JP2010255203A - 耐力フレームの構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸組構造体に作用する水平荷重を、主として水平な接合面の面圧方向で受ける分割された耐力フレーム等を提供する。
【解決手段】第1の柱材4と、略三角形状の三角フレーム体5とをボルト6にて結合することにより形成される耐力フレーム1である。第1の柱材4は、その長さ方向の略中央部に、側方に突出しかつ下面が水平な第1取付面10をなす上の受け金物7と、該上の受け金物の前記第1取付面10と向き合いかつその下方に位置する水平な第2取付面11を有する下の受け金物8とを具える。三角フレーム体5は、第2の柱材12と、上斜材13と、下斜材14と、上斜材13と下斜材14とを継ぐ継ぎ部材15とを含む。ボルト6は、上側ボルト6Aと下側ボルト6Bとを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄骨軸組構造の建築物の耐力壁として用いられる耐力フレームの構造に関する。
従来より、鉄骨軸組構造の建築物、とりわけ規格化住宅等の低層建築物において、種々の耐力フレームが提案されている(例えば下記特許文献1ないし2参照)。
特許文献1には、矩形枠内に斜材を架設して構成した耐力壁フレームが記載される。この耐力壁フレームは、矩形枠が上下の梁間、又は梁と土台間に配設されて建物の垂直荷重を支持するための構造材により構成される。また、前記斜材は、両端部を矩形枠に架設して取付けられたブレース本体と、ブレース本体の軸方向変位を許容しつつその面外変形を拘束するための拘束部材とからなるアンボンドブレースが用いられている。
また、特許文献2では、鉄骨軸組構造物に用いる筋交いフレームとして、両側に平行配置する鋼管製の縦柱材と、両側の縦柱材間に上下で逆傾斜に配置された鋼管製の筋交い材と、一方縦柱材の上下中間位置に筋交い材を結合するホルダー金具とを有するものが記載されている。また、ホルダー金具は、縦方向の長孔を有し、この長孔にボルトを通して前記縦柱材の垂直面に接合されている。
特開2007−332570号公報 特許第3963222号公報
しかしながら、上記特許文献1の筋交いフレームでは、縦柱材の垂直面にホルダー金具が接合されている。このため、軸組構造体に水平荷重が作用した場合、この垂直な接合面に大きなせん断力が作用し、縦柱材とホルダー金具との位置ずれが生じ十分な耐力を発揮できない他、ボルトにも大きなせん断力が作用して折損等のおそれがある。従って、耐久性においてもさらなる改善の余地がある。
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、耐力フレームを、基礎と梁との間の上下空間等をのびる第1の柱材と、前記第1の柱材に向かって凸となる略三角形状の三角フレーム体とに分割し、かつ、三角フレームと第1の柱材とを水平な接合面で接合することを基本として、軸組構造体に作用する水平荷重を、主として水平な接合面の面圧方向で受けることにより、両部材の位置ずれを防止しかつ耐久性を向上させ得る耐力フレームの構造を提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、基礎とその上をのびる梁との間の上下空間、又は上下の梁間の上下空間に架設される耐力フレームの構造であって、前記上下空間をのびる第1の柱材と、前記第1の柱材に向かって凸となる略三角形状の三角フレーム体とをボルトにて結合することにより形成され、前記第1の柱材は、その長さ方向の略中央部に、側方に突出しかつ下面が水平な第1取付面をなす上の受け金物と、該上の受け金物の前記第1取付面と向き合いかつその下方に位置する水平な第2取付面を有する下の受け金物とを具え、前記三角フレーム体は、前記第1の柱材と平行に前記上下空間をのびる第2の柱材と、一端がこの第2の柱材の上端側に固定されかつ他端側が第1の柱材に向かって下降する傾斜を有する上斜材と、一端が第2の柱材の下端側に固定されかつ他端側が第1の柱材に向かって上昇する傾斜を有する下斜材と、前記上斜材の他端と前記下斜材の他端とを継ぐ継ぎ部材とを含み、前記ボルトは、互いに向き合わせて配した前記継ぎ部材の上端面と前記上の受け金物の第1取付面とを締結する上側ボルトと、互いに向き合わせて配した前記継ぎ部材の下端面と前記下の受け金物の第2取付面との間を締結する下側ボルトとを含むことを特徴とする耐力フレームの構造である。
また請求項2記載の発明は、前記上斜材及び下斜材が、アンボンドブレース材である請求項1記載の耐力フレームの構造
本発明の耐力フレームでは、三角フレーム体の継ぎ部材は、上下の受け金物の水平な第1、第2取付面に固定されるとともに、継ぎ部材の上端面と第1取付面との間及び/又は継ぎ部材の下端面と第2取付面との間をボルトにて締結している。従って、第1の柱材と、三角フレーム体とは、軸組構造体に作用する水平荷重を水平な第1、第2の取付面の面圧方向で受けることができる。従って、垂直面で荷重を受ける場合に比べて、接合面でのせん断力の作用がきわめて小さく、両部材の位置固定をより確実として滑りによる位置ずれやボルトの折損等を効果的に防止でき、軸組構造体の耐久性をも向上しうる。
本実施形態の耐力フレームを用いた軸組構造体の正面図である。 その斜視図である。 図2の分解図である。 図2の要部拡大図である。 図1の断面図である。 アンボンドブレースの実施形態を示す斜視図である。 図6のA−A断面図である。 図6のA−A断面図である。 図6のA−A断面図である。 (a)〜(c)は耐力フレームの施工方法を説明する部分正面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1〜3に示されるように、本実施形態の耐力フレーム1は、基礎2と、該基礎2に沿ってその上を水平にのびる梁3との間の上下空間Sに架設されることにより、例えば鉄骨軸組構造住宅の1階の軸組構造体F1の一部を構成している。
前記耐力フレーム1は、前記上下空間Sをのびる第1の柱材4と、壁と対向した正面視において第1の柱材4に向かって凸となる横向きの略二等辺三角形状の三角フレーム体5とをボルト6にて結合することにより形成される。このように、耐力フレーム1を分割して構成することにより、現場への運搬性を向上できる。
前記第1の柱材4は、断面角パイプ状の鉄骨柱からなり、その下端は略箱状をなす取付金物B1を介して基礎2から突出するアンカーボルト2aを固定される。なお、基礎2と取付金物B1との間に土台等が介在しても良い。
また、第1の柱材4の上端には、略水平な板材からなる取付プレートB2が固着される。そして、この取付プレートB2は、コーナ金物Cにボルトにて固定されるととともに、該コーナ金物Cに前記梁3の一端がボルトにて固定される。なお、コーナ金物Cは、梁3と剛固定されるので梁3の一部をみなすことができる。
また、図4及び図5に拡大して示されるように、第1の柱材4には、その長さ方向の略中央部に、側方に突出する上の受け金物7と、下の受け金物8とが上下に距離を隔てて設けられる。
上の受け金物7は、第1の柱材4の三角フレーム体5側を向く柱面に溶接にて固着された一対の側板部7a、7aと、該側板部7aの下面に溶接にて固着されかつ三角フレーム体5を支持する略水平な板状の受け部7bとから構成される。この受け部7bには、略中央部に透孔9が形成されるとともに、受け部7bの下面は、実質的に水平な第1取付面10が形成される。
同様に、下の受け金物8も、第1の柱材4の三角フレーム体5側を向く柱面に溶接にて固着された一対の側板部8a、8aと、該側板部8aの上面に溶接にて固着されかつ三角フレーム体5を支持する略水平な板状の受け部8bとから構成される。受け部8bにも、略中央部に透孔9が形成されるとともに、受け部8bの上面は、実質的に水平をなす第2取付面11が形成される。この第2取付面11は、上の受け金物7の前記第1取付面10と向き合いかつその下方に位置する。
前記三角フレーム体5は、図1〜3に示したように、第2の柱材12と、上斜材13と、下斜材14と、継ぎ部材15とを予め工場等で一体に固着して略三角形状に構成される。
前記第2の柱材12の下端側には、第1の柱材4と同様、アンカーボルト2aに固着するための取付金物B1が予め固着されるとともに、上端側には梁3にボルト固定するための取付プレートB2が固着されている。
前記上斜材13は、一端13aが第2の柱材12の上端側に固定されるとともに、他端側が第1の柱材4に向かって下降する傾斜を有する。また、下斜材14は、一端14aが第2の柱材の下端側に固定されるとともに、他端14b側が第1の柱材4に向かって上昇する傾斜を有する。本実施形態において、これらの各斜材13、14には、引張力のみならず圧縮力が作用した場合でも大きく座屈することなく十分な耐変形抵抗性を示すいわゆるアンボンドブレース(座屈拘束ブレース)20が採用される。
図6には、上斜材13に用いられるアンボンドブレース20の一実施形態の斜視図を示す。また、図7〜9には、図6のA−A、B−B及びC−Cの各断面図を示す。
前記アンボンドブレース20は、前記軸組構造体F1の壁面(垂直構面)に沿ってのびかつ軸力を負担するブレース芯材22と、このブレース芯材22の両側に添設されかつブレース芯材22を補強して座屈を防止する溝型鋼からなる一対の内補剛材23、23と、前記ブレース芯材22及び内補剛材23に外挿されて両者を密に束ねるとともにブレース芯材22を補強する角筒状の外補剛材24とを含んで構成される。
前記ブレース芯材22には、例えば、炭素鋼、ステンレス鋼又は合金鋼など各種の鉄鋼材料を採用できるが、好ましくは極低降伏点鋼等が望ましい。極低降伏点鋼は、一般鋼(例えばSM490やSS400)に比べると約1/4〜1/3の降伏点しか持たないが、伸びに関しては50%以上と非常に優れた性能を発揮できる。また、ブレース芯材22には、内補剛材23ないし外補剛材24との摩擦を軽減するために、表面がめっき仕上げされても良い。本実施形態のブレース芯材22は、例えば断面矩形状の長尺板状をなし、一例として幅が20〜100mm程度、厚さが例えば3〜15mm程度で構成される。
前記一対の内補剛材23は、ウエブ23aと、その両側から張り出す一対のフランジ23bとを有する溝型鋼からなり、各ウエブ23aを背中合わせで向き合わせかつそれらの間でブレース芯材22を挟むように外補剛材24の内部に配置される。なお、内補剛材23と外補剛材24とはかしめ又は溶接等の固着手段により一体化させるのが良い。但し、内補剛材23は、このような背中合わせの配置に限定されるものではなく、例えば逆向きに配置されても良いのは言うまでもない。また、ブレース芯材22は、アンボンドブレース20に軸力が作用したときの変形により、内補剛材23及び外補剛材24に対して相対的に移動しうる。なお、内側補剛23及び外補剛材24の組立体は、ブレース芯材22の軸力支持機能を損なわないように、その一部がスポット溶接等でブレース芯材22に溶接されても良い。これにより、両者の位置ズレを防止できる。
また、前記ブレース芯材22及び内補剛材23は、それぞれ両端部が外補剛材24からはみ出す延出部22A、23Aを有する。本実施形態では、このブレース芯材22の延出部22Aに、内側補剛23がブレース芯材22から離間するのを防止する端部拘束手段25が設けられる。
前記端部拘束手段25は、例えば図9に示されるように、前記延出部22A、23Aにおいて、内補剛材23を覆ってブレース芯材22からの離間を防いで拘束する一対の溝型部材26によって構成される。
即ち、溝型部材26は、ウエブ26aと、その両側から張り出す一対のフランジ部26bとを有し、その溝部分で内補剛材23を覆うとともに前記フランジ部26bがブレース芯材12に溶接にて固着されている。なお、内補剛材23は、拘束部材26により、ブレース芯材12から離間する向きの移動が拘束されるが、拘束部材26に対してスライド可能な状態で拘束されている。
さらに、本実施形態では、一対の拘束部材26の各ウエブ26aの外面には、取付プレート28又は29が溶着されるとともに、該取付プレート28又は29が第1の柱材4又は第2の柱材12に溶接により固着される。つまり、ブレース芯材22は、取付プレート28又は29を介して第1の柱材4又は第2の柱材12に固着される。
このように構成されたアンボンドブレース20は、耐力フレーム1に外力が作用した際ブレース芯材22に引張又は圧縮変形が生じるが、特に圧縮変形時、端部拘束手段25によって、外補剛材24のないブレース芯材22の延出部22aにおいて、ブレース芯材22と内側補剛23との密着した状態を維持できる。このため、従来、弱点箇所となり易いアンボンドブレース20と竪材(第1ないし第2の柱材4、12)との接合部での面外変形(座屈)を効果的に抑制し、安定した耐荷重特性を得ることができる。
また、本実施形態では、端部拘束手段25である溝型部材26を、さらに両側から挟むように一対の取付プレート28、29が設けられている。このような取付プレート28、29は、端部拘束手段25を有効に機能させ、より確実にブレース芯材22の面外変形を抑制できる。なお、本実施形態の耐力フレーム1の斜材13、14には、アンボンドブレース以外のブレース材を採用しても良いのは言うまでもない。
前記継ぎ部材15は、上斜材13の他端13bと、下斜材14の他端14bとを継いで第2の柱材12と平行に上下にのびている。図4に示されるように、本実施形態の継ぎ部材15は、溝部を第2の柱材12側に向けた溝型の枠材15aと、この枠材15aの上端に溶着されることにより継ぎ部材15の上端面Uをなす上板15bと、枠材15aの下端に溶着されることにより継ぎ部材15の下端面Dをなす下板15cとで構成される。また、前記上板15b及び下板15cには、上下の受け金物7、8にそれぞれ設けられた透孔9と同心に揃えられる透孔16が形成される。なお、継ぎ部材15の上端面U及び下端面Dも、実質的に平坦な水平面として形成される。
また、図5に示されるように、本実施形態において、継ぎ部材15の前記上端面Uから下端面Dまでの垂直長さhは、前記上、下の受け金物7、8の第1取付面10と第2取付面11との間の垂直方向の間隙の高さHと実質的に同一か、これよりもわずかに小さく形成されている。
前記ボルト6は、上側ボルト6A及び下側ボルト6Bからなる。上側ボルト6Aは、継ぎ部材15の上板15bと上の受け金物7とを締結する。また、下側ボルト6Bは、継ぎ部材15の下板15cと下の受け金物8とを締結する。各ボルト6A、6Bは、それぞれ受け金物側から透孔9及び16に挿入され、継ぎ部材15の内側に溶着されたナットに螺着される。なお、本実施形態のボルト6A、6Bには、安価ないわゆる中ボルトを用いることができる。
以上のように構成された耐力フレーム1を用いた建築物の施工方法の一例について述べる。先ず、図10(a)に示されるように、基礎2上に第1の柱材4が固定される。また、第1の柱材4の上端にはコーナ金物Cを介して梁3が固定される。これにより、1階の軸組構造体F1の一部が構築される。
次に、図10(b)に示されるように、第1の柱材4の上、下の受け金物7、8間に、三角フレーム体5の継ぎ部材15が、上側ボルト6A及び下側ボルト6Bを用いて固定される。また、三角フレーム体5の第2の柱材12の上端及び下端は、それぞれ前記基礎2及び梁3に固定される。これにより、三角フレーム体5の第2の柱材12が、前記上下空間Sに建て込まれる。
このような耐力フレーム1は、三角フレーム体5の継ぎ部材15の上端面U及び下端面Dは、それぞれ水平な第1、第2取付面10、11と面接触して上側ボルト6A及び下側ボルト6Bで固定される。
以上のような耐力フレーム1では、図10(b)、(c)に示されるように、軸組構造体F1に水平荷重A又はBが作用した場合、第1の柱材4に対して、三角フレーム体5は相対的に上下に変位するので、第1の柱材4と、三角フレーム体5とは、軸組構造体F1に作用する水平荷重を水平な前記第1、第2の取付面10、11の面圧方向で受けることができる。これは、垂直面で軸組構造体の水平荷重を受ける場合に比べて、接合面に作用するせん断力を大幅に減じることができ、両部材4、5の位置固定をより確実とし接合面での滑りによる位置ずれを確実に防止できる。また、上記面圧方向で水平荷重を受ける結果、ボルト6A、6Bに、標準的な中ボルトなどを用いた場合でも、その折損等を効果的に防止でき低コストで軸組構造体F1の耐久性をも向上しうる。
なお、上記実施形態では、主として1階の軸組構造体F1を中心に説明したが、本実施形態の耐力フレーム1は、2階以上の階上の軸組構造体にも適用することができるのは言うまでもない。
1 耐力フレーム
2 基礎
3 梁
4 第1の柱材
5 三角フレーム体
6 ボルト
6A 上側ボルト
6B 下側ボルト
7 上の受け金物
8 下の受け金物
10 第1取付面
11 第2取付面
12 第2の柱材
13 上斜材
14 下斜材
15 継ぎ部材
20 アンボンドブレース

Claims (2)

  1. 基礎とその上をのびる梁との間の上下空間、又は上下の梁間の上下空間に架設される耐力フレームの構造であって、
    前記上下空間をのびる第1の柱材と、前記第1の柱材に向かって凸となる略三角形状の三角フレーム体とをボルトにて結合することにより形成され、
    前記第1の柱材は、その長さ方向の略中央部に、側方に突出しかつ下面が水平な第1取付面をなす上の受け金物と、該上の受け金物の前記第1取付面と向き合いかつその下方に位置する水平な第2取付面を有する下の受け金物とを具え、
    前記三角フレーム体は、前記第1の柱材と平行に前記上下空間をのびる第2の柱材と、一端がこの第2の柱材の上端側に固定されかつ他端側が第1の柱材に向かって下降する傾斜を有する上斜材と、一端が第2の柱材の下端側に固定されかつ他端側が第1の柱材に向かって上昇する傾斜を有する下斜材と、前記上斜材の他端と前記下斜材の他端とを継ぐ継ぎ部材とを含み、
    前記ボルトは、互いに向き合わせて配した前記継ぎ部材の上端面と前記上の受け金物の第1取付面とを締結する上側ボルトと、
    互いに向き合わせて配した前記継ぎ部材の下端面と前記下の受け金物の第2取付面との間を締結する下側ボルトとを含むことを特徴とする耐力フレームの構造。
  2. 前記上斜材及び下斜材が、アンボンドブレース材である請求項1記載の耐力フレームの構造
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