JP2010256383A - 画像形成装置及び像担持体ユニット - Google Patents

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【課題】トナー再配置電極にトナーが付着することを抑制し、付着した場合には除去することで画質劣化を防止し得る画像形成装置及び像担持体ユニットを提供すること。
【解決手段】移動する感光体11Yに現像されたトナー像に電界を印加することにより、トナー像のトナーの再配置を行うトナー再配置電極16Yと、感光体11Yに現像されたトナー像のトナー量を検出するIDCセンサ17Yと、IDCセンサ17Yにより検出されたトナー量に基づいてトナー再配置電極16Yに付着したトナー量を算出し、又は感光体11Yに現像されたトナー像の濃度分布を算出し、算出されたトナー量又は濃度分布に基づいてトナー再配置電極16Yに印加する印加電圧のAC成分又はDC成分を制御する制御部42と、を備えた画像形成装置10とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及び像担持体ユニットに関する。
画像形成プロセスにおいて、現像装置は感光体上に形成された潜像をトナー像として現像する。現像装置では、潜像をトナー像として現像する際に磁気ブラシを形成し、形成した磁気ブラシの先端を感光体に接触させている。
ここで、磁気ブラシの接触等により、感光体上にはガサついた粒状性の悪いトナー像が現像される。具体的には、掃き目状のトナー像が現像され、特にハーフトーンの網点画像で顕著に見受けられる。なお、掃き目は磁気ブラシを形成する2成分現像方式に限らず、磁性1成分現像方式においても生じることが確認されている。
掃き目を除去するため、現像部よりも感光体の回転方向下流側に電極を設け、感光体と電極との間でトナーを往復運動させることにより、一旦現像されたトナーを適正な位置に再配置させる現像装置が開示されている(特許文献1参照)。
また、往復運動中にトナーが電極に付着しないように、適正電圧を電極に印加する技術が開示されている(特許文献2参照)。
特開平4−372964号公報 特開平6−274040号公報
しかし、特許文献1及び特許文献2の技術では、現像装置の設置環境や使用頻度によってトナーが電極に付着する可能性がある。電極に付着するトナー量が多くなると、感光体−電極間の電界が弱まるためトナーの再配置効果は薄れ、結果的に画質劣化が生じる。
また、特許文献1及び特許文献2の技術では、トナーが電極に付着したことを確認することはできず、仮に付着した場合の除去手段について何ら対処されていない。
本発明の目的は、トナー再配置電極にトナーが付着することを効率的に抑制し、付着した場合には除去することで画質劣化を防止し得る画像形成装置及び像担持体ユニットを提供することである。
本発明によれば、
移動する潜像担持体に現像されたトナー像に電界を印加することにより、当該トナー像のトナーの再配置を行うトナー再配置電極と、
前記潜像担持体に現像されたトナー像のトナー量を検出するトナー検出手段と、
前記トナー検出手段により検出されたトナー量に基づいて前記トナー再配置電極に付着したトナー量又は前記潜像担持体に現像されたトナー像の濃度分布を算出し、当該算出されたトナー量又は濃度分布に基づいて、前記トナー再配置電極に印加する印加電圧のAC成分又はDC成分を制御する制御部と、
を備えた画像形成装置が提供される。
また、本発明によれば、
トナー像を担持するための潜像担持体と、前記トナー像のトナーの再配置を行うためのトナー再配置電極と、前記トナー像のトナー量を検出するためのトナー検出手段と、が同一のケーシング内に収納されており、
前記トナー再配置電極は、前記ケーシング外に設置される電圧印加装置と接続され、
前記トナー検出手段は、前記ケーシング外に設置される制御部と接続される像担持体ユニットが提供される。
本発明によれば、トナー再配置電極に印加する印加電圧を効率的に制御し、トナー再配置電極にトナーが付着することを抑制することができる。また、付着した場合には、付着したトナーを除去することができ、これにより画質劣化を防止し得る。
画像形成装置の概略構成図である。 トナー再配置ユニットの概略断面図である。 IDCセンサの概略断面図である。 パッチ画像の一例を示す図である。 IDCセンサの入力値と感光体上に付着したトナー量との関係を示す図である。 パッチ画像の一例を示す図である。 IDCセンサの入力値と副走査方向の位置との関係を示す図である。 IDCセンサの入力値と副走査方向の位置との関係を示す図である。 第1の電極条件設定処理を示すフロー図である。 第2の電極条件設定処理を示すフロー図である。 第3の電極条件設定処理を示すフロー図である。
本実施形態における画像形成装置及び像担持体ユニットの最適な構成及び動作について、図面を用いて詳細に説明する。
図1に、画像形成装置10の概略構成図を示す。
画像形成装置10は、イエロー作像部Y、マゼンダ作像部M、シアン作像部C、ブラック作像部Kを備える。各作像部Y、M、C、Kは、中間転写体10Aの移動方向に沿って設けられる。
イエロー作像部Yは、形状がドラム上の感光体11Yの周囲に、帯電装置12Y、露光装置13Y、現像装置14Y、クリーニングパッド15Y、トナー再配置電極16Y、トナー検出手段としてのIDC(Image Density Control)センサ17Y、転写ローラ18Y、クリーニング装置19Y、を備えて構成される。
イエロー作像部Yは、上記の各装置(12Y〜19Y)を用いて感光体11Y上にイエローのトナー像を形成し、形成されたトナー像を中間転写体10Aに転写する。
マゼンダ作像部M、シアン作像部C、ブラック作像部Kについては、上記説明したイエロー作像部Yと同様の構成及び動作を伴うため、ここでの説明は省略する。
以下、イエロー作像部Yを例に挙げて説明する。
図2に、像担持体ユニット20を示す。
像担持体ユニット20は、画像形成装置10を構成する1つのケーシング内に、少なくともトナー再配置電極16Y及びIDCセンサ17Yを備えて構成される。また、好ましくはクリーニングパッド15Yを備える。
像担持体ユニット20は、上記構成(15Y〜17Y)に感光体11Yを備えたものである。
クリーニングパッド15Yは、トナー再配置電極16Yの表面に付着したトナーを除去する。トナー除去時には、トナー再配置電極16Yがクリーニングパッド15Y方向に移動し、表面同士が摺擦する。
また、クリーニングパッド15Yを備えずに構成される像担持体ユニットの場合、トナー再配置電極16Yのトナー除去手段として、以下のようなバイアスをトナー再配置電極16Yに印加する。
電極清掃時電極条件 Vdce=-1000V Vace=2.5kV f= 9kHz
バイアスを印加することにより、トナー再配置電極16Y上のトナーを感光体11Yに移動させ、感光体11Yに移動したトナーを図示しない感光体11Yのクリーニング手段によりクリーニングする。
トナー再配置電極16Yは、現像装置14Yよりも感光体11Yの回転方向下流側に設置され、感光体11Yに近接して対向配置される。
トナー再配置電極16Yの構成及びその他周辺の構成について、下記表1に一例を示す。なお、本発明はこの例に限定されるものではない。
Figure 2010256383
トナー再配置電極16Yは、電圧印加装置41に接続される。
電圧印加装置41は、制御部42の制御によって、感光体11Y及び現像装置14Yの現像ローラ141YにはDC成分の電圧を印加し、トナー再配置電極16YにはDC成分及びAC成分の電圧(以下、「DCバイアス」、「ACバイアス」及びこれらを総称して「バイアス電圧」という)を印加する。
図3に、IDCセンサ17Yの概略断面図を示す。
IDCセンサ17Yは、発光素子71Y及び受光素子72Yを備えて構成され、感光体11Yに対向設置される。
発光素子71Yは、発光中心波長が780[nm]のLEDにより構成される。
受光素子72Yは、フォトダイオードにより構成される。
IDCセンサ17Yは、発光素子71Yにより感光体11Yの表面に赤外線(照射光)を照射し、感光体11Yの表面から反射された反射光を受光素子72Yにより受光する。
IDCセンサ17Yは、感光体11Yの表面で乱反射された反射光のうち、角度45°の反射光のみを受光する構造となっている。
図4及び図5を参照して、トナー再配置電極16Yのトナー汚れの検出方法について説明する。検出されたトナー汚れは、後述する電極条件設定処理(図9〜図11参照)において、トナー再配置電極16Yにトナー汚れがあるか否かを判断する判断基準として用いられる。
トナー汚れは感光体11Yからトナー再配置電極16Yに向かう電界が強い場合に生じる。トナー汚れを改善するためには、印加電圧を小さくし、電界を弱くする必要がある。
図4に、パッチ画像P1、P2を示す。
パッチ画像P1、P2は、5mm×5mmのハーフトーンのトナー像であり、感光体11Y上に形成される。パッチ画像P1とパッチ画像P2との間は、10mm程度である。
IDCセンサ17Yにより、パッチ画像P1、P2に照射光が照射され、感光体11Y上のパッチ画像P1、P2から反射された反射光が入力される。一般に、感光体11Y上に形成されたトナー像の濃度が高いほどIDCセンサ17Yに入力される反射光の量は少なく、濃度が低いほど入力される反射光の量は多くなる。
トナー再配置電極16Yは、パッチ画像P1に対してはトナー再配置動作を行わず、パッチ画像P2に対してはトナー再配置動作を行う。つまり、パッチ画像P1がトナー再配置電極16Yを通過する際はトナー再配置電極16Yにバイアス電圧が印加されず、パッチ画像P2がトナー再配置電極16Yを通過する際はトナー再配置電極16Yにバイアス電圧が印加される。
トナー再配置電極16Yについて上記動作を行い、IDCセンサ17Yを用いてパッチ画像P1、P2の濃度を検出する。これにより、パッチ画像P1とパッチ画像P2とのトナー量の変動を比較することができる。
比較した結果トナー量に変動があれば、変動したトナー量分だけトナーはトナー再配置電極16Yに付着したことになる。
図5に、IDCセンサ17Yの入力値と感光体11Y上に付着したトナー量との関係を示す。
グラフG1は、パッチ画像がY、M、Cの場合であり、グラフG2はパッチ画像がKの場合を示す。グラフG1、G2における傾向は同様である。
以下、グラフG1について説明する。
縦軸は、IDCセンサ17Yが6V相当の照射光を出力し、感光体11Y上で反射された反射光を入力した場合の入力値[V]を示す。
横軸は、感光体11Y上に付着したトナー量[g/m2]を示す。
パッチ画像P1に対して照射光が照射され、パッチ画像P1から反射された反射光の入力値が1.6Vの場合、感光体11Y上のトナー量は1.5g/m2である。
パッチ画像P2に対して照射光が照射され、パッチ画像P2から反射された反射光の入力値が1.8Vの場合、感光体11Y上のトナー量は1.4g/m2である。
上記の場合、トナー再配置電極16Yに付着したトナー量は、1.5g/m2−1.4g
/m2=0.1g/m2となる。
本実施形態では、下記式1の条件を満たした場合、トナー再配置電極16Yにトナー汚れが発生したものと判断する。
<式1>
(バイアス電圧ON時のIDCセンサ17Yの入力値)−(バイアス電圧OFF時のIDCセンサ17Yの入力値)≧0.25V・・・(1)
図6及び図7を参照して、濃度傾きの検出方法について説明する。
検出された濃度傾きは、後述する電極条件設定処理(図9〜図11参照)において、トナー像に濃度傾きがあるか否かを判断する判断基準として用いられる。
濃度傾きとは、パッチ画像P3内において、副走査方向(画像進行方向)先端から後端にかけて変化する濃度変化量をいう。具体的には、図7の説明で後述する直線L1の傾きの絶対値である。
濃度傾きは、感光体11Yとトナー再配置電極16Yとの間の電界が強く、感光体11Y上に形成されたトナー像のトナーがトナー再配置電極16Yに多く移動する場合に生じる。
図6にパッチ画像P3を示す。
パッチ画像P3は、10mm×10mmの30%ハーフトーンのトナー像であり、感光体11Y上に形成される。
図7に、IDCセンサ17Yの入力値と副走査方向の位置との関係を示す。
図7に示すグラフG3において、縦軸はIDCセンサ17Yが照射光を出力し、感光体11Y上で反射された反射光を入力した場合の入力値[V]を示す。
また、横軸はパッチ画像P3の領域を含む副走査方向の位置を示す。
グラフG3における直線L1の傾きの絶対値を濃度傾きとして決定する。
直線L1は、パッチ画像P3の領域において、IDCセンサ17Yの入力値が最大になる点Pmaxから最小になるPminまでの入力値の近似値線を引くことで得られる。
また、下記式2の条件を満たした場合に、濃度傾きが発生したものと判断してもよい。
<式2>
(Pmax時のIDCセンサ17Yの入力値)−(Pmin時のIDCセンサ17Yの入力値)>0.3V・・・(2)
図8を参照して、掃き寄せ量の測定方法について説明する。
測定された掃き寄せ量は、後述する電極条件設定処理(図9〜図11参照)において、トナー像に掃き寄せがあるか否かを判断する判断基準として用いられる。
ここで、掃き寄せとは、図2の説明で上述したように、現像方式が逆転現像の場合にはトナー像後端で、正転現像の場合にはトナー像先端で、トナー量が過剰となることをいう。
掃き寄せを改善するためには、トナーの再配置を十分に行う必要がある。再配置を十分に行うためには、トナー再配置電極16Yに印加する電圧を大きくし、トナー再配置電極16Yと感光体11Yとの間に形成される電界を強くする必要がある。
図8に示すグラフG4の縦軸は、IDCセンサ17Yが照射光を出力し、感光体11Y上で反射された反射光を入力した場合の入力値[V]を示す。
横軸は、副走査方向の位置を示す。
グラフG4において、領域A1の面積を掃き寄せ量として決定する。
図9を参照して、トナー再配置電極16Yの第1の電極条件設定処理について説明する。第1の電極条件設定処理では、ACバイアスの制御を一定回数又は一定電圧値まで行い、トナー汚れが改善されない場合はDCバイアスの制御に切り替える処理が行われる。
以下、ACバイアスの制御を一定回数だけ行う場合の処理について説明する。
制御部42は、変数mをm=0にして初期化する(ステップS1)。
mは、DCバイアス変更時に用いる値である。
制御部42は、DCバイアスVdceをVdce=(Vdc+V0)/2=Vdce0にして初期化する(ステップS2)。
Vdceは、トナー再配置電極16Yに印加するDCバイアスである。
Vdcは現像ローラ141Yの電位であり、V0は感光体11Yの電位である。
制御部42は、変数nをn=0にし、ACバイアスVaceをVace=Vace0にして初期化する(ステップS3)。
nは、ACバイアス変更時に用いる値である。
Vaceは、トナー再配置電極16Yに印加するACバイアスである。
制御部42は、トナー再配置電極16Yにトナー汚れがあるか否か判断する(ステップS4)。
トナー汚れの有無の判断基準は、上記式1に示した通りである。
ステップS4では、トナー汚れの有無を判断基準として用いたがこれに代えて、濃度傾きの有無を判断基準として用いてもよい。つまり、ステップS4で「制御部42は、感光体11Y上に現像されたトナー像に濃度傾きがあるか否か判断する」、としてもよい。この場合、濃度傾きの判断基準は上記式2に示した通りである。更には、ステップS4での判断を濃度傾きの有無に代えて、掃き寄せの有無としてもよい。
上記判断基準の置きかえは、本処理(図9)及び他の処理(図10、図11)でも同様に可能である。
トナー汚れがない場合(ステップS4;N)、制御部42は、Vdce=Vdce0+m×0.1、Vace=Vace0とする(ステップS5)。
つまり、トナー汚れが無いのであるから、制御部42は、DCバイアス及びACバイアスの値を初期値のままにして、本処理を終了する。
トナー汚れがある場合(ステップS4;Y)、制御部42は、n=n+1とする(ステップS6)。
制御部42は、nが4より大きいか否か判断する(ステップS7)。
nが4より大きい場合とは、ACバイアスを3回変更してもトナー汚れが改善されない場合を意味する。逆に、nが4より小さい場合とは、ACバイアスを3回程度変更すればトナー汚れが改善される見込みがある場合を意味する。
なお、ここでは基準を「4」としているがこれに限らない。
nが4より小さい場合(ステップS7;N)、制御部42は、Vace=Vace0−n×0.05とし、ACバイアスの値を下げる(ステップS8)。
なお、ここでの他の制御方法として、制御部42はバイアス電圧におけるパルス波のデューティ比を制御するとしてもよい。
具体的には、制御部42は、トナーがトナー再配置電極16Yに移動する期間のパルス幅についてデューティ比を通常50%であるところ70%に変更する。また、これに伴いACバイアスを通常0.5kVであるところ0.37kVまで下げる。
制御部42は、トナー再配置電極16Yにトナー汚れがあるか否か判断する(ステップS9)。ここでの処理は、ステップS4と同様である。
トナー汚れがある場合(ステップS9;Y)、制御部42は、クリーニングパッド15Yを用いてトナー再配置電極16Yの表面に付着したトナーを除去し(ステップS10)、ステップS6に移行する。
トナー汚れがない場合(ステップS9;N)、制御部42は、Vdce=Vdce0+m×0.05、Vace=Vace0−n×0.1とする。つまり、制御部42は、DCバイアスは初期値のままとし、ACバイアスは下げて(ステップS11)、本処理を終了する。
ステップS4に戻り、nが4より大きい場合(ステップS7;Y)、制御部42は、m=m+1、Vdce=Vdce0+m×0.1、とする(ステップS8)。
つまり、制御部42は、ACバイアスを下げてもトナー汚れは改善できないと判断して、DCバイアスを上げる処理を行う。
制御部42は、トナー再配置電極16Yの表面に付着したトナーを除去し(ステップS13)、ステップS3に移行する。
ステップS3に移行後、制御部42は、上記説明してきた処理(ステップS3〜S13参照)を行い、本処理を終了する。
図10を参照して、第2の電極条件設定処理について説明する。
第2の電極条件設定処理では、トナー汚れの量又は濃度傾きの量に基づいて、ACバイアス又はDCバイアスの制御が行われる。
以下、トナー汚れの量に基づいて制御する場合について説明する。
制御部42は、変数mをm=0、DCバイアスVdceをVdce=(Vdc+V0)/2=Vdce0にして初期化する(ステップS21)。
図9で説明したように、mはDCバイアス変更時に用いる値であり、VdceはDCバイアス、Vdcは現像ローラ141Yの電位、V0は感光体11Yの電位である。
制御部42は、変数nをn=0、ACバイアスVaceをVace=Vace0にして初期化する(ステップS22)。
図9で説明したように、nは、ACバイアス変更時に用いる値であり、VaceはACバイアスである。
制御部42は、トナー再配置電極16Yにトナー汚れがあるか否か判断する(ステップS23)。
トナー汚れの有無の判断基準は上記式1に示した通りであり、「(バイアス電圧ON時のIDCセンサ17Yの入力値)−(バイアス電圧OFF時のIDCセンサ17Yの入力値)≧0.25V・・・(1)」で算出される。
トナー汚れがない場合(ステップS23;N)、制御部42は、Vdce=Vdce0+m×0.05、Vace=Vace0−n×0.05として(ステップS24)、本処理を終了する。
トナー汚れがある場合(ステップS23;Y)、制御部42は、上記式1により算出される汚れレベルが0.6V以上であるか否か判断する(ステップS25)。
汚れレベルが0.6Vより大きい場合(ステップS25;Y)、制御部42は、m=m+1、Vdce=Vdce0+m×0.05、とする(ステップS26)。
つまり、制御部42は、ACバイアスを下げてもトナー汚れは改善できないと判断して、DCバイアスを上げる処理を行う。
制御部42は、トナー再配置電極16Yの表面に付着したトナーを除去し(ステップS27)、ステップS23に移行する。
制御部42は、再度トナー再配置電極16Yにトナー汚れがあるか否か判断し(ステップS23)、トナー汚れが無ければステップS24を経由して、本処理を終了する。
ステップS25に戻り、汚れレベルが0.6Vより大きくない場合(ステップS25)、制御部42は、n=n+1とする(ステップS28)。
制御部42は、Vace=Vace0−n×0.05として(ステップS29)、ステップS27に移行する。
なお、ここでの他の制御方法として、制御部42はバイアス電圧におけるパルス波のデューティ比を制御するとしてもよい。具体的な制御の内容については、図9のステップS8の部分で既述した制御と同様であるためここでの説明は省略する。
制御部42は、ステップS27に移行後、再度トナー再配置電極16Yにトナー汚れがあるか否か判断し(ステップS23)、トナー汚れが無ければステップS24を経由して、本処理を終了する。
図11を参照して、第3の電極条件設定処理について説明する。
第3の電極条件設定処理では、直近から予め定められた過去分までの間に印刷された用紙の平均カバレッジに基づいて、ACバイアス又はDCバイアスの制御が行われる。
制御部42は、変数mをm=0、DCバイアスVdceをVdce=(Vdc+V0)/2=Vdce0にして初期化する(ステップS31)。
制御部42は、変数nをn=0、ACバイアスVaceをVace=Vace0にして初期化する(ステップS32)。
m、Vdce、Vdc、V0、n、Vaceについては、図9、図10で説明した値と同様であるためここでの説明は省略する。
制御部42は、本処理前に印刷した印刷済み用紙2000枚の平均カバレッジが20%より大きいか否か判断する(ステップS33)。
なお、ここでは基準を「20%」としているがこれに限らない。
平均カバレッジが20%より大きい場合とは、トナーを大量に消費している場合であり、表面に外添剤の多いNewトナーが補給されている。これらのトナーは感光体11Yとの付着力も弱く、電界により移動しやすくトナー再配置電極16Yを汚しやすい傾向にある。
平均カバレッジが20%より大きくない場合(ステップS33;N)、制御部42は、トナー再配置電極16Yにトナー汚れがあるか否か判断する(ステップS34)。
トナー汚れがない場合(ステップ34;N)、制御部42は、Vdce=Vdce0+m×0.1、Vace=Vace0−n×0.05として(ステップS35)、本処理を終了する。
トナー汚れがある場合(ステップS34;Y)、制御部42は、n=n+1、Vace=Vace0−n×0.05とする(ステップS36)。
なお、ここでの他の制御方法として、制御部42はバイアス電圧におけるパルス波のデューティ比を制御するとしてもよい。具体的な制御の内容については、図9のステップS8の部分で既述した制御と同様であるためここでの説明は省略する。
制御部42は、トナー再配置電極16Yの表面に付着したトナーを除去し(ステップS37)、ステップS34に移行する。
制御部42は、ステップS34に移行後、トナー汚れが無ければステップS35を経由して本処理を終了する。
ステップS33に戻り、平均カバレッジが20%より大きい場合(ステップS33;Y)、制御部42は、トナー再配置電極16Yにトナー汚れがあるか否か判断する(ステップS38)。
トナー汚れがない場合(ステップS38;N)、制御部42は、ステップS35を経由して、本処理を終了する。
トナー汚れがある場合(ステップS38;Y)、制御部42は、m=m+1、Vdce=Vdce0+m×0.1とする(ステップS39)。
制御部42は、トナー再配置電極16Yの表面に付着したトナーを除去して(ステップS40)、ステップS38に移行する。
制御部42は、ステップS38に移行後、トナー汚れが無ければステップS35を経由して本処理を終了する。
表2及び表3を参照して、性能確認テストについて説明する。
性能確認テストにおける実施例及び比較例の共通条件を下記表2に示す。
Figure 2010256383
<実施例>
実施例では、用紙1000枚を印刷する毎に上記図9〜図11で説明してきた電極条件設定処理を行い、用紙5000枚を印刷するまでのトナー再配置電極16Yの印加電圧を制御した。
印刷済み用紙5000枚の平均カバレッジが5%になるようにした場合(テスト1)と、印刷済み用紙5000枚の平均カバレッジが30%になるようにした場合(テスト2)の2パターンで性能確認テストを行った。
<比較例>
比較例では、用紙5000枚を印刷するまでにトナー再配置電極16Yの印加電圧は制御しなかった。
上記実施例と同様、テスト1とテスト2の2パターンで性能確認テストを行った。
性能確認テストの結果は、下記表3の通りである。
Figure 2010256383
表3に示すように、テスト1の低カバレッジ印刷の場合、実施例及び比較例ともに用紙に形成された画像に掃き寄せ、ノイズは確認されなかった(〇評価)。
なお、目視によって部分的又は全体的に掃き寄せやノイズが確認できた場合は掃き寄せ又はノイズありとして評価し(×評価)、全く確認できなかった場合は掃き寄せ又はノイズなしとして評価した(〇評価)。
テスト2の高カバレッジ印刷の場合、実施例では用紙に形成された画像に掃き寄せ、ノイズは確認されなかった(〇評価)。
一方、比較例では用紙に形成された画像に掃き寄せ、ノイズが確認された(×評価)。
以上のように、本実施形態によれば、トナー再配置電極16Yに付着したトナー量(トナー汚れ)又は感光体11Yに現像されたトナー像の濃度分布(濃度傾き又は掃き寄せ)に基づいて、トナー再配置電極16Yに印加する印加電圧のACバイアス又はDCバイアスを効率的に制御することができ、この結果、画質劣化を防止し得る。
また、予め定められた回数だけACバイアスを制御し、トナー汚れの改善が見込まれないと判断した場合はDCバイアスを制御することができる。制御先を効率的に切り替えるため、制御時間の短縮を図ることができ、かつ画質劣化を防止し得る。
また、予め定められた電圧値だけACバイアスを制御し、トナー汚れの改善が見込まれないと判断した場合はDCバイアスを制御することができる。制御先を効率的に切り替えるため、制御時間の短縮を図ることができ、かつ画質劣化を防止し得る。
また、トナー再配置電極16Yに付着したトナー汚れが予め定められた値よりも大きくない場合はACバイアスを制御し、大きい場合はDCバイアスを制御するように切り替えることができる。制御先を効率的に切り替えるため、制御時間の短縮を図ることができ、かつ画質劣化を防止し得る。
また、感光体11Yに現像されたトナー像の濃度傾き又は掃き寄せ量が予め定められた値よりも大きくない場合はACバイアスを制御し、大きい場合はDCバイアスを制御するように切り替えることができる。制御先を効率的に切り替えるため、制御時間の短縮を図ることができ、かつ画質劣化を防止し得る。
また、直近から過去分までの間に印刷された用紙の平均カバレッジが予め定められた値よりも大きくない場合はACバイアスを制御し、大きい場合はDCバイアスを制御するように切り替えることができる。制御先を効率的に切り替えるため、制御時間の短縮を図ることができ、かつ画質劣化を防止し得る。
また、トナー汚れが発生した場合、バイアス電圧におけるパルス波のデューティ比を制御するとしてもよい。トナーがトナー再配置電極16Yに移動しにくくなり、トナー汚れを防止することができる。
また、トナー再配置電極16Yに付着したトナーを除去するクリーニングパッド15Yを備えることで、画質劣化を防止することができる。
10 画像形成装置
20 像担持体ユニット
11Y 感光体
14Y 現像装置
15Y クリーニングパッド
16Y トナー再配置電極
17Y IDCセンサ
41 電圧印加装置
42 制御部

Claims (10)

  1. 移動する潜像担持体に現像されたトナー像に電界を印加することにより、当該トナー像のトナーの再配置を行うトナー再配置電極と、
    前記潜像担持体に現像されたトナー像のトナー量を検出するトナー検出手段と、
    前記トナー検出手段により検出されたトナー量に基づいて前記トナー再配置電極に付着したトナー量又は前記潜像担持体に現像されたトナー像の濃度分布を算出し、当該算出されたトナー量又は濃度分布に基づいて、前記トナー再配置電極に印加する印加電圧のAC成分又はDC成分を制御する制御部と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記算出されたトナー量又は濃度分布に基づいて、予め定められた回数だけ前記印加電圧のAC成分を制御し、当該予め定められた回数だけAC成分を制御した後もなお前記トナー再配置電極にトナーが付着する場合、前記印加電圧のDC成分を制御する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記算出されたトナー量又は濃度分布に基づいて、予め定められた電圧値だけ前記印加電圧のAC成分を制御し、当該予め定められた電圧値だけAC成分を制御した後もなお前記トナー再配置電極にトナーが付着する場合、前記印加電圧のDC成分を制御する請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記算出されたトナー量に基づいて、前記トナー再配置電極に付着したトナー量が予め定められた値よりも多いか否かを判断し、多くない場合は前記印加電圧のAC成分を制御し、多い場合は前記印加電圧のDC成分を制御する請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記算出された濃度分布に基づいて、前記潜像担持体に現像されたトナー像に濃度傾き又は掃き寄せ量が予め定められた値よりも大きいか否か判断し、大きくない場合は前記印加電圧のAC成分を制御し、大きい場合は前記印加電圧のDC成分を制御する請求項1〜4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、直近から予め定められた過去分までの間に印刷された用紙の平均カバレッジを算出し、当該算出された平均カバレッジに基づいて、前記印加電圧のAC成分又はDC成分を制御する請求項1〜5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記印加電圧におけるパルス波のデューティ比を制御する請求項1〜6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記トナー再配置電極に付着したトナーを除去するトナー除去手段を更に備えた請求項1〜7の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. トナー像を担持するための像担持体と、前記トナー像のトナーの再配置を行うためのトナー再配置電極と、前記トナー像のトナー量を検出するためのトナー検出手段と、が同一のケーシング内に収納されており、
    前記トナー再配置電極は、前記ケーシング外に設置される電圧印加装置と接続され、
    前記トナー検出手段は、前記ケーシング外に設置される制御部と接続される像担持体ユニット。
  10. 前記トナー再配置電極に付着したトナーを除去するトナー除去手段を更に備えた請求項9に記載の像担持体ユニット。
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