で画像形成装置Aに電源が供給されている場合、画像形成装置Aの前扉63又は右扉64が開放状態となっていないかどうか、CPU55はスイッチ検知ポート56の入力を常時監視している。(S901)スイッチ検知ポート56の入力がハイレベルである場合には、CPU55は前扉63、右扉64両方共に閉状態であると判断する。(S902)スイッチ検知ポート56の入力がローレベルである場合には、インターロックスイッチ54が開状態となっていることになり、前扉63又は右扉64のどちらかが開かれていることを意味している為、CPU55はどちらの扉が開かれたのかを判断するために、センサ検知ポート57の入力をチェックする。(S903)センサ検知ポート57の入力がローレベルであった場合には、フラグ65が動作していることを意味している為、CPU55は右扉64が開かれ、前扉63が閉じたままであると判断する。(S904)また、センサ検知ポート57の入力がハイレベルであった場合には、フラグ65が動くことなくインターロックスイッチ54が開いたことになるので、CPU55は前扉63が開かれ、右扉64が閉じられたままであると判断する。(S907)S904に戻って、右扉64が開状態、前扉63が閉状態の場合、CPU55はセンサ検知ポート57にローレベル→ハイレベル→ローレベルのパルス入力が無いかどうか監視を行う。(S905)パルス入力が無い場合には、前扉63は開かれていないと判断し、インターロックスイッチ54が閉じられていないか監視する。(S906)インターロックスイッチ54も閉じられていなければ、CPU55は右扉64は開かれたままであると判断する。以後、右扉64が開状態、前扉63が閉状態を維持している場合にはS904〜S906が繰り返し処理される。CPU55はS905においてパルスを検出した場合には、前扉63と連動してフラグ66が動作したことになるため前扉63が開かれたと判断して、右扉64、前扉63の両方が開かれた状態になっていることを検出する。(S909)また、S906でスイッチ検知ポート56にハイレベル信号が検出された場合には、インターロックスイッチ54が閉じられたことを意味している為、前扉63、右扉64が両方共に閉状態となったことを検出し(S913)、処理フローを終了する。
一方、S907でCPU55が右扉64は閉状態、前扉63は開状態であると判断した場合には、右扉64の開閉検知を行うためにセンサ検知ポート57の入力信号レベルがローレベルかどうか監視を行う。(S908)センサ検知ポート57にハイレベル信号が入力されている場合には、右扉64は閉じられた状態にあると判断し、CPU55は次に前扉63の開閉検知を行うためにインターロックスイッチ54が閉状態となっているかどうかを監視する。(S912)インターロックスイッチ54が閉状態となっていない場合には、CPU55は前扉63が開かれたままになっていると判断し、右扉64閉状態、前扉63開状態のS907に移行する。以後、右扉64が閉状態、前扉63が開状態を維持している場合には、S907→S908→s912→S907と処理が繰り返し行われる。また、S912でスイッチ検知ポート56にハイレベル信号が検出された場合には、インターロックスイッチ54が閉じられたことを意味している為、前扉63、右扉64が両方共に閉状態となったことを検出し(S913)、処理フローを終了する。
CPU55が右扉64、前扉63共に開状態であると判断した場合には、CPU55はセンサ検知ポート57の入力信号がローレベルかどうか監視を行う。(S910)センサ検知ポート57の入力信号がローレベルとなっている場合には、センサ58の発光部60と受光部59の間でフラグ65が停止状態となって光路を遮断していることになるため、CPU55は右扉64が閉じられたことを検出してS907へ移行する。S910でセンサ検知ポート57の入力信号がハイレベル信号であった場合には、CPU55はセンサ検知ポート57にパルス信号が入力されたかどうかの監視を行う。(S911)パルス信号が入力されない場合には、前扉63は開いた状態が維持されており、右扉64、前扉63共に開状態であると判断してS909に移行する。以後、右扉64、前扉63共に開状態が維持されている場合には、S909〜S911が繰り返し処理される。また、S911でセンサ検知ポート57にパルス信号が入力された場合には、フラグ66が発光部60と受光部59間の光路を横切ったことになるため、前扉63が閉状態になったと判断してS904へと移行する。
ここで、CPU55はセンサ検知ポート57に入力される信号を監視すれば、右扉64の開閉状態をダイレクトに検出することが可能である。一方、前扉63の開閉状態はセンサ検知ポート57にパルス信号が入ることで、状態移行したと判断するため、前扉63の開閉状態の情報をRAM52に記憶しておく必要がある。
[実施例2]
本発明における第二の実施例形態に関して、以下で図10のフローチャート図を用いて説明を行う。実施例1では、右扉64が開かれた状態で画像形成装置Aに電源が投入された場合、CPU55は前扉63の開閉状態を検出することができなかった。本実施例では、上述したような状況でCPU55前扉63の開閉状態を検出する方法に関して説明を行う。なお、本実施例でも、画像形成装置Aの外観、画像形成装置Aのブロック図、センサ58近傍の構成については実施例1と同様であるため説明を省略する。
電源スイッチ61がオン状態とされ画像形成装置Aに電源が投入されると(S1001)、CPU55は右扉64及び前扉63が両方共に閉じられているかどうかを判断するために、スイッチ検知ポート56の入力信号を検出する。スイッチ検知ポート56にハイレベル信号が入力されている場合には、右扉64及び前扉63が共に閉状態にあると検出する。(S1007)スイッチ検知ポート56にローレベル信号が入力されている場合には、CPU55は次に右扉64の開閉状態を判断するために、センサ検知ポート57の入力信号を検出する。(S1003)センサ検知ポート57にハイレベル信号が入力されている場合には右扉64が閉じられているため、右扉64が閉状態、前扉63が開状態であると判断する。(S1008)
S1003で、センサ検知ポート57の入力信号がローレベル信号であった場合には、CPU55は右扉64が閉状態であることを検出し、オペレーションパネル51に右扉64を閉めるように表示して、ユーザに指示を与える。(S1004)その後、CPU55はセンサ検知ポート57の入力信号の監視を継続し(S1005)、入力信号がローレベルであった場合には右扉64が閉じられた状態となっていないため、引き続きオペレーションパネル51に右扉64を閉じるようユーザへの報知を継続する。(S1004)以後、センサ検知ポート57にハイレベル信号が入力されるまでは、S1004→S1005→S1004と繰り返し処理が行われる。一方、S1005でセンサ検知ポート57の入力信号がハイレベル信号であることを検出した場合には、CPU55は前扉63の開閉状態を判断するために、スイッチ検知ポート56の入力信号の検出を行う。(S1006)スイッチ検知ポート56の入力信号がハイレベルであった場合には、インターロックスイッチ54が閉じていることから、右扉64及び前扉63が両方共に閉じられていると判断する。(S1007)また、S1006にてスイッチ検知ポート56の入力信号がローレベルであった場合には、右扉64が既に閉じられてインターロックスイッチ54が開いていることから、右扉64が閉状態、前扉63が開状態であると判断する。(S1008)上述した処理を行えば、電源スイッチ61オン時に右扉64が開かれていたとしても、右扉64及び前扉63の開閉状態を確定することが可能となる。
[実施例3]
本発明における第三の実施例形態に関して、以下で図11のフローチャート図を用いて説明を行う。本実施例では、右扉64、前扉63が同時に開かれた場合に各々の扉の開閉状態を検出する方法について説明する。なお、本実施例でも、画像形成装置Aの外観、画像形成装置Aのブロック図、センサ58近傍の構成については実施例1と同様であるため説明を省略する。
本実施例では、扉の開閉に合わせて動作するフラグ65,66とインターロックスイッチ54の動作順序にシーケンスを持たせておくことになる。すなわち、右扉64を閉状態から開状態にした場合、先にフラグ65がセンサ58の発光部60と受光部59で形成される光路を遮断する位置から遮断しない位置に移動し、その後、インターロックスイッチ54が開くように動作する。同様に、前扉63を閉状態から開状態にした場合には、先にインターロックスイッチ54が開き、その後、先にフラグ66がセンサ58の発光部60と受光部59で形成される光路を通過するように動作する。
上述した構成で、ユーザが右扉64と前扉63を同時に開き始めた場合(S1101)、CPU55はスイッチ検知ポート56の入力信号を検出する。(S1102)スイッチ検知ポート56の入力信号がハイレベルであった場合には、CPU55は前扉63が閉じたままであると判断して、次にセンサ検知ポート57の入力信号を検出する。(S1103)センサ検知ポート56の入力信号がハイレベルであった場合には、CPU55は右扉64が閉状態であると判断して、再びS1102にてスイッチ検知ポート56の入力信号を検出する。以後、CPU55は右扉64と前扉63のどちらか一方の開状態の検知をするまでは、S1102→S1103→S1102→S1103→・・・と繰り返し処理を行う。上述した処理を行うことで、右扉64と前扉63のどちらが先に開いた状態になったかを検出することができる。
S1102でスイッチ検知ポート56にローレベル信号が入力された場合には、CPU55は前扉63が閉状態から開状態に移行したと判断する。(S1108)その後、CPU55はセンサ検知ポート57にローレベル信号を検出して(S1109)、右扉64が閉状態から開状態に移行したと判断する。(S1110)
一方で、S1103でセンサ検知ポート57にローレベル信号が入力された場合には、CPU55は右扉64が閉状態から開状態に移行したと判断する。その後、インターロックスイッチ54が開状態となり(S1105)、フラグ66がセンサ58の発光部60と受光部59の間の光路を横切って、センサ検知ポート57にパルス信号が入力される。(S1106)CPU55はパルス信号を検出すると、前扉63が閉状態から開状態に移行したと検出する。
A 画像形成装置
R1,R2,R3,R4 抵抗器
V1,V2 電源電圧
11a〜11d スキャナユニット
12a〜12d トナーカートリッジユニット
13a〜13d レーザ光
14a〜14d 現像器
15a〜15d クリーニング装置
16a〜16d 一次帯電器
17a〜17d スリーブローラ
18a〜18d 感光体ドラム
19a〜19d 転写器
20a ピックアップローラ
20b 手差し給紙用ピックアップローラ
21 レジストローラ
22 普通紙用カセット
23 定着器
24 1stレジセンサ
25 2ndレジセンサ
26 3rdレジセンサ
27 4thレジセンサ
28 手差しトレイ
29 吸着ローラ
30 搬送ベルト
31,32 搬送ベルト支持ローラ
33 定着ローラ
34 加圧ローラ
35 転写紙
51 オペレーションパネル
52 RAM
53 装置制御部
54 インターロックスイッチ
55 CPU
56 スイッチ検知ポート
57 センサ検知ポート
58 センサ
59 受光部
60 発光部
61 電源スイッチ
62 電源ユニット
63 前扉
64 右扉
65,66 フラグ
67 フラグ棒
68 支柱
69 突起部

Claims (9)

  1. 第一のドアと、第二のドアと、前記第一のドアと前記第二のドアのうち少なくとも一方が開くと本体への給電の一部を切断するスイッチと、前記第一のドア及び前記第二のドアの開閉状態を検出する為の検出手段と、発光部と受光部を有するセンサと、前記第一のドアの開閉と連動して動作する第一のフラグと、前記第二のドアの開閉と連動して動作する第二のフラグとを有する電子機器において、前記第一のフラグは前記第一のドアが閉状態では前記発光部と前記受光部で形成される光路を遮断する位置に配置され、前記第一のドアが開状態では前記光路を遮断しないように配置され、前記第二のフラグは前記第二のドアが開状態あるいは閉状態においては前記光路を遮断しない位置に配置され、前記第二のドアが開状態から閉状態、あるいは閉状態から開状態への移行する時に前記光路を一時的に遮断することを特徴とする電子機器。
  2. 前記スイッチが閉状態であり、前記第一のフラグが前記光路を遮断していることを前記検出手段が検出した場合には、前記第一のドア及び前記第二のドアは両方共に閉状態であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記スイッチが開状態であり、前記第一のフラグが前記光路を遮断していることを前記検出手段が検出した場合には、前記ドア開閉検出手段は前記第一のドアは閉状態であり、前記第二のドアは開状態であることを特徴とする請求項1及び請求項2の少なくともどちらか一方に記載の電子機器。
  4. 前記スイッチが閉状態から開状態に移行するとともに、前記第一のフラグが前記光路を遮断している状態から非遮断状態に移行したことを前記検出手段が検出した場合には、前記第一のドアは開状態で、前記第二のドアは閉状態であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の電子機器。
  5. 前記スイッチが開状態であり、前記第一のフラグが前記光路を遮断している状態から非遮断状態に移行したことを前記検出手段が検出した場合には、前記第一のドア及び前記第二のドアは両方共に開状態であることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の電子機器。
  6. 前記第一のフラグが前記光路を非遮断状態で、前記第二のフラグが前記光路を通過したことを前記検出手段が検出した場合には、前記第二のドアが閉状態であったならば開状態に、前記第二のドアが開状態であったならば閉状態に移行したことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の電子機器。
  7. 前記第一のドアを開いた場合、前記第一のフラグが前記光路を遮断状態から非遮断状態に移行した後に、前記スイッチが閉状態から開状態に移行することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の電子機器。
  8. 前記第二のドアを開いた場合、前記スイッチが開状態から閉状態に移行した後に、前記第二のフラグが前記光路を通過することを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の電子機器。
  9. 前記電子機器の電源投入時に、前記スイッチが開状態で、かつ、前記第一のフラグが前記光路を非遮断状態である場合には、前記第一のドアを閉じるようにユーザに報知する事を特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015141252A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2018019336A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 電子機器及び画像形成装置

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